JP2002234305A - リムホイール - Google Patents

リムホイール

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JP2002234305A
JP2002234305A JP2001034029A JP2001034029A JP2002234305A JP 2002234305 A JP2002234305 A JP 2002234305A JP 2001034029 A JP2001034029 A JP 2001034029A JP 2001034029 A JP2001034029 A JP 2001034029A JP 2002234305 A JP2002234305 A JP 2002234305A
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air chamber
rim wheel
rim
tire
sub
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Hiroshi Morinaga
啓詩 森永
Hidetoshi Yokota
英俊 横田
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Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の大きな要求性能である乗り心地や静
粛性を向上可能な実用的なリムホイールを提供するこ
と。 【解決手段】 リムホイール10を第1のリムホイール
構成部材12と第2のリムホイール構成部材14とで構
成する。第1のリムホイール構成部材12と第2のリム
ホイール構成部材14とを組み合わせることにより、周
方向に不連続な複数の第1の副気室48A及び第2の副
気室48Bがホイールベース部に形成される。第1の副
気室48Aは第1の孔54Aを介してタイヤ気室52と
連通し、第2の副気室48Bは第2の孔54Bを介して
タイヤ気室52と連通している。副気室と孔とで特定の
周波数の振動を吸収可能なヘルムホルツ吸音共鳴器が構
成され、静粛性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタイヤを取り付ける
車両用のリムホイールに係り、特に、高い操縦安定性を
確保しつつ車両に伝達される振動を抑制し、乗り心地の
向上、車内騒音の低減等を図ることのできるリムホイー
ルに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の操縦安定性と乗り心地
性、静粛性を高次元に両立する高機能化が、特に高級車
領域で進められている。
【0003】上記課題に対し、いわゆる足回りと呼ばれ
るタイヤ、リムホイール、サスペンションといった範疇
では、サスペンションのアクティブ制御技術、防振ゴム
やタイヤの構造の改良技術などが開発されてきている。
【0004】リムホイールに関しては、乗り心地の改良
に対して、実公昭38−27102号公報に、ホイール
ディスクに補助空気室を設け、更にタイヤ主気室とは連
通孔を介して連通するように構成されている補助空気室
付きタイヤ車輪が開示されている。
【0005】実公昭38−27102号公報の考案は、
タイヤ空気室総容積の増加によりタイヤ剛性を低下さ
せ、また、連通孔の抵抗により空気圧振動を減衰させ、
タイヤ振動の低減及び乗り心地の向上を図るものであ
る。
【0006】一方、リムホイール内にこういった副気室
を設ける手段が、実開昭60−47606号公報、特開
昭63−192601号公報に開示されている。
【0007】また、同様の形態である副気室を、タイヤ
内の空洞共鳴音を低減させるヘルムホルツ共鳴吸音器と
して機能させる技術が、実開平1−90601号公報、
実開平2−30704号公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らが検討した
ところ、上記の公知技術は、工学基本原理を使用してい
る為、乗り心地の向上や車内音の低減に対して一定の効
果を有していたものも有るが、以下に述べる問題点に起
因し、未だ実用化されていないのが現状である。
【0009】実公昭38−27102号公報、実開昭6
0−47606号公報、特開昭63−192601号公
報、実開平1−90601号公報のものは、ディスクあ
るいはスポーク内に補助気室を形成しているが、実際上
はブレーキスペースを確保する必要があるために、大き
な気室を形成することは不可能である。
【0010】とりわけ、前輪部はディスクブレーキが採
用されている車両が主流であり、ブレーキキャリパがリ
ムホイールスポークの車軸方向内側にかなり接近してい
