JP2002232614A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002232614A
JP2002232614A JP2000398578A JP2000398578A JP2002232614A JP 2002232614 A JP2002232614 A JP 2002232614A JP 2000398578 A JP2000398578 A JP 2000398578A JP 2000398578 A JP2000398578 A JP 2000398578A JP 2002232614 A JP2002232614 A JP 2002232614A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】利便性に優れた通信端末装置を提供すること。 【解決手段】両面送信するためにFBS41又はADF
42で読み取った表裏の原稿のサイズが異なる場合に
は、両原稿のサイズが異なる旨のメッセージを表示部7
0に表示している。その結果、サイズの異なる表裏の原
稿の画データを両面送信する場合には、前記メッセージ
に基づいて、両原稿のサイズが異なる旨を操作者に確認
させることができる。一方、操作者がサイズの異なる原
稿を間違った順序でFBS41又はADF42に載置し
た場合には、前記メッセージに基づいて、表裏の原稿の
サイズを統一して再度読み取らせることもできる。従っ
て、利便性に優れた複写機能付きファクシミリ装置1を
提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機能付きファ
クシミリ装置に代表される通信端末装置に関し、より詳
しくは画データを両面送信する機能を備えた通信端末装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ伝送制御手順におい
て、画データの両面送信に関する手順が勧告された。こ
のため、複写機能付きファクシミリ装置においては、画
データを両面送信する機能を備えたものが提案されてい
る。この両面送信機能を用いれば、両面原稿の表裏或い
は2枚の片面原稿を読取部で読み取って、その読み取っ
た原稿の画データを相手先に両面送信することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、サイズの異
なる表裏の原稿の画データを同一サイズで両面送信する
場合には、原稿のサイズを統一するために、予め一方の
原稿を縮小コピー或いは拡大コピーする必要がある。そ
の結果、そのコピーにより送信原稿の画質も劣化する。
【0004】また、サイズの異なる原稿を間違った順序
で読取部に載置した場合には、表裏の原稿のサイズが異
なった状態で画データが読み取られる。しかしながら、
このような場合でも、表裏の原稿のサイズが異なる旨を
何ら報知していない。このため、サイズの異なる表裏の
画データが相手先に両面送信される。
【0005】従って、相手先では、表裏の画データがサ
イズの異なる2枚の記録紙に記録される。このため、相
手先において記録紙サイズを統一するために、記録済み
の一方の記録紙を縮小コピー或いは拡大コピーする必要
がある。その結果、そのコピーにより画質も劣化する。
【0006】本発明は、このような問題点に着目してな
されたものであって、その目的は、利便性に優れた通信
端末装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、画データを両面送信
する機能を備えた通信端末装置において、表裏の画デー
タのサイズが異なる旨を報知する報知手段と、表裏の画
データのサイズが異なる場合には、表裏の画データのサ
イズが異なる旨を報知手段に報知させる制御手段とを備
えた。
【0008】請求項2に記載の発明では、画データを両
面送信する機能を備えた通信端末装置において、表裏の
画データのサイズが異なる場合には、表裏の画データを
同一サイズで両面送信する制御手段を備えた。
【0009】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の通信端末装置において、制御手段は、表裏の画デー
タのサイズが異なる場合には、表裏の画データを小さい
方のサイズで両面送信する。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項2に記
載の通信端末装置において、制御手段は、表裏の画デー
タのサイズが異なる場合には、表裏の画データを大きい
方のサイズで両面送信する。
【0011】請求項5に記載の発明では、請求項2に記
載の通信端末装置において、制御手段は、表裏の画デー
タのサイズが異なる場合に中間のサイズがあるときに
は、表裏の画データを中間のサイズで両面送信する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る通信端末装
置を複写機能付きファクシミリ装置に具体化した一実施
形態について図面を用いて説明する。
【0013】図1に示すように、複写機能付きファクシ
ミリ装置1は、MPU10、ROM20、RAM30、
読取部40、記録部50、操作部60、表示部70、画
像メモリ80、コーデック90、モデム100、及びN
CU110から構成されるとともに、各部10〜110
がバス120を介してそれぞれ接続されている。
【0014】MPU10は、複写機能付きファクシミリ
装置1を構成する各部を制御する。ROM20は、複写
機能付きファクシミリ装置1を制御するためのプログラ
ムを記憶する。RAM30は、複写機能付きファクシミ
リ装置1に関する各種情報を記憶する。
【0015】読取部40は、静止原稿を読み取るフラッ
トベッドスキャナ(FBS)41及び複数の原稿を自動
的に読み取る複数原稿自動読取部(ADF)42を備
え、原稿上の画像データを読み取って、白黒2値のイメ
ージデータを出力する。そして、FBS41は、原稿を
載置する原稿載置板41aと、その原稿載置板41aに
対して開閉回動される押え蓋41bとを備えている。ま
た、FBS41は、開閉センサ41cを備え、押え蓋4
1bが開放されたことを示す検出信号をMPU10に出
力する。さらに、FBS41は、原稿載置板41aの下
方に配置され、その真上の位置に原稿が存在するか否か
を検出する原稿幅センサ41dを備えている。つまり、
原稿幅センサ41dは、原稿載置板41aに載置された
原稿の幅を検出するためのものである。一方、ADF4
2は、原稿を載置する原稿台42aと、原稿有無センサ
