JP2001005833A - 情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、並びに記録媒体

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JP2001005833A
JP2001005833A JP17782099A JP17782099A JP2001005833A JP 2001005833 A JP2001005833 A JP 2001005833A JP 17782099 A JP17782099 A JP 17782099A JP 17782099 A JP17782099 A JP 17782099A JP 2001005833 A JP2001005833 A JP 2001005833A
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Kisei Futagami
基誠 二神
Hiroshi Kawamoto
洋志 川本
Takushi Kawamura
拓史 河村
Motohiko Nagano
元彦 長野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自身の個人情報に対する他人のアクセスを、
容易に管理する。 【解決手段】 管理サーバ6には、各ユーザの氏名や、
電子メールアドレス、電話番号、住所等の個人情報が登
録されている。コンピュータ1のユーザが、管理サーバ
6に対して、携帯電話機5のユーザの個人情報の要求を
送信すると、管理サーバ6では、その個人情報の提供を
制限するかどうかに関するアクセス制限情報に基づい
て、その個人情報の提供が制限されているかどうかが判
定される。そして、コンピュータ1から要求のあった個
人情報の提供が制限されている場合は、管理サーバ6に
おいて、その個人情報の所有者である携帯電話機5のユ
ーザに対して、個人情報の提供の可否の問い合わせが行
われ、携帯電話機5のユーザによって、その個人情報の
提供が許可されると、その提供の許可された個人情報
が、コンピュータ1に提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関し、特に、例え
ば、ユーザの電子メールアドレスや、氏名、住所、電話
番号等の個人情報に対する他のユーザのアクセスを、容
易に管理することができるようにする情報処理装置およ
び情報処理方法、並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における情報通信機器の低価格化に
伴い、ユーザは、自身の友人や会社関係の人等について
の電子メールアドレスや、氏名、住所、電話番号等の個
人情報を、携帯電話機や、コンピュータ、PDA(Perso
nal Digital(Data) Assistants)その他の情報通信機器
で管理することが多くなってきている。
【0003】即ち、図1は、そのような情報通信機器で
構成される、従来の通信システム(システムとは、複数
の装置が論理的に集合した物をいい、各構成の装置が同
一筐体中にあるか否かは問わない)の一例の構成を示し
ている。
【0004】図1においては、コンピュータ1および2
は、ある会社の社内LAN(Local Area Network)12に
接続されており、この社内LAN12は、インターネッ
ト(ここでは、固有名詞としてのインターネットとす
る)11に接続されている。コンピュータ3および4
は、公衆電話回線13を通じて、ISP(Internet Serv
ice Provider)14に接続し、インターネット11にア
クセスすることができるようになっている。携帯電話機
5は、携帯電話機用の無線ネットワーク(いわゆる基地
局等で構成される)15を介して、インターネット11
にアクセスすることができるようになっている。
【0005】インターネット11では、E-mailと呼ばれ
る電子メールその他のサービスが提供されており、コン
ピュータ1乃至4および携帯電話機5のユーザは、イン
ターネット11を介することで、相互に、電子メールの
やりとりを行うことができる。
【0006】電子メールのやりとりを行うためのアプリ
ケーションプログラムは、メーラと呼ばれるが、メーラ
は、一般に、アドレス帳と呼ばれる個人情報を管理する
ためのテーブルを有しており、ユーザは、そのアドレス
帳に、他のユーザの電子メールアドレスや氏名等の個人
情報を登録して管理する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、アドレス帳
への個人情報の登録は、ユーザが、その個人情報を入力
することにより行わなければならず、面倒であった。
【0008】即ち、メーラは、一般に、受信した電子メ
ールの差出人の電子メールアドレスを、メールヘッダか
ら抽出して、アドレス帳に登録する機能を有するが、電
子メールアドレス以外の、例えば、電話番号や会社名そ
の他の個人情報は、ユーザ自ら入力する必要がある。
【0009】また、携帯電話機5等の電話機は、ISD
N(Integrated Service Digital Network)で提供されて
いる、いわゆる電話番号通知を利用することにより、通
話相手の電話番号を、アドレス帳に登録することができ
るが、やはり、その他の個人情報は、ユーザ自ら入力す
る必要がある。
【0010】そこで、例えば、各ユーザの個人情報を、
所定のサーバで一括して管理し、クライアントから個人
情報の要求があった場合には、その個人情報をサーバか
らクライアントに提供し、クライアントにおいて、アド
レス帳に登録する方法が考えられる。
【0011】しかしながら、個人情報の所有者は、ある
ユーザに対してのみ、自身の個人情報の提供を希望し、
他のユーザには、自身の個人情報の提供を希望しないの
が一般的である。
【0012】従って、上述のように、各ユーザの個人情
報をサーバで一括管理して提供する場合には、個人情報
へのアクセスを制限する必要がある。
【0013】アクセスの制限方法としては、一般に、ア
クセスを許可するユーザを登録しておくとともに、その
ユーザに対して、パスワードを発行しておき、さらに、
個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関する
情報(以下、適宜、アクセス制限情報という)を設定し
ておくものが知られている。この方法では、ユーザのロ
グイン時に、そのパスワード等による認証が行われ、さ
らに、認証を行ったユーザが、アクセスを要求している
個人情報に対して、アクセスが許可されているかどうか
(制限されていないかどうか)が、アクセス制限情報に
基づいて判定される。そして、アクセスが許可されてい
れば、その許可されている個人情報が、ユーザに提供さ
れる。
【0014】しかしながら、上述ような従来のアクセス
の制限方法では、ある個人情報についてのアクセス制限
情報は、その個人情報の所有者が設定し、あるいは、そ
の所有者が、サーバの管理者に指示して設定してもらう
必要があり、面倒であった。また、アクセス制限情報の
変更も、同様にして行う必要があり、やはり面倒であっ
た。
【0015】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、個人情報に対するユーザのアクセスを、
容易に管理することができるようにするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の情報処理
装置は、クライアント端末からの個人情報の要求を受信
する要求受信手段と、個人情報の提供を許可または制限
するかどうかに関する許可/制限情報に基づいて、クラ
イアント端末から要求のあった個人情報の提供が許可ま
たは制限されているかどうかを判定する判定手段と、ク
ライアント端末から要求のあった個人情報の提供が許可
されていない場合、または制限されている場合に、その
個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の可否を問
い合わせる問い合わせ手段と、個人情報の所有者によっ
て、その個人情報の提供が許可された場合に、その提供
の許可された個人情報を、クライアント端末に提供する
個人情報提供手段とを含むことを特徴とする。
【0017】問い合わせ手段には、クライアント端末か
ら要求のあった個人情報の提供が許可されていない場
合、または制限されている場合において、クライアント
端末から、その個人情報の所有者に対して、個人情報の
提供の可否の問い合わせを行うように要求があったとき
に、問い合わせを行わせることができる。
【0018】第1の情報処理装置には、個人情報の所有
者によって、その個人情報の提供が許可された場合に、
その提供の許可された個人情報についての許可/制限情
報を変更する変更手段をさらに設けることができる。
【0019】また、第1の情報処理装置には、個人情報
の所有者からの要求に応じて、許可/制限情報を変更す
る変更手段をさらに設けることができる。
【0020】許可/制限情報には、個人情報ごとに、そ
の提供を許可または制限するユーザを設定することがで
きる。また、許可/制限情報には、ユーザごとに、提供
を許可または制限する個人情報を設定することができ
る。
【0021】本発明の第1の情報処理方法は、クライア
ント端末からの個人情報の要求を受信する要求受信ステ
ップと、個人情報の提供を許可または制限するかどうか
に関する許可/制限情報に基づいて、クライアント端末
から要求のあった個人情報の提供が許可または制限され
ているかどうかを判定する判定ステップと、クライアン
ト端末から要求のあった個人情報の提供が許可されてい
ない場合、または制限されている場合に、その個人情報
の所有者に対して、個人情報の提供の可否を問い合わせ
る問い合わせステップと、個人情報の所有者によって、
その個人情報の提供が許可された場合に、その提供の許
可された個人情報を、クライアント端末に提供する個人
情報提供ステップとを含むことを特徴とする。
【0022】本発明の第1の記録媒体は、クライアント
端末からの個人情報の要求を受信する要求受信ステップ
と、個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
する許可/制限情報に基づいて、クライアント端末から
要求のあった個人情報の提供が許可または制限されてい
るかどうかを判定する判定ステップと、クライアント端
末から要求のあった個人情報の提供が許可されていない
場合、または制限されている場合に、その個人情報の所
有者に対して、個人情報の提供の可否を問い合わせる問
い合わせステップと、個人情報の所有者によって、その
個人情報の提供が許可された場合に、その提供の許可さ
れた個人情報を、クライアント端末に提供する個人情報
提供ステップとを含むプログラムが記録されていること
を特徴とする。
【0023】本発明の第2の情報処理装置は、情報提供
装置に対して要求した個人情報の提供が許可されていな
い場合、または制限されている場合に、その個人情報の
所有者に対して、個人情報の提供の可否の問い合わせを
行うように、情報提供装置に要求する問い合わせ要求手
段を含むことを特徴とする。
【0024】本発明の第2の情報処理方法は、情報提供
装置に対して要求した個人情報の提供が許可されていな
い場合、または制限されている場合に、その個人情報の
所有者に対して、個人情報の提供の可否の問い合わせを
行うように、情報提供装置に要求する問い合わせ要求ス
テップを含むことを特徴とする。
【0025】本発明の第2の記録媒体は、情報提供装置
に対して要求した個人情報の提供が許可されていない場
合、または制限されている場合に、その個人情報の所有
者に対して、個人情報の提供の可否の問い合わせを行う
ように、情報提供装置に要求する問い合わせ要求ステッ
プを含むプログラムが記録されていることを特徴とす
る。
【0026】本発明の第3の情報処理装置は、クライア
