JP2004505375A - 複数のエンド・ユーザに配布するためにネットワーク接続アプリケーションをカスタマイズし、更新する方法およびシステム - Google Patents
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Abstract
カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(150)を管理する方法が、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(150)に関係のあるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェース(200)を生成することを含む。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(150)に関係のあるカスタマイズ情報が、複数の入力インターフェースを介して受け取られる。次に、カスタマイズ情報が、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(150)に関連するプロファイル(135)として記憶される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(150)が、そのプロファイルを利用して自動的に生成され(205)、少なくとも1名の受け手に配布される(210)。
Description
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、2000年8月2日出願の米国仮出願60/223454の特典を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、遠隔ネットワーク接続の分野に関し、より詳細には、ネットワーク・ダイヤラ・アプリケーション・プロファイル(network dialer application profile)の集中カスタマイズに関する。
【0003】
(発明の背景)
最近10年の技術開発、およびオンライン商取引、電子メール、オンライン・チャット、およびインターネット一般のますますの普及とともに、通信のこの革新技術的な様式にアクセスする要求が急速に高まっている。一部のユーザは、インターネットや電子メールなしの生活を想像することができず、一部は、オンラインで食品雑貨類を購入することができない生活を想像することができない。情報ハイウェイに接続されていることが常に望まれることで、信頼できる高速で便利なネットワーク接続の要求が高まっている。
【0004】
現行の技術を使用する人は誰でも何らかの時点でネットワークを扱っている。ユーザが、1つのサーバ上でファイルやデータを共用するローカル・ネットワークに接続されているのが職場における一般的なスキームである。会社は、従業員が、セッション時間制限、特定のポイント・ツー・ポイント・ロケーションの使用などの会社のポリシーを反映するネットワーク接続ツールを使用することを望む。しかし、会社は、通常、外部プロバイダからネットワーク・アクセス・ツールを獲得する。このネットワーク・アクセス・ツールは、会社の選好に合わせてカスタマイズされておらず、したがって、会社が、独自のネットワーク接続プロパティを選択する際の柔軟性を相当に小さくしている。
【0005】
(発明の概要)
本発明の一態様によれば、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理する方法が提供される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係があるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースが生成される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報は、この複数の入力インターフェースを介して受け取られる。カスタマイズ情報は、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションは、このプロファイルを利用して自動的に生成され、少なくとも1名の受け手に配布される。
【0006】
本発明の他の特徴は、添付の図面、および以下の詳細な説明から明白となるであろう。
【0007】
本発明を例として、限定としてではなく添付の図面の図で示す。図面では、同じ符号が、同じ要素を示す。
【0008】
(詳細な説明)
本発明を、特定の構造および特定の方法を含む様々な実施形態を使用して、以下に説明するが、本明細書で説明する本発明の原理を逸脱することなく、代替の構造および代替の方法を含む実施形態も使用することができる。
【0009】
一般に、以下に説明する実施形態は、所与の顧客のニーズを満たすネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)の集中カスタマイズを容易にするシステムおよび方法を特徴とする。本発明の好ましい実施形態は、集中ネットワーク・ダイヤラ・カスタマイズ・システムを特に扱う。
【0010】
ネットワーク関連技術
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明が依拠する概念のいくつかについて述べることが役立つであろう。本発明の一実施形態の構成要素はコンピュータ・サーバである。サーバは、クライアントと呼ばれる他のプログラムに何らかのサービスを提供するコンピュータ・プログラムである。クライアントとサーバは、ネットワークを介して送られるメッセージで通信し、何からのプロトコル(すなわち、どのようにデータを伝送するかを記述する1組の形式的規則)を使用して、クライアントの要求および/または応答、ならびにサーバの応答および/または要求を符号化する。サーバは、クライアントの要求および/または応答が着信するのを待って継続的に実行されるか、またはいくつかの特定のサーバを制御する何らかのより高いレベルの継続的に実行されるサーバによって起動される。クライアント−サーバ間の通信は、顧客(クライアント)が注文用紙で注文(要求)を仕入先(サーバ)に送り、仕入先(サーバ)が品物および納品伝票(応答)を発送すると同様である。注文用紙および納品伝票は、この場合、通信するのに使用されるプロトコルの一部である。
【0011】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、C++言語で書かれたソフトウェア構造の集合であるMicrosoft Foundation Class(MFC)であり、これは、Microsoft Windows(登録商標)ベースのクラスであり、メッセージに応答し、ウインドウを作成し、アプリケーション特有のクラスを導出することができる。また、本発明は、Remote Access Service(RAS)APIも利用する。RAS APIは、ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)接続を実施するアプリケーションと基礎のハードウェアの間の抽象層を設ける。RASは、ユーザが、モデム、X.25接続、またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)リンクを使用してNTベースのローカル・エリア・ネットワーク(LAN)にログインすることができるようにするWindows NTに組み込まれた機能である。RASは、TCP/IP、IPX,およびNetbeuiを含むいくつかの主要なネットワーク・プロトコルを使用して動作する。
【0012】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、PPTPフォーラムとして知られるMicrosoft Corporation、U.S.Robotics、およびいくつかの遠隔アクセス・ベンダ会社によって共同開発された仮想プライベート・ネットワーク(VPN)を作成するための新しい技術であるポイント・ツー・ポイント・トンネル・プロトコル(PPTP)である。VPNは、公共のインターネットを使用して処理ロケーションをネットワーク化するコンピュータの仮想ネットワークである。インターネットは、基本的にオープンなネットワークであるため、PPTPは、あるVPNノードから別のVPNノードに伝送されるメッセージが、セキュアであるのを確実にするために使用される。
【0013】
本発明の一実施形態のさらに別の構成要素が、Windowsオペレーティング・システムを実行するパーソナル・コンピュータを電話サービスに接続するためのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)である電話アプリケーション・プログラミング・インターフェース(TAPI)である。TAPIは、Microsoft CorporationとIntel Corporationによる共同開発の結果として1993年に導入された。この標準は、個々のコンピュータによる接続、および多数のコンピュータにサービスを提供するローカル・エリア・ネットワーク(LAN)接続をサポートする。各接続タイプの中で、TAPIは、単純なコール制御のための標準、およびコール内容を操作するための標準を定義する。
【0014】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)である。ISPは、インターネットにアクセスを提供するサービスである。月額料金で、サービス・プロバイダは、ソフトウェア・パッケージ、ユーザ名、パスワード、およびインターネット・アクセス電話番号を顧客に供与する。これにより、モデム(例えば、ダイヤル呼出し、DSL、ISDN、または無線の)を備えた顧客が、インターネットにログオンし、World Wide Web(WWW)およびUSENETをブラウズし、電子メールの送信および受信を行い、また特定のネットワークにアクセスすることができる。個人にサービスを提供することに加え、ISPは、大きい会社にもサービスを提供し、会社のネットワークからインターネットへの直接接続を提供する。ISP自体は、ネットワーク・アクセス・ポイント(NAP)を介して互いに接続されている。NAPは、ISPが、ピア構成で互いに接続することができる公共ネットワーク交換施設である。NAPは、NAP内部の接続により、トラフィックがどのように経路指定されるかが決まるため、インターネット・バックボーンの重要な構成要素である。また、NAPはほとんどのインターネット輻輳のポイントでもある。
【0015】
ISPは、一般に、顧客が、ローカル・コールを行うことによってインターネット・アクセスを得るようにするため、複数のポイント・オブ・プレゼンス・ゲートウェイ(POP)を提供する。POP(point−of−presence)は、電話番号に関連するインターネットへのアクセス・ポイントである。そのようなPOPを介して確立された接続により、確立された接続を利用してインターネットにアクセスするマシンに固有のIPアドレスが割り当てられるようになる。ISPが有するPOPの数、および加入者の数が、通常、ISPのサイズと成長速度の目安として使用される。
【0016】
本発明の一実施形態のさらに別の構成要素がサーブレットである。サーブレットは、Webサーバ上またはアプリケーション・サーバ上で実行され、サーバ側で処理を行い、通常、データベースにアクセスするJava(登録商標)アプリケーションである。サーブレットは、インターネット・サーバが、外部プログラムを実行して特定の機能を行うことができるようにする、通常、CまたはPERLで書かれた、コモン・ゲートウェイ・インターフェース(CGI)スクリプトの代わりとなるJavaベースのインターフェース・プログラムである。サーブレットとCGIスクリプトの最も重要な違いは、Javaサーブレットが持続することである。これは、Javaサーブレットが開始されると、メモリの中に留まり、複数の要求を満たすことができることを意味する。これに対して、CGIスクリプトは要求を満たした後消滅する。
【0017】
アーキテクチャ
以上の概念に留意して、本発明のシステム・アーキテクチャの実施形態を検討することができる。一実施形態では、本発明は、カスタマイズ・システム10とユーザがネットワークに接続できるようにするエンド・ユーザ・ツールを含む。図1Aは、Webサーバ100、データベース・サーバ105、ビルド・サーバ110、および更新サーバ113を含む例としてのカスタマイズ・システム10を示している。Webサーバ100は、電話帳生成の更新およびカスタマイズを担う電話帳生成ツール115、およびダイヤラ・アプリケーション(以降、「ダイヤラ」)のカスタマイズを担うカスタマイズ・ツール120を含む。本発明の例としての実施形態は、カスタマイズされたダイヤラの生成、配布、および更新を説明するが、ダイヤラは、クライアント・コンピュータとサーバ・コンピュータの間で、またはネットワーク内のピア・コンピュータ間で接続を確立する目的を有する接続アプリケーションの例に過ぎないことを理解されたい。したがって、本発明は、公衆交換電話網(PSTN)を介するダイヤル接続を確立するためのアプリケーションの生成、配布、および更新に限定されるものと解釈されるべきではなく、ネットワークを介して結合されたマシン間で接続を確立するように動作するあらゆるカスタマイズされた接続アプリケーションの生成、配布、および更新を範囲に含む。
【0018】
データベース・サーバ105は、顧客データベース125、電話帳データベース130、プロファイル・データベース135、電話帳カスタマイズ・データベース140、および顧客電話帳データベース145を含む。データベースは、サーバ・マシンに記憶されずに、必要なときにサーバ・マシンにデータベースのデータがアップロードされるてもよいことが理解されるであろう。
【0019】
図1Bは、本発明の例としての実施形態による電話帳生成ツール115およびカスタマイズ・ツール120によってアクセスされ、保持されるデータ・モデルのドメインを表す図である。具体的には、データ・モデルが、顧客データベース125、電話帳データベース130、およびプロファイル・データベース135の1次構成要素を含むのが示されている。また、データ・モデルが、以下でさらに詳細に説明するアクセス・ポイント・データベース136および価格設定データベース137を含むのも示されている。
【0020】
方法
カスタマイズされたダイヤラを生成し、配布する本発明の例としての実施形態による方法190の詳細を表す流れ図を図2で示している。200で、カスタマイズが行われ、この間、一実施形態では、Webサーバ100によって生成された一連のWebページを利用する顧客が、顧客のニーズを組み込むダイヤラのカスタマイズに関する情報(またはパラメータ)を指定する。図2の205で、顧客が、カスタマイズ・プロセスを完了した時点で、実行可能ファイルの生成が行われる。実行可能ファイルは、以下で説明するビルド・サーバ110によって生成される。210で、エンド・ユーザへの、またはエンド・ユーザに実行可能ファイルの配布を行うディストリビュータへの実行可能ファイルの配布が行われる。方法190の前述したバックエンド・プロセスを以下に詳細に説明する。
【0021】
方法:カスタマイズ・ツール120によるカスタマイズ
一例としての実施形態では、カスタマイズ・ツール120は、HTML、JavaScript、およびJavaServletを利用して開発されたWebアプリケーションである。
【0022】
カスタマイズ・ツール120は、システム10の顧客に、顧客のニーズを組み込んだカスタマイズされたダイヤラを構築するプロセスにおいて顧客を誘導する一連のWebページを提示する。カスタマイズ・ツール120によって実施されたカスタマイズ・プロセスの出力は、ネットワーク接続アプリケーションのカスタマイズを定義する「プロファイル」である。カスタマイズ・プロセスを利用して、顧客は、プロファイルとしてそれぞれが記述される複数のカスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)を決めることができる。
【0023】
カスタマイズ・ツール120に実施されるカスタマイズ・プロセス200の例としての実施形態を図3Aおよび図3Bを参照して説明する。顧客が、カスタマイズ・システム10のシステムにログオンすると、顧客に、顧客の選好を指定するカスタマイズ情報を容易に入力させるWebサーバ100によって生成された一連のWebページが提示される。図4で例を示した第1のカスタマイズ・ページ301が、300で生成され、提示される。ページ301は、すべてのカスタマイズ情報が記憶される際の顧客アカウント名を選択するよう顧客に促す。アカウント番号を表すパートナ・コードが、顧客ログイン・プロセスの後、自動的に表示されるようにしてもよい。より具体的には、ページ301は、1次顧客の「チャネル」顧客としてだけ利用される。選択された顧客アカウント名は、顧客ダイヤラが生成されるべきチャネル顧客の符号化された名前であり、カスタマイズ・システム10は、関係のある顧客アカウント名の下でプロセス200中に入力されたすべてのカスタマイズ情報を記憶する。
【0024】
305で、図5で例を示した第2のWebページ302が、顧客に提示され、顧客は、新しいプロファイルを作成するオプション、または既存のプロファイルを編集するオプションのどちらかを選ぶように促される。
【0025】
プロファイルは、カスタマイズ・システム10が、システム10の顧客に、ディストリビュータに、または顧客のエンド・ユーザに直接に配布可能である完成した自己インストールするパッケージを作成するのに必要とされるすべてのファイルから成る。顧客は、ダイヤラ・プロファイルに何を含めるかに応じて、サービスまたは組織の特定を最大化または最小化することができる。例えば、以下に詳細に説明する次の特徴をダイヤラ・プロファイルに含めることができる。すなわち、カスタム企業ロゴ、接続アクション、アクセス・ポイント(POP)の追加および除去、価格設定である。
