JP2002233108A - モータ制御用基板およびモータ - Google Patents
モータ制御用基板およびモータInfo
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- JP2002233108A JP2002233108A JP2001020632A JP2001020632A JP2002233108A JP 2002233108 A JP2002233108 A JP 2002233108A JP 2001020632 A JP2001020632 A JP 2001020632A JP 2001020632 A JP2001020632 A JP 2001020632A JP 2002233108 A JP2002233108 A JP 2002233108A
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Abstract
たものであって、モータの外形・容積の拡大を招くこと
なく、モータを制御機器などの外部機器と直接的に接続
して制御・駆動可能とすることができるモータ制御用基
板を提供する。 【解決手段】 モータMの少なくともロータ2を収納す
る収納ケース3内部に配設されるモータ制御用基板Aで
あって、モータMの回転量を検出する回転量検出手段
と、モータMを駆動するドライバ10と、回転量検出手
段により検出されたモータMの回転量に関する情報およ
びモータMの動作をドライバ10に指令するための動作
指令を外部機器との間で通信するインタフェース手段と
を備えてなるものである。
Description
およびモータに関する。さらに詳しくは、モータを制御
装置と直接的に接続して制御可能とするためのモータ制
御用基板、およびそのようなモータ制御用基板を備えて
なるモータに関する。
み、ウインドウの開閉を始めとして、ドアミラーの角度
調節、カーテンの開閉、さらにはシートの位置調節にい
たるまで電動化された自動車も見受けられるようになっ
てきている。すなわち、電動化の進展に伴って、自動
車、特に高級乗用自動車といわれる自動車に搭載される
モータの数は益々多くなる傾向にある。
の開閉を電動化するなど、さまざまな部分にモータが用
いられることも多くなってきている。
動化のさらなる進展によって利用されるモータの数は益
々増加する傾向にあり、これに伴って、モータの設置ス
ペースおよびモータを制御用機器と接続するための配線
を通すスペースの確保が問題となる場面も多くなってき
ている。
術の課題に鑑みなされたものであって、モータの外形・
容積の拡大を招くことなく、モータを制御機器などの外
部機器と直接的に接続して制御・駆動可能とすることが
できるモータ制御用基板を提供することを目的としてい
る。
多数のモータを接続し制御する、ネットワークの構築を
容易にすることができるモータ制御用基板を提供するこ
とを目的としている。
用基板を備えたモータを提供することをも目的としてい
る。
板は、モータの少なくともロータを収納する収納用容器
内部に配設されるモータ制御用基板であって、モータの
回転量を検出する回転量検出手段と、モータを駆動する
ドライバと、回転量検出手段により検出されたモータの
回転量に関する情報およびモータの動作をドライバに指
令するための動作指令を外部機器との間で通信するイン
タフェース手段とを備えてなることを特徴とする。
記インタフェース手段が、USBに準拠したものとされ
てなるのが好ましく、また、回転量検出手段が、モータ
の回転量をモータの可動部分の運動に応じた磁気の変化
に基づき検出するものとされてなるのが好ましい。
タのケース内部に収納される制御用基板によりモータの
回転量が検出され、検出された回転量を示す信号が外部
機器に送信され、外部機器から受信した動作指令に従っ
てモータが駆動される。これにより、モータの外形・容
積の拡大を招くことなく、モータを外部機器と直接的に
接続して制御・駆動可能に構成することが容易となる。
タフェース手段を備えさせることによって、コンパクト
な配線構造で多数のモータを外部機器と接続して制御す
るネットワークを構成することも容易となる。
発明を実施形態に基づいて説明するが、本発明はかかる
実施形態のみに限定されるものではない。
制御用基板の概略構成を示し、このモータ制御用基板
(以下、単に基板という)Aは、モータMのステータ1
およびロータ2を収納するケース3内部に配設され、モ
ータMの回転量、すなわち実施形態1ではモータMの回
転位置や回転回数などの回転量を検出する機能、検出さ
れた回転量を示す信号(以下、回転量検出信号という)
を外部機器、すなわち実施形態1では汎用の計算機であ
るいわゆるパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと
いう)Pに送信する機能、パソコンPからの動作指令を
受信する機能およびパソコンPから受信される動作指令
にしたがってモータMを駆動する機能を有するものとさ
れる。また、基板Aは、パソコンPと他のモータとの通
信を中継する中継器としての機能も有するものとされ