42bとを備えている。そして、原稿有無センサ42b
は、原稿台42aに原稿が載置されたことを示す検出信
号をMPU10に出力する。また、ADF42は、原稿
台42aに載置された原稿の幅を検出するための原稿幅
センサ42cを備えている。記録部50は、電子写真方
式のプリンタよりなり、受信画データや、コピー動作に
おいて読取部40にて読み取られた原稿の画データを、
記録紙上に記録する。
【0016】操作部60は、FAX/コピーキー61、
短縮キー62、ワンタッチキー63、テンキー(*,#
キーを含む)64、スタートキー65、キャンセルキー
66、十字キー67、ソフトキー68及び設定キー69
等の各種操作キーを備えている。FAX/コピーキー6
1は、FAXモード又はコピーモードに設定するための
ものである。短縮キー62は、短縮番号の登録又は短縮
番号から発信するためのものである。ワンタッチキー6
3は、予め登録したFAX番号をワンタッチで指定する
ためのものである。テンキー64は、電話番号等を入力
するためのものである。スタートキー65は、原稿の読
み取り動作を開始させるためのものである。キャンセル
キー66は、画像メモリ80から画データを消去するた
めのものである。十字キー67は、表示部70に表示さ
れた各項目の中から所望の項目を操作者に選択させるた
めのものである。ソフトキー68は、表示部70の下部
に表示された項目を選択するためのものである。設定キ
ー69は、両面送信において表面の画データ及び裏面の
画データを交互に送信するオルタネイトモード(Altern
ate mode)、又は表面の画データのみを連続して送信し
た後に裏面の画データのみを連続して送信するコンティ
ニュアスモード(Continuous mode )に設定するための
ものである。LCD等よりなる表示部70は、複写機能
付きファクシミリ装置1の動作状態等の各種情報の表示
を行う。
【0017】画像メモリ80は、受信画データや読取部
40で読み取られた画データを一時的に記憶する。コー
デック90は、読取部40にて読み取られた画データを
送信のためにMH,MR,MMR方式等により符号化
(エンコード)する。また、コーデック90は、受信画
データを復号(デコード)する。
【0018】モデム100は、ITU−T勧告T.30
に従ったファクシミリ伝送制御手順に基づいて、V.1
7,V.27ter,V.29等に従った送受信データ
の変調及び復調を行う。NCU110は、電話回線Lと
の接続を制御するとともに、相手先の電話番号(FAX
番号を含む)に対応したダイヤル信号の送出及び着信を
検出するための機能を備えている。
【0019】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、両面送信するために両面原稿或いは片面原稿を
フラットベッドスキャナ(FBS)41で読み取るとき
の動作について、図2に示すフローチャートを用いて説
明する。なお、この動作は、ROM20に記憶されたプ
ログラムに基づき、MPU10の制御により実行される
(以下、複写機能付きファクシミリ装置1の動作につい
て同じ)。
【0020】さて、FBS41の押え蓋41bが開放さ
れると、図2に示すステップS1では、開閉センサ41
cからの検出信号に基づいて、表面の原稿を読み取らせ
るメッセージを表示部70に表示する。具体的には、
「表面の原稿をセットしてスタートキーを押して下さ
い」を表示部70に表示する。
【0021】ステップS2では、表示部70に表示した
読取メッセージに基づいて、表面の原稿が原稿載置板4
1aに載置された後、スタートキー65が操作されるま
で待機する。具体的には、両面原稿の表面或いは片面原
稿が原稿載置板41aに載置された後、スタートキー6
5が操作されるまで待機する。そして、スタートキー6
5が操作された場合は、ステップS3で、原稿幅センサ
41dからの検出信号に基づいて、原稿載置板41aに
載置された表面の原稿の幅、つまり表面の原稿における
主走査方向の長さを検出する。
【0022】ステップS4では、表面の原稿をFBS4
1で読み取るとともに、その読み取った原稿の画データ
をコーデック90で符号化して、その符号化した画デー
タを画像メモリ80に記憶する。
【0023】ステップS5では、裏面の原稿を読み取ら
せるメッセージを表示部70に表示する。具体的には、
「裏面の原稿をセットしてスタートキーを押して下さ
い」を表示部70に表示する。
【0024】ステップS6では、表示部70に表示した
読取メッセージに基づいて、裏面の原稿が原稿載置板4
1aに載置された後、スタートキー65が操作されるま
で待機する。具体的には、前記ステップS2において原
稿載置板41aに載置された両面原稿の裏面或いは前記
ステップS2において原稿載置板41aに載置された片
面原稿とは別の片面原稿が原稿載置板41aに載置され
た後、スタートキー65が操作されるまで待機する。そ
して、スタートキー65が操作された場合は、ステップ
S7で、原稿幅センサ41dからの検出信号に基づい
て、原稿載置板41aに載置された裏面の原稿の幅、つ
まり裏面の原稿における主走査方向の長さを検出する。
【0025】ステップS8では、裏面の原稿をFBS4
1で読み取るとともに、その読み取った原稿の画データ
をコーデック90で符号化して、その符号化した画デー
タを画像メモリ80に記憶する。
【0026】ステップS9では、前記ステップS4にお
いて算出した表面の原稿の幅と、前記ステップS8にお
いて算出した裏面の原稿の幅とが同一であるか否かを判
断する。前記ステップS2及びステップS6において両
面原稿の表面及び裏面が原稿載置板41aに載置された
場合や幅が同一の片面原稿が原稿載置板41aに載置さ
れた場合のように、その両原稿の幅が同一であるとき
は、ステップS14に移行する。一方、前記ステップS
2及びステップS6においてそれぞれ幅の異なる2枚の
片面原稿が原稿載置板41aに載置された場合のよう
に、その両原稿の幅が異なる場合は、ステップS10に
移行する。
【0027】ステップS10では、両原稿のサイズが異
なる旨のメッセージ及びその両原稿のサイズをいずれに
合わせるかのメッセージを表示部70に表示する。具体
的には、図5に示すように、「表面とサイズが異なりま
す」を表示部70に表示する。また、「大きい方に合わ
せる」及び「小さい方に合わせる」の各項目を表示部7
0に表示するとともに、「十字キーで項目を選択して下
さい」を表示部70に表示する。
【0028】ステップS11及びステップS12では、
