JP2002238633A - ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口金 - Google Patents
ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口金Info
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Abstract
開いた状態を固定できて、その開口部の広さが不本意に
変化することを防止できるハンドバッグ等袋物の口金用
連結金具を提供する。 【解決手段】 前後一対の枠3,4で構成する口金1に
おける一方の枠3の端部に接合するための取付基板9を
有する雌体6と、他方の枠4の端部に接合するための取
付基板17を有する雄体7とを具え、その雌体6と雄体
7を同一軸10を中心として互いに回動自在に組み付
け、かつ、その雌体6と雄体7とに互いに向き合う係止
面12,19を設けて、その雌体6の係止面12と雄体
7の係止面19とをスプリング21の力で接触させ、そ
の雌体6の係止面12における軸10を中心とする円周
方向の複数箇所に係止凹部13を設けるとともに、雌体
6に対し雄体7を回動させることにより上記の雌体6に
おける任意の係止凹部13に対し係脱可能な係止凸部2
0をその雄体7の係止面19に設けたことを特徴とす
る。
Description
物の口金用連結金具及び口金に関する。
に回動自在に連結して、その前後の枠の間を開閉自在と
したハンドバッグ等袋物の口金が存在する。この種の口
金はハンドバッグ等袋物の開口部に取付けて、前後の枠
の間を開閉することによって袋物の開口部も開閉可能と
している。従来のこの種の口金を使用したハンドバッグ
等袋物は、その開口部を開いて物を出し入れする場合
に、その開口部の広さが変化しやすくて、その開口部が
広くなり過ぎて袋物の内部に収納した物がこぼれ落ちた
り、逆に開口部が狭くなりすぎて袋物の内部に物を入れ
にくくなる等の問題があった。
ドバッグ等袋物の開口部を適宜な広さに開いた状態を固
定できて、その開口部の広さが不本意に変化することを
防止できるハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口
金の提供を課題とする。
に、本発明のハンドバッグ等袋物の口金用連結金具は、
前後一対の枠3,4で構成する口金1における一方の枠
3の端部に接合するための取付基板9を有する雌体6
と、他方の枠4の端部に接合するための取付基板17を
有する雄体7とを具え、その雌体6と雄体7を同一軸1
0を中心として互いに回動自在に組み付け、かつ、その
雌体6と雄体7とに互いに向き合う係止面12,19を
設けて、その雌体6の係止面12と雄体7の係止面19
とをスプリング21の力で接触させ、その雌体6の係止
面12における軸10を中心とする円周方向の複数箇所
に係止凹部13を設けるとともに、雌体6に対し雄体7
を回動させることにより上記の雌体6における任意の係
止凹部13に対し係脱可能な係止凸部20をその雄体7
の係止面19に設けたことを特徴とする、という構成を
採るものである。
のハンドバッグ等袋物の口金は、取付基板9を有する雌
体6と、同じく取付基板17を有する雄体7とを同一軸
10を中心として互いに回動自在に組み付け、かつ、そ
の雌体6と雄体7とに互いに向き合う係止面12,19
を設けて、その雌体6の係止面12と雄体7の係止面1
9とをスプリング21の力で接触させ、その雌体6の係
止面12における軸10を中心とする円周方向の複数箇
所に係止凹部13を設けるとともに、雌体6に対し雄体
7を回動させることにより上記の雌体6における任意の
係止凹部13に対し係合可能な係止凸部20をその雄体
7の係止面19に設けて成る口金用連結金具5を形成し
て、その口金用連結金具5の雌体6の取付基板9を前後
一対の枠3,4における一方の枠3の端部に接合すると
ともに、その雄体7の取付基板17を他方の枠4の端部
に接合したことを特徴とする、という構成を採るもので
ある。
形態について説明する。まず、図1は本発明の口金1を
ハンドバッグ2に取付けた状態を示したものである。口
金1は前後一対の枠3,4によって構成し、それら前後
の枠3,4の両端を互いに回動自在に連結している。し
たがって、前後の枠3,4は両端連結部以外の箇所を互
いに前後方向へ開閉自在である。なお、前後の枠3,4
はそれぞれ両端連結部以外の箇所にハンドバッグ等袋物
の生地の端縁部を挿着する溝を設けている。
連結金具5を介して互いに回動自在に連結することがで
きる。なお、前後の枠3,4の一端のみに連結金具5を
用いる構造にすることも可能である。連結金具5は、図
2及び図3に示すように、雌体6と雄体7とによって構
成する。雌体6は、筒状体8と取付基板9とを一体的に
形成して、その筒状体8の中心部に軸10を貫通可能な
孔11を設け、また、筒状体8の一端面を係止面12と
なして、その係止面12における孔11を中心とする円
周上の複数箇所に係止凹部13を設けることができる。
なお、複数の係止凹部13の間は凸部14にして、すな
わち、係止凹部13と凸部14を円周方向へ交互に設け
た形状、換言すれば、孔11を中心として係止凹部13
と凸部14を交互に放射状に設けた形状にすることがで
きる。また、取付基板9にはネジやリベット等による接
合を可能とする接合孔15を設けることができる。
3に示すように、筒状体16と取付基板17とを一体的
に形成して、その筒状体16の中心部に軸10を貫通可
能な孔18を設け、また、筒状体16の一端面を係止面
19となして、その係止面19に中心部を通って横断す
る係止凸部20を設けることができる。なお、係止面1
9には孔18を中心として複数の係止凸部20を放射状
に設けることも可能である。また、筒状体16の内部に
スプリング21を収容可能とし、取付基板17にはネジ
やリベット等による接合を可能とする接合孔22を設け
ることができる。
6と雄体7を組み付けた状態を示したものである。雌体
6と雄体7は互いに筒状体8,16の一端面である係止
面12,19どうしを向き合わせて接触させ、かつ、雌
体6の中心部の孔11と雄体7の中心部の孔18とに軸
10を貫通させて雌体6と雄体7を互いに回動自在とな
し、かつ、その軸10を雄体7の内部に収容したスプリ
ング21に通して、そのスプリング21に軸10の両端
を外側方向へ引っ張るように作用させて、雌体6と雄体
7の係止面12,19どうしがそのスプリング21の力
で圧接するように組み付けることができる。なお、軸1
0にはリベットなどを使用することも可能である。そし
