JP2002234341A - 車両用サイドバイザ - Google Patents

車両用サイドバイザ

Info

Publication number
JP2002234341A
JP2002234341A JP2001034459A JP2001034459A JP2002234341A JP 2002234341 A JP2002234341 A JP 2002234341A JP 2001034459 A JP2001034459 A JP 2001034459A JP 2001034459 A JP2001034459 A JP 2001034459A JP 2002234341 A JP2002234341 A JP 2002234341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side visor
glass run
bracket
door
glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001034459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4411790B2 (ja
Inventor
Hiroshi Katagami
浩 潟上
Kazuhiko Yamada
和彦 山田
Akira Watanabe
彰 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Marelli Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Calsonic Kansei Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Calsonic Kansei Corp filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2001034459A priority Critical patent/JP4411790B2/ja
Publication of JP2002234341A publication Critical patent/JP2002234341A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4411790B2 publication Critical patent/JP4411790B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドバイザとグラスランの間に隙間ができ
て水漏れが発生したり、ドアガラスの昇降の際に、ドア
ガラスがグラスランのリップ部を噛み込んだりブラケッ
トに干渉するという問題が生ずることがなく、簡単なサ
イドバイザの取付け構造を提供する。 【解決手段】 両面粘着テープ等の固着手段5でサイド
バイザの貼付面1−3とグラスランの貼付面4−1とを
貼付け固定すると共に、一端がサイドバイザ1の裏面凹
部1−4に固定され、他端がドアサッシュ3にグラスラ
ン4の上面に固定されたブラケット2によってサイドバ
イザ1のグラスラン4への固定が強化されていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両側面の前後ド
アの上縁部に取付けされるサイドバイザの取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両側面の前後ドアの上縁部
には、装飾性に優れ、軽量、かつ安価であることから合
成樹脂製サイドバイザが多用されている。
【0003】図2は、従来例に係るサイドバイザを車両
側面の前後ドアに取付けた斜視図である。
【0004】前後ドアに取付けされるサイドバイザは、
風雨や太陽の直射光を遮ると同時に車両の意匠部品とし
ても重要な機能を備えており、車両を購入した後に購入
者自身によって、または販売店等で取付けることも多く
なされている。
【0005】図3は従来例に係るサイドバイザの取付部
断面図である。
【0006】図3において、サイドバイザ11は、合成
樹脂材料にて射出成形され、平坦をなす上部11−2と
上部11−2に連続する曲率半径の大きな凸面をなす下
部11−1から形成され、上部11−2の裏面に形成さ
れた貼付面11−3には固着手段である両面粘着テープ
15の一つの面が貼付けされ、固着手段である両面粘着
テープ15の他の面がドアサッシュ(不図示)に嵌着さ
れたグラスランの貼付面14−1に貼付けされている。
【0007】さらに、サイドバイザ11の前後部の適宜
部に複数個設けられた金属製のブラケット12によっ
て、サイドバイザ11とグラスランとの接合が強化され
ている。
【0008】ブラケット12の下部はビス17でサイド
バイザ11の下部11−1に締付けされ、ブラケット1
2の上端部とサイドバイザの上部11−2とでグラスラ
ンの貼付面14−1部を挟着している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
のサイドバイザ11のグラスランへの固定においては、
グラスラン14のドアガラス16の侵入部にブラケット
12が介在しているため、さらに、グラスランの貼付面
14−1を構成しているオーバハング部のみに固定する
ものであるから、サイドバイザ11をドアサッシュ14
に取付ける際の当部の変形や各部品精度の影響を受け易
く、固着手段である両面粘着テープ15とグラスラン1
4との間に隙間ができて水漏れが発生したり、ドアガラ
ス16の昇降の際に、ドアガラス16がグラスランのリ
ップ部14−2を噛み込んだりブラケット12に干渉す
るという問題の生ずることがあった。
【0010】本発明は、係る問題点に鑑みてなされたも
のであり、サイドバイザ11のグラスラン14への取付
け精度がよく、水漏れやドアガラス16の昇降時のグラ
スラン14の噛み込み等がなく、かつ取付けの容易なサ
イドバイザの提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
車両側面の前後ドアのドアサッシュ上縁部に固着手段で
ある両面粘着テープと複数個のブラケットによって取付
け固定されるサイドバイザにおいて、固着手段である前
記両面粘着テープはサイドバイザの上部の裏面とグラス
ランとを貼付け固定し、前記ブラケットは一端がサイド
バイザの上部の裏面に固定され、他端がドアサッシュの
上面に固定されるものである。
【0012】請求項2係る発明は、前記ブラケットが前
記グラスランのリップの根元部のスリットを貫通してい
ることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態に係
るサイドバイザの取付部断面図である。
【0014】図1において、1はサイドバイザの本体で
あり、ポリカーボネートやアクリル系の透明着色合成樹
脂材料にて射出成形されたものであり、表面形状が連続
する一つの凹面をなす上部1−2と、表面形状が連続す
る一つの凸面をなす下部1−1の2つの部分とから構成
されている。
【0015】また、上部1−2の裏面には、固着手段で
ある両面粘着テープ5を貼付けするための貼付面1−3
が形成され、この貼付面1−3の複数箇所にブラケット
2を取付けるための凹部1−4が形成されている。
【0016】ブラケット2は、たとえば金属製のプレス
成形品であり、その一端は前記凹部1−4に嵌着され、
リベット7ー1でカシメ固定された後、貼付面1−3の
前後に亘って固着手段である両面粘着テープ5の一つの
面が貼付けされている。
【0017】4はグラスランであり、内部に不図示の金
属の芯材をおり込んだゴムのモールド成形品であり、ド
アサッシュ3の端末部3−1に嵌着されている。
