JPH056412A - 対話配線方式 - Google Patents
対話配線方式Info
- Publication number
- JPH056412A JPH056412A JP3157329A JP15732991A JPH056412A JP H056412 A JPH056412 A JP H056412A JP 3157329 A JP3157329 A JP 3157329A JP 15732991 A JP15732991 A JP 15732991A JP H056412 A JPH056412 A JP H056412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiring
- data
- line segment
- mark
- blank area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/0005—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits for designing circuits by computer
Landscapes
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】テーブル初期化手順は、配線に使用するピン,
線分及び障害物のデータを含む、配線時に参照するため
のデータが格納されるテーブルを初期化する。テーブル
作成手順は、設計データを取り込み、テーブルにデータ
を格納する。移動可能方向マーク位置算出手順は、ピ
ン,線分及び障害物が関与していない空白領域情報を空
白領域テーブルに格納し、この空白領域情報をもとに配
線線分の移動が可能な箇所を抽出する。ディスプレイ表
示手順は、ピン,線分及び障害物のデータを含む、配線
時に参照するためのデータを表示する。移動可能方向マ
ーク表示手順は線分の移動可能な位置を示すマークを表
示する。対話配線手順は、ピン,線分,障害物のデータ
を含む、配線時に参照するためのデータの加工を行う。 【効果】最適な配線経路の変更を容易に行うことがで
き、試行錯誤を行うことなく、短時間で配線経路の変更
を行うことができる。
線分及び障害物のデータを含む、配線時に参照するため
のデータが格納されるテーブルを初期化する。テーブル
作成手順は、設計データを取り込み、テーブルにデータ
を格納する。移動可能方向マーク位置算出手順は、ピ
ン,線分及び障害物が関与していない空白領域情報を空
白領域テーブルに格納し、この空白領域情報をもとに配
線線分の移動が可能な箇所を抽出する。ディスプレイ表
示手順は、ピン,線分及び障害物のデータを含む、配線
時に参照するためのデータを表示する。移動可能方向マ
ーク表示手順は線分の移動可能な位置を示すマークを表
示する。対話配線手順は、ピン,線分,障害物のデータ
を含む、配線時に参照するためのデータの加工を行う。 【効果】最適な配線経路の変更を容易に行うことがで
き、試行錯誤を行うことなく、短時間で配線経路の変更
を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は対話配線方式に関し、特
にプリント基板及び集積回路の配線を対話形設計システ
ムにより設計していく対話配線方式に関する。
にプリント基板及び集積回路の配線を対話形設計システ
ムにより設計していく対話配線方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の対話配線方式では、既存
の配線経路を変更して、新しい配線の線分を引く領域を
確保する等の作業において、既存の配線経路をどのよう
に変更すればよいかについては、ユーザが、図面、ある
いは配線経路データを記憶しているコンピュータのディ
スプレイ画面を参照して変更方法を決定していた。
の配線経路を変更して、新しい配線の線分を引く領域を
確保する等の作業において、既存の配線経路をどのよう
に変更すればよいかについては、ユーザが、図面、ある
いは配線経路データを記憶しているコンピュータのディ
スプレイ画面を参照して変更方法を決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の対話配
線方式では、既存の配線経路をどのように変更するかを
ディスプレイ上に表示された配線経路,ピン及び禁止領
域などの障害物等を参照してユーザが考える必要があっ
たので、新しい線分を挿入する場合などにおいて、配線
経路の変更方法を決定するまでに時間がかり、熟練者で
なければ最適な配線経路の変更を行うことができないと
いう欠点を有していた。