【0026】
顧客には、図6で例を示した第3のWebページ303が、310で提示されて、デフォルトの認証ドメインを入力するオプションが顧客に与えられ、これにより、エンド・ユーザが、ドメイン名を指定することなしに、ネットワークに接続されるためにエンド・ユーザ名およびパスワードだけを入力することができるようになる。第3のWebページ303において、顧客に、バックアップ・ドメイン・ネーム・システム(DNS)サーバIPアドレスを要求するようにしてもよい。バックアップDNSサーバは、エンド・ユーザがダイヤルインしたポイント・オブ・プレゼンス(POP)が、IPアドレスを自動的に割り当てない場合に使用することができる。本発明の一実施形態では、電話帳データベース130の中のすべてのPOPがダイナミックDNSアドレス指定を有する。顧客は、エンド・ユーザがシステムにログインするたびに毎回、パスワードを入力するのを回避するため、自らのパスワードを保存するオプションを有することを望むかどうかを指定することができる。
【0027】
また、第3のWebページ303は、ダイヤラが、エンド・ユーザによって起動されたとき、価格を各ダイヤルイン番号の隣に表示するかどうかを指定するように顧客に促す。また、顧客は、特定の通貨で価格を表示することを所望することもある。本発明の一実施形態によれば、顧客は、ダイヤラが、エンド・ユーザの地理的場所に適切な通貨で価格設定を表示するために交換レートを入力することができる。
【0028】
電話帳更新が、ダイヤラを介してネットワーク接続が確立されると、エンド・ユーザのマシンにアップロードされる。顧客は、第3のWebページ303を介して、エンド・ユーザが自動の電話帳更新の代わりに手動の電話帳更新を選択するのを望むかどうかを指定することができる。
【0029】
一部の顧客は、エンド・ユーザのネットワーク接続セッションを制限することを望むことがある。第3のWebページ303により、顧客は、自らが、エンド・ユーザを有することを望む最大接続時間を指定することができる。一実施形態では、無制限のオプションを顧客の選択に供することが可能である。
【0030】
本発明の一実施形態では、ダイヤラは、デフォルトのショートカット名でエンド・ユーザのマシンにインストールされる。第3のWebページ303を介して、顧客は、独自のショートカット名、例えば、会社の名前を指定することができる。
【0031】
第3のWebページ303で表示されたオプションの選択が行われると、315で、顧客に、図7Aで例を示した第4のWebページ304が提示され、顧客が、エンド・ユーザに配布されるダイヤラ・アプリケーションに個別設置されたロゴを追加できるようになる。
【0032】
図7Bは、ダイヤラが起動されたときダイヤラによって生成される、選択されたロゴをエンド・ユーザに表示する例としてのエンド・ユーザ・インターフェース702を示している。
【0033】
一実施形態では、320で、顧客に、図8で例を示した第4のWebページ800が提示され、顧客が、ダイヤラ接続アクションを指定することができるようになる。ダイヤラ接続アクションは、エンド・ユーザが、カスタマイズされたダイヤラを利用してインターネットに接続したときに様々な時点で実行されることが可能な追加のプログラムである。例えば、接続アクションは、エンド・ユーザがインターネットに接続した後のVPN接続の自動確立である。本発明の一実施形態によれば、顧客は、エンド・ユーザの接続プロセス中、6つの異なる時点で実行される接続アクションを指定することができる。このアクションは、接続が確立された後に実行されるべきプログラムを指定するPostConnetアクション、ネットワーク接続の確立の前に実行されるべきプログラムを指定するPreConnectアクション、ポイント・オブ・アクセス番号をダイヤル呼出しする直前に実行されるべきプログラムを指定するPreDialアクション、誤りが生じた場合に実行されるべきプログラムを指定するOnErrorアクション、エンド・ユーザが、接続セッションをキャンセルすることを決めたときに実行されるべきプログラムを指定するOnCancelアクション、およびエンド・ユーザが、インターネットから接続解除したときに実行されるべきプログラムを指定するDisconnectアクションであることが可能である。
【0034】
図8のボックス810で、顧客に、ダイヤラ・プロファイルに追加されるべき前述したリストからのアクション・タイプを選択するよう、ドロップダウン・メニューが提示される。記述ボックス815により、顧客は、実行されることを望むプログラムの短い記述を入力することができる。ボックス820で、顧客は、接続アクションが実行されるべき順序を指定することができる。接続アクションが非同期である場合、または1つのアクションだけが存在する場合、実行の順序は重要でない。ボックス825で、顧客は、特定の接続アクションにおいて立ち上げられるべきプログラムの名前を指定することができる。顧客には、そのプログラムの正確な名前を指定するようにブラウズ機能が提供される。顧客は、コマンド・ライン・パラメータを含め、プログラムを実行するのに必要なパラメータをボックス830で指定することができる。ボックス835で、顧客は、プログラムが、ダイヤラとともにエンド・ユーザのマシンにロードされなくてもよいことを指定することができる。一実施形態では、特定の接続アクションにおいて実行される必要があるプログラムが、エンド・ユーザのマシンに既にインストールされていることが可能である。一実施形態では、顧客は、840で、同時に(非同期モード)、または順々に(同期)実行されるべき一連の接続アクションを選択することができる。プログラムが同期モードで実行されている場合、1つのプログラムの実行が完全に終了してからでないと、次のプログラムを同期モードで立ち上げることができない。一実施形態では、プログラムの1つを実行している最中に誤りが生じた場合、そのプログラムの後に実行されるべき接続アクションを立ち上げることができない。ボックス845で、顧客は、接続アクションが実行されるべき先のPOPを特定することができる。一実施形態では、顧客には、追加の接続アクションを作成する、または既存の接続アクションを削除するオプションが提供される。
【0035】
本発明の一実施形態では、カスタマイズされたダイヤラは、正常な接続が確立された後、MicrosoftのVPN(PPTP)を立ち上げるように構成することができる。PPTPサポートをカスタマイズされたダイヤラに組み込み、追加のクライアント・ソフトウェアを全く必要としないようにすることが可能である。
【0036】
図3Aの325で、顧客は、図9で例を示した第6のWebページ900を利用して電話帳データベース130の中に記憶された電話帳にPOPを追加することができる。一実施形態では、カスタマイズ・センタ10の電話帳に追加されるべきPOPのリストをテキスト・エディタを介して作成することが可能である。追加されるべき各POPは、次のパラメータによって識別することができる。すなわち、2文字コードで表現することができる国コード、POPの地域識別番号または州識別番号、POPが所在する都市、POPの電話番号のエリア・コード、POPのエリア・コードなしの電話番号、POPによってサポートされる最大アナログ速度、追加されるべきPOPに関して1チャネルのISDNが利用可能であるか、2チャネルのISDNが利用可能であるか、またはISDNが全く利用可能でないかの識別、パスワード認証プロトコル(PAP)が利用できるかどうかの識別、チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル(CHAP)が利用可能であるかどうかの識別、そのPOPの利用で課金される価格、認証要求を経路指定するために使用されるプレフィックス、認証要求を経路指定するために使用されるサフィックス、一連のコマンドを含むファイルのスクリプト名、そのPOPを介して接続を確立するのに必要とされるパラメータおよび表現である。
【0037】
図3Aの330で、顧客に関連する価格設定プランに従って顧客にとって有効な電話帳のリストをツール120が提示する。電話帳のリストは、図10で例を示したWebページ1000のドロップダウン・メニューを介して提示することができる。この電話帳は、価格設定プランに関連するフィルタリング値に従ってフィルタリングされたPOPを除外して(図15のブロック1540を参照)、サービス・プロバイダ・ネットワークにおけるすべてのPOPを含む。顧客は、カスタム・フィルタリング規則と価格設定規則を電話帳に適用して自らのカスタマイズされた電話帳を得ることができる。一部のプランの場合、ツール120は、値上げ(markup)を含む電話帳を生成することができる。図10で示した例としてのWebページ1000は、そのような値上げの例を示す。335で、顧客に、図11で例を示した第8のWebページ1102が提示され、このWebページ1102を介して顧客は、様々なPOPに関するフィルタ規則を指定することができる。ボックス1100で、顧客に、エンド・ユーザに提示されるPOPのリストをフィルタリングする際に使用することができる属性のリストが提示される。一実施形態では、フィルタ規則は、Structures Query Language(SQL)のwhere節である。フィルタリング規則は、国コード、POPの地域識別または州識別、POPが所在する都市、エリア・コードなしのPOPの電話番号、そのPOPによってサポートされる最大アナログ速度、POPの価格、追加されるPOPに関して、1チャネルのISDNが利用可能であるか、2チャネルのISDNが利用可能であるか、あるいはISDNが全く利用可能でないかの識別を含むが、以上には限定されない属性のリストを利用して生成することができる。例えば、ロシア連邦に所在するすべてのPOPをフィルタリングするため、フィルタ規則を、次のとおり指定することができる。すなわち、国コード=「RU」、ただし、「RU」は、ロシア連邦を表す2文字コードである。
【0038】
340で、カスタマイズ・システム電話帳の中のPOPの価格に適用される価格設定規則を顧客が指定することができるようにする図12に例を示した第9のWebページ1200が顧客に提示される。本発明の一実施形態によれば、次の2つのタイプの価格設定規則を顧客が利用できることが可能である。すなわち、値上げパーセントまたはスラブの価格設定。値上げパーセントの価格設定が選択された場合、システム10は、カスタマイズ・システム電話帳の中でリストされたPOP価格に指定された値上げパーセンテージを適用する。スラブ価格設定は、顧客によって指定された価格設定公式をカスタマイズ・システム電話帳の中のリストされた価格に適用する。例えば、顧客は、リストされた価格が、顧客によって指定された価格範囲内にある場合、ある特定の量が、リストされたPOPに加えられるべきことを指定し、またリストされる価格が、顧客によって指定された範囲外にある場合、異なる量が加えられるべきことを指定することができる。一実施形態では、顧客は、電話帳の中で現在リストされているPOP、および将来、電話帳に加えられることになるPOPに関して、異なる規則を指定することもできる。本発明の別の実施形態では、顧客は、異なる国に関して異なる価格設定規則を指定することができる。
【0039】
図3Bの345で、顧客によって行われたカスタマイズ・プロセスの詳細を示す図13で例を示したレビューWebページ1300が、顧客に提示される。顧客は、その詳細で満足でない場合、ダイヤラ・プロファイルを編集してカスタマイズに所望の変更を行うことができる。顧客は、そのダイヤラ・プロファイルで満足である場合、顧客によって指定されたカスタマイズ情報に従ってダイヤラを構築するため、ダイヤラ構築ボタン1302をクリックすることができる。顧客が、カスタマイズされたダイヤラを構築する要求を行うと、カスタマイズ情報がビルド・サーバ110に送られる。ビルド・サーバ110は、エンド・ユーザにカスタマイズされたダイヤラを介するインターネット・アクセスを提供するため、顧客に、指定されたディストリビュータに、または顧客のエンド・ユーザに直接に配布されることが可能な自己抽出(または自己インストール)実行可能ファイルを生成する。本発明の一実施形態では、ダイヤラを利用してエンド・ユーザがシステム10に接続すると、ビルド・サーバ110が、新しいファイルを動的に追加し、各ファイルに関連するバージョン番号を利用して古くなったファイルを除去し、古くなったエンド・ユーザのダイヤラ・ファイルの代わりとなる自己抽出実行可能ファイルを動的に生成する。この更新プロセスを以下により詳細に説明する。
【0040】
350で、顧客に、図14で例を示したダウンロードWebページ1400が提示される。Webページ1400は、カスタマイズされたダイヤラをエンド・ユーザに発行するのに必要なファイルのリストを含む。一実施形態では、そのファイルは、ビルド・サーバ110によって生成された実行可能インストール・ファイル、カスタマイズされた電話帳の中のすべてのPOPを含む電話帳ファイル、Perlスクリプトを含むzip電話帳ファイル、および各国に関してより小さいHTMLファイルを生成するのに必要なデータ・ファイル、CSV形式およびASCII形式の電話帳を含む電話帳ファイル、ならびにMacintoshダイヤラに適合する形式のMacintosh電話帳ファイルである。
【0041】
一実施形態では、カスタマイズ・システム10は、「A Method and System to Facilitate Financial Settlement of Service Access Between Multiple Parties」という名称の同時係属出願09/791239で詳細に説明した決済システムによって保持される価格設定データおよびアクセス・ポイント・データを利用する。決済システムによって保持される価格設定データは特定の価格設定プランに従ってPOPの価格設定を行う方法を指定する。カスタマイズ・システム10は、一実施形態では、顧客の契約を取り出し、取り出された顧客の価格設定プランに関して利用可能な電話帳のリストを取り出す。
【0042】
一実施形態では、顧客は、接続がアイドルであると判定される場合の接続の終了に関する規則を指定することができる。接続を終了する決定は、終了までアイドルな接続が許容される指定された時間、接続が終了されるまで許容される最小データ転送速度(これを使用して、現実のエンド・ユーザの活動を表さないある背景トラフィックを見越すことができる)、接続が終了されるまで、エンド・ユーザが接続を更新する対話ボックスに応答するのに許容される時間に依存することが可能である。一実施形態では、前述した接続活動に関わらず、セッションの長さの絶対限度を設定することができる。
【0043】
本発明の一実施形態では、顧客は、外部言語リソースおよびヘルプ・ファイルの使用を介して外国の言語をサポートするのにカスタマイズされたダイヤラを必要とする。一実施形態では、実行時に、カスタマイズされたダイヤラは、エンド・ユーザのマシンにインストールされたオペレーティング・システムの言語を判別し、エンド・ユーザのマシンに記憶された関連する言語リソースおよびヘルプ・ファイルをロードすることができる。外部ファイルが見つからない場合、カスタマイズされたダイヤラは、デフォルトの言語、すなわち、英語を使用することができる。
【0044】
一実施形態では、エンド・ユーザのシステムにローカルで記憶されたエンド・ユーザ・パスワード、VPNパスワード、コーリング・カードPINなどのセキュリティ情報を、当技術分野で周知の標準の暗号化アルゴリズムを使用して暗号化することができる。
【0045】
前述したカスタマイズ・プロセスは、一連のWebページを利用して実施する必要はないことが理解されよう。一実施形態では、カスタマイズをソフトウェア・アプリケーションを介して行うことができ、またカスタマイズ情報は、ネットワークを介して集中カスタマイズ・ツールにアップロードすることができる。
【0046】
方法:更新
本発明の一実施形態では、カスタマイズ・ツール120は、各エンド・ユーザがネットワーク・アクセス・ポイントに接続すると、顧客によってエンド・ユーザに配布されたネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)の複数のコピーを自動的に更新する。代替の実施形態では、顧客によってエンド・ユーザに配布されたカスタマイズされたダイヤラの更新機能をエンド・ユーザが手動で起動する。更新プロセス中、クライアント・ダイヤラが更新サーバ113とコンタクトをとり、ファイルのリストおよびファイルの最新のバージョン番号を取り出す。ダイヤラは、ローカルで記憶されているファイルのリストをサーバ113から取り出されたリストと比較する。リストおよび/またはバージョン番号がマッチしない場合、ダイヤラは影響を受けたファイルを更新サーバ113から取り出す。本発明の一実施形態では、ダイヤラが実行されているときにダイヤラ・ファイルを更新するのが非効率的であることから、新しい構築実行可能ファイルおよびDLLファイルがクライアント・マシンにダウンロードされ、一時的ロケーションに記憶される。エンド・ユーザがダイヤラを終了すると、クライアント・マシン上のファイルがより新しい情報を含むファイルに更新される。
【0047】
一実施形態では、顧客は、例えば、すべての新しいPOPの試験が行われるまで、エンド・ユーザが最新の変更にアクセスを有することを望まないことがある。そのような場合、顧客は、別段、指示がない限り、ダイヤラを自動的に更新しないようにカスタマイズ・システム10に指示することができる。
【0048】
方法:電話帳生成
図15は、電話帳生成ツール115によって行われて、図16で示した電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180が生成される本発明の例としての実施形態による方法1500を示す流れ図である。一実施形態では、電話帳生成ツール115は、データベースを使用して電話帳データを記憶し、操作するJavaアプリケーションである。ツール115は、JDBCプロトコルを利用してデータベースと通信することができる。さらに、ツール115は、生成された電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180を発行のためにWebサーバ100上のファイル・システムに発行する。
【0049】
生成された電話帳ファイル175は、顧客のニーズに応じてカスタマイズすることができる(例えば、特定のPOPをフィルタリングする、または除去することができ、またPOPの価格設定のために規則を確立することができる)。
【0050】
電話帳管理システム(図示せず)が、現行の「オープン」電話帳バージョン番号を保持し、タグがこのバージョン番号とともに変わる。電話帳生成ツール115の各回の実行により、この電話帳バージョンが1づつ増加する。電話帳生成ツール115は、実行されたとき、現行の「オープン」電話帳バージョン番号を閉じ、新しい「オープン」電話帳バージョンを開く。電話帳データベースへのすべての後続の変更に、その新しい「オープン」電話帳バージョン番号でタグが付けられる。
【0051】
電話帳生成ツール115は、ツール115の最後の実行以来の電話帳データベースへの変更を判別し、電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180を生成する。
【0052】
次に、図15を参照してより詳細な説明を提供する。
【0053】
一実施形態では、電話帳生成ツール115は、電話帳の最後のバージョンが発行されて以来の電話帳データベース130への累積の変更を含むデルタ・ファイルを生成する。一実施形態では、デルタ・ファイルのサイズが電話帳全体のサイズの75%より大きい場合、デルタ・ファイルは生成されない。
【0054】
図15を参照すると、1510で、電話帳生成ツール115が次のオープン・バージョン電話帳番号を生成し、現行の電話帳バージョンを発行のために更新し、新しいオープン・バージョン電話帳を生成する。1520で、電話帳生成ツール115は、POPの完全なリストをサーバから取り出す。完全なPOPリストを取り出すと、電話帳生成ツール115は、1530で、最新のカスタマイズされた電話帳を取り出す。POPのリストにデフォルトのフィルタ(例えば、顧客のローカル・フィルタ)を適用することが1540で行われる。1550で、電話帳生成ツール115は、顧客によって指定されたフィルタをPOPのリストに適用する(例えば、利用可能なPOPから除外することを顧客が特に要求した一部の国を除去する)。1560で、電話帳生成ツール115は、特定のPOPに関する価格設定プランが変更されているかどうかを判定する。肯定的である場合、POPのリストに必要な訂正が行われる。一部の場合では、顧客は、例えば、顧客によって指定された限度より価格が高いPOPを除去する独自の価格設定規則を指定することができる。この顧客価格設定規則が1570で適用される。前述した規則が適用されると、電話帳生成ツール115は、1580で新しいPOP、変更されたPOP、および削除されたPOPを判別する。1590で、新しいPOPリストが、新しいオープン・バージョン電話帳番号を伴う完全な電話帳ツリーにプリントされ、ボックス1595で、デルタ・ファイル180がデルタ・ファイル・ツリーにプリントされる。一実施形態では、電話帳ツリーおよびデルタ・ツリーは、Webサーバ100において記憶される。
【0055】
すべてのファイルは、前述したより効率的な更新プロセスを容易にするためにバージョン番号に関連付けられている。
【0056】
電話帳生成ツール115が、図1Bで示すアクセス・ポイントおよび価格設定データベース136および137において保持される「価格設定」データおよび「アクセス・ポイント」データを利用する。価格設定データは、すべてのアクセス・ポイントに関する買い値および売り値を含む。アクセス・ポイントに関する売り値は、いくつかの他の価格設定パラメータとの組み合わせで、「価格設定プラン」を構成する。電話帳データベース130の中でレコードが保持されている各電話帳が、関連する価格設定プランを有する。アクセス・ポイント情報は、すべてのPOP関連情報を含む。アクセス・ポイント情報が変更されたとき、このデータに、最新の「オープン」バージョン番号でタグが付けられる。
【0057】
方法:顧客のエンド・ユーザによるカスタマイズ
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、図16のクライアント・マシン101上のダイヤラ150の形態で、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを起動する。図17は、ダイヤラ150が起動されたとき、エンド・ユーザに提示される一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラ150のメイン対話ボックス1700を示している。ダイヤル呼出し接続を確立するため、エンド・ユーザは、ボックス1710で自らに提示されたすべての利用可能なアクセス・ポイントのリストから、あるアクセス・ポイントを選択することができる。ほとんどが長距離コールであろうが、利用可能なアクセス・ポイントのリストの一部を表示しないようにするため、エンド・ユーザは、ボックス1720で、自身の所在場所を入力することができる。カスタマイズされたダイヤラ150は、本発明の一実施形態では、エンド・ユーザの所在場所に基づいてアクセス・ポイントのリストをフィルタリングして、最も近いアクセス・ポイントだけをボックス1710の中で表示する。アクセス・ポイントを選択すると、エンド・ユーザは、選択されたアクセス・ポイントを介してネットワーク接続を確立するようにカスタマイズされたダイヤラ150に指示するため、接続ボタン1715をクリックすることができる。本発明の一実施形態では、ボックス1710の中で表示されるアクセス・ポイントを都市名で分類することができる。あるいは、エンド・ユーザは、対応する列の見出しをクリックすることにより、電話番号、接続速度、または価格でアクセス・ポイントを分類することができる。例えば、価格で分類するため、エンド・ユーザは、ボックス1725をクリックすることができる。
【0058】
エンド・ユーザは、遠隔ネットワーク接続を確立する際、カスタマイズされたダイヤラ150によって使用されるダイヤル呼出し設定を指定することができる。図18は、エンド・ユーザに提示される例としてのダイヤル特性の対話ボックス1800を示している。構内交換機(PBX)を使用する施設(例えば、いくつかの外部回線をユーザが共用する私設電話網)は、通常、外部回線を得るのにアクセス・コードを要求する。したがって、ボックス1810で、エンド・ユーザは、外部回線コードを入力するように促される。一部の電話回線は、キャッチホン機能を有するようにセットアップされており、この機能は、一実施形態では、データ接続を確立するのに先立ってディセーブルにする必要がある可能性がある。エンド・ユーザは、ボックス1815で、キャッチホン機能をディセーブルにするためにダイヤルする電話番号を入力することができる。ボックス1820で、エンド・ユーザは、エンド・ユーザがダイヤル呼出しを行う発信元の国コードおよびエリア・コードを入力することができる。この情報はカスタマイズされたダイヤラ150によって、エンド・ユーザによって選択されたアクセス・ポイントを介してネットワーク接続を確立するのにエリア・コード、国コード、またはアクセス・コードがダイヤルされる必要があるかどうかを判定するのに使用される。一実施形態では、チェック・ボックス1825に、エンド・ユーザによってチェックが入れられ、選択された番号が、自動的にローカル番号としてダイヤルされる。エンド・ユーザによって選択されたアクセス・ポイント番号にダイヤルする際、使用されるコーリング・カード情報をボックス1830に入力することが可能である。各コーリング・カードは、名前、アクセス番号、PIN、ダイヤル呼出し規則によって定義することができる。
【0059】
カスタマイズされたダイヤラ150が、インターネットと接続を確立するため、ユーザ名、ドメイン、およびパスワードなどのエンド・ユーザの情報が利用可能でなければならない。図19に示したエンド・ユーザ情報の対話ボックス1900が、そのような情報をエンド・ユーザに要求する。一実施形態では、エンド・ユーザ情報の対話ボックス1900は、エンド・ユーザが、すべての必要とされるエンド・ユーザ情報を提供せずにアクセス・ポイントにダイヤルした場合、自動的に表示される。
【0060】
図20に示した設定対話ボックス2000により、エンド・ユーザは、本発明の一実施形態では、遠隔接続を確立する際に使用される設定を指定することができる。エンド・ユーザは、ボックス2010で、初回のダイヤル呼出しの試行でネットワーク接続を確立することができなかった場合、カスタマイズされたダイヤラ150によって行われるべき再ダイヤルの試行の回数を指定することができる。あるいは、ボックス2015で、エンド・ユーザは、再ダイヤルを行うまでの接続を確立する試行の継続時間を指定することができる。例えば、エンド・ユーザは、接続が90秒以内に確立されなかった場合、カスタマイズされたダイヤラ150が、同じアクセス・ポイント番号に、または異なるアクセス・ポイント番号に再ダイヤルするのを所望する可能性がある。ダイヤル呼出し接続のために使用するデバイスに依存して、カスタマイズされたダイヤラ150の特定の機能を起動する必要があることがあり、したがって、エンド・ユーザは、自らがドロップダウン・メニュー2020から選択することができるダイヤル呼出しデバイスを指定することができる。
【0061】
一実施形態では、エンド・ユーザは、ネットワーク接続が確立されると、チェック・ボックス2025によって電話帳の自動更新のオプションを選択することができる。これにより、エンド・ユーザが、次回、カスタマイズされたダイヤラ150を起動したとき、最新のネットワーク・アクセス番号が使用されることが確実になる。エンド・ユーザ・チェック・ボックス2030によってイネーブルにされたとき、「スマート再ダイヤル」オプションが、第1のネットワーク・アクセス番号を使用してダイヤル呼出しの試行が失敗したとき、カスタマイズされたダイヤラ150が、同じ都市における別の番号をダイヤルするように導く。一実施形態では、エンド・ユーザは、ネットワーク接続が確立されたとき、特定のアプリケーション、例えば、Internet Explorer(商標)(Microsoft Corporation)などのWebブラウザを実行することを望むことがある。所望のアプリケーションを手動で開く代わりに、エンド・ユーザは、図20で示した追加ボタン2040、変更ボタン2045、および削除ボタン2050を利用してソフトウェア・アプリケーションをボックス2035に追加することにより、ネットワーク接続が確立されたとき、指定されたアプリケーションを自動的に立ち上げるようにカスタマイズされたダイヤラ150を導くことができる。本発明の別の実施形態では、エンド・ユーザは、デフォルトWebブラウザ・ボックス2055にチェックを入れることにより、接続が確立されたとき、デフォルトのWebブラウザを立ち上げるオプションを選択することができる。
【0062】
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、最も頻繁に使用するアクセス・ポイントにブックマークを付けることができる。図21は、エンド・ユーザが、好みのネットワーク・アクセス・ポイントのリストを編集するために使用することができる例としての対話ボックス2100を示している。ウインドウ2110により、エンド・ユーザは、アクセス・ポイントの場所を入力することによってブックマークを追加することができる。図22は、エンド・ユーザが、好みのネットワーク・アクセス・ポイントのリストを変更するのに利用することができる例としての対話ボックス2200を示している。ウインドウ2220により、エンド・ユーザは、ブックマークのプロパティを変更する変更オプション2225、およびブックマークをリストから除去する削除オプション2230を提供することによってブックマークのリストを変更できるようになる。
【0063】
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、ヘルプ・ボタンをクリックすることにより、前述したあらゆる対話ボックスからオンライン・ヘルプ機能にアクセスすることができる。
【0064】
エンド・ユーザが、カスタマイズされたダイヤラ150を終了したとき、一部の設定をクライアント・マシン101上の構成ファイルの中に保存することができる。保存される設定は、ロケーション・フィルタ(国コード、州コード、都市コード、エリア・コード)、接続タイプ(モデム、ISDN)、選択されたアクセス・ポイント、ダイヤル呼出しプレフィックスを含むダイヤル・プロパティ、エンド・ユーザの所在場所およびコーリング・カード情報、エンド・ユーザの名前、ドメイン名、およびパスワードを含むエンド・ユーザ情報、再ダイヤル試行、再ダイヤル・タイムアウト、モデム・デバイスを含むモデム設定、電話帳更新の選択されたオプション、スマート再ダイヤル、ブックマーク、ならびに接続が確立された後に立ち上げるプログラムであるのが可能である。
【0065】
米国内のあるエリア・コードは、エリア・コード内でコールを行う場合、10/11桁のダイヤル呼出しを必要とする。このダイヤル呼出し要件は、非常に地域的であり、常に変化している。本発明の一実施形態では、10/11桁のダイヤル呼出しを必要とするすべてのエリア・コードを含むダイヤル呼出し規則ファイルが、カスタマイズされたダイヤラ150の配布と一緒にクライアント・マシン101にダウンロードされる。
【0066】
図23は、本発明のそれぞれ例としての実施形態によるネットワーク接続アプリケーションによってサポートされる3つの例のアクセス方法の3つの例のプロトコルおよびハードウェア構成要素を示す図である。具体的には、モデム・ダイヤル呼出しアクセス方法が2300で示され、無線ブロードバンド・アクセス方法が2302で示され、また有線ブロードバンド・アクセス方法が2304で示されている。前述したとおり、本発明は、モデム・ダイヤル呼出し接続を確立するためのダイヤラの生成、更新、および配布に限定されず、2つのマシン間でネットワーク接続を確立するためのネットワーク接続アプリケーションの生成、更新、および/または配布を行うための方法およびシステムを範囲に含む。
【0067】
以上の明細では、本発明を、本発明の特定の例としての実施形態に関連して説明してきた。ただし、頭記の特許請求の範囲で提示する本発明のより広汎な趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な変更および改変をこの特定の例としての実施形態に加えることができるのが明白であろう。したがって、本明細書および図面は、限定するものではなく、例示するものと見なされるべきである。
【0068】
コンピュータ・システム
図24は、前述した方法のいずれか1つを実施するための、一連のマシン可読命令の形態でのソフトウェアを内部で実行することができるコンピュータ・システム2400の形態のマシンを示す図である。コンピュータ・システム2400は、バス2408を介して通信するプロセッサ2402、メイン・メモリ2404、および静的メモリ2406を含む。コンピュータ・システム2400は、ビデオ表示ユニット2410(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)または陰極線管(CRT))をさらに含むのが示されている。また、コンピュータ・システム2400は、英数字入力デバイス2412(例えば、キーボード)、カーソル制御デバイス2414(例えば、マウス)、ディスク・ドライブ・ユニット2416、信号生成デバイス2418(例えば、スピーカ)、およびネットワーク・インターフェース・デバイス2420も含む。ディスク・ドライブ・ユニット2416は、前述した方法のいずれか1つを実現するソフトウェア2424が記憶されたマシン可読媒体2422を収容する。また、ソフトウェア2424は、メイン・メモリ2404内部および/またはプロセッサ2402内部に完全に、または少なくとも部分的に存在するのが示されている。さらに、ソフトウェア2424は、ネットワーク・インターフェース・デバイス2420によって伝送される、または受信されることも可能である。本明細書では、「マシン可読媒体」という用語は、コンピュータ・システム2400などのマシンによる実行のための、マシンが、本発明の方法を実施するようにさせる一連の命令を記憶する、または符号化することができるあらゆる媒体を含むものと理解されるものとする。「マシン可読媒体」という用語は、ソリッドステート・メモリ、光ディスクおよび磁気ディスク、および搬送波信号を含むが、以上には限定されないものと理解されるものとする。
【0069】
認知されている標準に適合するプログラミング言語で書かれている場合、ソフトウェア2424は、様々なハードウェア・プラットフォームで、また様々なオペレーティング・システムのインターフェースに関して実行することができる。さらに、本発明については、どのような特定のプログラミング言語をも参照して述べていない。本明細書で説明した本発明の教示を実施するのに様々なプログラミング言語を使用できることが理解されよう。さらに、当技術分野では、何らかの形態(例えば、プログラム、手続き、プロセス、アプリケーション、モジュール、論理...)のソフトウェアが、結果をもたらすアクションを行うものとして叙述するのが一般的である。そのような表現は、単にアクションを行う、または結果をもたらすことになるコンピュータ・システムN00のようなマシンによるソフトウェアの実行について述べることの省略表現である。
【0070】
図24の上記の説明は、本発明を実施するのに適したコンピュータ・ハードウェアおよびその他の動作構成要素の概要を提供するものであるが、適用可能な環境を限定するものではない。ハンドヘルド・デバイス、マルチプロセッサ・システム、マルチプロセッサ・ベースの家庭用電化製品またはプログラマブル家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ等を含め、図24で示した以外のコンピュータ・アーキテクチャおよびコンピュータ構成で本発明を実施できることが、当分野の技術者には即座に理解されよう。通常のコンピュータ・システムは、普通、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびメモリをプロセッサに結合するバスを含む。また、本発明を、タスクが、通信網を介してリンクされた遠隔処理デバイスによって行われる分散コンピューティング環境において実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施形態による集中カスタマイズ・システム・アーキテクチャを示す図である。
【図1B】本発明の一実施形態によるカスタマイズ・システムのカスタマイズ・ツールおよび電話帳生成ツールによって利用されるデータ・モデルのドメインを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による集中カスタマイズ・システムのバックエンドのオペレーションを示す流れ図である。
【図3A】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラを構成するカスタマイズ・プロセスを示す流れ図である。
【図3B】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラを構成するカスタマイズ・プロセスを示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施形態による顧客アカウントの選択を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態によるダイヤラ・プロファイルを作成または編集するために顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図6】本発明の一実施形態による基本設定の入力を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図7】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラにロゴを追加するのを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態によるダイヤラ接続アクションの指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるダイヤラ電話帳に顧客のPOPを追加するのを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図10】本発明の一実施形態によるダイヤラ電話帳の作成を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図11】本発明の一実施形態によるPOPフィルタ規則の指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図12】本発明の一実施形態による価格設定規則の指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図13】本発明の一実施形態によるカスタマイズされた情報の点検を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図14】本発明の一実施形態によるファイルのダウンロードを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図15】電話帳生成ツールによって行われる電話帳生成プロセスの詳細を示す流れ図である。
【図16】本発明の一実施形態によるシステム・アーキテクチャを示す図である。
【図17】本発明の一実施形態によるダイヤラのメイン対話ボックスを構成するクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図18】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ダイヤル・プロパティを指定することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図19】本発明の一実施形態によるエンド・ユーザにエンド・ユーザ情報の要求をするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図20】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ダイヤラの設定を指定することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図21】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ブックマークを追加すること、また変更することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図22】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ブックマークを追加すること、また変更することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図23】本発明の例としての実施形態によるネットワーク接続アプリケーションを利用して実施することができる様々なアクセス方法をサポートするのに利用することができるいくつかの例としてのプロトコルおよび/または構成要素を示す図である。
【図24】マシン可読媒体上に記憶された、マシンが本明細書で説明する方法のいずれかを実施するようにさせる一連の命令を実行するためのマシンを例としてコンピュータ・システムの形態で示す図である。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2000年8月2日出願の米国仮出願60/223454の特典を主張する。
【0002】
(発明の分野)
本発明は、遠隔ネットワーク接続の分野に関し、より詳細には、ネットワーク・ダイヤラ・アプリケーション・プロファイル(network dialer application profile)の集中カスタマイズに関する。
【0003】
(発明の背景)
最近10年の技術開発、およびオンライン商取引、電子メール、オンライン・チャット、およびインターネット一般のますますの普及とともに、通信のこの革新技術的な様式にアクセスする要求が急速に高まっている。一部のユーザは、インターネットや電子メールなしの生活を想像することができず、一部は、オンラインで食品雑貨類を購入することができない生活を想像することができない。情報ハイウェイに接続されていることが常に望まれることで、信頼できる高速で便利なネットワーク接続の要求が高まっている。
【0004】
現行の技術を使用する人は誰でも何らかの時点でネットワークを扱っている。ユーザが、1つのサーバ上でファイルやデータを共用するローカル・ネットワークに接続されているのが職場における一般的なスキームである。会社は、従業員が、セッション時間制限、特定のポイント・ツー・ポイント・ロケーションの使用などの会社のポリシーを反映するネットワーク接続ツールを使用することを望む。しかし、会社は、通常、外部プロバイダからネットワーク・アクセス・ツールを獲得する。このネットワーク・アクセス・ツールは、会社の選好に合わせてカスタマイズされておらず、したがって、会社が、独自のネットワーク接続プロパティを選択する際の柔軟性を相当に小さくしている。
【0005】
(発明の概要)
本発明の一態様によれば、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理する方法が提供される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係があるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースが生成される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報は、この複数の入力インターフェースを介して受け取られる。カスタマイズ情報は、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶される。カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションは、このプロファイルを利用して自動的に生成され、少なくとも1名の受け手に配布される。
【0006】
本発明の他の特徴は、添付の図面、および以下の詳細な説明から明白となるであろう。
【0007】
本発明を例として、限定としてではなく添付の図面の図で示す。図面では、同じ符号が、同じ要素を示す。
【0008】
(詳細な説明)
本発明を、特定の構造および特定の方法を含む様々な実施形態を使用して、以下に説明するが、本明細書で説明する本発明の原理を逸脱することなく、代替の構造および代替の方法を含む実施形態も使用することができる。
【0009】
一般に、以下に説明する実施形態は、所与の顧客のニーズを満たすネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)の集中カスタマイズを容易にするシステムおよび方法を特徴とする。本発明の好ましい実施形態は、集中ネットワーク・ダイヤラ・カスタマイズ・システムを特に扱う。
【0010】
ネットワーク関連技術
本発明の実施形態を詳細に説明する前に、本発明が依拠する概念のいくつかについて述べることが役立つであろう。本発明の一実施形態の構成要素はコンピュータ・サーバである。サーバは、クライアントと呼ばれる他のプログラムに何らかのサービスを提供するコンピュータ・プログラムである。クライアントとサーバは、ネットワークを介して送られるメッセージで通信し、何からのプロトコル(すなわち、どのようにデータを伝送するかを記述する1組の形式的規則)を使用して、クライアントの要求および/または応答、ならびにサーバの応答および/または要求を符号化する。サーバは、クライアントの要求および/または応答が着信するのを待って継続的に実行されるか、またはいくつかの特定のサーバを制御する何らかのより高いレベルの継続的に実行されるサーバによって起動される。クライアント−サーバ間の通信は、顧客(クライアント)が注文用紙で注文(要求)を仕入先(サーバ)に送り、仕入先(サーバ)が品物および納品伝票(応答)を発送すると同様である。注文用紙および納品伝票は、この場合、通信するのに使用されるプロトコルの一部である。
【0011】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、C++言語で書かれたソフトウェア構造の集合であるMicrosoft Foundation Class(MFC)であり、これは、Microsoft Windows(登録商標)ベースのクラスであり、メッセージに応答し、ウインドウを作成し、アプリケーション特有のクラスを導出することができる。また、本発明は、Remote Access Service(RAS)APIも利用する。RAS APIは、ポイント・ツー・ポイント・プロトコル(PPP)接続を実施するアプリケーションと基礎のハードウェアの間の抽象層を設ける。RASは、ユーザが、モデム、X.25接続、またはワイド・エリア・ネットワーク(WAN)リンクを使用してNTベースのローカル・エリア・ネットワーク(LAN)にログインすることができるようにするWindows NTに組み込まれた機能である。RASは、TCP/IP、IPX,およびNetbeuiを含むいくつかの主要なネットワーク・プロトコルを使用して動作する。
【0012】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、PPTPフォーラムとして知られるMicrosoft Corporation、U.S.Robotics、およびいくつかの遠隔アクセス・ベンダ会社によって共同開発された仮想プライベート・ネットワーク(VPN)を作成するための新しい技術であるポイント・ツー・ポイント・トンネル・プロトコル(PPTP)である。VPNは、公共のインターネットを使用して処理ロケーションをネットワーク化するコンピュータの仮想ネットワークである。インターネットは、基本的にオープンなネットワークであるため、PPTPは、あるVPNノードから別のVPNノードに伝送されるメッセージが、セキュアであるのを確実にするために使用される。
【0013】
本発明の一実施形態のさらに別の構成要素が、Windowsオペレーティング・システムを実行するパーソナル・コンピュータを電話サービスに接続するためのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)である電話アプリケーション・プログラミング・インターフェース(TAPI)である。TAPIは、Microsoft CorporationとIntel Corporationによる共同開発の結果として1993年に導入された。この標準は、個々のコンピュータによる接続、および多数のコンピュータにサービスを提供するローカル・エリア・ネットワーク(LAN)接続をサポートする。各接続タイプの中で、TAPIは、単純なコール制御のための標準、およびコール内容を操作するための標準を定義する。
【0014】
本発明の一実施形態の別の構成要素が、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)である。ISPは、インターネットにアクセスを提供するサービスである。月額料金で、サービス・プロバイダは、ソフトウェア・パッケージ、ユーザ名、パスワード、およびインターネット・アクセス電話番号を顧客に供与する。これにより、モデム(例えば、ダイヤル呼出し、DSL、ISDN、または無線の)を備えた顧客が、インターネットにログオンし、World Wide Web(WWW)およびUSENETをブラウズし、電子メールの送信および受信を行い、また特定のネットワークにアクセスすることができる。個人にサービスを提供することに加え、ISPは、大きい会社にもサービスを提供し、会社のネットワークからインターネットへの直接接続を提供する。ISP自体は、ネットワーク・アクセス・ポイント(NAP)を介して互いに接続されている。NAPは、ISPが、ピア構成で互いに接続することができる公共ネットワーク交換施設である。NAPは、NAP内部の接続により、トラフィックがどのように経路指定されるかが決まるため、インターネット・バックボーンの重要な構成要素である。また、NAPはほとんどのインターネット輻輳のポイントでもある。
【0015】
ISPは、一般に、顧客が、ローカル・コールを行うことによってインターネット・アクセスを得るようにするため、複数のポイント・オブ・プレゼンス・ゲートウェイ(POP)を提供する。POP(point−of−presence)は、電話番号に関連するインターネットへのアクセス・ポイントである。そのようなPOPを介して確立された接続により、確立された接続を利用してインターネットにアクセスするマシンに固有のIPアドレスが割り当てられるようになる。ISPが有するPOPの数、および加入者の数が、通常、ISPのサイズと成長速度の目安として使用される。
【0016】
本発明の一実施形態のさらに別の構成要素がサーブレットである。サーブレットは、Webサーバ上またはアプリケーション・サーバ上で実行され、サーバ側で処理を行い、通常、データベースにアクセスするJava(登録商標)アプリケーションである。サーブレットは、インターネット・サーバが、外部プログラムを実行して特定の機能を行うことができるようにする、通常、CまたはPERLで書かれた、コモン・ゲートウェイ・インターフェース(CGI)スクリプトの代わりとなるJavaベースのインターフェース・プログラムである。サーブレットとCGIスクリプトの最も重要な違いは、Javaサーブレットが持続することである。これは、Javaサーブレットが開始されると、メモリの中に留まり、複数の要求を満たすことができることを意味する。これに対して、CGIスクリプトは要求を満たした後消滅する。
【0017】
アーキテクチャ
以上の概念に留意して、本発明のシステム・アーキテクチャの実施形態を検討することができる。一実施形態では、本発明は、カスタマイズ・システム10とユーザがネットワークに接続できるようにするエンド・ユーザ・ツールを含む。図1Aは、Webサーバ100、データベース・サーバ105、ビルド・サーバ110、および更新サーバ113を含む例としてのカスタマイズ・システム10を示している。Webサーバ100は、電話帳生成の更新およびカスタマイズを担う電話帳生成ツール115、およびダイヤラ・アプリケーション(以降、「ダイヤラ」)のカスタマイズを担うカスタマイズ・ツール120を含む。本発明の例としての実施形態は、カスタマイズされたダイヤラの生成、配布、および更新を説明するが、ダイヤラは、クライアント・コンピュータとサーバ・コンピュータの間で、またはネットワーク内のピア・コンピュータ間で接続を確立する目的を有する接続アプリケーションの例に過ぎないことを理解されたい。したがって、本発明は、公衆交換電話網(PSTN)を介するダイヤル接続を確立するためのアプリケーションの生成、配布、および更新に限定されるものと解釈されるべきではなく、ネットワークを介して結合されたマシン間で接続を確立するように動作するあらゆるカスタマイズされた接続アプリケーションの生成、配布、および更新を範囲に含む。
【0018】
データベース・サーバ105は、顧客データベース125、電話帳データベース130、プロファイル・データベース135、電話帳カスタマイズ・データベース140、および顧客電話帳データベース145を含む。データベースは、サーバ・マシンに記憶されずに、必要なときにサーバ・マシンにデータベースのデータがアップロードされるてもよいことが理解されるであろう。
【0019】
図1Bは、本発明の例としての実施形態による電話帳生成ツール115およびカスタマイズ・ツール120によってアクセスされ、保持されるデータ・モデルのドメインを表す図である。具体的には、データ・モデルが、顧客データベース125、電話帳データベース130、およびプロファイル・データベース135の1次構成要素を含むのが示されている。また、データ・モデルが、以下でさらに詳細に説明するアクセス・ポイント・データベース136および価格設定データベース137を含むのも示されている。
【0020】
方法
カスタマイズされたダイヤラを生成し、配布する本発明の例としての実施形態による方法190の詳細を表す流れ図を図2で示している。200で、カスタマイズが行われ、この間、一実施形態では、Webサーバ100によって生成された一連のWebページを利用する顧客が、顧客のニーズを組み込むダイヤラのカスタマイズに関する情報(またはパラメータ)を指定する。図2の205で、顧客が、カスタマイズ・プロセスを完了した時点で、実行可能ファイルの生成が行われる。実行可能ファイルは、以下で説明するビルド・サーバ110によって生成される。210で、エンド・ユーザへの、またはエンド・ユーザに実行可能ファイルの配布を行うディストリビュータへの実行可能ファイルの配布が行われる。方法190の前述したバックエンド・プロセスを以下に詳細に説明する。
【0021】
方法:カスタマイズ・ツール120によるカスタマイズ
一例としての実施形態では、カスタマイズ・ツール120は、HTML、JavaScript、およびJavaServletを利用して開発されたWebアプリケーションである。
【0022】
カスタマイズ・ツール120は、システム10の顧客に、顧客のニーズを組み込んだカスタマイズされたダイヤラを構築するプロセスにおいて顧客を誘導する一連のWebページを提示する。カスタマイズ・ツール120によって実施されたカスタマイズ・プロセスの出力は、ネットワーク接続アプリケーションのカスタマイズを定義する「プロファイル」である。カスタマイズ・プロセスを利用して、顧客は、プロファイルとしてそれぞれが記述される複数のカスタマイズされたネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)を決めることができる。
【0023】
カスタマイズ・ツール120に実施されるカスタマイズ・プロセス200の例としての実施形態を図3Aおよび図3Bを参照して説明する。顧客が、カスタマイズ・システム10のシステムにログオンすると、顧客に、顧客の選好を指定するカスタマイズ情報を容易に入力させるWebサーバ100によって生成された一連のWebページが提示される。図4で例を示した第1のカスタマイズ・ページ301が、300で生成され、提示される。ページ301は、すべてのカスタマイズ情報が記憶される際の顧客アカウント名を選択するよう顧客に促す。アカウント番号を表すパートナ・コードが、顧客ログイン・プロセスの後、自動的に表示されるようにしてもよい。より具体的には、ページ301は、1次顧客の「チャネル」顧客としてだけ利用される。選択された顧客アカウント名は、顧客ダイヤラが生成されるべきチャネル顧客の符号化された名前であり、カスタマイズ・システム10は、関係のある顧客アカウント名の下でプロセス200中に入力されたすべてのカスタマイズ情報を記憶する。
【0024】
305で、図5で例を示した第2のWebページ302が、顧客に提示され、顧客は、新しいプロファイルを作成するオプション、または既存のプロファイルを編集するオプションのどちらかを選ぶように促される。
【0025】
プロファイルは、カスタマイズ・システム10が、システム10の顧客に、ディストリビュータに、または顧客のエンド・ユーザに直接に配布可能である完成した自己インストールするパッケージを作成するのに必要とされるすべてのファイルから成る。顧客は、ダイヤラ・プロファイルに何を含めるかに応じて、サービスまたは組織の特定を最大化または最小化することができる。例えば、以下に詳細に説明する次の特徴をダイヤラ・プロファイルに含めることができる。すなわち、カスタム企業ロゴ、接続アクション、アクセス・ポイント(POP)の追加および除去、価格設定である。
【0026】
顧客には、図6で例を示した第3のWebページ303が、310で提示されて、デフォルトの認証ドメインを入力するオプションが顧客に与えられ、これにより、エンド・ユーザが、ドメイン名を指定することなしに、ネットワークに接続されるためにエンド・ユーザ名およびパスワードだけを入力することができるようになる。第3のWebページ303において、顧客に、バックアップ・ドメイン・ネーム・システム(DNS)サーバIPアドレスを要求するようにしてもよい。バックアップDNSサーバは、エンド・ユーザがダイヤルインしたポイント・オブ・プレゼンス(POP)が、IPアドレスを自動的に割り当てない場合に使用することができる。本発明の一実施形態では、電話帳データベース130の中のすべてのPOPがダイナミックDNSアドレス指定を有する。顧客は、エンド・ユーザがシステムにログインするたびに毎回、パスワードを入力するのを回避するため、自らのパスワードを保存するオプションを有することを望むかどうかを指定することができる。
【0027】
また、第3のWebページ303は、ダイヤラが、エンド・ユーザによって起動されたとき、価格を各ダイヤルイン番号の隣に表示するかどうかを指定するように顧客に促す。また、顧客は、特定の通貨で価格を表示することを所望することもある。本発明の一実施形態によれば、顧客は、ダイヤラが、エンド・ユーザの地理的場所に適切な通貨で価格設定を表示するために交換レートを入力することができる。
【0028】
電話帳更新が、ダイヤラを介してネットワーク接続が確立されると、エンド・ユーザのマシンにアップロードされる。顧客は、第3のWebページ303を介して、エンド・ユーザが自動の電話帳更新の代わりに手動の電話帳更新を選択するのを望むかどうかを指定することができる。
【0029】
一部の顧客は、エンド・ユーザのネットワーク接続セッションを制限することを望むことがある。第3のWebページ303により、顧客は、自らが、エンド・ユーザを有することを望む最大接続時間を指定することができる。一実施形態では、無制限のオプションを顧客の選択に供することが可能である。
【0030】
本発明の一実施形態では、ダイヤラは、デフォルトのショートカット名でエンド・ユーザのマシンにインストールされる。第3のWebページ303を介して、顧客は、独自のショートカット名、例えば、会社の名前を指定することができる。
【0031】
第3のWebページ303で表示されたオプションの選択が行われると、315で、顧客に、図7Aで例を示した第4のWebページ304が提示され、顧客が、エンド・ユーザに配布されるダイヤラ・アプリケーションに個別設置されたロゴを追加できるようになる。
【0032】
図7Bは、ダイヤラが起動されたときダイヤラによって生成される、選択されたロゴをエンド・ユーザに表示する例としてのエンド・ユーザ・インターフェース702を示している。
【0033】
一実施形態では、320で、顧客に、図8で例を示した第4のWebページ800が提示され、顧客が、ダイヤラ接続アクションを指定することができるようになる。ダイヤラ接続アクションは、エンド・ユーザが、カスタマイズされたダイヤラを利用してインターネットに接続したときに様々な時点で実行されることが可能な追加のプログラムである。例えば、接続アクションは、エンド・ユーザがインターネットに接続した後のVPN接続の自動確立である。本発明の一実施形態によれば、顧客は、エンド・ユーザの接続プロセス中、6つの異なる時点で実行される接続アクションを指定することができる。このアクションは、接続が確立された後に実行されるべきプログラムを指定するPostConnetアクション、ネットワーク接続の確立の前に実行されるべきプログラムを指定するPreConnectアクション、ポイント・オブ・アクセス番号をダイヤル呼出しする直前に実行されるべきプログラムを指定するPreDialアクション、誤りが生じた場合に実行されるべきプログラムを指定するOnErrorアクション、エンド・ユーザが、接続セッションをキャンセルすることを決めたときに実行されるべきプログラムを指定するOnCancelアクション、およびエンド・ユーザが、インターネットから接続解除したときに実行されるべきプログラムを指定するDisconnectアクションであることが可能である。
【0034】
図8のボックス810で、顧客に、ダイヤラ・プロファイルに追加されるべき前述したリストからのアクション・タイプを選択するよう、ドロップダウン・メニューが提示される。記述ボックス815により、顧客は、実行されることを望むプログラムの短い記述を入力することができる。ボックス820で、顧客は、接続アクションが実行されるべき順序を指定することができる。接続アクションが非同期である場合、または1つのアクションだけが存在する場合、実行の順序は重要でない。ボックス825で、顧客は、特定の接続アクションにおいて立ち上げられるべきプログラムの名前を指定することができる。顧客には、そのプログラムの正確な名前を指定するようにブラウズ機能が提供される。顧客は、コマンド・ライン・パラメータを含め、プログラムを実行するのに必要なパラメータをボックス830で指定することができる。ボックス835で、顧客は、プログラムが、ダイヤラとともにエンド・ユーザのマシンにロードされなくてもよいことを指定することができる。一実施形態では、特定の接続アクションにおいて実行される必要があるプログラムが、エンド・ユーザのマシンに既にインストールされていることが可能である。一実施形態では、顧客は、840で、同時に(非同期モード)、または順々に(同期)実行されるべき一連の接続アクションを選択することができる。プログラムが同期モードで実行されている場合、1つのプログラムの実行が完全に終了してからでないと、次のプログラムを同期モードで立ち上げることができない。一実施形態では、プログラムの1つを実行している最中に誤りが生じた場合、そのプログラムの後に実行されるべき接続アクションを立ち上げることができない。ボックス845で、顧客は、接続アクションが実行されるべき先のPOPを特定することができる。一実施形態では、顧客には、追加の接続アクションを作成する、または既存の接続アクションを削除するオプションが提供される。
【0035】
本発明の一実施形態では、カスタマイズされたダイヤラは、正常な接続が確立された後、MicrosoftのVPN(PPTP)を立ち上げるように構成することができる。PPTPサポートをカスタマイズされたダイヤラに組み込み、追加のクライアント・ソフトウェアを全く必要としないようにすることが可能である。
【0036】
図3Aの325で、顧客は、図9で例を示した第6のWebページ900を利用して電話帳データベース130の中に記憶された電話帳にPOPを追加することができる。一実施形態では、カスタマイズ・センタ10の電話帳に追加されるべきPOPのリストをテキスト・エディタを介して作成することが可能である。追加されるべき各POPは、次のパラメータによって識別することができる。すなわち、2文字コードで表現することができる国コード、POPの地域識別番号または州識別番号、POPが所在する都市、POPの電話番号のエリア・コード、POPのエリア・コードなしの電話番号、POPによってサポートされる最大アナログ速度、追加されるべきPOPに関して1チャネルのISDNが利用可能であるか、2チャネルのISDNが利用可能であるか、またはISDNが全く利用可能でないかの識別、パスワード認証プロトコル(PAP)が利用できるかどうかの識別、チャレンジ・ハンドシェーク認証プロトコル(CHAP)が利用可能であるかどうかの識別、そのPOPの利用で課金される価格、認証要求を経路指定するために使用されるプレフィックス、認証要求を経路指定するために使用されるサフィックス、一連のコマンドを含むファイルのスクリプト名、そのPOPを介して接続を確立するのに必要とされるパラメータおよび表現である。
【0037】
図3Aの330で、顧客に関連する価格設定プランに従って顧客にとって有効な電話帳のリストをツール120が提示する。電話帳のリストは、図10で例を示したWebページ1000のドロップダウン・メニューを介して提示することができる。この電話帳は、価格設定プランに関連するフィルタリング値に従ってフィルタリングされたPOPを除外して(図15のブロック1540を参照)、サービス・プロバイダ・ネットワークにおけるすべてのPOPを含む。顧客は、カスタム・フィルタリング規則と価格設定規則を電話帳に適用して自らのカスタマイズされた電話帳を得ることができる。一部のプランの場合、ツール120は、値上げ(markup)を含む電話帳を生成することができる。図10で示した例としてのWebページ1000は、そのような値上げの例を示す。335で、顧客に、図11で例を示した第8のWebページ1102が提示され、このWebページ1102を介して顧客は、様々なPOPに関するフィルタ規則を指定することができる。ボックス1100で、顧客に、エンド・ユーザに提示されるPOPのリストをフィルタリングする際に使用することができる属性のリストが提示される。一実施形態では、フィルタ規則は、Structures Query Language(SQL)のwhere節である。フィルタリング規則は、国コード、POPの地域識別または州識別、POPが所在する都市、エリア・コードなしのPOPの電話番号、そのPOPによってサポートされる最大アナログ速度、POPの価格、追加されるPOPに関して、1チャネルのISDNが利用可能であるか、2チャネルのISDNが利用可能であるか、あるいはISDNが全く利用可能でないかの識別を含むが、以上には限定されない属性のリストを利用して生成することができる。例えば、ロシア連邦に所在するすべてのPOPをフィルタリングするため、フィルタ規則を、次のとおり指定することができる。すなわち、国コード=「RU」、ただし、「RU」は、ロシア連邦を表す2文字コードである。
【0038】
340で、カスタマイズ・システム電話帳の中のPOPの価格に適用される価格設定規則を顧客が指定することができるようにする図12に例を示した第9のWebページ1200が顧客に提示される。本発明の一実施形態によれば、次の2つのタイプの価格設定規則を顧客が利用できることが可能である。すなわち、値上げパーセントまたはスラブの価格設定。値上げパーセントの価格設定が選択された場合、システム10は、カスタマイズ・システム電話帳の中でリストされたPOP価格に指定された値上げパーセンテージを適用する。スラブ価格設定は、顧客によって指定された価格設定公式をカスタマイズ・システム電話帳の中のリストされた価格に適用する。例えば、顧客は、リストされた価格が、顧客によって指定された価格範囲内にある場合、ある特定の量が、リストされたPOPに加えられるべきことを指定し、またリストされる価格が、顧客によって指定された範囲外にある場合、異なる量が加えられるべきことを指定することができる。一実施形態では、顧客は、電話帳の中で現在リストされているPOP、および将来、電話帳に加えられることになるPOPに関して、異なる規則を指定することもできる。本発明の別の実施形態では、顧客は、異なる国に関して異なる価格設定規則を指定することができる。
【0039】
図3Bの345で、顧客によって行われたカスタマイズ・プロセスの詳細を示す図13で例を示したレビューWebページ1300が、顧客に提示される。顧客は、その詳細で満足でない場合、ダイヤラ・プロファイルを編集してカスタマイズに所望の変更を行うことができる。顧客は、そのダイヤラ・プロファイルで満足である場合、顧客によって指定されたカスタマイズ情報に従ってダイヤラを構築するため、ダイヤラ構築ボタン1302をクリックすることができる。顧客が、カスタマイズされたダイヤラを構築する要求を行うと、カスタマイズ情報がビルド・サーバ110に送られる。ビルド・サーバ110は、エンド・ユーザにカスタマイズされたダイヤラを介するインターネット・アクセスを提供するため、顧客に、指定されたディストリビュータに、または顧客のエンド・ユーザに直接に配布されることが可能な自己抽出(または自己インストール)実行可能ファイルを生成する。本発明の一実施形態では、ダイヤラを利用してエンド・ユーザがシステム10に接続すると、ビルド・サーバ110が、新しいファイルを動的に追加し、各ファイルに関連するバージョン番号を利用して古くなったファイルを除去し、古くなったエンド・ユーザのダイヤラ・ファイルの代わりとなる自己抽出実行可能ファイルを動的に生成する。この更新プロセスを以下により詳細に説明する。
【0040】
350で、顧客に、図14で例を示したダウンロードWebページ1400が提示される。Webページ1400は、カスタマイズされたダイヤラをエンド・ユーザに発行するのに必要なファイルのリストを含む。一実施形態では、そのファイルは、ビルド・サーバ110によって生成された実行可能インストール・ファイル、カスタマイズされた電話帳の中のすべてのPOPを含む電話帳ファイル、Perlスクリプトを含むzip電話帳ファイル、および各国に関してより小さいHTMLファイルを生成するのに必要なデータ・ファイル、CSV形式およびASCII形式の電話帳を含む電話帳ファイル、ならびにMacintoshダイヤラに適合する形式のMacintosh電話帳ファイルである。
【0041】
一実施形態では、カスタマイズ・システム10は、「A Method and System to Facilitate Financial Settlement of Service Access Between Multiple Parties」という名称の同時係属出願09/791239で詳細に説明した決済システムによって保持される価格設定データおよびアクセス・ポイント・データを利用する。決済システムによって保持される価格設定データは特定の価格設定プランに従ってPOPの価格設定を行う方法を指定する。カスタマイズ・システム10は、一実施形態では、顧客の契約を取り出し、取り出された顧客の価格設定プランに関して利用可能な電話帳のリストを取り出す。
【0042】
一実施形態では、顧客は、接続がアイドルであると判定される場合の接続の終了に関する規則を指定することができる。接続を終了する決定は、終了までアイドルな接続が許容される指定された時間、接続が終了されるまで許容される最小データ転送速度(これを使用して、現実のエンド・ユーザの活動を表さないある背景トラフィックを見越すことができる)、接続が終了されるまで、エンド・ユーザが接続を更新する対話ボックスに応答するのに許容される時間に依存することが可能である。一実施形態では、前述した接続活動に関わらず、セッションの長さの絶対限度を設定することができる。
【0043】
本発明の一実施形態では、顧客は、外部言語リソースおよびヘルプ・ファイルの使用を介して外国の言語をサポートするのにカスタマイズされたダイヤラを必要とする。一実施形態では、実行時に、カスタマイズされたダイヤラは、エンド・ユーザのマシンにインストールされたオペレーティング・システムの言語を判別し、エンド・ユーザのマシンに記憶された関連する言語リソースおよびヘルプ・ファイルをロードすることができる。外部ファイルが見つからない場合、カスタマイズされたダイヤラは、デフォルトの言語、すなわち、英語を使用することができる。
【0044】
一実施形態では、エンド・ユーザのシステムにローカルで記憶されたエンド・ユーザ・パスワード、VPNパスワード、コーリング・カードPINなどのセキュリティ情報を、当技術分野で周知の標準の暗号化アルゴリズムを使用して暗号化することができる。
【0045】
前述したカスタマイズ・プロセスは、一連のWebページを利用して実施する必要はないことが理解されよう。一実施形態では、カスタマイズをソフトウェア・アプリケーションを介して行うことができ、またカスタマイズ情報は、ネットワークを介して集中カスタマイズ・ツールにアップロードすることができる。
【0046】
方法:更新
本発明の一実施形態では、カスタマイズ・ツール120は、各エンド・ユーザがネットワーク・アクセス・ポイントに接続すると、顧客によってエンド・ユーザに配布されたネットワーク接続アプリケーション(例えば、ダイヤラ)の複数のコピーを自動的に更新する。代替の実施形態では、顧客によってエンド・ユーザに配布されたカスタマイズされたダイヤラの更新機能をエンド・ユーザが手動で起動する。更新プロセス中、クライアント・ダイヤラが更新サーバ113とコンタクトをとり、ファイルのリストおよびファイルの最新のバージョン番号を取り出す。ダイヤラは、ローカルで記憶されているファイルのリストをサーバ113から取り出されたリストと比較する。リストおよび/またはバージョン番号がマッチしない場合、ダイヤラは影響を受けたファイルを更新サーバ113から取り出す。本発明の一実施形態では、ダイヤラが実行されているときにダイヤラ・ファイルを更新するのが非効率的であることから、新しい構築実行可能ファイルおよびDLLファイルがクライアント・マシンにダウンロードされ、一時的ロケーションに記憶される。エンド・ユーザがダイヤラを終了すると、クライアント・マシン上のファイルがより新しい情報を含むファイルに更新される。
【0047】
一実施形態では、顧客は、例えば、すべての新しいPOPの試験が行われるまで、エンド・ユーザが最新の変更にアクセスを有することを望まないことがある。そのような場合、顧客は、別段、指示がない限り、ダイヤラを自動的に更新しないようにカスタマイズ・システム10に指示することができる。
【0048】
方法:電話帳生成
図15は、電話帳生成ツール115によって行われて、図16で示した電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180が生成される本発明の例としての実施形態による方法1500を示す流れ図である。一実施形態では、電話帳生成ツール115は、データベースを使用して電話帳データを記憶し、操作するJavaアプリケーションである。ツール115は、JDBCプロトコルを利用してデータベースと通信することができる。さらに、ツール115は、生成された電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180を発行のためにWebサーバ100上のファイル・システムに発行する。
【0049】
生成された電話帳ファイル175は、顧客のニーズに応じてカスタマイズすることができる(例えば、特定のPOPをフィルタリングする、または除去することができ、またPOPの価格設定のために規則を確立することができる)。
【0050】
電話帳管理システム(図示せず)が、現行の「オープン」電話帳バージョン番号を保持し、タグがこのバージョン番号とともに変わる。電話帳生成ツール115の各回の実行により、この電話帳バージョンが1づつ増加する。電話帳生成ツール115は、実行されたとき、現行の「オープン」電話帳バージョン番号を閉じ、新しい「オープン」電話帳バージョンを開く。電話帳データベースへのすべての後続の変更に、その新しい「オープン」電話帳バージョン番号でタグが付けられる。
【0051】
電話帳生成ツール115は、ツール115の最後の実行以来の電話帳データベースへの変更を判別し、電話帳ファイル175および電話帳デルタ・ファイル180を生成する。
【0052】
次に、図15を参照してより詳細な説明を提供する。
【0053】
一実施形態では、電話帳生成ツール115は、電話帳の最後のバージョンが発行されて以来の電話帳データベース130への累積の変更を含むデルタ・ファイルを生成する。一実施形態では、デルタ・ファイルのサイズが電話帳全体のサイズの75%より大きい場合、デルタ・ファイルは生成されない。
【0054】
図15を参照すると、1510で、電話帳生成ツール115が次のオープン・バージョン電話帳番号を生成し、現行の電話帳バージョンを発行のために更新し、新しいオープン・バージョン電話帳を生成する。1520で、電話帳生成ツール115は、POPの完全なリストをサーバから取り出す。完全なPOPリストを取り出すと、電話帳生成ツール115は、1530で、最新のカスタマイズされた電話帳を取り出す。POPのリストにデフォルトのフィルタ(例えば、顧客のローカル・フィルタ)を適用することが1540で行われる。1550で、電話帳生成ツール115は、顧客によって指定されたフィルタをPOPのリストに適用する(例えば、利用可能なPOPから除外することを顧客が特に要求した一部の国を除去する)。1560で、電話帳生成ツール115は、特定のPOPに関する価格設定プランが変更されているかどうかを判定する。肯定的である場合、POPのリストに必要な訂正が行われる。一部の場合では、顧客は、例えば、顧客によって指定された限度より価格が高いPOPを除去する独自の価格設定規則を指定することができる。この顧客価格設定規則が1570で適用される。前述した規則が適用されると、電話帳生成ツール115は、1580で新しいPOP、変更されたPOP、および削除されたPOPを判別する。1590で、新しいPOPリストが、新しいオープン・バージョン電話帳番号を伴う完全な電話帳ツリーにプリントされ、ボックス1595で、デルタ・ファイル180がデルタ・ファイル・ツリーにプリントされる。一実施形態では、電話帳ツリーおよびデルタ・ツリーは、Webサーバ100において記憶される。
【0055】
すべてのファイルは、前述したより効率的な更新プロセスを容易にするためにバージョン番号に関連付けられている。
【0056】
電話帳生成ツール115が、図1Bで示すアクセス・ポイントおよび価格設定データベース136および137において保持される「価格設定」データおよび「アクセス・ポイント」データを利用する。価格設定データは、すべてのアクセス・ポイントに関する買い値および売り値を含む。アクセス・ポイントに関する売り値は、いくつかの他の価格設定パラメータとの組み合わせで、「価格設定プラン」を構成する。電話帳データベース130の中でレコードが保持されている各電話帳が、関連する価格設定プランを有する。アクセス・ポイント情報は、すべてのPOP関連情報を含む。アクセス・ポイント情報が変更されたとき、このデータに、最新の「オープン」バージョン番号でタグが付けられる。
【0057】
方法:顧客のエンド・ユーザによるカスタマイズ
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、図16のクライアント・マシン101上のダイヤラ150の形態で、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを起動する。図17は、ダイヤラ150が起動されたとき、エンド・ユーザに提示される一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラ150のメイン対話ボックス1700を示している。ダイヤル呼出し接続を確立するため、エンド・ユーザは、ボックス1710で自らに提示されたすべての利用可能なアクセス・ポイントのリストから、あるアクセス・ポイントを選択することができる。ほとんどが長距離コールであろうが、利用可能なアクセス・ポイントのリストの一部を表示しないようにするため、エンド・ユーザは、ボックス1720で、自身の所在場所を入力することができる。カスタマイズされたダイヤラ150は、本発明の一実施形態では、エンド・ユーザの所在場所に基づいてアクセス・ポイントのリストをフィルタリングして、最も近いアクセス・ポイントだけをボックス1710の中で表示する。アクセス・ポイントを選択すると、エンド・ユーザは、選択されたアクセス・ポイントを介してネットワーク接続を確立するようにカスタマイズされたダイヤラ150に指示するため、接続ボタン1715をクリックすることができる。本発明の一実施形態では、ボックス1710の中で表示されるアクセス・ポイントを都市名で分類することができる。あるいは、エンド・ユーザは、対応する列の見出しをクリックすることにより、電話番号、接続速度、または価格でアクセス・ポイントを分類することができる。例えば、価格で分類するため、エンド・ユーザは、ボックス1725をクリックすることができる。
【0058】
エンド・ユーザは、遠隔ネットワーク接続を確立する際、カスタマイズされたダイヤラ150によって使用されるダイヤル呼出し設定を指定することができる。図18は、エンド・ユーザに提示される例としてのダイヤル特性の対話ボックス1800を示している。構内交換機(PBX)を使用する施設(例えば、いくつかの外部回線をユーザが共用する私設電話網)は、通常、外部回線を得るのにアクセス・コードを要求する。したがって、ボックス1810で、エンド・ユーザは、外部回線コードを入力するように促される。一部の電話回線は、キャッチホン機能を有するようにセットアップされており、この機能は、一実施形態では、データ接続を確立するのに先立ってディセーブルにする必要がある可能性がある。エンド・ユーザは、ボックス1815で、キャッチホン機能をディセーブルにするためにダイヤルする電話番号を入力することができる。ボックス1820で、エンド・ユーザは、エンド・ユーザがダイヤル呼出しを行う発信元の国コードおよびエリア・コードを入力することができる。この情報はカスタマイズされたダイヤラ150によって、エンド・ユーザによって選択されたアクセス・ポイントを介してネットワーク接続を確立するのにエリア・コード、国コード、またはアクセス・コードがダイヤルされる必要があるかどうかを判定するのに使用される。一実施形態では、チェック・ボックス1825に、エンド・ユーザによってチェックが入れられ、選択された番号が、自動的にローカル番号としてダイヤルされる。エンド・ユーザによって選択されたアクセス・ポイント番号にダイヤルする際、使用されるコーリング・カード情報をボックス1830に入力することが可能である。各コーリング・カードは、名前、アクセス番号、PIN、ダイヤル呼出し規則によって定義することができる。
【0059】
カスタマイズされたダイヤラ150が、インターネットと接続を確立するため、ユーザ名、ドメイン、およびパスワードなどのエンド・ユーザの情報が利用可能でなければならない。図19に示したエンド・ユーザ情報の対話ボックス1900が、そのような情報をエンド・ユーザに要求する。一実施形態では、エンド・ユーザ情報の対話ボックス1900は、エンド・ユーザが、すべての必要とされるエンド・ユーザ情報を提供せずにアクセス・ポイントにダイヤルした場合、自動的に表示される。
【0060】
図20に示した設定対話ボックス2000により、エンド・ユーザは、本発明の一実施形態では、遠隔接続を確立する際に使用される設定を指定することができる。エンド・ユーザは、ボックス2010で、初回のダイヤル呼出しの試行でネットワーク接続を確立することができなかった場合、カスタマイズされたダイヤラ150によって行われるべき再ダイヤルの試行の回数を指定することができる。あるいは、ボックス2015で、エンド・ユーザは、再ダイヤルを行うまでの接続を確立する試行の継続時間を指定することができる。例えば、エンド・ユーザは、接続が90秒以内に確立されなかった場合、カスタマイズされたダイヤラ150が、同じアクセス・ポイント番号に、または異なるアクセス・ポイント番号に再ダイヤルするのを所望する可能性がある。ダイヤル呼出し接続のために使用するデバイスに依存して、カスタマイズされたダイヤラ150の特定の機能を起動する必要があることがあり、したがって、エンド・ユーザは、自らがドロップダウン・メニュー2020から選択することができるダイヤル呼出しデバイスを指定することができる。
【0061】
一実施形態では、エンド・ユーザは、ネットワーク接続が確立されると、チェック・ボックス2025によって電話帳の自動更新のオプションを選択することができる。これにより、エンド・ユーザが、次回、カスタマイズされたダイヤラ150を起動したとき、最新のネットワーク・アクセス番号が使用されることが確実になる。エンド・ユーザ・チェック・ボックス2030によってイネーブルにされたとき、「スマート再ダイヤル」オプションが、第1のネットワーク・アクセス番号を使用してダイヤル呼出しの試行が失敗したとき、カスタマイズされたダイヤラ150が、同じ都市における別の番号をダイヤルするように導く。一実施形態では、エンド・ユーザは、ネットワーク接続が確立されたとき、特定のアプリケーション、例えば、Internet Explorer(商標)(Microsoft Corporation)などのWebブラウザを実行することを望むことがある。所望のアプリケーションを手動で開く代わりに、エンド・ユーザは、図20で示した追加ボタン2040、変更ボタン2045、および削除ボタン2050を利用してソフトウェア・アプリケーションをボックス2035に追加することにより、ネットワーク接続が確立されたとき、指定されたアプリケーションを自動的に立ち上げるようにカスタマイズされたダイヤラ150を導くことができる。本発明の別の実施形態では、エンド・ユーザは、デフォルトWebブラウザ・ボックス2055にチェックを入れることにより、接続が確立されたとき、デフォルトのWebブラウザを立ち上げるオプションを選択することができる。
【0062】
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、最も頻繁に使用するアクセス・ポイントにブックマークを付けることができる。図21は、エンド・ユーザが、好みのネットワーク・アクセス・ポイントのリストを編集するために使用することができる例としての対話ボックス2100を示している。ウインドウ2110により、エンド・ユーザは、アクセス・ポイントの場所を入力することによってブックマークを追加することができる。図22は、エンド・ユーザが、好みのネットワーク・アクセス・ポイントのリストを変更するのに利用することができる例としての対話ボックス2200を示している。ウインドウ2220により、エンド・ユーザは、ブックマークのプロパティを変更する変更オプション2225、およびブックマークをリストから除去する削除オプション2230を提供することによってブックマークのリストを変更できるようになる。
【0063】
