JP2002235704A - 液圧制御装置 - Google Patents

液圧制御装置

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JP2002235704A
JP2002235704A JP2001034976A JP2001034976A JP2002235704A JP 2002235704 A JP2002235704 A JP 2002235704A JP 2001034976 A JP2001034976 A JP 2001034976A JP 2001034976 A JP2001034976 A JP 2001034976A JP 2002235704 A JP2002235704 A JP 2002235704A
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JP
Japan
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flow path
hydraulic fluid
valve
cargo handling
steering
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JP2001034976A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yamashita
茂 山下
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Shimadzu Corp
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Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の液圧制御装置においては、ステアリング
操作をしない場合でも方向制御弁駆動用のパイロット圧
生成のために、優先流路に設けた固定絞りに一定の作動
液を流し続けなければならなかった。 【解決手段】ステアリング駆動部S用の優先流路1と荷
役駆動部N用の余剰流路2とに作動液を供給するための
液圧制御装置を、ポンプポート10からの作動液の流路
3に設けたロードセンシングタイプの分流弁4と、その
分流弁4と余剰流ポート11の間の流路5に設けたアン
ロード部6と、余剰流路2の末端側に設けた背圧弁7と
によって構成する液圧制御装置を採用しているので、ス
テアリング操作を行わないときには作動液の全量を荷役
駆動部Nに供給することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用車両や、フ
ォークリフトに搭載される液圧制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、フォークリフト等のステアリン
グ駆動部と荷役駆動部を備えた産業用車両に搭載され、
そのステアリング駆動部と荷役駆動部とに作動液を供給
する従来の液圧制御装置には、分流弁、固定絞り、及び
アンロード弁が設けられている。
【0003】その分流弁はポンプからの作動液の流路の
上流に設けられ、ステアリング操作の有無に関わらず作
動液の一定量を優先的にステアリング用の優先流路に流
し、荷役操作時には余剰量の作動液を、荷役用の余剰流
路に供給するという機能を有している。
【0004】固定絞りは、前記分流弁の下流の優先流路
に設けられ、優先流路を常に流れる一定の優先流の圧力
損失を利用することによって、余剰流ポートと荷役駆動
部との間に設けた方向制御弁の操作のためのパイロット
圧力と、後述するアンロード弁を駆動するためのパイロ
ット圧力を生成するという機能を有する。
【0005】アンロード弁は、分流弁とその下流の余剰
流ポートとの間の流路に設けられ、荷役非操作時には分
流弁から余剰流路側に流出した作動液を余剰流ポートに
流すことなくタンクポートを介してタンクに戻し、荷役
操作時のみ作動液を余剰流ポートを介して余剰流路に流
し、その下流に位置する荷役駆動部への供給をなすとい
う機能を有する。
【0006】従来の液圧制御装置は、以上のような構成
を採用しているので、ステアリング操作の有無に関わら
ず、常に一定量の作動液を優先流路に設けた固定絞りに
流すことによって背圧を生じさせて、方向制御弁の駆動
用とアンロード弁の駆動用のパイロット圧力を生成して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
ものであると、ステアリング操作をしない場合でもパイ
ロット圧生成のために、優先流路に設けた固定絞りに、
一定の作動液を流すことが必要となる。そのため、ポン
