JP2002235842A - 自動変速機用ソレノイドバルブ回路 - Google Patents
自動変速機用ソレノイドバルブ回路Info
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
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- F16K31/02—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
- F16K31/06—Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動変速機用ソレノイドバルブ回路において
ソレノイドバルブの取り付け位置の自由度を高め、出力
圧特性の調整も容易なものとする。 【解決手段】 2方デューティソレノイドバルブ(以
下、ソレノイド)30はノズル部の小径部33が出力圧
油路14に連通する小径部受け部18に嵌合し、大径部
32が供給圧油路11と連通する大径部受け部17に嵌
合する。貫通穴38の開口が小径部受け部を介して出力
圧油路14に臨み、貫通穴の内端はプランジャ44で開
閉されてドレーンポート41に連通する。さらに貫通穴
38に連通するオリフィス孔43が大径部受け部に開口
して供給圧油路11に連通する。ソレノイドにオリフィ
ス孔を設けたので、オリフィス用のセパレートプレート
が不要で、油路が簡単となり、ソレノイドを任意位置に
設置できる。オリフィス孔の径を異ならせたソレノイド
に取り替えるだけで出力圧特性の調整ができる。
ソレノイドバルブの取り付け位置の自由度を高め、出力
圧特性の調整も容易なものとする。 【解決手段】 2方デューティソレノイドバルブ(以
下、ソレノイド)30はノズル部の小径部33が出力圧
油路14に連通する小径部受け部18に嵌合し、大径部
32が供給圧油路11と連通する大径部受け部17に嵌
合する。貫通穴38の開口が小径部受け部を介して出力
圧油路14に臨み、貫通穴の内端はプランジャ44で開
閉されてドレーンポート41に連通する。さらに貫通穴
38に連通するオリフィス孔43が大径部受け部に開口
して供給圧油路11に連通する。ソレノイドにオリフィ
ス孔を設けたので、オリフィス用のセパレートプレート
が不要で、油路が簡単となり、ソレノイドを任意位置に
設置できる。オリフィス孔の径を異ならせたソレノイド
に取り替えるだけで出力圧特性の調整ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
における油圧制御のためのソレノイドバルブ回路の構造
に関する。
における油圧制御のためのソレノイドバルブ回路の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用の自動変速機は、遊星歯車機構と
油圧で作動するクラッチやブレーキなど複数の締結装置
を組み合わせ、締結装置の締結・解放の組み合わせによ
りそれぞれ所定の変速比を与える複数の変速段を実現す
る。締結装置の制御は、コントロールバルブユニットに
おいてライン圧をシフト弁で制御して各締結装置へ給配
することにより行われ、シフト弁はさらに一定圧のパイ
ロット圧を変速コントロール装置からの制御信号で作動
するソレノイドバルブで制御された油圧により切り替え
られる。
油圧で作動するクラッチやブレーキなど複数の締結装置
を組み合わせ、締結装置の締結・解放の組み合わせによ
りそれぞれ所定の変速比を与える複数の変速段を実現す
る。締結装置の制御は、コントロールバルブユニットに
おいてライン圧をシフト弁で制御して各締結装置へ給配
することにより行われ、シフト弁はさらに一定圧のパイ
ロット圧を変速コントロール装置からの制御信号で作動
するソレノイドバルブで制御された油圧により切り替え
られる。
【0003】上記ソレノイドバルブによるパイロット圧
の制御は、例えば特開平1−199044号公報に開示
された油圧回路のように、オリフィスを通過させた後の
作動油をソレノイドバルブでドレーン制御して行われ
る。すなわち、図2に示すように、この油圧回路では、
マニュアルバルブ50からのライン圧が油路51を介し
てフォワードクラッチF/Cに供給されるとともに、油
路51に設けたシフトバルブ52を経てブレーキBのサ
