JP2003111522A - 高設栽培装置用架台 - Google Patents

高設栽培装置用架台

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JP2003111522A
JP2003111522A JP2001397339A JP2001397339A JP2003111522A JP 2003111522 A JP2003111522 A JP 2003111522A JP 2001397339 A JP2001397339 A JP 2001397339A JP 2001397339 A JP2001397339 A JP 2001397339A JP 2003111522 A JP2003111522 A JP 2003111522A
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/02Receptacles, e.g. flower-pots or boxes; Glasses for cultivating flowers
    • A01G9/022Pots for vertical horticulture
    • A01G9/023Multi-tiered planters
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01GHORTICULTURE; CULTIVATION OF VEGETABLES, FLOWERS, RICE, FRUIT, VINES, HOPS OR SEAWEED; FORESTRY; WATERING
    • A01G9/00Cultivation in receptacles, forcing-frames or greenhouses; Edging for beds, lawn or the like
    • A01G9/12Supports for plants; Trellis for strawberries or the like

Abstract

(57)【要約】 【課題】 いちご等を育てる高設栽培装置用の架台にお
いて、運搬及び組立てが容易で、安定性に優れ、沈降も
なく、余剰水も好適に処理できるようにする。 【課題解決手段】 複数の脚架台2を適宜間隔をおいて
立設し、脚架台2間に栽培ベッド支持部材3及び樋4を
架け渡して高設栽培装置用架台1を構成する。この際、
各脚架台2は、沈降防止材10を装着したベースバー5
を地面に載置しアンカー40で固定した後、ベースバー
5上に2本の支柱部材6,6をハの字状に着脱可能に立
設し、支柱部材6,6の上端部に中央栽培ベッド形成部
材7を装着し、左右両側のサイド栽培ベッド形成部材
8,9を中央栽培ベッド形成部材7に掛止して取り付
け、各栽培ベッド形成部材7,8,9には玉受支持部材
17、31を張設すると共に各底部に樋支持部21、3
2を形成するように、組立てる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トマト等の野菜、
苺等の果物、花その他の植物を育成するための栽培ベッ
ドを地上適宜高さに設置する高設栽培装置、中でも栽培
ベッドを支持するための架台に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、苺の栽培を中心にして高設栽培が
盛んに行なわれるようになり、高設栽培用装置の規模も
益々大型化しつつある。
【0003】その一方、高設栽培用の装置は、実開平6
−75128号などに開示されているように、栽培ベッ
ドを支える脚部材の支柱を地中に埋め込み、各脚部材に
固定して脚部材間にフィルム保持パイプを2列に架け渡
し、これらフィルム保持パイプ間にプラスチックシート
を断面U字状に掛け渡し、この断面U字状内に培養土を
充填して栽培ベッドを形成する構成のものが一般的であ
った。
【0004】ところが、このような構成の高設栽培装置
は、その設置作業、特に脚部材の支柱を一つ一つ地中に
埋め込んで真っ直ぐに立設させる作業には多大の労力が
必要であり、中でも石や岩石を多く含んだ耕地での設置
作業はとくにたいへんであった。このため、特開平12
−83478号などは、長手辺に適宜間隔をおいて支柱
支持部を設けてなる接地枠と、複数の支柱と、前記支柱
支持部と同間隔をおいて支柱連結部を設けてなるシート
保持棒とを有し、接地枠の支柱支持部に支柱を着脱可能
に立設し、支柱上端部と前記支柱連結部とを着脱可能に
連結して支柱上にシート保持棒を配設してなるユニット
形式の構成が提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようなユニット形
式の高設栽培装置用架台であれば、確かに現場で簡単に
組立てることができる。しかしながら、従来提案されて
いたユニット形式の高設栽培装置用架台は、接地枠の嵩
及び重量が大きかったため、接地枠を接地場所まで運搬
するのに多くの労力が必要であろ、少人数では設置が難
しいという課題を抱えていた。
【0006】また、従来の高設栽培装置用架台において
は、次のような課題も指摘されていた。 ・脚部材が倒壊しないように長手方向及び短手方向に筋
交いを付設する作業、特に各脚部材に針金や固定金具な
どで一々固定する作業は極めて煩雑で労力が必要であっ
た。 ・地面の柔らかさなどによって一部の脚部材が沈降する
ために装置全体が傾くことがあった。 ・余分な潅水や栽培養液が地面に落下することによって
ビニルハウス内の湿度が過度に上昇し、うどんこ病など
の病気を引き起こすおそれがあった。 ・果実の自重によってランナー(茎)が折れて果肉が損
傷することがあった。
【0007】そこで本発明の第1の目的は、運搬及び組
立てが容易で、しかも安定した構造の高設栽培装置用架
台を提供することにある。第2の目的は、更に脚部材の
沈降を防ぐことができる高設栽培装置用架台を提供する
ことにある。第3の目的は、更に余った潅水や栽培養液
を好適に処理することができる高設栽培装置用架台を提
供することにある。第4の目的は、更にその自重によっ
てランナー(茎)が折れないように果実を支持すること
ができる高設栽培装置用架台を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的達成のため、
本発明は、複数の脚架台を適宜間隔をおいて立設し、脚
架台間に栽培ベッド支持部材を架け渡して構成する高設
栽培装置用架台において、その脚架台を、地面に載置す
る接地基礎部材と、この接地基礎部材上に着脱可能に立
設する支柱部材と、この支柱部材によって着脱可能に支
持される栽培ベッド形成部材とを備えるように構成する
こととした。かかる構成を備えた高設栽培装置用架台
は、接地基礎部材を地面に載置し、この接地基礎部材上
に支柱部材を立設し、この支柱部材上に栽培ベッド形成
部材を装着するようにして組立てることができるから、
従来のように大きくて重い接地枠が無くて運搬し易いば
かりか、各脚架台を独立して組立てることができるか
ら、たとえ大型の架台であっても少人数で容易に設置す
ることができる。また、地面に載置する接地基礎部材に
よって脚架台の沈降を防ぐことができる。
【0009】上記の構成において、接地基礎部材は、支
柱部材の下端部を着脱可能に立設支持し得る支柱支持受
部を備え、栽培ベッド形成部材は、支柱部材の上端部を
着脱可能に挿嵌し得る支柱装着部を備えるように構成す
ることができる。このように構成すれば、溶接、針金に
よる結着、その他特別な工具や固定具を用いないで容易
に組立てることができる。
【0010】接地基礎部材は、アンカー打ち込み孔部を
設け、当該アンカー打ち込み孔部内に倒壊防止用のアン
カー(杭)を打ち込んで接地基礎部材を地面に固定する
構成とすることができる。各脚架台を独立して固定する
ことができるから、筋交いなどを付設しなくても強度を
確保することができ容易に施工することができる。しか
も、従来のように支柱部材を地面に打ち込んでいた場合
に比べ、打ち込み自体容易であるし、打ち込む深さを調
整する必要がない点でも施工上優れている。支柱に比べ
てアンカーは引き抜き易いから、一旦固定した後の脚架
台の位置調整や解体も容易に行なうこともできる。他
方、接地基礎部材に沈降防止材装着部を設け、この沈降
防止材装着部に装着して沈降防止材を地面に沿って配設
することも可能である。このように構成すれば、各脚架
台の沈降をより一層確実に防ぐことができる。
【0011】支柱部材は、接地基礎部材上に略垂直に立
設することもできるが、2本の支柱部材をハの字状に立
設することもできる。ハの字状に支柱部材を立設するこ
とによって、接地基礎部材、支柱部材及び栽培ベッド形
成部材で三角形若しくは台形を構成することができるか
ら、各脚架台における骨組み強度を高めることができる
ほか、後述するように、中央の栽培ベッドの下側にサイ
ド栽培ベッドを設ける場合においては、サイド栽培ベッ
ドの日照を確保できる点でも優れている。
【0012】接地基礎部材に長さ調整機構を設け、接地
基礎部材の長さを調整可能とし、両支柱支持受部の間隔
を調整できる構成とすることもできる。ハの字状に支柱
部材を立設すると、支持部材の長さの変更に伴って、支
柱部材下端部間の間隔も変更するが、かかる長さ調整機
構を備えた接地基礎部材であれば、支柱部材としてのパ
イプ等を切断・加工せずとも支柱部材の下端部間の間隔
に合うように接地基礎部材の長さを調整するだけでよい
から、高設栽培装置用架台の全体高さを支柱部材の長さ
変更によって適宜高さに容易に変更することができ、適
宜好ましい高さの高設栽培装置用架台を容易かつ安価に
提供することができる。また、高設栽培装置用架台の組
立ても容易になる。
【0013】上記構成の高設栽培装置用架台において
は、栽培ベッド形成部材(実施形態における中央栽培ベ
ッド形成部材)のほかにサイド栽培ベッド形成部材を付
設することが可能であって、このサイド栽培ベッド形成
部材は、例えば、本体の左右一側に支柱部材装着部と掛
