JP2002230074A - 線長表示装置 - Google Patents

線長表示装置

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JP2002230074A
JP2002230074A JP2001027985A JP2001027985A JP2002230074A JP 2002230074 A JP2002230074 A JP 2002230074A JP 2001027985 A JP2001027985 A JP 2001027985A JP 2001027985 A JP2001027985 A JP 2001027985A JP 2002230074 A JP2002230074 A JP 2002230074A
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print
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JP2001027985A
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English (en)
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Hayashi Kajitani
林 梶谷
Hisashi Noji
寿 野地
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Hitachi Telecom Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Telecom Technologies Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板上の設計内容が複雑化すると、
表示手段上に表示する表示内容も複雑化し、その線長確
認作業に多大な時間を要する。 【解決手段】 プリント基板上のプリントパターンの始
点座標及び終点座標を示す座標情報並びに、この座標情
報に対応づけてプリントパターンの種別を示すパターン
種別情報で構成するパターン設計情報を記憶する設計情
報データベース11と、パターン設計情報に基づいてプ
リントパターンを表示部16上に画面表示する制御部1
9と、パターン設計情報に基づいてプリント基板上のプ
リントパターンを識別するパターン識別部12と、識別
された各プリントパターンの線長値を算出するパターン
線長算出部13とを有し、制御部19は、識別されたプ
リントパターンを所定長の線長パターン51として画面
表示し、線長パターンの表示領域近傍に、このプリント
パターンに対応する線長値を画面表示するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント基板のパタ
ーン設計工程において、プリント基板上のプリントパタ
ーンの線長確認や装置組立後の装置テストにおいて信号
ノイズによる誤動作が疑われる場合に、その正当性を確
認するのに使用される線長表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような線長表示装置として
は、特許第2941033号公報に掲げるものが知られ
ている。
【0003】この線長表示装置は、プリント基板上のプ
リントパターンの始点座標及び終点座標を示す座標情報
並びに、この座標情報に対応づけてプリントパターンの
種別を示すパターン種別情報で構成するパターン設計情
報を記憶する設計情報データベースと、この設計情報デ
ータベースに記憶中のパターン設計情報に基づいてプリ
ントパターンを表示手段上に画面表示する制御手段とを
有している。
【0004】このような従来の線長表示装置によれば、
設計情報データベースに記憶中のパターン設計情報に基
づいて、プリント基板上の設計内容、例えばプリントパ
ターンの線長を全体的に縮尺し、この縮尺した設計内容
を表示手段上に画面表示するようにしたので、設計者
は、表示手段の画面上で設計内容を認識することができ
る。
【0005】尚、近年、プリント基板に実装する電子部
品の素子の動作が高速になってきており、低速動作用素
子向けの設計ではノイズが発生し正常に動作を行うこと
ができず、原因究明に多大な工数と負担をかけている。
【0006】そこで、このような高速動作素子を考慮し
た設計を行うことで、ノイズ問題には対応できるもの
の、その設計の合否を判定するためには設計後のプリン
トパターンを調査し、この線長が妥当かどうかを確認す
る必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の線長表示装置によれば、プリント基板上のプリント
パターンの走行経路及び線長に応じて、そのまま、例え
ば図2に示すようにプリントパターンを表示手段上に縮
尺表示するようにしたが、各プリントパターンの線長が
妥当か否かを確認する線長確認作業を行う上では、実際
のプリントパターンがどの位の線長であるか否かを認識
すれば済むため、プリントパターンの走行経路が複雑で
あった場合や、例えば一方のプリントパターンの線長が
5mm、他方のプリントパターンの線長が500mmと
いったようなプリントパターンの線長が極端に異なった
ような場合には、その線長確認作業に大きな手間がかか
る。
【0008】さらに、上記従来の線長表示装置によれ
ば、プリント基板上の設計内容が複雑化すると、表示手
段上に表示する表示内容も複雑化し、その線長確認作業
に多大な時間を要する。
【0009】本発明は上記点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、プリント基板上の設計内
容が複雑化することで、そのプリントパターンの走行経
路が複雑化し、さらにはプリントパターンの線長が極端
に異なったとしても、その線長確認作業を良好に行うこ
とができる線長表示装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の線長表示装置は、プリント基板上のプリント
パターンの始点座標及び終点座標を示す座標情報並び
に、この座標情報に対応づけてプリントパターンの種別
を示すパターン種別情報で構成するパターン設計情報を
記憶する設計情報データベースと、この設計情報データ
ベースに記憶中のパターン設計情報に基づいてプリント
パターンを表示手段上に画面表示する制御手段とを有す
る線長表示装置であって、前記設計情報データベースに
記憶中のパターン設計情報に基づいて、前記プリント基
板上のプリントパターンを識別するパターン識別手段
と、このパターン識別手段にて識別された各プリントパ
ターンの線長値を算出する線長値算出手段とを有し、前
記制御手段は、前記パターン識別手段にて識別されたプ
リントパターンを所定長の線長パターンとして画面表示
すると共に、各プリントパターンに対応する線長パター
ンの表示領域近傍に、このプリントパターンに対応する
線長値を画面表示するようにした。
【0011】従って、本発明の線長表示装置によれば、
プリント基板上のプリントパターンを画面表示する場
合、パターン識別手段にて識別されたプリントパターン
を所定長の線長パターンとして画面表示すると共に、各
プリントパターンに対応する線長パターンの表示領域近
傍に、このプリントパターンに対応する線長値を画面表
示するようにしたので、実際のプリントパターンの線長
や走行経路に関係なく、全て所定長の線長パターンや線
長値を画面表示することで、プリント基板上の設計内容
が複雑化して、そのプリントパターンの走行経路が複雑
化し、さらにはプリントパターンの線長が極端に異なっ
たとしても、その線長確認作業を良好に行うことができ
る。
【0012】また、本発明の線長表示装置は、前記プリ
