JP2002236504A - 制御装置および制御装置のプログラム処理方法 - Google Patents

制御装置および制御装置のプログラム処理方法

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JP2002236504A JP2001035316A JP2001035316A JP2002236504A JP 2002236504 A JP2002236504 A JP 2002236504A JP 2001035316 A JP2001035316 A JP 2001035316A JP 2001035316 A JP2001035316 A JP 2001035316A JP 2002236504 A JP2002236504 A JP 2002236504A
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浩明 藤本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者にとって、制御対象の制御プログラム
を容易にかつ迅速に作成でき、さらに制御対象を制御し
た状態で制御方法を変更できる制御装置および制御装置
のプログラム処理装置を提供する。 【解決手段】 作業者は、制御対象2を制御するブロッ
クダイアグラムを、表示手段19に表示された複数のブ
ロックから、所定のブロックを抽出して相互に接続する
ことによって作成する。ブロックダイアグラムが作成さ
れると、モデル情報作成手段50がブロック情報と接続
情報とからなるモデル情報を作成する。実行エンジン7
はモデル情報の各ブロック情報をコンピュータが処理可
能な順序に並べ替え、この並べ替えたモデル情報を第2
記憶手段5に記憶させる。関数演算手段8は、モデル情
報を参照して、各ブロック情報に対応する演算ライブラ
リ関数を第1記憶手段6から逐次読み出し演算して制御
対象2を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御対象をリアル
タイムで制御する制御装置およびプログラム処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットなどの制御対象は、リアルタイ
ム制御される必要がある。このように制御対象をリアル
タイム制御する制御装置が、たとえば特開平05−10
0728号公報および特開平08―095617号公報
に開示されている。特開平05−100728号公報に
記載の制御装置は、プログラミング言語によって記述さ
れたソースプログラムをコンパイルした実行プログラム
を制御装置にダウンロードし、この実行プログラムに従
って制御対象を制御する。また特開平08−09561
7号公報に記載の制御装置は、グラフィック表示された
演算器のシンボルマークを処理順序に並べてソースプロ
グラムを作成し、このソースプログラムをコンパイルし
た実行プログラムを制御装置にダウンロードし、この実
行プログラムに従って制御対象を制御する。
【0003】上記2件の先行技術では、制御対象の制御
方法を変更するとき、作業者が制御対象を制御するため
のソースプログラムを作成した後、作成したソースプロ
グラムをコンパイルし、このコンパイル後の実行プログ
ラムを制御装置にダウンロードする必要がある。このよ
うな先行技術の制御装置では、実行プログラムをダウン
ロードする構成であるので、このダウンロード時には制
御対象の動作を停止しなければならなかった。つまり、
制御方法をオンラインで容易にかつ迅速に変更すること
ができない。
【0004】また特開平05−100728号公報の先
行技術では、ベーシック言語やC言語などのプログラミ
ング言語を使用して、ソースプログラムを作成する必要
があるので、作業者がこれらの言語に対する知識や技能
を身につける必要がある。また制御装置の構造の知識も
要求される。
【0005】また、特開平08−095617号公報に
記載の制御装置では、前者の先行技術に比較して制御プ
ログラムの作成が容易になるけれども、作業者が、CP
Uが処理可能な制御プログラムの処理順序を考慮してシ
ンボルマークを並べる必要があるため、制御プログラム
の処理命令が増加すると、ソースプログラムの作成不良
が生じると言う問題がある。
【0006】一方、制御方法をオンラインで変更できる
制御装置が、たとえば特開平04−222026号公報
に開示されている。この先行技術の制御装置では、ソー
スプログラムの各行の命令の受信と、この各行の命令の
実行とから成る処理を逐次行う構成であるため、処理に
時間がかかると言う問題がある。
【0007】一方、制御プログラムの作成が容易で、か
つ制御方法をオンラインで変更できるプログラマブル制
御装置が、特開平06−051808号公報に開示され
ている。しかしながら、この先行技術でも作業者が、C
PUが処理可能なプログラムの処理順序を考慮してシン