本発明の一実施形態では、エンド・ユーザは、ヘルプ・ボタンをクリックすることにより、前述したあらゆる対話ボックスからオンライン・ヘルプ機能にアクセスすることができる。
【0064】
エンド・ユーザが、カスタマイズされたダイヤラ150を終了したとき、一部の設定をクライアント・マシン101上の構成ファイルの中に保存することができる。保存される設定は、ロケーション・フィルタ(国コード、州コード、都市コード、エリア・コード)、接続タイプ(モデム、ISDN)、選択されたアクセス・ポイント、ダイヤル呼出しプレフィックスを含むダイヤル・プロパティ、エンド・ユーザの所在場所およびコーリング・カード情報、エンド・ユーザの名前、ドメイン名、およびパスワードを含むエンド・ユーザ情報、再ダイヤル試行、再ダイヤル・タイムアウト、モデム・デバイスを含むモデム設定、電話帳更新の選択されたオプション、スマート再ダイヤル、ブックマーク、ならびに接続が確立された後に立ち上げるプログラムであるのが可能である。
【0065】
米国内のあるエリア・コードは、エリア・コード内でコールを行う場合、10/11桁のダイヤル呼出しを必要とする。このダイヤル呼出し要件は、非常に地域的であり、常に変化している。本発明の一実施形態では、10/11桁のダイヤル呼出しを必要とするすべてのエリア・コードを含むダイヤル呼出し規則ファイルが、カスタマイズされたダイヤラ150の配布と一緒にクライアント・マシン101にダウンロードされる。
【0066】
図23は、本発明のそれぞれ例としての実施形態によるネットワーク接続アプリケーションによってサポートされる3つの例のアクセス方法の3つの例のプロトコルおよびハードウェア構成要素を示す図である。具体的には、モデム・ダイヤル呼出しアクセス方法が2300で示され、無線ブロードバンド・アクセス方法が2302で示され、また有線ブロードバンド・アクセス方法が2304で示されている。前述したとおり、本発明は、モデム・ダイヤル呼出し接続を確立するためのダイヤラの生成、更新、および配布に限定されず、2つのマシン間でネットワーク接続を確立するためのネットワーク接続アプリケーションの生成、更新、および/または配布を行うための方法およびシステムを範囲に含む。
【0067】
以上の明細では、本発明を、本発明の特定の例としての実施形態に関連して説明してきた。ただし、頭記の特許請求の範囲で提示する本発明のより広汎な趣旨および範囲を逸脱することなく、様々な変更および改変をこの特定の例としての実施形態に加えることができるのが明白であろう。したがって、本明細書および図面は、限定するものではなく、例示するものと見なされるべきである。
【0068】
コンピュータ・システム
図24は、前述した方法のいずれか1つを実施するための、一連のマシン可読命令の形態でのソフトウェアを内部で実行することができるコンピュータ・システム2400の形態のマシンを示す図である。コンピュータ・システム2400は、バス2408を介して通信するプロセッサ2402、メイン・メモリ2404、および静的メモリ2406を含む。コンピュータ・システム2400は、ビデオ表示ユニット2410(例えば、液晶ディスプレイ(LCD)または陰極線管(CRT))をさらに含むのが示されている。また、コンピュータ・システム2400は、英数字入力デバイス2412(例えば、キーボード)、カーソル制御デバイス2414(例えば、マウス)、ディスク・ドライブ・ユニット2416、信号生成デバイス2418(例えば、スピーカ)、およびネットワーク・インターフェース・デバイス2420も含む。ディスク・ドライブ・ユニット2416は、前述した方法のいずれか1つを実現するソフトウェア2424が記憶されたマシン可読媒体2422を収容する。また、ソフトウェア2424は、メイン・メモリ2404内部および/またはプロセッサ2402内部に完全に、または少なくとも部分的に存在するのが示されている。さらに、ソフトウェア2424は、ネットワーク・インターフェース・デバイス2420によって伝送される、または受信されることも可能である。本明細書では、「マシン可読媒体」という用語は、コンピュータ・システム2400などのマシンによる実行のための、マシンが、本発明の方法を実施するようにさせる一連の命令を記憶する、または符号化することができるあらゆる媒体を含むものと理解されるものとする。「マシン可読媒体」という用語は、ソリッドステート・メモリ、光ディスクおよび磁気ディスク、および搬送波信号を含むが、以上には限定されないものと理解されるものとする。
【0069】
認知されている標準に適合するプログラミング言語で書かれている場合、ソフトウェア2424は、様々なハードウェア・プラットフォームで、また様々なオペレーティング・システムのインターフェースに関して実行することができる。さらに、本発明については、どのような特定のプログラミング言語をも参照して述べていない。本明細書で説明した本発明の教示を実施するのに様々なプログラミング言語を使用できることが理解されよう。さらに、当技術分野では、何らかの形態(例えば、プログラム、手続き、プロセス、アプリケーション、モジュール、論理...)のソフトウェアが、結果をもたらすアクションを行うものとして叙述するのが一般的である。そのような表現は、単にアクションを行う、または結果をもたらすことになるコンピュータ・システムN00のようなマシンによるソフトウェアの実行について述べることの省略表現である。
【0070】
図24の上記の説明は、本発明を実施するのに適したコンピュータ・ハードウェアおよびその他の動作構成要素の概要を提供するものであるが、適用可能な環境を限定するものではない。ハンドヘルド・デバイス、マルチプロセッサ・システム、マルチプロセッサ・ベースの家庭用電化製品またはプログラマブル家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ等を含め、図24で示した以外のコンピュータ・アーキテクチャおよびコンピュータ構成で本発明を実施できることが、当分野の技術者には即座に理解されよう。通常のコンピュータ・システムは、普通、少なくとも1つのプロセッサ、メモリ、およびメモリをプロセッサに結合するバスを含む。また、本発明を、タスクが、通信網を介してリンクされた遠隔処理デバイスによって行われる分散コンピューティング環境において実施することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施形態による集中カスタマイズ・システム・アーキテクチャを示す図である。
【図1B】本発明の一実施形態によるカスタマイズ・システムのカスタマイズ・ツールおよび電話帳生成ツールによって利用されるデータ・モデルのドメインを示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態による集中カスタマイズ・システムのバックエンドのオペレーションを示す流れ図である。
【図3A】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラを構成するカスタマイズ・プロセスを示す流れ図である。
【図3B】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラを構成するカスタマイズ・プロセスを示す流れ図である。
【図4】本発明の一実施形態による顧客アカウントの選択を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図5】本発明の一実施形態によるダイヤラ・プロファイルを作成または編集するために顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図6】本発明の一実施形態による基本設定の入力を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図7】本発明の一実施形態によるカスタマイズされたダイヤラにロゴを追加するのを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図8】本発明の一実施形態によるダイヤラ接続アクションの指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図9】本発明の一実施形態によるダイヤラ電話帳に顧客のPOPを追加するのを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図10】本発明の一実施形態によるダイヤラ電話帳の作成を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図11】本発明の一実施形態によるPOPフィルタ規則の指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図12】本発明の一実施形態による価格設定規則の指定を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図13】本発明の一実施形態によるカスタマイズされた情報の点検を可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図14】本発明の一実施形態によるファイルのダウンロードを可能にするように顧客に提示されるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図15】電話帳生成ツールによって行われる電話帳生成プロセスの詳細を示す流れ図である。
【図16】本発明の一実施形態によるシステム・アーキテクチャを示す図である。
【図17】本発明の一実施形態によるダイヤラのメイン対話ボックスを構成するクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図18】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ダイヤル・プロパティを指定することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図19】本発明の一実施形態によるエンド・ユーザにエンド・ユーザ情報の要求をするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図20】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ダイヤラの設定を指定することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図21】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ブックマークを追加すること、また変更することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図22】本発明の一実施形態による、エンド・ユーザが、ブックマークを追加すること、また変更することができるようにするクライアント・マシン上で提示されるグラフィカル・エンド・ユーザ・インターフェースを示す図である。
【図23】本発明の例としての実施形態によるネットワーク接続アプリケーションを利用して実施することができる様々なアクセス方法をサポートするのに利用することができるいくつかの例としてのプロトコルおよび/または構成要素を示す図である。
【図24】マシン可読媒体上に記憶された、マシンが本明細書で説明する方法のいずれかを実施するようにさせる一連の命令を実行するためのマシンを例としてコンピュータ・システムの形態で示す図である。
Claims (70)
- カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理する方法であって、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースを生成すること、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のある前記カスタマイズ情報を前記複数の入力インターフェースを介して受け取ること、
前記カスタマイズ情報を前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶すること、
前記プロファイルを利用して前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを自動的に生成すること、および
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを少なくとも1名の受け手に配布することを含む方法。 - 前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの前記配布の後、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連する前記プロファイルの変更を示すさらなるカスタマイズ情報を受け取ること、および前記プロファイルの前記変更に従って前記カスタマイズされたネットワーク・アプリケーションを更新することを含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの複数のコピーが、複数名の受け手に配布され、前記ネットワーク接続アプリケーションの前記コピーのそれぞれが、前記プロファイルの前記変更に従って更新される請求項2に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、カスタマイズ・システムにおいて、前記カスタマイズ・システムの顧客から受け取られ、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、前記顧客に関連する複数のエンド・ユーザに配布される請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションにおいて自己インストール実行可能ファイルとして配布することを含む請求項1に記載の方法。
- 前記複数の入力インターフェースが、複数のマークアップ言語文書を含み、前記入力インターフェースを前記生成することが、前記複数のマークアップ言語文書をカスタマイズ・システムから、前記顧客によってアクセスされるコンピュータ・システムに通信することを含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してアクセス可能な少なくとも1つのネットワーク接続ポイントに関連する接続価格を表示するかどうかを示す価格設定情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記価格設定情報が、前記接続価格が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによって表示される通貨を指定する請求項7に記載の方法。
- 前記価格設定情報が、前記接続価格が前記指定された通貨で表示される際に適用される交換レートを指定する請求項8に記載の方法。
- 前記接続価格が、前記顧客に関連し、前記顧客とネットワーク・アクセス・プロバイダの間で交渉された価格設定プランで指定された基本接続価格に基づく請求項7に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク接続を確立することの許可された複数のネットワーク・アクセス・ポイントを明らかにするネットワーク・アクセス・ポイント情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記ネットワーク・アクセス・ポイント情報が、少なくとも1つのポイント・オブ・プレゼンスを明らかにするポイント・オブ・プレゼンス(POP)情報を含む請求項11に記載の方法。
- 前記ポイント・オブ・プレゼンス情報が、国識別子、地域識別子、都市識別子、エリア識別子、電話番号、最大接続速度、および前記少なくとも1つのポイント・オブ・プレゼンスにアクセスする価格を示す価格情報を含むグループの情報項目のなかのいずれか1つを含む請求項12に記載の方法。
- 前記ネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク・アクセス・ポイントの集合のなかのいずれか1つを使用してネットワーク接続を確立することが許可され、前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク・アクセス・ポイントの前記集合を自動的に更新するかどうかを示す更新情報を含む請求項1に記載の方法。
