JP2002232490A - クロック信号伝送方式 - Google Patents

クロック信号伝送方式

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JP2002232490A
JP2002232490A JP2001021673A JP2001021673A JP2002232490A JP 2002232490 A JP2002232490 A JP 2002232490A JP 2001021673 A JP2001021673 A JP 2001021673A JP 2001021673 A JP2001021673 A JP 2001021673A JP 2002232490 A JP2002232490 A JP 2002232490A
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signal
clock
lvds
clock signal
output
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JP2001021673A
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English (en)
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Takanari Aoyama
宇済 青山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロック信号に伴って発生する不要電磁放射
ノイズを低減すると共に、周りの信号からの影響を受け
難いようにしたクロック信号伝送方式を提供する。 【解決手段】 プリント基板上を引き回すクロック信号
を、LVDS信号方式により伝送する。このようにすれば、
出力のLVDS信号は同相ノイズを除去するので周辺からの
ノイズの影響を受けにくくなり、また、LVDS信号は小振
幅信号であるので不必要な電磁放射ノイズの原因をなく
し、外部機器への影響を少なくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック信号伝送
方式に関し、特にクロック信号の伝送に伴って発生する
不要電磁放射ノイズを低減すると共に、周りの信号から
の影響を受け難いようにしたクロック信号伝送方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ装置,複写装置,FAX
等に使用しているクロック発信器及びクロックドライバ
の出力信号は、TTLレベル(高電位レベル2.0〜5V、低
電位レベル0〜0.8V)やLVTTLレベル(高電位レベルMAX
1.7V、低電位レベルMAX 0.7V)であり、実際のプリ
ンタ装置等ではクロック発信器等からの出力信号(クロ
ック信号)を、プリント基板上に引き回して伝送してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如くプリント基板上にTTLレベル等のクロック信号を引
き回す場合には、クロック信号による不要電磁放射ノイ
ズを発生する原因となっている。また、クロック信号が
周りの信号からの影響を受けた場合には、画像形成装置
システムの誤動作を引き起こしやすい、という問題点が
ある。
【0004】そこで本発明の課題は、クロック信号に伴
って発生する不要電磁放射ノイズを低減すると共に、周
りの信号からの影響を受け難いようにしたクロック信号
伝送方式を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1記載の発明は、プリント基板上を引き回すク
ロック信号を、LVDS信号方式により伝送することを特徴
とする。また、請求項2記載の発明は、前記プリント基
板上を引き回すクロック信号は、1つのクロック入力信
号から複数のクロック出力信号を生成することを特徴と
する。
【0006】このようにすれば、出力のLVDS信号は同相
ノイズを除去するので周辺からのノイズの影響を受けに
くくなり、また、LVDS信号は小振幅信号であるので不必
要な電磁放射ノイズの原因をなくし、外部機器への影響
を少なくすることができる。
【0007】また、請求項3記載の発明は、前記プリン
ト基板上を引き回すクロック信号の出力は、シングル・
エンド信号出力とLVDS信号出力とを切替え可能であるこ
とを特徴とする。このようにすれば、プリント基板上を
引き回すクロック信号の出力を、シングル・エンドとLV
DS信号とに切り替えることができるので、汎用性を持た
せることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて説明する。 (1)第1の実施の形態 図1は本実施の形態のブロック図である。図1におい
て、符号10は本実施の形態となるプリント基板上に構
成されたクロック発信器である。クロック発信器のクロ
ック速度は、例えばMAX約100MHzである。符号11はク
ロック発信回路であり、TTL或いはLVTTLといったシング
ル・エンド信号でドライバ12に接続される。ドライバ
12は、LVDS信号のプラス側、マイナス側の伝送路を有
する。LVDSは、Low Voltage Differential Signalin
g(低電圧差動信号)である。符号13はレシーバ、符
号14は終端抵抗である。
【0009】次に、LVDS信号の伝送方式を、図2に示す
「LVDS伝送方式およびその信号レベルの説明図」に基づ
いて説明する。図2に示すように、LVDS伝送方式で
は、TTL(あるいはLVTTL)駆動方式の「H」または
「L」の信号を、低振幅で差動形式の信号、即ち、2つ
の信号の組合せからなる信号に変換して伝送する。この
2つの信号の一方を“+側”、他方“−側”と定義し、
TTL(あるいはLVTTL)駆動方式の「H」または「L」の
信号は、この“+側”と“−側”との電圧レベルの大小
に変換される。
【0010】“+側”と“−側”との信号線は、レシー
バー側の入力段で100Ωの抵抗で短絡される。これ
は、前記低振幅で差動形式の信号(LVDS信号)が伝送さ
れる伝送線路のインピーダンスが100Ωに定義されて
いることにより(TIA/EIA−644規格)、各信号線の終端
抵抗値を確保するためのものである。
【0011】ここで、図3,図4を用いて、シングル・