て、連結金具5の雌体6の取付基板9を口金1の一方の
枠3の端部に接合するとともに、雄体7の取付基板17
を口金1の他方の枠4の端部に接合することができる。
に係止面12,19どうしを向き合わせて接触させる
が、このとき、雄体7の係止凸部20を雌体6の任意の
係止凹部13に係合させることができる。そして、雌体
6と雄体7を相互に回動させることによって係止凸部2
0を係合させる係止凹部13を変えることができ、それ
により、雌体6の取付基板9を接合した一方の枠3と、
雄体7の取付基板17を接合した他方の枠4の開き角度
を調整することができる。
係止凹部13の係合位置の変化による口金1の枠3,4
の開き角度(雌体6の取付基板9と雄体7の取付基板1
7の開き角度と同一になる)の変化を示すものである。
すなわち、図6の(A)に示すように、雌体6の複数の
係止凹部13においてaとdの位置(aとdは一直線上
に位置している)に係止凸部20を係合させると口金1
の枠3,4を全閉状態とすることができ、又、図6の
(B)に示すように、bとeの位置(bとeも一直線上
に位置している)に係止凸部20を係合させると口金1
の枠3,4を半開状態とすることができ、さらに、図6
の(C)に示すように、cとfの位置(cとfも一直線
上に位置している)に係止凸部20を係合させると口金
1の枠3,4を全開状態とすることができる。なお、雌
体6に設ける係止凹部13の数は自由であり、その数を
増やせば、もっと細かい角度で枠3,4の開き角度を調
整することができる。
場合、雌体6の係止面12と雄体7の係止面19とが摺
接していて、雄体7の係止凸部20は雌体6の係止凹部
13と係止凹部13の間に存在する凸部14を乗り越え
ねばならないので、その乗り越えをスムースに行なえる
ように、係止凸部20と凸部14の周方向における両側
の側面を曲面又は斜面にすることが望ましい。
結金具及び口金は、口金1の前後の枠3,4の端部に取
付けた連結金具5の雌体6と雄体7とを相互に回動させ
てハンドバッグ等袋物の開口部を適宜な広さに開いた状
態で、その雌体6の係止凹部13に雄体7の係止凸部2
0を係合させることによりその状態を固定できて、開口
部が不本意に開き過ぎることがないので、開口部から中
身がこぼれ落ちることを防止でき、又、逆に開口部が不
本意に狭まることがないので、袋物の内部へ物を入れに
くくなることもない。また、雌体6の係止凹部13を周
方向の複数箇所に設けたので、袋物の開口部の開き具合
を自由に調整できるという利便性がある。
図である。
図である。
変化による口金の枠の開き角度の変化を示す側面図であ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 前後一対の枠3,4で構成する口金1に
おける一方の枠3の端部に接合するための取付基板9を
有する雌体6と、他方の枠4の端部に接合するための取
付基板17を有する雄体7とを具え、その雌体6と雄体
7を同一軸10を中心として互いに回動自在に組み付
け、かつ、その雌体6と雄体7とに互いに向き合う係止
面12,19を設けて、その雌体6の係止面12と雄体
7の係止面19とをスプリング21の力で接触させ、そ
の雌体6の係止面12における軸10を中心とする円周
方向の複数箇所に係止凹部13を設けるとともに、雌体
6に対し雄体7を回動させることにより上記の雌体6に
おける任意の係止凹部13に対し係脱可能な係止凸部2
0をその雄体7の係止面19に設けたことを特徴とする
ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具。 - 【請求項2】 取付基板9を有する雌体6と、同じく取
付基板17を有する雄体7とを同一軸10を中心として
互いに回動自在に組み付け、かつ、その雌体6と雄体7
とに互いに向き合う係止面12,19を設けて、その雌
体6の係止面12と雄体7の係止面19とをスプリング
21の力で接触させ、その雌体6の係止面12における
軸10を中心とする円周方向の複数箇所に係止凹部13
を設けるとともに、雌体6に対し雄体7を回動させるこ
とにより上記の雌体6における任意の係止凹部13に対
し係合可能な係止凸部20をその雄体7の係止面19に
設けて成る口金用連結金具5を形成して、その口金用連
結金具5の雌体6の取付基板9を前後一対の枠3,4に
おける一方の枠3の端部に接合するとともに、その雄体
7の取付基板17を他方の枠4の端部に接合したことを
特徴とするハンドバッグ等袋物の口金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041881A JP2002238633A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001041881A JP2002238633A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002238633A true JP2002238633A (ja) | 2002-08-27 |
Family
ID=18904255
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001041881A Pending JP2002238633A (ja) | 2001-02-19 | 2001-02-19 | ハンドバッグ等袋物の口金用連結金具及び口金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002238633A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018122986A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三機工業株式会社 | 仕分けコンベヤ |
-
2001
- 2001-02-19 JP JP2001041881A patent/JP2002238633A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018122986A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 三機工業株式会社 | 仕分けコンベヤ |
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A977 | Report on retrieval |
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