ボルマークを並べる必要があるため、プログラムの処理
命令が増加すると、ソースプログラムの作成不良が生じ
ると言う問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、作業者にとって、制御対象の制御プログラムを容
易に、かつ迅速に作成できる制御装置および制御装置の
プログラム処理方法を提供することである。
【0009】また本発明の他の目的は、制御対象を制御
した状態で、制御方法を変更することができる制御装
置、および制御装置のプログラムの処理装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、制御プログラムを構成する複数のプログラム要素を
ブロック化して表示する表示手段を有し、前記表示手段
に表示された複数のブロックから、所定のブロックを抽
出し、この抽出した各ブロックをつなげることによっ
て、ブロックダイアグラムを作成するブロックダイアグ
ラム作成手段と、前記ブロックダイアグラムから、各ブ
ロックのブロック情報とブロック間の接続情報とによっ
て構成されるモデル情報を作成するモデル情報作成手段
と、前記各ブロックに個別に対応する演算ライブラリ関
数が、予め記憶される第1記憶手段と、前記モデル情報
が記憶される第2記憶手段と、前記モデル情報作成手段
によって、作成されたモデル情報を前記第2記憶手段に
書き込む書込手段と、前記第2記憶手段に記憶されたモ
デル情報を読み出す読出手段と、前記読出手段によっ
て、読み出されたモデル情報の各プログラム要素に対応
する関数を前記第1記憶手段から読み出し、前記読み出
したモデル情報の接続情報に基づいて、関数を順次演算
して制御対象を制御する関数演算手段とを含むプログラ
ム処理手段とを備えることを特徴とする制御装置であ
る。
【0011】本発明に従えば、制御装置は、表示手段を
有するブロックダイアグラム作成手段と、モデル情報作
成手段、第1記憶手段、第2記憶手段、書込手段、読み
出し手段および関数演算手段を有するプログラム処理手
段とを備える。表示手段には、制御対象を制御するため
のプログラムを構成するプログラム要素に個別に対応
し、グラフィック化して表示される複数のブロックが表
示され、ユーザは表示手段に表示された複数のブロック
から、制御対象を制御するプログラムに必要なブロック
を抽出し、この抽出したブロックを相互に結線すること
によって、制御対象の制御方法を示すブロックダイアグ
ラムを作成する。
【0012】上述のようにして、ユーザがブロックダイ
アグラムを作成すると、モデル情報作成手段が、上記ブ
ロックダイアグラムから、各ブロックに個別のブロック
情報と各ブロックの相互のつながりを示す接続情報とを
抽出し、これらブロック情報と接続情報とから構成さ
れ、制御対象の制御方法を示し、コンピュータが処理可
能なモデル情報をいわば自動的に作成する。
【0013】第1記憶手段には、各ブロックに個別に対
応する演算ライブラリ関数が予め記憶されており、書込
手段が作成されたモデル情報を第2書込手段に書き込
む。読み出し手段が、第2記憶手段に記憶されたモデル
情報を読み出すと、関数演算手段が、モデル情報のブロ
ック情報に対応する関数を第1記憶手段から読み出し、
この関数を順次演算して制御対象の操作量を算出し、こ
の操作量を制御対象に送ることによって制御対象を制御
する。
【0014】上述したように、制御対象を制御するプロ
グラムであるモデル情報は、第1記憶手段に記憶された
制御対象の個々の動作に対応する演算ライブラリ関数の
みによって構成されるので、ユーザが作成したブロック
ダイアグラムはコンパイルされる必要がない。したがっ
て制御対象の制御を中断することなく、モデル情報を変
更することができ、これによって制御対象の制御方法の
変更を容易に、かつ迅速に行うことができる。またユー
ザは、ベーシック言語やC言語などのプログラミング言
語を習得しなくても、制御対象の制御方法を決定すると
きに通常作成されるブロックダイアグラムを作成するだ
けで、制御対象を制御することができる。
【0015】請求項2記載の本発明は、前記ブロックダ
イアグラム作成手段と、前記プログラム処理手段とは別
体であって、ブロックダイアグラム作成手段とプログラ
ム処理手段との間で、作成したブロックダイアグラムの
送受信を行う通信手段を備えることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、ブロックダイアグラム作
成手段とプログラム処理手段とは別体であり、ブロック
ダイアグラム作成手段によって作成された制御対象の制
御方法を示すブロックダイアグラムは、通信手段を介し
てプログラム処理手段に送られる。したがって、複数の
制御対象に個別に設けられた複数台のプログラム処理手
段に送られる各ブロックダイアグラムを、一台のブロッ
クダイアグラム作成手段によって作成することができる
