JP2002229668A - レジスタ装置 - Google Patents

レジスタ装置

Info

Publication number
JP2002229668A
JP2002229668A JP2001026187A JP2001026187A JP2002229668A JP 2002229668 A JP2002229668 A JP 2002229668A JP 2001026187 A JP2001026187 A JP 2001026187A JP 2001026187 A JP2001026187 A JP 2001026187A JP 2002229668 A JP2002229668 A JP 2002229668A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock signal
clock
register
signal
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001026187A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Dojo
一弘 道場
Hiroki Taniguchi
博樹 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001026187A priority Critical patent/JP2002229668A/ja
Publication of JP2002229668A publication Critical patent/JP2002229668A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バッファやクロックスキューの調整を行った
場合でも、クロック信号の遅延時間を低減し高速な動作
を可能としつつ、消費電力やノイズの影響を抑制できる
レジスタ装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 入力された単相のクロック信号CLK1
を差動クロックドライバ3で小振幅の正逆2相のクロッ
ク信号CLK2,XCLK2に変換する。差動増幅部を
内蔵あるいはその近傍に配置した差動クロックレジスタ
4は2相のクロック信号CLK2,XCLK2を差動増
幅して動作電圧の単相のクロック信号に変換し、この単
相のクロック信号に同期して動作する。そのために、ク
ロック信号の振幅と遅延時間を小さくできるので、高速
で低消費電力のクロック信号を供給できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大規模半導体集積
回路のレジスタ部と、そのレジスタ部にクロック信号を
供給するクロック供給部を有するレジスタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大規模集積回路には、複数のフリップフ
ロップ回路(以下FFと称す)が搭載されており、外部
クロック信号から供給されるクロックで複数のFFを駆
動する必要があるために、従来のレジスタ装置では、外
部クロック信号を駆動能力の大きな1個のクロックバッ
ファで駆動し、その1個のクロックバッファで複数のF
Fを駆動する方法や、外部クロック信号からツリー状に
クロックバッファを挿入する方法を用いて各FFにクロ
ックを供給していた。
【0003】以下、図面を参照して従来のレジスタ装置
について説明する。図3は、従来のレジスタ装置の構成
図であり、(a)は、外部クロック信号を駆動能力の大
きな1個のクロックバッファで駆動し、その1個のクロ
ックバッファで複数のFFを駆動するレジスタ装置の構
成図である。
【0004】1はLSI、2はLSI1内部に構成され
るモジュール、20は各モジュール内にあるFFであ
り、21は全てのFF20に外部からのクロック信号を
供給するクロックバッファである。
【0005】(b)は、外部クロック信号からツリー状
にクロックバッファを挿入するレジスタ装置の構成図で
ある。クロックバッファ24で駆動された外部クロック
は、クロックバッファ22で分散して駆動され、それぞ
れ各モジュール2内のFF20に供給される。
【0006】この時、各FF20に入力されるクロック
のクロックスキューを低減するために、入力バッファと
各FF20間の遅延回路23の段数や配線長で遅延を調
整したり、入力バッファと各FF20間の配線の配線幅
で遅延を調整してそれぞれのFFにクロックを供給して
いた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1個の
入力バッファでクロック信号を駆動する場合、LSIが
大規模化するとFFの数も増加するため、大電流の入力
バッファが必要となり消費電力が増大する。また、バッ
ファ段数と配線長で遅延を調整すると、バッファ段数が
増えることに伴い消費電力が増大するという問題点があ
った。
【0008】本発明のレジスタ装置は、上記問題点を解
決し、バッファやクロックスキューの調整を行った場合
でも、クロック信号の遅延時間を低減し高速な動作を可
能としつつ、消費電力やノイズの影響を抑制できるレジ
スタ装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明の請求項1記載のレジスタ装置は、単相の
外部クロック信号を入力して前記外部クロック信号の振
幅電圧より小さな振幅電圧の正相クロック信号と逆相ク
ロック信号を出力するクロックドライブ部を有して前記
クロックドライブ部からレジスタ部に前記2相のクロッ
ク信号を供給するクロック供給部と、前記2相のクロッ
ク信号を入力して振幅電圧が動作電圧となるクロック信
号を生成する差動増幅部をそれぞれのレジスタ部の近傍
あるいはそのエリア内に有して前記生成されたクロック
信号に同期して動作するレジスタ部とを有する。
【0010】この構成によれば、クロックドライブ部か
らレジスタ部に供給されるクロック信号の振幅電圧が小
振幅で可能となるために、クロック信号の遷移時間が短
くなる。したがって、クロック信号の遅延時間を低減し
高速な動作を可能としつつ消費電力を抑制することがで
きる。
【0011】本発明の請求項2記載のレジスタ装置は、
請求項1記載のレジスタ装置において、前記クロックド
ライブ部から前記レジスタ部に供給される正相クロック
信号と逆相クロック信号の2つの配線が並行して配線さ
れていることを特徴とする。
【0012】この構成によれば、正相クロック信号と逆
相クロック信号の供給配線を並行して配線することによ
って、外部からのノイズを受けて正相クロック信号と逆
相クロック信号の電位が変化したとしても、レジスタ部
に近接あるいは内蔵される差動増幅部が正相クロック信
号と逆相クロック信号の電位差を基準に動作しているた
めレジスタ部が安定して動作をする。したがって、外来
ノイズの影響を受けにくいレジスタ装置を提供すること
ができる。
【0013】本発明の請求項3記載のレジスタ装置は、
クロック信号に同期して動作し、制御信号の信号値を固
定することにより動作が制御されるレジスタ部を有し、
前記レジスタ部に前記クロック信号を供給する配線と前
記制御信号を供給する配線が並行して配線されているこ
とを特徴とする。
【0014】この構成によれば、動作状態に応じて値が
一定となる信号配線をクロック信号配線に並行して配線
することによって、配線領域の面積を増加することな
く、クロック信号配線にシールド配線を設けることと同
じ効果が期待できる。したがって、外来ノイズの影響を
受けにくいレジスタ装置を提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照しながら説明する。 (実施の形態1)本発明の実施の形態1のレジスタ装置
について図を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の実施の形態1のレジスタ装
