JP2002232592A - ユーザ情報取得装置及び方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体、プログラム - Google Patents

ユーザ情報取得装置及び方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体、プログラム

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JP2002232592A
JP2002232592A JP2001024875A JP2001024875A JP2002232592A JP 2002232592 A JP2002232592 A JP 2002232592A JP 2001024875 A JP2001024875 A JP 2001024875A JP 2001024875 A JP2001024875 A JP 2001024875A JP 2002232592 A JP2002232592 A JP 2002232592A
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JP2001024875A
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Yasuhiro Hamada
康宏 濱田
Tomohisa Yokota
智久 横田
Yoshiaki Seki
良明 関
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスに
基づいて、ユーザ端末のユーザのユーザ情報を取得する
ユーザ情報取得装置を提供する。 【解決手段】 WWWサーバ10aはアクセス中のユー
ザ端末6のIPアドレスを発信者番号取得部2aに送信
する。発信者番号取得部2aは受信したIPアドレスを
網終端装置20cに問い合せ、対応するユーザIDを取
得する。さらに、発信者番号取得部2aは取得したユー
ザIDをRAS20aに問い合せて、対応する発信者番
号200を取得する。ユーザ情報取得部2bは、上記取
得した発信者番号200に基づいてユーザ情報データベ
ース3aを検索し、発信者番号200に対応するユーザ
情報を取得する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザに割り当て
られたIPアドレスに基づいて、前記ユーザの通信網の
契約に係るユーザ情報を取得する契約者情報取得装置及
び方法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体、
プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが所定のユーザ端末からインター
ネットへの接続を行なう場合には、移動中を除き、通
常、一般の加入電話回線を利用したダイヤルアップIP
接続によりユーザの契約したISP(Internet Service
s Provider)や所定の企業サーバに接続し、それにより
希望するWWW(World Wide Web)サーバへアクセスす
る。また、最近ではISDN回線を利用した常時接続型
のIP接続サービスが開始されている。上記何れの方法
でインターネットに接続した場合でも、アクセス先のW
WWサイト(WWWサーバ)はアクセスするユーザのI
P(Internet Protocol)アドレスを認識している。こ
のIPアドレスは、ユーザがアクセスする度にISP
(Internet Service Provider)や所定の企業サーバか
らユーザ端末毎にユニークに割り当てられるものであ
り、WWWサーバは、このIPアドレスからそれ以外の
ユーザ情報を直接取得することがはできなかった。従っ
て、例えばWWWサーバがユーザのエリアに応じた情報
の提供を行う場合には、その都度ユーザにユーザ情報と
して郵便番号や住所等の位置情報の入力を要求し、その
情報をユーザ端末から送信させていた。一方、WWWサ
ーバはクッキー(cookie)を利用し、ユーザが1回目の
アクセスの時に入力したユーザ情報をクッキー情報とし
てユーザ端末に保存させ、2回目以降のアクセスの時に
はユーザ端末から送信されるクッキー情報を参照するこ
とで、何度もユーザにユーザ情報を入力させることな
く、ユーザに対してユーザ毎にカスタマイズされた情報
を提供していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、W
WWサーバの必要とするユーザー情報の入力を、ユーザ
からのアクセスの度にユーザ自身に行なわせるので、ユ
ーザにその入力操作の煩わしさを強いるという問題があ
った。一方、クッキーを利用した場合でも、ユーザ情報
を必要とするWWWサーバを初めてアクセスする時に
は、その都度ユーザはユーザ情報を入力しなければなら
なかった。また、一度アクセスしたWWWサーバに再度
