JP2002227709A - エンジンのカム軸回転位相検出装置及びシリンダ吸入空気量算出装置 - Google Patents

エンジンのカム軸回転位相検出装置及びシリンダ吸入空気量算出装置

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JP2002227709A
JP2002227709A JP2001028824A JP2001028824A JP2002227709A JP 2002227709 A JP2002227709 A JP 2002227709A JP 2001028824 A JP2001028824 A JP 2001028824A JP 2001028824 A JP2001028824 A JP 2001028824A JP 2002227709 A JP2002227709 A JP 2002227709A
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    • F01L1/34Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift

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Abstract

(57)【要約】 【課題】カム軸回転位相が検出されない状態であって
も、精度よくカム軸回転位相を推定する。 【解決手段】カム軸回転位相が検出されないときは、エ
ンジン温度(水温又は油温)から所定時間tを算出する
(S104)。カム軸回転位相が検出されなくなってか
ら前記所定時間tが経過するまでは、直前に検出したカ
ム軸回転位相を検出値とし(S105、S106)、所
定時間t経過後は、カム軸回転位相の制御目標値を検出
値とする(S105、S107)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変バルブタイミ
ング機構を備えたエンジンにおいて、クランク軸に対す
るカム軸の位相角度を検出する装置及び該検出値を用い
てシリンダ吸入空気量を算出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、油圧によりクランク軸に対す
るカム軸の回転位相を変化させることで、吸排気弁の開
閉時期を制御する可変バルブタイミング機構が知られて
いる。この種の可変バルブタイミング機構を備えたエン
ジンでは、一般にクランク角センサとカム角センサを備
え、クランク軸の回転に同期して所定角度(例えば、1
0°CA)毎に出力されるクランク角信号と、カム軸の
回転に同期して所定角度(例えば、180°CA)毎に
出力されるカム角信号とに基づいてカム軸回転位相(V
TC位相)を検出して、各種エンジン制御を行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
VTC位相を検出するものでは、クランク角信号及びカ
ム角信号が出力されるまでは、前回のVTC位相検出値
しか情報がなく、実際のVTC位相はその間に相当量変
化している可能性がある。特に、アイドルストップ等に
よりエンジンが停止した場合は、再始動時に再び前記ク
ランク角信号、カム角信号を検出するまではVTC位相
の検出が行えず、VTC位相のフィードバック制御を精
度よく実行できない。
【0004】また、吸気、排気弁の開閉時期から算出し
たシリンダ容積(体積空気量)を用いてシリンダ内に吸
入される質量空気量を算出する場合においても、吸気弁
閉時期により変化するシリンダ容積に対応できず、シリ
ンダ内に吸入される質量空気量が精度よく算出できない
ため、燃料噴射制御、空燃比制御を精度よく実行できな
いといった問題があった。
【0005】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あって、VTC位相が検出できない場合であっても、実
際のVTC位相を精度よく推定してエンジンの各種制御
を精度よく実行することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に係
る発明は、クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化
させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイ
ミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置
であって、カム軸回転位相が検出されない状態では、エ
ンジン温度に基づいて設定される所定時間が経過するま
での間、直前に検出したカム軸回転位相を保持して検出
値とし、所定時間経過後は、カム軸回転位相の制御目標
値を検出値とすることを特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、前記所定時間経過
後のカム軸回転位相の制御目標値が、カム軸回転位相の
最遅角位置であることを特徴とする。請求項3に係る発
明は、クランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させ
てバルブタイミングを可変制御する可変バルブタイミン
グ機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であ
って、カム軸回転位相が検出されない状態では、直前に
検出したカム軸回転位相をエンジン温度と経過時間とに
基づいて補正し、該補正後のカム軸回転位相を検出値と
することを特徴とする。
【0008】請求項4に係る発明は、前記エンジン温度
として、水温又は油温を用いることを特徴とする。請求
項5に係る発明は、前記カム軸回転位相が検出されない
状態が、エンジン停止状態であることを特徴とする。
【0009】請求項6に係る発明は、油圧によってクラ
ンク軸に対するカム軸の回転位相を変化させてバルブタ
イミングを可変制御する可変バルブタイミング機構を備
えたエンジンのカム軸回転位相検出装置であって、エン
ジン回転速度が所定回転より低下した場合には、直前に
検出したカム軸回転位相を検出値とすることを特徴とす
る。
【0010】請求項7に係る発明は、前記請求項1から
請求項6のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸回転
位相検出装置によるカム軸回転位相の検出値を用いてシ
リンダ吸入空気量を算出することを特徴とする。請求項
8に係る発明は、前記カム軸回転位相検出装置からの出
力に基づいて吸気弁及び排気弁の開閉時期を検出し、吸
気弁の閉時期から算出するシリンダ容積と、吸気弁及び
排気弁の開閉時期に応じたシリンダ内新気割合と、に基
づいてシリンダ内の体積空気量を算出すると共に、吸気
マニホールド内への質量空気の流入、流出量の収支計算
を行って吸気マニホールド内の質量空気量を算出し、該
シリンダ内の体積空気量と、吸気マニホールド内の質量
空気量と、吸気マニホールド容積と、に基づいてシリン
ダ内に吸入される質量空気量を算出することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の効果】請求項1又は請求項2に係る発明によれ
ば、カム軸回転位相が検出されない状態では、エンジン
温度に基づいて設定される所定時間が経過するまでの
間、直前に検出したカム軸回転位相を保持して検出値と
し、所定時間経過後は制御目標値を検出値とすることに
より、カム軸回転位相を変化させる作動油の粘性等を考
慮できるので、実際のカム軸回転位相を精度よく推定す
る(検出値を実際のカム軸回転位相に近似させる)こと
ができる。
【0012】請求項3に係る発明によれば、カム軸回転
位相が検出されない状態では、直前に検出したカム軸回
転位相をエンジン温度と経過時間とに基づいて補正し、
該補正後のカム軸回転位相を検出値とすることにより、
作動油の粘性等を考慮して実際のカム軸回転位相をより
精度よく推定できる。
【0013】請求項4に係る発明によれば、エンジン温
度として水温又は油温を用いることで、より簡単な構成
で実際のカム軸回転位相を検出できる。請求項5に係る
発明によれば、アイドルストップ等のエンジン停止状態
においても、実際のカム軸回転位相を精度よく推定でき
る。
【0014】請求項6に係る発明によれば、エンジン回
転速度が所定回転より低下して、カム軸回転位相を変化
させるための油圧が確保できないような場合は、計測誤
差が大きくなるため、カム軸回転位相の検出を行わず、
直前の検出値を保持してこれを検出値とすることによ
り、安定かつ正確なエンジン制御を実行できる。
【0015】請求項7に係る発明によれば、カム軸回転
位相が検出されない状態や計測誤差が多くなる場合であ
っても、シリンダ吸入空気量を精度よく算出できる。請