ので、初期コストが少なくて済む。
【0017】請求項3記載の本発明は、前記プログラム
処理手段は、前記モデル情報のブロック情報および接続
情報に基づいて、各ブロックの演算順序を決定する演算
順序決定手段を備えることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、順序決定手段が、モデル
情報のブロック情報および接続情報から、各ブロックの
演算順序をコンピュータが処理可能な演算順序にいわば
自動的に決定するので、ユーザはブロックダイアグラム
の作成時にコンピュータが処理可能な演算順序を考える
必要がなく、制御対象の制御方法を考える時間が短縮さ
れる。
【0019】請求項4記載の本発明は、前記第2記憶手
段は、前記関数演算手段によって参照中のモデル情報が
格納される記憶領域と、前記モデル情報作成手段によっ
て作成されたモデル情報が格納される記憶領域とを少な
くとも有し、前記プログラム処理手段は、前記関数演算
手段が一方のモデル情報に基づいて制御対象の制御中
に、参照するモデル情報を他方の記憶領域のモデル情報
に切り替えるモデル情報切り替え手段を備えることを特
徴とする。
【0020】本発明に従えば、第2記憶手段の一方の記
憶領域に、関数演算手段によって参照中のモデル情報が
記憶され、制御対象は参照中のモデル情報に基づいて制
御される。第2記憶手段の他方の記憶領域に、ユーザが
ブロックダイアグラム作成手段を使用して作成した新た
なブロックダイアグラムのモデル情報が記憶される。新
たなモデル情報が第2記憶手段の他方の記憶領域に記憶
されると、切り替え手段によって、読み出し手段が読み
出すモデル情報を第2記憶手段の他方の記憶領域に記憶
された新たなモデル情報に切り替える。制御対象の制御
は、第2記憶手段に記憶されたモデル情報に基づいて、
演算処理手段が第1記憶手段から逐次的に関数を読み出
して演算することによって行われるので、上述したよう
にモデル情報が記憶される記憶領域を2以上設けること
によって、制御対象の制御を中断することなく、参照す
るモデル情報を変更することができる。
【0021】請求項5記載の本発明は、プログラムを構
成する複数のプログラム要素をブロック化して表示し、
表示された複数のブロックから所定のブロックを抽出
し、抽出された各ブロックをつなげることによってブロ
ックダイアグラムを作成し、前記ブロックダイアグラム
から、各ブロックのブロック情報とブロック間の接続情
報とによって構成されるモデル情報を作成し、前記モデ
ル情報に基づいて、前記各ブロックに対応し、予め記憶
された演算ライブラリ関数を読み出す処理と、この読み
出した関数を演算する処理とを、順次的に実行すること
によって、制御対象を制御することを特徴とする制御装
置のプログラム処理方法である。
【0022】本発明に従えば、制御対象を制御するプロ
グラムであるモデル情報は、予め記憶された制御対象の
個々の動作に対応する演算ライブラリ関数のみによって
構成されるので、ユーザが作成したブロックダイアグラ
ムはコンパイルされる必要がない。従って制御対象の制
御を中断することなく、モデル情報を変更することがで
き、これによって制御対象の制御方法の変更を容易に、
かつ迅速に行うことができる。またユーザは、ベーシッ
ク言語やC言語などのプログラミング言語を習得しなく
ても、制御対象の制御方法を決定するときに通常作成さ
れるブロックダイアグラムを作成するだけで、制御対象
を制御することができる。
【0023】請求項6記載の本発明は、前記モデル情報
のブロック情報および接続情報に基づいて、各ブロック
の演算順序を決定することを特徴とする。
【0024】本発明に従えば、モデル情報のブロック情
報および接続情報から、各ブロックの演算順序をコンピ
ュータが処理可能な演算順序にいわば自動的に決定する
ので、ユーザはブロックダイアグラムの作成時にコンピ
ュータが処理可能な演算順序を考える必要がなく、制御
対象の制御方法を考える時間が短縮される。
【0025】請求項7記載の本発明は、参照中のモデル
情報に基づいて制御対象の制御中に、この参照中のモデ
ル情報とは異なるモデル情報に切り替えることを特徴と
する。
【0026】本発明に従えば、参照中のモデル情報に基
づいて制御対象の制御中に、この参照中のモデル情報を
異なるモデル情報に切り替えるので、制御対象の制御を
中断することなく、制御対象の制御方法を変更すること
ができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の制御装置1は、ユーザに
よって作成された制御系モデルを表すブロックダイアグ
ラムから自動的にコンピュータが処理可能なモデル情報
を作成し、このモデル情報に基づいて制御対象を制御す
るとともに、この制御対象2の動作を中断することなく
参照するモデル情報を変更し、この変更したモデル情報
に従って制御対象2を制御する装置である。