線方式では、既存の配線経路をどのように変更するかを
ディスプレイ上に表示された配線経路,ピン及び禁止領
域などの障害物等を参照してユーザが考える必要があっ
たので、新しい線分を挿入する場合などにおいて、配線
経路の変更方法を決定するまでに時間がかり、熟練者で
なければ最適な配線経路の変更を行うことができないと
いう欠点を有していた。
【0004】また、ディスプレイ上に表示された基板の
任意の位置に、マウス等の入力装置で挿入したい線分を
指示すると、この線分に干渉する既存の配線線分を自動
的に修正する手法があるが、このような手法において
も、修正可能な線分を見きわめないと、挿入したくても
できないか、あるいはユーザの意図したように修正され
ないなどの不都合が発生するという欠点を有していた。
任意の位置に、マウス等の入力装置で挿入したい線分を
指示すると、この線分に干渉する既存の配線線分を自動
的に修正する手法があるが、このような手法において
も、修正可能な線分を見きわめないと、挿入したくても
できないか、あるいはユーザの意図したように修正され
ないなどの不都合が発生するという欠点を有していた。
【0005】本発明の目的は、最適な配線経路の変更を
容易に行うことができ、また試行錯誤を行うことなく、
短時間で配線経路の変更を行うことができる対話配線方
式を提供することにある。
容易に行うことができ、また試行錯誤を行うことなく、
短時間で配線経路の変更を行うことができる対話配線方
式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の対話配線方式
は、(A)配線に使用するピン,線分及び障害物のデー
タを含む、配線時に参照するためのデータが格納される
テーブルを初期化するテーブル初期化手順、(B)設計
データを取り込み、前記テーブルにデータを格納するテ
ーブル作成手順、(C)ピン,線分及び障害物が関与し
ていない空白領域情報を空白領域テーブルに格納し、こ
の空白領域情報をもとに配線線分の移動が可能な箇所を
抽出する移動可能方向マーク位置算出手順、(D)ピ
ン,線分及び障害物のデータを含む、配線時に参照する
ためのデータを表示するディスプレイ表示手順、(E)
前記線分の移動可能な位置を示すマークを表示する移動
可能方向マーク表示手順、(F)ピン,線分,障害物の
データを含む、配線時に参照するためのデータの加工を
行う対話配線手順、を備えて構成されている。
は、(A)配線に使用するピン,線分及び障害物のデー
タを含む、配線時に参照するためのデータが格納される
テーブルを初期化するテーブル初期化手順、(B)設計
データを取り込み、前記テーブルにデータを格納するテ
ーブル作成手順、(C)ピン,線分及び障害物が関与し
ていない空白領域情報を空白領域テーブルに格納し、こ
の空白領域情報をもとに配線線分の移動が可能な箇所を
抽出する移動可能方向マーク位置算出手順、(D)ピ
ン,線分及び障害物のデータを含む、配線時に参照する
ためのデータを表示するディスプレイ表示手順、(E)
前記線分の移動可能な位置を示すマークを表示する移動
可能方向マーク表示手順、(F)ピン,線分,障害物の
データを含む、配線時に参照するためのデータの加工を
行う対話配線手順、を備えて構成されている。
【0007】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0008】図1は、本実施例の対話配線方式における
動作の一例を示す流れ図である。
動作の一例を示す流れ図である。
【0009】次に、動作を説明する。
【0010】図1において、対話的に配線を行うことが
できるCADシステムを立ち上げると、テーブル初期化
手順が起動され、対話配線に必要なデータを格納するテ
ーブルを初期化する(ステップ1)。本実施例では、ピ
ンテーブル,線分テーブル,障害物テーブル,空白領域
テーブル及びマークテーブルが該当し、初期化のために
全フィールドに“0”が書き込まれる。
できるCADシステムを立ち上げると、テーブル初期化
手順が起動され、対話配線に必要なデータを格納するテ
ーブルを初期化する(ステップ1)。本実施例では、ピ
ンテーブル,線分テーブル,障害物テーブル,空白領域
テーブル及びマークテーブルが該当し、初期化のために
全フィールドに“0”が書き込まれる。
【0011】なお、ピンテーブルはピン名やピン位置な
どの情報を格納する。
どの情報を格納する。
【0012】線分テーブルは、ピン間の電気的接続を行
うための導電性パターンを示す配線線分の始終点,走行
する層,層間接続を行うビア、線分が属するネット番号
等を格納する。
うための導電性パターンを示す配線線分の始終点,走行
する層,層間接続を行うビア、線分が属するネット番号
等を格納する。
【0013】障害物テーブルは、ピン,配線線分,ビア
等の設定を禁止したい領域を矩形等の図形の組み合せに
より表現した情報を格納する。
等の設定を禁止したい領域を矩形等の図形の組み合せに
より表現した情報を格納する。
【0014】空白領域テーブルは、ピン,配線線分,障
害物データのいずれも存在せず、配線線分が設定可能な
領域を矩形等の図形の組み合せにより表現した情報を格
納する。本実施例では、配線線分は水平及び垂直線分し
か存在せず、障害物データも矩形の組み合せであると仮
定して、図3のように左下の座標(X,Y)と右上の座
標(X,Y)とを対角とする矩形領域情報を格納する。
害物データのいずれも存在せず、配線線分が設定可能な
領域を矩形等の図形の組み合せにより表現した情報を格
納する。本実施例では、配線線分は水平及び垂直線分し
か存在せず、障害物データも矩形の組み合せであると仮
定して、図3のように左下の座標(X,Y)と右上の座
標(X,Y)とを対角とする矩形領域情報を格納する。
【0015】また、マークテーブルは、上下左右いずれ
かの方向に、線分を移動することができるか否かを示す
情報を格納する。
かの方向に、線分を移動することができるか否かを示す
情報を格納する。
【0016】次に、テーブル作成手順により、設計デー
タを外部記憶装置等から読み込み、ピンテーブル,線分
テーブル,障害物テーブルに各種情報を書き込む(ステ
ップ2)。
タを外部記憶装置等から読み込み、ピンテーブル,線分
テーブル,障害物テーブルに各種情報を書き込む(ステ
ップ2)。
【0017】ここで、従来技術による対話配線方式の場
合は、ステップ4のディスプレイ表示手順により、ピン
テーブル,線分テーブル,障害物テーブルの情報を、図
6のようにディスプレイ装置上に表示し、そのあとでス
テップ6の対話配線手順により、ピン,線分,障害物の
追加加工を行っていた。
合は、ステップ4のディスプレイ表示手順により、ピン
テーブル,線分テーブル,障害物テーブルの情報を、図
6のようにディスプレイ装置上に表示し、そのあとでス
テップ6の対話配線手順により、ピン,線分,障害物の
追加加工を行っていた。
【0018】さらに、ステップ6の対話配線手順で加工
が終了したとき、全ての作業を終了するのかどうかをス
テップ7で判定し、そうでないときには加工によりピ
ン,線分,障害物に変更があったか否かをステップ8で
判定し、変更があったらディスプレイ表示手順へ進み、
そうでなければ再度ステップ6の対話配線手順に戻ると
いう処理の流れであった。
が終了したとき、全ての作業を終了するのかどうかをス
テップ7で判定し、そうでないときには加工によりピ
ン,線分,障害物に変更があったか否かをステップ8で
判定し、変更があったらディスプレイ表示手順へ進み、
そうでなければ再度ステップ6の対話配線手順に戻ると
いう処理の流れであった。
【0019】しかし、本発明では、ステップ4のディス
プレイ表示手順の前処理として、ステップ3の移動可能
方向マーク位置算出手順を、また後処理としてステップ
5の移動可能方向マーク表示手順を設けている。
プレイ表示手順の前処理として、ステップ3の移動可能
方向マーク位置算出手順を、また後処理としてステップ
5の移動可能方向マーク表示手順を設けている。
【0020】次に、移動可能方向マーク位置算出手順の
処理の流れを図2を用いて説明する。
処理の流れを図2を用いて説明する。
【0021】まず、ピンテーブル,線分テーブル,障害
物テーブルの各データをもとに、配線線分が追加可能な
領域を基板全体から複数個抽出し、空白領域テーブルに
格納する(ステップ11)。図6の例では、2箇所に空
白領域が存在するので、図3のように2つの矩形領域が
格納される。
物テーブルの各データをもとに、配線線分が追加可能な
領域を基板全体から複数個抽出し、空白領域テーブルに
格納する(ステップ11)。図6の例では、2箇所に空
白領域が存在するので、図3のように2つの矩形領域が
格納される。
【0022】次に、空白領域テーブルに格納された矩形
領域を1つを取り出し、各々の辺に平行してとなり合う
線分を見つけ、平行範囲をマークテーブルに格納する
(ステップ12)。図6の例では、空白領域21の上辺
に平行してとなり合う線分L6 の(40,110)−
(140,110)をマークテーブルに格納する。そし
て、方向フィールドの項には上辺であることを示す
“0”をセットする。
領域を1つを取り出し、各々の辺に平行してとなり合う
線分を見つけ、平行範囲をマークテーブルに格納する
(ステップ12)。図6の例では、空白領域21の上辺
に平行してとなり合う線分L6 の(40,110)−