る。
状を有し、円柱形状のロータ2の一方端面4とこれに対
向するケース3内壁面5との間の空間6に配設されるブ
ラケット7に装着・支持されるものとされる。この基板
A上には、モータMを駆動するためのドライバ10と、
モータMの回転量、すなわちモータMの回転軸8もしく
はロータ2の回転量を検出する回転量検出部20と、パ
ソコンPおよび他のモータなどの外部機器との間で通信
を行うためのUSBインタフェース30とが設けられる
ものとされる。
ロック図で示す。
T回路から構成され、パソコンPからの動作指令にした
がってモータMを駆動するものとされる。
検出しその検出された回転量に応じた信号、すなわち回
転量検出信号を出力する回転量センサ21と、回転量セ
ンサ21からの回転量検出信号(アナログ信号)をディ
ジタル信号に変換するA/D変換器22と、A/D変換
器22によりディジタル化された回転量検出信号を増幅
してUSBインタフェース30に出力する増幅器23と
から構成される。
形態1では、回転量センサ21は、モータMの回転軸8
の後端に軸心を一致させて装着された歯車Eと対向する
ように設けられる磁気ユニットとして構成される。
歯面に磁極を向けて配設されている永久磁石24と、こ
の永久磁石24の磁極の前方、つまり永久磁石24と歯
車Eとの間に並列的に配設されている磁気抵抗素子ブロ
ック25を構成している4個の磁気抵抗素子(以下、単
に素子という)26(図4参照)、すなわち第1素子2
6A、第2素子26B、第3素子26C、第4素子26
Dとを備えてなるものとされる。ここで、この素子26
は、よく知られているように、透過する磁束の変化に応
じて電気抵抗が変化する特性を有する素子とされる。そ
して、この第1ないし第4素子26A,26B,26
C,26Dは、例えば第1および第3素子26A,26
Cが歯車Eの歯の山および谷に位置するよう配設される
一方、第2および第4素子26B,26Dがそれぞれ前
記第1および第3素子26A,26Cから歯車Eの1/
4ピッチずれた位置に来るよう配設されている。また、
歯車Eは、歯形が、素子25により得られる電圧波形が
近似的に正弦波となるように形成されている。
A/D変換器22によりディジタル信号化され、増幅器
23により増幅され、USBインタフェース30から信
号伝達線31を介してパソコンPに送出される。
を介して回転量検出信号を受信し、この回転量検出信号
に対して、所定の処理(以下、回転量演算処理という)
を行い、モータMの回転量を検知する。以下、パソコン
Pにおいて行われる回転量演算処理につき説明する。
して、RAM、ROMおよびクロックなどを備えてなる
ものとされる。このROMには回転量検出部20の検出
信号の電圧波形から回転位置を算出する回転量演算処理
のためのプログラムが格納されており、このプログラム
にしたがってCPUは回転量演算処理を実行する。すな
わち、パソコンPは回転量演算処理部27を有するもの
とされる。なお、回転量演算処理部27で実行される回
転量演算処理の具体的内容は、例えば特許第30584
06号公報に開示されたものと同様とされる。
に対する動作指令を生成するための動作プログラムが格
納されており、この動作プログラムにしたがってCPU
は動作指令を生成するための動作指令生成処理を実行す
る。すなわち、パソコンPは動作指令生成部28を有す
るものとされる。動作指令生成部28は、回転量演算処
理部27の処理結果に基づき動作指令を生成するものと
される。
との間で回転量検出信号および動作指令などの制御信号
を通信する他、モータMの駆動に必要とされる電力が比
較的小さい場合には、モータMの駆動電力の供給をパソ
コンPから受ける電源コネクタとしても機能するものと
される。
板Aは、モータMのケース3内部に通常存在するような
不利用の空間に配設可能な寸法・形状とされるととも
に、モータMの回転量、すなわち回転軸8の回転量を検
出する機能、検出された回転量を示す信号をパソコンP
に送信する機能、パソコンPからの動作指令を受信する
機能および受信された動作指令に従ってモータMを駆動
する機能を備えているので、モータMの外形・容積の拡
大を招くことなくモータMをパソコンPと直接的に接続
して制御・駆動することができる。また、モータ制御用
基板Aは、USBインタフェースを備えたものとされて
いることによって、パソコンPと他のモータとの間の通
信を中継する中継器としての機能も具備することがで
き、コンパクトな配線構造の下で多数のモータをパソコ
ンPと接続して制御するネットワークを構成することも
容易となる。
装着して回転軸8の回転量を検出する構成としたが、こ
れに代えて、前記先行技術にあるように、回転軸8にN
極とS極とが交互に形成されたリング状磁石をとりつけ
てモータMの回転量を検出するよう構成することももち
ろん可能である。
は、実施形態1の基板Aの回転量検出部20を改変して
なるものであり、より具体的には、回転量検出部20の
回転量センサ21がロータ2の回転による磁場の変化に
よりモータMの回転量を検出するものとされる。
2近傍では磁場が周期的に変化する。ロータ2が1回転