【0028】図1は本発明の制御装置1を概念的に示す
図であり、図2は制御装置1を実現する構成の一形態を
示す図である。制御対象2の動作を制御する制御装置1
は、制御対象2に相互に通信可能なプログラム処理装置
3と、プログラム処理装置3に相互に通信可能、あるい
はプログラム処理装置3に一体であるブロックダイアグ
ラム作成手段4とによって構成される。
【0029】上記ブロックダイアグラム作成手段4は、
ブロックダイアグラムを作成するためのアプリケーショ
ンソフトがインストールされたパーソナルコンピュータ
などによって実現され、プログラム処理装置3に一体で
あってもよく、またプログラム処理装置3に別体であっ
てもよい。但し、一体である場合には通信手段18を必
要とせず、また別体である場合には通信手段18を必要
とする。
【0030】さらに詳しく述べると、ブロックダイアグ
ラム作成手段4は表示手段19を有し、この表示手段1
9には、加算器や減算器や乗算器や積分器などと言った
基本命令であるプログラム要素がグラフィック化された
複数のブロック20が表示されている。ユーザは表示手
段19の画面上で、マウスなどのポインティングデバイ
スによって画面上のポインタ22を移動させて、表示さ
れた複数のブロック20から、制御対象2の一連の動作
を制御するための制御系に必要なブロック20を選択的
に抽出し、これらの抽出したブロック20を所定の順序
に配置し、各ブロック20同士をそれぞれ結線すること
によって、一例として図3に示すようなブロックダイア
グラム21を作成する。
【0031】図3に示すブロックダイアグラム21は、
一次のローパスフィルタのブロックダイアグラムであ
る。A/D,D/A変換器15のA/Dボードによっ
て、アナログ信号からデジタル信号に変換された制御対
象2からの出力値が、入力ブロック20aに入力され、
この入力ブロック20aから入力された値と、前回の一
連の処理時に積分ブロック20dから出力された値と
を、加算ブロック20bによって加算し、その値を乗算
ブロック20cでK倍し、このK倍した値を積分ブロッ
ク20dによって積分処理した値を出力ブロック20e
から出力する制御方法を示すブロックダイアグラムであ
る。
【0032】図4は、ブロック20の構成を説明するた
めの図である。ブロック20は、所定数の入力ポートと
所定数の出力ポートとを有する。図3に示す加算ブロッ
ク20bでは、2つの入力ポートと、1つの出力ポート
とを有し、図3に示す乗算ブロック20cおよび積分ブ
ロック20dでは、1つの入力ポートと、1つの出力ポ
ートとを有する。
【0033】また、各ブロック20にはブロック情報が
与えられる。このブロック情報にはブロックタイプとブ
ロック名とパラメータとがある。ブロック20は、その
機能毎に異なるブロックタイプに分類され、たとえば積
分ブロック20eはブロックタイプ“Integrator”に分
類される。またブロック20は抽出されると、それぞれ
個別のブロック名が割り当てられる。たとえば本実施形
態では、積分ブロック20eにはブロック名“Integrat
or1”が割り当てられる。なお、ユーザが作成したブロ
ックダイアグラム21中に、同一の機能を有するブロッ
ク20、たとえば積分ブロックが複数存在するときに
は、一方の積分ブロックにブロック名“Integrator1”
が割り当てられ、他方の積分ブロックにブロック名“In
tegrator2”が割り当てられて、区別される。またブロ
ック20は、そのブロックに固有のパラメータを有す
る。たとえば積分ブロック20eは、初期値としてのパ
ラメータ0.0と、初期値のベクトル幅としてのパラメ
ータ1とを有する。
【0034】ユーザはブロック20の入力ポートと他の
ブロック20の出力ポートとを結線し、ブロック20の
出力ポートと他のブロック20の入力ポートとを結線し
て、各ブロック同士を連結することによってブロックダ
イアグラム21を作成する。図3に示す例では、加算ブ
ロック20bの第1入力ポート25cと入力ブロック2
0aの出力ポート25bとを連結し、第2入力ポート2
5dと積分ブロック20dの出力ポート25iとを連結
する。加算ブロック20bの出力ポート25eと乗算ブ
ロック20cの入力ポート25fとを連結し、乗算ブロ
ック20cの出力ポート25gと積分ブロック20dの
入力ポート25hとを接続する。また積分ブロック20
dの出力ポート25iと出力ブロック20eの入力ポー
ト25jとを連結する。
【0035】ユーザによって、図3に示すようなブロッ
クダイアグラム21が作成されると、ブロックダイアグ
ラム作成手段4は、このブロックダイアグラム21を後
述する実行エンジン7に送信し、実行エンジン7のモデ
ル情報作成手段50が、モデル情報を作成する。
【0036】図5は、ユーザが作成した図3のブロック
ダイアグラム21の接続情報24を示す図である。接続
情報24は行列形式で表記される。モデル情報は、図4
