JP2000177767A - 塗布容器 - Google Patents

塗布容器

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JP2000177767A
JP2000177767A JP10356471A JP35647198A JP2000177767A JP 2000177767 A JP2000177767 A JP 2000177767A JP 10356471 A JP10356471 A JP 10356471A JP 35647198 A JP35647198 A JP 35647198A JP 2000177767 A JP2000177767 A JP 2000177767A
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container
liquid
elastic member
coating
opening
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JP10356471A
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English (en)
Inventor
Makoto Kato
誠 加藤
Katsumi Saegusa
克己 三枝
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器を傾けた際に、内溶液が一度に流出する
のを防止して内溶液を効率良く必要量塗布できる塗布容
器を提供する。 【解決手段】 本発明の塗布容器10は、容器本体11
と、この容器本体11の開口部16を覆う蓋部材12
と、この蓋部材12に形成した吐出部13と、この吐出
部13の周囲に突出配設される塗布部14とを備え、か
つ吐出部13がスリットからなる。スリットは、弾性部
材に切り込みを設けることにより構成することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内溶液を注出しつ
つ塗布する塗布容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】内溶液
を注出しつつ塗布する塗布容器が、特開平10−523
92号公報に開示されている。
【0003】この塗布容器は、その注出孔の大きさが、
収容される液体の粘性や表面張力等に応じて適宜設定さ
れるが、注出孔の開口面積が大きいほど、内溶液を塗布
部にスムースに供給できる。
【0004】しかし、粘性や表面張力が低く流動性が高
い液体を収容する塗布容器は、傾けた時、注出孔から一
度に多量の内溶液が流出してこぼれ出し、塗布部に内容
液を必要量供給貯留できず、液をムダに使用することと
なる。
【0005】本発明は、容器を傾けた際に、内溶液が一
度に流出するのを防止して内溶液を効率良く必要量塗布
できる塗布容器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、吐出部の周囲
に塗布部を備え、かつ上記吐出部がスリットからなる塗
布容器を提供することで、上記目的を達成した。
【0007】
【発明の実施の形態】各実施形態の塗布容器10は、例
えば、靴下等に付着したシミ,ドロ等の部分的な汚れを
洗浄する液体洗剤を収容し、この液体洗剤の部分的な塗
布と同時のブラッシングが可能な部分塗布容器として用
いられる。
【0008】第1実施形態の塗布容器10は、図1に示
すように、液体洗剤が収容される容器本体11と、この
容器本体11の開口部16を覆うように螺合装着する蓋
部材12とからなる。蓋部材12には、平坦な先端部分
25の中央に位置して、容器本体11への押圧動作(ス
クイズ)によって液体洗剤を吐出させる吐出部13が形
成されるとともに、この吐出部13の周囲にはブラシ状
の塗布部14が蓋部材12の先端部分25から突出配設
される。
【0009】容器本体11は、樹脂製のスクイズ容器で
あって、開口部16を有する。ノズル部23の外周部に
は雄ネジが形成され、ここに蓋部材12を螺合装着する
ことにより、蓋部材12が、開口部16を覆って取り付
けられる。
【0010】蓋部材12は、中空の基端円筒部17と、
この基端円筒部17から一体として突出形成された、や
や小径の中空の導液部18とからなり、また導液部18
の外周に沿って基端円筒部17の肩部19から円筒状の
壁20が周設され、導液部18の外周面との間に液溜ま
り部21が形成される。
【0011】導液部18は、容器本体11に蓋部材12
を装着した際にノズル部23の開口部16と連通して、
液体洗剤の液流路を形成するとともに、その先端部分は
吐出部13が設けられた円形の天面部24によって閉塞
される。この、天面部24は、その表面が平坦となった
蓋部材12の先端部分25を構成し、またこの天面部2
4には、この第1実施形態の特徴部分である吐出部13
が形成される。さらに、この天面部24には、ブラシ状
の塗布部14が、吐出部13を囲むように外側に突出配
置される。
【0012】ブラシ状の塗布部14は、天面部24に植
設された、例えば樹脂製の多数の刷毛によって構成され
る。刷毛は、洗浄対象物を洗浄するに際して、注出開口
13から注出された液体洗剤を一時貯留し、ブラッシン
グ動作に応じてこれを対象物に供給し、かつ対象物に付
着した汚れを掻き落とすのに適するようにその長さや植
毛密度等を適宜選定することができる。
【0013】本第1実施形態によれば、吐出部13は、
天面部24の先端面中央部分を円形の陥没凹部26とし
て加工成形し、この陥没凹部26の中心線に沿って、幅
が0.1〜0.39mm程度の線状開口27を、スリッ
トとして設けることにより構成される。ここで、内容液
の粘度が200mPa・s程度の低い粘度の場合、線状
開口27の幅を0.1mm〜0.39mmとすること
で、転倒しても流出せず、塗布部14に必要以上の内容
