JP2002238362A - 植物支柱 - Google Patents

植物支柱

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JP2002238362A
JP2002238362A JP2001045126A JP2001045126A JP2002238362A JP 2002238362 A JP2002238362 A JP 2002238362A JP 2001045126 A JP2001045126 A JP 2001045126A JP 2001045126 A JP2001045126 A JP 2001045126A JP 2002238362 A JP2002238362 A JP 2002238362A
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plant
support
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plant support
strut
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JP2001045126A
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Kazuo Ishikawa
一夫 石川
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 風雨や経年的な使用によって、ぐらつきが生
じることなく、傾斜したり、抜けたりせずに植物を確実
に支持することができる植物支柱を提供すること。 【解決手段】 アーチ状に形成させて立設させた支柱1
1と、該支柱11の所定の高さ位置に設けられた横桟1
2と、前記支柱11の下端に設けられた土台板13とか
らなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庭や公園等で使用
される植物支柱に関する。
【0002】
【従来の技術】庭、公園等で植えられている植物の中
で、蔓性植物のように自立が困難な植物は、図12に示
すような植物支柱16を植物の茎近くに差し込み、該植
物支柱16に植物の茎の適当箇所を紐でくくりつけて植
物がこの植物支柱16に絡みついて支持されるようにし
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記植
物支柱16は、その下端部を地盤面に差し込んだだけで
あるので、時間の経過と共に土の締付けが緩み、ぐらつ
きが生じて植物支柱として役に立たなくなるという問題
点があった。また、ぐらつきが生じると、植物の重さや
風雨により植物支柱16が傾斜したり、風等で倒れたり
するという問題点があった。
【0004】そして、一度植物支柱16が傾斜すると、
再び植物支柱16を直立させるためには、植物支柱16
のみを引抜いて、再度地盤面に差し込み直さなければな
らないが、その際に植物のくくりつけを予め解いてお
き、植物支柱16を差し込み直した後に、再び植物支柱
16に植物の茎をくくりつけるか、植物が植物支柱16
に絡みついた状態で植え直さなければならないので手間
がかかるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、風雨や経年的な使用によって、ぐらつきが生じ
ることなく、傾斜したり、抜けたりせずに植物を確実に
支持することができる植物支柱を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
になされた本発明の請求項1に記載の植物支柱は、アー
チ状に形成させて立設させた支柱と、該支柱の所定の高
さ位置に設けられた横桟と、前記支柱の下端に設けられ
た土台板とからなることを特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載の植物支柱は、前記土台板
が、パンチングメタルであることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて説明する。本実施の形態にかかる植物
支柱10は、図1に示すように、アーチ状に形成させて
立設させた支柱11と、該支柱11の所定の高さ位置に
設けられた横桟12と、前記支柱11の下端に設けられ
た土台板13とからなるものである。以下、更に詳細に
説明する。
【0009】前記支柱11は、鋼管であり、図2に示す
ように、2本の支柱11aを、それぞれ中央部分で半円
形の円弧状に曲折させてアーチ形状とし、同一円周上に
直交するように立設させ、上端の重なる部分を溶接する
等して接合して形成される。支柱11の直径は、任意で
定めることができるが、植物の絡み付きを考慮して2c
m程度とすることが望ましく、図1に示すように、支柱
11の有効長さLは、支柱11の直径と同様に任意で定
めることができるが、運搬の利便性、設置時の美観等を
考慮して、200cm程度とすることが望ましい。ま
た、本実施の形態の支柱11aの曲折半径Rは、20c
m程度とし、狭小な庭等においても設置可能としてい
る。
【0010】また、前記支柱11は、図3に示すよう
に、4本の支柱11bの上部を4分の1円形の円弧状に
曲折させて、各端部どうしを合致させてから溶接する等
して接合して形成してもよい。この場合、支柱11bを
同一円周上に所定の間隔をおいて立設させることができ
れば、偶数本でなくてもよく、3本あるいは5本等の奇
数本でもよい。
【0011】更にまた、前記支柱11は、図4に示すよ
うに、4本の支柱11cの上端に、4分の1円形の円弧
状に曲折させた4個の部材を接合してアーチ形状とした
アーチ部材11dを取付けて形成してもよい。前記支柱
11cと前記アーチ部材11dとの取付けは、溶接して
接合してもよいが、ボルト・ナット等により着脱自在と
してもよい。前記支柱11cの本数も、前記支柱11b
と同様に、奇数本、偶数本を問わない。
【0012】前記横桟12は、鋼板を環状に曲折させ両
端を突合せ接続させて形成したものであり、図1、図5
に示すように、前記支柱11の外側に接するように接合
されて所定の高さ位置に4個設けられたものである。こ
の横桟12は、植物の絡み付きをよくすると共に、運搬
途中に転倒したりして支柱11が折れ曲がったり、破損
したりすることを防止している。各横桟12の取付け位
置、取付け間隔及び取付け本数は、いずれも特に限定さ
れないが、下端の横桟12は、植物支柱10の設置時に
