JP2002238656A - 液状物の塗布容器 - Google Patents
液状物の塗布容器Info
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
が詰まることのない塗布容器を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 本発明に係る液状物の塗布容器Aの代表
的な構成は、一端に先端の注出穴4から塗布液を塗布す
る管状塗布体5を有し、他端に繊維体6aを束ねた刷毛
状塗布体6を有する塗布具2と、塗布液が充填された容
器本体1と、気密軸8を有し、塗布具2の管状塗布体5
側に上下方向に冠着するキャップ3を具備し、塗布具2
を容器本体1に螺合したときに刷毛状塗布体6が塗布液
に浸漬し、キャップ3を管状塗布体5に装着する際に気
密軸8を管状塗布体5の注出穴4に挿入させることを特
徴とする。
Description
塗布液を貯蔵し、これを塗布するための塗布具を有する
液状物の塗布容器であって、特にペンと刷毛による塗布
が可能な液状物の塗布容器に関するものである。
タイプの塗布具は、例えば、特開2000-210612号公報に
示すように、塗布液が充填された塗布液タンクの先端に
先口を介してボールペンと同様のチップが取り付けられ
ており、チップの先端からその一部が臨出した状態で球
状塗布体が回転自由に抱持されている。そして、球状塗
布体をスプリングで弾発し、不使用時に、球状塗布体を
チップの内向きの先端縁に密着させ、球状塗布体とチッ
プの先端縁で弁構造を構成して塗布液が吐出しないよう
にしている。そして、使用時には、塗布液タンク内を加
圧状態にして粘度の高い塗布液を球状塗布体に供給し、
ボールペンで筆記する要領で塗布する。また、塗布体が
管状のペンタイプの塗布具は、塗布液が充填された容器
本体を押圧することで、その圧力により塗布液を吐出す
る。
合は、小さな字などをきめ細かく修正できる利点があ
る。また、最近では、マニキュア液を充填して、爪の表
面にマニキュア液で小さな模様などを描くことが行われ
ている。
が充填された容器本体にキャップが着脱自由に螺着され
るが、このキャップの裏側に繊維体を束ねた刷毛状塗布
体が先端に形成された塗布棒を取り付け、使用時にはキ
ャップを取外し、キャップを持って刷毛状塗布体で塗布
するものが多い。かかる刷毛塗りタイプの塗布具は、広
い範囲を効率良く塗布できる利点を有する。
い範囲をきめ細かく塗布することができるが、広い範囲
を効率良く塗布することができず、逆に、後者の刷毛塗
りタイプの塗布具は、広い範囲を効率良く塗布できる
が、狭い範囲をきめ細かく塗布することができない。一
方、実際の塗布作業においては、狭い範囲をきめ細かく
塗布するとともに、広い範囲も効率良く塗布する必要性
が生じることがあり、このような場合は2種類の塗布具
を用意する必要があった。
1-285413号公報に示すような構造が簡単であって、1種
類で狭い範囲をきめ細かく塗布するとともに、広い範囲
も効率良く塗布することが可能な塗布具が提案されてい
た。
来のような塗布容器は、非使用時において管状塗布体に
単にキャップをかぶせるだけであり、管状塗布体の注出
穴で塗布液が固まって注出穴が詰まるという問題点があ
った。
て注出穴が詰まることのない塗布容器を提供することを
目的とする。
に本発明に係る液状物の塗布容器の代表的な構成は、一
端に先端の注出穴から塗布液を塗布する管状塗布体を有
し、他端に繊維体を束ねた刷毛状塗布体を有する塗布具
と、塗布液が充填された容器本体と、気密軸を有し、前
記塗布具の前記管状塗布体側に上下方向に冠着するキャ
ップを具備し、前記塗布具を前記容器本体に螺合したと
きに該刷毛状塗布体が塗布液に浸漬し、前記キャップを
前記管状塗布体に装着する際に該気密軸を前記管状塗布
体の注出穴に挿入させることを特徴とする。
状塗布体を確実に密閉するために、液漏れや乾燥固化を
防止することができる。また、塗布具と容器本体との間
を回転させて着脱する螺合構造としたため、使用者は刷
毛状塗布体と管状塗布体を選択する際に、誤ってキャッ
プ若しくは塗布具を外してしまうことはない。
めに切り落とした形状とし、端面が先端に向かって細く
なるように構成することで、例えば、ネールアートのよ
うな細かい模様を描くことができる。また、斜めに切り
落とした形状とすることで面積を大きくし、前記気密軸
を挿入し易くなる。
前記キャップが前記塗布具に対して回転することを防止
する係合構造を構成することによって、塗布具を回転さ
せて容器本体から着脱する際に誤って前記キャップを回
転させても該キャップが空転することなく塗布具の着脱
を行うことができる。
物の塗布容器の第一実施形態について、図を用いて説明
する。図1は本実施形態に係る塗布容器の断面図、図2
は管状塗布体の斜視図、図3はキャップの取り外しを説
明する図、図4は管状塗布体の使用状態を説明する図、
図5は刷毛状塗布体の使用状態を説明する図である。