ント端末からの個人情報の要求を受信する要求受信手段
と、個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
する許可/制限情報に基づいて、クライアント端末から
要求のあった個人情報の提供が許可または制限されてい
るかどうかを判定する判定手段と、クライアント端末か
ら要求のあった個人情報の提供が許可されていない場
合、または制限されている場合に、その個人情報の所有
者に対して、個人情報の提供の可否を問い合わせる問い
合わせ手段と、個人情報の所有者によって、その個人情
報の提供が許可された場合に、その提供の許可された個
人情報を、クライアント端末に提供する個人情報提供手
段と、情報提供装置に対して、個人情報を要求する個人
情報要求手段と、個人情報の要求に対応して、情報提供
装置から送信されてくる個人情報を受信する個人情報受
信手段とを含むことを特徴とする。
【0027】本発明の第1の情報処理装置および情報処
理方法、並びに記録媒体においては、クライアント端末
からの個人情報の要求が受信され、その個人情報の提供
を許可または制限するかどうかに関する許可/制限情報
に基づいて、クライアント端末から要求のあった個人情
報の提供が許可または制限されているかどうかが判定さ
れる。そして、クライアント端末から要求のあった個人
情報の提供が許可されていない場合、または制限されて
いる場合に、その個人情報の所有者に対して、個人情報
の提供の可否の問い合わせが行われ、個人情報の所有者
によって、その個人情報の提供が許可された場合に、そ
の提供の許可された個人情報が、クライアント端末に提
供される。
【0028】本発明の第2の情報処理装置および情報処
理方法、並びに記録媒体においては、情報提供装置に対
して要求した個人情報の提供が許可されていない場合、
または制限されている場合に、その個人情報の所有者に
対して、個人情報の提供の可否の問い合わせを行うよう
に、情報提供装置に要求がなされる。
【0029】本発明の第3の情報処理装置においては、
クライアント端末からの個人情報の要求が受信され、そ
の個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関す
る許可/制限情報に基づいて、クライアント端末から要
求のあった個人情報の提供が許可または制限されている
かどうかが判定される。そして、クライアント端末から
要求のあった個人情報の提供が許可されていない場合、
または制限されている場合に、その個人情報の所有者に
対して、個人情報の提供の可否の問い合わせが行われ、
個人情報の所有者によって、その個人情報の提供が許可
された場合に、その提供の許可された個人情報が、クラ
イアント端末に提供される。一方、情報提供装置に対し
て、個人情報が要求され、個人情報の要求に対応して、
情報提供装置から送信されてくる個人情報が受信され
る。
【0030】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用した通信シ
ステムの一実施の形態の構成例を示している。なお、図
中、図1における場合と対応する部分については、同一
の符号を付してあり、以下では、その説明は、適宜省略
する。即ち、図2の通信システムは、インターネット1
1上に、管理サーバ6が新たに設けられている他は、図
1における場合と基本的に構成されている。
【0031】管理サーバ6(情報提供装置)は、コンピ
ュータ1乃至4や携帯電話機5、その他の図示せぬクラ
イアント端末のユーザの、例えば、氏名や、電話番号、
住所、生年月日、電子メールアドレスその他の個人情報
を、いわば一括して管理するようになっている。
【0032】即ち、管理サーバ6は、コンピュータ1乃
至4や携帯電話機5から、各ユーザの個人情報が送信さ
れてくると、その個人情報をデータベースに登録し、コ
ンピュータ1乃至4や携帯電話機5から、あるユーザの
個人情報の要求があると、その個人情報を、要求のあっ
たコンピュータ1乃至4や携帯電話機5に提供するよう
になっている。
【0033】以上のように構成される通信システムにお
いては、例えば、コンピュータ1および2のユーザは、
社内LAN12を介して、インターネット11上の管理
サーバ6にアクセスし、自身の個人情報を登録する。同
様に、コンピュータ3および4のユーザは、公衆電話回
線14およびISP13を介して、携帯電話機5のユー
ザは、無線ネットワーク15を介して、それぞれ管理サ
ーバ6にアクセスし、自身の個人情報を登録する。
【0034】その後、例えば、コンピュータ1のユーザ
が、携帯電話機5のユーザの個人情報をアドレス帳に登
録したいとき、携帯電話機5のユーザの氏名等を、個人
情報の検索のためのキーワードとして、コンピュータ1
から管理サーバ6に送信する。この場合、管理サーバ6
では、コンピュータ1からのキーワードに合致する個人
情報(例えば、そのキーワードを含む個人情報)が検索
され、コンピュータ1に送信される。コンピュータ1で
は、管理サーバ6から送信されてきた個人情報が受信さ
れ、そのアドレス帳に登録される。
【0035】従って、この場合、コンピュータ1のユー
ザは、携帯電話機5のユーザの個人情報を、キーボード
等を操作して入力することなく、アドレス帳に登録する
ことができる。
【0036】次に、図3は、図2のコンピュータ1の機
能的構成例を示している。
【0037】コンピュータ1は、通信制御部21、端末
機能部22、およびアドレス帳記憶部23から構成され
ている。
【0038】通信制御部21は、社内LAN12や、公
衆電話回線14およびISP13、無線ネットワーク1
5等のネットワークを介して、インターネット11上の
管理サーバ6と通信を行うためのインタフェースとして
機能するようになっている。端末機能部22は、コンピ
ュータ1が、管理サーバ6に対するクライアントとして
機能するための各種の処理を行うようになっている。ア
ドレス帳記憶部23は、個人情報が登録されるアドレス
帳を記憶する。
【0039】なお、図2のコンピュータ2乃至4や携帯
電話機5も、図3に示したコンピュータ1と基本的に同
様に構成されるため、その説明は省略する。
【0040】以上のように構成されるコンピュータ1乃
至4や携帯電話機5(以下、適宜、これらをまとめてク
ライアント端末という)では、個人情報を、管理サーバ
6に登録する個人情報登録処理や、管理サーバ6に登録
された個人情報を取得する個人情報取得処理などが行わ
れる。
【0041】そこで、まず図4のフローチャートを参照
して、個人情報登録処理について説明する。
【0042】ユーザは、自身の個人情報を、管理サーバ
6に登録する場合、例えば、図示せぬキーボードその他
の操作部を操作することにより、端末機能部22に対し
て、その旨の指示を与える。この場合、端末機能部22
は、ステップS1において、通信制御部21を制御する
ことで、インターネット11上の管理サーバ6にアクセ
スし、個人情報の登録を要求する。
【0043】管理サーバ6は、個人情報の登録の要求を
受けると、後述するように、個人情報を入力するための
個人情報入力画面を構成する、例えば、HTML(Hyper
TextMarkup Language)ファイルを、クライアント端末に
送信する。クライアント端末の通信制御部21は、この
HTMLファイルを受信し、端末機能部22に供給す
る。そして、端末機能部22は、ステップS2におい
て、そのHTMLファイルに対応する個人情報入力画面
を表示する。
【0044】ユーザは、個人情報入力画面を見て、必要
な個人情報を入力し、その入力が終了した後、個人情報
を送信する指示を与える。ステップS3では、端末機能
部22において、そのような送信の指示があったかどう
かが判定される。ステップS3において、個人情報を送
信する指示がなかったと判定された場合、ステップS3
に戻る。
【0045】また、ステップS3において、個人情報を
送信する指示があったと判定された場合、ステップS4
に進み、端末機能部22は、通信制御部21を制御する
ことにより、個人情報入力画面に入力された個人情報
を、管理サーバ6に送信させ、個人情報登録処理を終了
する。
【0046】次に、図5のフローチャートを参照して、
個人情報取得処理について説明する。
【0047】ユーザは、他のユーザの個人情報を、管理
サーバ6に要求する場合、例えば、端末機能部22に対
して、その旨の指示を与える。この場合、端末機能部2
2は、ステップS11において、通信制御部21を制御
することで、インターネット11上の管理サーバ6に対
して、個人情報の検索を要求する検索要求とともに、そ
の検索のためのキーワードを送信する。
【0048】ここで、キーワードは、端末機能部22に
対して、個人情報を要求する旨の指示を与えるときに、
ユーザが、要求しようとする個人情報の所有者の氏名や
電子メールアドレス等を入力することによって与えるこ
とができる。
【0049】また、キーワードは、クライアント端末
が、ローカルに有している情報から与えることもでき
る。即ち、例えば、アドレス帳記憶部23のアドレス帳
に、あるユーザの電子メールアドレスだけが既に登録さ
れており、そのユーザに関して、他の個人情報を要求し
ようとしているときには、キーワードは、アドレス帳を
開いて、そこに登録されている電子メールアドレスを指
定することによって与えることができる。さらに、例え
ば、クライアント端末において、あるユーザからの電子
メールが表示されたウインドウがオープンされた状態
で、ユーザが、個人情報を要求する指示を与えた場合に
は、端末機能部22において、そのオープンされている
ウインドウに表示された電子メールの差出人の電子メー
ルアドレスを取得し、キーワードとして与えるようにす
ることができる。
【0050】管理サーバ6は、クライアント端末から、
個人情報の検索要求とともに、キーワードを受信する
と、後述するように、そのキーワードに合致する個人情
報を検索し、クライアント端末に送信(返信)する。そ
こで、クライアント端末では、ステップS12におい
て、管理サーバ6から、そのようにして個人情報が送信
されてきたかどうかが判定される。ステップS12にお
いて、管理サーバ6から個人情報が送信されてきていな
いと判定された場合、ステップS12に戻る。
【0051】また、ステップS12において、管理サー
バ6から個人情報が送信されてきたと判定された場合、
即ち、通信制御部21が、管理サーバ6からの個人情報
を受信した場合、ステップS13に進み、端末機能部2
2は、その個人情報を、通信制御部21から受信し、ア
ドレス帳記憶部23のアドレス帳に登録して、個人情報
取得処理を終了する。
【0052】従って、クライアント端末のユーザは、所
望のユーザの個人情報を、キーボード等を操作して、そ
のすべてを入力することなく、所望のユーザについての
キーワードを与えるだけで、容易に、アドレス帳に登録
することができる。
【0053】次に、図6は、図2の管理サーバ6の機能
的構成例を示している。
【0054】管理サーバ6は、通信制御部31、サーバ
機能部32、および個人情報データベース33から構成
されている。
【0055】通信制御部31は、インターネット11を
介して通信を行うためのインタフェースとして機能する
ようになっている。サーバ機能部32は、管理サーバ6
が、コンピュータ1乃至4や携帯電話機5に対して、個
人情報についてのサービスを提供するサーバとして機能
するための各種の処理を行うようになっている。個人情
報データベース33は、上述した個人情報登録処理によ
って、コンピュータ1乃至4や携帯電話機5等のクライ
アント端末から送信されてくる個人情報を記憶するよう
になっている。
【0056】以上のように構成される管理サーバ6で
は、クライアント端末のユーザの個人情報を、個人情報
データベース33に登録するデータベース登録処理や、
クライアント端末からの要求に応じて、個人情報を提供
する個人情報提供処理などが行われる。
【0057】そこで、まず図7のフローチャートを参照
して、データベース登録処理について説明する。