る。また、リム強度面から、板厚を薄くする事には限界
がある。タイヤバネの低減にせよ、空洞共鳴音の低減に
せよ、ある程度の補助気室体積を確保しなければ、その
効果は非常に小さくなってしまう。
【0011】また、実開昭38−27102号公報、実
開昭60−47606号公報、特開昭63−19260
1号公報のものは、副気室が周方向に連続な気室となっ
ているが、この場合、空洞共鳴音が増大してしまうとい
う大きな欠点を有しており、実用性が無い。また、ディ
スク内に冷却用の開口部を設ける事ができないので、ブ
レーキディスクが高温化し、耐久や性能面で好ましくな
い。
【0012】実開平1−90601号のものは、スポー
ク内に気室を形成している為、周方向には不連続な気室
となっている。ただし、このようなスポーク内副気室を
形成する手法として、例えば中子を用いた鋳造法が挙げ
られるが、補助気室の寸法や位置の精度を確保すること
が難しいことに起因して、回転バランスの悪化が懸念さ
れる。更に、製造コストの増大や、歩留まりの悪化もデ
メッリトとなる。
【0013】特開昭63−192601号公報のものの
ように、複数の部材を結合、あるいは溶接する手法で
は、結合部が非常に広くなり、エアシール性、回転バラ
ンスの確保が問題となってくる。
【0014】実開平2−30704号公報のものでは、
二重底を有するリムホイール形態になっているが、ビー
ドベースラインより径の小さい、いわゆるリムボトム部
が無い形状になっている為に、タイヤビードがリムフラ
ンジを乗り越えることが不可能であり、実質的にリム組
みできず、実用性が無い。また、周方向に連続な、円環
状の気室となっているので、空洞共鳴音の低減は全く見
られない。
【0015】本発明は上記事実を考慮し、自動車の大き
な要求性能である乗り心地性や静粛性を向上させる実用
的なリムホイールを提供することが目的である。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、一対のリムフランジ部を有するリムホイールであっ
て、一方のリムフランジ部を備える第1のリムホイール
構成部材と、他方のリムフランジ部を備える第2のリム
ホイール構成部材と、前記第1のリムホイール構成部材
と前記第2のリムホイール構成部材とを連結固定するこ
とにより形成される副気室と、タイヤ内面とリムホイー
ル間に形成されるタイヤ気室に前記副気室を連通させる
連通部と、を有することを特徴としている。
【0017】次に、請求項1に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0018】第1のリムホイール構成部材と第2のリム
ホイール構成部材とを連結固定することにより副気室が
形成される。ただし、該副気室が周方向に連続な円環状
となることを避ける為に、隔壁等を設け、周方向不連続
としておくことが必要である。以下に説明するように、
該副気室をヘルムホルツ共鳴吸音器として機能させる上
で、この周方向不連続という形態は欠くことのできない
要件であり、円環状のなると、いかに連通部寸法を調整
しても、空洞共鳴音が全く低下しないことを本発明者ら
は実験的に確かめた。
【0019】副気室形態が周方向不連続である場合は、
副気室はヘルムホルツ共鳴吸音器とよばれる共鳴吸音構
造の役目を果たす事ができ、特定の周波数の振動を吸収
することができる。
【0020】例えば、乗用車用のタイヤにはおよそ25
0Hz付近に空洞共鳴と考えられるピークが存在してお
り、車内騒音の一因となっているが、低減させたい特定
の周波数の音に対して、副気室の容積、形態、連通部の
断面積、長さ等を適宜選択する事により、副気室にて共
鳴吸音効果を発現させる事ができる。
【0021】また、リムホイールにタイヤを装着する事
により、タイヤ内面とリムホイール間には密閉されたタ
イヤ気室が形成される。
【0022】タイヤ気室は、連通部を介して副気室を連
結されるので、基本的にタイヤ内部容積はタイヤ気室容
積と副気室容積を足し合わせた容積となる。
【0023】ここで、タイヤバネ定数は内部容積に依存
するので、内部容積が大きくなるとバネ定数が低下し、
逆に小さくなるとバネ定数は高くなる。
【0024】請求項1に記載の発明において、例えば、
上記タイヤ気室と副気室を足し合わせた容積が通常のホ
イールよりも大きい場合は、低周波のゆっくりとした入
力に対してはタイヤのバネ定数は低くなる。
【0025】ただし、連通部の断面積を比較的ちいさく
設定することにより、高周波の入力に対しては、連通部
の抵抗によって内部容積が、タイヤ気室容積から副気室
容積を引いた、すなわち、従来のタイヤ気室容積に等し
い際のバネ定数に近づく特性となる。
【0026】したがって、例えば、急なハンドル操作や
高速走行などの高周波の入力が入るような状況では、見