エンド信号に対するノイズ(外的要因)の影響と、差動
信号に対するノイズの影響の差を説明する。シングル・
エンド信号の場合は、ノイズが印加されなければ、図3
(A)に示すように、ドライバ入力と同一信号がレシー
バから出力される。しかし、ノイズが印加されると、図
3(B)に示すように、レシーバからノイズに対応した
箇所ににせデータが出てしまう。
【0012】これに対し、LVDS信号の場合は、ノイズが
印加されなければ、図4(A)に示すように、ドライバ
入力と同一信号がレシーバから出力され、ノイズが印加
された場合にも図4(B)に示すように、ドライバ入力
と同一信号がレシーバから出力される。即ち、LVDS信号
は同相ノイズが除去されるので、ノイズに対して強い。
また、LVDS信号の場合には伝送方式が電流モードなの
で、終端抵抗を必要とし、ドライバの出力電圧は終端抵
抗値100Ωの場合には350mVである。この小振幅
がEMI(Electro Magnetic Interference)の発生
を抑える。即ち、不要電磁放射ノイズの発生を抑制する
ことができる。
【0013】なお、本実施の形態では終端抵抗値を10
0Ωの場合について説明したが、プリント基板のインピ
ーダンスやレシーバの入力スレショールドに応じて終端
抵抗値を別の値に設定することも可能である。
【0014】(2)第2の実施の形態 図5は本実施の形態のブロック図である。図5におい
て、符号20は本実施の形態となるプリント基板上に構
成されたクロックドライバ回路であり、発信手段21、
例えば水晶発信子の発信出力が増幅器22によって増幅
される。増幅器22の出力はバッファ23a〜バッファ
23nに接続される。本例ではクロック出力はNチャネ
ルの例を示す。バッファ出力はおのおのLVDSドライバ2
4a〜LVDSドライバ24nに接続され、Nチャネルのク
ロック出力となる伝送路を有する。符号25a〜25n
はレシーバ、符号26a〜26nは終端抵抗である。
【0015】本実施の形態の場合も、第1の実施の形態
と場合と同じ理由により、伝送にLVDS信号を使用してい
るので、外来ノイズに対して強く、且つ不要電磁放射ノ
イズの発生を抑制することができる。
【0016】(3)第3の実施の形態 図6は本実施の形態のブロック図である。図6におい
て、符号30は本実施の形態となるプリント基板上に構
成されたクロック発信器であり、クロック発信回路32
は3-Stateバッファ34,35に接統され、バッファ3
4の出力はLVDSドライバ33に接続される。また、バッ
ファ35はシングル・エンド出力となる。
【0017】符号31はインバータであり、切り替え信
号D/Sを反転し3-Stateバッファ34,イネーブル端子3
5に接統される。切り替え信号D/Sが「H」の場合、3-S
tateバッファ34がイネーブルとなり、LVDS出力が選択
され、D/S信号が「L」の場合3-Stateバッファ35がイ
ネーブルとなり、シングル・エンド出力が選択される。
符号36,38はレシーバ、符号37は終端抵抗であ
る。
【0018】なお、本実施の形態ではクロック入力信号
が1つの場合を示したが、第2の実施の形態のように1
つの入力信号から複数の出力信号を生成する場合にも、
本実施の形態を適用可能であるのは勿論である。本実施
の形態の場合も、第1の実施の形態と場合と同じ理由に
より、伝送にLVDS信号を使用しているので、外来ノイズ
に対して強く、且つ不要電磁放射ノイズの発生を抑制す
ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下の効果を発揮することができる。請求項1および請求
項2記載の発明によれば、出力がLVDS信号であるので周
辺からのノイズの影響を受けにくくなり、また、不必要
な電磁放射ノイズの原因をなくし、外部機器への影響を
少なくすることができる。請求項3記載の発明によれ
ば、出力をシングル・エンドとLVDS信号とに切り替える
ことができるので、汎用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図2】LVDS伝送方式およびその信号レベルの説明図で
ある。
【図3】(A)はシングル・エンド信号にノイズが印加
されない場合の波形図、(B)はシングル・エンド信号
にノイズが印加された場合の波形図である。
【図4】(A)はLVDS信号にノイズが印加されない場合
の波形図、(B)はLVDS信号にノイズが印加された場合
の波形図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態のブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態のブロック図であ
る。
【符号の説明】
10…クロック発信器 11…クロック発信回路 12,24a〜24n,33…ドライバ 13,25a〜25n,36,38…レシーバ 14,26a〜26n,37…終端抵抗 20…クロックドライバ 21…発信手段 22…増幅器 23a〜23n…バッファ 30…クロック発信器 31…インバータ 32…クロック発信回路 34,35…3-Stateバッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上を引き回すクロック信号
    を、LVDS信号方式により伝送することを特徴とするクロ
    ック信号伝送方式。
  2. 【請求項2】 前記プリント基板上を引き回すクロック
    信号は、1つのクロック入力信号から複数のクロック出
    力信号を生成することを特徴とする請求項1記載のクロ
    ック信号伝送方式。
  3. 【請求項3】 前記プリント基板上を引き回すクロック
    信号の出力は、シングル・エンド信号出力とLVDS信号出
    力とを切替え可能であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載のクロック信号伝送方式。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100464326B1 (ko) * 2003-01-30 2005-01-03 삼성전자주식회사 저전압 차등 신호 통신 시스템에서 노이즈를 검출하는장치 및 방법
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