表示部70に表示した各項目のいずれかが十字キー67
の操作により選択された後、その選択された項目がソフ
トキー68の操作によって確定されるまで待機する。そ
して、前記ステップS11において「大きい方に合わせ
る」の項目が選択及び確定された場合は、ステップS1
4に移行する。一方、前記ステップS12において「小
さい方に合わせる」の項目が選択及び確定された場合
は、ステップS13で、表面の原稿及び裏面の原稿のう
ち大きい方の画データを小さい方の画データに合わせる
ために縮小して、両画データのサイズを一致させる。そ
して、ステップS14に移行する。
【0029】ステップS14では、開閉センサ41cか
らの検出信号に基づいて、次原稿の有無を判断する。次
原稿がある場合、つまり押え蓋41bが開放された場合
は、ステップS1で、表面の原稿を読み取らせるメッセ
ージを表示部70に表示する。一方、次原稿がない場
合、つまり押え蓋41bが開放されていない場合は、こ
の処理を終了する。
【0030】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、両面送信するために両面原稿或いは片面原稿を
複数原稿自動読取部(ADF)42で読み取るときの動
作について、図3及び図4に示すフローチャートを用い
て説明する。
【0031】さて、表面の原稿がADF42の原稿台4
2aに載置された後、スタートキー65が操作される
と、図3に示すステップS21では、原稿幅センサ42
cからの検出信号に基づいて、表面の原稿の幅、つまり
表面の原稿における主走査方向の長さを検出する。
【0032】ステップS22では、原稿有無センサ42
bからの検出信号に基づいて、表面の原稿を1枚給送し
て、ADF42でその原稿上の画データを読み取るとと
もに、その読み取った原稿の画データをコーデック90
で符号化して、その符号化した画データを画像メモリ8
0に記憶する。
【0033】ステップS23では、原稿有無センサ42
bからの検出信号に基づいて、表面の次原稿の有無を判
断する。表面の次原稿がある場合は、ステップS21
で、表面の次原稿を読み取って、その読み取った原稿の
画データをコーデック90で符号化した後、画像メモリ
80に記憶する。一方、表面の次原稿がない場合、つま
り全ての表面の原稿の読み取りが終了した場合は、ステ
ップS24に移行する。
【0034】ステップS24では、表面の原稿の読み取
りが終了した旨のメッセージ及び裏面の原稿を読み取ら
せるメッセージを表示部70に表示する。具体的には、
「表面のスキャン10枚が終了しました」及び「裏面の
原稿をセットしてスタートキーを押して下さい」を表示
部70に表示する。
【0035】ステップS25及びステップS26では、
キャンセルキー66又はスタートキー65が操作される
まで待機する。例えば、原稿が重送された場合には、表
面の原稿枚数が11枚であるにも拘わらず、読み取られ
た原稿枚数が10枚となる。このように、表面の原稿枚
数が異なる場合であって、前記ステップS24において
表示部70に表示したメッセージに基づいて、前記ステ
ップS25においてキャンセルキー66が操作されたと
きには、ステップS27で、画像メモリ80に記憶した
表面の画データを全て消去する。一方、前記ステップS
24において表示部70に表示したメッセージに基づい
て、裏面の原稿が原稿台42aに載置された後、スター
トキー65が操作された場合は、ステップS28に移行
する。
【0036】ステップS28では、原稿幅センサ42c
からの検出信号に基づいて、裏面の原稿の幅、つまり裏
面の原稿における主走査方向の長さを検出する。ステッ
プS29では、原稿有無センサ42bからの検出信号に
基づいて、裏面の原稿を1枚給送して、ADF42でそ
の原稿を読み取るとともに、その読み取った原稿の画デ
ータをコーデック90で符号化して、その符号化した画
データを画像メモリ80に記憶する。
【0037】ステップS30では、前記ステップS22
において算出した表面の原稿の幅と、前記ステップS2
9において算出した裏面の原稿の幅とが同一であるか否
かを判断する。具体的には、表面の原稿の幅と、両面送
信においてその表面の原稿に対応する裏面の原稿の幅と
が同一であるか否かを判断する。つまり、1回目の制御
サイクルでは、前記ステップS22において算出した1
枚目の表面の原稿の幅と、前記ステップS29において
算出した1枚目の裏面の原稿の幅とが同一であるか否か
を判断する。そして、その両原稿の幅が同一である場合
は、ステップS31に移行する。一方、両原稿の幅が異
なる場合は、図4に示すステップS41に移行する。
【0038】図4に示すステップS41では、両原稿の
サイズが異なる旨のメッセージ及びその両原稿のサイズ
をいずれに合わせるか或いは裏面の原稿の読み取りをや
り直すメッセージを表示部70に表示する。具体的に
は、図6に示すように、「5枚目の表面とサイズが異な
ります」を表示部70に表示する。また、「大きい方に
合わせる」、「小さい方に合わせる」及び「裏面のスキ
ャンをやり直す」の各項目を表示部70に表示するとと
もに、「十字キーで項目を選択して下さい」を表示部7
0に表示する。
【0039】ステップS42〜ステップS44では、表
示部70に表示した各項目のいずれかが十字キー67の
操作により選択された後、その選択された項目がソフト
キー68の操作によって確定されるまで待機する。そし
て、前記ステップS42において「大きい方に合わせ
る」の項目が選択及び確定された場合は、図3に示すス
テップS31に移行する。
【0040】一方、図4に示すステップS43において
「小さい方に合わせる」の項目が選択及び確定された場
合は、ステップS45に移行する。ステップS45で
は、両面送信において対応する表面の原稿及び裏面の原
稿のうち大きい方の画データを小さい方の画データに合
わせるために縮小して、両画データのサイズを一致させ
る。そして、図3に示すステップS31に移行する。
【0041】また、例えば図3に示すステップS28に
おいて裏面の原稿が重送されて、表面の原稿及び裏面の
原稿が両面送信において対応していない場合であって、
図4に示すステップS44において「裏面のスキャンを
やり直す」の項目が選択及び確定されたときには、ステ
ップS46に移行する。ステップS46では、画像メモ
リ80に記憶した裏面の画データを全て消去する。そし
て、図3に示すステップS24で、裏面の原稿を読み取
らせるメッセージを表示部70に表示する。
【0042】図3に示すステップS31では、原稿有無
センサ42bからの検出信号に基づいて、裏面の次原稿