かけのタイヤのバネ定数が上がり、高い操縦安定性を確
保できる。すなわち、操縦安定性を確保しつつ、低周波
入力に対する乗り心地性をマイルドにする事が出来る。
【0027】また、本発明のリムホイールを分割式とし
た理由は、例えば、前記副気室を通常のリムホイールに
付加的に装着しようとすると、工数が多くなり、コスト
的にも高くなってしまうが、これを避ける事にある。ま
た、片方の構成部材の寸法を変えることにより、いくつ
かのリム幅サイズに対応しうる事も理由の一つである。
【0028】第1のリムホイール構成部材と第2のリム
ホイール構成部材とを連結する方法は特に限定されるわ
けではないが、従来、一部の市販ホイールのリムとディ
スク結合で行われているように、ボルトで締め上げる方
法などがある。
【0029】また、第1のリムホイール構成部材と第2
のリムホイール構成部材との結合部分には、オーリング
等のパッキンを挟んでシールを行うことが好ましい。必
要に応じて、シール剤塗布、溶接等を連結部に施すと、
更に好ましい。
【0030】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のリムホイールにおいて、前記副気室がホイールベース
部に形成されており、隔壁により複数の気室に分割され
ていることを特徴としている。
【0031】次に、請求項2に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0032】前記副気室をホイールベースに形成するこ
とにより、性能改良に必要とする副気室容積を確保する
事ができる。
【0033】また、副気室の円環状化を避ける為に、ど
ちらか一つの構成部材に形成された隔壁で副気室を複数
の仕切ることにより、良好な空洞共鳴音の減音効果を得
られることになる。
【0034】副気室の数は、複数であれば特に限定され
るものではないが、3個以上が好ましい。バランス上、
隔壁の位置は周上等配分である事が好ましい。
【0035】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載のリムホイールにおいて、前記副気室の
総体積が、前記タイヤ気室の体積の2%以上25%以下
であることを特徴としている。
【0036】次に、請求項3に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0037】副気室の総体積がタイヤ気室の体積の2%
未満になると、乗り心地の改良効果や空洞共鳴音低減の
効果が小さくなる。
【0038】前述のように、副気室をスポーク内に形成
すると、ディスクブレーキキャリパに干渉しないように
しつつ、副気室の総体積をタイヤ気室容積の2%以上と
することが困難である。
【0039】一方、副気室の総体積がタイヤ気室の体積
の25%を越えると、低周波入力に対してバネ定数が下
がりすぎるので、減衰性が低下して好ましくない。
【0040】なお、副気室の総体積は、タイヤ気室の体
積の3〜15%が更に好ましい。
【0041】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3の何れか1項に記載のリムホイールにおいて、前
記副気室と前記連通部とで構成されるヘルムホルツレゾ
ネーターの共鳴周波数が100〜500Hzの範囲内に
設定されていることを特徴としている。
【0042】次に、請求項4に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0043】タイヤ気室内の空洞共鳴周波数は、タイヤ
とリムの周長によって決まるが、軽自動車用の小さなタ
イヤではこの周波数が高周波になり、トラック用の大き
なタイヤでは低周波になる。本発明者らが、空洞共鳴周
波数が250Hzの一般的な乗用車用タイヤを用いて検討
したところによると、設定が100〜500Hzの範囲
内でも、空洞共鳴音低減効果が確かめられた。したがっ
て、タイヤという閉空間においては上記のような比較的
広い範囲設定が許容される。
【0044】現在のタイヤサイズの構成からすると、各
タイヤの共鳴周波数はおおよそ180〜300Hzの範
囲にあり、ヘルムホルツ共鳴吸音器の設定周波数も、こ
の範囲にになるように各寸法を調整することが、より大
きな減音効果を得る為に好ましい。
【0045】なお、副気室と連通部とで構成されるヘル
ムホルツ共鳴吸音器の共鳴周波数は、例えば、下式
(1)によって求めることができる。
【0046】
【数1】
【0047】f0(Hz):共鳴周波数 Vn(cm3):副気室の体積 Ln(cm):連通部の長さ Sn(cm2):連通部の断面積 ここで、nは複数個の副気室が有る場合の、それぞれの
副気室の番号である。
【0048】また、各副気室に複数(i)の連結部が存
