JP2002229427A - 教育支援システム - Google Patents

教育支援システム

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JP2002229427A
JP2002229427A JP2001027466A JP2001027466A JP2002229427A JP 2002229427 A JP2002229427 A JP 2002229427A JP 2001027466 A JP2001027466 A JP 2001027466A JP 2001027466 A JP2001027466 A JP 2001027466A JP 2002229427 A JP2002229427 A JP 2002229427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 教育現場における教育者の負担を低減し、ゆ
とりある教育を支援し、また、教育現場において教育を
受ける者の負担を低減し、教育効果を高める。 【解決手段】 講師用のマルチメディアボード1には、
教育用情報を記憶した読み出し専用のROM領域と書込
・読み出し可能なRAM領域とを備える情報記憶媒体が
装着され、記憶媒体から読み出された教育用情報を画面
に表示し、任意の情報を入力して教育用情報に重ねて画
面に表示し、必要に応じてRAM領域に格納する。受講
者用端末2にも、記録媒体が装着可能で、マルチメディ
アボード1に表示された画像と独自の画像とをウインド
ウに表示する。また、任意の情報を入力し、記録媒体の
RAM領域に表示・入力画像を蓄積可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、教育支援システム
に関し、特に、情報記憶媒体から教育用情報を読み出し
て表示し、教育用情報を補足するために入力された情報
を情報記憶媒体に記録し、講師及び受講者が講義内容を
書く負担を低減することにより、ゆとりある教育を支援
する教育支援システムに関する。
【0002】
【従来の技術】学校などの教育現場では、授業中に、生
徒(教育を受ける者)は、黒板等に書写された文字等
(板書)を自分の帳面に書き写して独自のノートを作成
する。書き写す分量が多い場合には、生徒は、板書を写
すことにおわれて、じっくり考えて質問をする余裕がな
く、教師(教育者)と生徒の間のコミュニケーションも
希薄になりがちである。
【0003】このような不都合を解消するために、例え
ば、教師と生徒の間で映像によるコミュニケーションを
図る装置が、特許第2562107号公報に開示されて
いる。この装置は、入力手段やモニタを含む教師側装置
及び生徒側装置から構成される。教師側装置は、ビデオ
カメラで映した教師用ノート、接続されたパソコンの映
像、三択テスト等を生徒側モニタに表示する。生徒は、
生徒側装置の解答選択スイッチを押すことにより解答を
教師に知らせる。この装置では、生徒側装置の入力手段
が解答選択スイッチのみなので、学習効果が薄く、さら
に、学習ノートとしての役割が欠けており、復習のため
に使用することはできない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、生徒による板書
の転記を不要にして、教師と生徒のコミュニケーション
を図ることのできるシステムが特開平7−321978
号公報に開示されている。このシステムでは、大型電子
ボードを含む教師側装置のボード上に、教師が書写した
文字等は、無線で生徒側装置に伝達されて表示され、生
徒側装置から入力した文字等は、教師側装置に送信可能
である。
【0005】特開平7−321978号公報に開示され
たシステムは、教師が書写した板書を記録に残すことは
可能であるが、教師が口頭で説明した内容を記録できな
い。そのため、生徒は、教師が口頭で説明した内容で重
要であると判断したものを帳面に記載し、記録紙に出力
された板書とつきあわせてノートを作成する必要があ
る。また、特開平7−321978号公報に開示された
システムでは、教師が授業中に板書をその場で作成す
る。従って、生徒は、教師が板書を書き終わるまで待っ
ていなくてはならず、時間の無駄である。
【0006】講義内容を変更することなく、教師が授業
中に黒板等に文字等を書写する時間を低減できれば、教
師と生徒双方にゆとりができて、質問をする等のコミュ
ニケーションに費やす時間を多く確保することが可能に
なる。
【0007】また、教師は、学科教育の他に、出席を管
理し、成績を集計・評価する等の業務を行っており、学
科教育以外の業務負担が大きい。このような業務負担を
低減すれば、その時間を学科教育、課外教育等に利用で
き、教育内容の質をレベルアップできる。
【0008】本発明は、上記実情に鑑みて成されたもの
であり、教育現場における教育担当者の負担を低減する
ことを目的とする。また、本発明は、教育を受ける者の
負担を低減することを他の目的とする。また、本発明
は、教育効果を高めることを他の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点に係る教育支援システムは、講
師用端末と複数の受講者用端末とから構成され、前記講
師用端末は、教育用情報を記憶した読み出し専用の読出
専用領域と、書込と読み出しとが共に可能な書込読出領
域と、を備える情報記憶媒体が装着され、装着された情
報記憶媒体をアクセスするアクセス手段と、前記アクセ
ス手段により読み出された情報を画面上に表示する表示
手段と、前記画面上に配置され、情報を入力する入力手
段と、前記アクセス手段を介して教育用情報を前記読出
専用領域から読み出して前記表示手段に表示させ、前記
画面上に入力された情報を前記表示手段に表示させると
共に前記アクセス手段を介して前記情報記録媒体の書き
込み読み出し領域に書き込む処理手段を備え、前記受講
者用端末は、教育用情報を記憶した読み出し専用の読出
専用領域と、書込と読み出しとが共に可能な書込読出領
域と、を備える情報記憶媒体が装着され、装着された情
報記憶媒体をアクセスするアクセス手段と、前記アクセ