の有無を判断する。裏面の次原稿がある場合は、ステッ
プS28で、裏面の次原稿を読み取って、その読み取っ
た原稿の画データをコーデック90で符号化した後、画
像メモリ80に記憶する。一方、裏面の次原稿がない場
合、つまり全ての裏面の原稿の読み取りが終了した場合
は、この処理を終了する。
【0043】次に、複写機能付きファクシミリ装置1に
おいて、読取部40のFBS41又はADF42で読み
取った原稿の画データをオルタネイトモードで両面送信
するときの動作について、図7に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0044】さて、設定キー69の設定に基づいて、両
面送信においてオルタネイトモードに設定されるととも
に、相手先のFAX番号が短縮キー62等から入力され
ると、図7に示すステップS61では、相手先に対して
NCU110から発呼を行う。
【0045】ステップS62では、受信側から送信され
てくるDIS信号を受信する。このDIS信号には、記
録紙能力が含まれている。ステップS63では、次の表
裏の画データのサイズが、相手先の記録紙能力内である
か否かを判断する。具体的には、図2に示すステップS
11又は図4に示すステップS42において「大きい方
に合わせる」の項目が選択及び確定された場合は、次の
表裏の画データのうち大きい方のサイズが、相手先の記
録紙能力内であるか否かを判断する。一方、図2に示す
ステップS12又は図4に示すステップS43において
「小さい方に合わせる」の項目が選択及び確定された場
合は、図2に示すステップS13又は図4に示すステッ
プS45において一致させたサイズが相手先の記録紙能
力内であるか否かを判断する。
【0046】そして、次の表裏の画データのサイズが、
相手先の記録紙能力内である場合は、ステップS64に
移行する。一方、次の表裏の画データのサイズが、相手
先の記録紙能力を越える場合は、ステップS65に移行
する。
【0047】ステップS64では、両画データを相手先
の記録紙能力内のサイズで両面送信する旨をDCS信号
に格納して相手先に送出する。具体的には、次の表裏の
画データのサイズが「A4サイズ」の場合であって、相
手先の記録紙能力が「B4サイズ」であるときは、「A
4サイズ」で両面送信する旨をDCS信号に格納して相
手先に送出する。
【0048】ステップS65では、両画データを相手先
の記録紙能力に合わせたサイズで両面送信する旨をDC
S信号に格納して相手先に送出する。具体的には、次の
表裏の画データのサイズが「A3サイズ」の場合であっ
て、相手先の記録紙能力が「B4サイズ」であるとき
は、「B4サイズ」で両面送信する旨をDCS信号に格
納して相手先に送出する。
【0049】ステップS66では、両面送信処理、つま
り表面の画データ及び裏面の画データの送信処理を実行
する。ステップS67では、FBS41又はADF42
で読み取った画データの両面送信が終了したか否かを判
断する。両面送信が終了した場合は、ステップS73に
移行する。一方、両面送信が終了していない場合は、ス
テップS68に移行する。
【0050】ステップS68では、次の表裏の画データ
のサイズが、前記ステップS66において両面送信した
ときのサイズ、つまり現在の通信サイズと同一であるか
否かを判断する。具体的には、図2に示すステップS1
1又は図4に示すステップS42において「大きい方に
合わせる」の項目が選択及び確定された場合は、次の表
裏の画データのうち大きい方のサイズが現在の通信サイ
ズと同一であるか否かを判断する。一方、図2に示すス
テップS12又は図4に示すステップS43において
「小さい方に合わせる」の項目が選択及び確定された場
合は、図2に示すステップS13又は図4に示すステッ
プS45において一致させたサイズが現在の通信サイズ
と同一であるか否かを判断する。
【0051】そして、次の表裏の画データのサイズが現
在の通信サイズと同一である場合は、ステップS69に
移行する。一方、次の表裏の画データのサイズが現在の
通信サイズと異なる場合は、ステップS70に移行す
る。
【0052】ステップS69では、MPS信号を相手先
に送出して、MCF信号を受信した後、前記ステップS
66に戻って、次の表裏の画データの両面送信処理を実
行する。
【0053】ステップS70では、次の表裏の画データ
のサイズが現在の通信サイズよりも大きいか否かを判断
する。現在の通信サイズよりも大きい場合は、ステップ
S71に移行する。一方、現在の通信サイズよりも小さ
い場合は、ステップS72に移行する。
【0054】ステップS71では、現在の通信サイズが
相手先の最大記録紙能力であるか否かを判断する。そし
て、現在の通信サイズが相手先の最大記録紙能力である
場合、つまり次の表裏の画データを現在の通信サイズよ
りも大きなサイズで両面送信することができない場合
は、ステップS69に移行する。具体的には、図2に示
すステップS11又は図4に示すステップS42におい
て「大きい方に合わせる」の項目が選択及び確定された
場合であって、現在の通信サイズが「B4サイズ」、相
手先の最大記録紙能力が「B4サイズ」、次の表面の画
データのサイズが「A4サイズ」、両面送信においてそ
の表面の画データに対応する裏面の画データのサイズが
「A3サイズ」であるときには、ステップS69に移行
する。
【0055】また、次の表面の画データのサイズが「B
4サイズ」、両面送信においてその表面の画データに対
応する裏面の画データのサイズが「A3サイズ」の場合
であって、図2に示すステップS12又は図4に示すス
テップS43において「小さい方に合わせる」の項目が
選択及び確定されたときには、その表裏の画データのサ
イズを、図2に示すステップS13又は図4に示すステ
ップS45において「B4サイズ」に一致させている。
そして、このような場合であって、現在の通信サイズが
「A4サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「A4サイ
ズ」であるときには、「B4サイズ」に一致させた次の
表裏の画データが、相手先の最大記録紙能力である「A
4サイズ」を越える。つまり、「B4サイズ」に一致さ
せた次の表裏の画データを、「A4サイズ」である現在
の通信サイズよりも大きなサイズの「B4サイズ」で両
面送信することができない。このため、このような場合
も、ステップS71からステップS69に移行する。
【0056】そして、これらの場合には、ステップS6
9においてMPS信号を相手先に送出して、MCF信号
を受信した後、前記ステップS66に戻って、次の表裏
の画データを現在の通信サイズで両面送信する。
【0057】一方、現在の通信サイズが相手先の最大記
録紙能力ではない場合、つまり次の表裏の画データを現
在の通信サイズよりも大きなサイズで両面送信すること
ができる場合は、ステップS72に移行する。具体的に
は、図2に示すステップS11又は図4に示すステップ
S42において「大きい方に合わせる」の項目が選択及
び確定された場合であって、現在の通信サイズが「A4
サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「B4サイズ」、
次の表面の画データのサイズが「A4サイズ」、両面送
信においてその表面の画データに対応する裏面の画デー
タのサイズが「B4サイズ」であるときには、ステップ
S72に移行する。
【0058】また、次の表面の画データのサイズが「B
4サイズ」、両面送信においてその表面の画データに対
応する裏面の画データのサイズが「A3サイズ」の場合
であって、図2に示すステップS12又は図4に示すス
テップS43において「小さい方に合わせる」の項目が
選択及び確定されたときには、その表裏の画データのサ
イズを、図2に示すステップS13又は図4に示すステ
ップS45において「B4サイズ」に一致させている。
そして、このような場合であって、現在の通信サイズが
「A4サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「B4サイ
ズ」であるときには、「B4サイズ」に一致させた次の
表裏の画データを、「A4サイズ」である現在の通信サ
イズよりも大きなサイズの「B4サイズ」で両面送信す
ることができる。このため、このような場合も、ステッ
プS71からステップS72に移行する。
【0059】ステップS72では、EOM信号を相手先
に送出して、MCF信号を受信した後、前記ステップS
62に戻って、受信側から送信されてくるDIS信号を
受信する。
【0060】前記ステップS67において両面送信が終
了した場合は、ステップS73で、EOP信号を相手先
に送出して、MCF信号を受信する。そして、DCN信
号を送出して、電話回線Lを切断し、この処理を終了す
る。
【0061】次に、図7に示すステップS66の両面送
信処理の動作について、図8に示すフローチャートを用
いて説明する。図8に示すステップS81では、表面の
画データのサイズが現在の通信サイズと同一であるか否
かを判断する。表面の画データのサイズが現在の通信サ
イズと同一である場合は、ステップS82に移行する。
一方、表面の画データのサイズが現在の通信サイズと異
なる場合は、ステップS83に移行する。
【0062】ステップS82では、表面の画データを等
倍で相手先に送信する。具体的には、図7に示すステッ
プS64において両画データを相手先の記録紙能力内の
「B4サイズ」で両面送信する旨をDCS信号に格納し
て相手先に送出した場合であって、表面の画データのサ
イズが現在の通信サイズと同一の「B4サイズ」である
ときは、「B4サイズ」の表面の画データを等倍で相手
先に送信する。
【0063】ステップS83では、表面の画データのサ
イズが現在の通信サイズよりも大きいか否かを判断す
る。表面の画データのサイズが現在の通信サイズよりも
大きい場合は、ステップS84に移行する。一方、表面
の画データのサイズが現在の通信サイズよりも小さい場
合は、ステップS85に移行する。
【0064】ステップS84では、表面の画データを縮
小して相手先に送信する。具体的には、図7に示すステ
ップS64において両画データを相手先の記録紙能力内
の「B4サイズ」で両面送信する旨をDCS信号に格納
して相手先に送出した場合であって、表面の画データの
サイズが現在の通信サイズよりも大きい「A3サイズ」
であるときは、「A3サイズ」の表面の画データを「B
4サイズ」に縮小して相手先に送信する。
【0065】ステップS85では、表面の画データに余
白を付加して相手先に送信する。具体的には、図7に示
すステップS64において両画データを相手先の記録紙
能力内の「B4サイズ」で両面送信する旨をDCS信号
に格納して相手先に送出した場合であって、表面の画デ
ータのサイズが現在の通信サイズよりも小さい「A4サ
イズ」であるときは、「A4サイズ」の表面の画データ
に余白を付加して「B4サイズ」で相手先に送信する。
【0066】ステップS86〜ステップS90では、裏
面の画データに対して、前記ステップS81〜ステップ
S85と同様の処理を行う。次に、複写機能付きファク
シミリ装置1において、読取部40のFBS41又はA
DF42で読み取った原稿の画データをコンティニュア
スモードで両面送信するときの動作について、図9及び
図10に示すフローチャートを用いて説明する。
【0067】さて、設定キー69の設定に基づいて、両
面送信においてコンティニュアスモードに設定されると
ともに、相手先のFAX番号が短縮キー62等から入力
されると、図9に示すステップS101及びステップS
102では、図7に示すステップS61及びステップS
62と同様の処理を行う。
【0068】ステップS103では、次の表裏の画デー
タのサイズが、相手先の記録紙能力内であるか否かを判
断する。具体的には、図2に示すステップS11又は図
4に示すステップS42において「大きい方に合わせ
る」の項目が選択及び確定された場合は、次の表裏の画
データのうち大きい方のサイズが、相手先の記録紙能力
内であるか否かを判断する。一方、図2に示すステップ
S12又は図4に示すステップS43において「小さい
方に合わせる」の項目が選択及び確定された場合は、図
2に示すステップS13又は図4に示すステップS45
において一致させたサイズが相手先の記録紙能力内であ
るか否かを判断する。
【0069】そして、次の表裏の画データのサイズが、
相手先の記録紙能力内である場合は、ステップS104
に移行する。一方、次の表裏の画データのサイズが、相
手先の記録紙能力を越える場合は、ステップS105に
移行する。
【0070】ステップS104では、次の表裏の画デー
タを相手先の記録紙能力内のサイズで送信する旨をDC
S信号に格納して相手先に送出する。ステップS105
では、次の表裏の画データを相手先の記録紙能力に合わ
せたサイズで送信する旨をDCS信号に格納して相手先
に送出する。
【0071】ステップS106では、表面の画データの
送信処理を実行する。ステップS107では、FBS4
1又はADF42で読み取った表面の画データの送信が
