JP2002229215A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents

露光方法及び露光装置

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JP2002229215A
JP2002229215A JP2001022042A JP2001022042A JP2002229215A JP 2002229215 A JP2002229215 A JP 2002229215A JP 2001022042 A JP2001022042 A JP 2001022042A JP 2001022042 A JP2001022042 A JP 2001022042A JP 2002229215 A JP2002229215 A JP 2002229215A
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pattern
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Katsuya Machino
勝弥 町野
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    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/027Making masks on semiconductor bodies for further photolithographic processing not provided for in group H01L21/18 or H01L21/34
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70691Handling of masks or workpieces
    • G03F7/70791Large workpieces, e.g. glass substrates for flat panel displays or solar panels

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きい平面度を有する大型の基板に対して、
高い生産性で精度良く露光処理を行うことができる露光
方法及び露光装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 投影光学系PLによりマスクMのパター
ンを基板Pに露光する露光装置EXは基板Pの平面度を
検出する検出装置6を備えており、制御装置CONTは
検出装置6の検出結果に基づいて基板Pに対する投影領
域の大きさを所定の大きさに設定する。投影領域の大き
さの設定は、マスクMa〜Mdに対する照明領域の大き
さをブラインド部Bで設定することにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光方法及び露光
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやテレビ受像機
等の表示素子として多用されるようになってきた液晶デ
ィスプレイを製造する際に、マスクと感光剤を塗布され
たガラス基板とを静止した状態でマスクに露光光を照射
し、このマスクに形成されているパターンの像を投影光
学系を介してガラス基板上に転写し、ガラス基板を順次
ステップ移動させてパターンをつなぎ合わせることによ
り大画面を形成するステップ・アンド・リピート型の露
光装置が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年のパタ
ーンの微細化の要望に伴い、露光装置に用いられる投影
光学系の開口数NAは大きく設定されているが、開口数
NAが大きくなると投影光学系の焦点深度は、kλ/N
2 (kは定数、λは波長)の関係から浅くなる。した
がって、液晶ディスプレイを製造する際に用いられるガ
ラス基板の表面(露光処理面)は、投影光学系の焦点深
度内におさまるように小さい平面度を有していなければ
ならない。しかしながら、ガラス基板は一般にガラス圧
延で製造されるため、所望の平面度を得ることが困難で
ある。
【0004】このように、ガラス基板表面の露光領域全
てを投影光学系の焦点深度内に一度におさめて露光処理
することは困難であるため、従来では、ガラス基板上の
露光処理面が投影光学系の焦点深度内におさまるように
予測しながらガラス基板上の露光領域を複数の小領域に
分割し、この分割領域のそれぞれに対して露光処理を行
い、これら分割領域に形成された分割パターンをガラス
基板上でつなぎ合わせることにより所定のパターンを形
成していた。具体的には、まず、ガラス基板上の分割領
域のそれぞれが投影光学系の焦点深度内におさまるよう
に予測して分割領域の大きさをそれぞれ設定し、この設
定した分割領域に応じた分割パターンを有するマスクを
それぞれ設計・製作する。次いで、これらのマスクを用
いて試験的にガラス基板に対して露光処理を行う。そし
て、ガラス基板の平面度によりガラス基板の分割領域が
投影光学系の焦点深度内におさまらないことに起因する
不良パターンが形成されたら、この分割領域が焦点深度
内におさまるように分割領域の大きさを再度設定し直
し、この再度設定し直した分割領域に応じたマスクを新
たに制作し直し、再度露光処理を行うことによって露光
領域全てにおいてパターンが所定の精度を有するように
していた。
【0005】しかしながら、このような方法では、大露
光領域を、予測に基づいて複数の小露光領域に分割し、
露光処理を行うので、試験的な露光処理を行わなければ
ならず、生産性や作業効率が悪かった。しかも、試験的
に露光処理を行った後、分割領域が投影光学系の焦点深
度内におさまっていなかったら、焦点深度内におさまる
ように新たに分割領域の大きさを予測して設定し直し、
この分割領域に応じた分割パターンを有するマスクも新
たに制作し直さなければならないので、とても効率が悪
かった。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、大きい平面度を有する大型の基板に対して、
高い生産性且つ良好な作業効率で精度良く露光処理を行
うことができる露光方法及び露光装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め本発明は、実施の形態に示す図1〜図9に対応付けし