ーボアプライ室に供給されるようになっている。シフト
バルブ52の制御ポートにはパイロット圧バルブ54か
らの油路55が接続され、油路55の途中にオリフィス
56が設けられている。そして、オリフィス56の下流
側、すなわちシフトバルブ52側にはドレーン口57が
設けられ、ソレノイドバルブ58でドレーン制御するよ
うになっている。ドレーン口57はソレノイドバルブ5
8内に形成される場合が多い。
の制御は、例えば特開平1−199044号公報に開示
された油圧回路のように、オリフィスを通過させた後の
作動油をソレノイドバルブでドレーン制御して行われ
る。すなわち、図2に示すように、この油圧回路では、
マニュアルバルブ50からのライン圧が油路51を介し
てフォワードクラッチF/Cに供給されるとともに、油
路51に設けたシフトバルブ52を経てブレーキBのサ
ーボアプライ室に供給されるようになっている。シフト
バルブ52の制御ポートにはパイロット圧バルブ54か
らの油路55が接続され、油路55の途中にオリフィス
56が設けられている。そして、オリフィス56の下流
側、すなわちシフトバルブ52側にはドレーン口57が
設けられ、ソレノイドバルブ58でドレーン制御するよ
うになっている。ドレーン口57はソレノイドバルブ5
8内に形成される場合が多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なオリフィス56とソレノイドバルブ58を含むソレノ
イドバルブ回路は、従来、図3に例示するように、コン
トロールバルブユニットを構成するアッパボディ61と
ロアボディ62の間に挟まれるセパレートプレート63
に小孔を設けてオリフィス56とし、例えばロアボディ
62側に供給されるパイロット圧バルブからの作動油を
セパレートプレート63のオリフィス56を通過させて
アッパボディ61側へ送るとともに、アッパボディ61
のオリフィス56近傍にソレノイドバルブ58を設置し
たレイアウトとなっている。そして、ソレノイドバルブ
58によりドレーン制御されたアッパボディ61側の油
圧が出力圧となる。
なオリフィス56とソレノイドバルブ58を含むソレノ
イドバルブ回路は、従来、図3に例示するように、コン
トロールバルブユニットを構成するアッパボディ61と
ロアボディ62の間に挟まれるセパレートプレート63
に小孔を設けてオリフィス56とし、例えばロアボディ
62側に供給されるパイロット圧バルブからの作動油を
セパレートプレート63のオリフィス56を通過させて
アッパボディ61側へ送るとともに、アッパボディ61
のオリフィス56近傍にソレノイドバルブ58を設置し
たレイアウトとなっている。そして、ソレノイドバルブ
58によりドレーン制御されたアッパボディ61側の油
圧が出力圧となる。
【0005】しかし、このようなソレノイドバルブ回路
の構造では、オリフィス56形成のためにアッパボディ
61とロアボディ62の間にセパレートプレート63を
設け、セパレートプレート63を挟むアッパボディ61
側とロアボディ62側を油路としているので、パイロッ
ト圧バルブやソレノイドバルブ58などはアッパボディ
61とロアボディ62のいずれか一方に集中させたい場
合でも、パイロット圧バルブとソレノイドバルブはセパ
レートプレート63を挟んで互いに反対側に配置するこ
とになり、取り付け位置の自由度が低下する。敢えて例
えばアッパボディ61にパイロット圧バルブとソレノイ
ドバルブの両方を設置しようとすれば、パイロット圧バ
ルブからロアボディ61側の油路へつながる迂回路を形
成せねばならない。
の構造では、オリフィス56形成のためにアッパボディ
61とロアボディ62の間にセパレートプレート63を
設け、セパレートプレート63を挟むアッパボディ61
側とロアボディ62側を油路としているので、パイロッ
ト圧バルブやソレノイドバルブ58などはアッパボディ
61とロアボディ62のいずれか一方に集中させたい場
合でも、パイロット圧バルブとソレノイドバルブはセパ
レートプレート63を挟んで互いに反対側に配置するこ
とになり、取り付け位置の自由度が低下する。敢えて例
えばアッパボディ61にパイロット圧バルブとソレノイ
ドバルブの両方を設置しようとすれば、パイロット圧バ
ルブからロアボディ61側の油路へつながる迂回路を形
成せねばならない。