終了したか否かを判断する。表面の画データの送信が終
了した場合は、図10に示すステップS121に移行す
る。一方、表面の画データの送信が終了していない場合
は、ステップS108に移行する。
【0072】ステップS108では、次の表裏の画デー
タのサイズが、前記ステップS106において送信した
ときのサイズ、つまり現在の通信サイズと同一であるか
否かを判断する。つまり、次の表面の画データのサイズ
が現在の通信サイズと同一であるか否かを判断するので
はなく、次の表裏の画データのサイズが現在の通信サイ
ズと同一であるか否かを判断する。具体的には、図2に
示すステップS11又は図4に示すステップS42にお
いて「大きい方に合わせる」の項目が選択及び確定され
た場合は、次の表裏の画データのうち大きい方のサイズ
が現在の通信サイズと同一であるか否かを判断する。一
方、図2に示すステップS12又は図4に示すステップ
S43において「小さい方に合わせる」の項目が選択及
び確定された場合は、図2に示すステップS13又は図
4に示すステップS45において一致させたサイズが現
在の通信サイズと同一であるか否かを判断する。
【0073】そして、次の表裏の画データのサイズが現
在の通信サイズと同一である場合は、ステップS109
に移行する。一方、次の表裏の画データのサイズが現在
の通信サイズと異なる場合は、ステップS110に移行
する。
【0074】ステップS109では、MPS信号を相手
先に送出して、MCF信号を受信した後、前記ステップ
S106に戻って、次の表面の画データの送信処理を実
行する。
【0075】ステップS110では、次の表裏の画デー
タのサイズが現在の通信サイズよりも大きいか否かを判
断する。現在の通信サイズよりも大きい場合は、ステッ
プS111に移行する。一方、現在の通信サイズよりも
小さい場合は、ステップS112に移行する。
【0076】ステップS111では、現在の通信サイズ
が相手先の最大記録紙能力であるか否かを判断する。そ
して、現在の通信サイズが相手先の最大記録紙能力であ
る場合、つまり次の表裏の画データを現在の通信サイズ
よりも大きなサイズで送信することができない場合は、
ステップS109に移行する。具体的には、図2に示す
ステップS11又は図4に示すステップS42において
「大きい方に合わせる」の項目が選択及び確定された場
合であって、現在の通信サイズが「B4サイズ」、相手
先の最大記録紙能力が「B4サイズ」、次の表面の画デ
ータのサイズが「A4サイズ」、両面送信においてその
表面の画データに対応する裏面の画データのサイズが
「A3サイズ」であるときには、ステップS109に移
行する。
【0077】また、次の表面の画データのサイズが「B
4サイズ」、両面送信においてその表面の画データに対
応する裏面の画データのサイズが「A3サイズ」の場合
であって、図2に示すステップS12又は図4に示すス
テップS43において「小さい方に合わせる」の項目が
選択及び確定されたときには、その表裏の画データのサ
イズを、図2に示すステップS13又は図4に示すステ
ップS45において「B4サイズ」に一致させている。
そして、このような場合であって、現在の通信サイズが
「A4サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「A4サイ
ズ」であるときには、「B4サイズ」に一致させた次の
表裏の画データが、相手先の最大記録紙能力である「A
4サイズ」を越える。つまり、「B4サイズ」に一致さ
せた次の表裏の画データを、「A4サイズ」である現在
の通信サイズよりも大きなサイズの「B4サイズ」で両
面送信することができない。このため、このような場合
も、ステップS111からステップS109に移行す
る。
【0078】そして、これらの場合には、ステップS1
09においてMPS信号を相手先に送出して、MCF信
号を受信した後、前記ステップS106に戻って、次の
表面の画データを現在の通信サイズで送信する。
【0079】一方、現在の通信サイズが相手先の最大記
録紙能力ではない場合、つまり次の表裏の画データを現
在の通信サイズよりも大きなサイズで送信することがで
きる場合は、ステップS112に移行する。具体的に
は、図2に示すステップS11又は図4に示すステップ
S42において「大きい方に合わせる」の項目が選択及
び確定された場合であって、現在の通信サイズが「A4
サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「B4サイズ」、
次の表面の画データのサイズが「A4サイズ」、両面送
信においてその表面の画データに対応する裏面の画デー
タのサイズが「B4サイズ」であるときには、ステップ
S112に移行する。
【0080】また、次の表面の画データのサイズが「B
4サイズ」、両面送信においてその表面の画データに対
応する裏面の画データのサイズが「A3サイズ」の場合
であって、図2に示すステップS12又は図4に示すス
テップS43において「小さい方に合わせる」の項目が
選択及び確定されたときには、その表裏の画データのサ
イズを、図2に示すステップS13又は図4に示すステ
ップS45において「B4サイズ」に一致させている。
そして、このような場合であって、現在の通信サイズが
「A4サイズ」、相手先の最大記録紙能力が「B4サイ
ズ」であるときには、「B4サイズ」に一致させた次の
表裏の画データを、「A4サイズ」である現在の通信サ
イズよりも大きなサイズの「B4サイズ」で両面送信す
ることができる。このため、このような場合も、ステッ
プS111からステップS112に移行する。
【0081】ステップS112では、EOM信号を相手
先に送出して、MCF信号を受信した後、前記ステップ
S102に戻って、受信側から送信されてくるDIS信
号を受信する。
【0082】前記ステップS107において表面の画デ
ータの送信が終了した場合は、図10に示すステップS
121で、EOM信号を相手先に送出して、MCF信号
を受信する。
【0083】ステップS122〜ステップS132で
は、裏面の画データに対して、図9に示すステップS1
02〜ステップS112と同様の処理を行う。図10に
示すステップS127において裏面の画データの送信が
終了した場合は、ステップS133で、EOP信号を相
手先に送出して、MCF信号を受信する。そして、DC
N信号を送出して、電話回線Lを切断し、この処理を終
了する。
【0084】次に、図9に示すステップS106の処
理、即ち、表面の画データの送信処理の動作及び図10