ス手段により読み出された情報を画面上に表示する表示
手段と、前記画面上に配置され、情報を入力する入力手
段と、前記アクセス手段を介して教育用情報を前記読出
専用領域から読み出して前記表示手段に表示させ、前記
画面上に入力された情報を前記表示手段に表示させると
共に前記アクセス手段を介して前記情報記録媒体の書き
込み読み出し領域に書き込む処理手段と、ネットワーク
を介して前記表示手段の表示内容を取得し、画面上に表
示する手段と、を備える、ことを特徴とする。
【0010】この発明によれば、情報記憶媒体は、教育
用情報を記憶しており、情報記憶媒体から読み出された
データは、表示手段が表示する。授業中に教師が利用す
る際には、黒板に講義内容を書く時間を低減する。従っ
て、教師は、生徒個々人とのコミュニケーションに時間
を費やすことが可能になり、ゆとりのある教育を実践で
きる。また、生徒が使用する際には、教育用情報を書き
写す必要がない。従って、考える余裕が生まれ、質問を
し易くなり、教育効果を高めることができる。
【0011】前記受講者用端末の表示制御手段は、画面
を分割して、その一部に前記講師用端末の表示画像を表
示させ、他の一部に固有の画像を表示する手段を備えて
もよい。このようにして、受講者は、独自の画面を表示
してそこにメモなどを書き込むことも可能となる。
【0012】この教育支援システムに装着される前記情
報記憶媒体の読み出し専用の記憶領域は、教科書の内容
を示す教科書情報を記憶した第1の記憶領域と、前記教
科書に関する講義内容を示す講義情報を記憶した第2の
記憶領域と、を備えるように構成してもよい。
【0013】この教育支援システムに装着される前記情
報記憶媒体は、前記第1の記憶領域に、前記教科書情報
と共に、教科書に関係する参考書の内容を示す参考書情
報を更に記憶するように構成してもよい。
【0014】この教育支援システムに装着される前記情
報記憶媒体は、前記第2の記憶領域に、前記講義情報と
共に、講義内容に関係する参考書の内容を示す参考書情
報を更に記憶するように構成してもよい。
【0015】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点に係る教育支援システムは、センタ及びセンタと
通信を介して接続された複数の端末から構成され、セン
タは、教科書の内容を示す教科書情報を読出し可能に構
成された第1の記憶領域と、講義内容を示す講義情報を
読出し可能に構成された第2の記憶領域と、任意の情報
を書込・読出し可能に構成された第3の記憶領域とを備
える情報記憶媒体が装着され、装着された情報記憶媒体
をアクセスするアクセス手段と、画面を含み、前記アク
セス手段により情報記憶媒体から読み出された教科書情
報及び講義情報を表示する表示手段と、画面上に配置さ
れ、前記講義情報を補足するために付加される付加情報
を画面に入力して表示する入力表示手段と、画面に表示
された前記教科書情報及び講義情報を特定するインデッ
クス情報及び前記入力手段により入力された前記付加情
報を各端末に送信する送信手段と、を有し、各端末は、
前記情報記憶媒体が装着され、装着された情報記憶媒体
をアクセスするアクセス手段と、画面を含み、前記アク
セス手段により情報記憶媒体から読み出された教科書情
報及び講義情報を表示する表示手段と、画面上に配置さ
れ、情報を画面に入力して表示する入力表示手段と、前
記センタから前記インデックス情報及び前記付加情報を
受信する受信手段と、受信した前記インデックス情報が
特定する前記教科書情報及び講義情報を前記情報記憶媒
体から抽出して画面に表示する抽出処理手段と、受信し
た前記付加情報を画面に表示する表示処理手段と、画面
に表示された情報を前記第3の記憶領域に記録する記録
処理手段と、を有する、ことを特徴とする。
【0016】前記電子黒板は、例えば、前記アクセス手
段により前記情報記憶媒体から読み出した前記教科書情
報及び講義情報を切り替えて画面に表示する画面表示切
替手段を備えることを特徴とする。
【0017】前記情報記憶媒体は、例えば、前記第1の
記憶領域に、前記教科書情報と共に、教科書に関係する
参考書の内容を示す参考書情報を更に記憶し、前記電子
黒板は、前記アクセス手段により、前記教科書情報と共
に、前記教科書に関係する参考書の内容を示す参考書情
報を読み出して前記表示手段に表示する。
【0018】前記情報記憶媒体は、例えば、前記第2の
記憶領域に、前記講義情報と共に、講義内容に関係する
参考書の内容を示す参考書情報を更に記憶し、前記電子
黒板は、前記アクセス手段により、前記講義情報と共
に、前記講義内容に関係する参考書の内容を示す参考書
情報を読み出して前記表示手段に表示する。
【0019】コンピュータを、上述の講師用端末又は受
講者用端末として機能させるためのプログラムを記録媒
体に記録したり伝送媒体を介して配布してもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る教育支援システムの構成を示
すブロック図である。この教育支援システムは、マルチ
メディアボード1と、複数の情報端末2と、それらを相
互に接続するネットワーク3とから構成されている。こ
のシステムを、例えば、学校の教室に設置した場合に
は、図2に示すように、教師(講師)がマルチメディア
ボード1を利用し、生徒(受講者)が情報端末2を利用
し、教室内LAN等でネットワーク3を形成する。
【0021】マルチメディアボード1は、図3に示すよ
うに、収納部8と、ボード部9を備え、収納部8に各種
情報機器等を収納し、収納された機器の映像等をボード
部9の画面に表示する機能と、画面上に配置されたタッ
チパネルから指等により書き込まれた文字等を記録した
り画面に表示する機能を有する。
【0022】上述の機能を実現するため、マルチメディ
アボード1は、図4に示すように、タッチ式入力装置1
1と、表示装置12と、リーダ/ライタ13と、ビデオ
デッキ14と、DVDプレイヤー15と、プリンタ16
と、情報処理装置17とを備える。
【0023】タッチ式入力装置11は、例えば、超音波
表面弾性波タッチパネル方式の透明タブレットから構成