する間に磁場が何周期に亘って変動するかはロータ2の
構造、例えば突極の数により1意的に定まるため、実施
形態1と同様の素子26をロータ2近傍に配設し、磁場
変動の振動数を計測することによって、ロータ2の回転
位置を概略的に把握することが可能となる。したがっ
て、例えばカーテンの開閉にモータを利用するなど、そ
れほど精密な位置制御の必要がないモータ制御を行う場
合には、このような簡易な構成の回転量検出部20でモ
ータMの回転量を検出し制御する構成がコスト対効果の
観点からより適当である。
次のような優れた効果が得られる。
る収納用容器内部に配設されるモータ制御用基板に、モ
ータの回転量を検出する回転量検出手段と、モータを駆
動するドライバと、回転量検出手段により検出されたモ
ータの回転量に関する情報およびモータの動作をドライ
バに指令するための動作指令を外部機器との間で通信す
るインタフェース手段とを備えさせるようにしているの
で、モータの外形・容積の拡大を招くことなくモータを
外部機器と直接的に接続し、制御・駆動できるよう構成
することが可能となる。
したものとすることによって、多数のモータを外部機器
と接続して制御するネットワークをコンパクトな配線構
造で構成することができる。
れるモータの概略構成を示す模式図である。
である。
Claims (4)
- 【請求項1】 モータの少なくともロータを収納する収
納用容器内部に配設されるモータ制御用基板であって、
モータの回転量を検出する回転量検出手段と、モータを
駆動するドライバと、回転量検出手段により検出された
モータの回転量に関する情報およびモータの動作をドラ
イバに指令するための動作指令を外部機器との間で通信
するインタフェース手段とを備えてなることを特徴とす
るモータ制御用基板。 - 【請求項2】 前記インタフェース手段が、USBに準
拠したものとされてなることを特徴とするモータ制御用
基板。 - 【請求項3】 回転量検出手段が、モータの回転量をモ
ータの可動部分の運動に応じた磁気の変化に基づき検出
するものとされてなることを特徴とする請求項1または
2記載のモータ制御用基板。 - 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のモータ制
御用基板を備えてなることを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020632A JP2002233108A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | モータ制御用基板およびモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001020632A JP2002233108A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | モータ制御用基板およびモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002233108A true JP2002233108A (ja) | 2002-08-16 |
Family
ID=18886314
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001020632A Pending JP2002233108A (ja) | 2001-01-29 | 2001-01-29 | モータ制御用基板およびモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002233108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015186356A (ja) * | 2014-03-24 | 2015-10-22 | 日本電産コパル株式会社 | モータユニット |
EP3893369A1 (de) * | 2020-04-08 | 2021-10-13 | Andreas Stihl AG & Co. KG | Generator mit einer kommunikationseinrichtung |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2001008080A (ja) * | 1999-06-23 | 2001-01-12 | Sony Corp | 観察装置 |
-
2001
- 2001-01-29 JP JP2001020632A patent/JP2002233108A/ja active Pending
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100818 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110119 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110328 |