JPH10320960A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH10320960A
JPH10320960A JP9130220A JP13022097A JPH10320960A JP H10320960 A JPH10320960 A JP H10320960A JP 9130220 A JP9130220 A JP 9130220A JP 13022097 A JP13022097 A JP 13022097A JP H10320960 A JPH10320960 A JP H10320960A
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JP
Japan
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prism
optical axis
boss
boss insertion
bosses
Prior art date
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JP9130220A
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English (en)
Inventor
Takaaki Sanpei
孝明 三瓶
Kazuo Sasaki
一雄 佐々木
Hitomi Chiba
ひとみ 千葉
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Priority to US09/081,009 priority patent/US6061214A/en
Priority to EP98401218A priority patent/EP0880138B1/en
Priority to KR10-1998-0018108A priority patent/KR100509278B1/ko
Priority to DE69830819T priority patent/DE69830819T2/de
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/05Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
    • G11B15/06Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape
    • G11B15/08Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing auxiliary features on record carriers or containers, e.g. to stop machine near the end of a tape by photoelectric sensing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • G11B23/08707Details
    • G11B23/08714Auxiliary features

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープ位置検出用のプリズムの光軸をテープ
エンド検出光の光軸に容易かつ確実に一致させることが
できるようにする。 【解決手段】 テープカセット1は、カセット2の内面
に形成した第1,第2のボス52,53を、プリズム4
1に形成した第1,第2のボス挿入穴49,50に挿入
して、上記プリズム41の光軸をドライブ装置のテープ
位置検出センサーの発光素子から出射された検出光の光
軸に揃えた状態に位置決めして、上記カセット2の上ハ
ーフ2aの内面にプリズム41を取付けている。上記プ
リズム41の光軸を上記検出光の光軸に揃えた状態にお
ける上記第1のボス52と第1のボス挿入穴49の間に
発生する遊び間隙δ1 と、上記第2のボス53と第2の
ボス挿入穴50の間に発生する遊び間隙δ2 とは、上記
光軸方向に対して、互に上記第1,第2のボス52,5
3の反対側に発生するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カセット(シェ
ル)内にプリズムを設け、該プリズムによって導かれた
光を利用してテープエンド等の検出を行うようになって
いるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリズムを使用して、テープエンド等を
検出することができるようにしたテープカセットとし