求項8に係る発明によれば、吸気弁閉時期からシリンダ
容積すなわちシリンダに吸入される全体積ガス量が算出
され、該全体積ガス量とシリンダ内の新気割合とにより
シリンダに吸入される体積空気量が算出される。
【0016】吸気マニホールド内の圧力、温度と、吸気
行程終了時のシリンダ内の圧力、温度が等しいと仮定す
れば、吸気マニホールド内の質量空気量を吸気マニホー
ルド容積で除算した吸気マニホールド内の空気密度とシ
リンダ内の空気密度が等しいので、この関係を用いてシ
リンダに吸入される質量空気量を算出することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態を示す
エンジンのシステム図である。図1において、エンジン
1の吸気通路2には、吸入空気流量Qを検出するエアフ
ローメータ3が設けられ、スロットル弁4により吸入空
気量Qを制御する。
【0018】エンジン1の各気筒には、燃焼室6内に燃
料を噴射する燃料噴射弁7、燃焼室6内で火花点火を行
う点火プラグ8が設けられており、吸気弁9を介して吸
入された空気に対して前記燃料噴射弁7から燃料を噴射
して混合気を形成し、該混合気を前記燃焼室6内で圧縮
し、点火プラグ8による火花点火によって着火する。エ
ンジン1の排気は、排気弁10を介して燃焼室6から排
気通路11に排出され、図示しない排気浄化触媒及びマ
フラーを介して大気中に放出される。
【0019】前記吸気弁9及び排気弁10は、それぞれ
吸気側カム軸12及び排気側カム軸13に設けられたカ
ムにより開閉駆動される。吸気側カム軸12、排気側カ
ム軸13には、クランク軸に対するカム軸の回転位相を
変化させることで、吸、排気弁の開閉時期を進遅角する
油圧駆動式の可変バルブタイミング機構(以下、VTC
機構という)14がそれぞれ設けられている。
【0020】ここで、前記スロットル弁4、燃料噴射弁
7及び点火プラグ8の作動は、C/U(コントロールユ
ニット)20により制御され、該C/U20には、クラ
ンク角センサ15、カム角センサ18、水温センサ1
6、エアフローメータ3等からの信号が入力される。ま
た、C/U20はクランク角センサ15及び吸気側、排
気側それぞれのカム角センサ18からの検出信号に基づ
いて、クランク軸に対する吸気カム軸12の回転位相
(VTC位相)、クランク軸に対する排気カム軸13の
回転位相(VTC位相)をそれぞれ検出することで吸気
弁9及び排気弁10の開閉時期を検出すると共に、機関
の負荷、機関回転速度Ne、冷却水温度Tw等の情報に
基づいて、吸気側カム軸12及び排気側カム軸13の目
標位相角(進角値又は遅角値)を決定して、吸気弁9及
び排気弁10の開閉時期を制御する。
【0021】次に、各種エンジン制御に用いるVTC位
相の検出値について図2〜図6に基づいて説明する。図
2は、第1実施形態に係るフローチャートであり、直前
のVTC位相検出値又は目標位相角(目標VTC)をV
TC位相検出値とするものである。ステップ101で
は、VTC位相測定間隔中、即ち、カム軸の回転位相
(VTC位相)が検出できない状態であるか否かを判断
する。ここで、VTC位相が検出できない状態とは、ク
ランク角信号及びカム角信号を検出した後、再度検出す
るまでの期間をいい、例えばアイドルストップ等により
エンジンが停止している状態も含まれる。
【0022】VTC位相測定間隔中でなければ、新しい
クランク角信号及びカム角信号が出力されているので、
通常の制御通りステップ102に進んで、クランク角信
号及びカム角信号を読込み、VTC位相を演算する(ス
テップ103)。VTC位相測定間隔中であれば、ステ
ップ104に進む。ステップ104では、水温又は油温
から前回検出したVTC位相を保持する時間(所定時間
t)を算出する。なお、この所定時間tは、VTC機構
を作動させるための油(VTC作動油)の粘性を考慮し
て、水温又は油温が高いほど短くなるように、水温又は
油温が低いほど長くなるように設定される(図3参
照)。
【0023】ステップ105では、ステップ104で算
出した所定時間t経過したか否かを判断する。所定時間
t経過していなければ、ステップ106に進み、直前に
検出したVTC位相(前回値)をVTC位相検出値とす
る。一方、所定時間t経過していれば、ステップ107
に進み、VTC位相目標値をVTC位相検出とする。
【0024】すなわち、図3に示すように、例えばアイ