在する場合には、それぞれの連結部の断面積をSi、長
さをLiとすると、 Sn=ΣSi(i=2〜i) Ln=ΣSi・ Li/ΣSi として計算すれば良い。
【0049】ある特定のリムサイズに対して、いくつか
のサイズ(高さ)のタイヤが装着されるケースが想定さ
れるが、タイヤの高さ(扁平率)が変わってくると、空
洞共鳴音の周波数は変化する。副気室は複数化すること
により、これらの連通部の寸法、あるいは気室体積を変
えて、共鳴周波数をずらすことができ、汎用性を持たせ
ることができる。各副気室の周波数を例えば10〜20
Hz程度ずらして設定することが好ましい。
【0050】また、あるタイヤサイズが決まっている場
合でも、荷重条件等により周波数が変化したり、ピーク
がブロードになったりあるいは二山となることがあるの
で、この点からもやはり副気室は複数化し、共鳴周波数
をずらしておいた方が好ましい。
【0051】請求項5に記載の発明は、前記副気室内
に、消音材が内包されていることを特徴とする請求項1
乃至請求項4の何れか1項に記載のリムホイール。
【0052】次に、請求項5に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0053】副気室内に消音材(吸音材)を内包させる
ことにより、副気室の消音効果が大きくなるので更に好
ましい。消音材の材質は特に限定されるものでは無い
が、例えば、綿状体やフォーム状のものを上げることが
できる。
【0054】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れか1項に記載のリムホイールにおいて、前
記連通部は、開口面積を電気的に可変可能な弁を含むこ
とを特徴としている。
【0055】次に、請求項6に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0056】弁により開口面積を変更することにより空
気の通過抵抗を変更することができ、振動の吸収特性を
変更することができる。
【0057】弁を電機制御可能としたので、高応答速度
で振動吸収特性を制御する事ができる。例えば、開口面
積の変更を自動車の車載コンピュータにより行い、車室
内の騒音が最少となるように開口面積を自動的に変更す
ることができる。
【0058】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のリムホイールにおいて、前記弁は、車両に設けられた
振動検出センサの振動検出結果に基づいて制御されるこ
とを特徴としている。
【0059】次に、請求項7に記載のリムホイールの作
用を説明する。
【0060】例えば、大入力時等の振幅の大きな振動を
振動検出センサが検出した場合には、開口面積を大きく
変更してバネ定数を低減し、衝撃を緩和して乗り心地を
改善することができる。
【0061】なお、振動検出センサの取り付け部位は、
振動を検出可能な部位であればどこでも良いが、サスペ
ンションのバネ下部が路面に近い部分で振動を検出でき
好ましい。
【0062】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]本発明のリム
ホイールの第1の実施形態を図1乃至図4にしたがって
説明する。
【0063】図1に示すように、本実施形態のリムホイ
ール10は、第1のリムホイール構成部材12と第2の
リムホイール構成部材14等から構成されている。
【0064】第1のリムホイール構成部材12は、ホイ
ールスポーク(ディスク)16の外周部に車両内側(矢
印IN方向側)へ延びる円筒部17が一体的に設けられ
ている。
【0065】この円筒部17の車両内側の端部には、タ
イヤ50の一方のビード部が装着される一方のビードシ
ート部18及びリムフランジ20が一体的に設けられて
いる。
【0066】第2のリムホイール構成部材14は、円筒
部17の径方向外側に配置されている。
【0067】第2のリムホイール構成部材14は、円筒
部17と組み合わせることでリム21を構成する。
【0068】第2のリムホイール構成部材14は、他方
のリムフランジ22と、他方のビードシート部23、ビ
ードシート部23から車両内側へ延びるリムベース24
と、ビードシート部23からリム径方向内側へ延びる外
壁部26を備えている。
【0069】なお、リムベース24には、リム組み時に
タイヤ50のビード部を落し込むためのウエル部24A
が形成されている。
【0070】図1、3、4に示すように、第2のリムホ
イール構成部材14には、外壁部26とウエル部24A
との間に、複数個(本実施形態では5個)の凹部28が
周方向に等間隔に形成されている。なお、凹部28と凹
部28との間は、第2の第2のリムホイール構成部材1
4に一体的に設けられた仕切壁29である。
【0071】また、第2のリムホイール構成部材14に
おいて、ウエル部24Aの車両内側は、略円弧状に形成
された円弧部24Bである。この円弧部24Bのリム径
方向内側面には、複数個(本実施形態では5個)の仕切
壁24Cが周方向に等間隔に形成されている。なお、仕
切壁24Cは、リムホイール構成部材14に一体的に設
けられている。
【0072】図1及び図2(B)に示すように、第1の
リムホイール構成部材12の車両外側(矢印OUT方向
側)の外側面には、半径方向外側端部に前記外壁部26
が嵌合する切欠部30が設けられている。
【0073】図1及び図2(A)に示すように、第1の
リムホイール構成部材12のビードシート部18の端部
には、第2のリムホイール構成部材14のリムベース2
4の端部が嵌合する段部34が設けられている。
【0074】第1のリムホイール構成部材12の切欠部
30の側面には、貫通しないボルト孔36が周方向に沿
って複数(本実施形態では32個)形成されており、ボ
ルト孔36のリム径方向外側には、環状のオーリング溝
38が形成されている。
【0075】一方、第2のリムホイール構成部材14に
は、前記ボルト孔36と対向する位置にボルト貫通孔4
2が形成されている。
【0076】第1のリムホイール構成部材12のオーリ
ング溝38にはオーリング44が嵌め込まれており、第
2のリムホイール構成部材14のボルト貫通孔42に挿
入したボルト46を第1のリムホイール構成部材12の
ボルト孔36に螺合して締め付けると、図示するよう
に、第1のリムホイール構成部材12と第2のリムホイ
ール構成部材14とが、切欠部30、ウエル部24A及
び段部34で密着して一つのリムホイール10が完成す
る。
【0077】ここで、凹部28が第1のリムホイール構
成部材12の円筒部17で塞がれることで第1の副気室
48Aを構成する。
【0078】また、円弧部24B及び仕切壁24Cとで
構成される凹部が第1のリムホイール構成部材12の円
筒部17で塞がれることで第2の副気室48Bを構成す
る。
【0079】なお、オーリング溝38に嵌め込まれたオ
ーリング44は圧縮され、外壁部26と切欠部30との
間をシールする。
【0080】装着されたタイヤ50とリム21(主に第
2のリムホイール構成部材14)との間には、密閉され
たタイヤ気室52が形成される。
【0081】第2のリムホイール構成部材14には、各
第1の副気室48A毎に一つの円形の第1の孔54Aが
形成されており、各第2の副気室48B毎に一つの円形
の第2の孔54Bが形成されている。
【0082】この第1の孔54Aを介してタイヤ気室5
2と第1の副気室48Aとが連通しており、第2の孔5
4Bを介してタイヤ気室52と第2の副気室48Bとが
連通している。
【0083】ここで、一つのリムホイール10に対する
副気室の総内容積(本実施形態では第1の副気室48A
の5個分の容積+第2の副気室48Bの5個分の容積)
は、タイヤ気室52の体積の2%以上25%以下である
ことが好ましく、中でも3%以上15%以下が更に好ま
しい。
【0084】なお、本実施形態では、タイヤ気室52の
容積が通常のリムホイールとタイヤ50との組み合わせ
でのタイヤ気室容積と同一に設定されているため、タイ
ヤリム組立体としての気室の容積は、通常のリムホイー
ルとタイヤ50からなるタイヤリム組立体よりも、各第
1の副気室48Aと各第2の副気室48Bの容積を足し
合わせた分だけ容積が大きいことになる。 (作用)次に、本実施形態の作用を説明する。
【0085】先ず、第1のリムホイール構成部材12の
オーリング溝38にオーリング44を嵌め込み、第2の
リムホイール構成部材14のボルト貫通孔42に挿入し
たボルト46を第1のリムホイール構成部材12のボル
ト孔36に螺合して締め付けてリムホイール10を完成
させる。
【0086】完成したリムホイール10には、通常通り
の方法でタイヤ50を装着することができる。
【0087】ここで、タイヤ気室52の容積が通常のリ
ムホイールとタイヤ50との組み合わせでのタイヤ気室
容積と同一に設定すると、タイヤリム組立体としての気
室の容積は、通常のリムホイールとタイヤ50からなる
タイヤリム組立体よりも、各第1の副気室48Aと各第
2の副気室48Bの容積を足し合わせた分だけ容積が大
きいことになるが、第1の孔54A及び第2の孔54B
の開口断面積を比較的小さく設定することにより、高周
波の入力に対しては、第1の孔54A及び第2の孔54
Bの抵抗によって内部容積をタイヤ気室52の容積に等
しい際のバネ定数に近づく特性にできる。したがって、
高速走行中ではバネ定数が高くなり、操縦安定性を確保
できる。
【0088】さらに、高周波の振動に対しては、第1の
副気室48A及び第2の副気室48Bがヘルムホルツ共
