JP3092732B2 - 投影露光装置及び投影露光方法 - Google Patents

投影露光装置及び投影露光方法

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JP3092732B2
JP3092732B2 JP03245170A JP24517091A JP3092732B2 JP 3092732 B2 JP3092732 B2 JP 3092732B2 JP 03245170 A JP03245170 A JP 03245170A JP 24517091 A JP24517091 A JP 24517091A JP 3092732 B2 JP3092732 B2 JP 3092732B2
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題(図10) 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図9及び図11) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は投影露光装置及び投影露
光方法に関し、特に半導体集積回路や液晶表示素子等を
製造する際に所定の単位画面を接続してより大きな露光
領域を得るようになされた投影露光装置及び投影露光方
法に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来より、半導体集積回路の製造工程の
1つとして、レチクルやフオトマスク(以下レチクルと
称す)の回路パターンを半導体ウエハ上に転写露光する
フオトリングラフイ工程がある。
【0004】このフオトリングラフイ工程に用いられる
投影露光装置は、製造対象となる半導体素子の一層の高
集積化に対応して、より微細なパターンをより広い領域
にわたつて正確に投影露光するものが必要とされてい
る。
【0005】ところが、一般に投影露光装置に搭載され
る投影レンズの性能は、露光波長、開口数(N.A.)及び
露光領域により決定され、高い解像力を得るために短波
長化、高N.A.化しながら、同時に広い領域を確保するこ
とは極めて困難である。
【0006】従つて比較的狭い露光領域ではあるが高い
解像力を有する投影レンズを用い、被露光物体としての
ウエハを所定量だけ移動させて複数回パターン露光を繰
り返すことにより単位画面を接続して大きな画面を得る
方法が提案されている。このようにすれば、高い解像力
を維持しながらより広い露光領域を得ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、高い解像力
を有する投影レンズといえども、歪曲収差が少なからず
残存しているため、単位画面を接続する際、隣接して接
続される露光パターンごとの境界領域においてパターン
のずれを生じるおそれがあつた。
【0008】このため各露光の境界領域において形成さ
れるパターン形状に不整合が生じ、境界領域のパターン
が接続不良となり、回路素子等の機能が所望の特性にな
らない問題があつた。
【0009】この問題点を解決するための1つの方法と
して、特開昭63-312636 号公報に開示されているよう
に、接続される各単位画面のそれぞれの重複領域が当該
各単位画面の光軸からそれぞれ等しい距離となるように
レチクル及びウエハを相対的に移動する方法が考えられ
ている。
【0010】すなわち図10(A)に示すようにパター
ンA及びBを接続する場合、重複領域(斜線部)の凹凸
は本来等間隔に形成されているが、投影レンズの持つ残
留歪曲収差のために投影像の重複領域の凹凸は等間隔に
はならない。従つて光軸中心CA 及びCB からそれぞれ
の重複領域までの距離XA 及びXB を等しくすることに
より、当該投影像の重複領域においては同様のずれ量と
なり、図10(B)に示すように重複領域において残留
歪による変形が等しくなることにより、それぞれのパタ
ーンを接続するにつき、不整合が生じないようになされ
ている。
【0011】ところがこのような方法によつて単位画面
を接続する場合、レチクル上のパターンの配置に制約が
生じる問題があつた。
【0012】すなわち、ウエハ上において単位画面を接
続して大きなパターンを形成しようとする場合、必ずし
も同一の単位画面だけを接続するとは限らず、異なる数
種類のパターンを接続することが考えられる。このと
き、1つのレチクル上に異なるパターンを描き、選択的
に露光を行えば、レチクルを交換することなく単位画面
の接続を行うことができ、この分生産性の向上及びレチ
クルの交換にともなう精度劣化を回避することができる
と考えられるが、この場合接続される2つの単位画面の
重複領域をそれぞれの光軸から等しい距離に配置するこ
とが困難となり、重複領域において形成されるパターン
形状に不整合が生じることを避け得ない問題がある。ま
た、この方法は投影光学系の像歪は光軸に対象に発生す
ることを前提としているが、投影光学系の像歪は実際に
は必ずしも光軸に対象に生じるわけではない。
【0013】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、パターンを接続する際の重複領域がレチクル上のど
の位置にあつても当該重複領域の不整合を生じることな
く確実に画面を接続し得る投影露光装置及び投影露光方
法を提案しようとするものである。
【0014】かかる課題を解決するため本発明において
は、投影光学系Lを介してフオトマスク形成された第1
のパターンAと第2のパターンBとの少なくとも一部を
接続して感光基板Wに露光する投影露光装置において、
投影光学系Lの結像特性を補正する補正手段10A〜1
1Cと、第1のパターンAと第2のパターンBとの接続
部分を投影する投影光学系Lの結像特性に応じて補正手
段10A〜11Cの補正量を決定する決定手段14と、
決定手段14の決定結果に基づいて補正手段10A〜1
1Cを制御する制御手段15とを備えるようにする。
【0015】
【作用】補正手段10A〜11Cによつて像歪の形状を
非線形成分まで含めて変化させることができることによ
り、ウエハW上に隣接して露光されるパターンA及びパ
ターンBの重複領域のパターン変形量を光軸の中心から
の距離に係わらずほぼ一致させることができる。従つて
パターンA及びパターンBを確実に接続することができ
る。
【0016】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0017】図1は本発明による投影露光装置を示し、
水銀ランプ等の光源1から供給される露光光束を楕円鏡
2及び反射鏡3によつて所定位置(第2焦点位置)に集
光し、コリメータレンズ4によつて平行光束に変換した
後、オプテイカルインテグレータ(フライアイレンズ
等)5によつてその射出面の近傍に実質的面光源(2次
光源像)を形成する。そして反射鏡6及びコンデンサレ
ンズ系7によつてレチクルステージRS上に載置された
レチクルRをほぼ均一な照度で照明する。
【0018】また、図1ではレチクルRの照明領域(視
野)を規定するための可変ブラインド9がレチクルRの
上方に極近接して配置されている。可変ブラインド9は
複数枚の可動ブレードから成り、ブラインド制御部16
はウエハWに転写すべきレチクルRの回路パターンの大
きさや形状に応じて可動ブレードを駆動してその開口位
置、形状を変えることによつて、レチクルRの照明視野
を任意に選択することができる。これによつて、例えば
複数の回路パターンが形成されているレチクル、いわゆ
るマルチレチクルを使用する場合でも、任意の回路パタ
ーンのみをウエハ上に転写することが可能となつてい
る。
【0019】ここで、図1では可変ブラインド9をレチ
クルRの上方に配置していたが、オプチカルインテグレ
ータ5とコンデンサーレンズ7との間にリレーレンズ系
を配置し、そのレチクルRのパターン面とほぼ共役な面
内に可変ブラインド9を設けても構わない。なお、露光
用照明光として水銀ランプから発生するg線やi線等の
他に、KrF、ArFエキシマレーザ、金属(例えば、
銅)蒸気レーザやYAGレーザの高調波等を使用しても
良い。
【0020】さて、レチクルRを通過した露光光は、両
側(もしくは片側)テレセントリツクな投影レンズLに
入射し、投影レンズLは回路パターンの投影像を表面に
レジスト層が形成されたウエハW上に結像投影する。投
影レンズLは複数のレンズエレメントから構成されてお
り、制御部15によつてその一部、例えばレチクルRに
近い複数のレンズエレメントが移動可能に構成されてい
る。これによつて、投影レンズLの結像特性、特に本実
施例では歪曲収差(非等方的な成分も含む)を任意に変
化させることが可能となつている(詳細後述)。
【0021】ウエハWは、モータ19によりステツプア
ンドリピート方式で、X、Y方向に2次元移動可能なウ
エハステージ8上に載置され、ウエハW上の1つの露光
領域(シヨツト領域)に対するレチクルRの転写露光が
終了すると、次のシヨツト位置までステツピングされ
る。ウエハステージ8の2次元的な位置(移動量)は、
レーザ光波干渉測長器(干渉計)18によつて、例えば
0.01〔μm〕程度の分解能で常時検出され、ウエハステ
ージ8の端部には干渉計18からのレーザビームを反射
する移動鏡18mが固定されている。以上のように、同
一のウエハWに対してパターン露光を繰り返し実行する
ことによつて、現像及びエツチング処理が施されたウエ
ハW上にはレチクルパターンがマトリツクス状に形成さ
れることになる。なお、少なくとも2つのシヨツト領域
を合成(接続)して所望の合成画面を得る場合には、回
路パターンを囲むように形成される接続領域(後述の接
続部分Q1 )の幅に対応した量(設計値)だけウエハス
テージ8をステツピングさせていけば良い。
【0022】ステージ制御部17は、メインコントロー
ラ14からの指令や干渉計18からの位置計測信号等に
基づいてモータ19に所定の駆動指令を与え、ウエハス
テージ8の移動や位置決めを制御するように構成されて
いる。また、上記構成の装置全体を統括制御するメイン
コントローラ14は、画面合成を行う際に隣接した少な
くとも2つのパターン像が正確に接続されるように、投
影レンズLの残存収差に基づいてその結像特性(特に歪
曲収差)を決定すると共に、この決定された結像特性に
対応したレンズエレメント(後述の駆動素子10A〜1
0C及び11A〜11C)の駆動量を算出した後、制御
部15に駆動指令を与える。なお、オペレータが入力装
置(キーボード等)により、上記の如き結像特性に関す
る情報をメインコントローラ14に与えるようにしても
良い。さらに、メインコントローラ14は予め入力され
ている、又はレチクルRに形成されたバーコードを読み
取ることにより得たレチクルRのパターン情報(パター
ン位置や形状等)に基づいてブラインド制御部16に指
令を与え、可変ブラインド9の開口位置や形状を設定す
る。また、メインコントローラ14の内部メモリ(不図
示)には画面合成時のウエハステージ8の駆動量等に関
する情報も格納されており、合成露光に際してはメモリ
内の情報と干渉計18からの位置情報とに基づいて、ス
テージ制御部17によりウエハステージ8の位置決めを
行う。
【0023】ここで図2(A)は所定の露光パターンを
有するレチクルRの平面図であり、このレチクルRはク
ロム等の遮光帯LSで囲まれたパターン領域内に、画面
接続するために隣接する前後(左右)の露光パターンと
の接続用に形成された周辺部の接続部分Q1 と、中心部
分Q2 とを有している。なお、図中に一点鎖線で示した
領域IAが可変ブラインド9により規定される照明視野
である。また図2(A)におけるDはレチクルの有効露
光領域の一辺の長さを表すものである。
【0024】このレチクルRの像が前記した露光装置の
投影光学系LによつてウエハW上に投影され、ウエハス
テージ8を所定量ずつ移動させることによつて、図2
(B)のように第1領域S1 に対する第1露光と、当該
第1領域S1 の右側(X方向)に隣接する第2領域S2
への第2露光と、当該第2領域S2 の下側(Y方向)に
隣接する第3領域S3 への第3露光、さらに当該第3領
域S3 の左側(X方向)に隣接する第4領域S4 への第
4露光が順次実行される。
【0025】ここで図2(B)におけるdは露光領域の
一辺の長さであり、投影光学系の倍率をMとするとき、
上記レチクルの有効露光領域の一辺の長さDを用いて、
d=D・Mの関係式によつて表すことができる。また図
2(B)におけるΔは第1露光及び第2露光並びに第3
露光及び第4露光の隣合う各投影パターンの重複領域を
表す。
【0026】このようにして第1露光〜第4露光を順次
実行することにより、4つの隣接領域全体にわたる露光
を可能とし、全体として1つの大きな回路パターンを形
成し得るようになされている。
【0027】ここで投影露光装置(図1)は、そのアラ
イメント精度(ウエハステージの位置決め精度等により
定まる)によつて決まるアライメント誤差が存在するた
め、この値の範囲内での投影像の露光位置に対する横ず
れは避けられない。このためパターンの接続を良好に維
持するために、接続パターン幅を当該アライメント誤差
量だけ大きく形成しておくようになされている。
【0028】すなわち図3に示すように、レチクルR上
のパターンのうち接続部分Q1 内のパターン幅をアライ
メント誤差分だけ大きくしておくようになされている。
この場合、図4に示すようにウエハW上における投影像
は例えば第1露光によるパターン像P1 の幅がY0 であ
るとすると、少なくとも重複領域Δ(図2(B))にお
いてはアライメント誤差量に対応するΔY1+ΔY2だけY
方向の幅が大きくなつている。なお、図4においてはX
方向に関してΔX だけパターン像P1 とP2 とが重複し
ており、パターン像P1 に対してパターン像P2 を接続
して露光する際のウエハステージ8の位置決め精度等を
考慮して、Y方向の幅が(ΔY1+ΔY2)だけ太くなつて
いる領域(すなわち接続部分Q1 )のX方向の幅が決定
されている。
【0029】このような構成にすれば、第1露光による
パターン像P1に対して第2露光によるパターン像P2
は必ず第1露光によるパターン像P1 に重複することに
なり、境界領域におけるアライメント誤差に起因する横
ずれに対しても確実にパターンを接続することができ
る。
【0030】また図1に示す投影露光装置の投影光学系
Lにおいては、レンズエレメント18、19、20を3
次元方向に駆動(光軸AX方向への平行移動(上下動)
及び光軸AXと垂直な面に対する2次元傾斜)すること
によつて、ウエハW上に投影された画面(投影像)の結
像特性、特に像歪(以下これをデイストーシヨンと称
し、ここでは非等方的な像歪も含むものとする)を補正
するようになされている。
【0031】すなわちレンズエレメント18及び19は
レンズ支持部材12により一体に固定されており、また
レンズエレメント20はレンズ支持部材13に固定され
ている。
【0032】またレンズエレメント20より下部に設け
られているレンズエレメント21以下は各々投影光学系
Lの本体部(鏡筒部)に固定されている。
【0033】レンズ支持部材13は光軸方向に伸縮可能
な3組の駆動素子11A、11B、11C(11Cは図
示せず)によつて投影光学系Lの本体部と連結されてい
る。
【0034】また、レンズ支持部材12は、伸縮可能な
駆動素子10A、10B、10C(10Cは図示せず)
によつてレンズ支持部材13に連結されている。
【0035】図5は投影光学系Lを上方(レチクル側)
から見た図であり、駆動素子11A、11B、11Cは
各々 120°ずつ回転した位置に配置されており、駆動素
子11A、11B、11Cを制御部15によつてそれぞ
れ独立制御することにより、レンズエレメント18及び
19と20とを一体に3次元的に駆動することができ
る。
【0036】また駆動素子10A、10B、10Cも同
様にして、各々 120°ずつ回転した位置に配置されてお
り、駆動素子10A、10B、10Cを制御部15によ
つてそれぞれ独立制御することにより、レンズエレメン
ト18、19を3次元的に駆動することができる。
【0037】また駆動素子10A及び11Aは互いに60
°ずれた位置となるように配置されており、10B及び
11B、10C及び11Cにおいても同様に各々互いに
60°ずつずれた位置となるように配置されている。
【0038】さらに駆動素子の近傍に位置検出素子とし
て例えば容量型位置センサ、差動トランス等を設置し、
駆動素子に与える電圧又は磁界に対応した駆動素子の変
化量をモニタすることにより、高精度な駆動を行うこと
ができる。なお、本実施例ではレチクルに近いレンズエ
レメント18〜20を駆動しているが、これ以外のレン
ズエレメントを駆動しても良く、投影レンズごとにデイ
ストーシヨンを補正しやすいレンズエレメントを選んで
駆動すれば良い。また、駆動するレンズエレメントの数
も任意で構わない。レンズエレメントの駆動量はデイス
トーシヨン以外の諸収差が所定の許容値を越えない範囲
内に定めることが望ましい。
【0039】図6は上記デイストーシヨン補正機構によ
るデイストーシヨン補正を示すものであり、レチクルR
上に描かれた正方形のパターンを投影した際、デイスト
ーシヨンにより投影像が菱形状に歪んでいる場合、レン
ズエレメント18、19、20を光軸に対して傾けるよ
うに駆動し、P′11〜P′24の点を正方形の歪みがない
ポイントP11〜P24へ移動させることができ、これによ
り図6に示すような非対称に歪んだ像を補正することが
できる。
【0040】ここで各レンズエレメント18、19、2
0を駆動素子10A、10B、10C、11A、11
B、11Cによつて駆動した際の駆動量及び投影された
像の変化量の関係は、予め光学的にシミユレーシヨンも
しくは、試し焼き等による実測を行ない、メインコント
ローラ14(図1)に記憶しておく。
【0041】ここで、デイストーシヨン測定法の一例に
ついて簡単に説明を行う。この種の測定方法について
は、例えば特開昭59-94032号公報に開示されているの
で、ここでは簡単に説明する。光電検出装置及びスリツ
トを組み合わせた受光装置をステージ8上に設けると共
に、ステージ位置検出用の干渉計18を用い、レチクル
R上の複数点に形成された計測用マークの投影像の座標
値を測定することにより、ステージ上に結像されたマー
クの位置座標と、本来投影されるべきマークの位置座標
とを比較することができる。これにより、投影レンズL
のイメージフイールド内における各マークに対応した点
でのデイストーシヨン量及びその移動量を測定すること
ができる。
【0042】次に上記構成の装置の動作について説明す
る。ここで当該投影露光装置を用いてウエハW上にレチ
クルRの像を投影してパターンを形成するフオトリング
ラフイ工程において、まず、投影露光装置の調整時に露
光フイールド全域において投影光学系Lのデイストーシ
ヨンが最も少なくなる様に調整を行う。
【0043】この時点で投影レンズLは理想的な像(す
なわちデイストーシヨンが生じていない像)に対してあ
る程度の調整不可能な残留歪を有している。従つてこの
調整状態において、メインコントローラ14は露光フイ
ールド全域についてデイストーシヨンを検出するのに十
分なサンプルポイントの点数について、その各点でのデ
イストーシヨンを記憶しておく。
【0044】さらにシミユレーシヨン、実験等により駆
動素子10A〜11Cを駆動した際のウエハW上の各サ
ンプルポイントの移動方向及び移動量も記憶しておく。
【0045】このようにして前処理としての調整処理を
終了した後、例えば図7(A)に示すようなレチクルR
上の2つの画面A及びBをウエハW上で接続して図8に
示すような回路パターンを形成する場合、特に図7
(A)のレチクルRのパターンA、Bは光軸中心Cに対
して対称ではないことにより、投影光学系PLのデイス
トーシヨンによつて例えば図7(B)に示すように歪ん
で露光される。
【0046】この場合パターンA′の左右の境界線は光
軸中心C′からの距離が異なるために歪量が大きく異な
る。このことは予めメインコントローラ14にデイスト
ーシヨン量が記憶されているため、メインコントローラ
14内部で、良好に接続が行えるか否かを判別すること
ができる。
【0047】従つて図7(B)のような場合、メインコ
ントローラ14は直ちに良好な画面接続を行うのに必要
な像歪補正量の算出を行う。
【0048】すなわち、まず操作者は使用するレチクル
R上のパターンA及びBの位置情報及びウエハW上に形
成しようとするパターン(図8)の位置情報をキーボー
ド又は磁気デイスク等の入力手段を用いてメインコント
ローラ14に入力する。
【0049】メインコントローラ14は入力された情報
と、上記調整処理において予め記憶されているデイスト
ーシヨンと上記駆動素子10A〜11Cの駆動量に対す
る各サンプルポイントの移動方向及び移動量とに基づい
て、画面接続を行つた際に重なり合うべき各々の点の重
ね合わせ誤差の和又は二乗和もしくは最大誤差が最小と
なるように駆動素子10A〜11Cの駆動量をそれぞれ
計算する。
【0050】この計算結果に基づいて、メインコントロ
ーラ14は制御部15に駆動素子10A〜11Cを制御
するための制御信号を送出することにより、制御部15
は当該制御信号に基づいて駆動素子10A〜10C及び
11A〜11Cをそれぞれ駆動制御するようになされて
おり、この結果レチクルRのパターンAを投影する際に
は、レンズエレメント18、19、20がそれぞれ所定
量だけ傾けられる。従つて図9(A)に示すようなデイ
ストーシヨンを含んだパターンAに対して意図的に台形
歪みを発生させることができることにより、図9(B)
に示すような投影像を得る。
【0051】この図9(B)に示す投影像は図9(A)
に示す投影像に比してパターンAの領域における投影像
に限つて見ればレチクルR上に形成されたパターンAの
形状に一段と近づけることができる。従つてパターンA
を接続するにつき、当該パターンAの投影像の周囲部分
に形成された接続部分のパターン形状を予めレチクルR
上に形成された接続部分の形状に近づけることができる
ことにより、2つの投影像の接続部分においてそれぞれ
の接続すべきパターンの重ね合わせ誤差を最小とし得、
確実に画面を接続することができる。
【0052】これと同様にしてレチクルRのパターンB
を投影する際には、これに応じてレンズエレメント1
8、19、20を所定量だけ傾けることにより、当該パ
ターンBのウエハW上における投影画面、特に接続部分
について、これをできるだけ歪まないようにすることが
できる。
【0053】このようにして投影するパターンのレチク
ルR上の配置領域に応じて可変ブラインド9を駆動する
と共に、レンズエレメント18、19、20をそれぞれ
傾けながら順次露光を行い、ウエハW上において図8に
示すような画面を形成する。
【0054】すなわちメインコントローラ14は、レチ
クルR上のパターンのうちパターンAを露光することを
続くブラインド制御部16に知らせることにより、当該
ブラインド制御部16はこれに応じてレチクルRのパタ
ーンAだけを残して他の部分を覆うように可変ブライン
ド9を駆動制御する。
【0055】この状態においてメインコントローラ14
は、予め算出した駆動量に基づいて駆動素子10A、1
0B、10C、11A、11B、11Cを駆動すること
により、レチクルRのパターンAがウエハW上に投影さ
れた際の隣合う領域との重複領域における重ね合わせ誤
差が最小となるようにした後、第1の露光を実行し、ウ
エハW上の領域S11にはレチクルRのパターンAが露光
される。
【0056】続いてメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S11の右隣りの領域S12に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第2の露光が実行され、ウエハW上の領域S
12にはレチクルRのパターンAが重複領域Q11において
領域S11のパターンAに接続されて露光される。
【0057】さらにメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S12の下隣りの領域S13に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第3の露光が実行され、ウエハW上の領域S