【0058】データベース登録処理は、クライアント端
末において、上述した個人情報登録処理(図4)が開始
され、これにより、管理サーバ6が、クライアント端末
からの個人情報の登録の要求(以下、適宜、登録要求と
いう)を受信することで開始される。
【0059】即ち、クライアント端末において、個人情
報登録処理が行われることにより送信されてくる登録要
求は、通信制御部31で受信され、サーバ機能部32に
供給される。サーバ機能部32は、登録要求を受信する
と、データベース登録処理を開始し、ステップS21に
おいて、通信制御部31を制御することにより、その登
録要求を送信してきたクライアント端末に対して、個人
情報入力画面を構成するHTMLファイルを送信させ、
ステップS22に進む。
【0060】ここで、個人情報入力画面を構成するHT
MLファイルを受信したクライアント端末では、上述し
たように、ユーザによって、個人情報が入力され、管理
サーバ6に対して送信されてくる。
【0061】そこで、ステップS22では、サーバ機能
部32において、クライアント端末から個人情報が送信
されてきたかどうかが判定される。ステップS22にお
いて、個人情報が送信されてきていないと判定された場
合、ステップS22に戻る。
【0062】また、ステップS22において、個人情報
が送信されてきたと判定された場合、即ち、通信制御部
31が、クライアント端末からの個人情報を受信した場
合、ステップS23に進み、そのクライアント端末から
の個人情報が、通信制御部31からサーバ機能部32に
供給され、サーバ機能部32は、その個人情報を、個人
情報データベース33に供給して記憶させ、データベー
ス登録処理を終了する。
【0063】以上のようにして、クライアント端末にお
いて個人情報登録処理が行われることにより、管理サー
バ6に送信されてくる個人情報は、個人情報データベー
ス33に登録(記憶)される。
【0064】次に、図8のフローチャートを参照して、
個人情報提供処理について説明する。
【0065】個人情報提供処理は、クライアント端末に
おいて、上述した個人情報取得処理(図5)が開始さ
れ、これにより、管理サーバ6が、クライアント端末か
らの個人情報の検索要求およびキーワードを受信するこ
とで開始される。
【0066】即ち、クライアント端末において、個人情
報取得処理が行われることにより送信されてくる検索要
求およびキーワードは、通信制御部31で受信され、サ
ーバ機能部32に供給される。サーバ機能部32は、検
索要求およびキーワードを受信すると、個人情報提供処
理を開始し、ステップS31において、検索要求ととも
に送信されてきたキーワードに合致する個人情報を、個
人情報データベース33に登録されている個人情報の中
から検索し、ステップS32に進む。
【0067】ステップS32では、サーバ機能部32
は、通信制御部31を制御することにより、ステップS
31で行われた検索の結果得られた個人情報を、検索要
求を送信してきたクライアント端末に対して送信させ、
個人情報提供処理を終了する。
【0068】以上のようにして、クライアント端末にお
いて個人情報取得処理が行われることにより、管理サー
バ6に送信されてくるキーワードに合致する個人情報
が、クライアント端末に提供される。
【0069】ところで、個人情報は、その所有者である
ユーザが引っ越し等を行うことで変更(更新)される場
合がある。個人情報が変更された場合、その変更後の個
人情報は、例えば、クライアント端末において個人情報
登録処理(図4)が行われるとともに、管理サーバ6に
おいてデータベース登録処理(図7)が行われることに
よって、管理サーバ6の個人情報データベース33に反
映させることが可能であるが、その個人情報を過去に取
得したユーザのアドレス帳には反映されない。
【0070】即ち、例えば、図2において、コンピュー
タ1のユーザが、個人情報取得処理を行うことで、コン
ピュータ1のアドレス帳に、コンピュータ4のユーザの
個人情報を登録した場合において、コンピュータ4のユ
ーザの個人情報が変更され、その変更後の個人情報が、
管理サーバ6の個人情報データベース33に登録された
とする。この場合、コンピュータ1のアドレス帳には、
コンピュータ4のユーザの変更前の個人情報が登録され
た状態となっている。
【0071】従って、変更前の個人情報が登録されてい
るコンピュータ1のアドレス帳は、変更後の個人情報を
取得して更新する必要があるが、コンピュータ4のユー
ザの個人情報が変更されたかどうかを、コンピュータ1
のユーザが知ることは、一般に困難である。そこで、例
えば、定期的に、個人情報取得処理を行うことにより、
アドレス帳に登録された個人情報を更新する方法があ
る。しかしながら、この場合、個人情報取得処理を行お
うとするごとに、ユーザは、端末機能部22に対して、
検索要求を行う旨の指示およびキーワードを与えなけれ
ばならず、面倒である。
【0072】そこで、ここでは、管理サーバ6の個人情
報データベース33に記憶された個人情報が変更された
場合、次のようにして、クライアント端末のアドレス帳
を、効率的に更新することができるようになっている。
【0073】即ち、図9は、図2の管理サーバ6の他の
機能的構成例を示している。なお、図中、図6における
場合と対応する部分については同一の符号を付してあ
り、以下では、その説明は適宜省略する。即ち、図9の
管理サーバ6は、検索ログデータベース41および更新
通知機能部42が新たに設けられている他は、図6にお
ける場合と基本的に同様に構成されている。
【0074】検索ログデータベース41は、サーバ機能
部32が、上述した個人情報提供処理において行う個人
情報の検索の履歴(検索履歴)を記憶するようになって
いる。即ち、サーバ機能部23は、クライアント端末か
ら検索要求があり、個人情報の検索を行うと、その検索
の日時や、検索の結果得られた個人情報のユーザを識別
するための情報(以下、適宜、ユーザID(Identificat
ion)という)、検索要求を行ったクライアント端末のユ
ーザのユーザID等を対応付け、検索ログ(検索履歴)
として、検索ログデータベース41に記憶させるように
なっている。
【0075】ここで、ユーザIDは、クライアント端末
において個人情報登録処理が行われるとともに、管理サ
ーバ6においてデータベース登録処理が行われ、これに
より、ユーザの個人情報が、個人情報データベース33
に最初に登録されたときに、管理サーバ6から、そのユ
ーザに発行されるようになっている。なお、管理サーバ
6には、ユーザIDとともに、パスワードも発行させる
ことができる。さらに、この場合、管理サーバ6では、
クライアント端末から検索要求があったときに、そのユ
ーザのユーザIDおよびパスワードを要求して、ユーザ
の認証を行うようにすることができる。
【0076】更新通知機能部42は、個人情報データベ
ース33を監視しており、個人情報データベース33に
記憶された個人情報が更新(変更)されると、その更新
された個人情報について、過去に検索要求を行ったクラ
イアント端末のユーザを、検索ログデータベース41に
記憶された検索ログを参照することで認識(特定)する
ようになっている。さらに、更新通知機能部42は、更
新された個人情報について、過去に検索要求を行ったク
ライアント端末のユーザが存在するときには、そのクラ
イアント端末に対して、更新後の個人情報を送信するよ
うに、サーバ機能部32を制御するようになっている。
【0077】以上のように構成される管理サーバ6で
は、上述したデータベース登録処理(図7)および個人
情報提供処理(図8)の他に、更新された個人情報を、
その個人情報の検索を過去に行ったことのあるクライア
ント端末に提供する更新通知処理が行われるようになっ
ている。
【0078】そこで、図10のフローチャートを参照し
て、更新通知処理について説明する。
【0079】更新通知機能部42は、個人情報データベ
ース33を監視しており、個人情報データベース33に
記憶された個人情報が更新されると、更新通知処理を開
始し、ステップS41において、その更新された個人情
報について、過去に検索要求を行ったクライアント端末
のユーザを、検索ログデータベース41に記憶された検
索ログを参照することで認識する。即ち、更新通知機能
部42は、更新された個人情報の所有者であるユーザの
ユーザIDが、検索された個人情報のユーザのユーザI
D(以下、適宜、既検索ユーザIDという)として登録
されている検索ログを、検索ログデータベース41から
検索する。さらに、更新通知機能部42は、その検索の
結果得られた検索ログに記述されている、検索要求を行
ったクライアント端末のユーザのユーザID(以下、適
宜、検索要求ユーザIDという)を取得する。
【0080】そして、更新通知機能部42は、ステップ
S42において、検索要求ユーザIDに対応するクライ
アント端末に対して、更新後の個人情報を送信するよう
に、サーバ機能部32を制御し、更新通知処理を終了す
る。
【0081】これにより、サーバ機能部32は、個人情
報データベース33から、更新後の個人情報(ステップ
S41において検索された検索ログに記述されている既
検索ユーザIDによって特定されるユーザの個人情報)
を読み出し、通信制御部31を制御することで、検索要
求ユーザIDに対応するクライアント端末に送信させ
る。
【0082】この場合、検索要求ユーザIDに対応する
クライアント端末では、個人情報取得処理(図5)にお
けるステップS12およびS13の処理と同様の処理が
行われ、これにより、管理サーバ6から送信されてく
る、過去に取得され、アドレス帳に登録されている個人
情報の更新後のものが受信され、更新前の個人情報に替
えて、そのアドレス帳に登録される。
【0083】以上のように、個人情報データベース33
に記憶された個人情報が変更された場合に、管理サーバ
6において、その個人情報について、過去に検索要求を
行ったことのあるクライアント端末に対して、変更後の
個人情報を送信し、クライアント端末において、その変
更後の個人情報をアドレス帳に登録するようにしたの
で、アドレス帳を、効率的に、かつ個人情報の変更に同
期した形で更新することができる。
【0084】即ち、例えば、コンピュータ1または4の
ユーザを、それぞれUserAまたはUserBととするととも
に、これらのユーザUserAおよびUserBの個人情報が管理
サーバ6の個人情報データベース33に登録されている
として、図11に示すように、コンピュータ4のユーザ
UserBが、管理サーバ6に対して、コンピュータ1のユ
ーザUserAの個人情報について、検索要求を行ったとす
る(P1)。この場合、管理サーバ6では、ユーザUser
Bの認証が行われ(P2)、検索要求のあったユーザUse
rAの個人情報が検索される。さらに、管理サーバ6で
は、ユーザUserBが、ユーザUserAの個人情報の検索要求
を行った旨の検索ログが作成され(P3)、ユーザUser
Aの個人情報が、検索要求のあったユーザUserBのコンピ
ュータ4に送信されて、そのアドレス帳に登録される
(P4)。
【0085】その後、ユーザUserAの個人情報が変更さ
れると、ユーザUserAのコンピュータ1から管理サーバ
6に対して、個人情報の変更を要求する変更要求が送信
され(P5)、管理サーバ6では、その変更要求にした
がって、個人情報データベース33に登録されているユ
ーザUserAの個人情報が変更される(P6)。
【0086】さらに、管理サーバ6では、変更されたユ
ーザUserAの個人情報を、過去に検索したユーザUserB
が、検索ログを参照することで検出され(P7)、その
ユーザUserBのコンピュータ4に対して、ユーザUserAの
変更後の個人情報が送信される(P8)。そして、ユー
ザUserBのコンピュータ4では、その変更後の個人情報
が、変更前のユーザUserAの個人情報に替えて登録され
る。
【0087】従って、ユーザUserBは、ユーザUserAの個
人情報が変更されたことを知らなくても、あるいは、定