ドルストップによりエンジンが停止してVTC位相が検
出できない場合であっても、所定時間tが経過するまで
は、直前のVTC検出値(前回検出値)をVTC位相検
出値として出力し、所定時間t経過後は、目標VTC
(エンジン停止時は、通常、最遅角位置)をVTC位相
検出値とする(図3(A))。
【0025】なお、水温又は油温が非常に低い場合は、
VTC作動油の粘性が高くなり、油の交換がうまくでき
ずに最遅角位置まで戻らないことがあるが、このような
場合は、図3(B)に示すように、あらかじめ最遅角位
置から所定角度S分進角させたVTC位相を検出値とす
るよう構成しておけばよい。次に第2実施形態を説明す
る。
【0026】図4は、第2実施形態に係るフローチャー
トであり、直前のVTC位相検出値を水温又は油温と経
過時間に基づいて補正してVTC位相検出値とするもの
である。ステップ201からステップ203までは、前
記第1実施形態のステップ101からステップ103ま
でと同様である。ステップ201において、VTC位相
測定間隔中であれば、ステップ204に進む。
【0027】ステップ204では、水温又油温に基づい
て単位時間当たりのVTC位相変化量△VTCを算出す
る。なお、この△VTCは、作動油の粘性を考慮して、
水温又は油温が高いほど大きくなるように、水温又は油
温が低いほど小さくなるように設定される(図5参
照)。ステップ205では、前回VTC位相を検出した
時点からの経過時間(VTC位相を検出できなくなって
からの経過時間)を検出する。
【0028】ステップ206では、直前に検出したVT
C位相検出値からVTC位相変化量(△VTC×T)を
減じてVTC位相検出値とする。なお、図5は前記第1
実施形態における図3に対応するものであり、直前のV
TC検出値を水温又は油温と経過時間Tに基づいて補正
した補正後のVTC検出値を示しており、図5(B)
は、水温又は油温が非常に低い場合のものである。
【0029】以上により、エンジン停止等によりVTC
位相が検出できない場合であってもVTC位相を精度よ
く推定するので、各種エンジン制御も精度よく実行でき
る。なお、以上の説明は、油圧駆動式の可変バルブタイ
ミング機構についてのものであるが、電磁ブレーキによ
る摩擦制動によりクランク軸に対するカム軸の回転位相
を変化させる可変バルブタイミング機構においても、エ
ンジン温度によって電磁ブレーキの内部抵抗やフリクシ
ョンが変化し、応答性が変化するので本発明を適用でき
る。
【0030】次に、第3実施形態について説明する。図
6は、第3実施形態に係るフローチャートであり、エン
ジン回転速度Neが所定回転Nsより低下した場合は、
直前、かつ、所定回転Ns以上のエンジン回転速度で検
出したVTC位相を検出値とするものである。ステップ
301は、エンジン回転速度Neが所定値Nsより低下
したか否かを判断する。所定値Nsより低下していない
場合は、通常の制御通りステップ302に進んで、クラ
ンク角信号及びカム角信号を読込み、VTC位相を演算
する(ステップ303)。
【0031】エンジン回転速度Neが所定値Nsより低
下した場合は、ステップ304に進み、直前に検出した
VTC位相を検出値とする。すなわち、VTC機構を作
動させるための油圧が確保できないような低回転領域で
は、計測誤差が大きくなり、VTC位相を精度よく検出
できない。そこで、直前の所定値Ns以上のエンジン回
転時に検出したVTC位相を検出値とすることで、各種
エンジン制御を精度よく実行できる。
【0032】次に、上記のようにして検出したVTC位
相に基づいて行うシリンダ吸入空気量の算出について説
明する。システム構成は図1に示したものと同様であ
り、燃料噴射弁11による燃料噴射量は、基本的には、
エアフローメータ3により計測される吸入空気量(質量
流量)Qaに基づいて後述のごとく算出されるシリンダ
吸入空気量(シリンダ部空気質量)Ccに対し、所望の
空燃比となるように制御する。
【0033】以下、燃料噴射量等の制御のためのシリン
ダ吸入空気量(シリンダ部空気質量)Ccの算出につい
て、図7の全体ブロック図、図8〜図13の各ルーチン
のフローチャート等により説明する。ここで、図1中に
示すように、エアフローメータ3により計測される吸入
空気量(質量流量)をQa(kg/h)とするが、1/
3600を乗じて、(g/msec)として扱う。
【0034】また、吸気マニホールド部の圧力をPm