ントパターンの種別が、前記プリントパターンに接続す
る電子部品、分岐点及び経由点を識別する情報であり、
前記パターン識別手段は、前記パターン設計情報に基づ
いて電子部品間のプリントパターンを識別する部品間パ
ターン識別手段を有し、前記制御手段は、前記部品間パ
ターン識別手段にて識別された電子部品間のプリントパ
ターンを所定長の線長パターンとして画面表示するよう
にした。
【0013】従って、本発明の線長表示装置によれば、
部品間パターン識別手段にて識別された電子部品間のプ
リントパターンを所定長の線長パターンとして画面表示
するようにしたので、電子部品間の実際のプリントパタ
ーンの線長や走行経路に関係なく、全て所定長の線長パ
ターンでプリントパターンを画面表示することで、その
線長確認作業を良好にすることができる。
【0014】また、本発明の線長表示装置は、前記プリ
ントパターンの種別が、前記プリントパターンに接続す
る電子部品、分岐点及び経由点を識別する情報であり、
前記パターン識別手段は、前記パターン設計情報に基づ
いて、電子部品及び分岐点間のプリントパターン、又は
分岐点間のプリントパターンを識別する分岐パターン識
別手段を有し、前記制御手段は、前記分岐パターン識別
手段にて識別された電子部品及び分岐点間のプリントパ
ターン、又は分岐点間のプリントパターンを所定長の線
長パターンとして画面表示するようにした。
【0015】従って、本発明の線長表示装置によれば、
前記分岐パターン識別手段にて識別された電子部品及び
分岐点間のプリントパターン、又は分岐点間のプリント
パターンを所定長の線長パターンとして画面表示するよ
うにしたので、電子部品間、電子部品及び分岐点間若し
くは分岐点間の実際のプリントパターンの線長や走行経
路に関係なく、全て所定長の線長パターンでプリントパ
ターンを画面表示することで、その線長確認作業を良好
にすることができる。
【0016】また、本発明の線長表示装置は、前記線長
値算出手段にて算出したプリントパターンの線長値を所
定線長値と比較し、プリントパターンの線長値が所定線
長値を超えたか否かを判定する線長値判定手段を有し、
前記制御手段が、前記線長値判定手段にてプリントパタ
ーンの線長値が所定線長値を超えたと判定されると、こ
のプリントパターンに対応する線長パターンの近傍表示
領域に、このプリントパターンに関わる設計情報を画面
表示するようにした。
【0017】従って、本発明の線長表示装置によれば、
プリントパターンの線長値が所定線長値を超えたと判定
されると、このプリントパターンに対応する線長パター
ンの近傍表示領域に、このプリントパターンに関わる設
計情報を画面表示するようにしたので、線長が長過ぎて
ノイズが発生しやすくなるプリントパターンを一目で認
識することができる。
【0018】また、本発明の線長表示装置は、前記設計
情報データベースが、信号線グループ毎のパターン設計
情報を記憶しておき、前記制御手段は、所定の信号線グ
ループが選択されると、この信号線グループに対応した
パターン設計情報に基づいて、この信号線グループに関
わる全プリントパターンの線長パターンを画面表示する
ようにした。
【0019】従って、本発明の線長表示装置によれば、
信号線グループ毎にパターン設計情報を画面表示するよ
うにしたので、スクロールすることなく、選択した信号
線グループに関わる全プリントパターンの線長を認識す
ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を示す線長表示装置について説明する。図1は
本実施の形態に示す線長表示装置内部の概略構成を示す
ブロック図である。
【0021】図1に示す線長表示装置10は、プリント
基板上のプリントパターンの始点座標及び終点座標を示
す座標情報並びに、この座標情報に対応づけてプリント
パターンの種別、例えばプリントパターンに接続する電
子部品、分岐点及び経由点を識別するパターン種別情報
で構成するパターン設計情報を記憶する設計情報データ
ベース11と、設計データベース11に記憶中のパター
ン設計情報に基づいて、プリント基板上のプリントパタ
ーンを識別するパターン識別部12と、このパターン識
別部12にて識別された各プリントパターンの線長値を
算出するパターン線長算出部13と、この線長表示装置
10に対して様々なコマンドを入力するキーボードやマ
ウス等のコマンド入力部14と、様々な情報を記憶する
メモリ部15と、様々な情報を画面表示する表示部16
と、表示部16の表示画面内容を縮尺可能にするための
縮尺値を算出する縮尺値算出部17と、表示部16に画
面表示する記号の配置位置を算出する記号配置算出部1
8と、この線長表示装置10全体を制御する制御部19
とを有している。
【0022】パターン識別部12は、パターン設計情報
に基づいて電子部品間のプリントパターンを識別する部
品間パターン識別部12Aと、パターン設計情報に基づ
いて電子部品及び分岐点間のプリントパターン、又は分
岐点同士間のプリントパターンを識別する分岐パターン
識別部12Bとを有している。
【0023】パターン線長算出部13は、パターン設計
情報に基づいて、後述するプリントパターンの線分値を
算出する線分値算出部13Aと、パターン設計情報に基
づいて、後述するプリントパターンの線長値を算出する
線長値算出部13Bと、この線長値算出部13Bにて算
出したプリントパターンの線長値を所定線長値と比較
し、プリントパターンの線長値が所定線長値を超えたか
否かを判定する線長値判定部13Cとを有している。
【0024】メモリ部15は、設計情報データベース1
1に記憶中のパターン設計情報を展開する作業メモリ領
域15Aと、線分値算出部13Aにて算出した各線分値
を記憶する線分値メモリ領域15Bと、線長値算出部1
3Bにて算出した各線長値を記憶する線長値メモリ領域
15Cと、後述する分岐数を記憶する分岐数メモリ領域
15Dとを有している。
【0025】制御部19は、作業メモリ領域15Aに展
開中のパターン設計情報に基づいて、部品間パターン識
別部12Aにて識別された電子部品間のプリントパター
ンを所定長の線長パターンとして表示部16の画面上に
画面表示すると共に、分岐パターン識別部12Bにて識
別された電子部品及び分岐点間のプリントパターン、若
しくは分岐点同士間のプリントパターンを所定長の線長
パターンとして表示部16の画面上に画面表示するよう
にしている。
【0026】所定長の線長パターンとは、電子部品間、
電子部品及び分岐点間若しくは分岐点間のプリントパタ
ーンにおける実際の線長や、経由点の有無等の走行経路
に関係なく、全て所定長の線長パターンでプリントパタ
ーンを画面表示するようにしている。
【0027】さらに制御部19は、各プリントパターン
に対応する線長パターンの表示領域近傍に、このプリン
トパターンに対応する線長値を画面表示するようにして
いる。
【0028】また、制御部19は、線長値判定部13C
にてプリントパターンの線長値が所定線長値を超えたと
判定されると、このプリントパターンに対応する線長パ
ターンの近傍表示領域に、このプリントパターンに関わ
る設計情報を画面表示するようにしている。
【0029】尚、請求項記載の表示手段は表示部16、
制御手段は制御部19、パターン識別手段はパターン識
別部12、線長値算出手段はパターン線長算出部13、
部品間パターン識別手段は部品間パターン識別部12
A、分岐パターン識別手段は分岐パターン識別部12B
に相当するものである。
【0030】次に設計情報データベース11のデータ内
容について説明する。図2は実際のプリント基板上の設
計内容を端的に示す説明図、図3は設計情報データベー
ス11に記憶中の図2に対応するパターン設計情報の概
略構成を示す説明図である。
【0031】図2に示すプリント基板上には、3つの電
子部品(IC1、IC2,IC3)を実装し、これら電
子部品間を接続するプリントパターン20が引いてあ