期的に、個人情報取得処理を行わなくても、ユーザUser
Aについての最新の個人情報を得ることができる。
【0088】なお、上述の場合においては、管理サーバ
6からクライアント端末に対して、変更後の個人情報を
送信するようにしたが、クライアント端末には、その他
の個人情報の変更に関する情報として、例えば、個人情
報の変更があった旨を送信するようにしたも良い。
【0089】また、管理サーバ6からクライアント端末
に対して、変更後の個人情報を送信する場合には、クラ
イアント端末がインターネット11に接続している必要
があり、接続していない場合には、クライアント端末に
対して、変更後の個人情報を送信することができない。
そこで、クライアント端末がインターネット11に接続
していない場合には、管理サーバ6において、変更後の
個人情報をスプールしておき、クライアント端末がイン
ターネット11に接続してきたときに、そのスプールし
ておいた個人情報を、クライアント端末に送信するよう
にすることができる。あるいは、変更後の個人情報は、
管理サーバ6において、電子メールにして送信するよう
にすることも可能である。
【0090】次に、上述の場合においては、管理サーバ
6において、検索ログをとることで、クライアント端末
のアドレス帳の更新を効率的に行うようにしたが、その
他、例えば、コンピュータ1などのクライアント端末に
おいて検索ログをとることによっても、アドレス帳の効
率的な更新を行うことが可能である。
【0091】即ち、図12は、管理サーバ6に対して行
った個人情報の検索要求についての検索ログをとるよう
にした図2のコンピュータ1の機能的構成例を示してい
る。なお、図中、図3における場合と対応する部分につ
いては、同一の符号を付してあり、以下では、その説明
は、適宜省略する。即ち、図12のコンピュータ1は、
検索ログデータベース51および更新確認機能部52が
新たに設けられている他は、図3における場合と基本的
に同様に構成されている。
【0092】検索ログデータベース51は、端末機能部
22が、上述した個人情報取得処理において行う個人情
報の検索要求の履歴(検索ログ)を記憶するようになっ
ている。即ち、端末機能部22は、管理サーバ6に対し
て検索要求を行うと、その検索要求の日時や、検索要求
の結果得られた個人情報のユーザのユーザID(既検索
ユーザID)等を対応付け、検索ログとして、検索ログ
データベース51に記憶させるようになっている。
【0093】更新確認機能部52は、定期的に、あるい
は非定期に、検索ログデータベース51に記憶された検
索ログを参照し、過去に検索要求を行った個人情報のユ
ーザID(既検索ユーザID)を認識するようになって
いる。さらに、更新確認機能部52は、その認識したユ
ーザIDの個人情報が変更されたかどうかの確認を、管
理サーバ6に要求するように、端末機能部22を制御す
るようになっている。
【0094】以上のように構成されるコンピュータ1で
は、上述した個人情報登録処理(図4)および個人情報
取得処理(図5)の他に、過去に検索要求を行った個人
情報が変更されたかどうかの確認を、管理サーバ6に要
求する更新確認処理が行われるようになっている。
【0095】そこで、図13のフローチャートを参照し
て、更新確認処理について説明する。
【0096】更新確認機能部52は、定期的に、あるい
は非定期に、検索ログデータベース51に記憶された検
索ログを参照し、過去に検索要求を行った個人情報のユ
ーザID(既検索ユーザID)を認識する。そして、更
新確認機能部52は、その既検索ユーザIDに対応する
ユーザの個人情報が変更されたかどうかの確認を要求す
るように、端末機能部22を制御し、これにより、更新
確認処理が開始される。
【0097】即ち、更新確認処理では、まず最初に、ス
テップS51において、端末機能部22は、通信制御部
21を制御することで、インターネット11上の管理サ
ーバ6にアクセスし、ステップS52に進み、更新確認
機能部52からの既検索ユーザIDに対応するユーザの
個人情報が変更されたかどうかの確認を要求する確認要
求を、管理サーバ6に送信する。
【0098】確認要求を受信した管理サーバ6は、既検
索ユーザIDに対応するユーザの個人情報が変更された
かどうかを、個人情報データベース33を参照すること
で確認し、既検索ユーザIDに対応するユーザの個人情
報が変更されている場合には、その変更後の個人情報
を、確認要求を送信してきたクライアント端末(ここで
は、コンピュータ1)に送信するようになっており、コ
ンピュータ1では、ステップS53において、そのよう
にして変更後の個人情報が、管理サーバ6から送信され
てきたかどうかが判定される。
【0099】ステップS53において、管理サーバ6か
ら変更後の個人情報が送信されてきたと判定された場
合、即ち、通信制御部21が、管理サーバ6から送信さ
れてきた変更後の個人情報を受信した場合、ステップS
54に進み、通信制御部21は、受信した変更後の個人
情報を、端末機能部22に供給し、端末機能部22は、
その変更後の個人情報を、変更前の個人情報に変えて、
アドレス帳記憶部23のアドレス帳に記憶させて、更新
確認処理を終了する。
【0100】一方、ステップS53において、管理サー
バ6から変更後の個人情報が送信されてきていないと判
定された場合、即ち、既検索ユーザIDに対応するユー
ザの個人情報が変更されておらず、このため、管理サー
バ6から変更後の個人情報が送信されてこなかった場
合、ステップS54をスキップして、更新確認処理を終
了する。
【0101】以上のように、クライアント端末におい
て、定期的、または不定期に、更新確認処理を行うこと
によっても、アドレス帳を、効率的に更新することがで
きる。
【0102】即ち、例えば、図11における場合と同様
に、コンピュータ1または4のユーザを、それぞれUser
AまたはUserBととするとともに、これらのユーザUserA
およびUserBの個人情報が管理サーバ6の個人情報デー
タベース33に登録されているとして、図14に示すよ
うに、コンピュータ4のユーザUserBが、管理サーバ6
に対して、コンピュータ1のユーザUserAの個人情報に
ついて、検索要求を行ったとする(P11)。この場合
も、図11における場合と同様に、管理サーバ6では、
ユーザUserBの認証が行われ(P12)、検索要求のあ
ったユーザUserAの個人情報が検索される。そして、管
理サーバ6では、ユーザUserAの個人情報が、検索要求
のあったユーザUserBのコンピュータ4に送信される。
【0103】コンピュータ4では、管理サーバ6からの
ユーザUserAの個人情報が、そのアドレス帳に登録され
(P13)、さらに、ユーザUserAの個人情報の検索要
求を行った旨の検索ログが作成されて(P14)、検索
ログデータベース51に記憶される。
【0104】その後、コンピュータ4では、所定のタイ
ミングにおいて、ユーザUserAの個人情報の検索要求を
行った旨の検索ログに基づいて、ユーザUserAの個人情
報が変更されたかどうかの確認要求が、管理サーバ6に
送信される(P15)(検索ログに基づいたポーリン
グ)。
【0105】確認要求を受信した管理サーバ6では、個
人情報データベース33に登録されたユーザUserAの個
人情報が変更されているかどうかが確認されるが(P1
6)、いまの場合、ユーザUserAの個人情報は変更され
ていないため、例えば、変更されていない旨のメッセー
ジが、管理サーバ6からコンピュータ4に送信される
(P17)(ポーリング反応:NO)。
【0106】なお、管理サーバ6は、個人情報データベ
ース33に登録された個人情報が変更された場合、例え
ば、その変更の履歴(変更履歴)を作成して保持するよ
うになっており、ある個人情報が変更されているかどう
かが確認は、この変更履歴を参照することで行われるよ
うになっている。
【0107】一方、ユーザUserAの個人情報が変更され
ると、ユーザUserAのコンピュータ1から管理サーバ6
に対して、個人情報の変更を要求する変更要求が送信さ
れ(P18)、管理サーバ6では、その変更要求にした
がって、個人情報データベース33に登録されているユ
ーザUserAの個人情報が変更される(P19)。
【0108】その後、コンピュータ4では、再び、所定
のタイミングにおいて、ユーザUserAの個人情報の検索
要求を行った旨の検索ログに基づいて、ユーザUserAの
個人情報が変更されたかどうかの確認要求が、管理サー
バ6に送信される(P20)。
【0109】確認要求を受信した管理サーバ6では、上
述したように、個人情報データベース33に登録された
ユーザUserAの個人情報が変更されているかどうかが確
認されるが(P21)、いまの場合、ユーザUserAの個
人情報が変更されているため、例えば、変更されている
旨のメッセージとともに、その変更後のユーザUserAの
個人情報が、管理サーバ6からコンピュータ4に送信さ
れる(P22)(ポーリング反応:YES)。そして、
ユーザUserBのコンピュータ4では、その変更後の個人
情報が、変更前のユーザUserAの個人情報に替えて登録
される。
【0110】従って、ユーザUserBは、ユーザUserAの個
人情報が変更されたことを知らなくても、あるいは、定
期的に、個人情報取得処理を行わなくても、ユーザUser
Aについての最新の個人情報を得ることができる。
【0111】なお、管理サーバ6が管理する個人情報
は、各ユーザのプライベートな情報であるから、認証
は、上述したように、クライアント端末が管理サーバ6
に対して検索要求を行う場合の他、クライアント端末か
ら管理サーバ6に対して個人情報の変更要求を行う場合
や、管理サーバ6からクライアント端末に対して変更後
の個人情報を送信する場合等にも行うようにするのが、
個人情報をやりとりする際の安全上望ましい。
【0112】次に、上述の場合においては、管理サーバ
6において個人情報提供処理(図8)を行うことで、特
に制限なく、個人情報を提供するようにしたが、個人情
報の所有者は、例えば、友人や知り合い等の特定のユー
ザに対してのみ、自身の個人情報の提供を希望し、その
他の、例えば、セールスや勧誘等を目的としたユーザに
は、自身の個人情報の提供を希望しないのが一般的であ
る。
【0113】さらに、個人情報の所有者は、その個人情
報の提供を希望する特定のユーザであっても、あるユー
ザには、個人情報のすべてを提供しても良いが、他のユ
ーザには、個人情報の一部の提供を希望しない(あるい
は、一部の提供のみを希望する)場合がある。
【0114】そこで、管理サーバ6では、ユーザによ
る、他のユーザの個人情報へのアクセスを制限すること
ができるようになっている。即ち、管理サーバ6は、個
人情報について、その個人情報へのアクセスを制限(ま
たは許可)するかどうかに関するプロファイルとしての
アクセス制限情報(許可/制限情報)を設定すること
で、ユーザによる、他のユーザの個人情報へのアクセス
を制御するようになっている。
【0115】ここで、アクセス制限情報には、例えば、
個人情報ごとに、その提供を制限するユーザを設定する
こともできるし、ユーザごとに、提供を制限する個人情
報を設定することもできる。
【0116】即ち、図15は、個人情報ごとに、その提
供を制限するユーザが設定されたアクセス制限情報を示
している。
【0117】図15では、アクセス制限情報は、情報の
所有者であるユーザを表す所有者情報と、その情報にア
クセスすることが可能なユーザ(その情報の提供を受け
ることが可能なユーザ)を表すアクセス可能情報から構
成されている。即ち、図15では、個人情報を構成する
データとしてDataA,DataB,DataC,DataDがあり、所有
者情報から、データDataAの所有者はユーザUserAと、デ
ータDataBの所有者はユーザUserAと、データDataCの所
有者はユーザUserBと、データDataDの所有者はユーザUs
erCおよびUserDと、それぞれなっている。また、アクセ
