JP2002228393A - 熱交換器およびその機能回復方法並びに熱交換換気装置並びに熱交換換気装置のメンテナンスシステム - Google Patents

熱交換器およびその機能回復方法並びに熱交換換気装置並びに熱交換換気装置のメンテナンスシステム

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JP2002228393A JP2001023893A JP2001023893A JP2002228393A JP 2002228393 A JP2002228393 A JP 2002228393A JP 2001023893 A JP2001023893 A JP 2001023893A JP 2001023893 A JP2001023893 A JP 2001023893A JP 2002228393 A JP2002228393 A JP 2002228393A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型でありながら再生処理等により有害物質
の除去機能を回復させることができ、寿命が長く低コス
トな熱交換器を得る。 【解決手段】 間隔保持部材3で間隔を保持された仕切
部材2を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流
の間で仕切部材2介して熱交換する熱交換器1におい
て、間隔保持部材3および仕切部材2に耐水性を持た
せ、少なくとも間隔保持部材3は気流に含まれる悪臭物
質の除去機能を有すると共に悪臭物質の除去機能の経年
劣化が水又は溶液によって回復可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体間での熱交換
を行なわせる主として空調分野に利用される積層構造の
熱交換器において、特に外気および室内空気に含まれる
悪臭物質の除去機能を持たせた熱交換器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、暖房及び冷房などの空調機器が発
達かつ普及し、空調装置を用いた居住区域が拡大するに
つれて換気において温度及び湿度が回収できる空調用の
熱交換器に対する重要性も高まっている。こうした熱交
換器は例えば、特公昭47ー19990号公報や特公昭
54―1054号公報及び特公昭51―2131号公報
に開示されているようなものが広く採用されている。こ
れらのいずれも伝熱性と通湿性とを有する仕切部材と間
隔保持部材を交互に配し、仕切部材が所定の間隔をおい
て複数層に重ね合わせた基本構造を採っている。仕切部
材は方形の平板で、間隔保持部材は投影平面が仕切部材
に一致する鋸波状又は正弦波状の波形を成形した波板と
なっており、間隔保持部材を仕切部材の間にその波形の
成形方向を交互に90度又はそれに近い角度を持たせて
挟着し、一次気流と二次気流を通す二系統の流体通路を
これらの各層間に一層おきに構成している。
【0003】近年換気においては、室内から発生する悪
臭を排気することにより周囲の環境を悪化させたり、或
いは室外より吸気される空気に悪臭が含まれていて換気
をするとより室内の環境が悪化するという課題があっ
た。前記の課題を解決するために、特開昭56−160
97に示される熱交換器においては、間隔保持部材に脱
臭効果のある素材を用いて解決するものが開示されてい
る。また、脱臭効果のあるフィルターや光触媒機能で悪
臭を分解するフィルターを別途風路内に設けるという方
法が一般的に用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記したような熱交換
器においては、間隔保持部材の脱臭機能が失われた場
合、熱交換器としてはまだまだ使用できるが複合機能の
熱交換素子としてはライフエンドとなってしまう。
【0005】また、脱臭効果のあるフィルターや光触媒
機能で悪臭を分解するフィルターを別途風路内に設けた
りした場合、メンテナンス等は容易になるものの設置ス
ペースが必要となり装置が大きくなってしまう課題もあ
る。
【0006】本発明は、前記した従来の問題点を解消す
るためになされたもので、その課題とするところは、小
型でありながら再生処理等により有害物質の除去機能を
回復させることができ、寿命が長く低コストな熱交換器
を得ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る熱交換器
は、間隔保持部材で間隔を保持された仕切部材を隔てて
二種の気流を流通させ、この二種の気流の間で前記仕切
部材を介して熱交換する熱交換器において、前記間隔保
持部材および仕切部材に耐水性を持たせ、少なくとも間
隔保持部材は気流に含まれる悪臭物質の除去機能を有す
ると共に前記悪臭物質の除去機能の経年劣化が水又は溶
液によって回復可能なものである。
【0008】また、耐水性のある多孔質部材の片面に空
気遮蔽性、透湿性が高く耐水性のあるポリウレタンもし
くはポリエチレングリコールを含んだポリエステルエラ
ストマー素材等の樹脂膜をコーティングまたはラミネー
ト加工または接着して透湿性空気遮蔽膜を形成するシー
トを前記仕切部材素材に使用したものである。
【0009】また、前記間隔保持部材は前記仕切部材素
材と同系統の樹脂繊維が混抄され、前記仕切部材の樹脂
膜とコルゲート状に熱融着されていることを特徴とする
請求項2記載の熱交換器。
【0010】また、間隔保持部材で間隔を保持された仕
切部材を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流
の間で前記仕切部材を介して熱交換する熱交換器におい
て、一方の気流を通過させる前記間隔保持部材にのみ気
流に含まれる悪臭物質の除去機能をもたせると共に前記
悪臭物質の除去機能の経年劣化が水又は溶液によって回
復可能なものである。
【0011】また、この発明に係る熱交換器の機能回復
方法は、上記何れかの熱交換器を水又は溶液によって濡
らし、悪臭物質の除去機能を回復させるステップと、濡
れた熱交換器を熱交換換気装置に装着するステップと、
装着された熱交換器を送風または暖房または除湿運転に
よって乾燥させるステップとを備える。
【0012】また、この発明に係る熱交換換気装置は、
内部に形成された給気通路および排気通路と、これら給
気通路と排気通路との交差部に挿脱可能に設けられ給気
流と排気流とを二種の気流として熱交換する請求項1乃
至4の何れかに記載の熱交換器と、前記熱交換器の気流
吐出側に設けられた臭気センサーと、この臭気センサー
の臭気検出値が所定値以上となった場合に前記熱交換器
の悪臭物質の除去機能が回復措置時期であることをネッ
トワークを介してサービスセンターへ出力する出力手段
とを備えたものである。
【0013】また、この発明に係る熱交換換気装置のメ
ンテナンスシステムは、上記何れかの熱交換器を備えた
熱交換換気装置の運転状態をネットワークを介して監視
する遠隔監視手段と、ネットワークを介して前記熱交換
換気装置に前記熱交換器の乾燥運転を行なわせる遠隔操
作手段とを備えたものである。
【0014】また、熱交換器又は熱交換換気装置の種類
に応じた乾燥運転パターンを記憶する記憶手段を備え、
前記遠隔操作手段はこの乾燥運転パターンに基づいて乾
燥運転を行なわせるものである。
【0015】また、悪臭物質の除去機能の回復措置が行
われた熱交換器の情報を記憶する記憶手段を備え、前記
遠隔操作手段は、前記遠隔監視手段によって検出された
前記熱交換換気装置の運転状態に応じて悪臭物質の除去
機能の回復措置が行われた前記熱交換器の乾燥運転を行
なわせるものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図面に
基づいて説明する。 実施の形態1.図1〜図4によって示す本実施の形態
は、図1に示すような積層構造の六面体に構成された空
調用に適した熱交換器1に関するものである。この製造
方法で得られる熱交換器1は、伝熱性と通湿性とを有す
る薄肉の仕切部材2を間隔保持部材3を挟んで所定の間
隔をおいて、複数層に重ね合わせ接着した構成となって
いる。熱交換器1を構成している仕切部材2は正方形や
菱形の平板として構成され、間隔保持部材3は投影平面
形状が仕切部材2に一致する鋸波状又は正弦波状の波形
を成形した波板に形成されている。この間隔保持部材3
を仕切部材2の間にその波の目の方向を交互に90度又
はそれに近い角度を持たせて挟着し、一次気流(イ)と
二次気流(ロ)を通す流体通路4と流体通路5がこれら
の各層間に一層おきに構成されているものである。
【0017】この熱交換器1は、図2及び図3に示すよ
うな一枚の仕切部材2の片面に間隔保持部材3を接着し
た熱交換器構成部材6を積層接着することにより製造さ
れる。
【0018】熱交換器構成部材6は、図3に示すように
板状の耐水性を持つ多孔質部材7の片面に空気遮蔽機能
および耐水性を有する透湿膜8が位置して仕切部材2を
成し、この仕切部材2の透湿膜8側の面に、流体通路4
(又は5)を形成保持する間隔保持部材3となる耐水性
および脱臭機能を有する素材9をコルゲート加工により
その波頂部を接着することによって連続的に作られる。
【0019】尚、ここでいう耐水性とは、100℃以下
の温水に数十分浸漬した場合に溶解することなく、寸法
安定性が高く寸法変化が1%以下のものをいうが、後述
する温水や溶液による悪臭物質の除去機能回復措置に耐
え得る性能であれば良い。
【0020】間隔保持部材3には厚さ60〜120μm
程度で、坪量が25〜150(g/m2)のシート状の
脱臭機能を有する素材を用いている。間隔保持部材3の
成す耐水性および脱臭機能を有する素材9とは、表面活
性の高い活性炭繊維を50〜90ほどパルプおよび合成
樹脂繊維、ガラス繊維等と抄き合わせたものである。
【0021】また、紙および不織布等の薄手シートの中
に填料として0.01〜0.1μの粒子径の表面活性の高
い活性炭粒子を担持させたシートを用いれば高価な活性
炭繊維を使用したシートより安価で耐水性と脱臭機能を
有する脱臭機能を有する素材9を得ることができる。前
記間隔保持部材3とともに図4に示すようなシングルフ
ェーサ装置に送り込み熱交換器構成部材6を構成する。
【0022】多孔質部材7の片面に空気遮蔽性、透湿性
の高いポリウレタンもしくはポリエチレングリコールを
含んだポリエステルエラストマー素材等のポリエステル
系樹脂をコーティング、もしくは多孔質部材7の片面に
透湿性空気遮蔽膜を形成する有機材料(例えば上記ポリ
エステルエラストマー素材等のポリエステル系樹脂)を
用いた樹脂フィルムをラミネート加工、もしくは多孔質
部材7の片面に上記と同様な樹脂フィルムを接着して耐
水性の透湿膜8を形成して、これら多孔質部材7および
透湿膜8で仕切部材2の素材としている。
【0023】仕切部材2と間隔保持部材3とについて
は、仕切部材2を構成する透湿膜8と間隔保持部材3と
を接着してもよいが、透湿膜8を10〜20μm程度の
ポリエステル系のフィルムで形成し、間隔保持部材3
に、同系統のポリエステル繊維と活性炭繊維とを混抄し
た混抄材を用いれば、接着剤を用いることなく熱融着に
よってコルゲート加工を行なうことができるので、さら
に高速で加工することができるようになる。
【0024】多孔質部材7は、耐水性の高いポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の
ポリエステル又はポリオレフィン等の不織布や金属繊維
およびガラス繊維が選ばれる。また、セルロース繊維に
樹脂繊維を混抄したり、樹脂等をバインダーとして混入
したものでもよい。
【0025】前記熱交換器を使用し経年により活性炭の
吸着が飽和に達した場合、熱交換器を約70〜80℃の
温水に約10分浸漬し脱着工程を経て再生をおこなう。
前記工程により吸着能力は初期の約7割に回復すること
ができた。再生には高温水蒸気を用いる方法もあり同様
な効果を得ることができる。また、吸着された臭気が酸
性ガスの場合はアルカリ性溶液、吸着された臭気がアル
カリ性ガスの場合は酸性溶液に浸漬することで再生効果
を増すことができる。上記熱交換器の悪臭物質除去機能
の回復措置は業務用の熱交換換気装置の場合定期的に行
われるメンテナンス時に適宜行なうことができる。ま
た、熱交換器1を温水に浸すという比較的簡単な処理な
ので、家庭用の熱交換換気装置の場合は、除塵フィルタ
ーの掃除と同様の感覚でユーザ自身が汚れ度合いに応じ
て適宜行なっても良い。回復措置により熱交換器1は濡
れるので、適当な時間乾燥させてから熱交換換気装置に
収納するか、半乾きの状態で熱交換換気装置に収納し、
所定時間送風運転を行なって強制的に乾燥させる。
【0026】仕切部材2および間隔保持部材3に耐水機
能を持たせたことで従来の再生法である約150℃の温
風を数十分以上通過させる場合に給気パスと排気パスの
それぞれ別におこなう必要があり非常に手間だったもの
が、熱交換器を温水に約10分浸漬し脱着工程を経て再
生をおこなうことで済むためメンテナンス性が格段に向
上した。また、蒸気による再生法も採用できるようにな
った。前記工程により吸着能力は初期の約7割に回復す
ることができる。また、吸着された臭気が酸性ガスの場
合はアルカリ性溶液、吸着された臭気がアルカリ性ガス
の場合は酸性溶液に浸漬することで再生効果を増すこと
もできる。
【0027】安価な熱交換器を得る場合は、例えば仕切
部材は前記したように耐水機能を持たせた仕切部材2用
い、間隔保持部材3に外気を導入するパスにのみ耐水性
と脱臭機能を有する素材9を用い、排気パスには高価な
耐水性と脱臭機能を有する素材9を用いず前記した比較
的安価な多孔質部材7をもちい間隔保持部材3とすれ
ば、室外から快適な空気を導入することができ、熱交換
器として安価なものを得ることができる。また、排気に
のみ脱臭機能を持たせたい場合には前記と逆に排気パス
の間隔保持部材を用いてやれば同様に安価な熱交換器が
得られる。
【0028】さらに安価な脱臭機能を有する熱交換器を
得るためには、多孔質部材7に坪量が25〜150(g
/m2)の紙を用い、透湿膜8は水溶性高分子物質であ