【0018】グラスラン4の下端部はドアガラス6との
シールをするためのリップ4−2が設けら、グラスラン
4の上部には、不図示のドアとのシールを行なうための
内外2本の上部リップ4−4,4−3が上方に向かって
設けられていて、不図示のボディ開口部と接触すること
で車両室内への侵入を防止している。
【0019】なお、ドアサッシュ3およびグラスラン4
は図1ではその上辺断面図のみ示しているが、全体形状
はドア開口部に沿った形状であることは言うまでもな
い。
【0020】ブラケット2がリベット7−1でカシメ固
定されたサイドバイザ1をドアサッシュ3に取付けるに
は、ブラケット2に対応するリップ4−3の根元部をカ
ッターナイフ等でスリット4−5を入れ、ブラケット2
の端末をそのスリットに嵌挿して、まず、固着手段であ
る両面粘着テープ5をグラスランの貼付面4−1に貼付
ける。
【0021】この貼付けた位置を衝として、ブラケット
2の端末の不図示のポンチマークに合せて電気ドリルで
グラスラン4とドアサッシュの端末部3−1に下孔を明
け、スクリューまたはセルフタッピングスクリュー7−
2でグラスラン4を介してドアサッシュ3に固定する。
【0022】したがって、本実施の形態に係るサイドバ
イザ1のドアッサシュ3への取付けにおいては、ドアガ
ラス6の侵入部にブラケット2が介在することなく、サ
イドバイザ1はグラスランの縦壁をなす貼付面4−1と
上面の二つの面に取付けているので、変形し難く、フロ
ントガラス6の侵入部の寸法に影響を及ぼすことなく安
定している。
【0023】このため、固着手段である両面粘着テープ
5とグラスラン4との間に隙間ができ水漏れが発生した
り、ドアガラス6の昇降の際に、ドアガラス6がグラス
ランのリップ部4−2を噛み込んだりブラケット2に干
渉するという問題が生ずることはない。
【0024】また、スクリューまたはセルフタッピング
スクリュー7−2のネジ部はグラスラン4のゴム材の緊
迫力によって周囲から締付けられているので水漏れの生
じることはない。
【0025】また、リップ4−3の根元部にはスリット
4−5が切られ、水が侵入する場合も考えられるが、本
実施の形態では、他のリップ4−4の作用で室内への水
の侵入は防止できる。
【0026】なお、スリット4−3は通常はゴム材の緊
迫力により水密であるが、心配な場合にはシール剤を塗
布しても良いことは言うまでもない。
【0027】また、本実施の形態においては、固着手段
として固着作業の容易な両面粘着テープを用いる例を開
示したが、これに限らず、たとえば溶着、ホットメルト
接着や接着剤等の固着手段を用いることもできる。
【0028】さらに、本実施の形態においては、上部グ
ラスランの一方のリップ4−3の根元部にスリット4−
5を設けて、ブラケット2を挿通させる例について説明
したが、一方のリップ4−3を倒して、ブラケット2で
上から抑えたり、リップ4−3のブラケット2と接触す
る部分を切除してブラケット2をドアサッシュ3にスク
リューまたはセルフタッピングスクリュー7−2で固定
するようにしても良いことは言うもでもない。
【0029】
【発明の効果】請求項に係る発明によれば、ドアガラス
侵入部にサイドバイザの取付けブラケットが介在するこ
となく、また、サイドバイザの取付面がグラスランの縦
壁と上面の二つの面であるので、固着手段とグラスラン
との隙間からの水漏れが発生したり、ドアガラスの昇降
の際に、ドアガラスがグラスランのリップ部を噛み込ん
だりブラケットに干渉するという問題を生じないサイド
バイザを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るサイドバイザの 取
付部断面図
【図2】従来例に係るサイドバイザを車両介在面の前後
ドアに取付けた斜視図
【図3】従来例に係るサイドバイザの 取付部断面図
【符号の説明】
1、11 : サイドバイザ 1−1,11−1 : 下部 1−2,11−2 : 上部 1−3 、11−3 : 貼付面 1−4 : 凹部 2、12 : ブラケット 3、13 : ドアサッシュ 4,14 : グラスラン 4−1、14−1 : 貼付面 4−2、4−3、4−4 :リップ 4−5 : スリット 5,15 : 固着手段(両面粘着テープ) 6、16 : ドアガラス 7−1 : リベット 7−2 : スクリューまたはセルフタピンングスクリ
ュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 和彦 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 渡辺 彰 東京都中野区南台5丁目24番15号 カルソ ニックカンセイ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両側面の前後ドアのドアサッシュ上縁
    部に固着手段と複数個のブラケットによって取付け固定
    されるサイドバイザにおいて、 前記固着手段はサイドバイザの上部の裏面とグラスラン
    とを固着し、 前記ブラケットは一端がサイドバイザの上部の裏面に固
    定され、他端がドアサッシュの上面に前記グラスランを
    介して固定されていることを特徴とする車両用サイドバ
    イザ。
  2. 【請求項2】 前記ブラケットは前記グラスランの上面
    のリップの根元部に形成されたスリットを貫通している
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用サイドバイ
    ザ。
JP2001034459A 2001-02-09 2001-02-09 車両用サイドバイザ Expired - Fee Related JP4411790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001034459A JP4411790B2 (ja) 2001-02-09 2001-02-09 車両用サイドバイザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001034459A JP4411790B2 (ja) 2001-02-09 2001-02-09 車両用サイドバイザ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002234341A true JP2002234341A (ja) 2002-08-20
JP4411790B2 JP4411790B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=18898064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001034459A Expired - Fee Related JP4411790B2 (ja) 2001-02-09 2001-02-09 車両用サイドバイザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4411790B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107208441A (zh) * 2015-12-08 2017-09-26 法国圣戈班玻璃厂 包括板和至少一个升降轨的设备及其制备方法和用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107208441A (zh) * 2015-12-08 2017-09-26 法国圣戈班玻璃厂 包括板和至少一个升降轨的设备及其制备方法和用途
CN107208441B (zh) * 2015-12-08 2019-08-20 法国圣戈班玻璃厂 包括板和至少一个升降轨的设备及其制备方法和用途