ス可能情報から、データDataAにアクセス可能なユーザ
はすべてのユーザ(All)に、データDataBにアクセス可
能なユーザはUserAのみに、データDataCにアクセス可能
なユーザはUserA,UserB,UserCに、データDataDにアク
セス可能なユーザはUserA,UserC,UserDに、それぞれ
なっている。
【0118】図16は、ユーザごとに、提供を制限する
個人情報が設定されたアクセス制限情報を示している。
【0119】図16では、アクセス制限情報は、ユーザ
が所有する個人情報のデータを表す所有情報と、ユーザ
がアクセスすることが可能なデータ(ユーザが提供を受
けることが可能なデータ)を表すアクセス可能情報から
構成されている。即ち、図16では、ユーザUserA,Use
rB,UserC,UserDについてアクセス制限情報が設定され
ており、所有情報から、ユーザUserAはデータDataA,Da
taBを、ユーザUserBはDataCを、ユーザUserCはデータDa
taDを、ユーザUserDはデータDataDを、それぞれ所有し
ている(それぞれのデータの所有者となっている)。ま
た、アクセス可能情報から、ユーザUserAはデータData
A,DataB,DataC,DataDに、ユーザUserBはデータData
A,DataCに、ユーザUserCはデータDataC,DataDに、ユ
ーザUserDはデータDataDに、それぞれアクセス可能とな
っている。
【0120】なお、図15および図16の実施の形態で
は、個人情報にアクセス可能なユーザを、アクセス制限
情報に設定するようにしたが、アクセス制限情報には、
その他、例えば、個人情報へのアクセスを制限するユー
ザを設定するようにすることも可能である。
【0121】また、アクセス制限情報には、個人情報に
アクセス可能なユーザを個々に設定する他、ユーザをグ
ループ化し、個人情報にアクセス可能なユーザのグルー
プを設定することも可能である。
【0122】次に、図17のフローチャートを参照し
て、以上のようなアクセス制限情報に基づいて、個人情
報へのアクセスを制限しながら行われる、図6または図
9の管理サーバ6による個人情報提供処理について説明
する。
【0123】個人情報提供処理は、上述したように、ク
ライアント端末において、個人情報取得処理(図5)が
開始され、これにより、管理サーバ6が、クライアント
端末からの個人情報の検索要求およびキーワードを受信
することで開始される。
【0124】即ち、クライアント端末において、個人情
報取得処理が行われることにより送信されてくる検索要
求およびキーワードは、通信制御部31で受信され、サ
ーバ機能部32に供給される。サーバ機能部32は、検
索要求およびキーワードを受信すると、個人情報提供処
理を開始し、ステップS61において、検索要求ととも
に送信されてきたキーワードに合致する個人情報を、個
人情報データベース33に登録されている個人情報の中
から検索し、ステップS62に進む。
【0125】ステップS62では、サーバ機能部32
は、ステップS61で検索された個人情報に対して、検
索要求を送信してきたクライアント端末のユーザがアク
セス可能かどうかを、アクセス制限情報に基づいて判定
する。
【0126】ここで、本実施の形態では、例えば、個人
情報データベース33に記憶された個人情報についての
アクセス制限情報は、その個人情報に含めて記憶されて
おり、従って、サーバ機能部32は、ステップS61で
検索された個人情報に含まれるアクセス制限情報に基づ
いて、その個人情報にアクセス可能かどうかを判定する
ようになっている。
【0127】また、個人情報に含まれるアクセス制限情
報の初期値は、例えば、個人情報の所有者が、その個人
情報を、管理サーバ6に登録するときに設定する。そし
て、その初期値としては、例えば、他のユーザのいずれ
のアクセスも制限する旨を設定したり、特定のユーザに
のみアクセスを許可する旨を設定することができる。
【0128】ステップS62において、ステップS61
で検索された個人情報に対して、検索要求を送信してき
たクライアント端末のユーザがアクセス可能であると判
定された場合、即ち、ステップS61で検索された個人
情報に対して、クライアント端末のユーザがアクセス可
能なように、アクセス制限情報が設定されている場合、
ステップS63乃至S68をスキップして、ステップS
69に進み、サーバ機能部32は、通信制御部31を制
御することにより、検索の結果得られた個人情報を、検
索要求を送信してきたクライアント端末に対して送信
し、個人情報提供処理を終了する。
【0129】従って、この場合、クライアント端末で
は、検索要求とともに送信したキーワードに合致する個
人情報が受信され、アドレス帳に登録される。
【0130】また、ステップS62において、検索され
た個人情報に対して、検索要求を送信してきたクライア
ント端末のユーザがアクセス可能でないと判定された場
合、即ち、ステップS61で検索された個人情報に対し
て、クライアント端末のユーザがアクセスできないよう
に、アクセス制限情報が設定されている場合、ステップ
S63に進み、サーバ機能部32は、通信制御部31を
制御することにより、検索の結果得られた個人情報に対
してのアクセスが許可されていない旨のメッセージ(以
下、適宜、不許可メッセージという)を、検索要求を送
信してきたクライアント端末に対して送信し、ステップ
S64に進む。
【0131】以上のようにして管理サーバ6から送信さ
れてくる不許可メッセージは、検索要求を送信してきた
クライアント端末で受信されて表示される。そして、こ
の不許可メッセージを見たユーザは、検索された個人情
報に対するアクセスを希望する場合には、その個人情報
に対してアクセス可能なように、アクセス制限情報の変
更を依頼する旨のメッセージ(以下、適宜、変更依頼メ
ッセージという)を、クライアント端末を操作すること
で、管理サーバ6に送信する。
【0132】管理サーバ6では、ステップS64におい
て、以上のようにして、クライアント端末から変更依頼
メッセージが送信されてきたかどうかが判定される。ス
テップS64において、クライアント端末から変更依頼
メッセージが送信されてきていないと判定された場合、
即ち、通信制御部31において、変更依頼メッセージが
受信されなかった場合、ステップS65乃至S69をス
キップして、個人情報提供処理を終了する。
【0133】従って、この場合、クライアント端末で
は、検索要求とともに送信したキーワードに合致する個
人情報を取得することはできない。
【0134】また、ステップS64において、クライア
ント端末から変更依頼メッセージが送信されてきたと判
定された場合、即ち、通信制御部31において、変更依
頼メッセージが受信された場合、ステップS65に進
み、サーバ機能部32は、通信制御部31を制御するこ
とにより、検索された個人情報の所有者のクライアント
端末に対して、個人情報のアクセスが可能なように、ア
クセス制限情報の変更の要求があり、そのような変更を
行っても良いかどうかを問い合わせるメッセージ(以
下、適宜、変更要求メッセージという)を送信し、ステ
ップS66に進む。ここで、変更要求メッセージは、ア
クセス制限情報の変更を要求してきたユーザに関する情
報(例えば、ユーザIDや氏名など)が含まれる。
【0135】以上のようにして管理サーバ6から送信さ
れてくる変更要求メッセージは、所有者のクライアント
端末で受信されて表示される。そして、この変更要求メ
ッセージを見た所有者は、アクセス制限情報の変更を要
求してきたユーザに、自身の個人情報へのアクセスを許
可する場合には、その旨のメッセージ(以下、適宜、変
更許可メッセージという)を、クライアント端末を操作
することで、管理サーバ6に送信する。
【0136】管理サーバ6では、ステップS66におい
て、以上のようにして、所有者のクライアント端末から
変更許可メッセージが送信されてきたかどうかが判定さ
れる。ステップS66において、所有者のクライアント
端末から変更許可メッセージが送信されてきていないと
判定された場合、ステップS67に進み、サーバ機能部
32は、通信制御部31を制御することにより、ステッ
プS61で検索された個人情報へのアクセスが許可され
なかった旨のメッセージ(このメッセージも、以下、適
宜、不許可メッセージという)を、検索要求を送信して
きたクライアント端末に送信し、個人情報提供処理を終
了する。
【0137】従って、この場合も、検索要求を送信して
きたクライアント端末では、検索要求とともに送信した
キーワードに合致する個人情報を取得することはできな
い。
【0138】一方、ステップS66において、所有者の
クライアント端末から変更許可メッセージが送信されて
きたと判定された場合、ステップS68に進み、サーバ
機能部32は、個人情報データベース33に記憶された
所有者の個人情報に含まれるアクセス制限情報を、その
個人情報に対して、検索要求を送信してきたクライアン
ト端末のユーザがアクセス可能なように変更し、ステッ
プS69に進む。
【0139】ステップS69では、上述したように、ス
テップS61における検索の結果得られた個人情報が、
検索要求を送信してきたクライアント端末に対して送信
され、個人情報提供処理を終了する。
【0140】従って、この場合、検索要求を送信してき
たクライアント端末では、検索要求とともに送信したキ
ーワードに合致する個人情報が受信され、アドレス帳に
登録される。
【0141】以上のように、管理サーバ6において、ア
クセス制限情報によってアクセスが許可されていないあ
るユーザAから、他のユーザBの個人情報の検索要求が
あった場合には、その個人情報の所有者Bに対して、ア
クセス制限情報を変更しても良いかどうかを問い合わせ
る変更要求メッセージを送信し、その所有者Bから変更
許可メッセージが送信されてきたときのみ、検索要求を
行ったユーザAに、その所有者Bの個人情報を提供する
ようにしたので、個人情報の所有者Bは、自身の個人情
報に対する他のユーザのアクセスを、容易に管理するこ
とができる。
【0142】即ち、個人情報の所有者Bは、アクセス制
限情報の初期値として、例えば、他のユーザのいずれの
アクセスも制限する旨を設定しおけば、その後に、変更
要求メッセージに対して応答するだけで、自身が所望す
るユーザに対してのみ、自身の個人情報へのアクセスを
許可することができる。
【0143】また、個人情報の所有者であるユーザB
が、変更要求メッセージに対する応答として、変更許可
メッセージを返してきた場合には、その個人情報に対す
る、検索要求を行ったユーザAのアクセスを許可するよ
うに、アクセス制限情報を変更するようにしたので、ユ
ーザBは、自身が所望するユーザそれぞれについて、個
別にアクセス制限情報を設定しなくても、自身が所望す
るユーザに対してのみ、自身の個人情報へのアクセスを
許可することが可能となる。
【0144】即ち、検索要求を行ったユーザAは、アク
セス制限情報の変更後は、ユーザBの許可を受けなくて
もユーザBの個人情報にアクセスすることが可能となる
(ユーザBの個人情報の提供を受けることが可能とな
る)。
【0145】また、従来においては、個人情報の所有者
がアクセス制限情報を設定、変更するため、複数のユー
ザの個人情報を得ようとする場合、その複数のユーザそ
れぞれに対してアクセスし、アクセス制限情報を変更し
てもらう必要がある。従って、この場合、複数のユーザ
の個人情報を得ようとしているユーザは、その複数のユ
ーザそれぞれに対してアクセスする手段を認識している
必要がある。これに対して、管理サーバ6で個人情報を
一括管理する場合には、複数のユーザの個人情報を得よ
うとしているユーザは、管理サーバ6にアクセスする手
段だけを認識していれば良く、その複数のユーザそれぞ
れに対してアクセスする手段を認識している必要はな
い。
【0146】なお、管理サーバ6が個人情報の所有者B
に対して、変更要求メッセージを送信し、その応答を受
信するには、所有者Bのクライアント端末がインターネ