止部とを設け、当該掛止部を栽培ベッド形成部材に掛止
すると共に当該支柱部材装着部を支柱部材の中間部に装
着して着脱可能に取り付けることができるように構成す
ることができる。
【0014】栽培ベッド形成部材又はサイド栽培ベッド
形成部材、或いはこれら両方に、果実を支持する玉受支
持部材を張設すると共に、この玉受支持部材の表面部に
シート係止部を設けるように構成することが可能であ
る。栽培ベッド形成部材(サイド栽培ベッド形成部材を
含む)に玉受支持部材を張設することにより、玉受支持
部材で果実を成長させることができるから、果実の重み
でランナー(茎)が折れるのを防ぐことができる。その
際、玉受支持部材の表面部にシート係止部を設けておけ
ば、玉受シートの穴を係合させて当該シートのずれを抑
えることができる。
【0015】上記の玉受支持部材は傾斜角調整可能に構
成することもできる。傾斜角調整可能に構成すれば、日
照角度や果実の成長度に合わせて玉受部の傾斜角度を調
整することができるから果実の生育をより一層促進する
ことができる。この際、玉受支持部材を傾斜角調整可能
に構成するには、例えば、玉受部と、玉受部の基端部に
設けられ回動可能に取付可能な取付把持部と、玉受部の
中間部から適宜角度をもって長さ調整可能に突出してな
る支持腕部と、を備えるように玉受支持部材を構成する
ことができる。かかる構成の玉受支持部材であれば、取
付把持部を栽培ベッド支持部材に回動可能に取り付け、
玉受支持部材の傾斜角度を調整し、その傾斜角度に合う
ように支持腕部の長さを調整し、そして支持腕部の先端
部を栽培ベッドの横側すなわち玉受シートの外側に当接
して固定するだけで玉受支持部材を当該支持腕部で固定
支持することができるから、玉受部の傾斜角を容易に変
更することができ、また構造的にも簡単なものとするこ
とができる。但し、玉受支持部材の表面部にシート係止
部を設けないように構成することも可能であるし、ま
た、玉受支持部材を組み付けない構成とすることも可能
である。
【0016】栽培ベッド形成部材又はサイド栽培ベッド
形成部材、或いはこれら両方の底部に樋支持部を設け、
各栽培ベッドの底部に沿って樋を配設し得るように構成
することも可能である。栽培ベッドの底部に沿って樋を
配設し、余分な潅水(余剰水)や栽培養液をビニルハウ
スの室外に逃がすようにすればビニルハウス内の湿度上
昇を抑制することができ、湿度上昇による病気の発生を
防ぐことができると同時に、室内での作業負担を軽減す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施例に基づいて本発明の
実施形態について説明する。
【0018】本実施例に係る高設栽培装置用架台1(以
下「架台1」という。)は、図1に示すように、複数の
脚架台2を適宜間隔をおいて互いに平行に立設し、脚架
台2、2間に栽培ベッド支持部材3及び樋4を架け渡し
て組立てることができる。
【0019】脚架台2は、図1及び図2に示すように、
地面に載置する接地基礎部材としてのベースバー5と、
このベースバー5上に着脱可能に立設する2本の支柱部
材6、6と、これら支柱部材6、6の上端部に着脱可能
に装着される中央栽培ベッド形成部材7と、支柱部材
6、6の中間部に着脱可能に装着されるサイド栽培ベッ
ド形成部材8、9と、ベースバー5に着脱可能に装着さ
れる沈降防止材10とを備えている。
【0020】ベースバー5は、アルミニウム等の金属又
はプラスチック等から成形してなる成形体であって、図
2に示すように、適宜長さと適宜幅とを有するバー本体
11を備え、このバー本体11の長さ方向両端部付近に
は支柱部材6の下端部を着脱可能に立設支持し得る支柱
支持受部12、12を備え、バー本体11の底面部の長
手方向両側部位に短手幅方向に軸を向けた沈降防止材装
着孔部13、13を備え、バー本体11の長さ方向両端
部から中央に寄った部位に上下方向に貫通したアンカー
打ち込み孔部14、14を備えている。
【0021】次に、ベースバー5の構成について更に詳
しく説明する。
【0022】バー本体11は、図1及び図2に示すよう
に、本例では軽量化を図るべく複数の板材状部で表面及
び骨組みを構成するように形成してあるが、このような
構成に限定するものではなく、例えば中実体として形成
することも可能である。
【0023】支柱支持受部12は、本例の場合、支柱部
材6の下端部を内向き傾斜状態に立設支持し得るように
形成してあるが、支柱部材6を略垂直に立設支持するよ
うに形成することも可能である。そしてこの支柱支持受
部12は、例えば底部と筒状部とを備えた構成とするこ
とも可能であるが、更に当該筒状部内に係合部を設けて
支柱部材6と係合固定し得るように形成することも可能
である。
【0024】沈降防止材装着孔部13は、本例の場合、
バー本体11の底面部内に丸溝を設けて形成してある
が、地面に沿って沈降防止材10を装着することができ
ればこのような構成に限定するものではなく、例えば底
面部付近に地面に沿って孔部を設けるようにしてもよ