され、指、ペン等によりタッチされた位置を検出し、検
出した位置の座標を算出し、算出した座標位置情報を情
報処理部17に送る。
【0024】表示装置12は、比較的大画面で高輝度の
ディスプレイ装置、例えば、対角50インチ以上のプラ
ズマディスプレイパネル(PDP)等から構成され、ビ
デオデッキ14と、DVDプレイヤー15と、情報処理
装置17に接続されている。表示装置12は、情報処理
装置17が出力する文字、図形等を含む画像や、ビデオ
デッキ14等が再生する映像等を表示する。
【0025】リーダ/ライタ13には、例えば、DVD
プレーヤ等から構成され、情報記憶媒体30が着脱可能
に装着され、装着された情報記憶媒体30に記憶された
各種情報を読み出して情報処理装置17に送り、情報処
理装置17から供給されたデータを情報記憶媒体30に
書き込む。
【0026】ビデオデッキ14とDVDプレイヤー15
は、表示装置12のビデオ入力端子等に接続され、ソー
ス媒体を再生し、表示装置12に出力する。プリンタ1
6は、情報処理装置17に接続され、情報処理装置17
が出力するデータを記録紙に印刷する。
【0027】情報処理装置17は、図5に示すように、
各部を制御するCPU(Central Processing UNit)50
と、制御プログラム51と、メモリ52と、操作部53
と、表示制御部54と、通信制御部55から構成されて
いる。
【0028】制御プログラム51は、CPU50の動作
を制御するための各種プログラムをが格納されている。
格納された各種プログラムにより、CPU50は、以下
に列記するような様々な動作を行う。CPU50は、タ
ッチ式入力装置11から供給される座標位置情報に基づ
いて、タッチ式入力装置11から入力された文字及び図
形等の画像情報を表示装置12に送る。CPU50は、
入力装置11及びリーダ/ライタ13による表示と、ビ
デオデッキ14、DVDプレイヤー15による表示を切
り替える。
【0029】また、CPU50は、リーダ/ライタ13
を制御し、リーダ/ライタ13から読み出されたデータ
を、表示装置12に送り、入力装置11から入力された
データをリーダ/ライタ13に送る。また、CPU50
は、リーダ/ライタ13から読み出されたデータを取得
すると、表示装置12に画面表示される範囲を指定する
情報を示すインデックス情報を生成し、情報端末2に送
信する機能を有する。
【0030】また、CPU50は、画面を、背景レイ
ヤ、手書きレイヤ等の複数のレイヤに分けて管理する。
背景レイヤは、ビットマップデータで構成される画面の
背景を管理し、手書きレイヤは、ベクトルデータで構成
される手書き文字や図形等を管理する。また、CPU5
0は、入力装置11から入力されたデータを手書きレイ
ヤで管理し、リーダ/ライタ13から読み出されたデー
タを背景レイヤで管理する。また、CPU50は、リー
ダ/ライタ13が画面表示されたページを情報記憶媒体
30に記録する際に、背景レイヤ、手書きレイヤ等を維
持したまま1つのファイルを生成し、リーダ/ライタ1
3がこの情報記憶媒体30を読み出す際に、このページ
を復元する。
【0031】メモリ52は、例えば、表示装置12に描
画される文字、図形等の色、太さ等の描画情報や、情報
端末2から取得した情報等を格納する。操作部53は、
操作者の操作により、例えば、画面表示の切り替え、デ
ータの送受信等を指示する情報を入力する。表示制御部
54は、CPU50から供給された情報に基づいて、表
示画像を形成し表示装置12に送る。通信制御部55
は、ネットワーク3を介して、CPU50から供給され
たデータを情報端末2に送信し、情報端末2からデータ
を受信してCPU50に送る。なお、通信制御部55
は、送信の際に、マルチメディアボード1の識別情報
(ID)と共にデータを送信する。
【0032】次に、マルチメディアボード1とネットワ
ーク3を介して接続される情報端末2を説明する。情報
端末2の構成を図6に示す。図6に示すように、情報端
末2は、機能的に、入力部21と、表示部22と、リー
ダ/ライタ23と、ROM24と、メモリ25と、操作
部26と、コントローラ27と、から構成されている。
【0033】入力部21は、タッチパネル方式のもので
あり、入力ペンにより入力される位置を検出し、コント
ローラ27に送る。表示部22は、例えば、液晶ディス
プレイであり、コントローラ27から供給される画像情
報を表示する。
【0034】リーダ/ライタ23は、情報記憶媒体30
が設置され、設置された情報記憶媒体30に記憶された
各種情報を読出して、コントローラ27に送り、コント
ローラ27から供給されたデータを情報記憶媒体30に
書き込む。ROM24は、コントローラ27の動作を制
御するプログラム等が格納されている。メモリ25は、
コントローラ27のワークメモリとして機能し、例え
ば、他の情報端末2から受信したデータを格納する。操
作部26は、例えば、画面表示の切り替え、データの送
受信等を指示する情報を入力する。
【0035】コントローラ27は、ROM24に格納さ
れたプログラムを解釈実行するCPU等から構成され、
入力部21から入力された文字及び図形等の座標位置を
算出して表示部22に送る。コントローラ27は、リー
ダ/ライタ23から読み出す情報を制御し、マルチメデ
ィアボード1から受信した情報に基づいて、表示データ
を抽出して、表示部に送る機能を有する。コントローラ
27は、ネットワーク3を介して、マルチメディアボー
ド1や他の情報端末2との間で各種データを送受信し、
データを送信する際には、識別情報(装置ID)と共に
送信する。
【0036】また、コントローラ27は、画面を、背景
レイヤ、手書きレイヤ等の複数のレイヤに分けて管理
し、入力部21から入力されたデータを手書きレイヤで
管理し、リーダ/ライタ23から読み出されたデータを
背景レイヤで管理する。また、コントローラ27は、リ
ーダ/ライタ23が画面表示されたページを情報記憶媒
体30に記録する際に、背景レイヤ、手書きレイヤ等を
維持したまま1つのファイルを生成し、リーダ/ライタ
23がこの情報記憶媒体30を読み出す際に、このペー
ジを復元する。
【0037】次に、マルチメディアボード1及び情報端
末2にセットされる情報記憶媒体30の構成を説明す
る。図7は、情報記憶媒体30の構成例を示すブロック
図である。情報記憶媒体30は、第1の記憶領域31
と、第2の記憶領域32と、第3の記憶領域33とから
構成されている。
【0038】第1の記憶領域31は、教科書に記載され
ている内容(以下、教科書情報と呼ぶ)を格納する読出
し専用のROMエリアである。第2の記憶領域32は、
第1の記憶領域31に関する講義内容(以下、講義情報
と呼ぶ)を格納する読出し専用のROMエリアである。
第3の記憶領域33は、任意の情報の書き込み、読み出
しが可能なRAMエリアである。
【0039】次に、第1の実施形態に係る教育支援シス
テムの動作を説明する。 (0) 前提 授業(講義)を行う教師(講師)と生徒(受講者)は、
その授業に関する教科書情報と講義情報とを格納した同
一の記録媒体30を予め用意し、それぞれ、所持してお
く。 (1)情報記憶媒体からの読み出し操作 まず、授業(講義)開始前に、教師(講師)はマルチメ
ディアボード1のリーダ/ライタ13に情報記憶媒体3
0をセットし、生徒(受講者)は、情報端末2のリーダ
/ライタ23に情報記憶媒体30をセットしておく。
【0040】教師の操作により、マルチメディアボード
1では、リーダ/ライタ13が情報記憶媒体30から読
み出した教科書情報及び講義情報を、情報処理装置17
が表示装置12に送る。表示装置12は、教科書情報と
講義情報を、画面上で左右に分かれて表示されたそれぞ
れのウィンドウに表示する。図8は、マルチメディアボ
ード1の画面表示例を示す図である。
【0041】マルチメディアボード1では、リーダ/ラ
イタ13が情報記憶媒体30から教科書情報及び講義情
報を読み出したときに、情報処理装置17が、例えば、
画面に表示されたページを指定する情報を示すインデッ
クス情報を生成し、生成したインデックス情報をネット
ワーク3を介して各情報端末2に送信する。
【0042】生徒が使用する情報端末2は、ネットワー
ク3を介してインデックス情報を受信する。情報端末2
では、コントローラ27が、受信したインデックス情報
に基づいて、リーダ/ライタ23を制御して、情報記憶
媒体30から、マルチメディアボード1に画面表示され
たページの教科書情報及び講義情報を抽出し、表示部2
2に送る。従って、情報端末2は、マルチメディアボー
ド1と同一内容の画面を表示する。
【0043】(2)情報端末が情報記憶媒体に記録する
操作 次に、教師は、マルチメディアボード1に表示された教
科書情報及び講義情報を口頭で説明する。生徒は、講義
を聴きながらマルチメディアボード1又は情報端末2を
見て、画面に表示されておらず、重要であると判断した
説明内容を、画面表示された講義情報の下部のメモ領域
等に、入力ペンでメモする。また、画面に表示されてい
るが、特に注意を払った方がよいと判断した講義内容
に、入力ペンでアンダーラインを引く。なお、メモ、ア
ンダーラインの色、太さ、マーク等は、予め種々選択で
きるように設定されている。
【0044】上述の場合には、情報端末2では、コント
ローラ27が、入力部21から入力されたメモやアンダ
ーラインを表示部22に表示する。また、コントローラ
27は、画面に表示されたページ内容のうち、リーダ/
ライタ23が再生した教科書情報及び講義情報を背景レ
イヤで管理し、入力部21から入力されたメモ及びアン
ダーラインを手書きレイヤで管理する。そして、それぞ
れのレイヤを維持したまま1つのファイルとして、リー
ダ/ライタ23により情報記憶媒体30の第3の記憶領
域33に記録する。
【0045】(3)マルチメディアボードが情報記憶媒
体に記録する操作 教師がマルチメディアボード1に、例えば、メモ、アン
ダーライン等を入力する際には、マルチメディアボード
1は、情報端末2の動作と同様にして、上述のようにメ
モ、アンダーライン等を表示、記録するだけではなく、
それに加えて、次のように動作する。
【0046】マルチメディアボード1と各端末装置2
に、同一内容の画面が表示されている場合に、教師が、
講義を補足するために、マルチメディアボード1に、下
線等の補足情報を書き込むと、書き込まれた補足情報
は、情報端末2に表示される。従って、生徒は、マルチ
メディアボード1の表示に追加された下線等の補足情報
を、自分の情報端末2で見ることができる。
【0047】上述の場合には、マルチメディアボード1
では、入力装置11が、入力された下線等の補足情報を
検出し、その位置座標を算出して、情報処理装置17に
送る。情報処理装置17のCPU50は、補足情報をそ
の位置情報と共に手書きレイヤで管理し、管理された補
足情報と位置情報を送信する指示を通信制御部55に与
える。通信制御部55は、ネットワーク3を介して補足
情報等を各情報端末2に送信する。情報端末2は、ネッ
トワーク3を介して補足情報等を受信し、コントローラ
27は、受信した補足情報等を、受信データ用のレイヤ
で管理し、補足情報等を表示部22に送る。表示部22
は、手書きレイヤ、背景レイヤと共に受信データ用のレ
イヤで管理された情報を重ねて表示する。
【0048】上記構成によれば、講義終了後に、生徒
は、情報端末2から取り外した情報記憶媒体30を用い
て復習に使うことができる。例えば、情報端末2と同様
な機能を有する再生装置を用いて、復習時には、情報記
憶媒体30の第3の記憶領域33に書き込まれた情報
を、教科書情報及び講義情報と共に読み出し、講義中に
記録した状態を再現し、予習時には、次に学習する範囲
の教科書情報及び講義情報を再生する。従って、板書の
記入漏れもなく、授業中に自ら重要だと判断した箇所を
再現して表示するので学習効果を上げることができる。
【0049】また、上記構成によれば、教科書情報及び
講義情報を予め記憶した情報記憶媒体から、必要な情報
を読み出して、マルチメディアボード1及び情報端末2
に画面表示するので、生徒は、記録を残すために板書を
写し書きする必要がない。また、ノート作成が容易であ
り、授業中には、板書にない口頭で説明された内容を記
述できて、考える余裕が生まれるので、生徒は質問をし
