JP4668313B2 - ワイヤ配設用金具、これを用いた壁面緑化装置及び壁面緑化方法 - Google Patents
ワイヤ配設用金具、これを用いた壁面緑化装置及び壁面緑化方法 Download PDFInfo
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Description
まず、本発明のワイヤ配設用金具の実施形態について図1〜図3を参照しつつ説明する。図1は本発明の一実施形態に係るワイヤ配設用金具を示す斜視図である。また、図2は上記ワイヤ配設用金具によって2本のワイヤの交差部を保持した状態を示すものであり、同図(a)は側面図、同図(b)は平面図である。さらに、図3は上記ワイヤ配設用金具に挿通した2本のワイヤの各端部の固定状態を示す平面図である。
次に、上述した本ワイヤ配設用金具1を用いた壁面緑化装置の一実施形態について、図4及び図5を参照しつつ説明する。
本壁面緑化装置2では、壁面110の縦横方向に複数のワイヤ配設用金具1,1,1…を等間隔で固定してある。ワイヤ配設用金具1、第1及び第2ワイヤ41,42については上述のとおりであり、ここでの詳細な説明は省略する。
育成ネット60は、植物80の茎及び葉を定着させるためのものである。育成ネット60の材質としては、熱による伸縮が少なく、長年の使用により劣化しないものが好ましく、例えば、ポリエステル繊維や樹脂によって形成することができる。また、軽量化の観点から、ネットの編み目を妥当な大きさとし、縦糸部材及び横糸部材を必要最低限の本数にするとよい。
図5は上記壁面緑化装置を構成するプランター部を示すものであり、同図(a)は斜視図、同図(b)は側面断面図である。同図において、プランター部70は、容器本体71の内部に植物80を育成するための後述の手段72〜77を収容した構成となっている。
次に、本発明に係る壁面緑化方法の一実施形態について図4を参照しつつ説明する。
以上のように、本実施形態のワイヤ配設用金具1によれば、2本の大径ワイヤ(第1及び第2ワイヤ41,42)を互いに交差した状態で安定して保持することができ、壁面110に配設された複数本の大径ワイヤ全体のばたつきを効果的に防止することが可能となる。この結果、複数本の大径ワイヤを用いて広面積の壁面緑化を図ることができる。
本発明のワイヤ配設用金具、これを用いた壁面緑化装置及び壁面緑化方法は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明のワイヤ配設用金具の用途は、上記実施形態のような壁面緑化に限定されるものではなく、大径ワイヤを交差状に配設する用途に広く用いることができる。
2 壁面緑化装置
10 基部
11 ボルト挿通孔
20 ワイヤ保持部
21 ワイヤ挿通環
21a 取付孔
22 ワイヤ挿通孔
30 アンカーボルト
41 第1ワイヤ
42 第2ワイヤ
50 ワイヤクリップ
60 育成ネット
70 プランター部
71 容器
71a ワイヤ挿通部
72 断熱シート
73 主培養土
74 フィルタ部材
75 粒状部材
76 育成枠
76a 透孔
77 台座
77a 支柱
77b 保水層
80 植物
100 建物
110 壁面
W 水位
Claims (4)
- 複数本のワイヤを壁面に配設するためのワイヤ配設用金具であって、
前記壁面に直接又は間接的に固定される基部と、
前記基部に立設されたワイヤ保持部と、
前記ワイヤ保持部に所定間隔をあけて設けられた一対の環状体であり、前記壁面の一方向に配設される第1ワイヤが挿通されるワイヤ挿通環と、
前記ワイヤ保持部における各ワイヤ挿通環の間に設けられ、前記第1ワイヤと交差する方向に配設される第2ワイヤが挿通されるワイヤ挿通孔とを備え、
前記ワイヤ挿通環に挿通された前記第1ワイヤと、前記ワイヤ挿通孔に挿通された前記第2ワイヤとを交差状態で保持することが可能なことを特徴とするワイヤ配設用金具。 - 前記基部及び前記ワイヤ保持部を共に金属製プレートとするとともに、前記ワイヤ挿通環を金属製棒材からなる環状体とし、
前記ワイヤ保持部に所定間隔をあけて一対の取付孔を設け、各取付孔に前記ワイヤ挿通環をそれぞれ回動可能に取り付け、前記ワイヤ保持部における各取付孔の間に、前記ワイヤ挿通孔を設けたことを特徴とする請求項1記載のワイヤ配設用金具。 - 請求項1又は2記載のワイヤ配設用金具を用いた壁面緑化装置であって、
前記壁面に直接又は間接的に複数の前記ワイヤ配設用金具を所定間隔をあけて固定し、
各ワイヤ配設用金具の前記ワイヤ挿通環に前記第1ワイヤを挿通し、複数本の前記第1ワイヤを前記壁面の縦又は横方向に配設し、
各ワイヤ配設用金具の前記ワイヤ挿通孔に前記第2ワイヤを挿通し、複数本の前記第2ワイヤを前記壁面の横又は縦方向に配設し、
前記第1及び第2ワイヤに植物を定着させるための育成ネットを取り付け、
前記植物を植えたプランター部を配設した
ことを特徴とする壁面緑化装置。 - 請求項1又は2記載のワイヤ配設用金具を用いた壁面緑化方法であって、
前記壁面に直接又は間接的に複数の前記ワイヤ配設用金具を所定間隔をあけて固定する工程と、
各ワイヤ配設用金具のワイヤ挿通環に前記第1ワイヤを挿通し、複数本の前記第1ワイヤを前記壁面の縦又は横方向に配設する工程と、
各ワイヤ配設用金具の前記ワイヤ挿通孔に前記第2ワイヤを挿通し、複数本の前記第2ワイヤを前記壁面の横又は縦方向に配設する工程と、
前記第1及び第2ワイヤに植物を定着させるための育成ネットを取り付ける工程と、
前記植物を植えたプランター部を配設する工程と、
を含むことを特徴とする壁面緑化方法。
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JP2002034350A (ja) * | 2000-07-27 | 2002-02-05 | Sekisui House Ltd | 建物の緑化装置及び緑化用壁体 |
JP2002262673A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-17 | Tankatsu:Kk | 既設外壁面及び屋根面等の緑化工法 |
JP2005273849A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Daiko Kk | 金属線状体交差部の固定具及び金属線状体交差部の固定具を用いた網体 |
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