た以下の構成を採用している。本発明の露光方法は、投
影光学系(PL)によりパターン(PA)を基板(P)
に露光する露光方法において、基板(P)の平面度を検
出し、この検出結果に基づいて基板(P)に対する投影
領域の大きさを設定することを特徴とする。
【0008】本発明の露光装置は、投影光学系(PL)
によりパターン(PA)を基板(P)に露光する露光装
置(EX)において、基板(P)の平面度を検出する検
出装置(6、CONT)と、この検出装置(6、CON
T)の検出結果に基づいて基板(P)に対する投影領域
の大きさを設定する設定装置(CONT、M、B)とを
備えることを特徴とする。
【0009】本発明によれば、基板(P)の平面度を検
出し、この検出結果に基づいて基板(P)に対する投影
領域の大きさを設定するので、例えば、設定した投影領
域に対応する基板(P)の露光処理面を効率良く投影光
学系(PL)の焦点深度内におさめることができる。こ
のように、平面度に応じた最適な投影領域を効率良く設
定することができるので、高い生産性を実現することが
できるとともに、精度良い露光処理を効率良く行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】《第1実施形態》以下、本発明の
露光方法及び露光装置の第1実施形態について図面を参
照しながら説明する。図1は露光装置の全体構成図であ
る。
【0011】図1に示すように、露光装置EXは、光源
1からの光束をマスクステージMSTに保持されたマス
クM(Ma〜Md)に照明する照明光学系ILと、この
照明光学系IL内に配され露光光ELを通過させる開口
の面積を調整してこの露光光ELによるマスクM(Ma
〜Md)の照明範囲を規定するブラインド部(設定装
置)Bと、露光光ELで照明されたマスクM(Ma〜M
d)のパターンPA(PAa〜PAd)の像を角形のガ
ラス基板(基板)P上に投影する投影光学系PLとを備
えている。露光装置EX全体の動作は制御装置(設定装
置、露光制御部)CONTの指示に基づいて行われる。
【0012】なお、本実施形態における露光装置EX
は、マスクMと基板Pとを静止した状態でマスクMのパ
ターンを露光し、基板Pを順次ステップ移動させるステ
ップ・アンド・リピート型の露光装置である。ここで、
本実施形態においては、基板P上に所定のパターンを転
写するに際し、この所定のパターンを複数の部分に分割
してそれぞれの分割パターンPAa〜PAdを複数のマ
スクMa〜Mdのそれぞれに形成し、これらのマスクM
a〜Mdを交換しながら分割パターンPAa〜PAdを
基板Pでつなぎ合わせる(画面継ぎをする)ことにより
1つの合成パターンを形成するものである。
【0013】光源1は、例えば、g線(436nm)、
h線(405nm)、i線(365nm)、及び更に微
細な領域では発振波長193nmのArFレーザーエキ
シマレーザー、発振波長157nmのフッ素レーザー
(F2 レーザー)、発振波長146nmのクリプトンダ
イマーレーザー(Kr2 レーザー)、発振波長126
nmのアルゴンダイマーレーザー(Ar2 レーザー)
などによって構成される。
【0014】光源1から出射された露光光ELは楕円鏡
2によって集光され、照明光学系ILの折り返しミラー
3aを反射して照明光学系ILを構成する光学ユニット
IUに入射する。光学ユニットIUは、リレーレンズ、
露光光ELを均一化するためのオプティカルインテグレ
ータ、露光光ELをオプティカルインテグレータに入射
させるインプットレンズ、オプティカルインテグレータ
から射出した露光光ELをマスクM上に集光するための
リレーレンズ、コンデンサレンズ等の複数のレンズ(光
学素子)を有している。
【0015】図1に示すように、パターンPAa〜PA
dをそれぞれ備えたマスクMa〜Mdはマスクチェンジ
ャ7に搭載されている。マスクチェンジャ7はマスクス
テージMSTの上方に移動自在に配置されており、マス
クステージMSTに対してマスクMa〜Mdのそれぞれ
をロード・アンロードすることができるようになってい
る。
【0016】マスクチェンジャ7に搭載されるべきマス
クMはマスクライブラリ(不図示)に収容されている。
マスクライブラリ内のマスクMをマスクチェンジャ7に
搭載するには、マスクライブラリから不図示のローダに
よりマスクMをマスクステージMSTにロードし、マス
クチェンジャ7がマスクステージMST上のマスクMを
受け取ることによって、マスクMがマスクチェンジャ7
に搭載される。一方、マスクチェンジャ7に搭載されて
いるマスクMをマスクライブラリ内に戻すには、マスク
チェンジャ7からマスクMをマスクステージMSTにロ
ードし、マスクステージMST上のマスクMを前記不図
示のローダによりマスクライブラリに戻す。
【0017】光学ユニットIUから射出された露光光E
Lは、折り返しミラー3bで反射し、2次元方向(XY
方向)に移動可能なマスクステージMST上のマスクM
(Ma〜Md)に入射する。さらに、マスクMを透過し
た露光光ELは投影光学系PLに入射し、この投影光学
系PLを構成する複数のレンズ(光学素子)を透過して
基板Pに入射し、マスクMのパターンの像を基板P表面
に形成する。
【0018】基板Pは、その表面に感光剤を塗布されて
おり、基板ホルダPHに保持されている。基板Pを保持
する基板ホルダPHは基板ステージPST上に設置され
ている。基板ステージPSTは、XYZ方向に移動可能
に設けられているともに、Z軸まわりに回転可能に設け
られている。さらに、露光光ELの光軸AXに対して傾
斜方向にも移動可能となっており、基板Pを支持した
際、基板Pのレベリング調整ができるようになってい
る。
【0019】基板ステージPSTのXY平面内での位置
は、レーザ干渉計5で検出されている。一方、基板ステ
ージPSTのZ方向の位置は投光系6aと受光系6bと
を備えた焦点検出系(検出装置)6で検出される。これ
らレーザ干渉計5及び焦点検出系6の検出結果は制御装
置CONTに出力され、基板ステージPSTは、制御装
置CONTの指示に基づいて駆動機構PSTDを介して
移動される。また、焦点検出系6は基板ホルダPHに保
持される基板Pの表面(露光処理面)の位置を検出し、
この基板Pの位置に関する情報を制御装置CONTに出
力するようになっている。制御装置CONTは、露光処
理を行う前に、焦点検出系6による基板Pの表面位置の
検出結果に基づいて、基板Pの表面位置が投影光学系P
Lの焦点位置と合致するように、駆動機構PSTDを介
して基板ステージPSTを移動する。なお、投影光学系
PLの結像位置に基板Pを合わせるときに、焦点検出系
6は必ずしも基板P上の投影光学系PLの投影領域の中
心位置を検出する必要はない。例えば、図3(b)に示
す4枚のマスクMa〜Mdのパターンを基板P上で継ぎ
合わせて露光する場合には、焦点検出系6は、基板P上
でつなぎ合わせが行われる位置(図5のマスクMa〜M
dの×部分の投影位置)を検出して、その検出結果の平
均位置が投影光学系PLの結像位置に合うようにしても
いい。これにより、基板P上の継ぎ合わせ部分の線幅変
化が少なく高品質の液晶デバイスを製造することができ
る。
【0020】さらに、焦点検出系(検出装置)6は、基
板P表面の複数の位置を検出し、この検出結果を制御装
置CONTに出力する。制御装置CONTは基板P表面
の複数の位置情報に基づいて、基板Pの平面度を求める
ようになっている。すなわち、基板P表面の複数の位置
を検出可能な焦点検出系6と、この検出結果に基づいて
基板Pの平面度を求める制御装置CONTによって、基
板Pの平面度を検出する検出装置が構成されている。
【0021】照明光学系IL内に配置されているブライ
ンド部(設定装置)Bは、露光光ELによるマスクMに
対する照明範囲を調整するものであって、照明範囲の大
きさを所定の大きさに設定することにより基板Pに対す
る投影光学系PLの投影領域の大きさを設定するもので
ある。
【0022】図2(a)に示すように、ブラインド部B
は、光源側ブラインドB1と、投影光学系側ブラインド
B2とを備えている。ブラインドB1、B2はそれぞ
れ、一体に設けられたガラスブラインドBgとノーマル
ブラインドBnとを備えている。ガラスブラインドBg
は画面継ぎ(重複露光)を行う露光処理時に用いられ、
ノーマルブラインドBnは画面継ぎを行わない露光処理
時に用いられる。光源側ブラインドB1、投影光学系側
ブラインドB2は、制御装置CONTの指示により駆動
する駆動機構Dによって、図2中、Y方向(露光光EL
の光軸AXと交わる方向)に移動可能となっており、露
光処理時において、ガラスブラインドBgとノーマルブ
ラインドBnとを切り替える際には、それぞれのブライ
ンドB1、B2(ブラインド部B全体)を図2中、Y方
向に移動させる。
【0023】ノーマルブラインドBnは開口部14を有
しており、その周囲は遮光部16となっている。開口部
14には不図示のナイフエッジが設けられている。そし
て、光源側ブラインドB1及び投影光学系側ブランドB
2を駆動機構Dによって移動させ、それぞれの開口部1
4を組み合わせることによって形成される露光光ELの
通過する開口の大きさを変化させることにより、マスク
Mに対する露光光ELの照明範囲が調整される。
【0024】ガラスブラインドBgは、透明なガラス基
板で構成される光透過部15aを有している。光透過部
15aの周囲は遮光部16となっている。また、光透過
部15aと遮光部16との境界、すなわち、ガラス基板
からなる光透過部15aの端部には、クロム等の遮光性
部材の密度を変化させながら蒸着した減光部15bが設
けられている。減光部15bにおけるクロム膜は露光装
置EXの解像限界以下の大きさのドット状にしてガラス
基板に対して蒸着されており、このドット状のクロム膜
の密度を光透過部15aから遮光部16に向かうにした
がって大きくなるように設定することによって減光部1
5bの減光率を変化させている。
【0025】画面継ぎを行う際のマスクMに対する露光
光ELの照明範囲の設定は、図2(b)に示すように、
光源側ブラインドB1及び投影光学系側ブラインドB2
の各ガラスブラインドBg、Bgを所定量組み合わせる
ことにより行う。つまり、光源側ブラインドB1及び投
影光学系側ブランドB2を駆動機構Dによって移動し、
それぞれの光透過部15aを所定量組み合わせることに
よって形成される露光光ELの透過する透過部の大きさ
を調整することにより、マスクMに対する露光光ELの
照明範囲が調整される。そして、減光部15bに対応す
る基板Pでの減光領域を重ね合わせるように露光するこ
とにより、合成パターンの全ての領域において、露光量
を均一にすることができる。なお、減光部15bは、図
2中、上下部分に設けられていて横の部分には設けられ
ていないが、露光処理を行うに際し、光源側あるいは投
影光学系側の少なくとも一方のガラスブラインドBgを
横方向(Y方向)に移動させながら露光することにより
光量分布が生じ、投影領域に減光領域が形成されるの
で、この減光領域を基板Pで重ね合わせることにより、
合成パターンの全ての領域において露光量を均一にする
ことができる。
【0026】ガラスブランドBgの減光部15bは蒸着
によって形成されており、光量分布の調整を分子レベル
で精度良く行うことができるので、画面継ぎ(重複露
光)を行うに際し、合成パターンの全ての領域における
露光量の均一化を精度良く行うことができる。したがっ
て、例えば、同一の部分パターンが繰り返して形成され
ている繰り返しパターン(ピクセルパターン)の重ね合
わせを精度良く行うことができる。
【0027】次に、制御装置CONTにより、マスクM
に形成されたパターンを基板Pに露光する方法について
図3、図4を参照しながら説明する。はじめに、制御装
置CONTは、基板Pの露光領域を投影光学系PLの焦
点深度内におさめるために投影領域の最適化を行うかど
うか、すなわち、露光領域に対して一括して露光処理す
るか、あるいは露光領域を分割して分割領域ごとに露光
処理するかを判別する。これは、これから露光処理され
ようとするパターンが所定の精度を必要とするパターン
かどうかに応じて判断される。例えば、ドライバが組み
込まれるパターンやコンタクトホールパターンなど所定
の解像度が必要なパターンであれば最適化を行う(YE
S)と判断し、絶縁層など所定の解像度でなくても許容
されるパターンであれば最適化を行わない(NO)と判
断する(ステップS1)。
【0028】制御装置CONTは、ステップS1におい
て最適化を行う(YES)と判断した場合に、所定の解
像度を必要とするパターンを露光するに際し、基板Pの
平面度に関するデータが必要なので、データの取得を開
始する(ステップS2)。一方、制御装置CONTは、
ステップS1において最適化を行わない(NO)と判断
した場合に、通常の露光動作を開始する(ステップS1
4)。
【0029】次いで、制御装置CONTは、基板Pの平
面度の検出を行うかどうかを判別する(ステップS
3)。制御装置CONTは、ステップS3において基板
Pの平面度の検出を行う(YES)と判断した場合、露
光処理されるべき基板Pを基板ステージPSTにロード
する(ステップS4)。
【0030】次いで、制御装置CONTは、焦点検出系
(検出装置)6を制御して基板Pの全ての露光領域(基
板Pの表面全面)における複数点の位置に関する情報を
検出する。制御装置CONTは検出装置6の検出結果に
基づいて、基板Pの平面度を求める(ステップS5)。
なお、検出装置6は基板Pの全面(全露光領域)につい
て格子状に位置検出を行う。
【0031】一方、制御装置CONTは、ステップS3
において基板Pの平面度の検出を行わない(NO)と判
断した場合に、この制御装置CONTに接続した記憶装
置に基板Pの平面度に関する情報を要求する(ステップ
S6)。ここで、記憶装置には、検出装置6とは別の平
面度検出装置によって検出された基板Pの平面度に関す
る情報が記憶されている。この別の平面度検出装置とし
ては、例えば、露光装置EXに隣接するコータ・デベロ
ッパ内に設けられた平面度検出装置がある。このコータ
・デベロッパ内の平面度検出装置は、現像処理後の基板
Pの平面度を検出するものであるが、一般に、ガラス基
板からなる基板Pの1ロット毎の形状はほぼ同じなの
で、現像処理後の基板Pの平面度の検出データを用いる
ことができる。制御装置CONTは、記憶装置に記憶さ
れている平面度に関するデータを受領する(ステップS
7)。
【0032】制御装置CONTは、ステップS5あるい
はステップS7において基板Pの平面度に関する情報を
取得したら、この平面度を有する基板Pに対して露光処
理を行っていいかどうかを判断する。具体的には、投影
光学系PLの焦点深度と平面度との差DELを基板Pの
全露光領域について求め、この差DELが所定値δより
大きいかどうかを判別する(ステップS8)。
【0033】ここで、所定値δは予め設定されている許
容値であって、投影光学系PLの焦点深度内に基板Pの
露光処理面をおさめることができるかどうかに影響を与
える要因のうち、基板Pの平面度以外の要因を数値化し
たものである。具体的には、基板P上の感光剤の不均一
性や、基板ホルダPHの平面度、オートフォーカス精
度、オートフォーカスと投影光学系PLとの同焦点誤
差、光学系の像面湾曲などであって、前述した差DEL
が所定値δ以上なら、投影光学系PLの焦点深度に対し
て基板Pの平面度は許容される値となる。
【0034】制御装置CONTは、この差DELが所定
値δより大きければ通常の露光処理動作へ(ステップS
14)、差DELが所定値δより小さければこの差が所
定値δより大きい条件を満たすような投影領域を求める
ためステップS9へと進む。
【0035】なお、平面度は良好だが基板Pが全体的に
傾斜しているような場合がある。このため、制御装置C
ONTは、ステップS8において基板P全体のレベリン
グ補正が必要かどうかを判断する。具体的には、基板ホ
ルダPHの平面をa1x+b1y+c1z+d1=0とし、
基板Pの平面度のデータから近似される基板Pの平面を
2x+b2y+c2z+d2=0とする。ここで、基板ス
テージPSTのレベリング(チルティング)角をθとす
ると、
【数1】 を満たすときに、制御装置CONTは、基板Pのレベリ
ング補正を行ってステップS14へと進む。なお、制御
装置CONTは、上式を満たさない場合や、平面度の測
定データから近似される基板の平面度が得られない場合
にステップS9において、基板P全体のレベリング補正
は行わずに露光領域(例えば、44mm×44mm)毎
に近似平面を算出してレベリング補正を行う。なお、制
御装置CONTは、露光領域毎の近似平面を算出する場
合に、局所的に平面度の悪い特異点(x3,y3,z3
を除いて算出する。
【0036】制御装置CONTは、ステップS9におい
て、レベリング補正が行われた露光領域の近似平面a2'
x+b2'y+c2'z+d2'=0に対する特異点(x3
3,z3)の距離Hを次式により算出する。
【数2】 制御装置CONTは、投影光学系PLの焦点深度と算出
された距離Hとの差であるDELと、所定値δとを比較
し、差DELが大きい場合にステップS10へと進む。
制御装置CONTは、差DELが所定値δより小さい場
合に露光領域を順次小さくしていき(最終的には10m
m×10mm程度になるまで)、差DELが所定値δよ
り大きくなる露光領域を設定し、ステップS10へと進
む。
【0037】制御装置CONTは、差DELが所定値δ
以上になるような投影領域の大きさを求めたら、この求
めた大きさを有する投影領域を得るための処理を行うか
どうかを判別する。具体的には、複数の分割パターンを
基板Pでつなぎ合わせて基板Pに所定のパターンを露光
するに際し、ステップS9で求めた投影領域の大きさに
応じた分割パターンを有する複数のマスクMに変更する
かどうかを判別する(ステップS10)。
【0038】制御装置CONTは、ステップS10でマ
スクMを変更する(YES)と判断したら、ステップS
9で求めた投影領域の大きさに応じた分割パターンを有
するマスクMを選択し、これらマスクMをマスクチェン
ジャ7に搭載させるとともに、所定の分割パターンを備
えたマスクMをマスクステージMSTにロードする(ス
テップS11)。
【0039】例えば、図5(a)に示すようなマスクM
に形成されたパターンPAを基板Pに露光したい場合に
おいて、パターンPAを図5(b)に示すような4つの
分割パターンPAa〜PAdによって形成し、分割パタ
ーンPAa〜PAdのそれぞれが形成されたマスクMa
〜Mdを用いて露光処理を行うつもりだったものが、基
板Pの平面度を検出した結果、この平面度が図6(a)
に示すように大きい(悪い)ものであった場合には、投
影領域を小さく設定し直さなくてはこの投影領域に対応
した基板Pの露光処理面を投影光学系PLの焦点深度内
におさめることができない。したがって、小さい投影領
域で露光処理を行うために、図5(c)に示すように、
パターンPAを例えば6つの分割パターンPAa〜PA
fにすることによってそれぞれの分割パターンを小さく
し、この分割パターンPAa〜PAfのそれぞれを有す
るマスクMa〜Mfを用いて露光処理を行う。このため
に、制御装置(露光制御部)CONTは、マスクチェン