に示すブロック情報と、図5に示す接続情報とによって
構成される。
【0037】第1接続情報には、上述したブロックタイ
プとブロック名との他に、抽出された各ブロック20a
〜20e(図3参照)に、それぞれ個別にブロック番号
が付与される。なお、本実施形態ではブロックタイプの
名称のアルファベット順にブロック番号が付与されてい
る。
【0038】第2接続情報は、各ラインの始点ブロック
名と終点ブロック名と始点ポート番号と終点ポート番号
とを含み、具体的にはユーザによって結線された各ライ
ンL0〜L4の入力側と出力側との接続状態を示してい
る。各ラインの入力側に接続されるブロックに予め定め
る信号(本実施形態では−の値)とポート番号とが付与
され、出力側に接続されるブロックに、上記予め定める
信号とは異なる信号(本実施形態では+の値)とポート
番号とが割り当てられる。
【0039】つまり図3に示す例では、ラインL0の入
力端に入力ブロック20aの出力ポート25bが接続さ
れ、ラインL0の出力端に加算ブロック20bの第1入
力ポート25cが接続されているので、接続情報のライ
ンL0の行には、ブロック名“From1”の列に−1の値
が格納され、ブロック名“Sum1”の列に+1の値が格
納される。また、ラインL3の入力端に積分ブロック2
0dの出力ポート25iが接続され、出力端に加算ブロ
ック20bの第2入力ポート25dが接続されているの
で、接続情報のラインL3の行には、ブロック名“Inte
grator1”の列に−1の値が格納され、ブロック名“Su
m1”の列に+1の値が格納される。
【0040】再び図1および図2を参照して、プログラ
ム処理装置3について説明する。また制御装置本体3
は、第1記憶手段6を有し、この第1記憶手段6は具体
的には、リードオンリメモリまたはランダムアクセスメ
モリ13(以下、MEM13と称する)によって実現さ
れる。このMEM13に、上記ブロック20の処理内容
に個別に対応するものと、後述する実行エンジン7に対
応するものとのコンパイル済みの独立した実行プログラ
ムが予め記憶されている。
【0041】またプログラム処理装置3は、第2記憶手
段5を有し、この第2記憶手段5は具体的には、書き込
み可能なランダムアクセスメモリ12(以下、RAM1
2と称する)によって実現される。このRAM12に、
ブロックダイアグラム作成手段4から送信されたモデル
情報を、演算順序決定手段10が処理可能な順序に並べ
替えた図6に示すモデル情報が書き込まれる。RAM1
2には、この第2記憶手段5として、後述する実行エン
ジン7の関数演算手段8によって制御対象2の制御中に
参照されるモデル情報が格納される記憶領域と、参照さ
れていないモデル情報が格納される記憶領域とが確保さ
れる。
【0042】上記実行エンジン7は、モデル情報作成手
段50と、演算順序決定手段10と、モデル情報切り替
え手段51と、書込手段9と、関数演算手段8とを含
む。モデル情報作成手段50は、ブロックダイアグラム
作成手段4によって作成されたブロックダイアグラムか
らモデル情報を作成する。演算順序決定手段10は、前
記ブロック情報と接続情報と中央演算処理装置11(以
下、CPU11と称する)の通常の処理順序法則とに基
づいて、モデル情報の処理順序を決定する。図6の並べ
替えられたモデル情報では、積分ブロック20dに対応
する関数を演算することによって、制御対象2からA/
Dボードを介して、所定のサンプリング時間毎に入力さ
れる入力値を積分し、入力ブロック20aに対応する関
数の実行によって、積分値を取得する。その後、加算ブ
ロック20bに対応する実行プログラムの実行によっ
て、前回の一連の処理時の出力値と積分値とを加算し、
乗算ブロック20cに対応する関数を演算することによ
って加算値をK倍し、出力ブロック20eに対応する関
数を演算することによって乗算値をD/Aボードを介し
て制御対象2に出力する。
【0043】図4に示すように、積分ブロック20dに
対応する関数を実行する場合には、所定のサンプリング
時間毎の入力値が変化率の値としてRAM12に蓄積さ
れ、この蓄積された変化率の値によって積分処理が行わ
れ、状態変数が算出されて蓄積され、この蓄積された状
態変数が、積分値として出力される。
【0044】上記の演算順序決定手段10は、CPU1
1と、MEM13に記憶された並べ替え命令のプログラ
ムとによって機能する。このように本発明の制御装置1
は、順序決定手段10を有しているため、モデル情報の
各ブロック情報が、いわば自動的にCPU11にとって
処理可能な処理順序に並べ替えられる。したがって、ブ
ロックダイアグラム作成手段4によってブロックダイア
グラム21を作成するだけで、プログラム処理装置3が
処理可能なモデル情報が作成される。またユーザは、制
御装置1の構成に関する知識も必要としない。
【0045】書込手段9は、上記順序決定手段10によ