易くなる。また、上記構成によれば、教師は、講義中に
板書を書く必要がないので、その分、生徒に質問を出し
たり、質問を受けるなどのコミュニケーションをとる時
間を確保でき、ゆとりある教育の実践を支援することが
できる。
【0050】上記実施形態は、教師が書き込んだ情報を
生徒の持つ情報端末2に送信するように構成したが、生
徒が情報端末2に書き込んだ情報をマルチメディアボー
ド1に送信するように構成してもよい。また、生徒同士
が、互いの情報端末2に書き込んだ情報を送受信するよ
うに構成してもよい。この場合には、例えば、生徒が、
教師に質問を送信して教師からの回答を受信したり、生
徒同士が、質問や回答を送受信することができる。
【0051】また、上記実施形態によれば、教師から生
徒に質問や試験問題を出題することも可能である。ある
いは、情報記憶媒体30に記憶された教科書情報及び講
義情報の中に予め問題を含めておき、その問題を解いた
生徒から解答を受信し、採点結果を返信するように構成
してもよい。
【0052】上述の実施形態においては、メモやアンダ
ーラインは、教科書情報及び講義情報に対応させて自動
的に、情報記憶媒体30の第3の記憶領域33に記憶さ
れるように構成したが、ボタンを1度押下したときに記
憶されるように構成した記憶モードボタンを設置しても
よい。この場合に記憶モードボタンは、もう1度押下す
ると、書込を中止するように構成する。
【0053】上述の実施形態においては、マルチメディ
アボード1及び情報端末2は、情報記憶媒体30から読
み出した教科書情報と講義情報を左右に並べて表示する
ものとしたが、見やすくするために、どちらか一方のみ
を画面に表示し、表示切替ができるように構成してもよ
い。
【0054】(第2の実施形態)次に、教師(講師)の
代わりに生徒(受講者)の出席状況を管理する教育支援
システムを第2の実施形態として説明する。
【0055】図9は、第2の実施形態に係る教育支援シ
ステムの構成を示すブロック図である。この教育支援シ
ステムは、図9に示すように、ネットワーク3を介して
接続されたマルチメディアボード1と複数の情報端末2
aから構成されたシステムが、ネットワーク3を介して
複数接続された構造を有し、出席管理システム4を備え
ている。この教育支援システムは学校に構築され、学校
の各教室には、マルチメディアボード1と教室内LAN
で接続された複数の情報端末2aを備え、事務室には出
席管理システム4を備え、各教室と事務室は、校内LA
Nで接続されている。
【0056】マルチメディアボード1は、第1の実施形
態の装置と同様な装置である。情報端末2aは、基本的
には、第1の実施形態の装置と同様な機能を有するが、
第1の実施形態との差分の機能のみ述べる。各情報端末
2aは、装置ID(識別情報)を有し、各装置IDは、
情報端末を使用する生徒の学籍番号に対応している。情
報端末2aの構成要素は、コントローラ27aにより制
御される。コントローラ27aは、入力ペンにより入力
された文字または図形等の位置情報を入力部21から取
得した場合に、出欠状況と学籍番号と装置IDを示す出
席データをネットワーク3経由で出席管理システム4に
送信する。
【0057】出席管理システム4は、出席データを受信
して、出席率を算出し、算出した出席率等の情報を出席
データに対応させて記録する機能を有し、図10に示す
ように、情報処理装置61と、データベース62と、出
力装置63から構成されている。なお、出席管理システ
ム4は、生徒(受講者)を学籍番号で識別するよう構成
されている。
【0058】情報処理装置61は、ネットワーク3を介
して各情報端末2aから、生徒の出欠状況や学籍番号を
含む出席データを受信する機能と、受信した出席データ
をデータベース62に格納して、蓄積した出席データに
基づいて出席率を算出する機能を有する。また、情報処
理装置61は、出席が登録されたことを示す出席登録情
報を生成して、生徒の学籍番号に対応した装置IDが特
定する情報端末2aに出席登録情報を送信する機能を有
する。
【0059】データベース62は、出欠状況等を含む出
席データと、出席率等を格納して蓄積する。図11は、
データベース62の構造の具体例を示す図である。出力
装置63は、例えば、プリンタ等から構成され、データ
ベース62に記憶された出席データ等を印刷する。
【0060】次に、第2の実施形態に係る教育支援シス
テムの動作を説明する。例えば、学校等の教室に、情報
記憶媒体30がセットされたマルチメディアボード1及
び複数の情報端末2aが設置され、この教室で授業が行
われる。授業中に、生徒は、教師の指示または自分の判
断により、画面に表示された教科書情報及び講義情報に
入力ペンによりアンダーライン等の書込をするか、また
は、画面の下部領域にメモを書き込む。
【0061】上述の場合、情報端末2aでは、入力部2
1が、入力ペンによる書込を検出すると、コントローラ
27は、出席データをネットワーク3経由で出席管理シ
ステム4に送信する。
【0062】出席管理システム4では、情報処理装置6
1は、出席データを受信し、データベース62に格納す
る。また、情報処理装置61は、蓄積された出席データ
に基づいて、出席率を算出する。
【0063】また、情報処理装置61は、算出した出席
率を出欠データに対応させてデータベース62に格納す
ると共に、出席が登録されたことを示す出席登録情報を
生成し、ネットワーク3を介して装置IDが特定する情
報端末2aに送信する。また、出席管理システム4は、
操作者による操作に従って、出席率等の管理情報を画面
表示し、出力装置63からプリントアウトする。
【0064】上記構成においては、情報端末2aは、画
面に表示された教科書情報及び講義情報にアンダーライ
ン等の書込がなされた場合、または、画面の下部領域に
メモが書き込まれた場合に、出席データを送信したが、
例えば、画面に出席チェックボックスを表示し、表示さ
れた出席チェックボックスに書込が成された場合に出席
データを送信するように構成してもよい。
【0065】上述の場合、例えば、出席管理システム4
は、操作者による操作に従って、授業が行われる教室に