鳴吸音器の役目を果たすので、特定の周波数の振動を吸
収することができ、車内騒音の低減を図ることができ
る。
【0089】低減させたい特定の周波数の音に対して
は、第1の副気室48A及び第2の副気室48Bの容
積、形状、第1の孔54A及び第2の孔54Bの断面積
及び長さ等を適宜選択することにより、第1の副気室4
8A及び第2の副気室48Bにて共鳴吸音を発現させる
ことができる。
【0090】なお、低減させたい周波数の振動が複数あ
る場合(例えば、周波数特性に複数のピークがある場
合)には、第1の副気室48A及び第2の副気室48B
の容積、形状、第1の孔54A及び第2の孔54Bの断
面積及び長さ等を適宜選択することにより、複数の周波
数の振動に対応することもできる。
【0091】なお、本実施形態では、タイヤ気室52と
第1の各副気室48Aとは一つの第1の孔54Aで連通
しており、タイヤ気室52と第2の各副気室48Bとは
一つの第2の孔54Bで連通していたが、一つの第1の
副気室48Aに複数の第1の孔54Aを対応させても良
く、一つの第2の副気室48Bに複数の第2の孔54B
を対応させても良い。
【0092】また、本実施形態では、第1の孔54A及
び第2の孔54Bが各々円形であったが、第1の孔54
A及び第2の孔54Bは各々円形以外であっても良いの
は勿論であり、空気が通過できるものであれば、第1の
孔54A及び第2の孔54Bの代わりにスリット、パイ
プ等の管状体を用いてタイヤ気室52と第1の副気室4
8A、及びタイヤ気室52と第2の副気室48Bとを連
通させても良い。
【0093】なお、第1の孔54A及び第2の孔54B
にパイプ等の管状体を取りつけても良く、管状体の長さ
及び断面積を調整することにより吸音特性を変更するこ
とができる。
【0094】また、第1の副気室48A及び第2の副気
室48Bの内部に、グラスウール、スポンジ等の綿状体
やフォーム状の消音剤(吸音材)を充填することや、内
壁に貼り付けることもでき、これにより吸音効果を更に
高めることもできる。 [第2の実施形態]本発明のリムホイールの第2の実施
形態を図5及び図6にしたがって説明する。
【0095】図5に示すように、本実施形態のリムホイ
ール60は、第1のリムホイール構成部材62と第2の
リムホイール構成部材64等から構成されている。
【0096】第1のリムホイール構成部材62は、ホイ
ールスポーク(ディスク)65の外周部に車両内側(矢
印IN方向側)へ延びる円筒部66が一体的に設けられ
ている。
【0097】この円筒部66には、車両内側とは反対側
の端部にタイヤ50の一方のビード部が装着される一方
のビードシート部68及びリムフランジ部70が一体的
に設けられており、ビードシート部68の車両内側に
は、ウエル部72が設けられている。
【0098】第2のリムホイール構成部材64は、第1
のリムホイール構成部材62と組み合わせることでリム
76を構成する。
【0099】第2のリムホイール構成部材64は、他方
のリムフランジ部78と、他方のビードシート部80、
ビードシート部80から車両内側とは反対側へ延びるリ
ムベース82と、リムフランジ部78からリム径方向内
側へ延びる外壁部84を備えている。
【0100】第2のリムホイール構成部材64におい
て、リムベース82は略円弧状に形成されており、リム
径方向内側面には、複数個(本実施形態では5個)の仕
切壁86が周方向に等間隔に形成されている。なお、仕
切壁86は、第2のリムホイール構成部材64に一体的
に設けられている。
【0101】また、第2のリムホイール構成部材64の
ビードシート部80の径方向内側部分には、第1のリム
ホイール構成部材62の円筒部66の端部が嵌合する段
部88が設けられている。
【0102】図5、6に示すように、第1のリムホイー
ル構成部材62の円筒部66の端面には、貫通しないボ
ルト孔90が周方向に沿って複数(本実施形態では32
個)形成されている。
【0103】一方、第2のリムホイール構成部材64に
は、前記ボルト孔90と対向する位置にボルト貫通孔9
2が形成されている。
【0104】第2のリムホイール構成部材64のボルト
貫通孔92に挿入されたボルト94は、第1のリムホイ
ール構成部材62のボルト孔90に螺合して締め付けら
れている。さらに、第1のリムホイール構成部材62の
円筒部66の端部と外壁部84との間の隙間部分は、内
周面側から全周溶接95されて埋められている。これに
より、第1のリムホイール構成部材62と第2のリムホ
イール構成部材64とが、一体化している。
【0105】ここで、第2のリムホイール構成部材64
のビードシート部80と仕切壁86とで構成される凹部
が第1のリムホイール構成部材62の円筒部66で塞が
れることで副気室96が形成されている。
【0106】装着されたタイヤ50とリム76との間に