って並べ替えられたモデル情報を第2記憶手段5に書き
込む。モデル情報切り替え手段51は、参照中のモデル
情報を、この新たに書き込んだモデル情報に切り替え
る。この書込手段9およびモデル情報切り替え手段51
は、CPU11とROM13に記憶された書き込みおよ
び切り替え命令のプログラムとによって機能する。
【0046】関数演算手段8は、第2記憶手段5に記憶
され、現在参照中のモデル情報を読み出す処理と、この
読み出したモデル情報の各ブロック情報に対応する関数
を第1記憶手段6から読み出し、この関数を実行する処
理とを順次的に行って、制御対象2を制御する。この関
数演算手段8は、CPU11と、MEM13に記憶され
た関数演算命令のプログラムとによって機能する。
【0047】さらに詳しく述べると、関数演算手段8に
よって演算された制御対象2の操作量は、A/D,D/
A変換器15(アナログ/デジタル,デジタル/アナロ
グ変換器)およびDIO変換器16(デジタル インプッ
ト/アウトプット変換器)を介して、制御対象2に印加
される。制御対象2がアナログ制御される対象であれ
ば、A/D,D/A変換器15によってデジタル信号が
アナログ信号に変換され、このアナログ信号によって制
御対象2が制御される。制御対象2がデジタル制御され
る対象であれば、DIO変換器16を介してデジタル信
号が伝送されて制御対象2が制御される。
【0048】またプログラム処理装置3はその他各種機
器17を備え、この各種機器17を介して制御対象2に
各種信号が伝送される。
【0049】次に上記構成を有する制御装置1による制
御対象2の制御方法について説明する。図7は、実行エ
ンジン7による制御手順を示すフローチャートである。
まずステップa1で、第2記憶手段5の一方の記憶領域
27aに記憶済みのモデル情報を認識して、このモデル
情報を読み出す。次にステップa2に進み、読み出した
モデル情報から処理すべき1つのブロック情報(プログ
ラム要素)を認識する。次に、ステップa3で認識した
ブロック情報(プログラム要素)に個別に対応する関数
を第1記憶手段6から読み出し、ステップa4で読み出
した関数を演算し、ステップa5で演算結果を出力した
後、再びステップa2に戻り、次に処理すべきブロック
情報を認識する。上述のステップa2〜ステップa5
を、モデル情報の全てのブロック情報に対して順次的に
行うことによって、プログラムの1サイクル分(1サン
プリングタイム)の処理が行われる。上述のようにし
て、プログラムの1サイクル分の処理が完了すると、再
びステップa1に戻り、上記ステップa1〜a5を繰り
返す。このようにして、制御対象2が制御される。
【0050】第2記憶手段5に記憶されているモデル情
報は、個々の独立した命令であるブロック情報から構成
され、かつこのブロック情報に個別に対応する関数が第
1記憶手段6に予め記憶されており、さらにプログラム
処理装置3は、第1記憶手段6に記憶された関数を逐次
読み出して演算することによって、制御対象2を制御す
る構成であるので、本発明の制御装置1は制御方法を変
更する場合に、先行技術のようにプログラミング言語を
使用して、制御対象2の一連の制御を行うためのプログ
ラムを作成し、このプログラムをコンパイルして作成さ
れた実行プログラムを転送する処理を行う必要がない。
【0051】次に制御対象2の制御方法の変更方法につ
いて説明する。図8は、制御方法の変更方法を示すフロ
ーチャートである。プログラム処理装置3が、第2記憶
手段5の一方の記憶領域27aに記憶済みのモデル情報
に基づいて制御対象2の制御中に、この制御対象2の制
御方法を変更するとき、ステップb1で、ユーザはブロ
ックダイアグラム作成手段4を使用して、変更すべき制
御方法のブロックダイアグラム21を作成する。次に前
述したように、作成したブロックダイアグラムを実行エ
ンジン7に送信し、実行エンジン7のモデル情報作成手
段50によってモデル情報が作成される。
【0052】実行エンジン7は、モデル情報を作成した
ことを確認すると、ステップb2で、作成したモデル情
報のブロック情報を抽出する。次にステップb3で、作
成したモデル情報の接続情報を抽出する。その後、ステ
ップb4に進み、ステップb2およびb3で抽出したブ
ロック情報および接続情報に基づいて、演算順序決定手
段10が作成したモデル情報の各ブロックをCPU11
が処理可能な処理順序に並び替える。次にステップb5
に進み、書込手段9がステップb4で所定の処理順序に
並べ替えられたモデル情報を、第2記憶手段5の他方の
記憶領域27bに格納する。次にステップb6で、実行
エンジン7が、一方の記憶領域27aに記憶済みの参照
中のモデル情報に基づく一連の実行処理が終了、つまり
図7のステップa5が終了したことを検知すると、ステ
ップb7に進み、モデル情報切り替え手段51が参照す
るモデル情報をステップb5で新たに格納されたモデル