(140,110)をマークテーブルに格納する。そし
て、方向フィールドの項には上辺であることを示す
“0”をセットする。
【0023】同様に、下辺に平行する線分L10の(5
0,30)−(140,30)をセットし、方向フィー
ルドの項には下辺であることを示す下“1”をセットす
る。また、左辺に平行する線分L8 の(40,40)−
(40,90)をセットし、方向フィールドの項には左
辺であることを示す“2”をセットする。さらに、左辺
に平行する線分L5 の(40,100)−(40,10
0)をセットし、方向フィールドの項には左辺であるこ
とを示す“2”をセットする。次に、同一ネットで接続
関係にある2本の線分が、空白領域のとなり合う2辺に
平行している場合、頂点位置も空白領域にとなり合うも
のと見なし、接する範囲を補正する。
0,30)−(140,30)をセットし、方向フィー
ルドの項には下辺であることを示す下“1”をセットす
る。また、左辺に平行する線分L8 の(40,40)−
(40,90)をセットし、方向フィールドの項には左
辺であることを示す“2”をセットする。さらに、左辺
に平行する線分L5 の(40,100)−(40,10
0)をセットし、方向フィールドの項には左辺であるこ
とを示す“2”をセットする。次に、同一ネットで接続
関係にある2本の線分が、空白領域のとなり合う2辺に
平行している場合、頂点位置も空白領域にとなり合うも
のと見なし、接する範囲を補正する。
【0024】図4の例では、L8 とL10とが同一ネット
であるので、L8 の左方向始点(40,40)を(4
0,30)に補正し、L10の下方向始点(50,30)
を(40,30)に補正し、同様にL5 とL6 も補正す
る(ステップ12)。次に、マークテーブルに1つでも
マークデータが出力されているか否かを判定し(ステッ
プ13)、マークデータが存在するときには、マークテ
ーブルの線分を順次取り出し、その線分の方向フィール
ドを見て、“0”であれば空白領域の上辺、“1”であ
れば空白領域の下辺、“2”であれば空白領域の左辺、
“3”であれば空白領域の右辺と見なして、ステップ1
2で示した手順と同様に当該線分に平行してとなり合う
線分を見つけ、マークテーブルに新しい線分を追加して
いく(ステップ14)。すなわち、図6の例では、L10
にとなり合うL9 の(30,20)−(140,20)
と、L8 にとなり合うL7 の(30,20)−(30,
80)とがステップ14でマークテーブルに追加され
る。このとき、新しい線分の方向フィールドは、先に取
り出した線分の方向フィールド値をセットする。
であるので、L8 の左方向始点(40,40)を(4
0,30)に補正し、L10の下方向始点(50,30)
を(40,30)に補正し、同様にL5 とL6 も補正す
る(ステップ12)。次に、マークテーブルに1つでも
マークデータが出力されているか否かを判定し(ステッ
プ13)、マークデータが存在するときには、マークテ
ーブルの線分を順次取り出し、その線分の方向フィール
ドを見て、“0”であれば空白領域の上辺、“1”であ
れば空白領域の下辺、“2”であれば空白領域の左辺、
“3”であれば空白領域の右辺と見なして、ステップ1
2で示した手順と同様に当該線分に平行してとなり合う
線分を見つけ、マークテーブルに新しい線分を追加して
いく(ステップ14)。すなわち、図6の例では、L10
にとなり合うL9 の(30,20)−(140,20)
と、L8 にとなり合うL7 の(30,20)−(30,
80)とがステップ14でマークテーブルに追加され
る。このとき、新しい線分の方向フィールドは、先に取
り出した線分の方向フィールド値をセットする。
【0025】ステップ14の処理を終了すると、ステッ
プ13に戻り、マークテーブルに新しく追加した線分が
あるか否かを判定し、もしあるなら再度ステップ14へ
行き、新く追加した線分に平行してとなり合う線分が見
つからなくなるまで繰り返す。
プ13に戻り、マークテーブルに新しく追加した線分が
あるか否かを判定し、もしあるなら再度ステップ14へ
行き、新く追加した線分に平行してとなり合う線分が見
つからなくなるまで繰り返す。
【0026】新しい線分が見つからなくなると、ステッ
プ15に行き、空白領域テーブルに格納されている全て
の領域を処理したか否かを判定する。そして、まだ未処
理の領域があるときには、再度ステップ12へ戻る。
プ15に行き、空白領域テーブルに格納されている全て
の領域を処理したか否かを判定する。そして、まだ未処
理の領域があるときには、再度ステップ12へ戻る。
【0027】図6の例では、空白領域22があるので、
再度ステップ12へ戻り、空白領域22に平行してとな