ジャ7に保持されていたマスクMa〜Mdを、マスクM
a〜Mfに変更するよう指示する。そして、これらマス
クMa〜Mdをマスクチェンジャ7からアンロードし、
マスクMa〜Mfをマスクチェンジャ7にロードする。
【0040】一方、検出装置6により、基板Pの平面度
が図6(b)に示すように小さい(良い)ものであると
検出された場合には、図5(b)の4つの分割パターン
PAa〜PAdのような大きい投影領域を形成する分割
パターンであっても、この投影領域に対応した基板Pの
露光処理面を投影光学系PLの焦点深度内におさめるこ
とが可能なのでマスクMa〜Mdは交換されず、通常の
露光処理動作が行われる。なお、基板Pの平面度が図6
(b)に示したものよりもさらに小さい(良い)もので
ある場合には、パターンPAを大きな分割パターンによ
って露光処理可能となるので、例えば、マスクチェンジ
ャ7に保持されている4つの分割マスクMa〜Mdを、
図5(d)に示すような大きな分割パターンPAa、P
Abを有する2つのマスクMa、Mbに交換することも
もちろん可能である。
【0041】制御装置CONTは、ステップS10にお
いて、マスクMを変更しない(NO)と判断した場合に
は、そのときの投影領域内において投影光学系PLの焦
点深度内に基板Pの露光処理面がおさまらないので、焦
点深度オーバーの警告を発する(ステップS15)。制
御装置CONTは、ステップS15の後、所定の処理を
継続するかどうかを判別する(ステップS16)。制御
装置CONTは、処理を継続しない(NO)と判断した
場合には、一連の所定の処理を終了する。
【0042】制御装置CONTは、ステップS11にお
いてロードされたマスクMが適正マスクかどうかを判別
する(ステップS12)。この適正マスクとは、例え
ば、同一の部分パターンが繰り返して形成されている繰
り返しパターンを有しているものである。繰り返しパタ
ーンを有していれば、容易に精度良く画面継ぎを行うこ
とができる。
【0043】制御装置CONTは、ステップS12にお
いて適正マスクである(YES)と判断した場合、つま
り、繰り返しパターンを有しているマスクであると判断
した場合、ブラインド部Bの設定を行う(ステップS1
3)。つまり、画面継ぎを行うためにブラインド部Bの
うちガラスブラインドBgを最適に設定し、分割パター
ンPAa〜PAd(PAa〜PAf)の周辺部をつなぎ
合わせるように基板Pに露光し、全体として所定のパタ
ーンPAを基板Pに形成する。一方、制御装置CONT
は、ステップS12において適正マスクではない(N
O)と判断した場合、適正マスク無しの警告を行う(ス
テップS17)。制御装置CONTは、適正マスク無し
の警告を行った後、処理を継続するかどうかの判別を行
う(ステップS16)。
【0044】このとき、投影領域に対応した基板Pの露
光処理面が焦点深度内において更に最適位置(例えば焦
点深度内の中央値)になるように、各分割パターンPA
a〜PAd(PAa〜PAf)のそれぞれをガラスブラ
インドBgによって更に分割して露光してもよい。つま
り、例えば1つの分割パターンPAaに対する露光光の
照明領域をガラスブランドBgで更に小領域に分割し、
これら小領域を基板Pでつなぎ合わせるようにしてもよ
い。
【0045】このように、パターンが同一の部分パター
ンを繰り返して形成される繰り返しパターン(ピクセル
パターン)を有していればガラスブラインドBgを使用
することができるので、適正な分割領域を設定し各投影
領域に対応する基板Pの露光処理面を投影光学系PLの
焦点深度内におさめることができる。つまり、繰り返し
パターンであれば、パターンのどの部分でも用いること
も可能であるので、基板Pが広い範囲で所望の平面度を
有していればマスクM(分割パターン)に対する照明領
域を広く設定することができる。一方、基板Pにおいて
所望の平面度を有する範囲が狭ければマスクM(分割パ
ターン)に対する照明領域を狭く設定すればよい。
【0046】制御装置CONTは、ステップS16にお
いて、処理を継続すると判断した場合、つまり、マスク
チェンジャ7に搭載されたマスクMを用いて処理を継続
したい場合に、ステップS13に進み、ガラスブライン
ドBgを設定する。つまり、ステップS10において、
制御装置CONTは投影領域に対応した基板Pの露光処
理面が投影光学系PLの焦点深度内におさまらないと判
断したマスクMを交換しなかったので、所望の投影領域
よりは大きい投影領域を形成してしまうパターン(分割
パターン)を有したマスクMがマスクチェンジャ7(マ
スクステージMST)に保持されていることになる。し
たがって、この所望のパターンより大きいパターンを有
するマスクMに対してガラスブラインドBgによって投
影領域を制御することにより、所望の投影領域(小さい
投影領域)を作り出すことができる。つまり、分割パタ
ーンPAa〜PAd(PAa〜PAf)のうち、例えば
1つの分割パターンPAaに対してガラスブラインドB
gで照明領域を分割することによって分割パターンPA
aを更に分割する。
【0047】以上、説明したように、基板Pの平面度を
検出し、この検出結果に基づいて基板Pに対する投影領
域の大きさを設定することにより、精度良い露光処理を
効率良く行うことができる。つまり、従来では、基板の
平面度を検出せずに、基板Pの平面度の最悪値を予測
し、この予測に基づいて分割パターンを有するマスクを
制作し、このマスクを用いて試験的に露光処理及び現像
処理を行い、基板Pの平面度に起因して基板Pの露光処
理面が投影光学系PLの焦点深度内に入らなかった場合
(形成されたパターンの解像度が所定精度以下であった
場合)、マスクの分割パターンを更に小さいものに作り
直して再び露光処理を行う、といった効率の悪い作業を
行なっていた。しかしながら、本発明のように、基板P
の平面度を検出し、この検出結果に基づいて投影領域の
大きさを設定し、露光処理を行うようにしたので、従来
のようなマスクの作り直しや試験的な露光・現像処理が
不用となる。したがって、スループットは向上し、高い
生産性で精度良い露光処理を効率良く行うことができ
る。
【0048】そして、投影光学系PLの焦点深度に応じ
て投影領域の大きさを設定するようにしたので、焦点深
度の大きい投影光学系PLを用いた際には、大きな投影
領域で露光処理が可能となり、少ない露光処理回数、少
ない枚数のマスクで露光処理が行われるので、低コスト
で効率良い露光処理が実現される。一方、焦点深度の小
さい投影光学系PLを用いた際には、小さな投影領域で
精度良い露光処理を行うことができる。そして、基板P
の露光処理面が投影光学系PLの焦点深度内に入るよう
に、基板Pの平面度に応じて投影領域の大きさを大きく
したり小さくしたりする調整を自動的に行うことによっ
て、基板Pの全ての露光領域において高精度なパターン
を形成することができる。このように、平面度に応じた
最適な投影領域を効率良く設定することができるので、
高い生産性を実現することができるとともに、精度良い
露光処理を効率良く行うことができる。
【0049】パターンを複数の分割パターンによって形
成し、この複数の分割パターンを基板Pでつなぎ合わせ
てこの基板Pにパターンを露光するようにしたので、そ
れぞれ所望の平面度を有する投影領域に対してそれぞれ
分割パターンを形成することができる。したがって、全
体として高精度なパターンを形成することができる。
【0050】複数の分割パターンは、複数のマスクにそ
れぞれ形成されているので、これらマスクを取り替えな
がら露光処理することにより、作業性良く露光処理する
ことができる。
【0051】このとき、パターンは、同一の部分パター
ンが繰り返して形成されている繰り返しパターンを有し
ているので、画面継ぎを行うに際し、つなぎ合わせ部分
のパターンの位置合わせを高精度に行わなくても、つな
ぎ合わせ部とつなぎ合わせ部以外の部分とのパターンの
形状をいずれの位置においても容易に同じにすることが
できる。さらにこの場合、つなぎ合わせ処理をガラスブ
ラインドBgを用いて精度良く容易に行うことができ
る。
【0052】《第2実施形態》次に、本発明の露光方法
及び露光装置の第2実施形態について説明する。ここ
で、前述した第1実施形態と同一もしくは同等の構成部
分については、同一の符号を用いるとともに、その説明
を簡略もしくは省略するものとする。
【0053】第1実施形態においては、複数の分割パタ
ーンを、複数のマスクにそれぞれ形成し、それぞれのマ
スクに露光光を照射して、これら複数の分割パターンの
像を基板Pでつなぎ合わせるようにして基板P上に所定
のパターンを露光する構成であったが、第2実施形態に
おいては、使用するマスクMは所定のパターンを備えた
1枚のマスクのみであり、ブラインド部(設定装置)B
によりマスクMに対する露光光の照明領域を複数に分割
して投影領域を変更することにより、マスクに形成され
ているパターンを複数に分割し、それぞれの分割パター
ンを基板Pでつなぎ合わせて基板Pにパターンを露光す
る。
【0054】図7(a)に示すようなマスクMに形成さ
れたパターンPAを基板Pに露光する際、基板Pの平面
度を検出しこの検出結果に基づいて基板Pに対する投影
領域の大きさを図7(b)のような4つの分割パターン
(分割領域)PAa〜PAdに設定したとする。この場
合、ブラインド部BのガラスブラインドBgを組み合わ
せてマスクMに対する露光光ELの照明領域を複数に分
割することにより、マスクMに形成されているパターン
PAを複数の分割パターンPAa〜PAdとし、これら
複数の分割パターンPAa〜PAdを基板Pでつなぎ合
わせることができる。
【0055】つまり、図7(b)に示すように、ブライ
ンド部B(ガラスブラインドBg)を調整して、マスク
Mに対する照明領域を設定し、分割領域PAa〜PAd
に露光光ELを順次照射する。このとき、隣接する分割
パターンのつなぎ合わせ部を、ガラスブラインドBgの
減光部15bによる減光領域どうしが重なり合うように
調整することにより、露光領域全体の露光量を均一化す
ることができる。
【0056】基板Pの平面度が大きい(悪い)あるいは
投影光学系PLの焦点深度が小さく、各投影領域に対応
する基板Pの露光処理面を投影光学系PLの焦点深度内
におさめるために投影領域の大きさを小さく(分割パタ
ーンの分割数を多く)しなければならないときは、図7
(c)に示すように、ガラスブラインドBgの重ね合わ
せ量を調整して、パターンPAを例えば6つの分割パタ
ーン(分割領域)PAa〜PAfとする。また、基板P
の平面度が小さい(良い)あるいは投影光学系PLの焦
点深度が大きい場合には、投影領域の大きさを大きくす
ることができるので、図7(d)に示すように、ガラス
ブラインドBgを調整して、パターンPAを例えば2つ
の分割パターン(分割領域)PAa、PAbとする。
【0057】こうして、ガラスブラインドBgを調整す
ることにより、1つのマスクMに対する露光光ELの照
明領域の大きさを任意に設定することができる。そし
て、この照明領域の大きさを調整することによって基板
Pでの投影領域の大きさを任意に設定することができ
る。こうして設定した投影領域に応じたパターンを基板
Pでつなぎ合わせることによって、基板Pに所定のパタ
ーンを形成することができる。
【0058】以上説明したように、所定のパターンPA
を複数の分割パターンによって形成する際、所定のパタ
ーンPAに対する露光光ELの照明領域の大きさを設定
して投影領域の大きさを設定することにより、この投影
領域の大きさに応じた分割パターンを形成することがで
きる。そして、本実施形態のように、分割パターンを形
成する際にブラインド部B(ガラスブラインドBg)を
用いることにより使用するマスクの枚数を少なくするこ
とができる。さらに、パターンが、同一の部分パターン
が繰り返して形成されている繰り返しパターンであれ
ば、任意の位置から分割領域を設定することができる。
【0059】以上、第1、第2実施形態で説明したよう
に、所定のパターンPAを有するマスクMを用いて、こ
のパターンPAをガラスブラインドBgで分割しながら
露光処理を行ってもよいし、小さい複数の分割パターン
PAa〜PAd(PAa〜PAf)をそれぞれ有するマ
スクMa〜Md(Ma〜Mf)を用いて露光処理を行っ
てもよい。さらには、分割パターンを有するマスクMa
〜MfとガラスブラインドBgとを併用し、分割パター
ンPAa〜PAfを更に分割することも可能である。
【0060】なお、同一の部分パターンが繰り返して形
成されている繰り返しパターン(ピクセルパターン)で
あれば、例えば、図5(b)に示した分割パターンPA
aのうち繰り返しパターン部分を用いて、分割パターン
PAbが露光されるべき基板P上の領域に対してガラス
ブラインドBgを用いて分割パターンPAaの繰り返し
パターン部分を露光してもよい。つまり、図5において
は、4枚(または6枚)のマスクを用いて繰り返しパタ