【0006】さらに、出力圧特性を調整しようとする場
合には、オリフィス56を変更するために分解してセパ
レートプレート63を交換しなければならず、調整作業
も困難であった。したがって本発明は、上記従来の問題
点に鑑み、ソレノイドバルブその他のバルブの取り付け
位置の自由度が高く、出力圧特性の調整も容易な自動変
速機用ソレノイドバルブ回路を提供することを目的とす
る。
合には、オリフィス56を変更するために分解してセパ
レートプレート63を交換しなければならず、調整作業
も困難であった。したがって本発明は、上記従来の問題
点に鑑み、ソレノイドバルブその他のバルブの取り付け
位置の自由度が高く、出力圧特性の調整も容易な自動変
速機用ソレノイドバルブ回路を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため請求項1の本発
明は、供給圧油路からオリフィスを通過した作動油を2
方デューティソレノイドバルブで制御的にドレーンして
所定の出力圧とする自動変速機の油圧回路において、上
記オリフィスを2方デューティソレノイドバルブのノズ
ル部に備えたものとした。オリフィスが2方デューティ
ソレノイドバルブのノズル部に備えてあるので、わざわ
ざオリフィス形成のために他の部材を必要としない。ま
た、出力圧特性を調整するときはオリフィスの大きさを
異ならせた2方デューティソレノイドバルブに取り替え
るだけでよい。
明は、供給圧油路からオリフィスを通過した作動油を2
方デューティソレノイドバルブで制御的にドレーンして
所定の出力圧とする自動変速機の油圧回路において、上
記オリフィスを2方デューティソレノイドバルブのノズ
ル部に備えたものとした。オリフィスが2方デューティ
ソレノイドバルブのノズル部に備えてあるので、わざわ
ざオリフィス形成のために他の部材を必要としない。ま
た、出力圧特性を調整するときはオリフィスの大きさを
異ならせた2方デューティソレノイドバルブに取り替え
るだけでよい。
【0008】請求項2の発明は、2方デューティソレノ
イドバルブがノズル部とドレーンポートを備え、ノズル
部にドレーンポートと連通可能の油穴と、該油穴に連通
し上記オリフィスを形成するオリフィス孔とを開口さ
せ、オリフィス孔の開口を供給圧油路に臨ませ、油穴の
開口を出力圧油路に臨ませているものとした。供給圧油
路からの作動油をオリフィス孔に通過させた後適宜にド
レーンポートからドレーンさせることにより所定圧に制
御された出力圧が油穴から出力圧油路へ出力される。
イドバルブがノズル部とドレーンポートを備え、ノズル
部にドレーンポートと連通可能の油穴と、該油穴に連通
し上記オリフィスを形成するオリフィス孔とを開口さ
せ、オリフィス孔の開口を供給圧油路に臨ませ、油穴の
開口を出力圧油路に臨ませているものとした。供給圧油
路からの作動油をオリフィス孔に通過させた後適宜にド
レーンポートからドレーンさせることにより所定圧に制
御された出力圧が油穴から出力圧油路へ出力される。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、とくに油穴がノズル部先端に開口し、オリフィス孔
がノズル部側面に開口して、ノズル部側面を供給圧油路
に臨ませ、ノズル部先端を出力圧油路に臨ませているも
のとした。油穴の開口とオリフィス孔の開口をノズル部
先端とノズル部側面とに分離したので、供給圧油路と出
力圧油路間のシールが容易となる。
て、とくに油穴がノズル部先端に開口し、オリフィス孔
がノズル部側面に開口して、ノズル部側面を供給圧油路
に臨ませ、ノズル部先端を出力圧油路に臨ませているも
のとした。油穴の開口とオリフィス孔の開口をノズル部
先端とノズル部側面とに分離したので、供給圧油路と出
力圧油路間のシールが容易となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は実施の形態を示すソレノイドバルブ
回路の断面図である。バルブボディ10内に供給圧油路
11と出力圧油路14とが壁部13を挟んで略一直線上
に設けられ、これにより、従来のセパレートプレートを
挟んだ上下2層構造ではなく一層で油路が形成されてい
る。供給圧油路11は図示省略のパイロット圧バルブか
らの作動油を受ける。供給圧油路11と出力圧油路14
の互いに対向する端部はそれぞれ壁部13に沿ってバル