り合う線分L6 から(100,110)−(140,1
10)を抽出してマークテーブルにセットし、方向フィ
ールドの項には下辺であることを示す“2”をセットす
る。
再度ステップ12へ戻り、空白領域22に平行してとな
り合う線分L6 から(100,110)−(140,1
10)を抽出してマークテーブルにセットし、方向フィ
ールドの項には下辺であることを示す“2”をセットす
る。
【0028】次に、移動可能方向マーク表示手順によ
り、ディスプレイ装置上に表示された配線線分に対応す
るマークデータをマークテーブルから抽出し、マークデ
ータをディスプレイ装置上に表示する。
り、ディスプレイ装置上に表示された配線線分に対応す
るマークデータをマークテーブルから抽出し、マークデ
ータをディスプレイ装置上に表示する。
【0029】マークデータの表示形態は、特に規定しな
いが、一実施例を図8に示す。
いが、一実施例を図8に示す。
【0030】図5に示したマークテーブルの方向フィー
ルドが“0”のとき、下方向へ移動可能な線分、マーク
テーブルの方向フィールドが“1”のとき、上方向へ移
動可能な線分、マークテーブルの方向フィールドが
“2”のとき、右方向へ移動可能な線分、マークテーブ
ルの方向フィールドが“3”のとき、左方向へ移動可能
な線分と読みかえ、それぞれに対応する表示形態を図8
に従って表示した結果が図7である。
ルドが“0”のとき、下方向へ移動可能な線分、マーク
テーブルの方向フィールドが“1”のとき、上方向へ移
動可能な線分、マークテーブルの方向フィールドが
“2”のとき、右方向へ移動可能な線分、マークテーブ
ルの方向フィールドが“3”のとき、左方向へ移動可能
な線分と読みかえ、それぞれに対応する表示形態を図8
に従って表示した結果が図7である。
【0031】図7は、ディスプレイ装置画面内に空白領
域22が表示されていないが、マークにより、線分L6
に上方向へ移動可能な部分があることが読み取れる。
域22が表示されていないが、マークにより、線分L6
に上方向へ移動可能な部分があることが読み取れる。
【0032】なお、対話配線手順によるデータ加工で発
生したデータ及び空白領域に干渉する部分だけ、移動可
能方向マーク位置算出手順を通すなどのきめ細かな制御
を行うことができる。
生したデータ及び空白領域に干渉する部分だけ、移動可
能方向マーク位置算出手順を通すなどのきめ細かな制御
を行うことができる。
【0033】また、画面移動や画面拡大等のデータ加工
を伴わない画面書き換えでは、移動可能方向マーク位置
算出手順を通さなくてもよいこと、設計データを読み書
きする際に、空白領域テーブル,マークテーブルの値も
読み書きするようにすれば、再度立ち上げるときに、移
動可能方向マーク位置算出手順を通さなくてもよいこと
から、対話設計に必要不可欠である要素といわれている
応答性がそこなわれることがないことは明らかである。
を伴わない画面書き換えでは、移動可能方向マーク位置
算出手順を通さなくてもよいこと、設計データを読み書
きする際に、空白領域テーブル,マークテーブルの値も
読み書きするようにすれば、再度立ち上げるときに、移
動可能方向マーク位置算出手順を通さなくてもよいこと
から、対話設計に必要不可欠である要素といわれている
応答性がそこなわれることがないことは明らかである。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の対話配線
方式は、ディスプレイ等の出力機器上の配線線分に移動
可能マークを付加することにより、最適な配線経路の変
更を容易に行うことができるという効果を有している。
方式は、ディスプレイ等の出力機器上の配線線分に移動
可能マークを付加することにより、最適な配線経路の変
更を容易に行うことができるという効果を有している。
【0035】また、画面害に空白領域がある場合でも、
移動可能な線分が明確なので、試行錯誤を行うことな
く、短時間で配線経路の変更を行うことができるという
効果を有している。
移動可能な線分が明確なので、試行錯誤を行うことな
く、短時間で配線経路の変更を行うことができるという
効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の対話配線方式における動作の一例を
示す流れ図である。
示す流れ図である。
【図2】本実施例の対話配線方式における移動可能方向
マーク位置算出手順の処理を示す流れ図である。
マーク位置算出手順の処理を示す流れ図である。
【図3】本実施例の対話配線方式における空白領域テー
ブルを示す図である。
ブルを示す図である。
【図4】本実施例の対話配線方式における線分テーブル
を示す図である。
を示す図である。