る。
【0032】これら電子部品間のプリントパターン20
は、電子部品IC1の4番ピン(x1、y1)及び経由
点(x2、y2)間を接続するプリントパターン20A
と、経由点(x2、y2)及び経由点(x3、y3)間
を接続するプリントパターン20Bと、経由点(x3、
y3)及び経由点(x4、y4)間を接続するプリント
パターン20Cと、経由点(x4、y4)及び経由点
(x5、y5)間を接続するプリントパターン20D
と、経由点(x5、y5)及び分岐点(x6、y6)間
を接続するプリントパターン20Eと、分岐点(x6、
y6)及び電子部品IC2の2番ピン(x7、y7)間
を接続するプリントパターン20Fと、分岐点(x6、
y6)及び経由点(x8、y8)間を接続するプリント
パターン20Gと、経由点(x8、y8)及び経由点
(x9、y9)間を接続するプリントパターン20H
と、経由点(x9、y9)及び電子部品IC3の2番ピ
ン(x10、y10)間を接続するプリントパターン2
0Iとを有している。
【0033】また、前述した線分値算出手段13Aで算
出される線分値とは、例えば電子部品及び経由点間、分
岐点及び経由点間、若しくは経由点同士間のプリントパ
ターンの線長に相当するものである。これに対して、前
述した線長値算出手段13Bで算出される線長値とは、
例えば電子部品同士間、電子部品及び分岐点間、若しく
は分岐点同士間のプリントパターンの線長に相当するも
のであり、例えば図2に示す電子部品IC1の4番ピン
(x1、y1)及び分岐点(x6、y6)間のプリント
パターンの線長値は、電子部品IC1の4番ピン(x
1、y1)及び経由点(x2、y2)間の線分値、経由
点(x2、y2)及び経由点(x3、y3)間の線分値、経
由点(x3、y3)及び経由点(x4、y4)間の線分
値、経由点(x4、y4)及び経由点(x5、y5)間の線
分値、経由点(x5、y5)及び分岐点(x6、y6)間の
線分値を加算した値に相当するものである。
【0034】このような図2に示す設計内容は、図3に
示すFrom−To方式のパターン設計情報として設計
情報データベース11に記憶することになっている。
【0035】図3に示すように設計情報データベース1
1に記憶中のパターン設計情報は、プリントパターンの
走行経路をFrom−To方式で構成しており、Fro
m側の実装位置、つまりプリントパターン線分の始点座
標を示す始点座標情報欄31と、To側の実装位置、つ
まりプリントパターン線分の終点座標を示す終点座標情
報欄32と、From側のプリントパターンにおける端
点の形態を示す始点種別欄33と、To側のプリントパ
ターンにおける端点の形態を示す終点種別欄34と、こ
れらプリントパターンが所属する信号線グループ名を示
す信号線名欄35とを有し、プリントパターン毎に始点
座標情報、終点座標情報、始点種別、終点種別及び信号
線名をレコード番号単位で記憶している。
【0036】尚、始点種別欄33及び終点種別欄34に
記憶するパターン種別としては、例えば電子部品のピン
を示すPIN、経由点を示すcurve、スルーホール
を示すhole等がある。
【0037】次に本実施の形態に示す線長表示装置10
の動作について説明する。図4は本実施の形態に示す線
長表示装置10における線長表示処理の処理動作を示す
フローチャートである。
【0038】図4に示す線長表示処理とは、プリント基
板の設計内容であるプリントパターンを表示部16の画
面上に表示する処理である。
【0039】図4において線長表示装置10の制御部1
9は、例えばコマンド入力部14を通じて表示対象の信
号線グループ名を指定すると、設計情報データベース1
1から表示対象の信号線グループ名に対応するパターン
設計情報を抽出し、このパターン設計情報を作業メモリ
領域15A上に展開する(ステップS1)。
【0040】次に制御部19は、作業メモリ領域15A
上に展開したパターン設計情報に基づいて表示対象の信
号線グループに関わるプリントパターンの走行経路、線
分値や線長値を算出すべく、後述する図5及び図6のル
ート検索処理を実行する(ステップS2)。
【0041】さらに、制御部19は、表示対象の信号線
グループに関わる電子部品や分岐点等の数や、ルート検
索処理にて得られた線長値に基づいて表示部16の表示
画面上に表示する最適な縮尺値を、縮尺値算出部17を
通じて算出する縮尺値算出処理を実行する(ステップS
3)。
【0042】さらに、制御部19は、図11に示すよう
に、表示対象の信号線グループに関わる電子部品や分岐
点等を示す表示画面上の記号50や、表示画面上の記号
50間を接続するプリントパターンを示す表示画面上の
線長パターン51や、プリントパターンの線長を示す表
示画面上の線長値52を、表示画面上での配置位置を算
出する記号配置算出処理を実行する(ステップS4)。
【0043】次に制御部19は、ステップS2のルート
検索処理、ステップS3の縮尺値算出処理及びステップ
S4の記号配置算出処理の処理結果に基づいて、表示部
16に信号線グループの設計内容を画面表示する、電子
部品間、電子部品及び分岐点間若しくは分岐点間の実際
のプリントパターンの線長や走行経路に関係なく、全て
所定長の線長パターン51でプリントパターンを画面表
示する画面表示処理を実行した後(ステップS5)、この
処理動作を終了する。
【0044】このように図4に示す線長表示処理によれ
ば、表示対象の信号線グループが指定されると、信号線
グループに関わる電子部品間、電子部品及び分岐点間若
しくは分岐点間等のプリントパターンを実際の線長や走
行経路に関係なく、電子部品間、電子部品及び分岐点間
若しくは分岐点間のプリントパターンを所定長の線長パ
ターン50で表示部16に画面表示するようにしてい
る。
【0045】次にステップS2のルート検索処理につい
て詳細に説明する。図5及び図6は線長表示装置10の
ルート検索処理に関わる制御部19の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【0046】図5において制御部19はコマンド入力部
14を通じて基準座標を設定入力し(ステップS1
1)、この基準座標に対応した座標情報を、作業メモリ
領域15Aに展開中のパターン設計情報から検索すべ
く、From−To形式のパターン設計情報をレコード
単位で設定するためにレコード1を設定する(ステップ
S12)。
【0047】さらに、現在設定中のレコード内の始点座
標と現在設定中の基準座標とが同一であるか否かを判定
する(ステップS13)。現在設定中のレコード内の始
点座標と現在設定中の基準座標とが同一でなければ、現
在設定中のレコード内の終点座標と現在設定中の基準座
標とが同一であるか否かを判定する(ステップS1
4)。
【0048】現在設定中のレコード内の終点座標と現在
設定中の基準座標とが同一でなければ、次のレコードを
設定して(ステップS15)、現在設定中の基準座標と
同一の始点座標を検索すべく、ステップS13に移行す
る。
【0049】ステップS13にて現在設定中のレコード
内の始点座標と現在設定中の基準座標とが同一であれ
ば、現在設定中のレコード内の終点座標に対応する終点
種別がPIN若しくはholeであるか否を判定する
(ステップS16)。現在設定中のレコード内の終点種
別がPIN若しくはholeでなければ、その終点種別
がcurveであると判断し、図中のM1に移行する。
【0050】図中のM1において現在設定中のレコード
内の始点座標及び終点座標に基づいて、これら始点座標
及び終点座標間のプリントパターンの線分値を、線分値
算出部13Aを通じて算出する(ステップS17)。こ
の算出したプリントパターンの線分値を線分値メモリ領
域15Bに記憶する(ステップS18)。
【0051】さらに現在設定中のレコード内の対向側座
標を基準座標として設定し(ステップS19)、現在設定