るポリビニルアルコール(PVA)等を水に溶かし、さ
らに吸湿作用のある薬剤として塩化リチウム及び難燃剤
としてスルファミン酸グアニジンを混ぜて透湿膜形成用
の薬液としている。この透湿膜形成用の薬液をロールク
ォータを用いて脱臭機能を有する多孔質部材7の片面に
毎分約10〜50mのスピードで薬液塗布し、直ちに乾
燥させて仕切部材用の素材としたものをもちい、熱交換
器を構成する間隔保持部材3に外気を導入するパスにの
み脱臭機能を有する素材9を用いれば、室外から快適な
空気を導入することができ、熱交換器として安価なもの
を得ることができる。また、脱臭パスを片側にのみ構成
しているので再生には約130〜150℃の温風を脱臭
パスのみ通すだけでよくなるので従来の再生に比べて簡
易に行なえる。
【0029】また、排気にのみ脱臭機能を持たせたい場
合には前記と逆に排気パスの間隔保持部材を用いてやれ
ば同様に安価な熱交換器が得られる。なお、本実施の形
態においても、裁断した熱交換器構成部材6を間隔保持
部材3の波の目の方向を併行にして積層することによっ
て対向流型の熱交換器を得ることができる。
【0030】本実施の形態では二種の気流間で温度およ
び湿度を交換するいわゆる全熱交換型の熱交換器であ
る。このため、仕切部材および間隔保持部材は当然湿度
についても考慮されなければならない。上記のように仕
切部材および間隔保持部材を耐水構造にすれば、熱交換
器の温水による悪臭物質除去機能回復が図れるだけでな
く、耐湿性に優れた熱交換器にすることができる。
【0031】実施の形態2.図5は実施の形態1におけ
る熱交換器を搭載した熱交換換気装置を示す透視斜視
図、図6は図5の透視平面図、図7は図5および図6の
熱交換換気装置をエコーネットを通じてサービスセンタ
ーとネットワーク接続した状態を示すブロック図であ
る。図において、熱交換器1の構成は実施の形態1と同
一であるため、その説明を省略する。
【0032】図5、図6において、40は箱本体41と
筐体(図示せず)とから成る箱体で、吸込口42、43
と吹出口44、45が室内側と室外側のそれぞれに一組
ずつ設けられている。46および47はこの箱体内に上
記吸込口と上記吹出口との間で交差するよう設けられた
上記室内側吸込口42から上記室外側吹出口45に至る
排気通路および上記室外側吸込口43から上記室内側吹
出口44に至る給気通路、48はこの排気通路46に設
けられた排気流を形成する遠心送風機、49は上記給気
通路47に設けられた給気流を形成する遠心送風機、1
は上記交差部に設けられるとともに、上記箱体に挿脱可
能に設けられ、上記給気流と排気流との間で温度交換と
湿度交換をする耐水性の熱交換器、50は上記送風機4
8、49の羽根ケーシング、14は上記熱交換器1の挿
脱用開口を塞ぐカバーで、上記吸込口と上記吹出口が設
けられた側壁と異なる側壁に設けられている。15は上
記吸込口42、43と上記吹出口44、45に設けられ
た給気用および排気用ダクトの接続部材である。
【0033】箱体40内には仕切板16により各部屋が
設けられ、21は熱交換器1が挿入されることにより4
つの室17、18、19、20が形成される熱交換器
室、22は上記室17と仕切板16に開口23を設けて
連通された回転軸を熱交換器12の挿脱方向に対し直交
するように配設した排気用送風機48を内設した排気送
風機室で、羽根ケーシング50の端部に室外側吹出口4
5が設けられている。24は上記室18と仕切板16に
開口25をもうけて連通された回転軸を熱交換器1の挿
脱方向に対し直交するように配設した給気用送風機49
を内設した給気送風機室で、羽根ケーシング50の端部
に室内側吹出口44が設けられている。
【0034】26は上記室19と仕切板16に開口(図
示せず)を設けて連通された上記排気送風機室22下部
および側部材に設けられた室外側吸込室で、側壁に室外
側吸込口43が設けられている。27は上記室20と仕
切板16に開口28を設けて連通され上記給気送風機室
24の下部に設けられた室内側吸込室、29はこの室内
側吸込通路と開口30を設けて連通された室内側吸込室
で、側壁に室内側吸込口42が設けられている。31は
上記熱交換器室21の側部に設けられたバイパス通路
で、仕切板16に開口32、33を設けて上記室17を
介して上記排気送風機室22と上記室内側吸込室29が
連通されている。
【0035】34は上記室内吸込室29内に設けられた
ダンパで、開口30と開口33の何れか一方を開放し他
方を閉塞するように回動可能に形成され、回動は電磁石
あるいは電動機等により行われる。上記室内側吸込口4
2と上記室外側吹出口7は上記熱交換器1の挿脱方向に
直交する方向の上記箱体40の側壁に設けられ、この側