ット11に接続している必要があり、接続していない場
合には、そのクライアント端末に対して、変更要求メッ
セージを送信することができない。そこで、所有者Bの
クライアント端末がインターネット11に接続していな
い場合には、管理サーバ6において、変更要求メッセー
ジをスプールしておき、所有者Bのクライアント端末が
インターネット11に接続してきたときに、そのスプー
ルしておいた個人情報を、所有者Bのクライアント端末
に送信するようにすることができる。あるいは、変更要
求メッセージは、管理サーバ6において、電子メールに
して送信するようにすることも可能である。
【0147】さらに、この場合、所有者Bのクライアン
ト端末がインターネット11に接続し、変更要求メッセ
ージに対する応答を返してきたときには、検索要求を行
ったユーザAのクライアント端末がインターネット11
に接続していないことがある。しかしながら、所有者B
が、変更要求メッセージに対する応答として、変更許可
メッセージを送信してきたときには、管理サーバ6にお
いて、アクセス制限情報が変更されるので、その後に、
検索要求を行ったユーザAが、再び、ユーザBの個人情
報について検索要求を送信してきた場合には、そのアク
セスが可能な状態になっており、従って、ユーザAは、
ユーザBの個人情報の提供を受けることができるので、
問題はない。
【0148】ここで、IMC(Internet Mail Consotiu
m)で開発されたvCard(VisitingCard)と呼ばれる個
人情報を所定のフォーマットで記録したファイルによれ
ば、これを電子メールに添付することで、その電子メー
ルを受信したメーラにおいて、vCardファイルに記
録されている個人情報を、アドレス帳に登録することが
でき、従って、この場合も、ユーザ自ら個人情報を入力
することなく、その個人情報のアドレス帳への登録を行
うことができる。しかしながら、vCardファイルに
よる場合には、個人情報を教えても良い相手に電子メー
ルを送信するときと、教えたくない相手に電子メールを
送信するときとで、vCardファイルを添付するかど
うかの設定を、電子メールを送信するユーザが変更しな
ければならず、ユーザに煩わしさを感じさせることにな
る。
【0149】これに対して、上述のように、管理サーバ
6において、個人情報を一括管理する場合には、ユーザ
は、管理サーバ6から、個人情報へのアクセスを許可し
ても良いかどうかの問い合わせがあったときに、その問
い合わせに応えるだけで済み、従って、ユーザ自ら設定
の変更を行う必要はなく、ユーザに煩わしさを感じさせ
ることを防止することができる。
【0150】次に、図18乃至図20を参照して、管理
サーバ6において、図17の個人情報提供処理が行われ
ることにより、検索要求を送信してきたクライアント端
末(以下、適宜、アクセス依頼者という)、管理サーバ
6、および検索要求によって要求された個人情報の所有
者のクライアント端末(以下、適宜、個人情報所有者と
いう)の間で行われるやりとりについて、さらに説明す
る。
【0151】まず、アクセス依頼者が、個人情報所有者
の個人情報にアクセスするアクセス権を有する場合、即
ち、アクセス制限情報が、アクセス依頼者に対する、個
人情報所有者の個人情報の提供を許可するように設定さ
れている場合においては、図18に示すように、アクセ
ス依頼者から管理サーバ6に対して、認証を行うことが
要求され(P31)、管理サーバ6において、その要求
に応じて、ユーザ認証が行われる(P32)。そして、
管理サーバ6からアクセス依頼者に対して、認証結果が
返され(P33)、認証結果に問題がなければ、アクセ
ス依頼者は、検索要求およびキーワードを、管理サーバ
6に送信する(P34)。
【0152】管理サーバ6では、アクセス依頼者からの
キーワードに合致する個人情報所有者の個人情報が検索
され、その個人情報に含まれるアクセス制限情報におい
て、アクセス依頼者による個人情報へのアクセスが許可
されているかどうかが判定される(P35)。いまの場
合、アクセス依頼者に対する、個人情報所有者の個人情
報の提供が許可されているので、管理サーバ6からアク
セス依頼者に対しては、検索された個人情報所有者の個
人情報が送信される(P36)。
【0153】従って、この場合、アクセス依頼者は、個
人情報所有者の個人情報の提供を受けることができる。
【0154】次に、アクセス制限情報が、アクセス依頼
者に対する、個人情報所有者の個人情報の提供を許可す
るように設定されておらず、かつ、アクセス依頼者が、
変更依頼メッセージを送信しない場合においては、図1
9に示すように、アクセス依頼者から管理サーバ6に対
して、認証を行うことが要求され(P41)、管理サー
バ6において、その要求に応じて、ユーザ認証が行われ
る(P42)。そして、管理サーバ6からアクセス依頼
者に対して、認証結果が返され(P43)、認証結果に
問題がなければ、アクセス依頼者は、検索要求およびキ
ーワードを、管理サーバ6に送信する(P44)。
【0155】管理サーバ6では、アクセス依頼者からの
キーワードに合致する個人情報所有者の個人情報が検索
され、その個人情報に含まれるアクセス制限情報におい
て、アクセス依頼者によるアクセスが許可されているか
どうかが判定される(P45)。いまの場合、アクセス
依頼者に対する、個人情報所有者の個人情報の提供が許
可されていないため、管理サーバ6からアクセス依頼者
に対して、不許可メッセージが送信される(P46)。
【0156】さらに、いまの場合、アクセス依頼者は、
管理サーバ6に対して、変更依頼メッセージを送信しな
いため、管理サーバ6も、個人情報所有者に対して、変
更要求メッセージを送信しない。
【0157】従って、この場合、アクセス依頼者は、個
人情報所有者の個人情報の提供を受けることができな
い。
【0158】次に、アクセス制限情報が、アクセス依頼
者に対する、個人情報所有者の個人情報の提供を許可す
るように設定されていないが、アクセス依頼者が、変更
依頼メッセージを送信する場合においては、図20に示
すように、アクセス依頼者から管理サーバ6に対して、
認証を行うことが要求され(P51)、管理サーバ6に
おいて、その要求に応じて、ユーザ認証が行われる(P
52)。そして、管理サーバ6からアクセス依頼者に対
して、認証結果が返され(P53)、認証結果に問題が
なければ、アクセス依頼者は、検索要求およびキーワー
ドを、管理サーバ6に送信する(P54)。
【0159】管理サーバ6では、アクセス依頼者からの
キーワードに合致する個人情報所有者の個人情報が検索
され、その個人情報に含まれるアクセス制限情報におい
て、アクセス依頼者によるアクセスが許可されているか
どうかが判定される(P55)。いまの場合、アクセス
依頼者に対する、個人情報所有者の個人情報の提供が許
可されていないため、管理サーバ6からアクセス依頼者
に対して、不許可メッセージが送信される(P56)。
【0160】そして、いまの場合、アクセス依頼者は、
管理サーバ6に対して、変更依頼メッセージを送信し
(P57)、この変更依頼メッセージを受信した管理サ
ーバ6は、個人情報所有者に関する情報を、個人情報デ
ータベース33に記憶された個人情報から取得して(P
58)、その個人情報所有者に対して、変更要求メッセ
ージを送信する(P59)。
【0161】個人情報所有者は、アクセス依頼者に対し
て、自身の個人情報の提供を許可する場合、以上のよう
にして送信されてくる変更要求メッセージに対する応答
として、変更許可メッセージを、管理サーバ6に送信す
る(P60)。
【0162】この場合、管理サーバ6では、個人情報所
有者の個人情報が、個人情報データベース33から読み
出され(P61)、アクセス依頼者に送信される(P6
2)。さらに、管理サーバ6では、個人情報所有者の個
人情報に含まれるアクセス制限情報が、アクセス依頼者
への個人情報の提供を許可するように変更される(P6
3)。
【0163】次に、図17で説明した個人情報提供処理
では、個人情報所有者から変更許可メッセージが送信さ
れてきた場合には、アクセス制限情報を変更するように
したが、変更許可メッセージが送信されてきて、アクセ
ス制限情報を変更しないようにすることが可能である。
【0164】即ち、図21は、個人情報所有者から、変
更許可メッセージが送信されてきても、アクセス制限情
報を変更しないようにした場合の、アクセス依頼者、管
理サーバ6、および個人情報所有者の間で行われるやり
とりを示している。なお、図21は、管理サーバ6にお
いて、アクセス制限情報の変更(P63)が行われない
ことを除けば、図20と同様であるため、その説明は省
略する。
【0165】図21に示した場合においては、アクセス
依頼者に対して、個人情報所有者の個人情報の送信は行
われるが、その個人情報についてのアクセス制限情報は
変更されない。従って、アクセス依頼者が、再度、個人
情報所有者の個人情報の検索を要求した場合には、その
個人情報の、アクセス依頼者への提供は制限されること
になる。即ち、個人情報所有者から、変更許可メッセー
ジが送信されてきても、アクセス制限情報を変更しない
場合には、アクセス依頼者に対して、いわば、その回に
限って、個人情報所有者の個人情報の提供を許可するこ
とができる。
【0166】なお、図17で説明した個人情報提供処理
では、管理サーバ6において、アクセス依頼者から、変
更依頼メッセージが送信されてきた場合には、個人情報
所有者に対して、変更要求メッセージを、必ず送信する
ようにしたが、この場合、個人情報所有者に煩わしさを
感じさせることがある。
【0167】そこで、あるアクセス依頼者から、変更依
頼メッセージが送信され、それにより、ある個人情報所
有者に対して、変更要求メッセージを送信した場合に
は、その後に、同一のアクセス依頼者から、同一の個人
情報所有者に対する変更依頼メッセージが送信されてき
ても、その個人情報所有者に対して、変更要求メッセー
ジを送信しないようにすることができる。あるいは、個
人情報所有者に、変更要求メッセージを受け付けないア
クセス依頼者を設定してもらい、そのようなアクセス依
頼者から、変更依頼メッセージが送信されてきた場合に
は、個人情報所有者に対して、変更要求メッセージを送
信しないようにすることができる。
【0168】また、上述の場合には、個人情報所有者か
ら変更許可メッセージが送信されてきたときに、即ち、
個人情報所有者によって、アクセス制限情報の変更が許
可されたときに、管理サーバ6において、そのアクセス
制限情報を変更するようにしたが、アクセス制限情報の
変更は、個人情報所有者自らの要求に応じて行うように
することも可能である。
【0169】次に、図22は、管理サーバ6の登録デー
タベース33に記憶される個人情報の例を示している。
【0170】管理サーバ6の登録データベース33に記
憶される個人情報は、図22(A)に示すように、各ユ
ーザごとに分類されており、各ユーザの個人情報は、図
22(B)に示すように、アドレス帳、メールボック
ス、メッセージボックス、ユーザ認証情報から構成され
る。ここで、メールボックス、メッセージボックスは、
ユーザが、個人情報登録処理を行うことにより、登録デ
ータベース33に個人情報が記憶されるときに、そのユ
ーザに割り当てられるようになっている。また、ユーザ
認証情報は、例えば、上述のユーザIDやパスワード等
から構成される。
【0171】アドレス帳は、図22(C)に示すよう
に、ユーザ登録情報、アクセス制限情報、更新通知情報
から構成される。ここで、ユーザが、個人情報登録処理
において入力した情報は、ユーザ登録情報として登録さ
れ、また、ここでは、他のユーザから検索要求があった
場合に提供され得るのは、ユーザ登録情報として登録さ
れた情報に限定されている。これは、個人情報のうち、
ユーザ登録情報以外の情報は、他のユーザに提供すべき
情報ではないからである。
【0172】ユーザ登録情報は、図22(D)に示すよ
うに、登録ユーザ名、氏名(ふりがなを含む)、自宅の