液が供給されることがなく、使用時に塗布部14からの
液ダレを防止し、必要以上の内容液が流出することな
く、液のムダな使用が防止できる。
【0014】本第1実施形態の塗布容器10によれば、
容器本体11に収容される液体洗剤が、粘度が200m
Pa・ s程度の、粘度が低くまた表面張力が低い場合で
も、塗布容器10を傾けて使用する際に、液体洗剤が一
度に多量流出するのを防止しつつ効率良く塗布できる。
すなわち、同一面積の円形流出孔と比較して、線状開口
27が細長い形状のため、液体洗剤の粘度が低くとも、
塗布容器10を傾けたときに液体洗剤が一度に流出する
のを効果的に防止することができ、泥やゴミなどによる
詰まりを防ぎ、液体洗剤をスムースに排出することがで
きるので、効率良く塗布作業できる。
【0015】第2実施形態の塗布容器10の特徴部分
は、図2(a)に示すように、吐出部13が、天面部2
4の中央部分に開口形成された円形開口28と、この円
形開口28を内側から覆って配置された弾性部材29の
直径に沿って、切り込み30をスリットとして設けるこ
とで構成している。なお、吐出部13以外の構成は、上
記第1実施形態と同様なので、説明は省略する。
【0016】この第2実施形態によれば、弾性部材29
は、シリコンからなる円盤状の部材であって、弾性部材
29の周縁部が立設するとともに、中心方向に突出する
突条32が設けられて、この突条32を天面部24の円
形開口28の縁部から容器本体11側に突出する係止壁
33の外側の凹溝に嵌め込むことにより、弾性部材を、
円形開口を内側から覆って装着固定する。
【0017】また、弾性部材29は、図2(b)に示す
ように、縁のある帽子(ハット)状に形成し、この円形
の天面部に上記切り込み30をスリットとして設けるこ
ともできる。この弾性部材29によれば、その天面部分
を円形開口28に挿入して天面部24の上面に突出させ
つつその縁部34を天面部24の内側に当接係止させ、
次に、天面部24の円形開口28の周囲から容器本体1
1側に突出する係止壁31の内側の凹溝に、天面部24
との間に縁部を挟み込むようにして係止リング35を係
合することにより、弾性部材28が、円形開口28を内
側から覆って装着固定される。
【0018】本第2実施形態の塗布容器10によれば、
容器本体11をスクイズしなければ液体洗剤が流出しな
いので、容器を傾けた場合でも液体洗剤の一度の多量の
流出を容易に防止できると共に、スクイズする際の押圧
力を調整して切り込み30による液体洗剤の流出口の大
きさ及び流出量の調整を容易にでき、これによって液体
洗剤をスムースに排出して、効率良く塗布作業できる。
【0019】また、本第2実施形態の塗布容器10によ
れば、弾性部材29に設けられた切り込み30は、使用
後の復元力が早く、繰り返し使用時に便利である。
【0020】なお、本第2実施形態の塗布容器10によ
れば、弾性部材29に設けられる切り込み30は、塗布
容器10の用途やスクイズ時の最適押圧力等に応じて適
宜設計することができ、一本の直線状のみならず、複数
本の切り込みを放射状に形成したり、複数本の切り込み
を平行に設けることもできる。
【0021】さらに、図3(a),(b),(c)に示
すように、弾性部材29には、切り込み30に加えて、
切り込み30の上又は切り込み30と離れた位置に、液
流出孔36を開口形成することもできる。さらに、切り
込み30は曲線でもよい。
【0022】弾性部材29に、切り込み30に加えて液
流出孔36を設けることで、弱い押圧時(少量使用時)
には、液流出孔36から液体洗剤が流出し、強い押圧時
(多量使用時)には、切り込み30が新たな流出口を形
成して流出面積及び流出量を容易に調整することができ
る。
【0023】本発明は上記各実施形態に限定されること
なく、線状開口27は、必ずしも陥没凹部を介して設け
る必要はなく、また弾性部材29は、円形開口28を内
側からのみならず、外側から覆って設けることもでき
る。
【0024】
【発明の効果】本発明の塗布容器によれば、容器を傾け
た際に、内溶液が一度に流出するのを防止して内溶液を
効率良く塗布してゆくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る塗布容器の要部拡
大断面図である。
【図2】(a)及び(b)は、本発明の第1実施形態に
係る塗布容器の要部拡大断面図である。
【図3】(a)〜(c)は、切り込みが設けられた弾性
部材の他の形態を示す平面図である。
【符号の説明】
10 塗布容器 11 容器本体 12 蓋部材 13 吐出部 14 塗布部 16 開口部 24 天面部 25 先端部分 26 陥没凹部 27 線状開口(スリット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AA24 AB01 BA01 CA01 CB02 DA01 DB12 FA09 FB01 GA04 GB04 KB01 LB02 LD13 LD16 LF09 LG01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、該容器本体の開口部を覆う
    蓋部材と、該蓋部材に形成した吐出部と、該吐出部の周
    囲に配設した塗布部とを備え、かつ上記吐出部がスリッ
    トからなる塗布容器。
  2. 【請求項2】 上記スリットが、弾性部材に切り込みを
    設けて形成される請求項1記載の塗布容器。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材には、上記切り込み上又は
    切り込みと離れた位置に、液流出孔が開口形成さている
    請求項3記載の塗布容器。
JP10356471A 1998-12-15 1998-12-15 塗布容器 Pending JP2000177767A (ja)

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