て、図14に示したものが知られている。
【0003】上記テープカセット101は、カセット
(シェル)102の内面に光路変更手段としてのプリズ
ム103を備えている。そして、上記テープカセット1
01をテープレコーダー等のドライブ装置に挿入する
と、該ドライブ装置に設けられたテープ位置検出センサ
ー201の発光素子202に上記プリズム103の入射
面103aが対向するとともに、上記テープ位置検出セ
ンサー201の受光素子203に上記プリズム103の
出射面103bが対向し、上記発光素子202から出射
された検出光204は、上記入射面103aからプリズ
ム103内に侵入し、第1,第2の反射面103c,1
03dでそれぞれ直角に反射されて、上記出射面103
bから磁気テープ104および該磁気テープ104の端
部に接続された透明なリーダーテープ(図示省略)に向
けて出射される。そして、上記磁気テープ104もしく
はリーダーテープを透過した検出光204の光量の差を
上記受光素子203で検出することにより、テープエン
ド等を検出するようになっている。
【0004】上記カセット(シェル)102は、熱可塑
性合成樹脂で形成されていて、図15に示したように、
上ハーフ側の内面に第1,第2のボス111,112が
一体に形成されている。
【0005】上記第1,第2のボス111,112は、
上記発光素子202から出射された検出光204の光軸
が通るプリズム取付基準線cl1を中心にして線対称位
置に形成されている。
【0006】また、上記プリズム103は、透明な熱可
塑性合成樹脂で形成されている。上記プリズム103
は、水平部103eと垂直部103fとによって略L字
状に形成されていて、上記水平部103eの両側部に
は、第1,第2の取付基板121,122が形成されて
いるとともに、これら第1,第2の取付基板121,1
22には第1,第2のボス挿入穴131,132が形成
されている。
【0007】上記第1,第2のボス挿入穴131,13
2は、上記垂直部103fの光軸cl2を中心にして線
対称位置に、長穴状で、かつ上記第1,第2のボス11
1,112を所定の遊び間隔をもって遊嵌することので
きる所謂ばか穴状に形成されている。上記第1,第2の
ボス挿入穴131,132をばか穴状に形成したのは、
上記第1,第2のボス111,112を容易かつ確実に
挿入させるためである。
【0008】そして、上記第1,第2のボス挿入穴13
1,132に、上記第1,第2のボス111,112を
挿入し、これら第1,第2のボス111,112の先端
部に超音波溶着機のホーンを当てるなどして、軟化,溶
融させ、上記ボス挿入穴131,132よりも大径の頭
部131a,132a(図14参照)を形成することに
より、カセット102の内面にプリズム103を取付け
るようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
テープカセット101は、上述したように、第1,第2
のボス111,112は、発光素子202から出射され
た検出光204の光軸が通るプリズム取付基準線cl1
を中心にして、線対称位置に形成されているとともに、
第1,第2のボス挿入穴131,132は、プリズム1
03の水平部103eの光軸cl2を中心にして、線対
称位置に形成されていて、かつ第1,第2のボス11
1,112と第1,第2のボス挿入穴131,132の
間には遊び間隙が設定されている。このため、上記プリ
ズム103の水平部103eの光軸cl2を、プリズム
取付基準線cl1(発光素子202から出射された検出
光204の光軸)に一致させ、かつ上記第1,第2のボ
ス111,112に上記第1,第2のボス挿入穴13
1,132の内周面を接触させた状態にすると、図16
Aに示したように、第1のボス111と第1のボス挿入
穴131の間の遊び間隙δ1および第2のボス112と
第2のボス挿入穴132の間の遊び間隙δ2は、第1,
第2のボス111,112の同じ方向(図16Aにおい
ては第1,第2のボス111,112の下側)に発生す
るために次に述べるような問題点があった。
【0010】(1)プリズム103の水平部103eの
光軸cl2をプリズム取付基準線cl1上に一致させるこ
とが難しい。
【0011】何故ならば、図16Aの状態において、上
記プリズム103に時計方向の力F1が作用すると、図
16Bに示したように、上記プリズム103は、時計方
向に傾斜し、また、上記プリズム103に反時計方向の
力F2が作用すると、図16Cに示したように、上記プ
リズム103は、反時計方向に傾斜して、上記プリズム
103の光軸が左右にズレてしまうからである。
【0012】因に、発光素子202から出射された検出
光204の光軸とプリズム103の光軸のズレ量と上記