く、その際の孔部の径は、沈降防止材10が簡単に抜け
ないように沈降防止材10と同径若しくは若干径大に設
定するの好ましい。また、沈降防止材装着孔部13は、
バー本体11の長手方向に向かうように形成することも
可能であるが、本例のようにバー本体11の短手幅方向
すなわちバー本体11と交差する方向に形成すれば、沈
降防止材10の長さが短くて済むばかりか、沈降防止材
10によって脚架台2の安定性を更に高めることができ
る。
【0025】なお、このような沈降防止材装着孔部13
に装着する沈降防止材10として、本例では適宜長さの
アルミなどの金属製パイプ部材を用いているが、中実部
材を用いることも可能であるし、また、角部材その他の
形状の沈降防止材を用いることも可能である。さらに
は、プラスチック製のものを用いることも可能である。
【0026】アンカー打ち込み孔部14は、略垂直に設
けることも、若干斜めに設けることもできる。このアン
カー打ち込み孔部14に打ち込むアンカー(杭)40
は、図2に示すように、アンカー打ち込み孔部14内に
打ち込み可能であれば、特に形状関係なく現在使用され
ているアンカー(杭)を用いることができる。また、ア
ンカー(杭)の長さも適宜選択可能である。なお、図3
及び図11に示すように、各支柱支持受部12の下端部
すなわち足元に下接地台座板部12aを設け、この接地
台座板部12a内、中でも好ましくは支柱支持受部12
の外側にアンカー打ち込み孔部14を設けることもでき
る。支柱支持受部12の外側にアンカー打ち込み孔部1
4を配設することにより、アンカー(杭)40をより一
層打ち込み易くすることができる。
【0027】バー本体11の中間部に、長手方向にスラ
イドできる長さ調整機構15を設けることも可能であ
る。長さ調整機構15は、例えば、図3に示すように、
バー本体11をその長さ中間部で2つのピースに分割
し、各ピースに適宜長さの接合面部15aを設け、この
接合面部15aに複数個の調整孔15b、15b・・を
設けるようにして構成することができる。長さを調整し
て互いの接合面部15a、15aを接合し、調整孔15
b、15bにボルト、ビス等を挿通して締めることによ
り2つのピースを連結固定することができる。また、バ
ー本体11を2つのピースに分割することにより、架台
1の組立てを容易にすることができる。すなわち、地面
に固定したベースバー5に支柱部材6、6を立設し、そ
の後に各支柱部材6の上端を中央栽培ベッド形成部材7
の支柱装着部20に挿入しようとすると、支柱部材6の
長さ変更に伴ってその挿入が難しいことがある。しか
し、バー本体11が2つのピースに分割されていれば、
次のように組立てることができる。各支柱部材6の上端
を中央栽培ベッド形成部材7の支柱装着部20に挿嵌す
るする一方、各支柱部材6の下端にバー本体11の各ピ
ースを装着し、その後、ベースバー5の長さを調整しな
がら各ピースを互いに連結し、ベースバー5を地面に固
定することができ、支柱部材6の長さ如何にかかわらず
架台1を容易に組立てることができる。但し、長さ調整
機構の構成をこの例に限定するものではない。
【0028】次に、支柱部材6は、アルミニウム等の金
属又はプラスチックからなる一本の棒部材或いはパイプ
部材から構成することも可能であるが、本例の場合に
は、図3に示すように、適宜長さの2本のパイプ部材
(6A、6B)の上下端部にそれぞれ係合構造を設けて
これらパイプ部材6A、6Bを長さ方向に連結する構成
のものを使用している。なお、この支柱部材6におい
て、パイプ部材6A、6B間及びパイプ部材6Aと支柱
支持受部12との間の係合構造は、例えば、他方に挿入
して回動させれば係合するように形成することが可能で
ある。
【0029】中央栽培ベッド形成部材7は、アルミニウ
ム等の金属又はプラスチックなどから成形してなる成形
体であって、図4に示すように、正面視略H状を呈する
本体16と、この本体16の左右両側に組み付ける玉受
支持部材17、17とを備えている。
【0030】本体16は、H状の上側部を形成する凹部
18の内底部に適宜間隔をおいて栽培ベッド支持部材把
持部19A、19Aを備えると共に凹部18の左右両側
の上方突出部の上端部にも栽培ベッド支持部材把持部1
9B、19Bを備え、H状の下側部を形成する両脚部の
各脚部内には支柱部材6の上端部を着脱可能に挿嵌し得
る支柱装着部20、20を備え、両脚部に挟まれた凹部
18底面には樋4を支持するU字状の樋支持部21を備
え、凹部18の左右両側の上方突出部の外側部には上端
部から適宜下方位置に下向き¬状の爪を先端に設けてな
る係合部22、22を備え、前記両脚部の外側面には上
向き¬状の掛止受部23、23を備えている。
【0031】ここで、栽培ベッド支持部材把持部19
(19A、19B)は、弾性的に開閉可能な開口部の上
縁部に肉厚部を備えた溝状に形成してあり、開口部から
押し込むことによって栽培ベッド支持部材3をワンタッ
チで嵌着することができる。支柱装着部20は、本例の