中のレコードを展開中の作業メモリ領域15Aから削除
することで(ステップS20)、現在設定中の基準座標と
同一の始点座標を検索すべく、ステップS13に移行す
る。
【0052】尚、ステップS19の対向側座標とは、現
在設定中の基準座標が始点座標の場合には現在設定中の
レコード内の終点座標を対向側座標とし、現在設定中の
基準座標が終点座標の場合には現在設定中のレコード内
の始点座標を対向側座標とするものである。
【0053】また、ステップS14にて現在設定中のレ
コード内の終点座標と現在設定中の基準座標とが同一で
あれば、現在設定中のレコード内の始点座標に対応する
始点種別がPIN若しくはholeであるか否かを判定
する(ステップS21)。
【0054】現在設定中のレコード内の始点種別がPI
N若しくはholeでなければ、その始点種別がcur
veであると判断し、ステップS17に移行する。
【0055】ステップS16にて現在設定中のレコード
内の終点種別がPIN若しくはholeであれば、又は
ステップS21にて現在設定中のレコード内の始点種別
がPIN若しくはholeであれば、後述する分岐数メ
モリ領域15Dに記憶中の分岐数が0であるか否かを判
定する(ステップS22)。
【0056】分岐数メモリ領域15Dに記憶中の分岐数
が0であると判断されると、現在設定中のレコード内の
始点座標及び終点座標に基づいて、これら始点座標及び
終点座標間のプリントパターンの線分値を、線分値算出
部13Aを通じて算出し(ステップS23)、この算出し
た線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶する(ステッ
プS24)。
【0057】そして、ステップS16若しくはステップ
S21にて、PIN若しくはholeと判定された箇所
の座標と同一の座標及び同一の種別を記憶したレコード
が現在設定中のレコード以外にあるか否かを判定する
(ステップS25)。
【0058】同一の座標及び同一の種別のレコードが現
在設定中のレコード以外にあると判定されると、PIN
若しくはholeと判定された箇所の座標を分岐点座標
と判断し、現在設定中のレコード以外にいくつあるかを
検索し、この数を分岐数として分岐数メモリ領域15D
に記憶する(ステップS26)。
【0059】さらに、線分値メモリ領域15Bに記憶中
の線分値を加算することで、電子部品(PIN)間、分
岐点(hole)間、電子部品(PIN)及び分岐点(h
ole)間のプリントパターンの線長値を、線長値算出
部13Bを通じて算出し(ステップS27)、この算出し
た線長値を線長値メモリ領域15Cに記憶する(ステッ
プS28)。
【0060】さらに、前述した分岐点座標を基準座標と
して設定し(ステップS29)、現在設定中のレコードを
作業メモリ領域15Aから削除し(ステップS30)、作
業メモリ領域15Aに展開中の残りレコードがあるか否
かを判定する(ステップS31)。この作業メモリ領域1
5Aに展開中の残りレコードがあるのであれば、ステッ
プS13に移行する。
【0061】また、作業メモリ領域15Aに展開中の残
りレコードがなければ、このルート検索処理の処理動作
を終了する。
【0062】また、ステップS22にて分岐数メモリ領
域15Dに記憶中の分岐数が0でなければ、図6に示す
M3に移行する。
【0063】また、ステップS25にて分岐点座標と同
一の座標及び種別が現在設定中のレコード以外になけれ
ば、図6に示すM2に移行する。
【0064】図6に示すM2においては電子部品(PI
N)間、分岐点(hole)間、若しくは電子部品(P
IN)及び分岐点(hole)間のプリントパターンの
終端と判断し、線分値メモリ領域15Bに記憶中の線分
値を加算することで、プリントパターンの線長値を、線
長値算出部13Bを通じて算出し(ステップS41)、こ
の算出した線長値を線長値メモリ領域15Cに記憶する
(ステップS42)。
【0065】さらに、現在設定中のレコードを作業メモ
リ領域15Aから削除し(ステップS43)、分岐数メモ
リ領域15Dに記憶中の分岐数が0であるか否かを判定
する(ステップS44)。
【0066】分岐数メモリ領域15Dに記憶中の分岐数
が0であれば、作業メモリ領域15Aに展開中の残りレ
コードがあるか否かを判定する(ステップS45)。展開
中の残りレコードがあると判断されたのであれば、残り
レコード内の新たな座標を検索し、この検索した座標を
基準座標として設定し(ステップS46)、図5に示すM
4に移行する。
【0067】尚、ステップS46において残りレコード
内から新たな基準座標を設定する場合、例えば残りレコ
ード内からPIN若しくはholeの座標を検索し、こ
の座標を基準座標に設定するようにしている。
【0068】図5に示すステップS22にて分岐数メモ
リ領域15Dに記憶中の分岐数が0でないと判定される
と、図6に示すM3に移行することになる。
【0069】図6に示すM3においては現在設定中のレ
コード内の始点座標及び終点座標に基づいて、始点座標
及び終点座標間のプリントパターンの線分値を、線分値
算出部13Aを通じて算出し(ステップS47)、この算
出した線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶する(ス
テップS48)。
【0070】この線分値メモリ領域15Bに記憶中の線
分値を加算することで、電子部品(PIN)間、分岐点
(hole)間、若しくは電子部品(PIN)及び分岐
点(hole)間のプリントパターンの線長値を、線長
値算出部13Aを通じて算出し(ステップS49)、この
算出した線長値を線長値メモリ領域15Cに記憶する
(ステップS50)。
【0071】さらに、現在設定中のレコードを作業メモ
リ領域15Aから削除し(ステップS51)、分岐数メモ
リ領域15Dに記憶中の分岐数を−1デクリメントし
(ステップS52)、ステップS44に移行する。
【0072】また、ステップS44にて分岐数メモリ領
域15Dに記憶中の分岐数が0でなければ、この分岐数
に関わる分岐点座標を基準座標として設定し(ステップ
S53)、図5に示すM4に移行する。
【0073】図5及び図6に示すルート検索処理によれ
ば、表示対象の信号線グループに関わるプリントパター
ンの走行経路を検索すると共に、各プリントパターンの
線分値、これら線分値に基づいて、電子部品同士間、分
岐点同士間、若しくは電子部品及び分岐点間のプリンパ
ターンの線長値を算出することができる。
【0074】では、このようなルート検索処理を図2の
設計内容の例をあげて具体的に説明する。
【0075】図2に示す設計内容としては、電子部品I
C1の4番ピンから分岐点X1を経由して、プリントパ
ターン20で電子部品IC2の2番ピン及び電子部品I
C3の2番ピンに接続している。
【0076】線長表示装置10の制御部19は、コマン
ド入力部14を通じて、設計情報データベース11から
設計内容に関わる信号線グループAに関わるパターン設
計情報を読み出し、このパターン設計情報を作業メモリ
領域15A上に展開する。
【0077】まず、ステップS11にてコマンド入力部
14から電子部品IC1の4番ピンの座標情報(x1、
y1)を基準座標として設定入力すると、ステップS1
2にてレコード1を設定する。
【0078】さらに、ステップS13にて現在設定中の
レコード1の始点座標(x1、y1)が基準座標(x
1、y1)と同一であると判定されると、ステップS1
6にて現在設定中のレコード1内の終点座標(x2、y
2)に対応する終点種別がPIN若しくはholeでな
い、すなわちcurveであると判定されることにな
る。
【0079】このように現在設定中のレコード1内の終
点種別がcurveであると判定されると、ステップS
17にて現在設定中のレコード1の始点座標(x1、y
1)及び終点座標(x2、y2)に基づいて、電子部品