Also Published As

Publication number Publication date
JP4411790B2 (ja) 2010-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
PL355569A1 (en) Joining of a vehicle pane to a contiguous element
JPH05193356A (ja) 車両用取付窓ガラス装置
JPH0388817U (ja)
AU634174B2 (en) Car glass plate prepared for fitting by adhesion with a prefitted pull-out cord
US4936537A (en) Sealing body for door mirror and door mirror using the same
JPH0133401Y2 (ja)
JP2002234341A (ja) 車両用サイドバイザ
JPH11254960A (ja) 車両用ウインドシールドモールディング
JP3013979U (ja) 自動車用バイザ
US5752351A (en) Automotive window construction
JPH0316287B2 (ja)
JP2555529Y2 (ja) ボディサイドウエザーストリップ
JPS633286Y2 (ja)
JPS6232892Y2 (ja)
JPH0231301Y2 (ja)
JPH0215714Y2 (ja)
JPS6113671Y2 (ja)
JPS60176818A (ja) 車両のシ−リングスクリ−ン取付構造
JPH0143929Y2 (ja)
JPH0669783B2 (ja) 自動車のボデイサイド構造
JPH0412803Y2 (ja)
JPH07291057A (ja) 自動車用ドアガラスシール構造
JP4585112B2 (ja) ダブルシール付き自動車用サイドバイザー
JPH0230327Y2 (ja)
JPS6012736Y2 (ja) 自動車用サイドドアのコ−ナ−ブラケット取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20060412

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20060412

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090303

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090416

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees