JP2002230868A - テープドライブ装置 - Google Patents

テープドライブ装置

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JP2002230868A
JP2002230868A JP2001020646A JP2001020646A JP2002230868A JP 2002230868 A JP2002230868 A JP 2002230868A JP 2001020646 A JP2001020646 A JP 2001020646A JP 2001020646 A JP2001020646 A JP 2001020646A JP 2002230868 A JP2002230868 A JP 2002230868A
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shaped recording
drum
reel
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JP2001020646A
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Yasuaki Kano
安章 加納
Toshiya Kurokawa
俊哉 黒川
Katsumi Maekawa
克己 前川
Tokuji Mitani
篤司 三谷
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Sony Corp
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    • G11B15/60Guiding record carrier
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    • G11B15/67Threading; Loading; Automatic self-loading by extracting end of record carrier from container or spool

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープドライブ装置の小型化及び走行安定性
の向上を図る。 【解決手段】 1リールタイプのテープカセット100
のケース体101の引出口101aからテープ状記録媒
体102が引き出されて走行されるテープドライブ装置
1において、テープ状記録媒体が巻き付けられて摺接さ
れるドラム17と、テープ状記録媒体をケース体の引出
口の近傍の所定の位置において折り返す折り返し用ガイ
ド軸22aと、ドラムに離接する方向へ移動可能とされ
ると共にドラムに接近する方向へ移動されたときにドラ
ム近傍においてドラムの周方向に離間して位置される一
対のガイドピン20a、21aとを設け、テープ状記録
媒体が折り返し用ガイド軸とドラムに接近する方向へ移
動される上記一対のガイドピンとで順に折り返され該一
対のガイドピン間に位置するテープ状記録媒体がドラム
に巻き付けられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープドライブ装置
に関する。詳しくは、ケース体内に回転自在に支持され
た1つのカセットリールにテープ状記録媒体が巻回され
て成る1リールタイプのテープカセットを用いローディ
ング機構によってケース体内からテープ状記録媒体を引
き出して走行させるテープドライブ装置についての技術
分野に関する。
【0002】
【従来の技術】ケース体内に回転自在に支持された1つ
のカセットリールにテープ状記録媒体が巻回されて成る
1リールタイプのテープカセットを用いるテープドライ
ブ装置がある。このようなテープドライブ装置において
は、ローディング機構によってケース体内からテープ状
記録媒体を引き出して巻き取りリールで巻き取り、テー
プ状記録媒体に対して情報信号の記録や再生を行うよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、テープドラ
イブ装置には、固定されたドラムにテープ状記録媒体を
摺接させて記録や再生を行う所謂固定ヘッド方式の装置
と回転ドラムに所定の角度でテープ状記録媒体を巻き付
けて記録や再生を行う所謂ヘリカルスキャン方式の装置
とがあるが、ヘリカルスキャン方式のテープドライブ装
置において、大容量化を目的としてテープ状記録媒体の
ドラムに対する巻径を大きくし、また、転送レートの高
速化を目的として多チャンネルにすると、ドラムの外径
を大きくする必要がある。特に、テープストリーマーの
ようにデーターのバックアップ等を主目的とするような
装置にあっては、大容量化及び転送レートの高速化の要
望が大きく外径の大きなドラムを用いることが多い。
【0004】ところが、ドラムの外径を大きくすること
は大容量化及び転送レートの高速化には繋がるが、テー
プドライブ装置の大型化を来たしてしまうという問題が
生じる。
【0005】また、テープドライブ装置にあっては、テ
ープ状記録媒体の走行安定性を向上し情報信号の記録及
び再生の適正化を図る必要もある。
【0006】そこで、本発明テープドライブ装置は、上
記した問題点を克服し、当該装置の小型化及び走行安定
性の向上を図ることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明テープドライブ装
置は、上記した課題を解決するために、ケース体内から
引き出されたテープ状記録媒体が巻き付けられて摺接さ
れるドラムと、ローディング機構によって引き出された
テープ状記録媒体をケース体の引出口の近傍の所定の位
置において折り返す折り返し用ガイド軸と、ドラムに離
接する方向へ移動可能とされると共にドラムに接近する
方向へ移動されたときにドラム近傍においてドラムの周
方向に離間して位置される一対のガイドピンとを設け、
ローディング機構によってケース体内から引き出された
テープ状記録媒体を折り返し用ガイド軸とドラムに接近
する方向へ移動される上記一対のガイドピンとで順に折
り返し該一対のガイドピン間に位置するテープ状記録媒
体をドラムに巻き付けるようにしたしたものである。
【0008】従って、本発明テープドライブ装置にあっ
ては、ドラムにテープ状記録媒体が巻き付けられる側と
反対側にテープパスを形成するための機構を必要としな
いと共に引出口から引き出されたテープ状記録媒体が常
に一定の経路を走行される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面を参照して説明する。
【0010】尚、以下に示した実施の形態は、本発明を
データーのバックアップ等を主目的とするテープストリ
ーマーとして用いられるテープドライブ装置に適用した
ものである。
【0011】以下に示すテープドライブ装置1において
は、テープ状記録媒体の走行状態等の相違による各モー
ドが設定されるようになっている。テープドライブ装置
1において設定されるモードとしては、テープ状記録媒
体がドラムに巻き付けられた状態で走行される巻回時走
行モードとテープ状記録媒体がドラムに巻き付けられな
い状態で走行される非巻回時走行モードとがある。
【0012】巻回時走行モードの中には、テープカセッ
ト側からテープドライブ装置1側へ走行され情報信号の
記録又は再生が行われる正転走行モード(FWDモー
ド)、テープドライブ装置1側からテープカセット側へ
走行され情報信号の記録又は再生が行われる反転走行モ
ード(REVモード)、テープカセット側からテープド
ライブ装置1側へ高速で走行される高速正転走行モード
(FFモード)、テープドライブ装置1側からテープカ
セット側へ高速で走行される高速反転走行モード(RE
Wモード)がある。
【0013】非巻回時走行モードの中には、テープカセ
ット側からテープドライブ装置1側へ高速で走行される
高速正転走行モード(UW―FFモード)、テープドラ
イブ装置1側からテープカセット側へ高速で走行される
高速反転走行モード(UW―REWモード)がある。
【0014】先ず、主に図1乃至図8を参照してテープ
ドライブ装置の構成について説明する。図1乃至図4
は、テープドライブ装置1にテープカセットが装着され
た状態を示す。
【0015】テープドライブ装置1は外筐2内に所要の
各部材及び各機構が配置されて成る。外筐2は下方に開
口された縦長の箱状を為し、カバー3と該カバー3の前
端部に取り付けられたフロントパネル4とカバー3の後
端部に取り付けられたリアパネル5とから成り、各部材
及び各機構が配置されるシャーシ6が外筐2によって覆
われている(図1及び図2参照)。
【0016】フロントパネル4には横長のカセット挿脱
口4aが形成され、該カセット挿脱口4aからテープカ
セット100が挿入され又は排出される。
【0017】シャーシ6の前端部にはカセットホルダー
7が設けられ、該カセットホルダー7にカセット挿脱口
4aから挿入されたテープカセット100が保持される
(図3参照)。テープカセット100は、上下一対のハ
ーフから成るケース体101内にテープ状記録媒体10
2が巻回されたカセットリール103が回転自在に支持
されて成り、テープ状記録媒体102の先端部にはリー
ダーブロック104が取り付けられている(図3及び図
4参照)。リーダーブロック104には上下に延びる嵌
合孔104aが形成されており、リーダーブロック10
4はテープ状記録媒体102がケース体101から引き
出される前の状態において、ケース体101に形成され
た引出口101aの直ぐ内側に位置されている(図3及
び図4参照)。
【0018】テープ状記録媒体102の先端部には透明
なリーダーテープ部102aが設けられ、また、テープ
状記録媒体102の反対側の端部にもリーダーテープ部
102bが設けられている(図4参照)。
【0019】カセットホルダー7にテープカセット10
0が保持されると、テープリール103の中心部に形成
された係合孔103aにシャーシ6に回転自在に支持さ
れた係合軸8が係合される(図3参照)。
【0020】外筐2内には、シャーシ6から上方に離間
した位置に、トランスポーターブロック9が配置されて
いる(図1参照)。
【0021】トランスポーターブロック9は縦長のベー
スプレート10に所要の各機構が設けられて成り、ベー
スプレート10には略前後方向に延びるガイド溝10a
が形成されている。
【0022】ベースプレート10の前端部には搬送用モ
ーター11が配置されている。ベースプレート10の一
方の側縁には前後に離間して一対のプーリーギヤ12、
12が支持され、該プーリーギヤ12、12間にベルト
13が巻回されている。ベースプレート10には、ベル
ト13に沿ってガイド軸14が設けられ、該ガイド軸1
4に搬送部材15が摺動自在に支持されている。
【0023】搬送部材15はベルト13の一部に取り付
けられており、搬送部材15の先端部にはガイド溝10
aに案内されて移動される移動ベース15aが設けられ
ている。搬送用モーター11の駆動力がベースプレート
10上に配置された動力伝達機構16を介してプーリー
ギヤ12に伝達されてベルト13が送られ、該ベルト1
3が送られることにより搬送部材15がガイド軸14に
案内されて前後方向へ移動されると共に移動ベース15
aがガイド溝10aに案内されて移動される。
【0024】シャーシ6にはドラム17が設けられ、該
ドラム17を挟むようにしてシャーシ6に前後に離間し
て案内溝18、19が形成されている(図3及び図4参
照)。ドラム17はシャーシ6の下面側に配置されたド
ラムモーター17aによって回転される(図7参照)。
【0025】案内溝18、19には、それぞれ第1のコ
ースター20と第2のコースターが移動自在に支持され
ている。第1のコースター20上には、ガイドローラー
20aが回転自在に支持されると共に傾斜ガイド20b
が設けられ、第2のコースター21上には、ガイドロー
ラー21aが回転自在に支持されると共に傾斜ガイド2
1bが設けられている。案内溝18、19の一端部、即
ち、ドラム17が位置する側の端部には、それぞれスト
ッパー18a、19aが設けられている。
【0026】ドラム17の前側に位置する案内溝18の
他端部、即ち、ドラム17が位置する側と反対側の端部
付近には、折り返しガイド用アーム22と第1のテープ
ガイド用アーム23とテンレギレバー24とがそれぞれ
シャーシ6に回動自在に支持されている(図3乃至図5
参照)。
【0027】折り返しガイド用アーム22は、その一端
部に回動支点が設けられ、他端部に折り返し用ガイドロ
ーラー22aが回転自在に支持されている。第1のテー
プガイド用アーム23は、その一端部に回動支点が設け
られ、他端寄りの位置にテープガイド用ローラー23a
が回転自在に支持されている。テンレギレバー24は、
その中間部に回動支点が設けられ、一端部に第1のガイ
ドローラー24aが回転自在に支持され、他端部に第2
のガイドローラー24bが回転自在に支持されている。
【0028】折り返しガイド用アーム22と第1のテー
プガイド用アーム23とテンレギレバー24は、折り返
しガイド用アーム22が第1のテープガイド用アーム2
3の上側に位置し、第1のテープガイド用アーム23が
テンレギレバー24の上側に位置するようにされてい
る。
【0029】テンレギレバー24には、その回動支点が
設けられた部分から下方へ突出されたマグネット配置部
25が設けられており、該マグネット配置部25にテン
レギレバー24の回動方向に離間して2組のマグネット
26、26、27、27が配置されている(図5及び図
6参照)。マグネット26、26とマグネット27、2
7は、それぞれ一方がS極に着磁され、他方がN極に着
磁されている。
【0030】マグネット配置部25にはバネ掛け片25
aが設けられ、該バネ掛け片25aとシャーシ6に設け
られたバネ掛け片6aとの間に引張コイルバネ28が張
設されている。
【0031】シャーシ6には、テンレギレバー24の下
方に第1のテンション検出用基板29が設けられ、該第
1のテンション検出用基板29には、センサー29a、
29bがテンレギレバー24の回動方向に離間して配置
されている(図5乃至図7参照)。
【0032】シャーシ6の後端部には第2のテープガイ
ド用アーム30が回動自在に支持されており、該第2の
テープガイド用アーム30は一端部に回動支点が設けら
れ、他端部にテープガイド用ローラー30aが回転自在
に支持されている(図3及び図4参照)。
【0033】シャーシ6には、第2のテープガイド用ア
ーム30の一部を覆う位置に巻き取りリール31が回転
自在に支持されている(図2乃至図4参照)。巻き取り
リール31には、その中心部から周縁にまで達する挿入
用スリット31aが形成され、テープカセット100の
上記リーダーブロック104が挿入用スリット31aか
ら挿入されて巻き取りリール31の中心部に装着される
ようになっている。巻き取りリール31の中心部には、
巻取軸31bが設けられている(図4参照)。テープカ
セット100の先端部に設けられた上記リーダーテープ
部102aは、巻き取りリール31の巻取軸31bの外
径と略同じ長さにされている。
【0034】シャーシ6には、ドラム17の後方にテン
レギアーム32が回動自在に支持されている。テンレギ
アーム32は、その一端部に回動支点が設けられ、他端
部にガイドローラー32aが回転自在に支持されている
(図1、図2、図3及び図20参照)。テンレギアーム
32にはバネ掛け突片32bが設けられ、該バネ掛け突
片32bとシャーシ6に設けられたバネ掛け突片6bと
の間に引張コイルバネ33が張設されている(図20参
照)。
【0035】テンレギアーム32には、図示しないマグ
ネット配置部が設けられており、該マグネット配置部に
テンレギレバー24と同様のS極とN極に着磁された一
対のマグネットが配置されている。
【0036】シャーシ6には、テンレギアーム32の下
方に第2のテンション検出用基板34が設けられ(図7
参照)、該第2のテンション検出用基板34には、図示
しないセンサーが配置されている。
【0037】テンレギアーム32の近傍の位置における
シャーシ6の底面側には、キャプスタンモーター35が
配置されており(図7参照)、該キャプスタンモーター
35によってシャーシ6から上方へ突出されたキャプス
タン軸35aが回転される。
【0038】キャプスタンモーター35の近傍には回転
軸36がシャーシ6に回転自在に支持され、回転軸36
の下端部にはギヤ36aが取り付けられている(図8参
照)。回転軸36には傾斜部を有するカム溝36bが形
成されている。
【0039】ピンチアーム37は円筒軸37aと該円筒
軸37aから側方へ突出されたアーム部37bと該アー
ム部37bの先端部に設けられた軸部37cと該軸部3
7cから下方へ突出された挿入ピン37dとを有し、円
筒軸37aが回転軸36に外嵌状に設けられ、回転軸3
6がピンチアーム37に対して回転可能とされている
(図8参照)。円筒軸37aの下端には係合突部37e
が設けられ、該係合突部37eが回転軸36のカム溝3
6bに摺動自在に係合されている。
【0040】ピンチアーム37の上面にはピンチサブア
ーム38が設けられ、該ピンチサブアーム38の先端部
に、下方へ突出されたピンチローラー38aが回転自在
に支持されている(図8参照)。
【0041】回転軸36のギヤ36aは、シャーシ6に
支持されたリング状ギヤ39とピンチプレスギヤ40と
にそれぞれ噛合されている(図8参照)。ピンチプレス
ギヤ40には、ピンチアーム37の挿入ピン37dが挿
入されるカム孔40aが形成されている。
【0042】シャーシ6のドラム17が設けられた側と
反対側の側縁には、駆動機構41が設けられている(図
1及び図2参照)。駆動機構41は駆動モーター42、
ギヤ群43、スライドレバー44、カムギヤ45、連結
アーム46、46等を有しており(図3、図4及び図7
参照)、駆動モーター42の駆動力がギヤ群43、スラ
イドレバー44、カムギヤ45等に伝達されてこれらが
動作され、各モードにおいて第1のコースター20、第
2のコースター21、折り返しガイド用アーム22、第
1のテープガイド用アーム23、テンレギレバー24、
第2のテープガイド用アーム30、テンレギアーム3
2、回転軸36等が動作されるようになっている。
【0043】シャーシ6の底面側にはテープリール用モ
ーター47が配置されており(図7参照)、該テープリ
ール用モーター47のモーター軸にテープリール103
の係合孔103aに係合される上記係合軸8が固定さ
れ、テープリール用モーター47の回転方向に応じてカ
セットホルダー7に保持されたテープカセット100の
テープリール103が回転される。
【0044】シャーシ6の底面側にはテープリール用ブ
レーキ48が設けられ(図7参照)、該テープリール用
ブレーキ48が動作されることによりテープリール用モ
ーター47の回転が停止される。
【0045】シャーシ6の底面側には巻き取りリール用
モーター49が配置されており(図7参照)、該巻き取
りリール用モーター49のモーター軸に巻き取りリール
31に連結され、巻き取りリール用モーター49の回転
方向に応じて巻き取りリール31が回転される。
【0046】シャーシ6の底面側には巻き取りリール用
ブレーキ50が設けられ(図7参照)、該巻き取りリー
ル用ブレーキ50が動作されることにより巻き取りリー
ル用モーター49の回転が停止される。
【0047】シャーシ6には、駆動モーター42の前側
に第1の発光部51が配置されており、また、シャーシ
6に形成された案内溝18の一端部に設けられたストッ
パー18aの近傍に、第1の発光部51から出射された
検出光を受光して検知する第1の受光センサー52が設
けられている(図3参照)。従って、第1の発光部51
から出射された検出光は、カセットホルダー7の後面に
沿って通過され第1の受光センサー52で受光される。
【0048】シャーシ6には、駆動モーター42の直ぐ
横側に第2の発光部53が配置されており、また、シャ
ーシ6の後端部に第2の発光部53から出射された検出
光を受光して検知する第2の受光センサー54が設けら
れている(図3参照)。従って、第2の発光部53から
出射された検出光は、巻き取りリール31の内部を通過
され第2の受光センサー54で受光される。
【0049】以下に、主に図9乃至図36を参照してテ
ープドライブ装置1の動作について説明する。テープド
ライブ装置1の動作については、駆動機構41の駆動モ
ーター42が配置されている側を右側とし、ドラム17
が配置されている側を左側として説明する。
【0050】先ず、テープカセット100がカセットホ
ルダー7に保持された状態からリーダーブロック104
が巻き取りリール31に装着されるまでの動作を説明す
る。
【0051】上記のようにテープカセット100がカセ
ットホルダー7にカセット挿脱口4aから挿入される
と、テープカセット100が図示しないロック機構によ
ってロックされてカセットホルダー7に保持され、テー
プリール103の中心部に形成された係合孔103aに
シャーシ6に回転自在に支持された係合軸8が係合され
る(図3参照)。
【0052】係合孔103aに係合軸8が係合される
と、図示しない嵌合軸がリーダーブロック104の嵌合
孔104aに嵌合され、リーダーブロック104がトラ
ンスポーターブロック9の移動ベース15aによって移
動可能な状態とされる。
【0053】搬送用モーター11の駆動により動力伝達
機構16を介してベルト13が送られ、搬送部材15が
ガイド軸14に案内されて後方へ向けて移動されると共
に移動ベース15aがガイド溝10aに案内されて移動
され、これによりテープ状記録媒体102がケース体1
01内から引き出されていく(図9参照)。
【0054】テープ状記録媒体102の引出時には、折
り返しガイド用アーム22、第1のテープガイド用アー
ム23及びテンレギレバー24は、折り返し用ガイドロ
ーラー22aと第1のガイドローラー24aとが近傍に
位置されると共にこれらから右方へ離間してテープガイ
ド用ローラー23aと第2のガイドローラー24bが近
傍に位置された状態とされている(図4及び図5参
照)。また、第1のコースター20と第2のコースター
21は何れもドラム7から最も離間した右方側の移動端
にあり、第2のテープガイド用アーム30はテープガイ
ド用ローラー30aが第2のコースター21の近傍に位
置するように、回動方向における右方側の移動端に位置
されている(図4及び図9参照)。
【0055】リーダーブロック104は、折り返し用ガ
イドローラー22a、第1のガイドローラー24aとテ
ープガイド用ローラー23a、第2のガイドローラー2
4bとの間を通り、さらに第1のコースター20及び第
2のコースター21のガイドローラー20a、傾斜ガイ
ド20b、ガイドローラー21a、傾斜ガイド21bの
左側を通り、テープガイド用ローラー30aの左側を通
って巻き取りリール31の挿入用スリット31aに挿入
されていく。
【0056】リーダーブロック104が巻き取りリール
31の中心部まで挿入されたところで移動ベース15a
の移動が停止され、リーダーブロック104が巻き取り
リール31の中心部に装着されると共に嵌合軸が嵌合孔
104aから離脱される(図10及び図11参照)。リ
ーダーブロック104が巻き取りリール31の中心部に
装着された状態においては、テープ状記録媒体102は
第1のテープガイド用アーム23のテープガイド用ロー
ラー23aと第2のテープガイド用アーム30のテープ
ガイド用ローラー30aに左側から接触されガイドされ
ている(図10及び図11参照)。以上のようにしてテ
ープ状記録媒体102の引出動作が終了する。
【0057】テープドライブ装置1にあっては、テープ
状記録媒体102のローディングを行うトランスポータ
ーブロック9をテープドライブ装置1の右側に配置し、
カセットホルダー7に保持されるテープカセット100
の引出口101aがトランスポーターブロック9と同じ
側である右側に位置されるようにしているため、機構が
簡素化されテープドライブ装置1の小型化に寄与する。
尚、トランスポーターブロック9と引出口101aと
は、特に右側に位置される必要はなく、同じ側に位置さ
れるように配置されれば、機構の簡素化による装置の小
型化を図ることができる。
【0058】また、テープドライブ装置1にあっては、
テープリール103と巻き取りリール31との間にドラ
ム17や駆動機構41等が配置されるため、その分、配
置スペースの効率化を図ることができテープドライブ装
置1の小型化に寄与する。
【0059】次に、非巻回時走行モードの設定について
説明する(図12乃至図14参照)。
【0060】上記のように、リーダーブロック104が
巻き取りリール31の中心部に装着された状態におい
て、折り返しガイド用アーム22が図5に示すP1方向
へ回動されると共に、テンレギレバー24がR1方向へ
回動されると非巻回時走行モードが設定される。非巻回
時走行モードにおいては、テープ状記録媒体102に折
り返しガイド用アーム22の折り返し用ガイドローラー
22a及びテンレギレバー24の第2のガイドローラー
24bが接触され、また、第1のテープガイド用アーム
23が移動されないためテープガイド用ローラー23a
もテープ状記録媒体102に接触されている(図12参
照)。
【0061】非巻回時走行モードにおいては、テープ状
記録媒体102が高速で走行されて所謂早送り又は巻き
戻しが為される。巻き取りリール用モーター49が回転
されてテープ状記録媒体102がテープリール103か
ら巻き取りリール31へ送られ該巻き取りリール31に
巻き取られるときには高速正転走行モード(UW―FF
モード)であり、テープリール用モーター47が回転さ
れて巻き取りリール31に巻き取られたテープ状記録媒
体102が巻き取りリール31からテープリール103
へ送られ該テープリール103に巻き取られるときには
高速反転走行モード(UW―REWモード)である。
【0062】非巻回時走行モードにおいては、テープ状
記録媒体102が一定のテンションを付与された状態で
走行される(図12乃至図14参照)。テープ状記録媒
体102へのテンションの付与は、テンレギレバー24
に設けられたマグネット配置部25のバネ掛け片25a
とシャーシ6のバネ掛け片6aとの間に張設された引張
コイルバネ28のバネ力が、テープ状記録媒体102に
接触される第2のガイドローラー24bを介してテープ
状記録媒体102に作用されることにより行われる。こ
のとき、第1のテンション検出用基板29のセンサー2
9bによってマグネット配置部25に配置されたマグネ
ット27、27の検出が行われてテンレギレバー24の
回動方向における位置が検出され、この検出結果に基づ
いてテープ状記録媒体102に常に一定のテンションが
付与されるように巻き取りリール用モーター49又はテ
ープリール用モーター47の回転速度が制御される。
【0063】従って、ドラム17にテープ状記録媒体1
02を巻き付けることなく一定のテンションが付与され
た状態でテープ状記録媒体102が走行されるため、テ
ープダメージを与えることなくテープ状記録媒体102
を高速走行させることができる。また、一定のテンショ
ンが付与されているため、テープ状記録媒体102が傾
斜ガイド20b、21b等をずり上がって抜けてしまう
等の不具合を生じることがない。
【0064】尚、テープドライブ装置1にあっては、非
巻回時走行モードの設定が可能であるため、例えば、情
報信号の記録時や再生時に、テープ状記録媒体102に
ダメージを有する部分があったときに、当該部分がドラ
ム17のヘッドに摺接される直前に一時的に非巻回時走
行モードを設定し、画像の乱れ等を回避するようなこと
も可能である。
【0065】また、テープドライブ装置1にあっては、
テープ状記録媒体102をケース体101内から引き出
して走行させる1リールタイプのテープカセット100
を用いており、テープ状記録媒体102に一定のテンシ
ョンを付与するためのガイドローラー24bを有するテ
ンレギレバー24を配置するための十分なスペースがあ
るため、テンレギレバー24を配置することにより適正
な高速走行を行うことができる。
【0066】次に、巻回時走行モードの設定について説
明する(図15乃至図18参照)。
【0067】上記のように、非巻回時走行モードが設定
された状態において、テンレギレバー24が図12に示
すR2方向へ回動され、案内溝18の上方から退避され
第1のコースター20の移動経路が確保される(図15
参照)。
【0068】第1のコースター20の移動経路が確保さ
れると、第1のコースター20と第2のコースター21
がそれぞれ案内溝18、19に案内されて左方へ移動さ
れていく(図16参照)。このとき第1のテープガイド
用アーム23が図12に示すQ2方向へ移動されテープ
状記録媒体102にテープガイド用ローラー23aが接
触されてテープ状記録媒体102がガイドされる(図1
6参照)。
【0069】第1のコースター20と第2のコースター
21の左方への移動により、テープ状記録媒体102が
ガイドローラー20a、21aと傾斜ガイド20b、2
1bとにより左方へ押圧され、第1のコースター20と
第2のコースター21はそれぞれストッパー18a、1
9aによって移動を規制され左方側の移動端で停止され
る(図17参照)。第1のコースター20と第2のコー
スター21が左方側の移動端に位置されると、テープ状
記録媒体102の第1のコースター20と第2のコース
ター21との間に位置する部分がドラム17に右方側か
ら巻き付けられた状態とされる(図17参照)。
【0070】上記のようにドラム17にテープ状記録媒
体102が巻き付けられた状態においては、第1のコー
スター20、第2のコースター21のガイドローラー2
0a、21a間に位置するテープ状記録媒体102の部
分がドラム17に巻き付けられると共にガイドローラー
20a、21aによってテープ状記録媒体102が折り
返された状態とされており、テープ状記録媒体102が
平面で見て略M字状を為す所謂M方式ローディングの状
態とされる。
【0071】テープ状記録媒体102がドラム17に巻
き付けられるときには、第2のテープガイド用アーム3
0はテープガイド用ローラー30aがテープ状記録媒体
102に接する方向へ回動されていく(図17参照)。
【0072】ドラム17にテープ状記録媒体102が巻
き付けられた状態において、テンレギアーム32が回動
されガイドローラー32aがテープ状記録媒体102に
接触されると、巻き取りリール31からテープリール1
03へ向けて高速で走行される高速反転走行モード(R
EWモード)が設定される(図18乃至図20参照)。
高速反転走行モードにおいては、テープ状記録媒体10
2が折り返しガイド用アーム22の折り返し用ガイドロ
ーラー22a及び第1のテープガイド用アーム23のテ
ープガイド用ローラー23aにガイドされており、テン
レギレバー24の第1のガイドローラー24a、第2の
ガイドローラー24bの何れにも接触されない(図21
参照)。
【0073】高速反転走行モードにおいては、テープ状
記録媒体102が一定のテンションを付与された状態で
走行される(図19及び図20参照)。テープ状記録媒
体102へのテンションの付与は、テンレギアーム32
のバネ掛け突片32bとシャーシ6のバネ掛け突片6b
との間に張設された引張コイルバネ33のバネ力が、テ
ープ状記録媒体102に接触されるガイドローラー32
aを介してテープ状記録媒体102に作用されることに
より行われる。このとき、第2のテンション検出用基板
34の図示しないセンサーによってテンレギアーム32
の図示しないマグネット配置部に配置された一対のマグ
ネットの検出が行われてテンレギアーム32の回動方向
における位置が検出され、この検出結果に基づいてテー
プ状記録媒体102に常に一定のテンションが付与され
るようにテープリール用モーター47の回転速度が制御
される。
【0074】高速反転走行モードにおいて、テンレギア
ーム32のガイドローラー32aがテープ状記録媒体1
02から離間されると共にテンレギレバー24が図21
に示すR1方向へ回動されて第1のガイドローラー24
aがテープ状記録媒体102に接触されることにより、
テープリール103から巻き取りリール31へ向けて高
速で走行される高速正転走行モード(FFモード)が設
定される(図22乃至図25参照)。高速正転走行モー
ドにおいては、テープ状記録媒体102が折り返しガイ
ド用アーム22の折り返し用ガイドローラー22a及び
第1のテープガイド用アーム23のテープガイド用ロー
ラー23aにガイドされている(図25参照)。
【0075】高速正転走行モードにおいては、テープ状
記録媒体102が一定のテンションを付与された状態で
走行される(図22、図23及び図25参照)。テープ
状記録媒体102へのテンションの付与は、テンレギレ
バー24のマグネット配置部25に設けられたバネ掛け
片25aとシャーシ6のバネ掛け片6aとの間に張設さ
れた引張コイルバネ28のバネ力が、テープ状記録媒体
102に接触される第1のガイドローラー24aを介し
てテープ状記録媒体102に作用されることにより行わ
れる。このとき、第1のテンション検出用基板29のセ
ンサー29aによってマグネット配置部25に配置され
たマグネット26、26の検出が行われてテンレギレバ
ー24の回動方向における位置が検出され、この検出結
果に基づいてテープ状記録媒体102に常に一定のテン
ションが付与されるように巻き取りリール用モーター4
9の回転速度が制御される。
【0076】上記のように、テープドライブ装置1にあ
っては、ドラム17とテープリール103との間に設け
られ高速正転走行モードにおいてテープ状記録媒体10
2に一定のテンションを付与する第1のガイドローラー
24aを有する第1のテンション検出機構と、ドラム1
7と巻き取りリール31との間に設けられ高速反転走行
モードにおいてテープ状記録媒体102に一定のテンシ
ョンを付与するガイドローラー32aを有する第2のテ
ンション検出機構とを設けているため、何れのモードに
おいても、ドラム17のヘッドにテープ状記録媒体10
2が適正な圧力で接触しテープ状記録媒体102に過度
の負荷がかかってしまう等の不具合を生じることがな
く、テープ状記録媒体102へのダメージを防止するこ
とができると共に高精度のテンションコントロールによ
りテープ状記録媒体102の走行安定性を確保するがで
きる。
【0077】次に、巻回時走行モードのうち、情報信号
の記録又は再生のためにテープリール103から巻き取
りリール31へ向けて走行される正転走行モード(FW
Dモード)の設定について説明する(図26乃至図31
参照)。
【0078】上記した高速正転走行モード(FFモー
ド)において、ピンチローラー38aがテープ状記録媒
体102を介してキャプスタン軸35aに圧着されるこ
とにより正転走行モードが設定される。
【0079】ピンチローラー38aのキャプスタン軸3
5aの圧着前の状態においては、ピンチアーム37が上
方側の移動端にキャプスタン軸35aから最も離間した
位置に保持されている(図8参照)。正転走行モードが
設定されるときには、リング状ギヤ39の回転に伴う回
転軸36の回転により、ピンチアーム37の係合突部3
7eが回転軸36の傾斜するカム溝36b内を摺動され
ピンチアーム37が下方へ移動されていく(図26参
照)。ピンチアーム37が下方へ移動されていくと、回
転軸36のギヤ36aに噛合されて回転されているピン
チプレスギヤ40のカム孔40aに挿入ピン37dが上
方から挿入され、該挿入ピン37dがカム孔40a内を
移動されることによりピンチアーム37が回動される
(図27参照)。ピンチアーム37はピンチローラー3
8aがキャプスタン軸35aに近づく方向へ回動され、
ピンチローラー38aがテープ状記録媒体102を介し
てキャプスタン軸35aに圧着される(図28乃至図3
0参照)。
【0080】上記のように、テープドライブ装置1にあ
っては、ピンチローラー38aのキャプスタン軸35a
への圧着をピンチアーム37を昇降させることにより行
っている。従って、昇降方式を用いることにより、配置
スペースを小さくすることができ、テープドライブ装置
1の小型化を図ることができる。
【0081】一方、折り返しガイド用アーム22、第1
のテープガイド用アーム23、テンレギレバー24は、
高速正転走行モードの状態と変わらず、テープ状記録媒
体102が折り返しガイド用アーム22の折り返し用ガ
イドローラー22a及び第1のテープガイド用アーム2
3のテープガイド用ローラー23aにガイドされると共
にテープ状記録媒体102に接触される第1のガイドロ
ーラー24aを介して引張コイルバネ28のバネ力がテ
ープ状記録媒体102に作用されることによりテンショ
ンが付与される(図31参照)。このとき、第1のテン
ション検出用基板29のセンサー29aによってマグネ
ット配置部25に配置されたマグネット26、26の検
出が行われてテンレギレバー24の回動方向における位
置が検出され、この検出結果に基づいてテープ状記録媒
体102に常に一定のテンションが付与されるように巻
き取りリール用モーター49の回転速度が制御される。
【0082】正転走行モードにおいては、キャプスタン
軸35aの一定速度の回転により、ピンチローラー38
aとキャプスタン軸35aとによって挟持されたテープ
状記録媒体102が一定速度で送り出されて走行され
る。
【0083】尚、テープドライブ装置1にあっては、例
えば、テープ状記録媒体102に対する記録エラーが生
じたとき等にテープ状記録媒体102を巻き戻して走行
を行う反転走行モード(REVモード)も設定される
が、反転走行モードにおける各部の位置関係は正転走行
モードと同様であり、ピンチローラー38aとキャプス
タン軸35aとによって挟持されたテープ状記録媒体1
02の送り出し方向が正転走行モードと反対であること
のみが相違する。
【0084】上記のように、テープドライブ装置1にあ
っては、ドラム17にテープ状記録媒体102が巻き付
けられた状態において、テープカセット100の引出口
101aから引き出されたテープ状記録媒体102が折
り返しガイド用アーム22の折り返し用ガイドローラー
22aによって常に一定の位置において折り返され、テ
ープ状記録媒体102が平面で見て略M字状を為すよう
にしてテープパスが形成される。
【0085】従って、ドラム17の一方の側、例えば、
右側にのみテープパスを形成するための機構を備えれば
よく、大容量化及び転送レートの高速化を目的として外
径の大きなドラムを用いた場合でも、各機構を配置する
ための配置スペースの効率化を図ることができテープド
ライブ装置1の小型化を図ることができる。
【0086】また、折り返し用ガイドローラー22aに
よって常に一定の位置においてテープ状記録媒体102
が折り返されるため、配置スペースを有効に利用でき、
また、テープ状記録媒体102のテープリール103へ
の巻径が変化しても引出口101aから引き出されたテ
ープ状記録媒体102が常に一定の経路を走行されるた
め、テープ状記録媒体102の走行安定性を確保するこ
とができる。
【0087】さらに、テープドライブ装置1にあって
は、両端部にそれぞれ第1のガイドローラー24a、第
2のガイドローラー24bが支持された回動可能なテン
レギレバー24を設けて、1つの機構により巻回時走行
モードと非巻回時走行モードにおいてテープ状記録媒体
102に一定のテンションを付与している。従って、そ
の分、部品点数を削減することができ、また、配置スペ
ースの有効利用を図ることができるためテープドライブ
装置1の小型化を図ることができる。
【0088】シャーシ6には、上記のように、駆動モー
ター42の前側に位置する第1の発光部51とストッパ
ー18aの近傍に位置する第1の受光センサー52とが
設けられており、第1の発光部51と第1の受光センサ
ー52によりテープエンドの検出が行われる(図32及
び図33参照)。
【0089】テープエンドの検出は、ドラム17にテー
プ状記録媒体102が巻き付けられないで走行される非
巻回時走行モード(図32参照)及びドラム17にテー
プ状記録媒体102が巻き付けられた状態で走行される
巻回時走行モード(図33参照)の何れのモードにおい
ても行われる。テープエンドの検出は、非巻回時走行モ
ード及び巻回時走行モードの何れのモードにおいても、
第1の発光部51からテープカセット100の引出口1
01aと折り返しガイド用アーム22の折り返し用ガイ
ドローラー22aとの間に位置するテープ状記録媒体1
02へ向けて検出光が出射され、この検出光がテープ状
記録媒体102のリーダーテープ部102bを透過され
第1の受光センサー52で受光され検知されることによ
り行われる。テープエンドの検出が為されると、検出信
号が巻き取りリール用モーター49に出力されてテープ
リール103から巻き取りリール31へ向けてのテープ
状記録媒体102の走行が停止される。
【0090】このようにテープ状記録媒体102に設け
られたリーダーテープ部102bを用いてテープエンド
の検出を行うことにより、テープエンドの検出を確実に
行うことができ、テープ状記録媒体の走行量をカウント
しテープエンドを類推してテープ状記録媒体の走行を停
止させる場合に比し、カウントによる誤差を生じること
がなく、テープ状記録媒体102をエンドまで有効に利
用することができテープ状記録媒体102の使用範囲を
増やすことができる。
