JP2002227979A - 車両用自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の油圧制御装置

Info

Publication number
JP2002227979A
JP2002227979A JP2001028511A JP2001028511A JP2002227979A JP 2002227979 A JP2002227979 A JP 2002227979A JP 2001028511 A JP2001028511 A JP 2001028511A JP 2001028511 A JP2001028511 A JP 2001028511A JP 2002227979 A JP2002227979 A JP 2002227979A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic
vehicle
oil
required amount
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001028511A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3487291B2 (ja
Inventor
Hiroatsu Endo
弘淳 遠藤
Tatsuya Ozeki
竜哉 尾関
Arata Murakami
新 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001028511A priority Critical patent/JP3487291B2/ja
Publication of JP2002227979A publication Critical patent/JP2002227979A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3487291B2 publication Critical patent/JP3487291B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費をそれほど増大させることなく作動
油必要量の急増に対処できる車両用自動変速機の油圧制
御装置を提供する。 【解決手段】 オイルクーラ流量減少制御手段138に
より、作動油必要量増大判定手段130によって第2油
圧ポンプ54からパワートレーン用油圧制御回路48へ
圧送される作動油の必要量が増大した車両状態であると
判定された場合には、オイルクーラ89の流量が減少さ
せられることによりそのオイルクーラ89の流量減少分
だけ油圧制御回路48内の作動油量が増加するので、第
2油圧ポンプ48の回転速度増加だけでまかなう必要が
なくなるとともに、第2油圧ポンプ48を駆動するため
の電力消費をそれほど増大させることなく作動油必要量
の急増に対処でき、車両における発電量もその分だけ少
なくされて車両の燃費が向上させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用自動変速機
の油圧制御装置に関し、特に電動油圧オンプから作動油
の供給を受ける油圧制御回路において作動油必要量の急
増時にオイルクーラを通過する還流量を減少させること
により、油圧ポンプから吐出量を急増させる負担を減少
させる技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機はその変速比を切り換
えるための油圧アクチュエータを備え、その油圧アクチ
ュエータを制御するための油圧制御装置が設けられてい
る。この油圧制御装置の油圧源として機能する油圧ポン
プが電動モータにより或いはエンジンにより回転駆動さ
れるようになっている。このような油圧制御装置におい
て、たとえば急変速が必要とされる場合のように作動油
必要量が急増した場合において、上記油圧ポンプがエン
ジンにより回転駆動される場合は、ポンプ回転数が制限
されるため、作動油必要量急増に備えてライン圧を予め
高く設定されるため、大型のポンプが必要とされる。
【0003】これに対し、上記油圧ポンプをたとえば電
動モータのような駆動源を用いてエンジンとは独立に回
転駆動されるようにし、定常走行時に比較して、変速時
には電動モータにより油圧ポンプを高速回転させて吐出
量を増大させる油圧制御装置が提案されている。たとえ
ば、特開平11−189073号公報に記載された装置
がそれである。これによれば、必要なときだけ作動油が
増大させられるので、常時、ポンプ吐出量を高くする必
要がない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の油圧制御装置によれば、吐出量増大分をすべて電動
ポンプの回転増加により専らまかなうように構成されて
いるため、エネルギー消費が増大するとともにそれに関
連して車両の燃費が低下するという欠点があった。
【0005】本発明は以上の事情を背景として為された
ものであり、その目的とするところは、エネルギー消費
をそれほど増大させることなく作動油必要量の急増に対
処できる車両用自動変速機の油圧制御装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するための本発明の要旨とするところは、油圧ポンプか
ら圧送された作動油を用いて自動変速機を制御し、作動
油の余剰分を戻し油路を通して還流させる形式の車両用