壁と対向する側壁に上記室外側吸込口43と上記室内側
吹出口44は設けられている。また、上記したように排
気用送風機48および給気用送風機49の電動機回転軸
は、熱交換器1の箱体40への挿脱方向に対して直交す
るように設けられ、羽根ケーシング50の関係から風を
熱交換器1の挿脱方向と平行になるように吐出させた後
直角に曲げ、上記室内側吹出口44および上記室外側吹
出口45から吹き出すようにしている。
【0036】51aは室17内で熱交換器1の挿脱用開
口がある側の側壁に設けられた臭気センサーで、熱交換
器1を通過した排気流の臭気濃度を検出している。51
bは室18室内で熱交換器1の挿脱用開口がある側の側
壁に設けられた臭気センサーで、熱交換器1を通過した
給気流の臭気濃度を検出している。52は臭気センサー
51bの側壁反対面側に設けられたコントロールボック
スで、臭気センサー51a、51bの検出信号を入力す
ると共に、検出結果をネットワークを介して出力する出
力手段を備えている。
【0037】図7は図5、図6の熱交換換気装置をさら
に電力線搬送を介して外部へと通信接続した場合の通信
手段を表すブロック図である。熱交換換気装置の様子
を、通信手段を介して外部のサービスセンタや携帯電話
などから把握可能としたものであり、図7には通信手段
として熱交換換気装置に電力を供給する電灯線を使用し
た場合の回路図の一例を示してある。図7において、5
2は熱交換換気装置のコントロールボックスであり、制
御部81および通信インターフェイス83を搭載してお
り制御部81の信号を通信インターフェイス83を通し
て電灯線に接続している。通信インターフェイス83は
例えば通信手段84、変・復調手段85、結合手段86
により構成されている。
【0038】82はコントローラであり各家の屋外ある
いは屋内に設置され通信インターフェイス87及びマイ
コン88およびモデム89を搭載している。90は電話
回線を管理する電話局、91はメンテナンス会社等のサ
ービスセンタ、92は携帯電話である。メンテナンス会
社等のサービスセンター91には熱交換換気装置の運転
状態を電力線、電話局等のネットワークを介して監視す
る遠隔監視手段と、ネットワークを介して熱交換換気装
置に熱交換器の乾燥運転を含む送風運転を行なわせる遠
隔操作手段と、予め熱交換器又は熱交換換気装置の種類
に応じた乾燥運転パターンを記憶する記憶手段とを備え
たコンピュータが設置されている。
【0039】通信手段84はコントローラ82より発信
された自分宛の受信電文を選別して内容を制御部81へ
送信する。また、逆に制御部81の指示により送信電文
を組み立ててコントローラ82へ送信する。送信電文は
たとえば発信元アドレス、送信先アドレス、内容(たと
えば室内の運転状態、臭気センサーの検出値)などで構
成されれいる。変・復調手段85はデジタル信号をアナ
ログ信号へ、また、アナログ信号をデジタル信号へデー
タを決められた変調方式により変調する変調回路であ
る。変調方式としてはたとえば振幅変調方式あるいは位
相変調方式が使用される。電灯線通信周波数帯は50k
Hz〜450kHzである。86はトランスなどを含み
信号の絶縁を行う結合手段であり、電灯線に制御部81
の信号を伝達する。
【0040】電灯線に伝わった信号は屋内あるいは屋外
に設けられた通信インターフェイス87を備えたコント
ローラ82によりモデム89、電話局90などを通して
電話回線や衛星回線などにより外部のサービスセンタ9
1あるいは携帯電話92などへ連絡される。熱交換換気
装置が複数台電灯線に接続されていても制御基板93に
搭載されている通信インターフェイス(図示せず)を介
してコントローラ82に電文が送信される。コントロー
ラ82は電文がどの機器から発信されたものかを送信元
アドレスより判断しどの熱交換換気装置が設置された部
屋でどのような状態変化があったかなどを判断できる。
【0041】臭気センサー51によって検出された臭気
濃度が回復措置を必要とするレベルである所定値を越え
た場合や熱交換換気装置自体の異常があると判断した場
合、制御部81が熱交換器メンテナンス時期あるいは熱
交換換気装置自体の異常であることを表す識別信号を出
力する。この識別信号が通信インターフェイス83を介
して電灯線に載って外部サービスセンタ91あるいは携
帯電話92へ通報される。
【0042】通報されたサービスセンタ91は直ちに熱
交換換気装置の運転状態を監視し、客先と連絡確認の
上、熱交換換気装置の運転を停止させるなどのサービス
を実施する。尚、熱交換器の悪臭物質除去機能の回復措
置だけであれば、直ちに運転を停止しなくても良い場合
が殆どなので、その場合には回復措置を行なう旨客先に
連絡し、運転は継続させても良い。このようにして即座