IC1の4番ピン(x1、y1)及び経由点(x2、y
2)間のプリントパターン20Aの線分値を、線分値算
出部13Aを通じて算出し、ステップS18にて電子部
品IC1の4番ピン(x1、y1)及び経由点(x2、
y2)間のプリントパターン20Aの線分値を線分値メ
モリ領域15Bに記憶する。
【0080】次にステップS19にて現在設定中のレコ
ード1内の対向側座標、つまり(x2、y2)を基準座
標として設定し、ステップS20にて現在設定中のレコ
ード1を作業メモリ領域15A上から削除することで、
ステップS13に移行する。
【0081】次に現在設定中のレコード1が削除され、
基準座標を(x2、y2)に設定していることから、ス
テップS13及びステップS14の判断を経た後、ステ
ップS15にてレコード2を設定し、再びステップS1
3に移行することになる。
【0082】そして、ステップS13にて現在設定中の
レコード2の始点座標(x2、y2)が基準座標(x
2、y2)と同一であると判定されると、ステップS1
6にて現在設定中のレコード2内の終点座標(x3、y
3)に対応する終点種別がPIN若しくはholeでな
い、つまりcurveであると判定されることになる。
【0083】次にステップS17にて現在設定中のレコ
ード2の始点座標(x2、y2)及び終点座標(x3、
y3)に基づいて、経由点(x2、y2)及び経由点
(x3、y3)間のプリントパターン20Bの線分値
を、線分値算出部13Aを通じて算出し、ステップS1
8にて経由点(x2、y2)及び経由点(x3、y3)
間のプリントパターン20Bの線分値を線分値メモリ領
域15Bに記憶する。
【0084】さらに、前述したようにステップS19及
びステップS20に移行した後、再びステップS13、
ステップS14及びステップS15を経て、再びステッ
プS13に移行することになる。
【0085】この際、ステップS13に移行した場合に
はレコード3に設定中で、基準座標は(x3、y3)に
設定されていることになる。
【0086】ステップS13にて現在設定中のレコード
3の始点座標(x3、y3)が基準座標(x3、y3)
と同一であると判定されると、ステップS16にて現在
設定中のレコード3内の終点座標(x4、y4)に対応
する終点種別がPIN若しくはholeでない、すなわ
ちcurveであると判定されることになる。
【0087】そして、ステップS17にて現在設定中の
レコード3の始点座標(x3、x3)及び終点座標(x
4、y4)に基づいて、経由点(x3、y3)及び経由
点(x4、y4)間のプリントパターン20Cの線分値
を、線分値算出部13Aを通じて算出し、ステップS1
8にて経由点(x3、y3)及び経由点(x4、y4)
間のプリントパターン20Cの線分値を線分値メモリ領
域15Bに記憶する。
【0088】そして、上述したようにステップS19及
びステップS20に移行した後、再びステップS13、
ステップS14及びステップS15を経て、再びステッ
プS13に移行することになる。
【0089】この際、ステップS13に移行した場合に
はレコード4に設定中で、基準座標は(x4、y4)に
設定されていることになる。
【0090】ステップS13にて現在設定中のレコード
4の始点座標(x4、y4)が基準座標(x4、y4)
と同一であると判定されると、ステップS16にて現在
設定中のレコード4内の終点座標(x5、y5)に対応
する終点種別がPIN若しくはHoleでない、すなわ
ちcurveであると判定されることになる。
【0091】そして、ステップS17にて現在設定中の
レコード4の始点座標(x4、y4)及び終点座標(x
5、y5)に基づいて、経由点(x4、y4)及び経由
点(x5、y5)間のプリントパターン20Dの線分値
を算出し、ステップS18にて経由点(x4、y4)及
び経由点(x5、y5)間のプリントパターン20Dの
線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶する。
【0092】そして、上述したようにステップS19及
びステップS20に移行した後、再びステップS13、
ステップS14及びステップS15を経て、再びステッ
プS13に移行することになる。
【0093】この際、ステップS13に移行した際には
レコード5に設定中で、基準座標は(x5、y5)に設
定されていることになる。
【0094】ステップS13にて現在設定中のレコード
5の始点座標(x5、y5)が基準座標(x5、y5)
と同一であると判定されると、ステップS16にて現在
設定中のレコード5内の終点座標(x6、y6)に対応
する終点種別がholeであると判定されることにな
る。
【0095】ステップS22にて分岐数メモリ領域15
Dに記憶中の分岐数が0であると判断されると、ステッ
プS23にて現在設定中のレコード5内の始点座標(x
5、y5)及び終点座標(x6、y6)に基づいて、経
由点(x5、y5)及び分岐点(x6、y6)間のプリ
ントパターン20Eの線分値を、線分値算出部13Aを
通じて算出し、ステップS24にて算出した経由点(x
5、y5)及び分岐点(x6、y6)間のプリントパター
ン20Eの線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶す
る。
【0096】さらに、ステップS25に移行すること
で、ステップS16にてholeと判定された箇所の座
標(x6、y6)と同一の座標及び同一種別のレコード
が現在設定中のレコード5以外にあるか否かを判定す
る。
【0097】つまり、ステップS25にて現在設定中の
レコード5以外に、座標が(x6、y6)、種別がho
leのレコードを検索し、その検索結果に基づいてレコ
ード6及びレコード7の計2個のレコードがあるものと
判断し、その分岐数を2とする。そして、ステップS2
6にて分岐数を2として分岐数メモリ領域15Dに記憶
することになる。
【0098】さらに、ステップS27にて線分値メモリ
領域15Bに現在記憶中の線分値、電子部品IC1の4
番ピン(x1、y1)及び経由点(x2、y2)間のプ
リントパターン20Aの線分値、経由点(x2、y2)
及び経由点(x3、y3)間のプリントパターン20B
の線分値、経由点(x3、y3)及び経由点(x4、y
4)間のプリントパターン20Cの線分値、経由点(x
4、y4)及び経由点(x5、y5)間のプリントパタ
ーン20Dの線分値、及び経由点(x5、y5)及び分
岐点(x6、y6)間のプリントパターン20Eの線分
値を加算することで、電子部品IC1の4番ピン(x
1、y1)から経由点(x2、y2)、(x3、y
3)、(x4、y4)及び(x5、y5)を経由して分
岐点(x6、y6)までのプリントパターンの線長値
を、線長値算出部13Bを通じて算出し、ステップS2
8にて算出した電子部品IC1の4番ピン(x1、y
1)から分岐点(x6、y6)までのプリントパターン
の線長値を線長値メモリ領域15Cに記憶する。
【0099】さらに、ステップS29にて前述した分岐
点の座標(x6、y6)を基準座標として設定し、ステ
ップS30及びステップS31に移行した後、再びステ
ップS13、ステップS14及びステップS15を経
て、再びステップS13に移行することになる。
【0100】このステップS13に移行した際にはレコ
ード6に設定中で、基準座標は(x6、y6)に設定さ
れていることになる。
【0101】ステップS13を経て、ステップS14に
て現在設定中のレコード6の終点座標(x6、y6)が
基準座標(x6、y6)と同一であると判定され、ステ
ップS21にて現在設定中のレコード6内の始点座標
(x7、y7)に対応する始点種別がPINであると判
定されることになる。
【0102】そして、ステップS22にて分岐数メモリ
領域15Dに記憶中の分岐数は2であることから、図6
に示すM3に移行することになる。