自動変速機の油圧制御装置であって、(a) 前記油圧ポン
プから圧送される作動油の必要量が増大した車両状態で
あるか否かを判定する作動油必要量増大判定手段と、
(b) その作動油必要量増大判定手段により前記油圧ポン
プから圧送される作動油の必要量が増大した車両状態で
あると判定された場合には、前記戻し油路の流量を減少
させる還流流量減少制御手段とを、含むことにある。
【0007】
【第1発明の効果】このようにすれば、還流流量減少制
御手段により、作動油必要量増大判定手段によって前記
油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増大した車
両状態であると判定された場合において前記戻し油路の
還流流量が減少させられることから、その還流流量の流
量減少分だけ油圧制御回路内の作動油量が増加して油圧
ポンプの回転速度増加だけでまかなう必要がなくなるの
で、油圧ポンプを駆動するためのエネルギー消費をそれ
ほど増大させることなく作動油必要量の急増に対処で
き、車両における発電量もその分だけ少なくされて車両
の燃費が向上させられる。
【0008】
【課題を解決するための第2の手段】かかる目的を達成
するための本発明の要旨とするところは、油圧ポンプか
ら圧送された作動油を用いて自動変速機を制御し、作動
油の余剰分をオイルクーラを通して還流させる形式の車
両用自動変速機の油圧制御装置であって、(a) 前記油圧
ポンプから圧送される作動油の必要量が増大した車両状
態であるか否かを判定する作動油必要量増大判定手段
と、(b) その作動油必要量増大判定手段により前記油圧
ポンプから圧送される作動油の必要量が増大した車両状
態であると判定された場合には、前記オイルクーラの流
量を減少させるオイルクーラ流量減少制御手段とを、含
むことにある。
【0009】
【第2発明の効果】このようにすれば、オイルクーラ流
量減少制御手段により、作動油必要量増大判定手段によ
って前記油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増
大した車両状態であると判定された場合において前記オ
イルクーラの流量が減少させられることから、そのオイ
ルクーラの流量減少分だけ油圧制御回路内の作動油量が
増加して油圧ポンプの回転速度増加だけでまかなう必要
がなくなるので、油圧ポンプを駆動するためのエネルギ
ー消費をそれほど増大させることなく作動油必要量の急
増に対処でき、車両における発電量もその分だけ少なく
されて車両の燃費が向上させられる。
【0010】
【発明の他の態様】ここで、好適には、前記自動変速機
は、有効径が可変な1対の可変プーリに伝動ベルトが巻
き掛けられ、その可変プーリは油圧アクチュエータによ
ってその有効径が変化させられるベルト式無段変速機で
ある。このようにすれば、変速時において比較的大量の
作動を必要とするベルト式無段変速機の油圧制御装置に
おいて、電動油圧ポンプを駆動するための電力消費をそ
れほど増大させることなく変速による作動油必要量の急
増に対処でき、車両における発電量もその分だけ少なく
されて車両の燃費が向上させられる。
【0011】また、好適には、前記作動油必要量増大判
定手段は、アクセルペダルを大きく踏み込んだキックダ
ウン操作時、シフトレバーの操作によって変速比が変更
されるマニアル変速操作時、または急制動操作による急
減速時において、前記油圧ポンプから圧送される作動油
の必要量が増大した車両状態であると判定するものであ
る。このようにすれば、アクセルペダルを大きく踏み込
んだキックダウン操作時、シフトレバーの操作によって
変速比が変更されるマニアル変速操作時、または急制動
操作による急減速時において、電動油圧ポンプを駆動す
るための電力消費をそれほど増大させることなく作動油
必要量の急増に対処でき、車両における発電量もその分
だけ少なくされて車両の燃費が向上させられる。
【0012】また、好適には、前記オイルクーラに直接
に接続された絞りと、その絞りに並列に接続されて開閉
作動させられるバイパス弁とが備えられ、前記オイルク
ーラ流量減少制御手段は、そのバイパス弁を閉じること
により前記オイルクーラの流量を減少させるものであ
る。このようにすれば、油圧ポンプの回転を上昇させる
場合に比較して速やかに作動油必要量が確保される利点
がある。
【0013】また、好適には、前記油圧ポンプは電動モ
ータにより回転駆動されるものである。このようにすれ
ば、油圧ポンプを駆動するための電力消費を増大させる
ことなく作動油必要量の急増に対処することが出来る。
【0014】
【発明の好適な実施の形態】以下、本発明の実施例を図
面を参照しつつ詳細に説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施例の自動変速機の
油圧制御装置を備えた車両の駆動装置すなわち動力伝達
装置10を示している。この動力伝達装置10は、所謂
ハイブリッド車両用の動力伝達装置であって、その構成
を概略示す骨子図である。動力伝達装置10は、燃料の
燃焼で動力を発生する内燃機関等のエンジン14、電動
モータおよび発電機として用いられるモータジェネレー
タ16、およびダブルピニオン型の遊星歯車装置18、
自動変速機12を備えて構成されており、FF(フロン
トエンジン・フロントドライブ)車両などに横置きに搭
載されて使用される。遊星歯車装置18のサンギヤ18
sにはエンジン14が連結され、キャリア18cにはモ