プから吐出された作動液の全量を荷役操作に使用でき
ず、リフトスピードをあげることができないという課題
が生じる。
【0008】他方、リフトスピードを上げるために、ス
テアリングを使用しない場合に優先流路を通じたステア
リング駆動部への作動液の供給を0とするロードセンシ
ングタイプの分流弁を採用する場合、優先流路の固定絞
りによる圧力損失が利用できなくなり、方向制御弁の操
作のためのパイロット圧力が確保できないばかりでな
く、アンロード弁の駆動も不可能となるという課題も生
じる。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、以上
の課題を解決するため、ステアリング駆動部と荷役駆動
部とに作動液を供給するにあたり、ステアリング操作時
に作動液の少なくとも一部を優先流路を介して優先的に
ステアリング駆動部に供給し、ステアリング非操作時に
作動液の優先流路への流出を遮断すると共に優先流路に
流出しない作動液を余剰流路側に流出させる分流弁と、
前記分流弁から余剰流路側に流出した作動液を、荷役非
操作時に余剰流路に流すことなくタンクに戻し、荷役操
作時のみ余剰流路に流して荷役駆動部への供給を可能に
するアンロード弁と、余剰流路の末端側に設けた背圧弁
とを具備し、余剰流路に作動液が流れた際に発生する背
圧を利用して、該余剰流路と荷役駆動部との間に設けた
方向切換弁をパイロット動作させ、これにより余剰流路
から荷役駆動部への作動液の回り込みを許容し得るよう
にしたことを特徴とする液圧制御装置を採用する。
【0010】以上のような構成の液圧制御装置を採用す
れば、ステアリング操作を行わず荷役操作のみ行う場合
には、アンロード弁を閉塞することによって余剰流ポー
トを介して余剰流路に作動液を流入させ、余剰流路に設
けた背圧弁によって生じる背圧によって方向制御弁駆動
用のパイロット圧力を得ることが可能になる。
【0011】そのため、従来の液圧制御装置と異なり、
パイロット圧力生成のために常にステアリング駆動用の
優先流路に作動液を流入させる必要はなくなり、必要で
あれば作動液の全量を荷役駆動部の余剰流路に供給し
て、荷役動作を高い効率で行わせることができる。
【0012】また、ステアリング操作と荷役操作を同時
に行う場合には、優先流路に固定絞りがないため、作動
液の不要な圧力上昇を防ぐことが可能となり、省エネル
ギーが実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1、2を参照して説明する。
【0014】本実施形態においては、フォークリフトに
本発明の液圧制御装置を搭載する場合について説明す
る。
【0015】本液圧制御装置は、図1に示すように、ポ
ンプポート10からの作動液の流路3に設けられたロー
ドセンシングタイプの分流弁4と、その分流弁4と余剰
流ポート11の間の流路5に設けられたアンロード部6
と、余剰流路2の末端側に設けられた背圧弁7とによっ
て構成される。
【0016】分流弁4は、前述のように、ポンプポート
10からの作動液の流路3に設けられ、ステアリング操
作時に作動液の少なくとも一部を優先流路1を介して優
先的にステアリング駆動部Sに供給し、ステアリング非
操作時に作動液の優先流路1への流出を遮断すると共に
優先流路1に流出しない作動液を前記分流弁4と余剰流
ポート11の間の流路5に流出させる機能を有する。
【0017】アンロード部6は分流弁4と余剰流ポート
11との間の流路5に設けられ、アンロード弁6bとソ
レノイドバルブ6aを備えている。
【0018】そのアンロード部6は、荷役非操作時に
は、そのソレノイドバルブ6aを開放してアンロード弁
6bにより作動液をタンクポート12を介してタンク1
3に戻し、荷役操作時にのみソレノイドバルブ6aを閉
塞して、作動液を余剰流ポート11を介して余剰流路2
に流し込み荷役駆動部Nへの供給を可能にする機能を有
する。
【0019】背圧弁7は、余剰流路2の末端に設けら
れ、余剰流路2の作動液に背圧を生じさせ、方向制御弁
8駆動用のパイロット圧力を生成するという機能を有す
る。
【0020】以上のような構成の液圧制御装置を搭載し
たフォークリフトのステアリング操作と荷役操作がなさ
れた場合について説明する。
【0021】ステアリング操作が行われていない状態で
は、優先流路1を通じたステアリング駆動部Sへの作動
液の供給は0である。作動液は分流弁4によって全量が
分流弁4と余剰流ポート11との間の流路5に流され
る。
【0022】このとき荷役操作も行われていなければ、
作動液はアンロード部6によって、余剰流ポート11に
流れ込むことなく、タンクポート12を介してタンク1
3に戻される。
【0023】この状態から、荷役操作が行われると、ア