ーンを露光しているが、繰り返しパターンであれば、1
枚のマスクを用いてガラスブラインドBgを調整しつつ
露光することにより広い範囲の露光領域を露光すること
ができる。この場合、周辺部パターン(配線パターン)
を1枚のマスクで形成することは不可能であるが、ピク
セルパターン部分は繰り返しパターンなので1枚のマス
クで対応することができる。
【0061】さらに、図8(a)に示すような配線パタ
ーン(周辺部パターン)PA1とピクセルパターン(繰
り返しパターン)PA2とを備えたパターンを露光した
い場合、図8(b)に示すように、配線パターンPA1
の角部を備えたマスクM1、M3と、形成されたパター
ンの大部分がピクセルパターンPA2であるマスクM2
とを用意しておき、ピクセルパターンPA2を露光した
い際には、マスクM2を用いて投影光学系PLの焦点深
度に応じた投影領域の大きさの設定をガラスブラインド
Bgによって行いつつ露光処理することにより、ピクセ
ルパターンPA2を形成する際にマスクM2は交換され
る必要が無くなるので、作業性良く露光処理を行うこと
ができる。
【0062】なお、上記実施形態においては、露光処理
に用いられるマスクMはマスクチェンジャ7からマスク
ステージMSTにロードされ露光されるが、マスクステ
ージMSTを設けずに、マスクチェンジャ7をXY方向
に移動して所定のマスクM(Ma〜Md(Mf))を露
光光ELの光路上に配置し、マスクチェンジャ7に搭載
したままで露光する構成とすることも可能である。
【0063】なお、本実施形態の露光装置として、マス
クMと基板Pとを同期移動してマスクMのパターンPA
を露光する走査型の露光装置にも適用することができ
る。
【0064】露光装置の用途としては角型のガラスプレ
ートに液晶表示素子パターンを露光する液晶用の露光装
置に限定されることなく、例えば、ウェーハにパターン
を露光する半導体製造用の露光装置や、薄膜磁気ヘッド
を製造するための露光装置にも広く適当できる。
【0065】投影光学系PLの倍率は等倍系のみならず
縮小系および拡大系のいずれでもよい。
【0066】投影光学系PLとしては、エキシマレーザ
などの遠紫外線を用いる場合は硝材として石英や蛍石な
どの遠紫外線を透過する材料を用い、F2レーザやX線
を用いる場合は反射屈折系または屈折系の光学系にし
(マスクも反射型タイプのものを用いる)、また、電子
線を用いる場合には光学系として電子レンズおよび偏向
器からなる電子光学系を用いればいい。なお、電子線が
通過する光路は真空状態にすることはいうまでもない。
【0067】基板ステージPSTやマスクステージMS
Tにリニアモータを用いる場合は、エアベアリングを用
いたエア浮上型およびローレンツ力またはリアクタンス
力を用いた磁気浮上型のどちらを用いてもいい。また、
ステージは、ガイドに沿って移動するタイプでもいい
し、ガイドを設けないガイドレスタイプでもよい。
【0068】ステージの駆動装置として平面モ−タを用
いる場合、磁石ユニット(永久磁石)と電機子ユニット
のいずれか一方をステージに接続し、磁石ユニットと電
機子ユニットの他方をステージの移動面側(ベース)に
設ければよい。
【0069】基板ステージPSTの移動により発生する
反力は、特開平8−166475号公報に記載されてい
るように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)に
逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備えた露
光装置においても適用可能である。
【0070】マスクステージMSTの移動により発生す
る反力は、特開平8−330224号公報に記載されて
いるように、フレーム部材を用いて機械的に床(大地)
に逃がしてもよい。本発明は、このような構造を備えた
露光装置においても適用可能である。
【0071】以上のように、本願実施形態の露光装置
は、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む
各種サブシステムを、所定の機械的精度、電気的精度、
光学的精度を保つように、組み立てることで製造され
る。これら各種精度を確保するために、この組み立ての
前後には、各種光学系については光学的精度を達成する
ための調整、各種機械系については機械的精度を達成す
るための調整、各種電気系については電気的精度を達成
するための調整が行われる。各種サブシステムから露光
装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機
械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等
が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組
み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程
があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光
装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行わ
れ、露光装置全体としての各種精度が確保される。な
お、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理さ
れたクリーンルームで行うことが望ましい。
【0072】半導体デバイスは、図9に示すように、デ
バイスの機能・性能設計を行うステップ201、この設
計ステップに基づいたマスク(レチクル)を製作するス
テップ202、デバイスの基材となる基板(ウェーハ、
ガラスプレート)を製造するステップ203、前述した
実施形態の露光装置によりレチクルのパターンをウエハ
に露光するウエハ処理ステップ204、デバイス組み立
てステップ(ダイシング工程、ボンディング工程、パッ
ケージ工程を含む)205、検査ステップ206等を経
て製造される。
【0073】
【発明の効果】本発明の露光方法及び露光装置は以下の
ような効果を有するものである。請求項1に記載の露光
方法及び請求項7に記載の露光装置によれば、基板の平
面度を検出し、この検出結果に基づいて基板に対する投
影領域の大きさを設定することにより、精度良い露光処
理を効率良く行うことができる。しかも、従来のような
マスクの作り直しや試験的な露光・現像処理を不要とす