【0091】また、シャーシ6には、上記のように、駆
動モーター42の直ぐ横側に位置する第2の発光部53
とシャーシ6の後端部に位置する第2の受光センサー5
4が設けられており、第2の発光部53と第2の受光セ
ンサー54によりテープトップの検出が行われる(図3
2及び図33参照)。
【0092】非巻回時走行モードにおけるテープトップ
の検出は、第2の発光部53から第1のコースター20
と第2のコースター21との間に位置するテープ状記録
媒体102へ向けて検出光が出射され、この検出光がテ
ープ状記録媒体102のリーダーテープ部102aを透
過され第2の受光センサー54で受光され検知されるこ
とにより行われる(図32参照)。巻回時走行モードに
おけるテープトップの検出は、第2の発光部53から巻
き取りリール31の内部に位置するテープ状記録媒体1
02へ向けて検出光が出射され、この検出光がテープ状
記録媒体102のリーダーテープ部102aを透過され
第2の受光センサー54で受光され検知されることによ
り行われる(図33参照)。テープトップの検出が為さ
れると、検出信号がテープリール用モーター47に出力
されて巻き取りリール31からテープリール103へ向
けてのテープ状記録媒体102の走行が停止され、図示
しない駆動回路からの指令に基づきテープ状記録媒体1
02のアンローディングが開始される。
【0093】テープドライブ装置1に用いられるテープ
カセット100は、上記のように、リーダーテープ部1
02aの長さが巻き取りリール31の巻取軸31bの外
径と略同じにされている。従って、リーダーブロック1
04が非巻回時走行モードにおいて、テープ状記録媒体
102がアンローディングされるとき、即ち、リーダー
ブロック104が巻き取りリール31の中心部から離脱
されテープカセット100のケース体101内に収納さ
れるときにテープ状記録媒体102の巻取軸31bへの
巻回状態が完全に解除されたときにのみテープトップの
検出が行われる(図34参照)。逆に、リーダーブロッ
ク104が巻き取りリール31の中心部から離脱される
ときに、テープ状記録媒体102の先端部が巻取軸31
bに密着されたり引っ掛かっている等の不具合により巻
取軸31bにテープ状記録媒体102の先端部が巻回さ
れている状態においては、リーダーテープ部102aが
検出光を横切る位置にないためテープトップの検出は行
われない(図35参照)。
【0094】図36は、テープ状記録媒体102のアン
ローディング時の動作を示すフローチャート図である。
【0095】(S1)非巻回時走行モードにおいてアン
ローディング動作が開始され、テープ状記録媒体102
が巻き戻される。
【0096】(S2)第2の発光部53からテープ状記
録媒体102へ向けて検出光が出射される。リーダーテ
ープ部102aを透過され第2の受光センサー54にお
いて検出光が検出されると(S3)へ進み、第2の受光
センサー54において検出光が検出されなければ(S
1)へ戻る。
【0097】(S3)検出光が検出されることによりテ
ープ状記録媒体102の巻き戻しが完了する。
【0098】(S4)リーダーブロック104を巻き取
りリール31から離脱してケース体101内に収納しア
ンローディング動作を終了する。
【0099】このように、テープドライブ装置1にあっ
ては、テープ状記録媒体102の巻取軸31bへの巻回
状態が完全に解除されなければテープトップの検出が行
われないため、巻取軸31bにテープ状記録媒体102
の先端部が巻回された状態でリーダーブロック104が
巻き取りリール31から離脱されることがない。従っ
て、テープ状記録媒体102の先端部が巻取軸31bに
まだ巻回されている状態でリーダーブロック104が無
理に巻き取りリール31から離脱されるようなことがな
く、リーダーブロック104の離脱時のテープ状記録媒
体102へのダメージの発生を防止することができる。
【0100】尚、上記には、先端部に光透過性を有する
リーダーテープ部102aが設けられたテープ状記録媒
体102を用いた場合を示したが、例えば、テープ状記
録媒体として、先端から巻き取りリール31の巻取軸3
1bの外周の長さと略同じ位置までの間に光透過孔を有
するものを使用してもよい。光透過孔を有するテープ状
記録媒体を用いた場合においても、テープ状記録媒体が
アンローディングされるときにテープ状記録媒体の巻取
軸31bへの巻回状態が完全に解除されたときにのみテ
ープトップの検出が行われるため、テープ状記録媒体の
先端部が巻取軸31bにまだ巻回されている状態でリー
ダーブロック104が無理に巻き取りリール31から離
脱されるようなことがなく、リーダーブロック104の
離脱時のテープ状記録媒体へのダメージの発生を防止す
ることができる。
【0101】尚、上記した実施の形態において示した各
部の具体的な形状及び構造は、何れも本発明の実施に際
しての具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これ
らによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されるこ
とがあってはならないものである。
【0102】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明テープドライブ装置は、ケース体内に回転自
在に支持された1つのカセットリールにテープ状記録媒
体が巻回されて成る1リールタイプのテープカセットが
装着されると共にローディング機構によってケース体の
引出口からテープ状記録媒体が引き出されて走行される
テープドライブ装置であって、ケース体内から引き出さ
れたテープ状記録媒体が巻き付けられて摺接されるドラ
ムと、ローディング機構によって引き出されたテープ状
記録媒体をケース体の引出口の近傍の所定の位置におい
て折り返す折り返し用ガイド軸と、ドラムに離接する方
向へ移動可能とされると共にドラムに接近する方向へ移
動されたときにドラム近傍においてドラムの周方向に離
間して位置される一対のガイドピンとを備え、ローディ
ング機構によってケース体内から引き出されたテープ状
記録媒体が折り返し用ガイド軸とドラムに接近する方向
へ移動される上記一対のガイドピンとで順に折り返され
該一対のガイドピン間に位置するテープ状記録媒体がド
ラムに巻き付けられるようにしたことを特徴とする。
【0103】従って、ドラムの一方の側にのみテープパ
スを形成するための機構を備えればよく、各機構を配置
するための配置スペースの効率化を図ることができテー
プドライブ装置の小型化を図ることができる。
【0104】また、折り返し用ガイド軸によって常に一
定の位置においてテープ状記録媒体が折り返されるた
め、配置スペースを有効に利用でき、また、テープ状記
録媒体のテープリールへの巻径が変化しても引出口から
引き出されたテープ状記録媒体が常に一定の経路を走行