置の構成図である。1はLSI、2はLSI1を構成す
るモジュール、3はLSI1外部から供給される外部ク
ロック信号CLK1を入力して小振幅な正相クロック信
号CLK2と逆相クロック信号XCLK2とを出力する
差動クロックドライバ、4は小振幅な2つのクロック信
号CLK2とXCLK2をクロック信号として動作する
差動クロックレジスタである。また、CLK2とXCL
K2は並行して配線されている。
【0017】差動クロックドライバ3に入力された振幅
が動作電圧の外部クロック信号CLK1は、小振幅な正
逆2相のクロック信号CLK2,XCLK2に分割され
て各モジュールの差動クロックレジスタ4のクロック端
子に入力される。差動クロックレジスタ4は2相のクロ
ック信号CLK2,XCLK2を差動増幅して得たクロ
ック信号に同期して動作する。
【0018】また、1つのクロックバッファで多数の差
動クロックレジスタ4を駆動したとしても、クロック信
号の振幅が小さいため、消費電力が大きくなる駆動能力
の大きなクロックバッファの必要がなくなり、消費電力
を抑制することができる。
【0019】ここで、各クロック信号の遅延時間は、
(1)式で表される。 Tpd=A+(K*CL*Vpp/I) ・・・・(1) Tpdはクロックの遅延時間、Aは差動クロックドライ
バの遅延、Kは定数、CLは配線負荷容量、Vppは信
号振幅電圧、Iは駆動電流である。
【0020】この式(1)より、信号振幅電圧Vppを
小さくすることにより遅延時間Tpdも小さくすること
ができる。以上の構成によると、クロック信号の信号振
幅Vppを小さくすることができるのでクロックの遅延
時間Tpdおよび消費電力が小さくなり、低消費電力で
高速なクロック信号を供給できる。また、クロック信号
の信号振幅Vppが小さいためクロック信号から発生す
るノイズが小さくなり、周辺の信号に及ぼすクロック信
号のノイズの影響を抑制することができる。さらに、各
差動クロックレジスタ4に差動増幅回路が内蔵されてい
るため、各差動クロックレジスタ4まで小振幅なクロッ
ク信号を供給できるので、より低消費電力で高速なクロ
ック信号を供給できるとともに、クロックスキューの調
整が容易となる。
【0021】また、正相クロック信号と逆相クロック信
号を並行して配置することによって、外部からのノイズ
を受け正相クロック信号と逆相クロック信号の電位が変
化したとしても、2つのクロック信号は同様な電位の変
化を示すため、差動クロックレジスタ4の差動増幅回路
が正相クロック信号と逆相クロック信号の電位差を基準
に動作することにより差動クロックレジスタ4は安定し
て動作することができる。したがって、外来ノイズの影
響を抑制することができる。
【0022】ここで、差動クロックドライバ3は、I/
Oセルとしても、LSIのロジック内部の内部セルとし
ても実現可能である。また、上記説明では、差動増幅器
を差動クロックレジスタ4のエリア内に内蔵した例を用
いて説明したが、差動増幅器を差動クロックレジスタ4
の近傍に配置した場合でも同様の効果を得ることができ
る。 (実施の形態2)本発明の実施の形態2のレジスタ装置
について説明する。
【0023】図2は、本実施の形態2のレジスタ装置の
構成図である。図2において、10、11、12は2つ
のデータ入力端子をもったスキャンテスト対応FF、1
3はクロック信号配線、14は前記10、11、12の
フリップフロップを通常動作状態とスキャンテスト状態
に切り替える制御信号配線である。前記クロック信号配
線13と前記制御信号配線14は並行して配置されてい
る。以上のように構成されたクロック供給回路におい
て、通常動作状態またはスキャンテスト状態に対応し
て、制御信号を接地電圧もしくは電源電圧に固定してい
るため、クロック信号にとってシールド配線の効果があ
る。
【0024】したがって、通常動作状態ならびにスキャ
ンテスト状態において、制御信号がクロック信号のシー
ルド配線となり、クロック信号の外部ノイズに対する耐
ノイズ性が向上する。
【0025】ここでは、スキャンテスト対応のLSIの
場合を例に説明したが、制御信号として動作状態に応じ
て信号値が接地電圧または電源電圧に固定される信号が
あるLSIでは、同様にその信号配線をクロック信号に
並行して配線することによりシールド配線の効果が期待
できるため耐ノイズ性を向上することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明のレジスタ装置によると、クロッ
ク信号の振幅と遅延時間を小さくすることができるの
で、高速で低消費電力のクロック信号を供給できるとと
もに、周辺の信号へのノイズの影響を抑制することがで
きる。また、正相クロック信号と逆相クロック信号を並
行して配線することにより、耐ノイズ性が大幅に向上す
る。さらに、動作状態に応じて電位が固定される制御信
号の配線とクロック信号を並行して配線することによっ
ても耐ノイズ性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1におけるレジスタ装置の
構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態2におけるレジスタ装置の
構成を示す図
【図3】従来のレジスタ装置の構成図
【符号の説明】
1 LSI 2 モジュール 3 差動クロックドライバ 4 差動クロックレジスタ 10 FF 11 FF 12 FF 13 クロック信号配線 14 制御信号配線 20 FF 21 入力バッファ 22 バッファ 23 遅延回路 24 入力バッファ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単相の外部クロック信号を入力して前記外
    部クロック信号の振幅電圧より小さな振幅電圧の正相ク
    ロック信号と逆相クロック信号を出力するクロックドラ
    イブ部を有して前記クロックドライブ部からレジスタ部
    に前記2相のクロック信号を供給するクロック供給部
    と、 前記2相のクロック信号を入力して振幅電圧が動作電圧
    となるクロック信号を生成する差動増幅部をそれぞれの
    レジスタ部の近傍あるいはそのエリア内に有して前記生
    成されたクロック信号に同期して動作するレジスタ部と
    を有するレジスタ装置。
  2. 【請求項2】前記クロックドライブ部から前記レジスタ
    部に供給される正相クロック信号と逆相クロック信号の
    2つの配線が並行して配線されていることを特徴とする
    請求項1記載のレジスタ装置。
  3. 【請求項3】クロック信号に同期して動作し、制御信号
    の信号値を固定することにより動作が制御されるレジス
    タ部を有し、 前記レジスタ部に前記クロック信号を供給する配線と前
    記制御信号を供給する配線が並行して配線されているこ
    とを特徴とするレジスタ装置。
JP2001026187A 2001-02-02 2001-02-02 レジスタ装置 Pending JP2002229668A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026187A JP2002229668A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 レジスタ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001026187A JP2002229668A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 レジスタ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002229668A true JP2002229668A (ja) 2002-08-16