ータジェネレータ16が連結され、リングギヤ18rは
第1ブレーキB1を介して位置固定のケース(変速機ハ
ウジング)20に連結されるようになっている。また、
互いにかみ合い且つ上記リングギヤ18rおよびサンギ
ヤ18sにかみ合う1対のピニオン(遊星ギヤ)18p
を回転可能に支持するキャリア18cは第1クラッチC
1を介して自動変速機12の入力軸22に連結され、リ
ングギヤ18rは第2クラッチC2を介して入力軸22
に連結されるようになっている。上記エンジン14およ
びモータジェネレータ16は車両の原動機に対応し、モ
ータジェネレータ16および遊星歯車装置18は歯車式
の動力合成分配装置或いは電気トルコンに対応し、サン
ギヤ18sは第1回転要素、キャリア18cは第2回転
要素、リングギヤ18rは第3回転要素に相当してい
る。
【0016】上記自動変速機12は、本実施例ではベル
ト式無段変速機であり、入力軸22に設けられた有効径
が可変の入力側可変プーリ24と、出力軸26に設けら
れた有効径が可変の出力側可変プーリ28と、それら入
力側可変プーリ24および出力側可変プーリ28に巻き
掛けられた伝動ベルト30とを備えている。この図示し
ない変速用油圧アクチュエータによって上記入力側可変
プーリ24の有効径が変化させられることにより変速比
γ(=入力軸回転速度NIN/出力軸回転速度N OUT )が
制御され、図示しない張力制御用油圧アクチュエータに
よって上記出力側可変プーリ28の有効径が変化させら
れることにより伝動ベルト30の張力すなわち挟圧力が
必要かつ十分に制御されるようになっている。そして、
その出力軸26からカウンタ歯車36を経て差動装置3
8の大径ギヤ40に動力が伝達され、その差動装置38
により左右の駆動輪(本実施例では前輪)42に動力が
分配される。
【0017】図2は、上記車両に設けられた油圧制御装
置44の構成を説明する図である。この油圧制御装置4
4は、パワーステアリング用の油圧制御回路46、パワ
ートレーン用(変速および走行モード切換用)油圧制御
回路48を備えている。上記油圧制御装置44には、共
通の電動モータ50によって回転駆動されるパワーステ
アリング用の第1油圧ポンプ52および変速および走行
モード切換用の第2油圧ポンプ54が設けられている。
図3は、それら電動モータ50、第1油圧ポンプ52、
および第2油圧ポンプ54が一体的に構成された電動油
圧ポンプの例を示している。図3において、内周面にス
テータコイル56を備えたモータハウジング58内に
は、ベアリングによって回転可能に支持されたシャフト
60の長手方向の中央部に固定された回転子62が収容
されており、そのモータハウジング58に固定された第
1油圧ポンプ52のおよび第2油圧ポンプ54の厚肉円
板状のロータ64および66がそのシャフト60の両端
部にそれぞれ連結されている。各第1油圧ポンプ52の
および第2油圧ポンプ54のハウジング68および70
は上記モータハウジング58に固定されており、それら
ハウジング68および70内には、ロータ64および6
6を嵌め入れてそれらの外周面との間に1対の円弧状或
いは三日月状の空間kを形勢する円筒状のカムリング7
2および74が嵌め着けられている。
【0018】図4に詳しく示すように、上記ロータ64
および66は、その外周面から径方向に突き出し可能な
複数枚のベーン(羽根)76を備えて、カムリング72
および74内に形成されたポンプ室内に収容されてお
り、そのポンプ室内のロータ64および66の外周面と
カムリング72および74の内周面との間には、周方向
に向かうに従って断面積が増減する三日月状の空間kが
形成されている。これにより、ロータ64および66の
回転に伴ってその外周面から突き出すベーン76の先端
がカムリング72および74の内周面78に摺接しつつ
上記三日月状の空間kを通過することにより、第1油圧
ポンプ52、および第2油圧ポンプ54において、作動
油の吸引および圧送が行われるようになっている。
【0019】図2に戻って、第1油圧ポンプ52は、オ
イルタンク80内へ還流した作動油をライン油路82へ
圧送する。第2油圧ポンプ54もオイルタンク80内へ
還流した作動油を逆止弁84を介してライン油路82へ
圧送する。ライン圧調圧弁86は、リリーフ弁形式の弁
であり、たとえば電子制御装置からの指令に従って逃が
し油量を調節することによりライン圧を調節し、所定の
ライン圧を発生させる。潤滑圧調圧弁88は、ライン圧
調圧弁86から流出させられた余剰分の作動油の圧力を
潤滑油として送ることができる予め設定された圧に調圧
し、この調圧のために流出させた余剰作動油を第1戻し
油路85を通して第2油圧ポンプ54の吸入ポートに還
流させる。上記ライン圧調圧弁86と潤滑圧調圧弁88
との間には、潤滑油を冷却させるための第2戻し油路8
7が設けられ、その第2戻し油路87に設けられたオイ
ルクーラ89を通しても作動油がオイルタンク80内へ
還流させられるようになっている。上記潤滑油調圧弁8
8或いはライン圧調圧弁86とオイルクーラ89との間
には、絞り91およびクーラコントロール(バイパス)
弁93が並列に設けられており、そのクーラコントロー
ル弁93が開閉されることにより、オイルクーラ89の
流量が切り換えられるようになっている。上記クーラコ
ントロール弁93は、たとえばハイブリッド用電子制御
装置122からの指令に従って作動する図示しない電磁
弁により切換制御される。