ンロード部6によって余剰流ポート11を介して余剰流
路2に作動液が流され、方向制御弁8の下流に設けた背
圧弁7によって余剰流路2の作動液に背圧が発生する。
そして、この背圧により、方向切換弁8がパイロット動
作し、余剰流路2中の作動液の少なくとも一部、必要で
あれば全量が、荷役駆動部Nに送り込まれる。
【0024】また、作動液の全量がタンク13に戻され
ている状態から、ステアリング操作が行われると、分流
弁4が作動液の一部を優先的に優先流路1に流し、その
作動液がステアリング駆動部Sに供給されるとともに、
他はアンロード部6によって余剰流ポート11に流れ込
むことなく、タンクポート12を介してタンク13に戻
される。
【0025】さらに、ステアリング操作と荷役操作が同
時に行われている場合には、作動液は優先流路1を通じ
てステアリング駆動部Sに、また余剰流路2及び方向切
換弁8を通じて荷役駆動部Nに、それぞれ供給される。
【0026】以上のように、本発明は、荷役操作を行う
時以外は余剰流路2と背圧弁7に作動液を回り込ませな
いため、不当な圧力損失、液温の上昇を極力回避するこ
とができる。しかも、荷役操作のみ行う時には全量を荷
役駆動部Nに供給することもできるので、荷役動作を高
い効率で行わせることができる。
【0027】その他、各部の具体的構成は、上記実施形
態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲で種々変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0029】すなわち、本発明においては、ステアリン
グ操作を行わず荷役操作のみ行う場合には、アンロード
弁を閉塞することによって、作動液の全量を余剰流路に
作動液を流入させ、余剰流路に設けた背圧弁によって生
じる背圧によって方向制御弁駆動用のパイロット圧力を
得ることが可能になる。
【0030】そのため、パイロット圧力生成のために常
にステアリング駆動用の優先流路に作動液を流入させ続
ける必要はなくなり、作動液の全量を荷役駆動部の余剰
流路に供給して、荷役動作を高い効率で行わせることが
できる。
【0031】また、ステアリング操作と荷役操作を同時
に行う場合には、優先流路に固定絞りがないため、作動
液の不要な圧力上昇を防止することが可能になり、省エ
ネルギーが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す液圧制御装置の回路
図。
【図2】同実施形態の液圧制御装置の概略断面図。
【符号の説明】
1…優先流路 2…余剰流路 4…分流弁 6b…アンロード弁 7…背圧弁 8…方向制御弁 N…荷役駆動部 S…ステアリング駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリング駆動部と荷役駆動部とに作動
    液を供給するためのものであって、ステアリング操作時
    に作動液の少なくとも一部を優先流路を介して優先的に
    ステアリング駆動部に供給し、ステアリング非操作時に
    作動液の優先流路への流出を遮断すると共に、優先流路
    に流出しない作動液を余剰流路側に流出させる分流弁
    と、前記分流弁から余剰流路側に流出した作動液を、荷
    役非操作時に余剰流路に流すことなくタンクに戻し、荷
    役操作時のみ余剰流路に流して荷役駆動部への供給を可
    能にするアンロード弁と、 余剰流路の末端側に設けた背圧弁とを具備し、 余剰流路に作動液が流れた際に発生する背圧を利用し
    て、該余剰流路と荷役駆動部との間に設けた方向切換弁
    をパイロット動作させ、これにより余剰流路から荷役駆
    動部への作動液の回り込みを許容し得るようにしたこと
    を特徴とする液圧制御装置。
JP2001034976A 2001-02-13 2001-02-13 液圧制御装置 Pending JP2002235704A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006321267A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Nissan Motor Co Ltd 産業車両の油圧制御装置
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CN107503994A (zh) * 2017-02-16 2017-12-22 数源科技股份有限公司 一种纯电动压缩式垃圾车上装节能型背压系统及控制方法

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