アクセスする場合であっても、前回アクセスした時と同
一のユーザ端末及び同一のWWWブラウザを使用しなけ
ればクッキーを利用できないという問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、ユーザ端末に割り当てられたIPアドレスに基づ
いてユーザ情報を取得するユーザ情報取得装置及び方
法、並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体、プロ
グラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ユーザの契約した通信網を利用してユーザの有する
ユーザ端末からIP接続による通信を行なう場合に、前
記ユーザに割り当てられたIPアドレスに基づいて、前
記ユーザの前記通信網の契約に係るユーザ情報を取得す
るユーザ情報取得装置であって、前記ユーザ情報を記憶
するユーザ情報データベースと、前記IPアドレスに基
づいて、前記ユーザ端末から前記通信網への発呼時に送
出される前記ユーザの発信者番号を取得する発信者番号
取得部と、取得した前記発信者番号に基づいて、前記ユ
ーザデータベースを参照して対応するユーザ情報を取得
するユーザ情報取得部とを具備することを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記ユーザ情報データベースは、前記
通信網の契約に係るユーザの発信者番号に関連付けて対
応するユーザ情報を記憶することを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、前記発信者番号取得部
は、前記IPアドレスに基づいて対応するユーザ識別子
を取得し、該ユーザ識別子に基づいて対応する発信者番
号を取得することを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の発明において、前記ユーザ情報取得部の取得したユー
ザ情報と前記ユーザ識別子を関連付けて記憶するユーザ
情報取得履歴データベースをさらに備え、前記ユーザ情
報取得履歴データベースから前記発信者番号取得部の取
得したユーザ識別子が検索された場合には、前記発信者
番号取得部が前記ユーザ情報取得履歴データベースから
前記ユーザ識別子に対応するユーザ情報を取得すること
を特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の発明において、前記発信者番号
取得部は、所定のサーバから、前記ユーザ情報の取得要
求に乗じて送信される前記ユーザのIPアドレスに基づ
いて、対応するユーザ情報を取得し、前記所定のサーバ
に送信することを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5の何れかに記載の発明において、前記ユーザ情報
に発信者番号に対応する位置情報を含み、所定サーバか
ら目的地が入力された場合に、取得したユーザ情報の位
置情報に基づくエリアから前記目的地迄の経路の探索を
行ない、当該経路を示した地図を作成して前記所定のサ
ーバに送信することを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、ユーザの契約し
た通信網を利用してユーザの有するユーザ端末からIP
接続による通信を行なう場合に、前記ユーザに割り当て
られたIPアドレスに基づいて、前記ユーザの前記通信
網の契約に係るユーザ情報を取得するユーザ情報取得方
法であって、前記ユーザ情報を記憶する処理と、前記I
Pアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記通信網
への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号を取得
する処理と、取得した前記発信者に基づいて、前記ユー
ザデータベースを参照して対応するユーザ情報を取得す
る処理と、取得したユーザ情報と前記ユーザ識別子を関
連付けて記憶する処理とを有することを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、ユーザの契約し
た通信網を利用してユーザの有するユーザ端末からIP
接続による通信を行なう場合に、前記ユーザに割り当て
られたIPアドレスに基づいて、前記ユーザの前記通信
網の契約に係るユーザ情報を取得するユーザ情報取得プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体であって、前記ユーザ情報を記憶する機能と、前記I
Pアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記通信網
への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号を取得
する機能と、取得した前記発信者に基づいて、前記ユー
ザデータベースを参照して対応するユーザ情報を取得す
る機能と、取得したユーザ情報と前記ユーザ識別子を関
連付けて記憶する機能とをコンピュータに実行させるユ
ーザ情報取得プログラムを記録した記録媒体。
【0013】請求項9に記載の発明は、ユーザの契約し
た通信網を利用してユーザの有するユーザ端末からIP
接続による通信を行なう場合に、前記ユーザに割り当て
られたIPアドレスに基づいて、前記ユーザの前記通信
網の契約に係るユーザ情報を取得するユーザ情報取得プ
ログラムであって、前記ユーザ情報を記憶する機能と、
前記IPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記
通信網への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号
を取得する機能と、取得した前記発信者に基づいて、前
記ユーザデータベースを参照して対応するユーザ情報を
取得する機能と、取得したユーザ情報と前記ユーザ識別
子を関連付けて記憶する機能とをコンピュータに実行さ
せるユーザ情報取得プログラム。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本実施形態のユー
ザ情報取得装置の一利用形態による地図情報提供システ
ム全体の構成を示したブロック図である。この図におい
て、本地図情報提供システムは、本実施形態によるユー
ザ情報取得装置1と、地図情報提供サービスを行なう企
業サーバ10と、企業サーバ10に接続して地図情報提
供を受けるユーザ60と、ユーザ60の有するユーザ端
末6と企業サーバ10をIP(InternetProtocol)接続
する通信事業者70から構成される。企業サーバ10
は、ユーザ60のアクセスに応じてユーザ情報取得装置
1への問い合せを行ない、ユーザ60の位置から所定の
目的地までの経路を示した地図情報をユーザ端末6に閲
覧可能に提供する。ユーザ情報取得装置1は、発信者番
号取得部2a及びユーザ情報取得部2bからなる情報取
得部2、ユーザ情報データベース3a及びユーザ情報取
得履歴データベース3bからなる情報取得部3、経路探
索部4aとデフォルメ地図作成部4bと地図データベー
ス4cからなる地図作成部4、及び制御部5から構成さ
れる。
【0015】発信者番号取得部2aは、企業サーバ10
から通知されるIPアドレスに基づいてユーザ60がユ
ーザ端末6によるIP接続時に発呼する発信者番号を取
得する。ここでは、後述する網終端装置20cからIP
アドレスに基づいてユーザを識別するユーザID(iden
tification)を取得した後、後述するRAS20aから
そのユーザIDに基づいて上記発信者番号を取得する。
ユーザ情報取得部2bは、発信者番号取得部2aが取得
した発信者番号に対応するユーザ情報を、ユーザ情報デ
ータベースを検索して取得するもので、ここではユーザ
60の位置情報を取得する。
【0016】ユーザ情報データベース3aは、発信者番
号に対応させてユーザ情報を記憶するデータベースで、
例えば、図2に示すように、ユーザ60が通信事業者7
0とのIP接続の契約時に登録したユーザ60の発信者
番号200対応させて住所210が記憶されている。こ
の住所の情報をユーザ60の位置情報とする。上記発信
者番号200と住所210の情報は、通信事業者70の
有する図示しない契約者情報データベースにアクセスし
て取得してもよく、予めユーザ60が登録するようにし
てもよい。また、これらのユーザ情報は、変更があった
場合に適宜更新されるようにすることが望ましい。ユー
ザ情報取得履歴データベース3bは、ユーザ情報取得部
2bで一度取得したユーザ60の位置情報を、ユーザI
Dに対応させて記憶するデータベースで、例えば、図3
に示すように、ユーザID300に対応させて住所31
0が記憶されている。従って、ユーザ60の位置情報を
取得する場合に、始めにユーザIDに基づきこのデータ
ベースを検索することで、過去に取得したことのあるユ
ーザ60の位置情報を容易に取得することができる。
【0017】経路探索部4aは、ユーザ情報取得部2b
の取得したユーザ60の位置情報と企業サーバ10から
通知される目的地の情報に基づいてユーザ60の位置か
らその目的地までの経路を所定の条件(例えば最短距離
等)で探索する。デフォルメ地図作成部4bは、地図デ
ータベース4cを参照して経路探索部4aの探索した経
路のデフォルメ地図を作成する。ここで、デフォルメ地
図とは、目的地までの経路を示す地図において、交差点
において目印となる目標などを目立たせて、それを見た
人がわかりやすい表示形式で示した地図のことである。
地図データベース4cは、上記探索結果に基づいて地図
を作成するためのベースとなる地図情報やデフォルメ地
図を作成するための各種情報を記憶するデータベース
で、デフォルメ地図作成部4bにより参照される。
【0018】制御部5は、情報取得部2、情報管理部
3、地図作成部4を構成する各部の制御と、上記各部と
通信事業者70の有する各装置や企業サーバ10間で通
信するための機能を有する。この通信は、専用線により
接続して行なってもよく、また、LANやインターネッ
ト等の所定のネットワークを介して接続して行なっても
よい。なお、上記したユーザ情報取得装置1の各部の機
能は専用のハードウェアにより実現するものであっても
よく、また、コンピュータ端末等のメモリ及びCPU
(中央演算装置)により構成され、上記機能を実現する
ためのプログラム(図示せず)をメモリにロードして実
行することによりその機能実現させるものであってもよ
い。
【0019】企業サーバ10は、WWWサーバ10a、
目的地データベース10bからなり、ユーザ端末6から
のアクセスに応じて所定の地図情報を閲覧可能に提供す
る。一方、通信事業者70は、ISM(ISDN加入者
モジュール)7、RAS(Remote Access Server)20
a、接続制御装置20b、網終端装置20c、及び地域
IP網20を有しており、ユーザ端末6から企業サーバ
10へアクセス可能にIP接続する。ここでは、通信事
業者70は、ISDN網を介して専用回線による地域I
P網20を利用した常時接続型のIP接続によりユーザ
端末6を企業サーバ10へアクセス可能に接続するもの
である。なお、RAS20a、接続制御装置20b及び
網終端装置20cは地域IP網20上に設置されてい
る。
【0020】ISM7はいわゆるISDNの交換機であ
りユーザ端末6からの発呼に対して発信者番号200に
よる所定の認証を行ない、ユーザ端末からの呼を地域I
P網に接続する。RAS20aはISM7で認証された
ユーザ端末6の呼接続を受けて、ユーザ端末6から送信
される企業サーバ10へアクセスするためのログインI
D(例えば“ユーザID”@“企業識別子”)とそのパ
スワードを受信し、後述する接続制御装置20bの選択
した網終端装置20cへ受信した情報を送信する。ま
た、ISM7から通知されるユーザ端末6の発信者番号
200と、上記ユーザIDを図示しない内部メモリ等に
適宜記憶する。接続制御装置20bは、RAS20aか
らの問い合せに応じて、RAS20aの受信した企業識
別子に対応する網終端装置20cを選択する。
【0021】網終端装置20cは、RAS20aから送
信されたログインIDとそのパスワードが企業サーバ1
0へのアクセスの許可されているかどうかを認証し、そ
のログインIDのユーザ60にIPアドレスの発行を行
ない、ログインIDを送信してきたユーザ60のユーザ
端末6にそのIPアドレスを割り当てる。これによりユ
ーザ端末6から企業サーバ10へのアクセスが完了す
る。また、網終端装置20cはログインIDに含まれる
ユーザIDと、そのログインIDに対して発行したIP
アドレスを図示しない内部メモリ等に適宜記憶する。W
WWサーバ10aは、地図情報提供サービス提供するW
WWサイトのサーバで、ユーザ60の位置からユーザ端
末6から送信された所定の目的地迄の経路を示したデフ
ォルメ地図をユーザ情報取得装置1から取得し、上記ユ
ーザ端末6の後述するWWWブラウザ6a上に閲覧可能
に提供する。目的地データベース10bは、ユーザ60
の指定可能な目的地を記憶するデータベースで、ユーザ
端末6からの要求に応じてその一覧情報は、適宜WWW
サーバ10aから閲覧可能に提供される。
【0022】ユーザ端末6は、通信事業者70の通信網
を介して企業サーバ10のWWWサーバ10aにアクセ
スする端末であり、例えば入力手段、通信手段及び表示
装置を備えるパーソナルコンピュータである。ここで、
通信手段としてはISDN網に接続可能な通信手段であ
る。また、WWWサーバ10aから提供されるWebペ
ージを閲覧可能な所定のWWWブラウザ6aを有してい
る。
【0023】以下、本実施形態による地図情報提供シス
テムの動作について図4のフローチャート参照して説明
する。ここでは、既にユーザ60はユーザ端末6を用い
て通信事業者70の通信網を介して企業サーバのWWW
サーバ10aにログインしているものとする(ステップ
S0)。
【0024】まず、WWWサーバ10aからユーザ端末
6に閲覧可能に提供された目的地の一覧情報を見たユー
ザ60は、その中から希望する目的地をユーザ端末6に
より指定し、WWWサーバ10aに送信する(ステップ
S1)。WWWサーバ10aはユーザ端末6から指定さ
れた目的地の情報と、アクセス中のユーザ端末6のIP
アドレスを発信者番号取得部2aに送信する(ステップ
S2)。発信者番号取得部2aは受信したIPアドレス
を網終端装置20cに問い合せ、対応するユーザIDを
取得する(ステップS3)。さらに、発信者番号取得部
2aは取得したユーザIDをRAS20aに問い合せ
て、対応する発信者番号200を取得する(ステップS
4)。
【0025】ユーザ情報取得部2bは、上記取得された
発信者番号200に基づいてユーザ情報データベース3
aを検索して(ステップS5)、発信者番号200に対
応する住所210を取得する(ステップS6)。この住
所210によりユーザ60の位置を特定する。取得した
住所210は、対応するユーザIDと関連付けられてユ
ーザ情報取得履歴データベース3bに記憶され(ステッ
プS7)、次回からこのデータベース3bを始めに参照
することで、過去に取得した事のあるユーザIDの住所
をより速く取得することができる。
【0026】取得されたユーザ60の住所210は、制
御部5により、既に発信者番号取得部2aの受信した目
的地の情報とともに経路探索部4aに送信され(ステッ
プS8)、経路探索部4aは所定の条件(例えば最短経
路)に基づいてユーザ60の住所210から目的地まで
の経路探索を行なう(ステップS9)。経路探索部4a
は探索結果をデフォルメ地図作成部4bに送信し(ステ
ップS10)、デフォルメ地図作成部4bは地図データ
ベース4cを参照して上記探索結果に基づくデフォルメ
地図を作成する(ステップS11)。作成されたデフォ
ルメ地図は制御部5からWWWサーバ10aに送信され
(ステップS12)、WWWサーバ10aからユーザ端
末6のWWWブラウザ6a上に閲覧可能に表示される
(ステップS13)。また、ユーザ60の住所210か
ら目的地までが遠距離の場合には、上記ステップS9〜
S13において所定の公共交通機関の経路探索システム
を併用して経路の探索を行ない、例えば、ユーザ60の
住所から最寄りの駅迄の経路と目的地の最寄りの駅まで
の経路を探索してデフォルメ地図を作成し、ユーザ端末
6に表示させてもよい。
【0027】なお、ユーザ情報データベース3aに記憶
されるユーザ情報は通信事業者70とユーザ60間の契
約にかかる情報を利用する場合には、ユーザ60は予め
ユーザ情報取得装置1を利用した企業サーバ10を利用
する旨を通信事業者70に連絡して当該契約に係る情報
をユーザ情報データベース3aとして利用できるように
する。また、本実施形態ではユーザ情報取得装置1から
企業サーバに提供される情報は地図情報としているが、
直接ユーザ60の住所の情報を提供するようにしてもよ
く、この場合には、企業サーバ10側ではその情報に基
づいてユーザ60の住所のエリアに特化した情報を提供
することができる。また、企業サーバ10は、ISP
(Internet Service Provider)のサーバ等でもよい。
また、本実施形態ではISDNを利用した常時接続型の
IP接続の場合について説明したが、例えば、通常のア
ナログ回線又はISDN回線によるダイヤルアップIP
接続であってもよい。
【0028】また、ユーザ情報取得装置1にかかる事業
者は、情報提供の対価としての料金を企業サーバ10の
管理者から徴収するようにしてもよい。また、本発明は
上述した実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更できることは勿論である。例え
ば、本実施形態による地図情報提供サービスでは、位置
情報がユーザの住所である場合について説明している
が、これに限られることはなく、ユーザの住所に対応す
る緯度や経度であってもよい。さらに、本実施形態では
地図情報提供サービスについて説明したがこれに限され
るものではない。例えば、引越しの場合に、予め電話の
移転を行なった後に、所定のサーバにアクセスすること
で、ユーザの住所の情報更新に基づいて電話以外の引越
しに伴う公共機関や金融機関への住所変更を行なうよう
なサービスを提供することも可能である。
【0029】次に、本発明の実施の形態によるコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体について説明する。本実施
形態において、ユーザ情報取得装置1の各部の機能を図
示しないメモリ及びCPUにより実現するプログラムを
格納する記録媒体は、本発明によるコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を構成する。
【0030】この記録媒体としては、光磁気ディスク、
光ディスク、半導体メモリ、磁気記録媒体等を用いるこ
とができ、これらをROM、RAM、CD−ROM、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、メモリカード等に構成
して用いてよい。
【0031】またこの記録媒体は、インターネット等の
ネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラ
ムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコン
ピュータシステム内部のRAM等の揮発性メモリのよう
に、一定時間プログラムを保持するものも含まれる。
【0032】また上記プログラムは、このプログラムを
記憶装置等に格納したコンピュータシステムから伝送媒
体を介して、あるいは伝送媒体中の伝送波により他のコ
ンピュータシステムに伝送されるものであってもよい。