液を保持する塗布容器Aは容器本体1、塗布具2、キャ
ップ3から構成される。
らなり、塗布液が充填されている。首部1bには塗布具
2と螺合するための凸部1aが設けられている。
布液を塗布する管状塗布体5を有し、他端に繊維体6a
を束ねた刷毛状塗布体6を有しており、ネジキャップ部
2aの内側に切られた凸部2cを容器本体1の外周に切
られた凸部1aに螺合させて螺合して容器本体1に装着
している。また、ネジキャップ部2aの内側には、パッ
キン9が設けられ、容器本体1と塗布具2を螺合した状
態で塗布容器Aから塗布液が漏れないようにしている。
また、塗布具2は容器本体1に螺合したときに刷毛状塗
布体6が塗布液に浸漬するように繊維体6aが容器本体
1の底に到達するよう構成されている。
ン先部5cからなり、首部5bに環状凹部5dが形成さ
れ、ペン先部5cに注出穴4が形成されている。肩部5
aは中央に向かって高くなっている傾斜面を形成し、キ
ャップ3の着脱をガイドする。また、管状塗布体5は中
空になっており、内部に塗布液溜まり5fを設けてお
り、ペン先部5cを鉛直方向下向きにした状態で容器本
体1の塗布液が刷毛軸6bの周辺に形成した流動経路10
から塗布液溜まり5fに流動する。
斜めに切り落とした形状とし、注出穴4の周囲の端面5
eの断面積が先端に行くに従って小さくなるよう構成し
た。このため、より細かい模様等を描くことができる。
長さの刷毛軸6bの先端に繊維体6aを設け、容器本体
1内に塗布液が少量となった際も塗布液に浸漬できるよ
うに構成されている。
ように突起7、気密軸8を形成し、突起7の環状凸部7
aを環状凹部5dに嵌着して塗布具2の管状塗布体側に
上下方向に冠着するように構成されている。またキャッ
プ3の外周部3bは少なくとも内側に変形可能であり、
外周部3bの下端3cが肩部5aにガイドされるように
構成され、外周部3bにキャップ3着脱用のボタン3a
を設けている。
たって覆っており、ペン先部5cを密封することができ
る。かかる構成としたことにより、塗布液の漏れを確実
に防止することができる。
に注出穴4に挿入する位置に形成され、その先端は注出
穴4に挿入しやすいように尖らせた形状となっている。
8が管状塗布体5の斜め形状とした先端によりガイドさ
れて注出穴4に挿入されることとなり容易にキャップ3
を装着することができる。
状塗布体5の注出穴4に挿入するよう構成したことによ
り、キャップ時の注出穴4には塗布液が存在せず、注出
穴4で塗布液が固まって注出穴4が詰まることを防止す
ることができる。
する。
使用する際は、キャップ3の外周部3bのボタン3aを
押圧して外周部3bを内側に変形させ、外周部3bの下
端3cを肩部5aに沿って移動させることにより環状凸
部7aと環状凹部5dの嵌着を外し、キャップ3を塗布
具2の上方へ外す。
管状塗布体5を使用するペンタイプの状態とし、ペン先
部5cを鉛直方向下方に傾けると、容器本体1内のマニ
キュア液が流動経路10を通って塗布液溜まり5fに溜ま
り爪の表面にマニキュア液で小さな模様などを描くこと
ができる。かかるペンタイプの管状塗布体5は、修正具
の場合は、小さな字などをきめ細かく修正できる。
布具2を回して凸部1aと凸部2cの螺合を外し、塗布
具2を容器本体1から外す。
刷毛状塗布体6を使用する刷毛塗りタイプの状態とし、
ネジキャップ部2aを持って刷毛状塗布体6で塗布す
る。かかる刷毛塗りタイプの刷毛状塗布体6は、広い範
囲を効率良く塗布することができる。
はキャップ3の両側のボタン3aを押圧して上方向に外
すのに対し、刷毛状塗布体6を使用する際は塗布具2を
回転させて外すために、その作業が選択する塗布体によ
って違うために使用者が混乱することはない。
の他の実施形態について図を用いて説明する。図6、図
7は本実施形態に係るキャップ及び管状塗布体の先端の
断面図である。上記第一実施形態と同一の機能を有する
部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
塗布容器は、気密軸8を別部材にて形成した気密軸23と
し、突起7と気密軸23との間に管状突起22を設け、ペン
先部5cを別部材にて形成したペン先部24としたもので
ある。
とにより、キャップ3を金属として剛性を高めることが
できる。
状塗布体側にかぶせた際に、首部5bの先端に嵌合して
ペン先部24を密封する。かかる構成としたことにより、
塗布液の漏れをより確実に防止するとともに、注出穴24
aで塗布液が固まって注出穴24aが詰まることを防止す
ることができる。
等の別部材にて成形したものを首部5bの先端に取り付
けたものである。このように別部材にて成形することに
より、ストレートな管体であって先端の角を落としたペ
ン先部25、また、ストレートな管体であって先端を丸め
たペン先部26のような形状等さまざまなペン先に容易に
変更することができる。
布具2の間に互いに噛合し、両者間の回転を阻止する係
合構造であるローレット2b、3dを設けてもよい。