場合、支柱部材6の上端部を外向き傾斜状態に挿嵌し得
るように斜めに形成してあるが、支柱部材6を略垂直に
挿嵌し得るように形成することも可能である。この支柱
装着部20は、単に天井部と筒状部とを備えた構成とす
ることも可能であるが、当該筒状部内に係合部を設けて
支柱部材6(パイプ部材6B)に設けた係合構造と互い
に係合するように形成することも可能である。
【0032】他方、玉受支持部材17は、図2、図4及
び図7に示すように、湾曲膨出した上面25aと平坦な
下面25bとを備えた断面下弦月の如き玉受部25を備
え、この玉受部25の基端部に栽培ベッド支持部材3に
回動可能に取付できる取付把持部26を備え、下面25
bの中間部から斜め下方基端部側に上向き¬状の爪を先
端部に設けてなる係合部27を備え、上面25a内には
適宜間隔をおいて複数のシート係止部28を備えてい
る。この玉受支持部材17は、本体16の栽培ベッド支
持部材把持部19B内に装着された栽培ベッド支持部材
3に取付把持部26を嵌着すると共に係合部27を係合
部22に係合することによって本体16に斜め下方傾斜
状に取り付けることができる。玉受支持部材17の構成
について更に説明すると、玉受部25の形状は任意に形
成可能であるが、上面が湾曲膨出していれば本体16に
組み付けた際に果実を載せ易くかつ水切りがよい点で優
れている。
【0033】取付把持部26は、弾性的に開閉可能な開
口部を下向きに設け、当該開口部の上縁部に肉厚部を設
けて溝状に形成してあり、開口部から押し込むことによ
って栽培ベッド支持部材3にワンタッチで嵌着できるよ
うにしてある。係合部27は、本体16の係合部22に
対応して設けるものであり、玉受支持部材17の支持脚
としての役割りも果たしている。シート係止部28は、
図7に示すように、¬状の突部として形成してあり、玉
受シート42に設けた孔42aをシート係止部28に係
合することにより玉受シート42のずれを防ぐことがで
きる。なお、玉受支持部材17は本体16と一体成形す
ることも可能である。
【0034】上記玉受支持部材17は、任意に角度調整
可能な構成とすることもできる。玉受支持部材17を角
度調整可能に構成するには、例えば、図8に示すよう
に、玉受部25の中間部から内側(栽培ベッド側)に所
定の角度をもって(本例では玉受部25の下面25bに
対して30〜45°をもって基端側に)長さ調整可能な
支持腕部29を突設させて構成することができる。この
際、支持腕部29は、例えば図8に示すように、平面長
板状で一端に係止突部29dを設けた伸縮腕29aと、
玉受部25の下面25bから延設し、先端(栽培ベッド
長手方向)を開口し側面に適宜間隔をおいて前記係止突
部29dを係止可能な係止孔29bを複数設けた支持腕
本体29cとを備え、支持腕本体29c内に伸縮腕29
aをスライド可能に嵌合して構成することができる。こ
のような構成の玉受支持部材17であれば、取付把持部
26を栽培ベッド支持部材3の適宜箇所に回動可能に嵌
着し、玉受部25の傾斜角度を決め、図9において破線
で示すように、決めた傾斜角度に合うように支持腕部2
9の長さを調整し、そして伸縮腕29aの先端部を栽培
ベッドの横腹部すなわち玉受シート42の外側に当接さ
せることにより玉受支持部材17を適宜角度傾斜させた
状態に固定することができる。但し、玉受支持部材の構
造は、上記例に限定されるものではない。
【0035】次に、サイド栽培ベッド形成部材8(9)
は、アルミニウム等の金属又はプラスチックなどから成
形してなる成形体であって、図4に示すように、正面視
略凹状を呈する本体30と、この本体30の左右一側に
組み付ける玉受支持部材31とを備えている。
【0036】本体30は、凹部32内の内底部に栽培ベ
ッド支持部材把持部19Cを備え、凹部32の左右両側
の上方突出部の上端部に栽培ベッド支持部材把持部19
D、19Dを備え、凹部32の外側部(支柱部材6から
見た外側)に上方突出部の上端部から適宜下方位置に下
向き¬状の爪を先端に設けてなる係合部22を備え、凹
部32の底部下面には樋4を支持するU字状の樋支持部
33を備え、凹部32の内側(支柱部材6側)には、支
柱部材6の傾斜に沿って切断した切断面34の上端部か
ら板状部35aを延設し、この延設板状部35a内に係
合孔35bを設けてなる掛止部35を備え、前記切断面
34には、上下に適宜間隔をおいて設けてなる支柱装着
部36、36を備えている。
【0037】この本体30の構成において、栽培ベッド
支持部材把持部19C及び19Dは、上記栽培ベッド支
持部材把持部19A、19Bと同様に形成してあり、ま
た同様に形成することができる。係合部22は、上記本
体16の係合部22と同様の構造である。凹部32の内
側を支柱部材6の傾斜に沿って切断面34としてあるの
は、この切断面34に沿って形成した支柱装着部36、
36を支柱部材6に装着した際に凹部32が傾かないよ
うに配設するためである。掛止部35は、本体16の掛
止受部23に対応してこれに掛止可能に形成するもので