ブボディ10の上面方向へ向かう立上がり部12、15
を有している。バルブボディ10の上面側には、ソレノ
イドバルブ取り付け部が形成され、ノズル部31を下向
きにして2方デューティソレノイドバルブ30が取り付
けられている。
て説明する。図1は実施の形態を示すソレノイドバルブ
回路の断面図である。バルブボディ10内に供給圧油路
11と出力圧油路14とが壁部13を挟んで略一直線上
に設けられ、これにより、従来のセパレートプレートを
挟んだ上下2層構造ではなく一層で油路が形成されてい
る。供給圧油路11は図示省略のパイロット圧バルブか
らの作動油を受ける。供給圧油路11と出力圧油路14
の互いに対向する端部はそれぞれ壁部13に沿ってバル
ブボディ10の上面方向へ向かう立上がり部12、15
を有している。バルブボディ10の上面側には、ソレノ
イドバルブ取り付け部が形成され、ノズル部31を下向
きにして2方デューティソレノイドバルブ30が取り付
けられている。
【0011】2方デューティソレノイドバルブ30は、
そのノズル部31が大径部32と小径部33からなり、
小径部33の先端部は出力圧油路の立上がり部15に連
通する小径部受け部18に嵌合し、大径部32は供給圧
油路の立上がり部12と連通する大径部受け部17に嵌
合している。それぞれの嵌合部分はノズル部に設けられ
たリング溝に保持されたシールリング36、37により
油密にシールされている。ノズル部31の中心には軸方
向に延びる貫通穴38が設けられて、貫通穴38の先端
は出力圧油路14の立上がり部15に臨み、貫通穴38
の内端はプランジャ室40に開口している。貫通穴38
の内端にはその周囲よりも突出する弁座39が形成され
ている。プランジャ室40はドレーンポート41により
外部と連通している。
そのノズル部31が大径部32と小径部33からなり、
小径部33の先端部は出力圧油路の立上がり部15に連
通する小径部受け部18に嵌合し、大径部32は供給圧
油路の立上がり部12と連通する大径部受け部17に嵌
合している。それぞれの嵌合部分はノズル部に設けられ
たリング溝に保持されたシールリング36、37により
油密にシールされている。ノズル部31の中心には軸方
向に延びる貫通穴38が設けられて、貫通穴38の先端
は出力圧油路14の立上がり部15に臨み、貫通穴38
の内端はプランジャ室40に開口している。貫通穴38
の内端にはその周囲よりも突出する弁座39が形成され
ている。プランジャ室40はドレーンポート41により
外部と連通している。
【0012】ノズル部31の小径部33の大径部32近
傍には、さらに貫通穴38に連通し、側面に開口するオ
リフィス孔43が設けられている。これにより、貫通穴
38はオリフィス孔43を通して大径部受け部17を介
し、供給圧油路11の立上がり部12に連通している。
弁座39には、ばね45で付勢されたプランジャ44の
先端が当接しており、コイル46への通電によりプラン
ジャ44が移動して貫通穴38を開く。図示しない油圧
制御装置からのコイル46への通電はデューティ制御さ
れる。
傍には、さらに貫通穴38に連通し、側面に開口するオ
リフィス孔43が設けられている。これにより、貫通穴
38はオリフィス孔43を通して大径部受け部17を介
し、供給圧油路11の立上がり部12に連通している。
弁座39には、ばね45で付勢されたプランジャ44の
先端が当接しており、コイル46への通電によりプラン
ジャ44が移動して貫通穴38を開く。図示しない油圧
制御装置からのコイル46への通電はデューティ制御さ
れる。
【0013】これにより、供給圧油路11からの作動油
は2方デューティソレノイドバルブ30のオリフィス孔
43を通過して貫通穴38に導かれ、この貫通穴38か
ら出力圧油路14へ流れる。そしてその間に、プランジ
ャ44により貫通穴38の内端が開閉されることにより
貫通穴38の作動油がドレーンポート41からドレーン
されることにより、出力圧油路14の作動油はデューテ
ィ制御で所定圧に制御された油圧となる。
は2方デューティソレノイドバルブ30のオリフィス孔
43を通過して貫通穴38に導かれ、この貫通穴38か
ら出力圧油路14へ流れる。そしてその間に、プランジ
ャ44により貫通穴38の内端が開閉されることにより
貫通穴38の作動油がドレーンポート41からドレーン