検出光の戻り光量との関係は、図17に示したような関
係となり上記検出光204の光軸とプリズム103の光
軸のズレ量が0であれば戻り光量は、出射光量の約80
%であるが、上記ズレ量が0.2mmで約60%、ズレ
量が0.3mmを超えると50%以下になって検出が不
安定、不確実になる。
【0013】(2)上記ズレ量を少なくするために、図
18に示したようにカセット102の検出光導入窓14
1の幅Wを小さくし、プリズム103が傾斜すると、水
平部103eの先端が上記カセット103の検出光導入
窓141の内側面に接触させて、上記ズレを規制するよ
うにすることも考えられるが、この状態で上記第1,第
2のボス111,112に超音波を加えると、上記プリ
ズム103の水平部103eの先端の上記カセット10
3の検出光導入窓141の内側面に接触している部分が
溶融して変形して、プリズム103の性能に悪影響を及
ぼす虞れがある。
【0014】本発明は、図16B又はCに示したよう
に、プリズム103が時計方向又は反時計方向に傾斜し
て、第1のボス111が第1のボス挿入穴131の内周
面に接触し、第2のボス112と第2のボス挿入穴13
2の内周面に接触して、プリズム103が所謂位置決め
されている状態において、上記第1のボス111と第1
のボス挿入穴131の間の遊び間隙δ1と、第2のボス
112と第2のボス挿入穴132との間の遊び間隙δ2
とが上記光軸方向に対して互に第1,第2のボス11
1,112の反対側に発生するという事実に着目し、プ
リズムの光軸を検出光の光軸に対して傾斜させた状態
で、上記第1,第2のボスを第1,第2のボス挿入穴に
挿入し、上記プリズムを一方向に回動させて、上記第
1,第2のボスを第1,第2のボス挿入穴の内周面に接
触させるとプリズムの光軸は、自づと検出光の光軸に一
致した状態になることを利用することにより、容易かつ
確実に、プリズムの光軸と検出光の光軸とを一致させる
ことができるようにしたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットの内
面に形成した第1,第2のボスを、プリズムに形成した
第1,第2のボス挿入穴に挿入して、上記プリズムの光
軸をドライブ装置のテープ位置検出センサーの発光素子
から出射された検出光の光軸に揃えた状態に位置決めし
て、上記カセットの内面にプリズムを取付けてなるテー
プカセットにおいて、上記プリズムの光軸を上記検出光
の光軸に揃え、上記第1,第2のボスを第1,第2のボ
ス挿入穴の内周面に接触させた状態における上記第1の
ボスと第1のボス挿入穴の間に発生する遊び間隙と、上
記第2のボスと第2のボス挿入穴の間に発生する遊び間
隙とは、上記光軸方向に対して、互に上記第1,第2の
ボスの反対側に発生するようにした。
【0016】プリズムの光軸を検出光の光軸に対して傾
斜させた状態で、上記第1,第2のボスを第1,第2の
ボス挿入穴に挿入する。そして、上記プリズムを一方向
に回動させて、上記第1,第2のボスを第1,第2のボ
ス挿入穴の内周面に接触させるとプリズムの光軸は、自
づと検出光の光軸に一致した状態になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図8は、第1の実施の形態
を示す。図1は、DDS(デジタルデータストレージ)
用のテープカセットの傾斜図、図2はリッドを開いた状
態の斜視図、図3は分解斜視図を示す。上記テープカセ
ット1は、カセット(シェル)2と、カセット2に回転
可能に収容された一対のハブ(リール)3,4と、上記
カセット2の前端の底面側の開口部2cを開閉するリッ
ド5とを備えている。
【0018】上記カセット2は熱可塑性合成樹脂製の上
ハーフ2aと下ハーフ2bとで構成されていて、これら
上,下ハーフ2a,2bを結合することにより偏平な直
方体形状に作られている。
【0019】上記一対のハブ3,4は、上記カセット2
内に回転可能に収容されている。上記一対のハブ3,4
には磁気テープ6の両端部が止着されていて、該磁気テ
ープ6は、上記一対のハブ3,4に巻付けられている。
【0020】上記磁気テープ6は、上記下ハーフ2bの
前面側の両側部に設けた一対のテープガイド7,8に掛
け渡されていて、上記開口部2c内を走行するようにな
っている。
【0021】上記リッド5は、一対の軸9,10によっ
て回動可能に取付けられていて、上記開口部2cを開閉
するようになっている。上記リッド5は、捩りコイルば
ね11によって上記開口部2cを閉じる方向に回動力を
付与されている。
【0022】図3に示したように、上記上ハーフ2aの
下側にはハブロック12が配置されている。上記ハブロ
ック12は、ハブロックスプリング13により後方に付