は、密閉されたタイヤ気室98が形成されている。
【0107】図5に示すように、第2のリムホイール構
成部材64には、各副気室96毎に一つの円形の孔10
0が形成されている。
【0108】この孔100を介してタイヤ気室98と副
気室96とが連通している。
【0109】なお、タイヤ気室98の容積は、通常のリ
ムホイールとタイヤ50との組み合わせでのタイヤ気室
容積と同一に設定されているため、タイヤリム組立体と
しての気室の容積は、通常のリムホイールとタイヤ50
からなるタイヤリム組立体よりも、各副気室96の容積
を足し合わせた分だけ容積が大きい。
【0110】なお、作用、効果は第1の実施形態と同様
である。 [第3の実施形態]次に、本発明のリムホイールの第3
の実施形態を図7にしたがって説明する。なお、前述し
た実施形態と同一構成には同一符号を付し、その説明は
省略する。
【0111】本実施形態は、第1の実施形態のリムホイ
ール10の変形例である。
【0112】リム21の第1の孔54A及び第2の孔5
4B(図7では図示せず)には、各々電気制御により開
口面積を変更可能な弁102が取りつけられている。
【0113】弁102を制御するために用いられる配線
104は、リムホイール10と車軸(図示せず)との間
に設けたスリップリング106を介して、車両に搭載さ
れたコンピュータ108に接続されている。
【0114】車両のバネ下部(例えば、サスペンション
の車軸取付部分等)には、コンピュータ108に接続さ
れる振動検出センサ110を取りつける。
【0115】本実施形態では、弁102により開口面積
を変更する事が出来るため、振動吸収特性を変更するこ
とができ、振動検出センサ110からの振動検出結果
(周波数、振幅、加速度等)に基づいて、車室内の騒音
が最も小さくなるようにコンピュータ108は弁102
を制御することが可能となる。
【0116】また、空気の通過を完全に阻止することも
できるため、複数の副気室を設けて必要な振動抑制室の
みをタイヤ気室52と連通させることで、タイヤ50の
バネ定数を変更することもできる。
【0117】なお、振動検出センサ110の位置は、バ
ネ下部以外の部位に設けても良い。
【0118】これらの制御は、タイヤ単体だけでなく、
自動車のアクティブサスペンションと同時に制御するこ
ともでき、これにより乗り心地改善、車室内の騒音低減
等に対してより大きな効果が期待できる。
【0119】また、ドライバーの好みに応じ、スイッチ
操作等によりタイヤのバネ定数を変更することも可能で
ある。 (試験例1)本発明の効果を確かめるために、比較例
(コントロール品:従来のリムホイールとタイヤとの組
み合わせ品)のタイヤ・リム組立体1種類と、本発明の
適用された分割式のリムホイールとタイヤとを組み合わ
た実施例のタイヤ・リム組立体1種類とを試作し、通常
の路面を模したドラム上に押し付け、一定速度で走行さ
せた際のタイヤ軸力を測定した。
【0120】比較例:6JJ14の通常のアルミホイー
ルに185/60R14サイズの通常の乗用車用タイヤ
を装着したものである。タイヤ気室の容積は、約23×
10 3cm3である。
【0121】実施例:第1の実施形態(図1〜4参照)
で示した構造のリムホイールにコントロール品と同様の
乗用車用タイヤを装着したものである。副気室の孔の直
径はそれぞれの副気室で変えており、共鳴周波数は23
0〜280Hzに設定されている。タイヤ気室の容積は
約23×103cm3であり、副気室の総容量は0.9×
103cm3で、タイヤ気室の容積の3.9%である。
【0122】タイヤの内圧は、比較例及び実施例の何れ
も200kPaとした。
【0123】ドラムは直径3mで、表面に一般的な道路
形状を模したアスファルトが貼り付けてある。タイヤを
荷重400kgfでドラムに押し付け、速度40km/
hで走行させた際の、各方向のドラム軸力を測定し、周
波数解析を行った。本試験は、振動として車内に伝わ
る、所謂ロードノイズの試験法である。
【0124】図8(A)には上下方向の軸力解析結果、
図8(B)にはタイヤ前後方向の軸力解析結果が示され
ている。
【0125】共に、250Hz近傍の空洞共鳴ピークが
大きく低減していることが確かめられた。 (試験例2)本発明の効果を確かめるために、試験例1
と同様の比較例のタイヤ・リム組立体と実施例のタイヤ
・リム組立体を乗用車に装着し、テストコースにて、テ
ストドライバー二人による実車走行を行い、操縦安定性
試験、振動乗り心地試験を実施した。
【0126】操縦安定性に対しては、駆動性、制動性、
ハンドル応答性、操縦時のコントロール性を総合評価
し、振動乗り心地試験に関しては、良路走行時振動、悪
路走行時振動、段差などの特殊路走行時振動、車内騒音
を総合評価し、コントロール(比較例)を100とした