電話番号(自宅電話番号)、携帯電話機の電話番号(携
帯電話番号)、ページャの番号(ポケベル番号)(ポケ
ベルは商標)、インターネットにおける電子メールアド
レス(E-mailアドレス)、自宅のファクシミリの番号
(自宅FAX番号)、自宅の郵便番号(自宅郵便番号)、
自宅の住所(自宅住所)、勤務先の名称(会社名)、勤
務先の電話番号(会社電話番号)、勤務先のファクシミ
リの番号(会社FAX)、勤務先における所属部署(所
属)、勤務先の住所(会社住所)、備考、通信端末情報
リスト等から構成される。
【0173】なお、通信端末情報リストは、ユーザのク
ライアント端末に関する情報で、例えば、図22(E)
に示すように、クライアント端末が、例えばコンピュー
タであるか、携帯電話機であるかといったことを表す通
信端末タイプ、クライアント端末に対してアクセスする
ためのアクセス情報(例えば、クライアント端末に接続
されている電話回線の番号など)、およびクライアント
端末がアクセス可能なメディアに関する情報(利用可能
情報メディア)等で構成される。
【0174】アクセス制限情報は、ユーザ登録情報全体
について共通に設定することもできるが、ユーザ登録情
報を構成する各項目ごとに設定することも可能となって
いる。
【0175】即ち、アクセス制限情報は、図23に示す
ように、他のユーザがアクセスし得る個人情報であるユ
ーザ登録情報の各項目ごとに設定することができる。
【0176】ここで、図23においては、登録ユーザ
名、氏名、自宅電話番号、携帯電話番号、ポケベル番
号、E-mailアドレス、および通信端末情報リストについ
ては、ユーザUserAおよびUserBが、その提供を受けるこ
とができるように、アクセス制限情報が設定されてい
る。また、自宅FAX番号、自宅郵便番号、自宅住所、お
よび備考については、誰も(所有者を除き)その提供を
受けることができないように、アクセス制限情報が設定
されている。さらに、会社名、会社電話番号、会社FA
X、および会社住所については、ユーザUserAが、その提
供を受けることができるように、アクセス制限情報が設
定されている。
【0177】アドレス帳を構成する更新通知情報(図2
2(C))には、ユーザ登録情報の変更があった場合
に、その変更後のユーザ登録情報(あるいは、変更があ
った旨)を提供するユーザが設定される。
【0178】即ち、図9および図10の実施の形態で
は、ユーザ登録情報の変更があった場合には、検索ログ
を参照して、過去に、そのユーザ登録情報を検索したこ
とがあるユーザを特定し、そのユーザに、変更後のユー
ザ登録情報(あるいは、変更があった旨)を送信するよ
うにしたが、変更後のユーザ登録情報は、その他、更新
通知情報に設定されたユーザにも送信するようにするこ
とができる。
【0179】そして、この更新通知情報も、アクセス制
限情報と同様に、ユーザ登録情報全体について共通に設
定することもできるが、ユーザ登録情報を構成する各項
目ごとに設定することも可能となっている。
【0180】即ち、更新通知情報は、図24に示すよう
に、ユーザ登録情報の各項目ごとに設定することができ
る。
【0181】ここで、図23においては、登録ユーザ
名、氏名、自宅電話番号、携帯電話番号、ポケベル番
号、E-mailアドレス、または通信端末情報リストが変更
された場合には、ユーザUserAおよびUserBに、その変更
後の情報を提供するように、更新通知情報が設定されて
いる。また、自宅FAX番号、自宅郵便番号、自宅住所、
または備考が変更された場合には、誰にも、その変更後
の情報を提供しないように、更新通知情報が設定されて
いる。さらに、会社名、会社電話番号、会社FAX、また
は会社住所が変更された場合には、ユーザUserAに、そ
の変更後の情報を提供するように、更新通知情報が設定
されている。
【0182】ここで、更新通知情報は、基本的には、個
人情報の所有者が自ら設定する。但し、更新通知情報に
は、管理サーバ6において、検索ログを参照すること
で、過去に、そのユーザ登録情報を検索したことがある
ユーザを検出し、そのユーザを反映させるようにするこ
とも可能である。
【0183】次に、上述した一連の処理は、ハードウェ
アにより行うこともできるし、ソフトウェアにより行う
こともできる。一連の処理をソフトウェアによって行う
場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、
専用のハードウェアとしての、例えば携帯電話機5に組
み込まれているコンピュータ、または各種のプログラム
をインストールすることで各種の処理を行う汎用のコン
ピュータとしての、例えばコンピュータ1乃至4や管理
サーバ6等にインストールされる。
【0184】そこで、図25を参照して、上述した一連
の処理を実行するプログラムをコンピュータにインスト
ールし、コンピュータによって実行可能な状態とするた
めに用いられる媒体について説明する。
【0185】プログラムは、図25(A)に示すよう
に、コンピュータ101に内蔵されている記録媒体とし
てのハードディスク102や半導体メモリ103に予め
インストールした状態でユーザに提供することができ
る。
【0186】あるいはまた、プログラムは、図25
(B)に示すように、フロッピー(登録商標)ディスク
111、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)11
2,MO(Magneto optical)ディスク113,DVD(Digital
Versatile Disc)114、磁気ディスク115、半導体
メモリ116などの記録媒体に、一時的あるいは永続的
に格納し、パッケージソフトウエアとして提供すること
ができる。
【0187】さらに、プログラムは、図25(C)に示
すように、ダウンロードサイト121から、ディジタル
衛星放送用の人工衛星122を介して、コンピュータ1
01に無線で転送したり、LAN(Local Area Network)、
インターネットといったネットワーク131を介して、
コンピュータ123に有線で転送し、コンピュータ10
1において、内蔵するハードディスク102などに格納
させるようにすることができる。
【0188】本明細書における媒体とは、これら全ての
媒体を含む広義の概念を意味するものである。
【0189】また、本明細書において、媒体により提供
されるプログラムを記述するステップは、必ずしもフロ
ーチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理
する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理
(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)
も含むものである。
【0190】次に、図26は、図25のコンピュータ1
01の構成例を示している。
【0191】コンピュータ101は、図26に示すよう
に、CPU(Central Processing Unit)142を内蔵してい
る。CPU142には、バス141を介して、入出力イン
タフェース145が接続されており、CPU142は、入
出力インタフェース145を介して、ユーザによって、
キーボードやマウス等で構成される入力部147が操作
されることにより指令が入力されると、それにしたがっ
て、図25(A)の半導体メモリ103に対応するROM
(Read Only Memory)143に格納されているプログラム
を実行する。あるいは、また、CPU142は、ハードデ
ィスク102に格納されているプログラム、衛星122
若しくはネットワーク131から転送され、通信部14
8で受信されてハードディスク102にインストールさ
れたプログラム、またはドライブ149に装着されたフ
ロッピディスク111、CD-ROM112、MOディスク11
3、DVD114、若しくは磁気ディスク115から読み
出されてハードディスク102にインストールされたプ
ログラムを、RAM(Random Access Memory)144にロー
ドして実行する。そして、CPU142は、その処理結果
を、例えば、入出力インタフェース145を介して、LC
D(Liquid CryStal Display)等で構成される表示部14
6に、必要に応じて出力する。
【0192】なお、上述したクライアント端末における
処理を行うためのプログラムを、例えば、メモリカード
等の半導体メモリ116や、IC(Integrated circuit)カ
ード等に記録して提供する場合には、その半導体メモリ
やICカードが、クライアント端末に装着されたときに、
そこに記録されたプログラムを自動的に実行し、管理サ
ーバ6にアクセスして、必要な個人情報を入手するよう
にすることが可能である。
【0193】
【発明の効果】本発明の第1の情報処理装置および情報
処理方法、並びに記録媒体によれば、クライアント端末
からの個人情報の要求が受信され、その個人情報の提供
を許可または制限するかどうかに関する許可/制限情報
に基づいて、クライアント端末から要求のあった個人情
報の提供が許可または制限されているかどうかが判定さ
れる。そして、クライアント端末から要求のあった個人
情報の提供が許可されていない場合、または制限されて
いる場合に、その個人情報の所有者に対して、個人情報
の提供の可否の問い合わせが行われ、個人情報の所有者
によって、その個人情報の提供が許可された場合に、そ
の提供の許可された個人情報が、クライアント端末に提
供される。従って、個人情報の所有者は、その個人情報
を他人に提供するかどうかの管理を、容易に行うことが
可能となる。
【0194】本発明の第2の情報処理装置および情報処
理方法、並びに記録媒体によれば、情報提供装置に対し
て要求した個人情報の提供が許可されていない場合、ま
たは制限されている場合に、その個人情報の所有者に対
して、個人情報の提供の可否の問い合わせを行うよう
に、情報提供装置に要求がなされる。従って、個人情報
の所有者に対して直接アクセスしなくても、その個人情
報の提供を受け得ることが可能となる。
【0195】本発明の第3の情報処理装置によれば、ク
ライアント端末からの個人情報の要求が受信され、その
個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関する
許可/制限情報に基づいて、クライアント端末から要求
のあった個人情報の提供が許可または制限されているか
どうかが判定される。そして、クライアント端末から要
求のあった個人情報の提供が許可されていない場合、ま
たは制限されている場合に、その個人情報の所有者に対
して、個人情報の提供の可否の問い合わせが行われ、個
人情報の所有者によって、その個人情報の提供が許可さ
れた場合に、その提供の許可された個人情報が、クライ
アント端末に提供される。一方、情報提供装置に対し
て、個人情報が要求され、個人情報の要求に対応して、
情報提供装置から送信されてくる個人情報が受信され
る。従って、個人情報の所有者は、その個人情報を他人
に提供するかどうかの管理を、容易に行うことが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の通信システムの一例の構成を示す図であ
る。
【図2】本発明を適用した通信システムの一実施の形態
の構成例を示す図である。
【図3】図2のコンピュータ1の機能的構成例を示すブ
ロック図である。
【図4】個人情報登録処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図5】個人情報取得処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】図2の管理サーバ6の機能的構成例を示すブロ
ック図である。
【図7】データベース登録処理を説明するためのフロー
チャートである。
【図8】個人情報提供処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】図2の管理サーバ6の他の機能的構成例を示す