【0020】前記パワーステアリング用の油圧制御回路
46は、上記ライン油路82を通して供給される作動油
を、ステアリングホイール90により操作されるロータ
リバルブ92を用いて、前輪の操舵を助勢するステアリ
ングアシフトシリンダ94へ供給し、ステアリングホイ
ール90に加えられる操舵力に応じた駆動力を発生させ
る。
【0021】図5は、前記パワートレーン用油圧制御回
路48の要部を示す図であり、何れも油圧アクチュエー
タによって摩擦係合させられる湿式多板式の油圧式摩擦
係合装置である前記クラッチC1、C2および第1ブレ
ーキB1を制御するように構成されている。図5におい
て、前記電動モータ50およびそれにより駆動される第
2油圧ポンプ54から成る電動ポンプで発生させられ且
つ調圧弁86により調圧された元圧PCが、マニュアル
バルブ98を介してシフトレバー100のシフトポジシ
ョンに応じて各クラッチC1、C2、ブレーキB1へ供
給されるようになっている。シフトレバー100は、運
転者によって操作されるシフト操作部材であり、複数の
操作位置、本実施例では「B」、「D」、「N」、
「R」、「P」の5つのシフトポジションに択一的に操
作されるようになっており、マニュアルバルブ98は機
械的にシフトレバー100に連結されて、そのシフトレ
バー100の操作に従って切り換えられるようになって
いる。
【0022】上記「B」ポジションは、前進走行時に変
速機12のダウンシフトなどにより比較的大きな動力源
ブレーキが発生させられるシフトポジションで、「D」
ポジションは前進走行するシフトポジションであり、こ
れ等のシフトポジションでは出力ポート98aからクラ
ッチC1およびC2へ元圧PCが供給される。第1クラ
ッチC1へは、シャトル弁102を介して元圧PCが供
給されるようになっている。「N」ポジションは動力源
からの動力伝達を遮断するシフトポジションで、「R」
ポジションは後進走行するシフトポジションで、「P」
ポジションは動力源からの動力伝達を遮断するとともに
図示しないパーキングロック装置により機械的に駆動輪
の回転を阻止するシフトポジションであり、これ等のシ
フトポジションでは出力ポート98bから第1ブレーキ
B1へ元圧PCが供給される。また、「R」ポジション
では、出力ポート98bから出力された元圧PCは戻し
ポート98cおよび出力ポート98dを経るとともに、
シャトル弁102およびコントロール弁104を通して
第1クラッチC1へ元圧PCが供給されるようになって
いる。
【0023】クラッチC1、C2、およびブレーキB1
には、それぞれコントロール弁104、106、108
が設けられ、それ等により第1クラッチC1の油圧PC
1、第2クラッチC2の油圧PC2、ブレーキB1の油圧
PB1が独立に制御されるようになっている。クラッチC
1の油圧PC1についてはON−OFF電磁弁110によ
って調圧され、クラッチC2およびブレーキB1につい
てはリニアソレノイド弁112によって調圧されるよう
になっている。
【0024】そして、前記ハイブリッド車両の動力伝達
装置10では、上記クラッチC1、C2、およびブレー
キB1の作動状態に応じて、図6に示す各走行モードが
成立させられる。すなわち、「B」ポジションまたは
「D」ポジションでは、「ETCモード」、「直結モー
ド」、「モータ走行モード(前進)」の何れかが成立さ
せられ、「ETCモード」では、第2クラッチC2を係
合するとともに第1クラッチC1および第1ブレーキB
1を開放した状態、言い換えればサンギヤ18s、キャ
リア18c、およびリングギヤ18rが相対回転可能な
状態で、エンジン14およびモータジェネレータ16を
共に作動させてサンギヤ18sおよびキャリア18cに
トルクを加え、リングギヤ18rを回転させて車両を前
進走行させる。「直結モード」では、クラッチC1、C
2を係合するとともに第1ブレーキB1を開放した状態
で、エンジン14を作動させて車両を前進走行させる。
また、「モータ走行モード(前進)」では、第1クラッ
チC1を係合するとともに第2クラッチC2および第1
ブレーキB1を開放した状態で、モータジェネレータ1
6を作動させて車両を前進走行させる。「モータ走行モ
ード(前進)」ではまた、アクセルOFF時などにモー
タジェネレータ16を回生制御することにより、車両の
運動エネルギーで発電してバッテリ114(図7参照)
を充電するとともに車両に制動力を発生させることがで
きる。
【0025】図7は、本実施例のハイブリッド車両に備
えられた電子制御装置の要部を示している。図7におい
て、ブレーキ用電子制御装置118は、CPU、RA
M、ROM、入出力インターフェースなどを含む所謂マ
イクロコンピュータから構成されており、図示しないセ
ンサから、ステアリングホイール90或いは前輪の舵角
θST、ブレーキペダルの操作により発生させられるブレ
ーキ操作信号B、前後輪の各車輪速度VW 、ヨーレート
Yなどが入力される。ブレーキ用電子制御装置118の
CPUは、予め記憶されたプログラムに従って入力信号
を処理し、特に低μ路の制動時において車両挙動を安定
させるアンチロックブレーキ制御や、特に低μ路の旋回
走行時においてオーバステア或いはアンダーステアを抑
制して車両挙動を安定させる旋回挙動制御などを実行す
る。自動変速用電子制御装置120も、上記同様のマイ
クロコンピュータから構成されており、図示しないセン
サから、車速V、入力軸回転速度NIN、出力軸回転速度
OUT 、アクセルペダル操作量θACC 、シフトレバー1