情報に切り替え、ステップb8で切り替えたモデル情報
に従って、制御対象2を制御する。このようにして、制
御対象2の動作を停止させることなく、制御方法を変更
できる。
【0053】次にモデル情報の切り替え方法について説
明する。実行エンジン7は、図9に示す第1タスクと図
10に示す第2タスクとをマルチタスクで管理してい
る。図9の第1タスクでは、ステップc1で、通信手段
18がブロックダイアグラム作成手段4からブロックダ
イアグラムを受信したか否かを判断する。ステップc1
でブロックダイアグラムを受信していなければ、再度ス
テップc1を繰り返す。ステップc1でブロックダイア
グラムを受信したことを検出すると、ステップc2に進
み、作成されたモデル情報を認識し、ステップc3で参
照するモデル情報の変更指令を出す。
【0054】図10の第2タスクでは、ステップd1で
実行モデルの変更指令が行われたか否かを判断する。ス
テップd1で参照するモデル情報の変更指令が行われた
ことを判断すると、ステップd2に進み、参照するモデ
ル情報を作成したモデル情報に切り替えて、ステップd
3に進み、切り替えたモデル情報に従って制御対象2の
制御を行う。ステップd1で参照するモデル情報の変更
指令が出力されていないことを確認すると、ステップd
3に進み現在参照中のモデル情報に従って、制御対象2
の制御を行う。このようにして、モデル情報の切り替え
タイミングを管理しているので、制御対象2の動作途中
でモデル情報が切り替えられると言う不具合が防止され
る。
【0055】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、第2記
憶手段に記憶される制御対象を制御するプログラムであ
るモデル情報は、第1記憶手段に記憶された制御対象の
個々の動作に対応する演算ライブラリ関数のみによって
構成されるので、ユーザが作成したブロックダイアグラ
ムはコンパイルされる必要がない。したがって制御対象
の制御を中断することなく、モデル情報を変更すること
ができ、これによって制御対象の制御方法の変更を容易
に、かつ迅速に行うことができる。またユーザは、ベー
シック言語やC言語などのプログラミング言語を習得し
なくても、制御対象の制御方法を決定するときに通常作
成されるブロックダイアグラムを作成するだけで、制御
対象を制御することができる。
【0056】請求項2記載の本発明によれば、複数の制
御対象に個別に設けられた複数台のプログラム処理手段
に送られる各ブロックダイアグラムを、一台のブロック
ダイアグラム作成手段によって作成することができるの
で、初期コストが少なくて済む。
【0057】請求項3記載の本発明によれば、ユーザは
ブロックダイアグラムの作成時にコンピュータが処理可
能な演算順序を考える必要がなく、制御対象の制御方法
を考える時間が短縮される。
【0058】請求項4記載の本発明によれば、モデル情
報が記憶される記憶領域を2以上設けることによって、
制御対象の制御を中断することなく、参照するモデル情
報を変更することができる。
【0059】請求項5記載の本発明によれば、制御対象
を制御するプログラムであるモデル情報は、予め記憶さ
れた制御対象の個々の動作に対応する演算ライブラリ関
数のみによって構成されるので、ユーザが作成したブロ
ックダイアグラムはコンパイルされる必要がない。した
がって制御対象の制御を中断することなく、モデル情報
を変更することができ、これによって制御対象の制御方
法の変更を容易に、かつ迅速に行うことができる。
【0060】請求項6記載の本発明によれば、ユーザは
ブロックダイアグラムの作成時にコンピュータが処理可
能な演算順序を考える必要がなく、制御対象の制御方法
を考える時間が短縮される。
【0061】請求項7記載の本発明によれば、参照中の
モデル情報に基づいて制御対象の制御中に、この参照中
のモデル情報を異なるモデル情報に切り替えるので、制
御対象の制御を中断することなく、制御対象の制御方法
を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置1を概念的に示す図である。
【図2】制御装置1を実現する構成の一形態を示す図で
ある。
【図3】ブロックダイアグラム作成手段4によって作成
されるブロックダイアグラムの一例を示す図である。
【図4】ブロック20のブロック情報を説明するための
図である。
【図5】図3のブロックダイアグラム21の接続情報2
4を示す図である。
【図6】順序決定手段10によって、CPU11の処理
可能な順序に並べ替えられたモデル情報を示す図であ
る。
【図7】実行エンジン7による制御手順を示すフローチ
ャートである。
【図8】制御方法の変更方法を示すフローチャートであ
る。
【図9】第1タスクのフローチャートを示す図である。
【図10】第2タスクのフローチャートを示す図であ
る。
【符号の説明】