【図5】本実施例の対話配線方式におけるマークテーブ
ルを示す図である。
ルを示す図である。
【図6】本実施例の対話配線方式におけるピン,線分,
障害データを示す図である。
障害データを示す図である。
【図7】図6に移動可能方向マークを付加したディスプ
レイ表示例を示す図である。
レイ表示例を示す図である。
【図8】本実施例の対話配線方式における移動可能方向
マーク形態の一例を示す図である。
マーク形態の一例を示す図である。
21〜22 空白領域
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】(A)配線に使用するピン,線分及び障害
物のデータを含む、配線時に参照するためのデータが格
納されるテーブルを初期化するテーブル初期化手順、
(B)設計データを取り込み、前記テーブルにデータを
格納するテーブル作成手順、(C)ピン,線分及び障害
物が関与していない空白領域情報を空白領域テーブルに
格納し、この空白領域情報をもとに配線線分の移動が可
能な箇所を抽出する移動可能方向マーク位置算出手順、
(D)ピン,線分及び障害物のデータを含む、配線時に
参照するためのデータを表示するディスプレイ表示手
順、(E)前記線分の移動可能な位置を示すマークを表
示する移動可能方向マーク表示手順、(F)ピン,線
分,障害物のデータを含む、配線時に参照するためのデ
ータの加工を行う対話配線手順、を備えたことを特徴と
する対話配線方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157329A JPH056412A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 対話配線方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3157329A JPH056412A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 対話配線方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056412A true JPH056412A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15647319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3157329A Pending JPH056412A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 対話配線方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH056412A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5607239A (en) * | 1994-03-18 | 1997-03-04 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Bearing unit |
US5620262A (en) * | 1994-03-18 | 1997-04-15 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Sliding bearing |
US5632559A (en) * | 1994-03-18 | 1997-05-27 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Sliding bearing |
US5642286A (en) * | 1994-11-30 | 1997-06-24 | Fujitsu Limited | Wiring CAD apparatus |
US5704720A (en) * | 1994-03-18 | 1998-01-06 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | Sliding bearing |
CN105578772A (zh) * | 2016-01-08 | 2016-05-11 | 资阳南车电气有限公司 | 智能布线系统 |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP3157329A patent/JPH056412A/ja active Pending
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