設置されたマルチメディアボード1に、年月日、科目名
等から構成される教務情報と、出席チェックボックスの
表示データとを含む出席管理データを予め送信する。マ
ルチメディアボード1は、教師の操作により、受信した
出席管理データを、教室内の各情報端末2に送信する。
【0066】出席管理データを受信した情報端末2a
は、年月日、科目名等の教務情報と共に出席チェックボ
ックスを表示する。授業に出席した生徒は、情報端末2
aに表示された出席チェックボックスに、入力ペンでタ
ッチする。情報端末2aは、出席チェックボックスへの
入力を検出して、出席データを出席管理システム4に送
信し、出席データを受信した出席管理システム4は、出
席データをデータベース62に登録する。
【0067】上述の構成によれば、授業中に、生徒が情
報端末2aにアンダーラインやメモを書き込まなかった
場合にも、画面に表示された出席チェックボックスに入
力ペンでタッチすることにより、出席を管理できるシス
テムを提供できる。
【0068】第2の実施形態に係る教育支援システムに
よれば、教師は、出欠状況を確認するために、授業中に
生徒の氏名を呼んだり、生徒に出席表を渡す必要がない
ので、出欠状況を確認する業務時間を低減してゆとりあ
る教育の遂行を支援することができる。また、このシス
テムによれば、本人に代わって返事をしたり出席表に代
筆するなどの不正を防止することができる。
【0069】(第3の実施形態)次に、教師(講師)の
代わりに生徒(受講者)の単位取得状況を管理する教育
支援システムを第3の実施形態として説明する。図12
は、第3の実施形態に係る教育支援システムの構成を示
すブロック図である。
【0070】この教育支援システムは、図12に示すよ
うに、第2の実施形態の教育支援システムの構成要素に
加えて、出席管理システム4にネットワーク3を介して
接続された単位取得管理システム5を備えている。この
教育支援システムは学校に構築され、学校の各教室に
は、マルチメディアボード1と教室内LANで接続され
た複数の情報端末2を備え、事務室には出席管理システ
ム4及び単位取得管理システム5を備え、各教室と事務
室は、校内LANで接続されている。
【0071】マルチメディアボード1及び各情報端末2
の機能は、基本的には、第1の実施形態と同様であり、
出席管理システム4は、第2の実施形態と同様の機能を
有する。
【0072】単位取得管理システム5は、生徒の試験結
果と出席状況を記録し、それらを相関させて単位を認定
する機能を有し、図13に示すように、情報処理装置7
1と、データベース72と、出力装置73とから構成さ
れている。
【0073】情報処理装置71は、ネットワーク3を介
して、試験得点データを受信し、また、出席管理システ
ム4から学籍番号に対応した出席率を受信し、受信した
試験得点及び出席率のデータを学籍番号に対応させて、
データベース72に格納する機能を有する。また、情報
処理装置71は、教科毎に試験得点と出席率に基づいて
単位認定の可否を判定し、判定結果をデータベース72
に格納する。
【0074】データベース72は、学籍番号と、出席率
と、試験得点、単位取得の可否等を格納する。図14
は、データベース72の構造の具体例を示す図である。
また、単位取得管理システム5は、操作者による操作に
従って、単位取得の可否等の管理情報を画面表示し、出
力装置73からプリントアウトする。
【0075】次に、第3の実施形態に係る教育支援シス
テムの動作を説明する。 (1)試験の実施 例えば、学校等が、学年末試験と出席状況に基づいて、
生徒の単位取得を認定する場合について説明する。な
お、この場合には、試験会場とは別の部屋に、ネットワ
ーク3に接続された採点用の情報端末2を設置する。
【0076】学年末試験は、教師が使用するマルチメデ
ィアボード1と、各生徒が使用する情報端末2が複数設
置された教室で実施される。マルチメディアボード1
は、情報記録媒体30が装着され、装着された情報記録
媒体30は、予め第3の記憶領域に試験問題が記録され
ている。
【0077】教師は、情報記録媒体30から試験問題を
読み出してマルチメディアボード1に表示する操作を行
う。マルチメディアボード1から、ネットワーク3を介
して、生徒が使用する情報端末2にインデックス情報が
送信される。
【0078】情報端末2は、受信したインデックス情報
に基づいて、情報記憶媒体30から試験問題を読み出し
て表示部22に表示する。各生徒は、表示された試験問
題に対する解答を情報端末2の入力部21から入力ペン
により入力し、入力した試験解答を試験終了時刻まで
に、別室に設置された採点用の情報端末2に送信する。
【0079】(2)単位取得の可否の判定 教師は、採点用の情報端末2が受信した試験解答を採点
して、採点用の情報端末2から、各生徒の試験得点デー
タを、ネットワーク3を介して単位取得管理システム5
に送信する。
【0080】単位取得管理システム5は、ネットワーク
3を介して出席管理システム4から各生徒の各教科の出
席率を受信し、受信した出席率を生徒の学籍番号に関連
づけてデータベース72に格納する。
【0081】単位取得管理システム5は、受信した試験
得点及び出席率をデータベース72から読み出し、例え
ば、試験得点が70点以上で、且つ、出席率が70%以
上の場合に生徒の単位取得を可と判定する。単位取得管
理システム5は、生徒の単位取得に関する判定結果をデ
ータベース72に格納する。単位取得管理システム5
は、操作者による操作に従って、単位取得の可否の判定
結果、試験得点、出席率等を出力装置73に出力する。
【0082】上述の第3の実施形態に係る教育支援シス
テムによれば、試験の実施及び試験解答の回収が簡便に
なり、また、出席率と試験の結果を連動させて成績を評
価できる。従って、例えば、進級や卒業などの判定にお
いても、客観的かつ公正な判定を下せるので、教師が単
位取得を認定するための作業を低減し、教育に専念する
ゆとりを生み出すことができる。
【0083】上記実施形態は、採点用の情報端末2に回
収された試験解答を教師が採点し、採点結果を単位取得
管理システム5に送信するように構成したが、単位取得