13にはレチクルRのパターンAが重複領域Q12において
領域S12のパターンAに接続されて露光される。
【0058】さらにメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S13の左隣りの領域S14に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第4の露光が実行され、ウエハW上の領域S
14にはレチクルRのパターンAが、重複領域Q13におい
て領域S13のパターンAに接続されると共に重複領域Q
14において領域S11のパターンAに接続されて露光され
る。
【0059】このようにしてパターンAの露光が終了す
ると、メインコントローラ14は、レチクルR上のパタ
ーンのうちパターンBを露光することを続くブラインド
制御部16に知らせることにより、当該ブラインド制御
部16はこれに応じてレチクルRのパターンBだけを残
して他の部分を覆うように可変ブラインド9を駆動制御
すると共に、ウエハWの領域S11の左隣りの領域S15
露光を行うことをステージ制御部17に知らせ、当該ス
テージ制御部17はこれに応じてウエハステージ8を移
動制御する。
【0060】さらにこの状態においてメインコントロー
ラ14は、予め算出した駆動量に基づいて駆動素子10
A、10B、10C、11A、11B、11Cを駆動す
ることにより、レチクルRのパターンBがウエハW上に
投影された際の隣合う領域との重複領域における重ね合
わせ誤差が最小となるようにした後、第5の露光を実行
し、ウエハW上の領域S15にはレチクルRのパターンB
が、重複領域Q15において領域S11のパターンAに接続
されて露光される。
【0061】続いてメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S12の右隣りの領域S16に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第6の露光が実行され、ウエハW上の領域S
16にはレチクルRのパターンBが重複領域Q16において
領域S12のパターンAに接続されて露光される。
【0062】さらにメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S16の下隣りの領域S17に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第7の露光が実行され、ウエハW上の領域S
17にはレチクルRのパターンBが、重複領域Q17におい
て領域S16のパターンBに接続されると共に重複領域Q
18において領域S13のパターンAに接続されて露光され
る。
【0063】さらにメインコントローラ14は、ウエハ
Wの領域S14の左隣りの領域S18に露光を行うことをス
テージ制御部17に知らせ、当該ステージ制御部17は
これに応じてウエハステージ8を移動制御する。この状
態において第8の露光が実行され、ウエハW上の領域S
18にはレチクルRのパターンBが、重複領域Q19におい
て領域S14のパターンAに接続されると共に重複領域Q
20において領域S15のパターンBに接続されて露光され
る。
【0064】このようにしてパターンBの露光が終了す
ると、メインコントローラ14は当該露光処理を終了
し、ウエハW上の領域S11〜S18にはパターンA及びB
がそれぞれ互いに接続されて大きなパターンが形成され
る。
【0065】以上の構成において、駆動素子10A〜1
1Cによつてデイストーシヨンを変化させることができ
ることにより、ウエハW上に隣接して露光されるパター
ンA、Bの重複領域のパターン変形量を光軸の中心から
の距離に係わらずほぼ一致させることができる。従つて
画面A、Bを確実に接続することができる。
【0066】以上の構成によれば、投影露光装置はレチ
クルR上の画面配置領域に応じてウエハW上への投影画
面に生じるデイストーシヨン、レンズエレメント18、
19、20を傾けた際の投影画面の変化、ウエハW上に
露光しようとするパターンの配置等の情報を予め記憶し
ておき、当該諸情報に基づいてレンズエレメント18、
19、20を所定量だけ傾けることにより、レチクルR
上のパターン配置領域に応じてウエハW上への投影像に
生じるデイストーシヨンを補正しながら、さらに接続す
る隣合う画面の重複領域ごとの重ね合わせ誤差を最小に
することにより、ウエハW上に露光される各パターンを
確実に接続して所望の大きなパターンを形成することが
できる。
【0067】なお上述の実施例においては、1台の露光
機を用いて画面接続を行つた場合について述べたが、本
発明はこれに限らず、複数台の露光装置を用いるように
しても良い。この場合、各露光装置のデイストーシヨン
を予め記憶しておき、最も良好に画面接続が行えるよう