【0103】ステップS47にて現在設定中のレコード
6内の始点座標(x7、y7)及び終点座標(x6、y
6)に基づいて、電子部品IC2の2番ピン(x7、y
7)及び分岐点(x6、y6)間のプリントパターン2
0Fの線分値を、線分値算出部13Aを通じて算出し、
ステップS48にて算出した電子部品IC2の2番ピン
(x7、y7)及び分岐点(x6、y6)間のプリントパ
ターン20Fの線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶
する。
【0104】さらにステップS48にて線分値メモリ領
域15Bに記憶中の線分値、つまり電子部品IC2の2
番ピン(x7、y7)及び分岐点(x6、y6)間のプ
リントパターン20Fの線分値を加算することで、線長
値算出部13Bを通じて電子部品IC2の2番ピン(x
7、y7)及び分岐点(x6、y6)間のプリントパタ
ーン20Fの線長値を算出し、ステップS49にて算出
した電子部品IC2の2番ピン(x7、y7)及び分岐
点(x6、y6)間のプリントパターン20Fの線長値
を線長値メモリ領域15Cに記憶することになる。
【0105】さらにステップS51にて作業メモリ領域
15Aから現在設定中のレコード6を削除し、ステップ
S52にて分岐数メモリ領域15Dから分岐数を−1デ
クリメントすることで分岐数を1とする。
【0106】さらにステップS44にて分岐数メモリ領
域15Dに記憶中の分岐数が1で、分岐数メモリ領域1
5Dに記憶中の分岐数は0でないことから、ステップS
53にて分岐点の座標(x6、y6)を基準座標に設定
し、図5に示すM4に移行することになる。
【0107】図5に示すM4においてステップS13に
移行した後、再びステップS13、ステップS14及び
ステップS15を経て、再びステップS13に移行する
ことになる。
【0108】この際、ステップS13に移行した際には
レコード7に設定中で、基準座標は(x6、y6)に設
定されることになる。
【0109】ステップS13にて現在設定中のレコード
7の始点座標(x8、y8)が基準座標(x6、y6)
と同一でないと判定されると、ステップS14にて現在
設定中のレコード7の終点座標(x6、y6)が基準座
標(x6、y6)と同一であると判定されることにな
る。
【0110】そして、ステップS21にて現在設定中の
レコード7の始点座標(x8、y8)に対応する始点種
別がPIN若しくはholeでないと判定され、その始
点種別はcurveであると判断されることになる。
【0111】そして、ステップS17にて現在設定中の
レコード7の始点座標(x8、y8)及び終点座標(x
6、y6)に基づいて、経由点(x8、y8)及び分岐
点(x6、y6)間のプリントパターン20Gの線分値
を、線分値算出部13Aを通じて算出し、ステップS1
8にて算出した経由点(x8、y8)及び分岐点(x
6、y6)間のプリントパターン20Gの線分値を線分
値メモリ領域15Bに記憶することになる。
【0112】さらにステップS19にて現在設定中のレ
コード7内の対向側座標、つまり始点座標(x8、y
8)を基準座標に設定し、ステップS20にて現在設定
中のレコード7を作業メモリ領域15Aから削除するこ
とで、ステップS13に移行する。
【0113】そして、ステップS13に移行した後、再
びステップS13、ステップS14及びステップS15
を経て、再びステップS13に移行することになる。
【0114】この際、ステップS13に移行した際には
レコード8に設定中で、基準座標は(x8、y8)に設
定されることになる。
【0115】ステップS13にて現在設定中のレコード
8の始点座標(x9、y9)が基準座標(x8、y8)
と同一でないと判定されると、ステップS14にて現在
設定中のレコード8の終点座標(x8、y8)が基準座
標(x8、y8)と同一であると判定されることにな
る。
【0116】そして、ステップS21にて現在設定中の
レコード7の始点座標(x9、y9)に対応する始点種
別がPIN若しくはholeでないと判定され、その始
点種別はcurveであると判断されることになる。
【0117】そして、ステップS17にて現在設定中の
レコード8の始点座標(x9、y9)及び終点座標(x
8、y8)に基づいて、経由点(x9、y9)及び分岐
点(x8、y8)間のプリントパターン20Hの線分値
を、線分値算出部13Aを通じて算出し、ステップS1
8にて算出した経由点(x9、y9)及び経由点(x
8、y8)間のプリントパターン20Hの線分値を線分
値メモリ領域15Bに記憶することになる。
【0118】さらにステップS19にて現在設定中のレ
コード8内の対向側座標、つまり始点座標(x9、y
9)を基準座標に設定し、ステップS20にて現在設定
中のレコード8を作業メモリ領域15Aから削除するこ
とで、ステップS13に移行する。
【0119】そして、ステップS13に移行した後、再
びステップS13、ステップS14及びステップS15
を経て、再びステップS13に移行することになる。
【0120】この際、ステップS13に移行した際には
レコード9に設定中で、基準座標は(x9、y9)に設
定されることになる。
【0121】ステップS13にて現在設定中のレコード
9の始点座標(x10、y10)が基準座標(x9、y
9)と同一でないと判定されると、ステップS14にて
現在設定中のレコード9の終点座標(x9、y9)が基
準座標(x9、y9)と同一であると判定されることに
なる。
【0122】そして、ステップS21にて現在設定中の
レコード9の始点座標(x10、y10)に対応する始
点種別がPINであると判定され、ステップS22に移
行することになる。
【0123】ステップS22にて分岐数メモリ領域15
Dに記憶中の分岐数が1で、分岐数は0でないと判断
し、図6に示すM3に移行することになる。
【0124】図6に示すM3のステップS47において
現在設定中のレコード9内の始点座標(x10、y1
0)及び終点座標(x9、y9)に基づいて、電子部品
IC3の2番ピン(x10、y10)及び経由点(x
9、y9)間のプリントパターン20Iの線分値を、線
分値算出部13Aを通じて算出し、ステップS48にて
算出した電子部品IC3の2番ピン(x10、y10)
及び経由点(x9、y9)間のプリントパターン20I
の線分値を線分値メモリ領域15Bに記憶することにな
る。
【0125】そして、ステップS49において線分値メ
モリ領域15Bに記憶中の線分値、経由点(x8、y8)
及び分岐点(x6、y6)間のプリントパターン20G
の線分値、経由点(x9、y9)及び経由点(x8、y
8)間のプリントパターン20Hの線分値、及び電子部
品IC3の2番ピン(x10、y10)及び経由点(x
9、y9)間のプリントパターン20Iの線分値を加算
することで、分岐点(x6、y6)から経由点(x8、
y8)及び(x9、y9)を経由して電子部品IC3の
2番ピン(x10、y10)までのプリントパターンの
線長値を、線長値算出部13Bを通じて算出し、ステッ
プS50にて分岐点(x6、y6)及び電子部品IC3
の2番ピン(x10、y10)間のプリントパターンの
線長値を線長値メモリ領域15Cに記憶することにな
る。
【0126】さらに、ステップS51にて現在設定中の
レコード9を作業メモリ領域15Aから削除すること
で、ステップS52にて分岐数メモリ領域15Dに記憶
中の分岐数を−1デクリメントすることで、分岐数メモ
リ領域15Dに記憶中の分岐数が0となり、ステップS
44にて分岐数メモリ領域15Dに記憶中の分岐数は0
であると判断され、さらにステップS45にて残りレコ
ードないものと判断することで、信号線グループAに対
するルート検索処理は終了することになる。
【0127】このようにルート検索処理によれば、表示
対象の信号線グループAに関わる設計内容である、電子