にサービスセンタ91よりのサービスが受けられること
となり、信頼性の高い熱交換換気装置が得られる。さら
に通信手段として既存の電灯線を使用するようにしたの
で特別な配線を必要とせず安価にできる。
【0043】また、サービスセンタ91へ通報するとと
もに携帯電話92にも通報するようにしたので、外出先
でも情報が確認でき早急に対応可能となる。さらに、サ
ービスセンタ91または携帯電話92に熱交換換気装置
の運転状態(たとえば熱交換換気運転又はバイパス運転
か、室内・外送風機は運転中か、室内温度など)を表示
し、サービスセンタ91または携帯電話92から熱交換
換気装置の運転を制御(熱交換換気装置のON/OF
F、運転切替、送風量、風向の制御など)できるように
しておけば、熱交換換気装置の異常の場合にサービスセ
ンタ91または携帯電話92から熱交換換気装置を停止
させることができ、外出先にいながら熱交換換気装置の
損傷を最小限に抑えることが可能となる。
【0044】さらに、臭気センサーの誤動作かどうかを
確認するために送風量を変化させて熱交換器の通過風量
の変化に対し臭気の検出値が変化するかどうかを確認す
ることができる。したがって、確認後に熱交換換気装置
の運転を制御(運転停止や送風機の停止など)させるこ
とができ、誤動作での熱交換換気装置の停止による室内
環境の悪化を防止できる。
【0045】上述した以外の不具合(たとえばフィルタ
ー目詰まりなど)においても同様に通信手段により通報
すれば信頼性は一層向上し、安心して使える商品を提供
できる。また本実施の形態では通信手段に電灯線を使用
したが、既存の電話回線やISDN回線を使用したイン
ターネットや電子メール、無線通信、赤外線通信、衛星
通信などでも同様の効果が得られる。
【0046】通信手段として無線通信(あるいは赤外線
通信)を利用する場合は、コントローラ82に無線通信
(あるいは赤外線通信)用の通信インターフェイス94
を搭載しておけば無線通信(あるいは赤外線通信)と電
灯線通信を併用しても個々の通信インターフェイスがど
の機器の電文か判断してサービスセンタ91や携帯電話
92に通報する。また、逆にサービスセンタ91や携帯
電話92から指示があった場合でもコントローラ82内
のマイコン88および通信インターフェイス87、94
によって各機器に指示内容が伝達される。
【0047】実施の形態3.上記実施の形態2におい
て、サービスセンター91から客先へ派遣されたサービ
スマンが実施の形態1のように熱交換器1を温水に浸漬
する等の処置を行ない、熱交換器1の悪臭物質除去機能
の回復措置を行なう。ところで、温水に浸した熱交換器
1は充分乾燥させてから使用する必要があるが、ドライ
や等で乾燥させるとその分メンテナンスに時間がかか
る。半乾きの状態で熱交換器1を熱交換換気装置に装着
し、送風運転を行なって乾かす方法があるが、この場合
でもサービスマンは熱交換器1が乾燥したところで送風
運転を停止しなければならないので、結局熱交換器が乾
くまで客先にいなければならない。
【0048】そこで上記実施の形態2のネットワークシ
ステムを使うことで、メンテナンスを効率的に行なうこ
とができる。サービスマンは熱交換器1を温水に浸漬す
る等の処置を行なった後、半乾きの熱交換器1を熱交換
換気装置に装着し、送風運転を開始すると共にその旨を
サービスセンター91に連絡する。連絡を受けたサービ
スセンター91はサービスセンターのコンピュータに予
め記憶された熱交換器1や熱交換換気装置の型番と対応
する乾燥運転に関するデータから、送風運転によって熱
交換器1が乾く時間を把握でき、乾燥に充分な時間が経
過したところで送風運転を終了するようネットワークを
介して遠隔操作し、熱交換換気装置の送風運転を停止さ
せる。
【0049】このような遠隔操作によって、サービスマ
ンは必ずしも熱交換器1が乾くまで客先に居る必要はな
く、次の作業に従事することが可能になるから、作業が
効率化される。また、サービスマンの拘束時間を短くで
きるので、メンテナンス費用の低減が図れる。
【0050】尚、サービスマンは熱交換器1を熱交換換
気装置に装着後直ちに送風運転を行なう必要は必ずしも
ない。例えば、春秋のような気候が温暖でバイパス運転
による換気で充分な時期であれば、客先の熱交換換気装
置が使用されず、居室に誰もいない深夜等に実施の形態
2のシステムを用いて熱交換換気装置を送風運転させ、
熱交換器1を乾燥させてもよい。このようにすれば、乾
燥運転のために湿った空気が居室内に侵入しても不快感
を与えることがない。また、ヒータや冷凍サイクルによ
る空調運転と併用運転できる場合には、これらを使って
乾燥をより促進させるような運転状態にしても良い。