管理システム5が、試験解答を回収して採点するように
構成してもよい。この場合、例えば、試験問題をマーク
シート形式で実施して、試験終了後に各情報端末2は、
ネットワーク3経由で解答を単位取得管理システム5に
送信し、単位取得管理システム5は、受信した解答を読
み取り自動的に得点を算出するように構成してもよい。
【0084】また、上記実施形態においては、単位取得
管理システム5は、学年末試験の結果と出席率に基づい
て単位を認定するように構成したが、その他に小テス
ト、レポート、授業態度等の評価を合わせて単位取得の
可否を判別するように構成してもよい。また、単位取得
管理システム5は、単位取得の可否を示す判定結果のデ
ータを装置IDで特定される情報端末2に返信するよう
に構成してもよい。
【0085】また、単位取得管理システム5を構成する
情報処理装置71は、取得した試験得点データに基づい
て、例えば、最高点、最低点、平均点、偏差値等を含む
統計情報を算出するように構成してもよい。この場合、
当該試験の統計情報と、生徒の試験得点データをデータ
ベース72に格納し、統計情報を単位認定の基準とし
て、試験得点の最低合格点を算出するように構成しても
よい。
【0086】また、上記実施形態においては、単位取得
管理システム5は、試験得点データをネットワーク3経
由で受信するように構成したが、操作者により直接入力
するように構成してもよい。
【0087】上記第1乃至第3の実施形態においては、
マルチメディアボード1と情報端末2等は、ケーブルを
介してLANによりデータを送受信するものとしたが、
インターネット等を利用するように構成してもよい。
【0088】また、上記実施形態においては、情報端末
2を教室等に固定設置するものとしたが、情報記憶媒体
30と共に生徒が携帯及び管理し、授業中だけではなく
帰宅後も利用できるように構成してもよい。
【0089】コンピュータを上述の教育支援システムと
して機能させるためのプログラムを、記録媒体(フロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、MO等)に
記録して配布したり、搬送波に重畳して伝送して配布し
てもよい。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ゆとりある教育を支援する教育支援システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る教育支援システムの構成
を示す構成図である。
【図2】教室に設置された教育支援システムの構成を模
式的に示す図である。
【図3】マルチメディアボードの外観を模式的に示す斜
視図である。
【図4】マルチメディアボードの構成を示すブロック図
である。
【図5】情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図6】情報端末の構成を示すブロック図である。
【図7】情報記憶媒体の構成を示す構成図である。
【図8】マルチメディアボードの画面表示例を示す図で
ある。
【図9】第2の実施形態に係る教育支援システムの構成
を示す構成図である。
【図10】出席管理システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図11】出席管理システムを構成するデータベースの
構造の具体例を示す図である。
【図12】第3の実施形態に係る教育支援システムの構
成を示す構成図である。
【図13】単位取得管理システムの構成を示すブロック
図である。
【図14】単位取得管理システムを構成するデータベー
スの構造の具体例を示す図である。
【符号の説明】
1 マルチメディアボード 2、2a 情報端末 3 ネットワーク 4 出席管理システム 5 単位取得管理システム 11 タッチ式入力装置 12 表示装置 13 リーダ/ライタ 14 ビデオデッキ 15 DVDプレイヤー 16 プリンタ 17 情報処理装置 21 入力部 22 表示部 23 リーダ/ライタ 24 ROM 25 メモリ 26 操作部 27、27a コントローラ 30 情報記憶媒体 31 第1の記憶領域 32 第2の記憶領域 33 第3の記憶領域 50 CPU 51 制御プログラム 52 メモリ 53 操作部 54 表示制御部 55 通信制御部 61 71 制御部 62 72 データベース 63 73 出力装置

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】講師用端末と複数の受講者用端末とから構
    成され、 前記講師用端末は、教育用情報を記憶した読み出し専用
    の読出専用領域と、書込と読み出しとが共に可能な書込
    読出領域と、を備える情報記憶媒体が装着され、装着さ
    れた情報記憶媒体をアクセスするアクセス手段と、前記
    アクセス手段により読み出された情報を画面上に表示す
    る表示手段と、前記画面上に配置され、情報を入力する
    入力手段と、前記アクセス手段を介して教育用情報を前
    記読出専用領域から読み出して前記表示手段に表示さ
    せ、前記画面上に入力された情報を前記表示手段に表示
    させると共に前記アクセス手段を介して前記情報記録媒
    体の書き込み読み出し領域に書き込む処理手段を備え、 前記受講者用端末は、教育用情報を記憶した読み出し専
    用の読出専用領域と、書込と読み出しとが共に可能な書
    込読出領域と、を備える情報記憶媒体が装着され、装着
    された情報記憶媒体をアクセスするアクセス手段と、前
    記アクセス手段により読み出された情報を画面上に表示
    する表示手段と、前記画面上に配置され、情報を入力す
    る入力手段と、前記アクセス手段を介して教育用情報を
    前記読出専用領域から読み出して前記表示手段に表示さ
    せ、前記画面上に入力された情報を前記表示手段に表示
    させると共に前記アクセス手段を介して前記情報記録媒
    体の書き込み読み出し領域に書き込む処理手段と、ネッ
    トワークを介して前記表示手段の表示内容を取得し、画