上記伝送媒体とは、インターネット等のネットワーク
(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように
情報を伝送する機能を有する媒体をいうものとする。
【0033】また、上記プログラムは、前述した機能の
一部を実現するためであってもよい。さらに、前述した
機能をコンピュータシステムに既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0034】従って、この記録媒体を図1のユーザ情報
取得装置1とは異なる装置において用い、その装置のコ
ンピュータがこの記録媒体に格納されたプログラムを実
行することによっても、本実施形態で説明した機能及び
効果と同等の機能及び効果を得ることができ、本発明の
目的を達成することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
IP接続による通信において、ユーザ端末のIPアドレ
スからユーザ識別子を識別し、それに基づいてユーザ端
末が発呼時に送出する発信者番号を取得し、ユーザ情報
データベースからその発信者番号に対応するユーザ情報
を取得するので、ユーザは、ユーザ端末からサーバにア
クセスしてユーザ情報に対応した情報提供を受ける場合
でも、ユーザ端末からいちいちユーザ情報を入力するこ
となく当該情報提供を受けることができ、ユーザ情報の
入力にかかる煩わしさが無くなり、ユーザの利便性が向
上する。
【0036】また、ユーザ端末にはユーザ情報を記憶し
ていないので、クッキー情報のようにサーバにアクセス
する際に使用するユーザ端末や、ブラウザソフト異なる
場合でも、あらためてユーザ情報を入力する必要がな
い。
【0037】また、取得したユーザ情報をそのユーザ識
別子に関連付けてユーザデータ取得履歴データベースに
記憶し、ユーザ情報を取得する場合に、このデータベー
スを検索するようにすることで、一度取得したユーザ情
報はユーザ識別子に基づいてより速く、容易に取得する
ことができる。
【0038】また、ユーザ情報にユーザの位置情報を含
み、その位置から希望する目的地までの経路を示す地図
を作成する場合には、特にユーザが自宅以外の土地勘の
ない出先などから、その場所で使用されるユーザIDを
用いて所定のサーバにアクセスすることで、最寄りの公
共施設機関迄の経路が示された地図を見ることができる
ので、いちいち地図を開くなどして経路を捜す手間がな
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のユーザ情報取得装置の一利用形
態による地図情報提供システム全体の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 ユーザ情報データベース3aの一例を示す図
である。
【図3】 ユーザ情報取得履歴データベース3bの一例
を示す図である。
【図4】 本実施形態による地図情報提供システムの動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 ユーザ情報取得装置 2a 発信者番号取得部 2b ユーザ情報取得部 3a ユーザ情報データベース 3b ユーザ情報取得履歴データベース 4 地図作成部 6 ユーザ端末 10 企業サーバ(サーバ) 60 ユーザ 200 発信者番号 210、310 住所(ユーザ情報) 300 ユーザID(ユーザ識別子)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 関 良明 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K015 AB01 AE05 AF09 5K024 AA76 CC10 FF04 GG01 GG10 5K101 KK02 KK16 LL02 LL03 MM07 NN18 NN21 PP03 SS07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザの契約した通信網を利用してユー
    ザの有するユーザ端末からIP接続による通信を行なう
    場合に、前記ユーザに割り当てられたIPアドレスに基
    づいて、前記ユーザの前記通信網の契約に係るユーザ情
    報を取得するユーザ情報取得装置であって、 前記ユーザ情報を記憶するユーザ情報データベースと、 前記IPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記
    通信網への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号
    を取得する発信者番号取得部と、 取得した前記発信者番号に基づいて、前記ユーザデータ
    ベースを参照して対応するユーザ情報を取得するユーザ
    情報取得部とを具備することを特徴とするユーザ情報取
    得装置。
  2. 【請求項2】 前記ユーザ情報データベースは、前記通