あり、掛止受部23の位置及び形状に対応してその位置
及び形状を形成するのが好ましい。支柱装着部36は、
図5に示すように、弾性的に開閉可能な開口部を側方に
備えた溝部を、切断面34に沿って内側(支柱部材6
側)に突設するように形成してあり、開口部から押し込
むことによって支柱部材6にワンタッチで装着すること
ができるように形成してあるが、筒状に形成して支柱部
材6を挿通させるように形成することもできる。
【0038】他方、玉受支持部材31は、上記の玉受支
持部材17、18と同様の構成を備えており、また、図
4に示すように、上記の玉受支持部材17、18と同様
に本体30の左右一側に組み付けることができる。
【0039】栽培ベッド支持部材3は、本例では長尺な
金属製のパイプ部材を用いているが、プラスチック製で
あってもよいし、また、長さ方向に連結する構成のもの
でもよい。樋4は、長尺なプラスチック製の樋、或いは
プラスチックフィルム乃至シートからなる長尺な樋など
を用いることができる。また、適宜長さの樋を長さ方向
に連結して構成するものでもよい。
【0040】次に、架台1の組立て方法について説明す
る。
【0041】脚架台2の設置位置が決定したら、沈降防
止材10を装着したベースバー5を地面に載置し、アン
カー打ち込み孔部14にアンカー(杭)40を打ち込ん
でベースバー5を地面に固定する。次に、ベースバー5
の支柱支持受部12、12にそれぞれパイプ部材6Aの
下端部を挿入して固定した後、各パイプ部材6Aにパイ
プ部材6Bを連結して2本の支柱部材6をベースバー5
上にハの字状に立設する。これら各支柱部材6の上端部
を中央栽培ベッド形成部材7の支柱装着部20に挿嵌さ
せて中央栽培ベッド形成部材7を支柱部材6、6上に装
着する。
【0042】但し、バー本体11に長さ調整機構15を
設けた場合には、上述のように、各支柱部材6の上端を
中央栽培ベッド形成部材7の支柱装着部20に挿嵌する
一方、各支柱部材6の下端にバー本体11の各ピースを
装着し、その後、ベースバー5の長さを調整しながら各
ピースを互いに連結し、ベースバー5を地面に固定する
ようにして組立てることができる。
【0043】上記の如くベースバー5を地面に固定し、
支柱部材6、6を立設し、その上に中央栽培ベッド形成
部材7を取付けた後、次いで、サイド栽培ベッド形成部
材8(9)の掛止部35を中央栽培ベッド形成部材7の
掛止受部23に掛止すると共に、支柱装着部36を支柱
部材6の中間部に嵌着させてサイド栽培ベッド形成部材
8(9)を取り付ける。
【0044】このようにして複数の脚架台2を適宜間隔
をおいて独立して立設したら、各脚架台2における栽培
ベッド支持部材把持部19A、19B、19C或いは1
9Dに栽培ベッド支持部材3を把持させるようにして脚
架台2、2間に合計10本の栽培ベッド支持部材3を架
け渡す。
【0045】そして、各脚架台2の中央栽培ベッド形成
部材7及びサイド栽培ベッド形成部材8、9のそれぞれ
において、取付把持部26を栽培ベッド支持部材3に嵌
着させると共に係合部27を係合部22に係合すること
によって玉受支持部材17(31)を取り付け、更には
樋支持部21及び33のそれぞれに樋4を装着すれば架
台1を組立てることができる。
【0046】かかる構成の架台1は、複数の軽量部材を
用いて組み立てるものであり、しかもその組立てには、
溶接や針金などによる結着、その他特別な工具や固定具
を用いる固定手段が必要ないから、運搬及び組立てを容
易に行なうことができる。また、各脚架台2を順に独立
して立設させながら施工することができるから、大規模
なものであっても少人数で容易に施工することができ
る。また、ベースバー5を地面に載置すると共に、更に
アンカー40の打ち込みによって当該ベースバー5を地
面に固定して各脚架台2を立設するものであるから、従
来のように支柱を一々地面に打ち込んでいた場合に比べ
て各脚架台2の立設を容易に行なうことができる。それ
ばかりか、脚架台2を独立して立設し固定する構造であ
るから、筋交いなどを付設しなくても安定性を確保する
ことができ施工も容易であるし、更には地面に打ち込ん
だアンカー(杭)40を引き抜くことにより各脚架台3
の設置位置を容易に直すこともできる。また、ベースバ
ー5を地面に載置し、その上で沈降防止材10を地面に
沿って配設するものであるから、各脚架台2の沈降を確
実に防ぐことができ、従来のように沈降によって架台1
全体が傾くようなこともがない。また、ベースバー5上
に支柱部材6、6をハの字状に立設し、ベースバー5、
支柱部材6、6及び中央栽培ベッド形成部材7で略三
角、正確には台形状を形成する構成であるから、各脚架
台2の骨組み強度を高めることができる。更に中央の栽
培ベッド(中央栽培ベッド)と、これの下方に配設する
栽培ベッド(サイド栽培ベッド)とを垂直方向に重なら
ないように配設することができるから、サイド栽培ベッ
ドの日照を確保することができる点でも優れている。し
かも本例の場合には、中央栽培ベッド形成部材7の掛止