部品IC1の4番ピン(x1、y1)及び分岐点(x
6、y6)間のプリントパターン、電子部品IC2の2
番ピン(x7、y7)及び分岐点(x6、y6)間のプ
リントパターン、電子部品IC3の2番ピン(x10、
y10)及び分岐点(x6、y6)間のプリントパター
ンの走行経路を検索すると共に、各プリントパターンの
線長値を算出することができる。
【0128】次に、このようにルート検索処理にて得ら
れた信号線グループAに関わる設計内容を画面表示する
ための処理について説明する。
【0129】このようにルート検索処理にて得られた信
号線グループAに関わる設計内容を表示部16に表示す
るために縮尺値算出処理(図4に示すステップS3)に移
行する。
【0130】縮尺値算出処理において制御部19は、縮
尺値算出部17を通じて、表示対象の信号線グループA
の分岐数に基づいて、この分岐数に応じた表示部16の
表示画面の縮尺値を算出する。
【0131】さらに、記号配置算出処理(図4に示すス
テップS4)に移行することになるが、この記号配置算
出処理において制御部19は、記号配置算出部18を通
じて、電子部品、分岐点や線長パターン等の記号を表示
画面上のどの位置に配置するかを算出する。
【0132】そして、画面表示処理において制御部19
は、前述した縮尺値算出処理にて算出した縮尺値に基づ
いて、図7に示すように表示部16の表示画面を縦軸上
及び横軸上を等間隔に分割した状態で画面表示する。
【0133】さらに制御部19は、前述した記号配置算
出処理の算出結果に基づいて、図8に示すように電子部
品IC2の記号50B(50)及び電子部品IC3の記
号50C(50)を表示画面上に配置する。尚、信号線
グループAのプリントパターン20は、電子部品IC1
の4番ピンを始点とし、電子部品IC2の2番ピン及び
電子部品IC3の2番ピンを終点としていることから、
これら電子部品IC2の2番ピンを示す記号50B及び
電子部品IC3の2番ピンを示す記号50Cは、表示画
面上の横軸上に対して右側、縦軸上に対して上下に配置
する。
【0134】さらに図9に示すように表示画面上に分岐
点を示す記号50Dを配置することで、電子部品IC2
の記号50B及び分岐点の記号50D間、電子部品IC
3の記号50C及び分岐点の記号50D間に線長パター
ン51を配置する。尚、表示画面上の分岐点の記号50
Dは、表示画面上の縦軸上に対して電子部品IC2の記
号50B及び電子部品IC3の記号50Cの中点とし、
横軸上に対して電子部品IC2の記号50B及び電子部
品IC3の記号50Cよりも左に配置する。
【0135】次に図10に示すように表示画面上に電子
部品IC1の記号50Aを配置することで、電子部品I
C1の記号50A及び分岐点の記号50D間に線長パタ
ーン51を配置する。尚、電子部品IC1は始点である
ことから、電子部品IC1の記号50Aは、表示画面上
の縦軸上に対して分岐点の記号50Dと同一にし、横軸
上に対して分岐点の記号50Dよりも左に配置する。ま
た、線長パターン51は、実際の線長値や走行経路に関
係なく、その長さを同一長としている。
【0136】さらに図11に示すように表示画面上に、
各電子部品若しくは分岐点等に電子部品名、ピン番号名
や分岐点名等の文字列を配置すると共に、電子部品IC
1の4番ピン(I1・4)及び分岐点(分岐1)間のプリ
ントパターンの線長値(140.53)、分岐点(分岐
1)及び電子部品IC2の2番ピン(I2・2)間のプ
リントパターンの線長値(54.79)、分岐点(分岐
1)及び電子部品IC3の2番ピン(I3・2)間のプ
リントパターンの線長値(14.42)間のプリントパ
ターンの線長値(14.42)を配置する。尚、電子部
品名、分岐点名や線長値を示す文字列は、各記号が隠れ
ないような位置に配置されることになる。
【0137】さらに、図12に示すように表示画面上
に、表示対象の信号線グループAに近接する他の信号線
グループのプリントパターンが存在する場合、例えば電
子部品IC1及び分岐点間のプリントパターン、分岐点
及び電子部品IC2間のプリントパターンに近接する他
のプリントパターンが存在する場合、この近接するプリ
ントパターンを画面表示すべく、電子部品IC1及び分
岐点間の線長パターン51に隣接する位置にクロストー
クに関わる線長パターン52及び、その線長値(13
9.33)と、分岐点及び電子部品IC2間の線長パタ
ーン51に隣接する位置にクロストークに関わる線長パ
ターン52及び、その線長値(52.59)とを配置す
る。
【0138】さらに、図示しなかったが、制御部19
は、線長値判定部13Cにて各プリントパターンの線長
値が所定線長値を超えた場合には、そのプリントパター
ンの線長値の他に、例えばインピーダンス値等の設計情
報を併せて画面表示するようにしている。
【0139】本実施の形態によれば、プリント基板上の
信号線グループ毎にパターン設計情報を画面表示する場
合、プリント基板上の電子部品間、分岐点間、電子部品
及び分岐点間等のプリントパターンを所定長の線長パタ
ーンとして画面表示すると共に、各プリントパターンに
対応する線長パターンの表示領域近傍に、このプリント
パターンに対応する線長値を画面表示するようにしたの
で、実際のプリントパターンの線長や走行経路に関係な
く、全て所定長の線長パターンや線長値を画面表示する
ことで、プリント基板上の設計内容が複雑化して、その
プリントパターンの走行経路が複雑化し、さらにはプリ
ントパターンの線長が極端に異なったとしても、指定し
た信号線グループに関わる全プリントパターンの線長値
を容易に認識することができ、その線長確認作業を良好
に行うことができる。
【0140】また、本実施の形態によれば、各プリント
パターンの線長値が所定線長値を超えたと判定される
と、このプリントパターンに対応する線長パターン51
の近傍表示領域に、このプリントパターンに関わる、例
えばインピーダンス値等の設計情報を併せて画面表示す
るようにしたので、所定線長値を超えてノイズが発生し
やすいプリントパターンを画面上で、一目で認識するこ
とができる。
【0141】尚、上記実施の形態においては図2に示す
設計内容を表示部16に画面表示する例をあげて説明し
たが、図13に示すように多岐にわたる設計内容をも簡
易化した状態で画面表示することができる。尚、図13
に示す表示画面上のCN1・7とはコネクタ1の7番ピ
ンを示すものであり、例えば図3に示すパターン種別情
報としてCNを含め、図5に示すルート検索処理のステ
ップS16、ステップS17及びステップS25の判定
種別であるPIN若しくはholeの他に、CNを含め
たものとすれば、たとえ設計内容が複雑化したとして
も、図5及び図6に示すルート検索処理にてプリントパ
ターンの走行経路や線長値を算出することができ、上述
した効果と同様の効果が得られることは言うまでもな
い。
【0142】
【発明の効果】上記のように構成された本発明の線長表
示装置によれば、プリント基板上のプリントパターンを
画面表示する場合、パターン識別手段にて識別されたプ
リントパターンを所定長の線長パターンとして画面表示
すると共に、各プリントパターンに対応する線長パター
ンの表示領域近傍に、このプリントパターンに対応する
線長値を画面表示するようにしたので、実際のプリント
パターンの線長や走行経路に関係なく、全て所定長の線
長パターンや線長値を画面表示することで、プリント基
板上の設計内容が複雑化して、そのプリントパターンの
走行経路が複雑化し、さらにはプリントパターンの線長
が極端に異なったとしても、その線長確認作業を良好に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す線長表示装置内部の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】実際のプリント基板上の設計内容を端的に示す