ブロック図である。
【図10】更新通知処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図11】コンピュータ1,4それぞれと、管理サーバ
6との間のやりとりを説明するための図である。
【図12】図2のコンピュータ1の他の機能的構成例を
示すブロック図である。
【図13】更新確認処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図14】コンピュータ1,4それぞれと、管理サーバ
6との間のやりとりを説明するための図である。
【図15】アクセス制限情報を説明するための図であ
る。
【図16】アクセス制限情報を説明するための図であ
る。
【図17】個人情報提供処理を説明するためのフローチ
ャートである。
【図18】アクセス依頼者、個人情報所有者それぞれ
と、管理サーバ6との間のやりとりを説明するための図
である。
【図19】アクセス依頼者、個人情報所有者それぞれ
と、管理サーバ6との間のやりとりを説明するための図
である。
【図20】アクセス依頼者、個人情報所有者それぞれ
と、管理サーバ6との間のやりとりを説明するための図
である。
【図21】アクセス依頼者、個人情報所有者それぞれ
と、管理サーバ6との間のやりとりを説明するための図
である。
【図22】管理サーバ6の個人情報データベース33に
記憶された個人情報のフォーマットを示す図である。
【図23】アクセス制限情報の詳細を説明するための図
である。
【図24】更新通知情報の詳細を説明するための図であ
る。
【図25】本発明を適用した媒体を説明するための図で
ある。
【図26】図25のコンピュータ101の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1乃至4 コンピュータ, 5 携帯電話機, 6 管
理サーバ, 11 インターネット, 12 社内LA
N, 13 公衆電話回線, 14 ISP,15 無
線ネットワーク, 21 通信制御部, 22 端末機
能部, 23アドレス帳記憶部, 31 通信制御部,
32 サーバ機能部, 33 個人情報データベー
ス, 41 検索ログデータベース, 42 更新通知
機能部,51 検索ログデータベース, 52 更新確
認機能部, 101 コンピュータ, 102 ハード
ディスク, 103 半導体メモリ, 111 フロッ
ピーディスク, 112 CD-ROM, 113 MOディス
ク, 114 DVD,115 磁気ディスク, 116
半導体メモリ, 121 ダウンロードサイト, 1
22 衛星, 131 ネットワーク, 141 バ
ス, 142 CPU, 143 ROM, 144 RAM,
145 入出力インタフェース, 146 表示部,
147 入力部, 148 通信部, 149 ドラ
イブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 拓史 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 長野 元彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA02 AA05 CC02 DD01 DD05 EE05 FF07 GG02 GG04 GG06 GG07 5B075 KK07 KK43 KK63 ND20 NK02 PP02 PP03 PP12 PP22 PQ02 UU08

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント端末からの要求に応じて、
    ユーザの個人情報を提供する情報処理装置であって、 前記クライアント端末からの前記個人情報の要求を受信
    する要求受信手段と、 前記個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
    する許可/制限情報に基づいて、前記クライアント端末
    から要求のあった個人情報の提供が許可または制限され
    ているかどうかを判定する判定手段と、 前記クライアント端末から要求のあった個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否を問い合わせる問い合わせ手段と、 前記個人情報の所有者によって、その個人情報の提供が
    許可された場合に、その提供の許可された個人情報を、
    前記クライアント端末に提供する個人情報提供手段とを
    含むことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記問い合わせ手段は、前記クライアン
    ト端末から要求のあった個人情報の提供が許可されてい
    ない場合、または制限されている場合において、前記ク
    ライアント端末から、その個人情報の所有者に対して、
    個人情報の提供の可否の問い合わせを行うように要求が
    あったときに、前記問い合わせを行うことを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記個人情報の所有者によって、その個
    人情報の提供が許可された場合に、その提供の許可され
    た個人情報についての前記許可/制限情報を変更する変
    更手段をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記個人情報の所有者からの要求に応じ
    て、前記許可/制限情報を変更する変更手段をさらに含
    むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記許可/制限情報には、前記個人情報
    ごとに、その提供を許可または制限するユーザが設定さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記許可/制限情報には、ユーザごと
    に、提供を許可または制限する前記個人情報が設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  7. 【請求項7】 クライアント端末からの要求に応じて、
    ユーザの個人情報を提供する情報処理方法であって、 前記クライアント端末からの前記個人情報の要求を受信
    する要求受信ステップと、 前記個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
    する許可/制限情報に基づいて、前記クライアント端末
    から要求のあった個人情報の提供が許可または制限され
    ているかどうかを判定する判定ステップと、 前記クライアント端末から要求のあった個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否を問い合わせる問い合わせステップと、 前記個人情報の所有者によって、その個人情報の提供が
    許可された場合に、その提供の許可された個人情報を、
    前記クライアント端末に提供する個人情報提供ステップ
    とを含むことを特徴とする情報処理方法。
  8. 【請求項8】 クライアント端末からの要求に応じて、
    ユーザの個人情報を提供する情報処理を行うためのプロ
    グラムが記録されている記録媒体であって、 前記クライアント端末からの前記個人情報の要求を受信
    する要求受信ステップと、 前記個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
    する許可/制限情報に基づいて、前記クライアント端末
    から要求のあった個人情報の提供が許可または制限され
    ているかどうかを判定する判定ステップと、 前記クライアント端末から要求のあった個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否を問い合わせる問い合わせステップと、 前記個人情報の所有者によって、その個人情報の提供が
    許可された場合に、その提供の許可された個人情報を、
    前記クライアント端末に提供する個人情報提供ステップ
    とを含むプログラムが記録されていることを特徴とする
    記録媒体。
  9. 【請求項9】 ユーザの個人情報を提供する情報提供装
    置から、前記個人情報を取得する情報処理装置であっ
    て、 前記情報提供装置に対して、前記個人情報を要求する個
    人情報要求手段と、 前記個人情報の要求に対応して、前記情報提供装置から
    送信されてくる前記個人情報を受信する個人情報受信手
    段と、 前記情報提供装置に対して要求した前記個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否の問い合わせを行うように、前記情報提供装置に要
    求する問い合わせ要求手段とを含むことを特徴とする情
    報処理装置。
  10. 【請求項10】 ユーザの個人情報を提供する情報提供
    装置から、前記個人情報を取得する情報処理方法であっ
    て、 前記情報提供装置に対して、前記個人情報を要求する個
    人情報要求ステップと、 前記個人情報の要求に対応して、前記情報提供装置から
    送信されてくる前記個人情報を受信する個人情報受信ス
    テップと、 前記情報提供装置に対して要求した前記個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否の問い合わせを行うように、前記情報提供装置に要
    求する問い合わせ要求ステップとを含むことを特徴とす
    る情報処理方法。
  11. 【請求項11】 ユーザの個人情報を提供する情報提供
    装置から、前記個人情報を取得する情報処理を行うため
    のプログラムが記録されている記録媒体であって、 前記情報提供装置に対して、前記個人情報を要求する個
    人情報要求ステップと、 前記個人情報の要求に対応して、前記情報提供装置から
    送信されてくる前記個人情報を受信する個人情報受信ス
    テップと、 前記情報提供装置に対して要求した前記個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否の問い合わせを行うように、前記情報提供装置に要
    求する問い合わせ要求ステップとを含むプログラムが記
    録されていることを特徴とする記録媒体。
  12. 【請求項12】 ユーザの個人情報を提供する情報提供
    装置と、 前記情報提供装置に対して、前記個人情報を要求するク
    ライアント端末とを備える情報処理装置であって、 前記情報提供装置は、 前記クライアント端末からの前記個人情報の要求を受信
    する要求受信手段と、 前記個人情報の提供を許可または制限するかどうかに関
    する許可/制限情報に基づいて、前記クライアント端末
    から要求のあった個人情報の提供が許可または制限され
    ているかどうかを判定する判定手段と、 前記クライアント端末から要求のあった個人情報の提供
    が許可されていない場合、または制限されている場合
    に、その個人情報の所有者に対して、個人情報の提供の
    可否を問い合わせる問い合わせ手段と、 前記個人情報の所有者によって、その個人情報の提供が
    許可された場合に、その提供の許可された個人情報を、
    前記クライアント端末に提供する個人情報提供手段とを
    含み、 前記クライアント端末は、 前記情報提供装置に対して、前記個人情報を要求する個
    人情報要求手段と、 前記個人情報の要求に対応して、前記情報提供装置から
    送信されてくる前記個人情報を受信する個人情報受信手
    段とを含むことを特徴とする情報処理装置。
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