にデイストーシヨンを補正して露光を行うようにすれば
良い。
【0068】上記実施例では投影光学系PLのデイスト
ーシヨン補正機構として、投影レンズLを構成するレン
ズエレメントの一部を駆動する機構を用いていたが、本
発明に適用できる補正手段は上記機構に限られるもので
はなく、例えばレチクルRを駆動する方式、もしくはレ
チクルRと投影光学系PLとの間に配置したフイールド
レンズを2次元移動、又は傾斜させる方式、あるいは投
影光学系PLを構成する2つのレンズエレメントに挟ま
れた空間を密封し、この密封空間の圧力を調整する方
式、あるいは投影光学系PL全体を2次元移動又は傾斜
させる方式等のいずれか、あるいはこれらを組み合わせ
たものを採用しても構わない。特に両側テレセントリツ
クな投影光学系で糸巻型や樽型のデイストーシヨンを補
正する場合には、レチクルを上下動又は傾斜させること
が有効である。
【0069】また上述の実施例においては、ウエハW上
にパターンAを、第1領域、第2領域、第3領域、第4
領域の順に露光した後、パターンBを第5領域、第6領
域、第7領域、第8領域の順に露光した場合について述
べたが、露光の順序はこれに限らず、種々のシーケンス
を適用することができる。
【0070】また、上記実施例では隣接したパターン像
が正確に接続されるように、予めパターンA、Bの各投
影撮像におけるデイストーシヨン(すなわち駆動素子1
0A〜10C、11A〜11Cの駆動量)を決定してお
き、このようにデイストーシヨンが所定値に補正された
状態でパターンA、Bの画面合成露光を行つていた。し
かしながら、投影レンズLのデイストーシヨン量が比較
的小さい場合、例えば第1露光によつて形成されたパタ
ーン像(デイストーシヨンは補正されないまま露光され
たもの)に対して、正確に合成露光が行われるようにデ
イストーシヨンが補正された状態で第2露光を行うよう
にしても良い。
【0071】また、上記実施例では投影レンズを備えた
露光装置について説明したが、例えばミラープロジエク
シヨン方式の露光装置に対しても本発明を適用できるこ
とは明らかである。また、上記実施例ではマルチレチク
ル(図7(A))を使つた合成露光について述べたが、
例えばレチクルステージ上に4枚のレチクルを載置し、
1シヨツト毎にレチクルを交換しながら合成露光を行う
装置に対しても本発明が有効であることは言うまでもな
い。
【0072】ところで、上記実施例では合成露光での接
続精度を向上させるために、投影レンズのデイストーシ
ヨンを補正することとしたが、投影レンズには像面湾曲
(さらには像面傾斜)も生じ得るため、その投影像面I
Mは図11に示すようになつている。このような投影レ
ンズにおいて、上記実施例のようにマルチレチクルを使
つて合成露光を行う場合、パターンAの投影像A′とパ
ターンBの投影像B′とでは像面湾曲(又は像面傾斜)
が異なる。そこで、パターンAを露光する場合は、その
投影像A′とウエハ表面とがほぼ一致するようにウエハ
(ステージ)を傾斜させると共に、パターンBを露光す
る場合は、その投影像B′とウエハ表面とがほぼ一致す
るようにウエハを傾斜させる。この結果、1つの露光領
域内で部分的な焦点ずれが生じることなく、合成露光に
よつて形成される合成画面の全面で高解像のパターン像
が得られることになる。
【0073】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、微細パタ
ーンの投影露光を繰り返してウエハ上に大きなパターン
を形成するにつき、投影光学系の残存歪曲収差を補正し
つつ、画面の境界領域におけるパターンの接続を良好に
維持することができる。従つて比較的狭い領域に対して
極めて高い解像力を有する投影光学系によつて、より広
い領域の投影露光を行うことができ、これにより超微細
化及び大画面化を両立することができる。
【0074】また本発明によれば、画面を接続せずにレ
チクルの一部のみのパターンを転写する場合において
も、その領域に限定して歪曲収差を最小にして露光を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影露光装置の一実施例を示す構
成図である。
【図2】レチクルに形成されたパターン及びウエハ上に
露光されたパターン像を示す平面図である。
【図3】レチクル上の境界部分のパターンの一例を示す
平面図である。
【図4】第1露光及び第2露光との間の横ずれがある場
合の重複領域の状態を示す平面図である。
【図5】駆動素子の配置状態を示す上面図である。
【図6】本発明によるデイストーシヨン補正の一例を示
す平面図である。
【図7】レチクル上に形成されたパターン及びウエハ上
に露光されたパターン像を示す平面図である。
【図8】ウエハ上に接続形成されたパターンを示す平面
図である。
【図9】重複領域における重ね合わせ誤差を最小として