されるため、テープ状記録媒体の走行安定性を確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図36と共に本発明の実施の形態を示
すものであり、本図はテープドライブ装置の概略斜視図
である。
【図2】トランスポーターブロックを取り除いた状態で
示すテープドライブ装置の概略斜視図である。
【図3】カセットホルダーにテープカセットが保持され
た状態を示す概略斜視図である。
【図4】カセットホルダーにテープカセットが保持され
た状態を示す要部の概略拡大斜視図である。
【図5】テープカセットからテープ状記録媒体が引き出
されリーダーブロックが巻き取りリールに装着された直
後における、折り返しガイド用アーム、テープガイド用
アーム及びテンレギレバーの位置関係を示す拡大平面図
である。
【図6】テンレギレバーとその周辺に位置する各部の構
成を示す拡大斜視図である。
【図7】シャーシの底面側に配置された各部の構成を示
す斜視図である。
【図8】ピンチローラーを動作させるための機構を示す
拡大斜視図である。
【図9】テープ状記録媒体がテープカセットのケース体
から引き出されている状態を示す概略斜視図である。
【図10】テープカセットのケース体からのテープ状記
録媒体の引出動作が完了した状態を示す概略斜視図であ
る。
【図11】テープカセットのケース体からのテープ状記
録媒体の引出動作が完了した状態を示す要部の概略拡大
斜視図である。
【図12】非巻回時走行モードにおける折り返しガイド
用アーム、テープガイド用アーム及びテンレギレバーの
位置関係を示す拡大平面図である。
【図13】非巻回時走行モードが設定された状態を示す
概略斜視図である。
【図14】非巻回時走行モードが設定された状態を示す
要部の概略拡大斜視図である。
【図15】図16及び図17と共にテープ状記録媒体が
ドラムに巻き付けられるときの動作を示すものであり、
本図はテンレギレバーが回動され第1のコースターの移
動経路が確保された状態を示す概略斜視図である。
【図16】第1のコースターと第2のコースターが移動
されている状態を示す概略斜視図である。
【図17】テープ状記録媒体がドラムに巻き付けられた
状態を示す概略斜視図である。
【図18】高速反転走行モード(REWモード)が設定
された状態を示す概略斜視図である。
【図19】高速反転走行モード(REWモード)が設定
された状態を示す要部の概略拡大斜視図である。
【図20】高速反転走行モード(REWモード)におけ
る第2のテープガイド用アーム、テンレギアーム等の位
置関係を示す概略拡大斜視図である。
【図21】高速反転走行モード(REWモード)におけ
る折り返しガイド用アーム、テープガイド用アーム及び
テンレギレバーの位置関係を示す拡大平面図である。
【図22】高速正転走行モード(FFモード)が設定さ
れた状態を示す概略斜視図である。
【図23】高速正転走行モード(FFモード)が設定さ
れた状態を示す要部の概略拡大斜視図である。
【図24】高速正転走行モード(FFモード)における
第2のテープガイド用アーム、テンレギアーム等の位置
関係を示す概略拡大斜視図である。
【図25】高速正転走行モード(FFモード)における
折り返しガイド用アーム、テープガイド用アーム及びテ
ンレギレバーの位置関係を示す拡大平面図である。
【図26】図27と共にピンチローラーを支持するピン
チアームの動作を示すものであり、本図はピンチアーム
が下降されている状態を示す概略拡大斜視図である。
【図27】ピンチアームが回動された状態を示す概略拡
大斜視図である。
【図28】正転走行モード(FWDモード)における第
2のテープガイド用アーム、テンレギアーム等の位置関
係を示す概略拡大斜視図である。
【図29】正転走行モード(FWDモード)が設定され
た状態を示す概略斜視図である。
【図30】正転走行モード(FWDモード)が設定され
た状態を示す要部の概略拡大斜視図である。
【図31】正転走行モード(FWDモード)における折
り返しガイド用アーム、テープガイド用アーム及びテン
レギレバーの位置関係を示す拡大平面図である。
【図32】非巻回時走行モードにおいて、テープトップ
又はテープエンドの検出が行われている状態を示す概略
拡大斜視図である。
【図33】巻回時走行モードにおいて、テープトップ又
はテープエンドの検出が行われている状態を示す概略拡
大斜視図である。
【図34】アンローディング時にテープトップの検出が
行われた状態を示す概略斜視図である。
【図35】アンローディング時にテープトップの検出が
行われなかった状態を示す概略斜視図である。
【図36】アンローディング時の動作を示すフローチャ
ート図である。
【符号の説明】
1…テープドライブ装置、17…ドラム、20a…ガイ
ドローラー(ガイドピン)、21a…ガイドローラー
(ガイドピン)、22a…折り返し用ガイドローラー
(折り返し用ガイド軸)、100…テープカセット、1
01…ケース体、101a…引出口、102…テープ状
記録媒体、103…カセットリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川 克己 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 三谷 篤司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D105 AB11 AC11 BB03 BB04 BB05 BB06 BB07 BC07 BC12 BC23 BD04 PC17 QA01 QA13 QA14 QA23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体内に回転自在に支持された1つ
    のカセットリールにテープ状記録媒体が巻回されて成る
    1リールタイプのテープカセットが装着されると共にロ
    ーディング機構によってケース体の引出口からテープ状
    記録媒体が引き出されて走行されるテープドライブ装置
    であって、 ケース体内から引き出されたテープ状記録媒体が巻き付
    けられて摺接されるドラムと、 ローディング機構によって引き出されたテープ状記録媒
    体をケース体の引出口の近傍の所定の位置において折り
    返す折り返し用ガイド軸と、 ドラムに離接する方向へ移動可能とされると共にドラム
    に接近する方向へ移動されたときにドラム近傍において
    ドラムの周方向に離間して位置される一対のガイドピン
    とを備え、 ローディング機構によってケース体内から引き出された
    テープ状記録媒体が折り返し用ガイド軸とドラムに接近
    する方向へ移動される上記一対のガイドピンとで順に折
    り返され該一対のガイドピン間に位置するテープ状記録
    媒体がドラムに巻き付けられるようにしたことを特徴と
    するテープドライブ装置。
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