されることにより、出力圧油路14の作動油はデューテ
ィ制御で所定圧に制御された油圧となる。
【0014】本実施の形態は以上のように構成され、ド
レーン制御する2方デューティソレノイドバルブ30に
オリフィス孔43を設けたので、従来のように油路をセ
パレートプレートを挟んだ上下2層に形成する必要な
く、単純な1層の油路の途中に2方デューティソレノイ
ドバルブ30を介装するだけで上記オリフィス孔43の
上流側が供給圧油路11、下流側が出力圧油路14とな
る。したがって、油路自体が簡単で短いものとなって、
2方デューティソレノイドバルブはその設置位置の自由
度が高いとともに、作動油の流れに対する抵抗も低くな
るという効果を有する。
レーン制御する2方デューティソレノイドバルブ30に
オリフィス孔43を設けたので、従来のように油路をセ
パレートプレートを挟んだ上下2層に形成する必要な
く、単純な1層の油路の途中に2方デューティソレノイ
ドバルブ30を介装するだけで上記オリフィス孔43の
上流側が供給圧油路11、下流側が出力圧油路14とな
る。したがって、油路自体が簡単で短いものとなって、
2方デューティソレノイドバルブはその設置位置の自由
度が高いとともに、作動油の流れに対する抵抗も低くな
るという効果を有する。
【0015】また同じく、バルブボディ10の外面に取
り付ける2方デューティソレノイドバルブにオリフィス
孔43を設けたので、出力圧特性調整のためにはオリフ
ィス孔43の径を異ならせた2方デューティソレノイド
バルブに取り替えるだけで済み、従来のようにコントロ
ールバルブを分解してアッパボディとロアボディに挟ま
れたセパレートプレートを取り替えるのに比較して出力
圧特性の調整がきわめて容易である。
り付ける2方デューティソレノイドバルブにオリフィス
孔43を設けたので、出力圧特性調整のためにはオリフ
ィス孔43の径を異ならせた2方デューティソレノイド
バルブに取り替えるだけで済み、従来のようにコントロ
ールバルブを分解してアッパボディとロアボディに挟ま
れたセパレートプレートを取り替えるのに比較して出力
圧特性の調整がきわめて容易である。
【0016】また、貫通穴38をノズル部先端に開口さ
せ、オリフィス孔43をノズル部側面に開口させて、ノ
ズル部側面を供給圧油路11に臨ませ、ノズル部先端を
出力圧油路14に臨ませることにより、それぞれの開口
位置が分離されるので、その間にシールリング37を設
けることにより供給圧油路11と出力圧油路14間が容
易かつ確実にシールされる。
せ、オリフィス孔43をノズル部側面に開口させて、ノ
ズル部側面を供給圧油路11に臨ませ、ノズル部先端を
出力圧油路14に臨ませることにより、それぞれの開口
位置が分離されるので、その間にシールリング37を設
けることにより供給圧油路11と出力圧油路14間が容
易かつ確実にシールされる。
【0017】なお、実施の形態では、供給圧油路11お
よび出力圧油路14がバルブボディ10内に孔加工され
たものとしたが、これらはバルブボディ10の下面に溝
を形成したうえプレートでカバーして油路とすることも
できる。また、2方デューティソレノイドバルブのオリ
フィス孔43はノズル部の小径部33の側面に開口し、
プランジャ44で開閉される貫通穴38は小径部33の
先端面に開口するものとしたが、貫通穴とオリフィス孔
のいずれを端面に開口するか、あるいは側面に開口する
かは任意であり、その開口位置に応じて対応する油路と
の連通路を設定すればよい。
よび出力圧油路14がバルブボディ10内に孔加工され
たものとしたが、これらはバルブボディ10の下面に溝
を形成したうえプレートでカバーして油路とすることも
できる。また、2方デューティソレノイドバルブのオリ
フィス孔43はノズル部の小径部33の側面に開口し、
プランジャ44で開閉される貫通穴38は小径部33の
先端面に開口するものとしたが、貫通穴とオリフィス孔
のいずれを端面に開口するか、あるいは側面に開口する
かは任意であり、その開口位置に応じて対応する油路と
の連通路を設定すればよい。
【0018】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、供給圧油路か
らオリフィスを通過した作動油を2方デューティソレノ
イドバルブで制御的にドレーンして所定の出力圧とする