画面を接続する状態を示す平面図である。
【図10】光軸中心から重複領域までの距離を等しくし
て接続する方法を説明する平面図である。
【図11】ウエハステージを傾斜させることにより像面
湾曲を最適化する場合を示す断面図である。
【符号の説明】
R……レチクル、PL……投影光学系、W……ウエハ、
10A、10B、10C、11A、11B、11C……
駆動素子、14……メインコントローラ、18、19、
20……レンズエレメント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−276717(JP,A) 特開 平1−227432(JP,A) 特開 昭63−211623(JP,A) 特開 平2−234411(JP,A) 特開 昭63−312636(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/027 G03F 7/20 G03F 7/22

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】投影光学系を介してフオトマスク形成され
    た第1のパターンと第2のパターンとの少なくとも一部
    を接続して感光基板に露光する投影露光装置において、 前記投影光学系の結像特性を補正する補正手段と、 前記第1のパターンと前記第2のパターンとの接続部分
    を投影する前記投影光学系の結像特性に応じて前記補正
    手段の補正量を決定する決定手段と、 前記決定手段の決定結果に基づいて前記補正手段を制御
    する制御手段と を具えることを特徴とする投影露光装
    置。
  2. 【請求項2】 前記決定手段は、前記接続部における前記
    第1のパターンと前記第2のパターンとの位置ずれ誤差
    が所定値以下になるように前記補正量を決定する ことを
    特徴とする請求項1に記載の投影露光装置。
  3. 【請求項3】 前記接続部分は、前記第1のパターンと前
    記第2のパターンとの少なくとも一部を重複して露光さ
    れる ことを特徴とする請求項1又は2に記載の投影露光
    装置。
  4. 【請求項4】 前記結像特性は、前記投影光学系で投影す
    る像の像歪みを含み、 前記決定手段は、前記像歪みを補正する補正量を決定す
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の投影露
    光装置。
  5. 【請求項5】 前記フオトマスクの照明領域を可変設定す
    るブラインドを具え、 前記決定手段は、前記ブラインドで設定された前記照明
    領域に応じて、前記補正手段の補正量を決定する ことを
    特徴とする請求項1、2、3又は4に記載の投影露光装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第1のパターンと前記第2のパターン
    とは、前記フオトマスクの照明領域を設定することによ
    り選択的に露光される ことを特徴とする請求項5に記載
    の投影露光装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のパターンと前記第2のパターン
    とは、異なるパターンである ことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6に記載の投影露光装置。
  8. 【請求項8】 前記補正手段は、前記投影光学系を構成す
    る光学部材のうち少なくとも1つの位置を移動させる
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に
    記載の投影露光装置。
  9. 【請求項9】 前記補正手段は、前記投影光学系に対して
    前記フオトマスクを移動させる ことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7又は8に記載の投影露光装
    置。
  10. 【請求項10】 投影光学系を介してフオトマスク形成さ
    れた第1のパターンと第2のパターンとの少なくとも一
    部を接続して感光基板に露光する投影露光方法におい
    て、 前記第1のパターンと前記第2のパターンとの接続部分
    を投影する前記投影光学系の結像特性に応じて、前記結
    像特性を調整して露光する ことを特徴とする投影露光方
    法。
  11. 【請求項11】 前記フオトマスクの照明領域に対する前
    記第1のパターンと前記第2のパターンとの前記接続部
    分の位置に応じて、予め前記光学特性を調整して露光す
    ことを特徴とする請求項10に記載の投影露光方法。
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