勢されていて、後端側に設けた一対のハブロック片1
4,15が上記一対のハブ3,4に係合して、これら一
対のハブ3,4の回転を阻止するようになっている。
【0023】上記ハブロック12の両側部には、先端に
リッド係合突部16を有する左右一対のアーム17,1
8が設けられている。そして、図2に示したように、リ
ッド5を開くと、該リッド5の一端部5aが上記アーム
17,18のリッド係合部16に係合して、上記ハブロ
ック12は、ハブロックスプリング13のばね力に抗し
て移動して、上記ロック片14,15とハブ3,4の係
合が外れて、上記ハブ3,4のロックが解除されるよう
になっている。
【0024】上記下ハーフ2bの下側には、スライド板
21がスライド可能に取付けられている。
【0025】上記スライド板21は、左右の側面板2
2,23を上記下ハーフ2aの左右の側面板に重ね合わ
せ、上記側面板22,23に設けた係合部24を上記下
ハーフ2aの左右の側面板に設けた係合溝部25に係合
することにより、上記下ハーフ2bにスライド可能に取
付けられていて、上記開口部2cを開閉するようになっ
ている。上記スライド板21は、捩りコイルばね26に
よって上記開口部2cを閉じる方向のスライド力に付与
されている。
【0026】また、上記下ハーフ2aの両側部には、平
面視略コ字状のスリット27によってスライド板ロック
レバー28が形成されている。上記ロックレバー28の
先端の下面にはロック突部29が設けられている。
【0027】上記ロック突部29は、上記スライド板2
1に設けた第1の係合孔30に係合して上記開口部2c
を閉じた状態に上記スライド板21をロックし、上記ス
ライド板21に設けた第2の係合孔31に係合して、上
記開口部2cを開いた状態に上記スライド板21をロッ
クするようになっている。なお、上記スライド板ロック
レバー28は、コイルスプリング32のばね力で上記ロ
ック突部29が上記第1,第2の係合孔30,31に係
合する方向の回動力を付与されている。
【0028】そして、上記上ハーフ2aの前端側の両側
部には、透明合成樹脂で作られたテープ位置検出用のプ
リズム41が取付けられている。図4〜図5に示したよ
うに、上記プリズム41は、水平部42と垂直部43と
によって略L字状に形成されていて、上記水平部42の
一端側の入射面44から入射された検出光を、他端側の
第1,第2の反射面45,46で、それぞれ直角に反射
させて、上記垂直部43の出射面47から出射させるよ
うになっている。
【0029】上記プリズム41の水平部42の両側部に
は、第1,第2の取付(組付)基板48,49が一体に
形成されているとともに、これら第1,第2の取付基板
48,49には第1,第2のボス挿入穴50,51が形
成されていて、上記第1,第2のボス挿入穴50,51
に上記上ハーフ2aの内面に設けた第1,第2のボス5
2,53を挿入するとともに、上ハーフ2aの内面に設
けた一対の位置決めボス54,55で上記プリズム41
の水平部42の両側部を挾んで、上記第1,第2のボス
52,53の先端に超音波を加えて溶融させて、上記第
1,第2のボス挿入穴50,51よりも大径の頭部を形
成することにより、上記上ハーフ2aの内面の両側部に
取付けられるようになっている。
【0030】図6に示したように、上記プリズム41の
光軸cl2を、テープ位置検出センサー201の発光素
子202から出射された検出光204の光軸が通るプリ
ズム取付基準線cl1上に一致させ、かつ、上記第1,
第2のボス52,53を上記第1,第2のボス挿入穴5
0,51に接触させた状態における上記第1のボス52
と第1のボス挿入穴50の間に発生する遊び間隙δ
1と、上記第2のボス53と第2のボス挿入穴51との
間に発生する遊び間隙δ2とは、上記光軸方向に対して
互に上記第1,第2のボス52,53の反対側に発生す
るようになっている。
【0031】上述のように、遊び間隙δ1とδ2とを第
1,第2のボス52,53の反対側に発生させるため
に、上記第1,第2のボス52,53に対して、第1,
第2のボス挿入穴50,51のうちのいずれか一方が光
軸方向に偏位(偏心)させた状態で形成されている。こ
の実施の形態においては、図7に示したように、上記第
1,第2のボス52,53は、テープ位置検出センサー
201の発光素子202から出射された検出光204の
光軸が通るプリズム取付基準線cl1を中心にして線対
称位置に形成されている。一方、上記第1,第2のボス
挿入穴50,51は、上記プリズム41の水平部42の
光軸cl2を中心にして非線対称位置、つまり、上記第
1のボス挿入穴50と第2のボス挿入穴51とはプリズ
ム41の水平部42の光軸cl2の軸方向に偏位させた
状態に形成されている。