【0051】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。この発明
に係る熱交換器は、間隔保持部材で間隔を保持された仕
切部材を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流
の間で前記仕切部材を介して熱交換する熱交換器におい
て、前記間隔保持部材および仕切部材に耐水性を持た
せ、少なくとも間隔保持部材は気流に含まれる悪臭物質
の除去機能を有すると共に前記悪臭物質の除去機能の経
年劣化が水又は溶液によって回復可能ななので、メンテ
ナンスが容易になる。
【0052】また、耐水性のある多孔質部材の片面に空
気遮蔽性、透湿性が高く耐水性のあるポリウレタンもし
くはポリエチレングリコールを含んだポリエステルエラ
ストマー素材等の樹脂膜をコーティングまたはラミネー
ト加工または接着して透湿性空気遮蔽膜を形成するシー
トを前記仕切部材素材に使用したので、耐水性に優れ、
温度および湿度を交換するいわゆる全熱交換機に適した
使用にできる。
【0053】また、前記間隔保持部材は前記仕切部材素
材と同系統の樹脂繊維が混抄され、前記仕切部材の樹脂
膜とコルゲート状に熱融着されているので、熱交換器の
高速加工が可能になる。
【0054】また、間隔保持部材で間隔を保持された仕
切部材を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流
の間で前記仕切部材を介して熱交換する熱交換器におい
て、一方の気流を通過させる前記間隔保持部材にのみ気
流に含まれる悪臭物質の除去機能をもたせると共に前記
悪臭物質の除去機能の経年劣化が水又は溶液によって回
復可能なので、低コストにできると共に回復措置が容易
になる。
【0055】また、この発明に係る熱交換器の機能回復
方法は、上記何れかの熱交換器を水又は溶液によって濡
らし、悪臭物質の除去機能を回復させるステップと、濡
れた熱交換器を熱交換換気装置に装着するステップと、
装着された熱交換器を送風または暖房または除湿運転に
よって乾燥させるステップとを備えたので、熱交換器の
悪臭物質の除去機能回復とその後の乾燥を素早く行なう
ことができる。
【0056】また、この発明に係る熱交換換気装置は、
内部に形成された給気通路および排気通路と、これら給
気通路と排気通路との交差部に挿脱可能に設けられ給気
流と排気流とを二種の気流として熱交換する上記何れか
の熱交換器と、前記熱交換器の気流吐出側に設けられた
臭気センサーと、この臭気センサーの臭気検出値が所定
値以上となった場合に前記熱交換器の悪臭物質の除去機
能が回復措置時期であることをネットワークを介してサ
ービスセンターへ出力する出力手段とを備えたので、熱
交換器の悪臭物質除去機能回復措置を適切に行なうこと
ができる。
【0057】また、この発明に係る熱交換換気装置のメ
ンテナンスシステムは、上記何れか記載の熱交換器を備
えた熱交換換気装置の運転状態をネットワークを介して
監視する遠隔監視手段と、ネットワークを介して前記熱
交換換気装置に前記熱交換器の乾燥運転を行なわせる遠
隔操作手段とを備えので、熱交換器の乾燥を遠隔操作に
よって行なうことが可能になる。
【0058】また、熱交換器又は熱交換換気装置の種類
に応じた乾燥運転パターンを記憶する記憶手段を備え、
前記遠隔操作手段はこの乾燥運転パターンに基づいて乾
燥運転を行なわせるので、遠隔操作により効率的な熱交
換器の乾燥が行なえる。
【0059】また、悪臭物質の除去機能の回復措置が行
われた熱交換器の情報を記憶する記憶手段を備え、前記
遠隔操作手段は、前記遠隔監視手段によって検出された
前記熱交換換気装置の運転状態に応じて悪臭物質の除去
機能の回復措置が行われた前記熱交換器の乾燥運転を行
なわせるので、居室内を快適に保ちながら熱交換器を乾
燥させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における熱交換器を
示す斜視図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における熱交換器構
成部材を示す斜視図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における熱交換器構
成部材の拡大端面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1における熱交換器構
成部材の製造方法のコルゲート加工を示す構成図であ
る。
【図5】 この発明の実施の形態2における熱交換換気
装置を示す透視斜視図である。
【図6】 この発明の実施の形態2における熱交換換気