自動変速機の油圧回路において、上記オリフィスを2方
デューティソレノイドバルブのノズル部に備えたものと
したので、わざわざオリフィス形成のために他の部材を
必要とせず、設置位置の自由度も高い。また出力圧特性
を調整するときにも、オリフィスの大きさを異ならせた
2方デューティソレノイドバルブに取り替えるだけでよ
いから、調整作業が大幅に簡便となる。
らオリフィスを通過した作動油を2方デューティソレノ
イドバルブで制御的にドレーンして所定の出力圧とする
自動変速機の油圧回路において、上記オリフィスを2方
デューティソレノイドバルブのノズル部に備えたものと
したので、わざわざオリフィス形成のために他の部材を
必要とせず、設置位置の自由度も高い。また出力圧特性
を調整するときにも、オリフィスの大きさを異ならせた
2方デューティソレノイドバルブに取り替えるだけでよ
いから、調整作業が大幅に簡便となる。
【0019】より具体的には、2方デューティソレノイ
ドバルブのノズル部にドレーンポートと連通可能の油穴
と、該油穴に連通するオリフィス孔とを備え、オリフィ
ス孔の開口を供給圧油路に臨ませ、油穴の開口を出力圧
油路に臨ませることにより、供給圧油路からの作動油を
オリフィス孔に通過させた後適宜にドレーンポートから
ドレーンさせることにより所定圧に制御された出力圧が
油穴から出力圧油路へ出力される。
ドバルブのノズル部にドレーンポートと連通可能の油穴
と、該油穴に連通するオリフィス孔とを備え、オリフィ
ス孔の開口を供給圧油路に臨ませ、油穴の開口を出力圧
油路に臨ませることにより、供給圧油路からの作動油を
オリフィス孔に通過させた後適宜にドレーンポートから
ドレーンさせることにより所定圧に制御された出力圧が
油穴から出力圧油路へ出力される。
【0020】とくに油穴をノズル部先端に開口させ、オ
リフィス孔をノズル部側面に開口させて、ノズル部側面
を供給圧油路に臨ませ、ノズル部先端を出力圧油路に臨
ませることにより、それぞれの開口位置が分離されるの
で、供給圧油路と出力圧油路間のシールが容易となる。
リフィス孔をノズル部側面に開口させて、ノズル部側面
を供給圧油路に臨ませ、ノズル部先端を出力圧油路に臨
ませることにより、それぞれの開口位置が分離されるの
で、供給圧油路と出力圧油路間のシールが容易となる。
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】発明が適用される油圧回路例を示す図である。
【図3】従来例を示す図である。
【符号の説明】 10 バルブボディ 11 供給圧油路 12、15 立上がり部 13 壁部 14 出力圧油路 17 大径部受け部 18 小径部受け部 30 2方デューティソレノイドバルブ 31 ノズル部 32 大径部 33 小径部 36、37 シールリング 38 貫通穴 39 弁座 40 プランジャ室 41 ドレーンポート 43 オリフィス孔 44 プランジャ 45 ばね 46 コイル 50 マニュアルバルブ 52 シフトバルブ 54 パイロット圧バルブ 56 オリフィス 57 ドレーン口 58 ソレノイドバルブ B ブレーキ F/C フォワードクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 伸文 静岡県富士市吉原宝町1番1号 ジヤト コ・トランステクノロジー株式会社内 Fターム(参考) 3J552 MA02 NA01 NB01 PA65 QA08B QA36B QA41B QA42B QB04
Claims (3)
- 【請求項1】 供給圧油路からオリフィスを通過した作
動油を2方デューティソレノイドバルブで制御的にドレ
ーンして所定の出力圧とする自動変速機の油圧回路にお
いて、前記オリフィスを前記2方デューティソレノイド
バルブのノズル部に備えたことを特徴とする自動変速機
用ソレノイドバルブ回路。 - 【請求項2】 前記2方デューティソレノイドバルブは
ノズル部とドレーンポートを備え、ノズル部に前記ドレ
ーンポートと連通可能の油穴と、該油穴に連通し前記オ
リフィスを形成するオリフィス孔とを開口させ、前記オ
リフィス孔の開口を前記供給圧油路に臨ませ、油穴の開
口を出力圧油路に臨ませていることを特徴とする請求項
1記載の自動変速機用ソレノイドバルブ回路。 - 【請求項3】 前記油穴がノズル部先端に開口し、前記