【0032】次に作用について説明する。図6の2点鎖
線で示したように、上ハーフ2aのプリズム取付基準線
cl1に対して、プリズム41の光軸cl2を右側に傾斜
させた状態にして、第1,第2のボス挿入穴50,51
に第1,第2のボス52,53を挿入する。しかるの
ち、上記プリズム41を反時計方向に回動させて、該プ
リズム41の光軸cl2を上記上ハーフ2aのプリズム
取付基準線cl1上に一致させた状態にすると、図6の
実線に示したように上記第1,第2のボス52,53
は、上記第1,第2のボス挿入穴50,51の内周面に
接触して上記プリズム41は、位置決めされた状態にな
る。
【0033】そこで、図8に示したように、上記第1,
第2のボス52,53の先端の超音波溶着機のホーン3
01を当てて超音波を加えて頭部52a,53aを形成
することにより、上記プリズム41は、上ハーフ2aの
内面に取付けられる。
【0034】そして、図9に示したように、上記テープ
カセット1をドライブ装置に挿入すると、該ドライブ装
置に設けられたテープ位置検出センサー201の発光素
子202に上記プリズム41の入射面44が対向すると
ともに、上記テープ位置検出センサー201の受光素子
203に上記プリズム41の出射面47が対向し、上記
発光素子202から出射された検出光204は、上記入
射面44からプリズム41内に侵入し、第1,第2の反
射面45,46で、それぞれ直角に反射されて、上記出
射面47から磁気テープ6および該磁気テープ6の端部
にスプライシングテープ61を介して接続された透明な
リーダーテープ62(図3参照)に向けて出射される。
そして、上記磁気テープ6もしくはリーダーテープ62
を透過した検出光204の光量の差を上記受光素子20
3で検出することによりテープエンド等を検出するので
ある。なお、図10〜図11は、第1の実施の形態の変
形例を示す。この変形例においていは、第1のボス挿入
穴50に対して第2のボス挿入穴51をプリズム41の
出射面47側に偏位させた状態に形成されている。
【0035】従って、上ハーフ2aのプリズム取付基準
線cl1に対して、プリズム41の光軸cl2を左側に傾
斜させた状態にして、第1,第2のボス挿入穴50,5
1に第1,第2のボス52,53を挿入する。しかるの
ちに、上記プリズム41を時計方向に回動させて、該プ
リズム41の光軸cl2を上記プリズム取付基準線cl1
上に一致させた状態にすると、上記第1,第2のボス5
2,53は、上記第1,第2のボス挿入穴50,51の
内周面に接触して上記プリズム41は位置決めされた状
態になるのである。
【0036】図12〜図13は、第2の実施の形態を示
す。この実施の形態において、第1,第2のボス挿入穴
50,51は、プリズム41の水平部42の光軸cl2
を中心にして線対称位置に形成されている。一方、第
1,第2のボス52,53は、上記テープ位置検出セン
サー201の発光素子202から出射された検出光20
4の光軸が通るプリズム取付基準線cl1を中心にして
非対称位置に形成されている。そして、図13に示した
ように、上ハーフ2aのプリズム取付基準線cl1に対
してプリズム41の光軸cl2を右側に傾斜させた状態
にして、第1,第2のボス挿入穴50,51に第1,第
2のボス52,53を挿入する。しかるのち、上記プリ
ズム41を反時計方向に回動させて該プリズム41の光
軸cl2を上記上ハーフ2aのプリズム取付基準線cl1
上に一致させた状態にすると、上記第1,第2のボス5
2,53は、上記第1,第2のボス挿入穴50,51の
内周面に接触して、上記プリズム41は、位置決めされ
た状態になるのである。他の構成は、第1の実施の形態
と略同じであるので、同一構成部分には同一符号を付し
て重複する説明を省略する。
【0037】なお、上記第1,第2の実施の形態におい
ては、第1のボス挿入穴50と第2のボス挿入穴51又
は第1のボス52と第2のボス53を光軸方向に偏位さ
せた場合を示したが、上記第1のボス挿入穴50と第2
のボス挿入穴51の穴径に差異をもたせ、又は第1,第
2のボス52,53の径に差異をもたせることにより、
上記第1の実施の形態の場合と同様の効果を得ることが
できるようにしてもよい。
【0038】また、第1,第2の実施の形態において
は、第1,第2のボス挿入穴50,51を光軸と直角方
向に細長い長円形状に形成した場合を示したが、上記第
1,第2のボス挿入穴50,51は、長円形状に限らず
楕円形や矩形状或は真円形状であってもよい。
【0039】
【発明の効果】本発明のテープカセットには次に述べる
ような効果がある。
【0040】(1)請求項1のテープカセットは、プリ
ズムの光軸を傾けた状態にして、第1,第2のボス挿入
穴に第1,第2のボスを挿入し、上記プリズムを一方向