受部23に掛止部35を掛止し、かつ支柱装着部36を
支柱部材6の中間部に嵌着させるだけでサイド栽培ベッ
ド形成部材8、9を取り付けることができる装着の容易
さも魅力の一つである。なお、樋4はその端部をハウス
の室外に配設し、受けた水をハウス室外まで導くように
構成するのが好ましい。これによってハウス室内の湿度
が過度に高まることを防止し、うどんこ病などの生育植
物の病気を防ぐことができる。
【0047】上記構成を備えた架台1は、例えば以下の
ように構成して高設栽培装置とすることができる。
【0048】図6に示すように、中央栽培ベッド形成部
材7及びサイド栽培ベッド形成部材8、9のそれぞれに
おいて、栽培ベッド支持部材3、3間に基材シート41
を断面U字状に架け渡して基材シート41内に土壌を充
填することにより、中央及び両サイドの栽培ベッドを形
成する。そして、各玉受支持部材17及び31の上面に
玉受シート42を被着させることにより高設栽培用装置
を構成することができる。
【0049】ここで、基材シート41は、土壌を支持し
得る強度と防水性とを備えているシートであればその素
材等は任意でかまわないが、余剰水の水はけのための排
水穴を設けておくのが好ましい。
【0050】玉受シート42は、中央栽培ベッド及びサ
イド栽培ベッドでの採光を良くするために透明性の高い
シート乃至フィルム素材、或いはシート面からの乱反射
による果実への照射効率を高めるためにアルミシートな
どの反射率の高いシート乃至フィルム素材からなるシー
トを使用するのが好ましく、更に、そのシート面内には
複数の穴42aを設けておき、この穴42aをシート係
止部28に係止させるようにして玉受支持部材17(3
1)上に被着させるのが好ましい。このようにして玉受
シート42を被着すれば、玉受シート42のずれを防ぐ
ことができるほか、シート面内に設けた複数の穴42a
によって通気及び水はけを良くすることができ、例えば
シート面の温度上昇による玉焼けを防止することもでき
る。また、玉受シート42として網目状シート(ネッ
ト)を用いることができる。網目状シートであれば、上
記の如く複数の穴42aを設けなくてもシート係止部2
8に係止させて取付けることができる。
【0051】なお、基材シート41及び玉受シート42
は、図示はしないが、固定クリップを基材シート41及
び玉受シート42の上から栽培ベッド支持部材3に嵌め
込むことにより、これら基材シート41及び玉受シート
42を栽培ベッド支持部材3に固定することができる。
樋支持21及び32は、図10に示すように、フック状
突起部21A、21A及び31A、31Aをそれぞれ対
に形成し、各フック状突起部21A(31A)で樋耳部
を掛止して樋4を吊り下げるように構成することもでき
る。また、樋支持21及び32は、水が流れ易いように
樋4を一定方向に傾斜させて取付けることができるよう
に構成することもできる。
【0052】屋外に設置する場合を想定すると、プラス
チック形成部分、例えば中央栽培ベッド形成部材7やサ
イド栽培ベッド形成部材8、9などが紫外線によって劣
化するおそれがある。そこで、図11に示すように、少
なくとも中央栽培ベッド形成部材7、サイド栽培ベッド
形成部材8、9の外側を紫外線等を吸収できる耐候性シ
ート44で覆うことが好ましい。耐候性シート44は、
例えば、図11に示すように、中央栽培ベッド形成部材
7の上方突出部の上端にある栽培ベッド支持部材3に耐
候性シート44の上端を巻付固定して下方に垂らし、そ
の下端は、固定しないか、或いはサイド栽培ベッド形成
部材8、9のそれぞれの上方突出部の内側上端にある栽
培ベッド支持部材3に巻付固定するようにして取り付け
ることができる。また下方にある耐候性シート44は、
サイド栽培ベッド形成部材8、9のそれぞれの上方突出
部の外側にある栽培ベッド支持部材3に巻付固定して下
方に垂らし、その下端を固定しないか、或いはアンカー
を地面に打ち込んで固定するようにして取り付けること
ができる。なお、耐候性シート44を栽培ベッド支持部
材3に巻付固定する際には、例えば、図12に示すよう
に、断面略C形状で弾性的に開閉可能な開口部を備えワ
ンタッチで嵌着可能な固定クリップ45を用いて玉受シ
ート42と共に耐候性シート44を栽培ベッド支持部材
3に嵌着固定すればよい。なお、耐候性シート44に
は、排水及び空気が通過できるように細孔を設けておい
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る架台(玉受シート
付)の構成例を示した部分斜視図である。
【図2】 図1の架台を構成する脚架台の構成例を示し
た正面図である。
【図3】 接地基礎部材に長さ調整機構を設けた一例を
示した斜視図である。
【図4】 図2に示した脚架台の上側部分の分解状態を
示した正面図である。
【図5】 サイド栽培ベッド形成部材と支柱部材との装
着構造を示した横断面図である。
【図6】 一実施例に係る高設栽培装置の脚架台におけ
る構成例を示した正面図である。
【図7】 (A)は玉受支持部材の一例を示した上面