時の指数で示した。
【0127】指数が大きいほど性能に優れていることを
表している。結果は以下の表1に記載したとおりであ
る。
【0128】
【表1】
【0129】試験の結果、本発明品はコントロール対
比、同等以上の操縦安定性能を有し、振動乗り心地性が
大きく改善されている事が確かめられた。
【0130】また、振動乗り心地性に関しては、特に車
内騒音、悪路走行性、段差乗り越し性が大きく改善され
ていた。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリムホイ
ールは上記の構成としたので、自動車の大きな要求性能
である乗り心地性と操縦安定性のバランス、静粛性を向
上させ、かつタイヤ組付け作業が容易になる、という優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るリムホイールお
よびタイヤの要部を示す回転軸に沿った断面図である。
【図2】(A)は第1の実施形態に係るリムホイールの
車両外側のリムフランジ付近の拡大断面図であり、
(B)は第1の実施形態に係るリムホイールの車両内側
のリムフランジ付近の拡大断面図である。
【図3】第1の実施形態に係るリムホイールの正面図で
ある。
【図4】第1の実施形態に係るリムホイールの側面図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るリムホイールお
よびタイヤの要部を示す回転軸に沿った断面図である。
【図6】第2の実施形態に係るリムホイールの車両内側
のリムフランジ付近の拡大断面図である。
【図7】本発明の第3の実施形態に係るリムホイールお
よびタイヤの要部を示す回転軸に沿った断面図である。
【図8】(A)は試験例1の上下方向の軸力解析結果、
(B)は試験例1のタイヤ前後方向の軸力解析結果であ
る。
【符号の説明】
10 リムホイール 12 第1のリムホイール構成部材 14 第2のリムホイール構成部材 20 リムフランジ部 22 リムフランジ部 48A 第1の副気室(副気室) 48B 第2の副気室(副気室) 52 タイヤ気室 54A 第1の孔(連通部) 54B 第2の孔(連通部) 60 リムホイール 62 第1のリムホイール構成部材 64 第2のリムホイール構成部材 70 リムフランジ部 78 リムフランジ部 96 副気室 98 タイヤ気室 100 孔(連通部) 110 振動検出センサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリムフランジ部を有するリムホイ
    ールであって、 一方のリムフランジ部を備える第1のリムホイール構成
    部材と、 他方のリムフランジ部を備える第2のリムホイール構成
    部材と、 前記第1のリムホイール構成部材と前記第2のリムホイ
    ール構成部材とを連結固定することにより形成される周
    方向に不連続な複数の副気室と、 タイヤ内面とリムホイール間に形成されるタイヤ気室に
    前記副気室を連通させる連通部と、を有し、 前記副気室と前記連通部とがヘルムホルツ共鳴吸音器と
    して機能することを特徴とするリムホイール。
  2. 【請求項2】 前記副気室がホイールベース部に形成さ
    れており、隔壁により複数の気室に分割されていること
    を特徴とする請求項1に記載のリムホイール。
  3. 【請求項3】 前記副気室の総体積が、前記タイヤ気室
    の体積の2%以上25%以下であることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載のリムホイール。
  4. 【請求項4】 前記副気室と前記連通部とで構成される
    ヘルムホルツ共鳴吸音器の共鳴周波数が100〜500
    Hzの範囲内に設定されていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項3の何れか1項に記載のリムホイール。
  5. 【請求項5】 前記副気室内に、消音材が内包されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項
    に記載のリムホイール。
  6. 【請求項6】 前記連通部は、開口面積を電気的に可変
    可能な弁を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項5
    の何れか1項に記載のリムホイール。
  7. 【請求項7】 前記弁は、車両に設けられた振動検出セ
    ンサの振動検出結果に基づいて制御されることを特徴と
    する請求項6に記載のリムホイール。
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