土中に埋設されるように支柱11に取付けておく。横桟
12と支柱11との接合は、支柱11どうしの接合と同
様に溶接接合でもよいが、ボルト・ナットでもよく、ま
た、図示はしないが、支柱11に凸部または凹部を形成
し、横桟12に凹部または凸部を形成して、凸部と凹部
をそれぞれ嵌合させて接合させてもよい。なお、横桟1
2の高さは、植物の絡み付きを考慮して支柱11と同様
に2cm程度とすることが望ましい。
【0013】このとき、支柱11の表面に、図6に示す
ように、突起14を設けてもよい。これにより、植物の
茎の絡まりがよくなり、植物が支柱から滑りにくくな
り、支柱11に確実に支持される。また、支柱11だけ
でなく、横桟12にも突起14を設けて、植物を更に植
物支柱10に絡みやすくしてもよい。
【0014】前記土台板13は、その幅Wを支柱11の
幅Hの2倍程度とした正方形状の鋼板であり、図1に示
すように、前記支柱11の下端に設けられたものであ
る。なお、本実施の形態では、図7に示すように、断面
略L形の部材を略矩形に組み合わせて形成した補強部材
15を、支柱11の下端部に、支柱11を外側から囲む
ように設けている。これにより、支柱11の下端の補強
を図ることができると共に、支柱11と土台板13の接
合をより強固にすることができる。
【0015】また、図8、図9に示すように、前記土台
板13を、パンチングメタルの土台板13aとしてもよ
い。これにより、水やりや雨によって土台板13a上に
水がたまることがなく、水はけがよくなり、根腐れを防
止する。更に、前記土台板13aの穴13bに土が絡ま
るだけでなく、植物の成長と共に植物の根が穴13bを
貫通して伸長するので、土台板13aと植物の根が絡
み、植物支柱10の安定がよくなる。なお、図示はしな
いが、土台板13を、パンチングメタル13aに代え
て、メタルラスとしてもパンチングメタル13aと同様
の効果を得ることができる。
【0016】次に、上述の構成を有する植物支柱10の
使用について説明する。まず、図10に示すように、庭
や公園等での植物支柱10の設置場所の土を地盤面から
40cm程度掘り起こし、植物支柱10を掘り起こし面
に載置して土を埋め戻す。そして、図11に示すよう
に、支柱11で囲まれた空間S内の何れか1つの支柱1
1の近傍に、蔓性の植物の苗を植え付けて、その茎を支
柱11に紐でくくりつける。このとき、下端の横桟12
を、植物支柱12の設置時に土中に埋設されるように支
柱11に取付けておくと、土台板13だけでなく、この
横桟12にも土圧がかかり、植物支柱10の安定性が向
上する。最後に、土が乾燥していると土がばらばらにな
り、植物支柱10の安定性に欠き、傾いたり倒れたりし
やすくなるので、苗を植えた後は、苗及び植物支柱10
周辺に十分に水を含ませて、苗を定着させるだけなく、
土を締め固めて植物支柱10を確実に立設させる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に記載の植物支柱は、アーチ状に形成させて立設させた
支柱と、該支柱の所定の高さ位置に設けられた横桟と、
前記支柱の下端に設けられた土台板とからなるので、植
物支柱の設置時に土台板が土中に埋設され、土台板全体
に土圧がかかることにより、植物支柱を確実に立設させ
ることができるという利点がある。また、時間の経過と
共に土の締付けが緩んだとしても、土台板全体に土圧が
かかっているので、植物支柱が傾斜したり、倒れたりし
ないという利点がある。そして、植物が支柱及び横桟に
絡まりながら生育するので、植物を立体的に生育させる
ことができるという利点がある。更に、支柱によって形
成される空間内に植物を植えるので、植物の根が踏み付
けられて傷むことがないという利点がある。
【0018】請求項2に記載の植物支柱は、前記土台板
が、パンチングメタルであるので、パンチングメタルの
穴から水が下方に通過し、土台板の上面に水がたまるこ
とがないので、水はけがよくなり、植物の根腐れを防止
することができるという利点がある。また、パンチング
メタルの穴に土が絡まり、植物支柱を更に確実に支持す
ることができるという利点がある。そして、植物が成長
するに従い、植物の根がパンチングメタルの穴を通過し
て伸長し土台板に絡みつくので、植物を確実に支持する
ことができると共に植物が成長するに従って、植物の根
の土台板への絡みつきが増してゆくので、時間の経過と
共に植物支柱は、倒れにくくなるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の植物支柱を示す斜視図で
ある。
【図2】本実施形態の支柱の接合を示す図である。
【図3】他の実施の形態の支柱の接合を示す図である。
【図4】他の実施の形態の支柱の接合を示す図である。
【図5】本実施形態の支柱と横桟との接合を示す断面図
である
【図6】他の実施の形態の支柱を示す図である。
【図7】補強部材を示す斜視図である。
【図8】土台板を示す斜視図である。
【図9】本実施の形態を示す断面図である。
【図10】本実施の形態を示す断面図である。
【図11】本実施の形態を示す断面図である。
【図12】従来の植物支柱を示す断面図である。
【符号の説明】
10 植物支柱 11 支柱 12 横桟 13、13a 土台板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーチ状に形成させて立設させた支柱
    と、該支柱の所定の高さ位置に設けられた横桟と、前記
    支柱の下端に設けられた土台板とからなることを特徴と
    する植物支柱。
  2. 【請求項2】 前記土台板が、パンチングメタルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の植物支柱。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2405306A (en) * 2003-08-29 2005-03-02 Christopher Matthew Felton Plant support system
CN104885871A (zh) * 2014-03-03 2015-09-09 俞勤 一种移栽竹防倒伏装置
JP2023039719A (ja) * 2021-09-09 2023-03-22 株式会社 イケガミ フェンス枠体及び植生フェンス

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