に示すステップS126の処理、即ち、裏面の画データ
の送信処理の動作について、図11に示すフローチャー
トを用いて説明する。
【0085】図11に示すステップS141〜ステップ
S145では、表面の画データに対して、図8に示すス
テップS81〜ステップS85と同様の処理を行う。一
方、前記ステップS141〜ステップS145では、裏
面の画データに対して、図8に示すステップS86〜ス
テップS90と同様の処理を行う。
【0086】以上、詳述したように本実施形態によれ
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 (1)両面送信するためにFBS41又はADF42で
読み取った表裏の原稿のサイズが異なる場合には、図5
及び図6に示すように、両原稿のサイズが異なる旨のメ
ッセージを表示部70に表示している(S10及びS4
1)。その結果、サイズの異なる表裏の原稿の画データ
を両面送信する場合には、前記メッセージに基づいて、
両原稿のサイズが異なる旨を操作者に確認させることが
できる。一方、操作者がサイズの異なる原稿を間違った
順序でFBS41又はADF42に載置した場合には、
前記メッセージに基づいて、表裏の原稿のサイズを統一
して再度読み取らせることもできる。従って、利便性に
優れた複写機能付きファクシミリ装置1を提供すること
ができる。
【0087】(2)加えて、表裏の原稿のサイズが異な
る場合には、前記メッセージに加えて、両原稿のサイズ
をいずれに合わせるかのメッセージを表示部70に表示
している。そして、そのメッセージに基づいて、「小さ
い方に合わせる」の項目が選択及び確定された場合であ
って、両面送信する表裏の画データのサイズがいずれも
相手先の記録紙能力内であるときには、表裏の画データ
を小さい方のサイズで両面送信している(S66、S1
06及びS126)。具体的には、表面の画データのサ
イズが「A4サイズ」、裏面の画データのサイズが「B
4サイズ」、相手先の記録紙能力が「B4サイズ」の場
合であって、「小さい方に合わせる」の項目が選択及び
確定されたときには、「A4サイズ」の表面の画データ
を等倍で相手先に送信するとともに(S82及びS14
2)、「B4サイズ」の裏面の画データを「A4サイ
ズ」に縮小して相手先に送信している(S89及びS1
44)。即ち、サイズの異なる表裏の原稿の画データを
同一サイズ、つまり小さい方のサイズで両面送信してい
る。そのため、原稿のサイズを統一するために、予め一
方の原稿を縮小コピー或いは拡大コピーする必要がな
く、画質が劣化することもない。従って、利便性に優れ
た複写機能付きファクシミリ装置1を提供することがで
きる。
【0088】(3)しかも、上記(2)の場合には、相
手先では、表裏の画データが同一サイズの記録紙に記録
される。その結果、相手先において記録紙サイズを統一
するために、記録済みの一方の記録紙を縮小コピー或い
は拡大コピーする必要がなく、画質が劣化することもな
い。従って、相手先にとっても利便性に優れた複写機能
付きファクシミリ装置1を提供することができる。
【0089】(4)さらに、表面の画データのサイズが
「A4サイズ」、裏面の画データのサイズが「A3サイ
ズ」、相手先の記録紙能力が「B4サイズ」の場合であ
って、「大きい方に合わせる」の項目が選択及び確定さ
れたときには、「A4サイズ」の表面の画データに余白
を付加して「B4サイズ」で相手先に送信するとともに
(S85及びS145)、「A3サイズ」の裏面の画デ
ータを「B4サイズ」に縮小して相手先に送信している
(S89及びS144)。即ち、「A4サイズ」の表面
の画データを拡大するのではなく、「A4サイズ」の表
面の画データに余白を付加して相手先に送信している。
換言すれば、表面の画データに単に余白を付加している
だけであり、画データを拡大しているわけではない。つ
まり、送信原稿上の画データのサイズが維持される。し
かも、表面の画データに単に余白を付加しているだけな
ので、画データを拡大した場合と比較して、画データの
データ量が少なくて済む。その結果、画像メモリ80の
記憶領域を有効に使用することもできる。従って、利便
性に優れた複写機能付きファクシミリ装置1を提供する
ことができる。
【0090】(5)しかも、上記(4)の場合には、前
記「大きい方に合わせる」の項目が選択及び確定された
直後ではなく、送信時に余白を付加している。ところ
で、本実施形態とは異なり、前記「大きい方に合わせ
る」の項目が選択及び確定された直後(S11及びS4
2の直後)に余白を付加する構成では、次のようにして
表面の画データが送信される。即ち、前記「大きい方に
合わせる」の項目の選択及び確定に基づいて、「A4サ
イズ」の表面の画データには、「A3サイズ」の裏面の
画データに合わせるために余白が付加されて、表裏の画
データのサイズが「A3サイズ」で一致する。そして、
その両画データのサイズが相手先の記録紙能力を越える
「A3サイズ」であるため、「A4サイズ」の画データ
に余白が付加された「A3サイズ」の表面の画データが
「B4サイズ」に縮小されて相手先に送信される。つま
り、このように構成すると、「A4サイズ」の画データ
と余白とで構成された「A3サイズ」が「B4サイズ」
に縮小されて相手先に送信される。具体的には、「A3
サイズ」を「B4サイズ」に縮小する場合の倍率は「8
6%」である。その結果、表面の原稿の画データとして
文字が記録されている場合には、その文字が「86%」
に縮小される。
【0091】しかし、本実施形態では、「A4サイズ」
の画データに送信時に余白を付加した「B4サイズ」の
表面の画データを相手先に送信している。その結果、上
記の構成とは異なり、表面の原稿の画データとして文字
が記録されている場合でも、その文字が縮小されること
はない。
【0092】なお、前記実施形態は、次のように変更し
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態では、図2に示すステップS9及び図3
に示すステップS30において表裏の原稿の幅が異なる
場合は、図5及び図6に示すように、表裏の原稿のサイ
ズをいずれに合わせるかのメッセージを表示部70に表
示する構成としたが、次のような構成としてもよい。即
ち、表裏の原稿の幅が異なる場合は、表裏の原稿のサイ
ズをいずれに合わせるかのメッセージに加えて、表裏の
原稿の中間のサイズに合わせるかのメッセージ、つまり
「中間サイズに合わせる」の項目も表示部70に表示す
る構成としてもよい。例えば、表面の原稿サイズが「A