- ネットワーク・アクセス・ポイントの前記集合が、ポイント・オブ・プレゼンス(POP)の集合を含む請求項14に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してネットワーク接続を確立することができる制限された時間量を示すセッション制限情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク接続を確立するモードを示す接続モード情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記接続モード情報が、モデム接続、ISDN接続、無線ブロードバンド接続、および有線ブロードバンド接続を含むグループの接続モードのなかのいずれか1つを示す請求項17に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのインターフェースによって表示されるロゴを含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立の後に行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続後アクション情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立に先立って行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続前アクション情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立において誤りが生じたときに行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする誤りアクション情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによって確立されたネットワーク接続が接続解除されたときに行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続解除アクション情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、ネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金され、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのエンド・ユーザに課金される合計接続価格に含められる基本接続価格に対する値上げを提示する少なくとも1つの電話帳を明らかにする電話帳情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記値上げが、前記基本接続価格のパーセンテージとして表現される請求項24に記載の方法。
- 前記合計接続価格が、前記基本接続価格の合計を含み、前記値上げが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのインターフェースを介して前記エンド・ユーザに表示される請求項24に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してアクセス可能であるネットワーク・アクセス・ポイントをフィルタリングする基準を提供するネットワーク・アクセス・ポイント・フィルタ情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記基準が、国、州、都市、電話番号、接続速度、アクセス・タイプ、および価格を含むグループの基準のうちいずれか1つを含む請求項27に記載の方法。
- 前記カスタマイズ情報が、少なくとも1つの国内のネットワーク接続ポイントに適用される価格設定規則を指定する価格設定規則情報を含む請求項1に記載の方法。
- 前記価格設定規則が、前記少なくとも1つの国におけるアクセスに関してネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金される接続価格に対する値上げパーセンテージを指定する請求項29に記載の方法。
- 前記価格設定規則が、前記少なくとも1つの国におけるアクセスに関してネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金される基本接続価格を利用する範囲価格規則を指定する請求項29に記載の方法。
- カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理するシステムであって、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースを生成し、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のある前記カスタマイズ情報を前記複数の入力インターフェースを介して受け取るカスタマイズ・ツールと、
前記カスタマイズ情報を前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶するデータベースと、
前記プロファイルを利用して前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを自動的に生成し、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを少なくとも1名の受け手に配布するビルド・サーバとを含むシステム。 - 前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの前記配布の後、前記カスタマイズ・ツールが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連する前記プロファイルの変更を示すさらなるカスタマイズ情報を受け取り、前記プロファイルの前記変更に従って前記カスタマイズされたネットワーク・アプリケーションを更新する請求項32に記載のシステム。
- 前記ビルド・サーバが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの複数のコピーを複数名の受け手に配布し、前記プロファイルの前記変更に従って前記ネットワーク接続アプリケーションの前記コピーのそれぞれを更新する請求項33に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ・ツールが、前記カスタマイズ・システムにおいて、前記カスタマイズ・システムの顧客から前記カスタマイズ情報を受け取り、前記ビルド・サーバが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを前記顧客に関連する複数のエンド・ユーザに配布する請求項32に記載のシステム。
- 前記ビルド・サーバが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを自己インストール実行可能ファイルとして配布する請求項32に記載のシステム。
- カスタマイズ・ツールが、前記複数の入力インターフェースを複数のマークアップ言語文書を含むものとして生成し、前記複数のマークアップ言語文書をカスタマイズ・システムから、前記顧客によってアクセスされるコンピュータ・システムに通信する請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してアクセス可能な少なくとも1つのネットワーク接続ポイントに関連する接続価格を表示するかどうかを示す価格設定情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記価格設定情報が、前記接続価格が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによって表示される通貨を指定する請求項38に記載のシステム。
- 前記価格設定情報が、前記接続価格が前記指定された通貨で表示される際に適用される交換レートを指定する請求項39に記載のシステム。
- 前記接続価格が、前記顧客に関連し、前記顧客とネットワーク・アクセス・プロバイダの間で交渉された価格設定プランで指定された基本接続価格に基づく請求項38に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク接続を確立することの許可された複数のネットワーク・アクセス・ポイントを明らかにするネットワーク・アクセス・ポイント情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記ネットワーク・アクセス・ポイント情報が、少なくとも1つのポイント・オブ・プレゼンスを明らかにするポイント・オブ・プレゼンス(POP)情報を含む請求項42に記載のシステム。
- 前記ポイント・オブ・プレゼンス情報が、国識別子、地域識別子、都市識別子、エリア識別子、電話番号、最大接続速度、および前記少なくとも1つのポイント・オブ・プレゼンスにアクセスする価格を示す価格情報を含むグループの情報項目のなかのいずれか1つを含む請求項43に記載のシステム。
- 前記ビルド・サーバが、前記ネットワーク接続アプリケーションを、ネットワーク・アクセス・ポイントの集合のなかのいずれか1つを使用してネットワーク接続を確立するのが許可されているものとして生成し、前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク・アクセス・ポイントの前記集合を自動的に更新するかどうかを示す更新情報を含む請求項32に記載のシステム。
- ネットワーク・アクセス・ポイントの前記集合が、ポイント・オブ・プレゼンス(POP)の集合を含む請求項45に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してネットワーク接続を確立することができる制限された時間量を示すセッション制限情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、ネットワーク接続を確立するモードを示す接続モード情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記接続モード情報が、モデム接続、ISDN接続、無線ブロードバンド接続、および有線ブロードバンド接続を含むグループの接続モードのなかのいずれか1つを示す請求項48に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのインターフェースによって表示されるロゴを含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立の後に行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続後アクション情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立に先立って行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続前アクション情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによるネットワーク接続の確立において誤りが生じたときに行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする誤りアクション情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションによって確立されたネットワーク接続が接続解除されたときに行われる少なくとも1つのアクションを明らかにする接続解除アクション情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、ネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金され、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのエンド・ユーザに課金される合計接続価格に含められる基本接続価格に対する値上げを提示する少なくとも1つの電話帳を明らかにする電話帳情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記値上げが、前記基本接続価格のパーセンテージとして表現される請求項55に記載のシステム。
- 前記合計接続価格が、前記基本接続価格の合計を含み、前記値上げが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションのインターフェースを介して前記エンド・ユーザに表示される請求項55に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを利用してアクセス可能であるネットワーク・アクセス・ポイントをフィルタリングする基準を提供するネットワーク・アクセス・ポイント・フィルタ情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記基準が、国、州、都市、電話番号、接続速度、アクセス・タイプ、および価格を含むグループの基準のうちいずれか1つを含む請求項58に記載のシステム。
- 前記カスタマイズ情報が、少なくとも1つの国内のネットワーク接続ポイントに適用される価格設定規則を指定する価格設定規則情報を含む請求項32に記載のシステム。
- 前記価格設定規則が、前記少なくとも1つの国におけるアクセスに関してネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金される接続価格に対する値上げパーセンテージを指定する請求項60に記載のシステム。
- 前記価格設定規則が、前記少なくとも1つの国におけるアクセスに関してネットワーク・アクセス・プロバイダによって課金される基本接続価格を利用する範囲価格規則を指定する請求項60に記載のシステム。
- カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理するシステムであって、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースを生成するため、また前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のある前記カスタマイズ情報を前記複数の入力インターフェースを介して受け取るための第1の手段と、
前記カスタマイズ情報を前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶するための第2の手段と、
前記プロファイルを利用して前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを自動的に生成するため、また前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを少なくとも1名の受け手に配布するための第3の手段とを含むシステム。 - 前記第1の手段が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの前記配布の後、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連する前記プロファイルの変更を示すさらなるカスタマイズ情報を受け取るため、また前記プロファイルの前記変更に従って前記カスタマイズされたネットワーク・アプリケーションを更新するためのものである請求項63に記載のシステム。
- 前記第3の手段が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの複数のコピーを複数名の受け手に配布するため、また前記プロファイルの前記変更に従って前記ネットワーク接続アプリケーションの前記コピーのそれぞれを更新するためのものである請求項64に記載のシステム。
- 前記第1の手段が、カスタマイズ・システムにおいて、前記カスタマイズ・システムの顧客から前記カスタマイズ情報を受け取るためのものであり、また前記第3の手段が、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを前記顧客に関連する複数のエンド・ユーザに配布するためのものである請求項63に記載のシステム。
- マシンによって実行されたとき、前記マシンが、カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを管理する方法を実施するようにさせる一連の命令を記憶しているマシン可読媒体であって、
前記方法が、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のあるカスタマイズ情報を受け取る複数の入力インターフェースを生成すること、
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関係のある前記カスタマイズ情報を前記複数の入力インターフェースを介して受け取ること、
前記カスタマイズ情報を前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連するプロファイルとして記憶すること、
前記プロファイルを利用して前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを自動的に生成すること、および
前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションを少なくとも1名の受け手に配布することを含むマシン可読媒体。 - 前記一連の命令が、前記マシンによって実行されたとき、前記マシンが、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションに関連する前記プロファイルの変更を示すさらなるカスタマイズ情報を受け取り、前記プロファイルの前記変更に従って前記カスタマイズされたネットワーク・アプリケーションを更新するようにさせる請求項67に記載のマシン可読媒体。
- 前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションの複数のコピーが、複数名の受け手に配布され、前記ネットワーク接続アプリケーションの前記コピーのそれぞれが、前記プロファイルの前記変更に従って更新される請求項68に記載のマシン可読媒体。
- 前記カスタマイズ情報が、前記カスタマイズ・システムにおいて、前記カスタマイズ・システムの顧客から受け取られ、前記カスタマイズされたネットワーク接続アプリケーションが、前記顧客に関連する複数のエンド・ユーザに配布される請求項67に記載のマシン可読媒体。
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