00のシフト位置PSHや、油温センサ121により検出
されたパワーステアリング用の油圧制御回路46或いは
パワートレーン用油圧制御回路48の作動油の温度T
OIL などが入力される。自動変速用電子制御装置120
のCPUは、予め記憶されたプログラムに従って入力信
号を処理し、アクセルペダル操作量θACC および車速V
に基づいて目標変速比γM を決定し、自動変速機12の
実際の変速比γをその目標変速比γM と一致するように
制御して、動力の発生或いは伝達の効率を高めるための
最適な変速比γとする。
【0026】ハイブリッド用電子制御装置122も上記
同様のマイクロコンピュータから構成されるとともに、
ブレーキ用電子制御装置118および自動変速用電子制
御装置120との間で通信回線を介して接続されてお
り、必要な信号が相互に授受されるようになっている。
このハイブリッド用電子制御装置122には、バッテリ
114の充電残量SOC、電動モータ50の回転速度な
どの信号が入力されるようになっており、このハイブリ
ッド用電子制御装置122のCPUは、予め記憶された
プログラムに従って入力信号を処理し、図6の走行モー
ドのいずれかをシフトレバー100の操作位置、バッテ
リ114の充電残量SOC、アクセルペダル操作量θ
ACC 、ブレーキ操作信号などに基づいて選択し、選択し
た走行モードが成立するようにON−OFF電磁弁11
0およびリニアソレノイド弁112を用いてクラッチC
1およびC2或いはブレーキB1の係合圧を制御する。
また、ハイブリッド用電子制御装置122は、ブレーキ
B1を係合させた状態でモータジェネレータ16を回転
駆動することによりエンジン14を始動させるスタータ
制御を実行する。また、ハイブリッド用電子制御装置1
22は、油圧制御装置44の油圧源として機能する第1
油圧ポンプ52および第2油圧ポンプ54の回転速度、
すなわちそれらを駆動する共通の電動モータ50の回転
速度NOPを必要かつ十分に制御する。インバータ124
は、上記ハイブリッド用電子制御装置122から指令に
従って、回生制御によりモータジェネレータ16から出
力された発電エネルギを用いてバッテリ114の充電を
充電するとともに、電動モータ50の回転速度NOPを制
御するためにたとえば数百ボルトの3相交流の駆動電流
を電動モータ50へ供給する。なお、図7において、ホ
ール素子126は、上記電動モータ50の回転速度すな
わち第1油圧ポンプ52および第2油圧ポンプ54の回
転速度NOPを検出するために電動モータ50に装着され
たものであり、回転速度センサとして機能している。
【0027】図8は上記ハイブリッド用電子制御装置1
22の制御機能の要部、すなわちパワートレーン用油圧
制御回路48において作動油の必要量が増大したときに
第2油圧ポンプ54の回転速度をそれほど上昇させるこ
となく速やかに作動油量を確保するためにクーラ89の
通過流量を減少させるクーラ流量制御を中心に説明する
機能ブロック線図である。図8において、作動油必要量
増大判定手段130は、第2油圧ポンプ54から圧送さ
れる作動油の必要量が増大した車両状態であるか否かを
判定する。たとえば、この作動油必要量増大判定手段1
30は、アクセルペダルを大きく踏み込んだキックダウ
ン操作をアクセルペダル操作量θACC に基づいて判定す
るキックダウン判定手段132と、シフトレバー100
の操作によって自動変速機12の変速比が変更されるマ
ニアル変速操作をその操作位置P SHに基づいて判定する
マニアル変速判定手段134と、たとえばブレーキペダ
ルを用いた急制動操作による車両の急減速状態を判定す
る急減速判定手段136とを備え、アクセルペダルを大
きく踏み込んだキックダウン操作時、シフトレバーの操
作によって変速比が変更されるマニアル変速操作時、ま
たは急制動操作による急減速時における作動油の必要量
が増大した車両状態であることを判定する。
【0028】還流流量減少制御手段すなわちオイルクー
ラ流量減少制御手段138は、上記の作動油必要量増大
判定手段130により第2油圧ポンプ54から圧送され
る作動油の必要量が増大した車両状態であると判定され
た場合には、それまで開いていたクーラコントロール弁
93を閉じる指令を出力することによりオイルクーラ8
9を通過してオイルタンク80へ還流する作動油の流
量、すなわち還流流量を減少させる。
【0029】図9は、上記ハイブリッド用電子制御装置
122の制御作動の要部、すなわちすなわちパワートレ
ーン用油圧制御回路48において作動油の必要量が増大
したときに第2油圧ポンプ54の回転速度をそれほど上
昇させることなく速やかに作動油量を確保するためにク
ーラ89の通過流量を減少させるクーラ流量制御を中心
に説明するフローチャートである。この図9のクーラ流
量制御において、前記キックダウン判定手段132に対
応するSB1では、急加速を行うためのキックダウン操
作が運転者により行われたか否かが判断される。このS
B1の判断が否定される場合は、前記マニアル変速判定
手段134に対応するSB2において、マニアル変速が
行われたか否かが判断される。このSB2の判断が否定
される場合は、前記急減速判定手段136に対応するS
B3において、急制動操作による車両の急減速時に最大
変速比γmax に向かってダウン変速する急減速変速であ
るか否かを判定する。このSB3の判断が否定される場
合は、SB4において、クーラコントロール弁93を開