図、(B)はその玉受支持部材への玉受シートの被着状
態を示した部分断面図である。
【図8】 玉受支持部材を任意に角度調整可能にするた
め、玉受部の中間部から支持腕部を突設させる構成の一
例を示した正面図である。
【図9】 図8の玉受支持部材の動作態様を示した正面
拡大図である。
【図10】 図2で示した脚架台における樋支持部の変
形例を付設してなる脚架台の構成例を示した正面図であ
る。
【図11】 脚架台に耐候性シートを被覆させた状態の
一例を示した正面図である。
【図12】 耐候性シートの固定部分の構成例を拡大し
て示した断面図である。
【符号の説明】
1 高設栽培装置用架台 2 脚架台 3 栽培ベッド支持部材 4 樋 5 ベースバー 6 支柱部材 7 中央栽培ベッド形成部材 8、9サイド栽培ベッド形成部材 10 沈降防止材 11 バー本体 12 支柱支持受部 13 沈降防止材装着孔部 14 アンカー打ち込み孔部 15 長さ調整機構 15a 調整孔 16 本体 17 玉受支持部材 18 凹部 19A〜D 栽培ベッド支持部材把持部 20 支柱装着部 21 樋支持部 22 係合部 23 掛止受部 25 玉受部 26 取付把持部 27 係合部 28 シート係止部 29 支持腕部 29a 係止片 29b 係止孔 29c 支持腕本体 30 本体 31 玉受支持部材 32 凹部 32 樋支持部 34 切断面 35 掛止部 36 支柱装着部 40 アンカー 41 基材シート 42 玉受シート 43 土壌 44 耐候性シート 45 シート把持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01G 9/12 A01G 9/12 E

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の脚架台を適宜間隔をおいて立設
    し、脚架台間に栽培ベッド支持部材を架け渡して構成す
    る高設栽培装置用架台であって、 脚架台は、地面に載置する接地基礎部材と、この接地基
    礎部材上に着脱可能に立設する支柱部材と、この支柱部
    材によって着脱可能に支持される栽培ベッド形成部材と
    を備えたものである高設栽培装置用架台。
  2. 【請求項2】 接地基礎部材は、支柱部材の下端部を着
    脱可能に立設支持し得る支柱支持受部を備え、 栽培ベッド形成部材は、支柱部材の上端部を着脱可能に
    挿嵌し得る支柱装着部を備えたものである請求項1記載
    の高設栽培装置用架台。
  3. 【請求項3】 接地基礎部材上に2本の支柱部材をハの
    字状に立設する構成を備えた請求項1又は2に記載の高
    設栽培装置用架台。
  4. 【請求項4】 接地基礎部材にアンカー打ち込み孔部を
    設け、当該アンカー打ち込み孔部内にアンカーを打ち込
    んで接地基礎部材を地面に固定する構成を備えた請求項
    1〜3のいずれかに記載の高設栽培装置用架台。
  5. 【請求項5】 接地基礎部材に沈降防止材装着部を設
    け、当該沈降防止材装着部に装着して地面に沿って沈降
    防止材を配設する構成を備えた請求項1〜4のいずれか
    に記載の高設栽培装置用架台。
  6. 【請求項6】 接地基礎部材に長さ調整機構を設けてな
    る請求項1〜5のいずれかに記載の高設栽培装置用架
    台。
  7. 【請求項7】 上記栽培ベッド形成部材のほかにサイド
    栽培ベッド形成部材を備えた高設栽培装置用架台であっ
    て、 サイド栽培ベッド形成部材は、本体の左右一側に支柱部
    材装着部と掛止部とを備え、当該掛止部を栽培ベッド形
    成部材に掛止すると共に当該支柱部材装着部を支柱部材
    の中間部に装着して着脱可能に取り付ける構成を備えた
    請求項1〜6のいずれかに記載の高設栽培装置用架台。
  8. 【請求項8】 栽培ベッド形成部材又はサイド栽培ベッ
    ド形成部材、或いはこれら両方に、果実を支持する玉受
    支持部材を張設すると共に、その玉受支持部材の表面部
    にはシート係止部を設ける構成を備えた請求項1〜7の
    いずれかに記載の高設栽培装置用架台。
  9. 【請求項9】 玉受支持部材の傾斜角を調整可能に構成
    してなる請求項8に記載の高設栽培装置用架台。
  10. 【請求項10】 玉受支持部材は、玉受部と、玉受部の
    基端部に設けられ回動可能に取付可能な取付把持部と、
    玉受部の中間部から適宜角度をもって長さ調整可能に突
    出してなる支持腕部と、を備えた構成である請求項8又
    は9に記載の高設栽培装置用架台。
  11. 【請求項11】 栽培ベッド形成部材又はサイド栽培ベ
    ッド形成部材、或いはこれら両方の底部に樋支持部を備
    えた請求項1〜10のいずれかに記載の高設栽培装置用
    架台。
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