装置を示す透視平面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2、3における熱交換
換気装置をサービスセンターとネットワーク接続した状
態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 熱交換器、 2 仕切部材、 3 間隔保持部材、
4 流体通路、 5流体通路、 6 熱交換器構成部
材、 7 耐水性多孔質部材、 8 耐水性透湿膜、
9 耐水性と脱臭機能を有する素材、 51 臭気セン
サー、 52コントロールボックス、 91 サービス
センター。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 間隔保持部材で間隔を保持された仕切部
    材を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流の間
    で前記仕切部材を介して熱交換する熱交換器において、
    前記間隔保持部材および仕切部材に耐水性を持たせ、少
    なくとも間隔保持部材は気流に含まれる悪臭物質の除去
    機能を有すると共に前記悪臭物質の除去機能の経年劣化
    が水又は溶液によって回復可能なことを特徴とする熱交
    換器。
  2. 【請求項2】 耐水性のある多孔質部材の片面に空気遮
    蔽性、透湿性が高く耐水性のあるポリウレタンもしくは
    ポリエチレングリコールを含んだポリエステルエラスト
    マー素材等の樹脂膜をコーティングまたはラミネート加
    工または接着して透湿性空気遮蔽膜を形成するシートを
    前記仕切部材素材に使用したことを特徴とする請求項1
    記載の熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記間隔保持部材は前記仕切部材素材と
    同系統の樹脂繊維が混抄され、前記仕切部材の樹脂膜と
    コルゲート状に熱融着されていることを特徴とする請求
    項2記載の熱交換器。
  4. 【請求項4】 間隔保持部材で間隔を保持された仕切部
    材を隔てて二種の気流を流通させ、この二種の気流の間
    で前記仕切部材を介して熱交換する熱交換器において、
    一方の気流を通過させる前記間隔保持部材にのみ気流に
    含まれる悪臭物質の除去機能をもたせると共に前記悪臭
    物質の除去機能の経年劣化が水又は溶液によって回復可
    能なことを特徴とする熱交換器。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の熱交換
    器を水又は溶液によって濡らし、悪臭物質の除去機能を
    回復させるステップと、濡れた熱交換器を熱交換換気装
    置に装着するステップと、装着された熱交換器を送風ま
    たは暖房または除湿運転によって乾燥させるステップと
    を備えたことを特徴とする熱交換器の機能回復方法。
  6. 【請求項6】 内部に形成された給気通路および排気通
    路と、これら給気通路と排気通路との交差部に挿脱可能
    に設けられ給気流と排気流とを二種の気流として熱交換
    する請求項1乃至4の何れかに記載の熱交換器と、前記
    熱交換器の気流吐出側に設けられた臭気センサーと、こ
    の臭気センサーの臭気検出値が所定値以上となった場合
    に前記熱交換器の悪臭物質の除去機能が回復措置時期で
    あることをネットワークを介してサービスセンターへ出
    力する出力手段とを備えたことを特徴とする熱交換換気
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4の何れかに記載の熱交換
    器を備えた熱交換換気装置の運転状態をネットワークを
    介して監視する遠隔監視手段と、ネットワークを介して
    前記熱交換換気装置に前記熱交換器の乾燥運転を行なわ
    せる遠隔操作手段とを備えたことを特徴とする熱交換換
    気装置のメンテナンスシステム。
  8. 【請求項8】 ことを特徴とする請求項7記載の熱交換
    換気装置のメンテナンスシステム。
  9. 【請求項9】 悪臭物質の除去機能の回復措置が行われ
    た熱交換器の情報を記憶する記憶手段を備え、前記遠隔
    操作手段は、前記遠隔監視手段によって検出された前記
    熱交換換気装置の運転状態に応じて悪臭物質の除去機能
    の回復措置が行われた前記熱交換器の乾燥運転を行なわ
    せることを特徴とする請求項7記載の熱交換換気装置の
    メンテナンスシステム。
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