体1から着脱する際に誤ってキャップ3を把持して回転
させてもローレット2b、3dが噛合しているため塗布
具2を回転させることとなり、キャップ3が空転するこ
となく塗布具2の着脱を行うことができる。
軸を管状塗布体の注出穴に挿入するよう構成したことに
より、キャップ時の注出穴には塗布液が存在せず、注出
穴で塗布液が固まって注出穴が詰まることを防止するこ
とができる。
ことにより注出穴の断面積が先端に行くに従って小さく
なるよう構成した。これにより、キャップの装着時に気
密軸が管状塗布体の斜め形状とした先端によりガイドさ
れて注出穴に挿入されることとなり容易にキャップを装
着することができる。
先端の断面図である。
先端の断面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 一端に先端の注出穴から塗布液を塗布す
る管状塗布体を有し、他端に繊維体を束ねた刷毛状塗布
体を有する塗布具と、 塗布液が充填された容器本体と、 気密軸を有し、前記塗布具の前記管状塗布体側に上下方
向に冠着するキャップを具備し、 前記塗布具を前記容器本体に螺合したときに該刷毛状塗
布体が塗布液に浸漬し、 前記キャップを前記管状塗布体に装着する際に該気密軸
を前記管状塗布体の注出穴に挿入させることを特徴とす
る液状物の塗布容器。 - 【請求項2】 前記管状塗布体は先端を斜めに切り落と
した形状とし、端面が先端に行くに従って小さくなるよ
う構成したことを特徴とする請求項1に記載の液状物の
塗布容器。 - 【請求項3】 請求項1記載の液状物の塗布容器であっ
て、 前記キャップと前記塗布具の間に前記キャップが前記塗
布具に対して回転することを防止する係合構造を構成し
たことを特徴とする液状物の塗布容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001040427A JP2002238656A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 液状物の塗布容器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001040427A JP2002238656A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 液状物の塗布容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238656A true JP2002238656A (ja) | 2002-08-27 |
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ID=18903037
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2001040427A Pending JP2002238656A (ja) | 2001-02-16 | 2001-02-16 | 液状物の塗布容器 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238656A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007330814A (ja) * | 2007-09-10 | 2007-12-27 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | 液体化粧料塗布具 |
JP2013048683A (ja) * | 2011-08-30 | 2013-03-14 | Tokiwa Corp | 化粧料容器及びその製造方法 |
CN113333248A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-09-03 | 王湘乐 | 一种建筑施工瓷砖自动涂胶设备 |
Citations (3)
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JPS61106115U (ja) * | 1984-12-15 | 1986-07-05 | ||
JPH052991U (ja) * | 1991-06-28 | 1993-01-19 | ぺんてる株式会社 | キヤツプ嵌着構造 |
JP2000210612A (ja) * | 1999-01-27 | 2000-08-02 | Sailor Pen Co Ltd:The | 塗布具 |
-
2001
- 2001-02-16 JP JP2001040427A patent/JP2002238656A/ja active Pending
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Legal Events
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