    信網の契約に係るユーザの発信者番号に関連付けて対応
    するユーザ情報を記憶することを特徴とする請求項1に
    記載のユーザ情報取得装置。
  3. 【請求項3】 前記発信者番号取得部は、前記IPアド
    レスに基づいて対応するユーザ識別子を取得し、該ユー
    ザ識別子に基づいて対応する発信者番号を取得すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザ情
    報取得装置。
  4. 【請求項4】 前記ユーザ情報取得部の取得したユーザ
    情報と前記ユーザ識別子を関連付けて記憶するユーザ情
    報取得履歴データベースをさらに備え、 前記ユーザ情報取得履歴データベースから前記発信者番
    号取得部の取得したユーザ識別子が検索された場合に
    は、前記発信者番号取得部が前記ユーザ情報取得履歴デ
    ータベースから前記ユーザ識別子に対応するユーザ情報
    を取得することを特徴とする請求項3に記載のユーザ情
    報取得装置。
  5. 【請求項5】 前記発信者番号取得部は、所定のサーバ
    から、前記ユーザ情報の取得要求に乗じて送信される前
    記ユーザのIPアドレスに基づいて、対応するユーザ情
    報を取得し、前記所定のサーバに送信することを特徴と
    する請求項1乃至請求項4の何れかに記載のユーザ情報
    取得装置。
  6. 【請求項6】 前記ユーザ情報に発信者番号に対応する
    位置情報を含み、所定サーバから目的地が入力された場
    合に、取得したユーザ情報の位置情報に基づくエリアか
    ら前記目的地迄の経路の探索を行ない、当該経路を示し
    た地図を作成して前記所定のサーバに送信することを特
    徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載のユーザ
    情報取得装置。
  7. 【請求項7】 ユーザの契約した通信網を利用してユー
    ザの有するユーザ端末からIP接続による通信を行なう
    場合に、前記ユーザに割り当てられたIPアドレスに基
    づいて、前記ユーザの前記通信網の契約に係るユーザ情
    報を取得するユーザ情報取得方法であって、 前記ユーザ情報を記憶する処理と、 前記IPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記
    通信網への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号
    を取得する処理と、 取得した前記発信者に基づいて、前記ユーザデータベー
    スを参照して対応するユーザ情報を取得する処理と、 取得したユーザ情報と前記ユーザ識別子を関連付けて記
    憶する処理とを有することを特徴とするユーザ情報取得
    方法。
  8. 【請求項8】 ユーザの契約した通信網を利用してユー
    ザの有するユーザ端末からIP接続による通信を行なう
    場合に、前記ユーザに割り当てられたIPアドレスに基
    づいて、前記ユーザの前記通信網の契約に係るユーザ情
    報を取得するユーザ情報取得プログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記ユーザ情報を記憶する機能と、 前記IPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記
    通信網への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号
    を取得する機能と、 取得した前記発信者に基づいて、前記ユーザデータベー
    スを参照して対応するユーザ情報を取得する機能と、 取得したユーザ情報と前記ユーザ識別子を関連付けて記
    憶する機能とをコンピュータに実行させるユーザ情報取
    得プログラムを記録した記録媒体。
  9. 【請求項9】 ユーザの契約した通信網を利用してユー
    ザの有するユーザ端末からIP接続による通信を行なう
    場合に、前記ユーザに割り当てられたIPアドレスに基
    づいて、前記ユーザの前記通信網の契約に係るユーザ情
    報を取得するユーザ情報取得プログラムであって、 前記ユーザ情報を記憶する機能と、 前記IPアドレスに基づいて、前記ユーザ端末から前記
    通信網への発呼時に送出される前記ユーザの発信者番号
    を取得する機能と、 取得した前記発信者に基づいて、前記ユーザデータベー
    スを参照して対応するユーザ情報を取得する機能と、 取得したユーザ情報と前記ユーザ識別子を関連付けて記
    憶する機能とをコンピュータに実行させるユーザ情報取
    得プログラム。
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