オリフィス孔がノズル部側面に開口して、前記ノズル部
側面を前記供給圧油路に臨ませ、前記ノズル部先端を出
力圧油路に臨ませていることを特徴とする請求項2記載
の自動変速機用ソレノイドバルブ回路。
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---|---|---|---|
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KR10-2002-0000086A KR100439463B1 (ko) | 2001-02-13 | 2002-01-02 | 자동변속기용 솔레노이드 밸브 회로 |
US10/074,582 US6799598B2 (en) | 2001-02-13 | 2002-02-12 | Solenoid valve circuit for automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2001035354A JP2002235842A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 自動変速機用ソレノイドバルブ回路 |
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JP2002235842A true JP2002235842A (ja) | 2002-08-23 |
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ID=18898805
Family Applications (1)
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JP2001035354A Pending JP2002235842A (ja) | 2001-02-13 | 2001-02-13 | 自動変速機用ソレノイドバルブ回路 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2002235842A (ja) |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053421A (ja) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | マツダ株式会社 | 油圧制御装置のバルブボディアセンブリ及びその製造方法 |
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JPH06109123A (ja) * | 1992-09-24 | 1994-04-19 | Mazda Motor Corp | 自動変速機の変速制御装置 |
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2001
- 2001-02-13 JP JP2001035354A patent/JP2002235842A/ja active Pending
-
2002
- 2002-01-02 KR KR10-2002-0000086A patent/KR100439463B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2002-02-12 US US10/074,582 patent/US6799598B2/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017053421A (ja) * | 2015-09-09 | 2017-03-16 | マツダ株式会社 | 油圧制御装置のバルブボディアセンブリ及びその製造方法 |
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US20020129854A1 (en) | 2002-09-19 |
KR100439463B1 (ko) | 2004-07-09 |
KR20020066952A (ko) | 2002-08-21 |
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