く指令が出力されることによりオイルクーラ89を通過
してオイルタンク80へ還流する作動油の流量が通常値
に維持される。しかし、上記SB1乃至SB3のいずれ
かの判断が肯定される場合は、前記クーラ流量減少制御
手段138に対応するSB5において、それまで開いて
いたクーラコントロール弁93を閉じる指令が出力され
ることによりオイルクーラ89を通過してオイルタンク
80へ還流する作動油の流量が減少させられる。これに
より、パワートレーン用油圧制御回路48において作動
油の必要量が急に増大した場合においても、第2油圧ポ
ンプ54の回転速度を上昇させる場合に比較して速やか
に作動油量が確保される。
【0030】上述のように、本実施例によれば、オイル
クーラ流量減少制御手段138(SB5)により、作動
油必要量増大判定手段130(SB1乃至SB3)によ
って第2油圧ポンプ54からパワートレーン用油圧制御
回路48へ圧送される作動油の必要量が増大した車両状
態であると判定された場合には、オイルクーラ89の流
量が減少させられることによりそのオイルクーラ89の
流量減少分だけ油圧制御回路48内の作動油量が増加す
るので、第2油圧ポンプ48の回転速度増加だけでまか
なう必要がなくなるとともに、第2油圧ポンプ48を駆
動するための電力消費をそれほど増大させることなく作
動油必要量の急増に対処でき、車両における発電量もそ
の分だけ少なくされて車両の燃費が向上させられる。
【0031】また、本実施例によれば、自動変速機12
は、有効径が可変な1対の可変プーリ24、28に伝動
ベルト30が巻き掛けられ、その可変プーリ24、28
は図示しない油圧アクチュエータによってその有効径が
変化させられるベルト式無段変速機であることから、変
速時において比較的大量の作動を必要とするベルト式無
段変速機の油圧制御回路48において第2油圧ポンプ5
4を駆動するための電力消費をそれほど増大させること
なく変速による作動油必要量の急増に対処でき、車両に
おける発電量もその分だけ少なくされて車両の燃費が向
上させられる。
【0032】また、本実施例によれば、作動油必要量増
大判定手段130(SB1乃至SB3)は、アクセルペ
ダルを大きく踏み込んだキックダウン操作時、シフトレ
バーの操作によって変速比が変更されるマニアル変速操
作時、または急制動操作による急減速時において、前記
油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増大した車
両状態であると判定するものであるので、アクセルペダ
ルを大きく踏み込んだキックダウン操作時、シフトレバ
ーの操作によって変速比が変更されるマニアル変速操作
時、または急制動操作による急減速時において、第2油
圧ポンプ54を駆動するための電力消費をそれほど増大
させることなく作動油必要量の急増に対処でき、車両に
おける発電量もその分だけ少なくされて車両の燃費が向
上させられる。
【0033】また、本実施例によれば、オイルクーラ8
9に直接に接続された絞り91と、その絞り91に並列
に接続されて開閉作動させられるバイパス弁93とが備
えられ、オイルクーラ流量減少制御手段138は、その
バイパス弁93を閉じることによってオイルクーラ89
の通過流量を減少させるものであるので、第2油圧ポン
プ54の回転を上昇させる場合に比較して速やかに作動
油必要量が確保される利点がある。
【0034】以上、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明したが、本発明はその他の態様においても適用され
る。
【0035】たとえば、前述の実施例では、第2戻し油
路87に設けられたオイルクーラ89を通して余剰の作
動油がオイルタンク80内へ還流させられるようになっ
ており、その戻し油路87に並列に設けられた絞り91
およびクーラコントロール(バイパス)弁93のうちそ
のクーラコントロール弁93が開閉されることにより、
オイルクーラ89の流量が切り換えられるようになって
いるが、それら絞り91およびクーラコントロール弁9
3は第1戻し油路85に設けられてもよいし、上記油路
87と共に設けられてもよい。
【0036】また、前述の実施例において、第2戻し油
路87に並列に設けられた絞り91およびクーラコント
ロール弁93に代えて、段階的或いは連続的に流量を調
節可能な流量制御弁が設けられても差し支えない。
【0037】また、本実施例では、駆動源としてエンジ
ン14およびモータジェネレータ16を備えたハイブリ
ット車両が用いられていたが、駆動源としてエンジン1
4を用い、そのエンジン14の駆動力をトルクコンバー
タを介して有段式の自動変速機へ伝達する通常の車両で
あってもよい。
【0038】また、前述の実施例の車両に搭載された自
動変速機12は、ベルト式無段変速機であったが、複数
組の遊星歯車装置の構成要素を選択的に結合させること
により有段変速させる自動変速機などであってもよい。
また、前述の実施例では共通の電動モータ50が第1油
圧ポンプ52および第2油圧ポンプ54をそれぞれ回転
駆動していたが、一対の電動モータが独立に第1油圧ポ
ンプ52、第2油圧ポンプ54を回転駆動するようにし
てもよい。
【0039】なお、上述したのはあくまでも本発明の一
実施例であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲にお
いて種々の変形が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車両用自動変速機の油圧制