説明図である。
【図3】本実施の形態に関わる設計情報データベースか
ら作業用メモリ領域に展開した図2に対応するパターン
設計情報の概略構成を示す説明図である。
【図4】本実施の形態に示す線長表示装置の線長表示処
理に関わる処理動作を示すフローチャートである。
【図5】本実施の形態に示す線長表示装置のルート検索
処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図6】本実施の形態に示す線長表示装置のルート検索
処理に関わる制御部の処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容を
端的に示す動作説明図である。
【図8】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容を
端的に示す動作説明図である。
【図9】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容を
端的に示す動作説明図である。
【図10】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容
を端的に示す動作説明図である。
【図11】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容
を端的に示す動作説明図である。
【図12】本実施の形態に示す線長表示装置の表示内容
を端的に示す動作説明図である。
【図13】本実施の形態に示す線長表示装置の他の表示
内容を端的に示す説明図である。
【符号の説明】
10 線長表示装置 11 設計情報データベース 12 パターン識別部(パターン識別手段) 12A 部品間パターン識別部(部品間パターン識別手
段) 12B 分岐パターン識別部(分岐パターン識別手段) 13 パターン線長算出部(線長値算出手段) 16 表示部(表示手段) 19 制御部(制御手段) 51 線長パターン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/00 H05K 3/00 D

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上のプリントパターンの始
    点座標及び終点座標を示す座標情報並びに、この座標情
    報に対応づけてプリントパターンの種別を示すパターン
    種別情報で構成するパターン設計情報を記憶する設計情
    報データベースと、この設計情報データベースに記憶中
    のパターン設計情報に基づいてプリントパターンを表示
    手段上に画面表示する制御手段とを有する線長表示装置
    であって、 前記設計情報データベースに記憶中のパターン設計情報
    に基づいて、前記プリント基板上のプリントパターンを
    識別するパターン識別手段と、 このパターン識別手段にて識別された各プリントパター
    ンの線長値を算出する線長値算出手段とを有し、 前記制御手段は、 前記パターン識別手段にて識別されたプリントパターン
    を所定長の線長パターンとして画面表示すると共に、各
    プリントパターンに対応する線長パターンの表示領域近
    傍に、このプリントパターンに対応する線長値を画面表
    示することを特徴とする線長表示装置。
  2. 【請求項2】 前記プリントパターンの種別は、前記プ
    リントパターンに接続する電子部品、分岐点及び経由点
    を識別する情報であり、 前記パターン識別手段は、 前記パターン設計情報に基づいて電子部品間のプリント
    パターンを識別する部品間パターン識別手段を有し、 前記制御手段は、 前記部品間パターン識別手段にて識別された電子部品間
    のプリントパターンを所定長の線長パターンとして画面
    表示することを特徴とする請求項1記載の線長表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記プリントパターンの種別は、前記プ
    リントパターンに接続する電子部品、分岐点及び経由点
    を識別する情報であり、 前記パターン識別手段は、 前記パターン設計情報に基づいて、電子部品及び分岐点
    間のプリントパターン、又は分岐点間のプリントパター
    ンを識別する分岐パターン識別手段を有し、 前記制御手段は、 前記分岐パターン識別手段にて識別された電子部品及び
    分岐点間のプリントパターン、又は分岐点間のプリント
    パターンを所定長の線長パターンとして画面表示するこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の線長表示装置。
  4. 【請求項4】 前記線長値算出手段にて算出したプリン
    トパターンの線長値を所定線長値と比較し、プリントパ
    ターンの線長値が所定線長値を超えたか否かを判定する
    線長値判定手段を有し、 前記制御手段は、 前記線長値判定手段にてプリントパターンの線長値が所
    定線長値を超えたと判定されると、このプリントパター
    ンに対応する線長パターンの近傍表示領域に、このプリ
    ントパターンに関わる設計情報を画面表示することを特
    徴とする請求項1又は2記載の線長表示装置。
  5. 【請求項5】 前記線長値算出手段にて算出したプリン
    トパターンの線長値を所定線長値と比較し、プリントパ
    ターンの線長値が所定線長値を超えたか否かを判定する
    線長値判定手段を有し、 前記制御手段は、 前記線長値判定手段にてプリントパターンの線長値が所
    定線長値を超えたと判定されると、このプリントパター
    ンに対応する線長パターンの近傍表示領域に、このプリ
    ントパターンに関わる設計情報を画面表示することを特
    徴とする請求項3記載の線長表示装置。
  6. 【請求項6】 前記設計情報データベースは、 信号線グループ毎のパターン設計情報を記憶しておき、 前記制御手段は、 所定の信号線グループが選択されると、この信号線グル
    ープに対応したパターン設計情報に基づいて、この信号
    線グループに関わる全プリントパターンの線長パターン
    を画面表示することを特徴とする請求項1,2又は5記
    載の線長表示装置。
  7. 【請求項7】 前記設計情報データベースは、 信号線グループ毎のパターン設計情報を記憶しておき、 前記制御手段は、 所定の信号線グループが選択されると、この信号線グル
    ープに対応したパターン設計情報に基づいて、この信号
    線グループに関わる全プリントパターンの線長パターン
    を画面表示することを特徴とする請求項3記載の線長表
    示装置。
  8. 【請求項8】 前記設計情報データベースは、 信号線グループ毎のパターン設計情報を記憶しておき、 前記制御手段は、 所定の信号線グループが選択されると、この信号線グル
    ープに対応したパターン設計情報に基づいて、この信号
    線グループに関わる全プリントパターンの線長パターン
    を画面表示することを特徴とする請求項4記載の線長表
    示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010283179A (ja) * 2009-06-05 2010-12-16 Hitachi Ltd プリント配線パターン表示装置及びそれを用いたシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000123060A (ja) * 1998-10-16 2000-04-28 Hitachi Ltd 回路情報と線路情報との表示方法

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