に回動させると上記第1,第2のボス挿入穴の内周面に
上記第1,第2のボスが当接してプリズムは位置決めさ
れた状態になり、プリズムの光軸と検出光の光軸とが自
づと一致した状態になる。
【0041】また、上記第1,第2のボス挿入穴の内周
面に上記第1,第2のボスが当接した状態においては、
上記第1のボスと第1のボス挿入穴との間に発生する遊
び間隙と第2のボスと第2のボス挿入穴との間に発生す
る遊び間隙は、互いに上記第1,第2のボスの反対方向
に発生しているので、プリズムは、光軸を揃えた状態か
ら一方向にのみ回動させることができるので、例えばプ
リズムの特性等の何等かの理由によって検出光の光軸の
一方向に光軸をズラしてプリズムを取り付ける必要が生
じたような場合に組付けやすいものになる。
【0042】(2)請求項2のテープカセットは、第
1,第2のボス挿入穴を光軸方向に偏位させたので、上
ハーフ側の第1,第2のボスの位置を変えたりする必要
がなく、既存の上ハーフをそのまま使用することができ
る。
【0043】(3)請求項3のテープカセットは、第
1,第2のボス挿入穴を光軸方向に細長い長円形状に形
成したので、第1のボス挿入穴の外側端部から第2のボ
ス挿入穴の外側端部までの距離を長くすることができ、
従ってプリズムを傾けて、上記第1,第2のボス挿入穴
内に第1,第2のボスを挿入する際にこれら第1,第2
のボスの間隔に見合う長さにしてこれら第1,第2のボ
スの挿入を容易に行うことができる。
【0044】(4)請求項4のテープカセットは、第
1,第2のボスを光軸方向に変位させたので、プリズム
の第1,第2のボス挿入穴の位置を変えたりする必要が
なく、既存のプリズムをそのまま使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図。
【図2】リッドを開いた状態の斜視図。
【図3】分解斜視図。
【図4】(A),(B)プリズムの斜視図。
【図5】上ハーフの斜視図。
【図6】プリズムを組付けた状態の平面図。
【図7】プリズムを組付ける前の状態の平面図。
【図8】(A),(B)第1,第2のボスに頭部を形成
する工程図。
【図9】テープエンド検出状態を示す断面図。
【図10】変形例の平面図。
【図11】変形例の平面図。
【図12】第2の実施の形態の平面図。
【図13】第2の実施の形態の平面図。
【図14】従来例の断面図。
【図15】従来例の斜視図。
【図16】(A),(B),(C)プリズムの組付状態
を示す平面図。
【図17】プリズムの特性図。
【図18】他の従来例の平面図。
【符号の説明】
1…テープカートリッジ、2…カセット、2a…上ハー
フ、41…プリズム、42…水平部、50,51…第
1,第2のボス挿入穴、52,53…第1,第2のボ
ス、201…テープ位置検出センサー、202…発光素
子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットの内面に形成した第1,第2の
    ボスを、プリズムに形成した第1,第2のボス挿入穴に
    挿入して、上記プリズムの光軸をドライブ装置のテープ
    位置検出センサーの発光素子から出射された検出光の光
    軸に揃えた状態に位置決めして、上記カセットの内面に
    プリズムを取付けてなるテープカセットにおいて、 上記プリズムの光軸を上記検出光の光軸に揃え、上記第
    1,第2のボスを第1,第2のボス挿入穴の内周面に接
    触させた状態における上記第1のボスと第1のボス挿入
    穴の間に発生する遊び間隙と、上記第2のボスと第2の
    ボス挿入穴の間に発生する遊び間隙とは、上記光軸方向
    に対して、互に上記第1,第2のボスの反対側に発生す
    るようになっていることを特徴とするテープカセット。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 第1のボス挿入穴と第2のボス挿入穴は、光軸方向に対
    して互に偏心した位置に形成されていることを特徴とす
    るテープカセット。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 第1のボス挿入穴と第2のボス挿入穴は、光軸方向と直
    角方向に細長い長円形状に形成されていることを特徴と
    するテープカセット。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 第1のボスと第2のボスは、光軸方向に対して、互に偏
    心した位置に形成されていることを特徴とするテープカ
    セット。
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