4サイズ」、裏面の原稿サイズが「A3サイズ」の場合
であって、「中間サイズに合わせる」の項目が選択及び
確定されたときには、表裏の画データを「A4サイズ」
と「A3サイズ」との中間のサイズである「B4サイ
ズ」に合わせる構成としてもよい。
【0093】・前記実施形態では、図2に示すステップ
S9及び図3に示すステップS30において表裏の原稿
の幅が同一であるか否かを判断する構成としたが、表裏
の原稿の長さ、つまり表裏の原稿における副走査方向の
長さが同一であるか否かを判断する構成としてもよい。
又は、表裏の原稿の幅及び長さが同一であるか否かを判
断する構成としてもよい。尚、図2に示すステップS
4、ステップS8及び図3に示すステップS22、ステ
ップS29では、FBS41或いはADF42で読み取
った画データに基づいて、原稿の長さ、又は原稿の幅及
び長さを算出する。
【0094】・加えて、表裏の原稿の幅及び長さが同一
であるか否かを判断する構成であって、「中間サイズに
合わせる」の項目を表示部70に表示する構成としても
よい。このように構成すれば、「レターサイズ」の表面
の画データ及び「A3サイズ」の裏面の画データを読み
取った場合であって、「中間サイズに合わせる」の項目
が選択及び確定されたときには、中間のサイズとして
「A4サイズ」、「リーガルサイズ」及び「B4サイ
ズ」のいずれかを選択する。ここで、表裏の原稿の長
さ、つまり原稿の副走査方向の長さを考慮しているた
め、最も長さの短い「A4サイズ」を選択する。その結
果、最適な送信サイズで画データを送信することができ
る。また、大きい送信サイズで画データを送信する場合
と比較して、安い通信料金で画データを送信することが
できる。しかも、相手先において「A4サイズ」、「リ
ーガルサイズ」及び「B4サイズ」の記録紙が収容され
ているときには、最もサイズの小さい「A4サイズ」の
記録紙に表裏の画データが記録される。その結果、相手
先においても大きいサイズの記録紙が無駄に消費される
ことを防止することができる。
【0095】・前記実施形態では、図8に示すステップ
S83、ステップS88及び図11に示すステップS1
43において画データのサイズが現在のサイズよりも小
さい場合は、図8に示すステップS85、ステップS9
0及び図11に示すステップS145において画データ
に余白を付加して相手先に送信する構成としたが、次の
ような構成としてもよい。即ち、画データに余白を付加
する代わりに、画データを拡大して相手先に送信する構
成としてもよい。
【0096】さらに、上記実施形態より把握される技術
的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。 〔1〕請求項1に記載の通信端末装置において、制御手
段は、表裏の画データのサイズが異なる場合には、表裏
の画データを同一サイズで両面送信する通信端末装置。
このように構成すれば、利便性に優れた通信端末装置を
提供することができる。
【0097】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項5の
いずれか1項に記載の発明によれば、利便性に優れた通
信端末装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複写機能付きファクシミリ装置の構成を示すブ
ロック図。
【図2】原稿をFBSで読み取るときの動作を示すフロ
ーチャート。
【図3】原稿をADFで読み取るときの動作を示すフロ
ーチャート。
【図4】原稿をADFで読み取るときの動作を示すフロ
ーチャート。
【図5】メッセージを表示したときの表示部を示す平面
図。
【図6】メッセージを表示したときの表示部を示す平面
図。
【図7】オルタネイトモードで両面送信するときの動作
を示すフローチャート。
【図8】両面送信処理の動作を示すフローチャート。
【図9】コンティニュアスモードで両面送信するときの
動作を示すフローチャート。
【図10】コンティニュアスモードで両面送信するとき
の動作を示すフローチャート。
【図11】表面の送信処理及び裏面の送信処理の動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1…通信端末装置としての複写機能付きファクシミリ装
置、10…制御手段を構成するMPU、20…制御手段
を構成するROM、30…制御手段を構成するRAM、
70…報知手段としての表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AB02 AB20 AB23 AC38 AC71 AE14 AF15 5C072 AA01 BA02 BA09 RA05 WA02 XA01 5C075 CA05 CA07 CE14 5C076 AA21 AA22 BA05 CB02 5K101 KK01 MM05 MM06 NN01 NN11 NN22 NN25 TT06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画データを両面送信する機能を備えた通
    信端末装置において、表裏の画データのサイズが異なる
    旨を報知する報知手段と、表裏の画データのサイズが異
    なる場合には、表裏の画データのサイズが異なる旨を報
    知手段に報知させる制御手段とを備えた通信端末装置。
  2. 【請求項2】 画データを両面送信する機能を備えた通
    信端末装置において、表裏の画データのサイズが異なる
    場合には、表裏の画データを同一サイズで両面送信する
    制御手段を備えた通信端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、表裏の画データのサイズが異なる場合
    には、表裏の画データを小さい方のサイズで両面送信す
    る通信端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、表裏の画データのサイズが異なる場合
    には、表裏の画データを大きい方のサイズで両面送信す
    る通信端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の通信端末装置におい
    て、制御手段は、表裏の画データのサイズが異なる場合
    に中間のサイズがあるときには、表裏の画データを中間
    のサイズで両面送信する通信端末装置。
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