1 制御装置 2 制御対象 3 プログラム処理装置 4 ブロックダイアグラム作成手段 5 第2記憶手段 6 第1記憶手段 7 実行エンジン 8 関数演算手段 9 書込手段 10 演算順序決定手段 18 通信手段 20a〜20e ブロック 25a〜25k 入出力ポート 50 モデル情報作成手段 51 モデル情報切り替え手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇野 知之 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 Fターム(参考) 5B076 DC09 DD06 DD10 DE01 5H004 GA30 GA34 KA69 KB02 KB04 KB06 MA06 MA17 MA18 MA19 MA27 MA37 MA39 MA40 MA42 MA43 MA48 MA49 MA60 5H215 BB01 BB10 CC07 CX01 GG04 KK01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムを構成する複数のプログ
    ラム要素をブロック化して表示する表示手段を有し、前
    記表示手段に表示された複数のブロックから、所定のブ
    ロックを抽出し、この抽出した各ブロックをつなげるこ
    とによって、ブロックダイアグラムを作成するブロック
    ダイアグラム作成手段と、 前記ブロックダイアグラムから、各ブロックのブロック
    情報とブロック間の接続情報とによって構成されるモデ
    ル情報を作成するモデル情報作成手段と、 前記各ブロックに個別に対応する演算ライブラリ関数
    が、予め記憶される第1記憶手段と、 前記モデル情報が記憶される第2記憶手段と、 前記モデル情報作成手段によって、作成されたモデル情
    報を前記第2記憶手段に書き込む書込手段と、 前記第2記憶手段に記憶されたモデル情報を読み出す読
    出手段と、 前記読出手段によって、読み出されたモデル情報の各プ
    ログラム要素に対応する関数を前記第1記憶手段から読
    み出し、前記読み出したモデル情報の接続情報に基づい
    て、関数を順次演算して制御対象を制御する関数演算手
    段とを含むプログラム処理手段とを備えることを特徴と
    する制御装置。
  2. 【請求項2】 前記ブロックダイアグラム作成手段と、
    前記プログラム処理手段とは別体であって、 ブロックダイアグラム作成手段とプログラム処理手段と
    の間で、作成したブロックダイアグラムの送受信を行う
    通信手段を備えることを特徴とする請求項1記載の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記プログラム処理手段は、前記モデル
    情報のブロック情報および接続情報に基づいて、各ブロ
    ックの演算順序を決定する演算順序決定手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2記憶手段は、前記関数演算手段
    によって参照中のモデル情報が格納される記憶領域と、
    前記モデル情報作成手段によって作成されたモデル情報
    が格納される記憶領域とを少なくとも有し、 前記プログラム処理手段は、前記関数演算手段が一方の
    モデル情報に基づいて制御対象の制御中に、参照するモ
    デル情報を他方の記憶領域のモデル情報に切り替えるモ
    デル情報切り替え手段を備えることを特徴とする請求項
    3記載の制御装置。
  5. 【請求項5】 プログラムを構成する複数のプログラム
    要素をブロック化して表示し、 表示された複数のブロックから所定のブロックを抽出
    し、抽出された各ブロックをつなげることによってブロ
    ックダイアグラムを作成し、 前記ブロックダイアグラムから、各ブロックのブロック
    情報とブロック間の接続情報とによって構成されるモデ
    ル情報を作成し、 前記モデル情報に基づいて、前記各ブロックに対応し、
    予め記憶された演算ライブラリ関数を読み出す処理と、
    この読み出した関数を演算する処理とを、順次的に実行
    することによって、制御対象を制御することを特徴とす
    る制御装置のプログラム処理方法。
  6. 【請求項6】 前記モデル情報のブロック情報および接
    続情報に基づいて、各ブロックの演算順序を決定するこ
    とを特徴とする請求項5記載の制御装置のプログラム処
    理方法。
  7. 【請求項7】 参照中のモデル情報に基づいて制御対象
    の制御中に、この参照中のモデル情報とは異なるモデル
    情報に切り替えることを特徴とする請求項5または6記
    載の制御装置のプログラム処理方法。
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