ることができるので、高い生産性で精度良い露光処理を
効率良く行うことができる。
【0074】請求項2に記載の露光方法及び請求項8に
記載の露光装置によれば、投影領域の大きさの設定は、
投影光学系の焦点深度に応じて設定されるので、例え
ば、焦点深度の大きい投影光学系を用いた際には、大き
な投影領域で露光処理が可能となり、少ない露光処理回
数、少ない枚数のマスクで露光処理がを行うことがで
き、低コストで効率良い露光処理を実現することができ
る。一方、焦点深度の小さい投影光学系を用いた際に
は、小さな投影領域で精度良い露光処理を行うことがで
きる。このように、平面度に応じた最適な投影領域を効
率良く設定することができるので、高い生産性を実現す
ることができるとともに、精度良い露光処理を効率良く
行うことができる。
【0075】請求項3に記載の露光方法及び請求項9に
記載の露光装置によれば、パターンは複数の分割パター
ンから形成され、この複数の分割パターンを基板でつな
ぎ合わせてこの基板にパターンを露光するようにしたの
で、それぞれ所望の平面度を有する投影領域に対してそ
れぞれ分割パターンを形成することができる。したがっ
て、全体として高精度なパターンを形成することができ
る。
【0076】請求項4に記載の露光方法によれば、複数
の分割パターンは、複数のマスクにそれぞれ形成されて
いるので、これらマスクを取り替えながら露光処理する
ことにより、作業性良く露光処理することができる。
【0077】請求項5に記載の露光方法によれば、パタ
ーンは、同一の部分パターンが繰り返して形成されてい
る繰り返しパターンを有しているので、画面継ぎを行う
に際し、つなぎ合わせ部分のパターンの位置合わせを高
精度に行わなくても、つなぎ合わせ部とつなぎ合わせ部
以外の部分とのパターンの形状をいずれの位置において
も容易に同じにすることができる。
【0078】請求項6に記載の露光方法によれば、基板
上でつなぎ合わせが行われる位置に対して投影光学系の
結像位置を合わせるので、つなぎ合わせ部の線幅を均一
にすることができる。投影領域の中心に対して投影光学
系の結像位置を合わせると、つなぎ合わせ部が投影領域
の周辺になり投影光学系の収差を受けてしまうが、請求
項6の露光方法では、つなぎ合わせ部が投影光学系の収
差の影響を受けにくくなるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の一実施形態を示す全体概略
構成図である。
【図2】ブラインド部を説明するための図である。
【図3】本発明の露光方法の一実施形態を説明するため
のフローチャート図である。
【図4】本発明の露光方法の一実施形態を説明するため
のフローチャート図である。
【図5】本発明の露光方法の第1実施形態を説明するた
めの図である。
【図6】基板の平面度を説明するための図である。
【図7】本発明の露光方法の第2実施形態を説明するた
めの図である。
【図8】本発明の露光方法の他の実施形態を説明するた
めの図である。
【図9】半導体デバイスの製造工程の一例を示すフロー
チャート図である。
【符号の説明】
6 焦点検出系(検出装置) B ブラインド部(設定装置) Bg ガラスブラインド(設定装置) CONT 制御装置(検出装置、設定装置、露光制御
部) M マスク Ma〜Mf 分割マスク(設定装置) P ガラス基板(基板) PA パターン PAa〜PAf 分割パターン PL 投影光学系
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 514C 514A

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投影光学系によりパターンを基板に露光
    する露光方法において、 前記基板の平面度を検出し、 該検出結果に基づいて前記基板に対する投影領域の大き
    さを設定することを特徴とする露光方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の露光方法において、 前記投影領域の大きさの設定は、前記投影光学系の焦点
    深度に応じて設定することを特徴とする露光方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の露光方法におい
    て、 前記パターンは複数の分割パターンから形成され、 該複数の分割パターンを前記基板でつなぎ合わせて前記
    基板に前記パターンを露光することを特徴とする露光方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の露光方法において、 前記複数の分割パターンは、複数のマスクにそれぞれ形
    成されていることを特徴とする露光方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の露光方
    法において、 前記パターンは、同一の部分パターンが繰り返して形成
    されている繰り返しパターンを有していることを特徴と
    する露光方法。
  6. 【請求項6】 請求項3〜6のいずれかに記載の露光方
    法において、 前記基板上で前記つなぎ合わせが行われる位置を検出
    し、該検出結果に応じて前記基板を前記投影光学系の結
    像位置に位置合わせすることを特徴とする露光方法。
  7. 【請求項7】 投影光学系によりパターンを基板に露光
    する露光装置において、 前記基板の平面度を検出する検出装置と、 該検出装置の検出結果に基づいて前記基板に対する投影
    領域の大きさを設定する設定装置とを備えることを特徴
    とする露光装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の露光装置において、 前記設定装置は、前記投影光学系の焦点深度に応じて前
    記投影領域の大きさを設定することを特徴とする露光装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8に記載の露光装置におい
    て、 前記パターンは複数の分割パターンから形成されてお
    り、 該複数の分割パターンを前記基板でつなぎ合わせて前記
    基板に前記パターンを露光する露光制御部を備えたこと
    を特徴とする露光装置。
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