御装置が適用された車両の動力伝達装置の構成を概略説
明する骨子図である。
【図2】図1の車両に備えられた油圧制御装置の構成を
概略説明する油圧回路図である。
【図3】図2の油圧制御装置に設けられた電動油圧ポン
プの構成を説明するために一部を切り欠いて示す図であ
る。
【図4】図3の電動油圧ポンプ内のロータおよびベーン
を説明する図である。
【図5】図3のドライブトレーン用油圧制御回路の要部
を示す図である。
【図6】図1の車両の走行モードとその油圧制御装置に
設けられた油圧式摩擦係合装置の作動との対応関係を説
明する図である。
【図7】図1の車両に設けられた電子制御装置の要部を
概略説明する図である。
【図8】図7のハイブリッド用電子制御装置の制御機能
の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図9】図7のハイブリッド用電子制御装置の制御作動
の要部を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
12:自動変速機 24、28:可変プーリ 30:電動ベルト 50:電動モータ 54:第2油圧ポンプ(油圧ポンプ) 87:第2戻し油路(戻し油路) 89:オイルクーラ 130:作動油必要量増大判定手段 138:オイルクーラ流量減少制御手段(還流流量減少
制御手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 63:06 F16H 63:06 (72)発明者 村上 新 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3J552 MA02 MA07 MA17 NA01 NA09 NB01 NB06 NB08 PA51 PA59 QA03C RA08 RA12 RB19 SA31 SA59 VA32Z VA37Z VA48Z VA62Z VA74Z VB01Z VB02Z VB04W VB07Z VB10Z VC10W VD02Z VD11Z VD14Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプから圧送された作動油を用い
    て自動変速機を制御し、作動油の余剰分を戻し油路を通
    して還流させる形式の車両用自動変速機の油圧制御装置
    であって、 前記油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増大し
    た車両状態であるか否かを判定する作動油必要量増大判
    定手段と、 該作動油必要量増大判定手段により前記油圧ポンプから
    圧送される作動油の必要量が増大した車両状態であると
    判定された場合には、前記戻し油路の還流流量を減少さ
    せる還流流量減少制御手段とを、含むことを特徴とする
    車両用自動変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 油圧ポンプから圧送された作動油を用い
    て自動変速機を制御し、作動油の余剰分をオイルクーラ
    を通して還流させる形式の車両用自動変速機の油圧制御
    装置であって、 前記油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増大し
    た車両状態であるか否かを判定する作動油必要量増大判
    定手段と、 該作動油必要量増大判定手段により前記油圧ポンプから
    圧送される作動油の必要量が増大した車両状態であると
    判定された場合には、前記オイルクーラの流量を減少さ
    せるオイルクーラ流量減少制御手段とを、含むことを特
    徴とする車両用自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記自動変速機は、有効径が可変な1対
    の可変プーリに伝動ベルトが巻き掛けられ、該1対の可
    変プーリは1対の油圧アクチュエータによってその有効
    径がそれぞれ変化させられるベルト式無段変速機である
    請求項2の車両用自動変速機の油圧制御装置。
  4. 【請求項4】 前記作動油必要量増大判定手段は、アク
    セルペダルを大きく踏み込んだキックダウン操作時、シ
    フトレバーの操作によって変速比が変更されるマニアル
    変速操作時、または急制動操作による急減速時におい
    て、前記油圧ポンプから圧送される作動油の必要量が増
    大した車両状態であると判定するものである請求項3の
    車両用自動変速機の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記油圧ポンプは電動モータにより回転
    駆動されるものである請求項1乃至4のいずれかの車両
    用自動変速機の油圧制御装置。
JP2001028511A 2001-02-05 2001-02-05 車両用自動変速機の油圧制御装置 Expired - Lifetime JP3487291B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028511A JP3487291B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 車両用自動変速機の油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001028511A JP3487291B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 車両用自動変速機の油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002227979A true JP2002227979A (ja) 2002-08-14