Family

ID=18891044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001026187A Pending JP2002229668A (ja) 2001-02-02 2001-02-02 レジスタ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002229668A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4700636B2 (ja) 半導体メモリ装置を装着したメモリモジュールを有するシステム
JPH05136125A (ja) クロツク配線及びクロツク配線を有する半導体集積回路装置
JP2006086455A (ja) 半導体装置
JPH05159080A (ja) 論理集積回路
JP3962455B2 (ja) クロック機構
JP3851810B2 (ja) プログラマブル論理回路およびそのクロック制御方法
KR100396885B1 (ko) 고주파 클럭 신호의 주파수를 낮추어 어드레스 및커맨드의 동작 주파수로 사용하고 서로 다른 주파수의클럭 신호들을 수신하는 반도체 메모리 장치, 이를포함하는 메모리 모듈 및 시스템 메모리 모듈
JPH11145786A (ja) フリップフロップのリセット回路
JP2000174610A (ja) レベルシフタ回路およびそれを用いた半導体装置
JPH11316631A (ja) バスドライバ
JP2002229668A (ja) レジスタ装置
JP2001320022A (ja) 集積回路
JP4702878B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2004259285A (ja) クロックツリー合成装置及び方法
JP4304124B2 (ja) 半導体装置
US20010015658A1 (en) Semiconductor integrated circuit device capable of producing output thereof without being influenced by other input
JP2006339521A (ja) 半導体集積回路
US8171189B2 (en) Semiconductor apparatus
JPH11249622A (ja) 液晶表示装置および複数ポートのデータ出力部を有する集積回路
JP2004186520A (ja) 半導体集積回路
JP2007109773A (ja) 大規模半導体集積回路装置
JPH0993108A (ja) 入出力(i/o)バッファ回路
JP2022548483A (ja) 低オーバーヘッド広帯域幅再構成可能な相互接続装置及び方法
KR100521759B1 (ko) 모서리 감지 종료 회로 및 이를 이용한 고속의 비동기파이프라인 회로
JP5037800B2 (ja) 半導体デバイス