    面上に表示する手段と、を備える、ことを特徴とする教
    育支援システム。
  2. 【請求項2】前記受講者用端末の表示制御手段は、画面
    を分割して、その一部に前記講師用端末の表示画像を表
    示させ、他の一部に固有の画像を表示する手段を備え
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の教育支援システ
    ム。
  3. 【請求項3】前記情報記憶媒体の読出専用領域は、教科
    書の内容を示す教科書情報を記憶した第1の記憶領域
    と、前記教科書に関する講義内容を示す講義情報を記憶
    した第2の記憶領域とを備える、ことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の教育支援システム。
  4. 【請求項4】前記情報記憶媒体は、前記第1の記憶領域
    に、前記教科書情報と共に、教科書に関係する参考書の
    内容を示す参考書情報を更に記憶する、 ことを特徴とする請求項3に記載の教育支援システム。
  5. 【請求項5】前記情報記憶媒体は、前記第2の記憶領域
    に、前記講義情報と共に、講義内容に関係する参考書の
    内容を示す参考書情報を記憶する、 ことを特徴とする請求項3又は4に記載の教育支援シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記講師用端末と受講者用端末の前記処理
    手段は、それぞれ、前記入力手段により入力された情報
    を、表示されている教育用情報と関連付けて、前記アク
    セス手段を介して前記書込読出領域に記憶する、ことを
    特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の教育
    支援システム。
  7. 【請求項7】前記講師用端末と受講者用端末の前記処理
    手段は、それぞれ、前記教育用情報を表示する際に、前
    記書込読出領域から、表示対象の教育用情報に関連付け
    られている情報を読み出して、前記表示手段に表示させ
    る、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に
    記載の教育支援システム。
  8. 【請求項8】前記表示手段は、画面を複数の領域に分割
    して表示する機能を有し、 前記処理手段は、前記入力手段からの入力がどの表示領
    域への入力であるかを判別し、判別した領域に表示され
    ている情報と関連付けて入力情報を前記書込読出領域に
    記録する、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか
    1項に記載の教育支援システム。
  9. 【請求項9】センタ及びセンタと通信を介して接続され
    た複数の端末から構成され、 センタは、 教科書の内容を示す教科書情報を読出し可能に構成され
    た第1の記憶領域と、講義内容を示す講義情報を読出し
    可能に構成された第2の記憶領域と、任意の情報を書込
    ・読出し可能に構成された第3の記憶領域とを備える情
    報記憶媒体が装着され、装着された情報記憶媒体をアク
    セスするアクセス手段と、 画面を含み、前記アクセス手段により情報記憶媒体から
    読み出された教科書情報及び講義情報を表示する表示手
    段と、 画面上に配置され、前記講義情報を補足するために付加
    される付加情報を画面に入力して表示する入力表示手段
    と、 画面に表示された前記教科書情報及び講義情報を特定す
    るインデックス情報及び前記入力手段により入力された
    前記付加情報を各端末に送信する送信手段と、 を有し、 各端末は、 前記情報記憶媒体が装着され、装着された情報記憶媒体
    をアクセスするアクセス手段と、 画面を含み、前記アクセス手段により情報記憶媒体から
    読み出された教科書情報及び講義情報を表示する表示手
    段と、 画面上に配置され、情報を画面に入力して表示する入力
    表示手段と、 前記センタから前記インデックス情報及び前記付加情報
    を受信する受信手段と、 受信した前記インデックス情報が特定する前記教科書情
    報及び講義情報を前記情報記憶媒体から抽出して画面に
    表示する抽出処理手段と、 受信した前記付加情報を画面に表示する表示処理手段
    と、 画面に表示された情報を前記第3の記憶領域に記録する
    記録処理手段と、 を有する、 ことを特徴とする教育支援システム。
  10. 【請求項10】前記電子黒板は、前記アクセス手段によ
    り前記情報記憶媒体から読み出した前記教科書情報及び
    講義情報を切り替えて画面に表示する画面表示切替手段
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の教育支援シ
    ステム。
  11. 【請求項11】前記情報記憶媒体は、前記第1の記憶領
    域に、前記教科書情報と共に、教科書に関係する参考書
    の内容を示す参考書情報を更に記憶し、 前記電子黒板は、前記アクセス手段により、前記教科書
    情報と共に、前記教科書に関係する参考書の内容を示す
    参考書情報を読み出して前記表示手段に表示することを
    特徴とする請求項9又は10に記載の教育支援システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記情報記憶媒体は、前記第2の記憶領
    域に、前記講義情報と共に、講義内容に関係する参考書
    の内容を示す参考書情報を更に記憶し、 前記電子黒板は、前記アクセス手段により、前記講義情
    報と共に、前記講義内容に関係する参考書の内容を示す
    参考書情報を読み出して前記表示手段に表示することを
    特徴とする請求項9乃至11のいずれか1項に記載の教
    育支援システム。
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