JP3487291B2 JP3487291B2 (ja) 2004-01-13

Family

ID=18893000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001028511A Expired - Lifetime JP3487291B2 (ja) 2001-02-05 2001-02-05 車両用自動変速機の油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3487291B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7018315B2 (en) 2002-09-10 2006-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control apparatus for vehicle and method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7018315B2 (en) 2002-09-10 2006-03-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Hydraulic control apparatus for vehicle and method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP3487291B2 (ja) 2004-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3521873B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
US6881165B2 (en) Hydraulic control apparatus of vehicle and control method
JP3835202B2 (ja) 車両用駆動制御装置
JP3912235B2 (ja) 車両の油圧制御装置
US8042331B2 (en) On-demand hydraulic pump for a transmission and method of operation
WO2016152533A1 (ja) 車両用油圧制御装置および油圧制御方法
JP3716757B2 (ja) オイルポンプ制御装置、およびエア混入量推定装置
JP2006038236A (ja) 油圧制御装置
JP2003139230A (ja) オイルポンプの制御装置
JP2003194198A (ja) 油圧制御装置
WO2001021985A1 (fr) Dispositif et procede de commande de pompe electro-hydraulique pour transmission automatique
JP2002323070A (ja) 車両の制御装置
JP2002227979A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP3478271B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP2002227986A (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP2008149886A (ja) パワートレーンの制御装置、制御方法、その方法を実現させるプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体
JP4186553B2 (ja) 車両用油圧制御装置
JPH0953603A (ja) 駆動装置
JP2011037329A (ja) 車両のパワートレーン
JP2001108074A (ja) 動力伝達装置の潤滑制御装置
JP2010149707A (ja) 車両のパワートレーン
JP4686898B2 (ja) 車両用動力伝達装置
JP5212308B2 (ja) 車両のパワートレーン
JP2004108417A (ja) 車両用油圧ポンプの駆動制御装置
JP3487290B2 (ja) 油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3487291

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081031

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091031

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101031

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term