(Pa)、容積をVm(m3 ;一定)、空気質量をCm
(g)、温度をTm(K)とする。また、シリンダ部の
圧力をPc(Pa)、容積をVc(m3)、空気質量を
Cc(g)、温度をTc(K)とする。更に、シリンダ
内新気割合をη(%)とする。
【0035】また、吸気マニホールド部とシリンダ部と
で、Pm=Pc、Tm=Tc(圧力及び温度は変化しな
い)と仮定する。図8は、吸気マニホールド部流入空気
量Ca算出ルーチンのフローチャートであり、所定時間
Δt毎に実行される。ステップ1(図中S1と記す。以
下同様)エアフローメータ3の出力より吸入空気量Qa
(質量流量;g/msec)を計測する。
【0036】ステップ2では、吸入空気量Qaの積分計
算により、所定時間△t毎にマニホールド部へ流入する
空気量Ca(空気質量;g)=Qa・△tを算出する。
図9は、シリンダ部体積空気量Vc算出ルーチンのフロ
ーチャートであり、所定時間△t毎に実行される。ステ
ップ11では、吸気弁9の閉時期IVC、吸気弁10の
開時期IVO、排気弁の閉時期EVCを検出する。な
お、これらは前記第1実施形態から第3実施形態(図
2、図4、図6)のいずれかによるVTC位相検出値に
基づいて検出する。
【0037】ステップ12では、吸気弁閉時期IVCか
らその時のシリンダ容積を算出し、目標Vc(m3)と
する。ステップ13では、吸気弁9の開時期IVO、排
気弁10の閉時期EVC、また必要によりEGR率に基
づいてシリンダ内新気割合η(%)を算出する。即ち、
吸気弁9の開時期IVOと排気弁10の閉時期EVCと
により、オーバーラップ量が定まり、オーバーラップ量
が多くなるほど、残ガス量(内部EGR量)が大となる
ので、オーバーラップ量に基づいてシリンダ内新気割合
ηを求める。また、可変動弁装置を備えたエンジンで
は、オーバーラップ量の制御により内部EGRを自在に
制御できるので、一般にはEGR装置(外部EGR)は
設けないが、設ける場合には、更にそのEGR率も考慮
して最終的なシリンダ内新気割合ηを求める。
【0038】ステップ14では、目標Vcにシリンダ内
新気割合ηを乗じて、目標空気量相当の実Vc(m3
=目標Vc・ηを算出する。この実Vc(m3)は、シ
リンダ吸入空気量(体積量)に相当する。ステップ15
では、次式のごとく、目標空気量相当の実Vc(m3
にエンジン回転速度Ne(rpm)を乗じて、Vc変化
速度(体積流量;m3/msec)を算出する。
【0039】Vc変化速度=実Vc・Ne・K ここで、Kは単位を揃えるための定数であり、K=(1
/30)×(1/1000)である。1/30は、Ne
(rpm)をNe(180deg/sec)に変換する
ためのものであり、1/1000は、Vc(m3/se
c)をVc(m3/msec)に変換するためのもので
ある。
【0040】また、一部気筒の稼働を停止させる制御を
行う場合は、次式による。 Vc変化速度=実Vc・Ne・K・n/N n/Nは一部気筒の稼働を停止させる場合の稼働率であ
り、Nは気筒数、nはそのうちの稼働気筒数である。従
って、例えば4気筒エンジンで、1気筒の稼働を停止さ
せている場合は、n/N=3/4となる。尚、特定気筒
の稼働を停止させる場合は、当該気筒の吸気弁及び排気
弁を全閉状態に保持した上で、燃料カットを行う。
【0041】ステップ16では、Vc変化速度(体積流
量;m3/msec)の積分計算により、単位時間(1
msec)あたりにシリンダに吸入される空気量である
シリンダ部体積量空気量Vc(m3)=Vc変化速度・
△tを算出する。図10は、連続計算(マニホールド部
吸気収支計算、シリンダ部質量空気量Vc算出)ルーチ
ンのフローチャートであり、所定時間△t毎に繰り返し
実行される。
【0042】ステップ21では、マニホールド部吸気収
支計算(マニホールド部質量空気量Cmの収支計算)の
ため、次式のごとく、マニホールド部質量空気量の前回
値Cm(n-1) に、図8のルーチンで求めたマニホールド
部へ流入する質量空気量Ca(=Qa・Δt)を加算
し、また、マニホールド部からシリンダ部へ流出するシ
リンダ吸入空気量であるシリンダ部質量空気量Cc(n)
を減算して、マニホールド部質量空気量Cm(n) (g)
を算出する。
【0043】Cm(n) =Cm(n-1) +Ca−Cc(n) ここで用いるCc(n) は前回のルーチンで次のステップ
22により算出されたCcである。ステップ22では、
シリンダ吸入空気量(シリンダ部質量空気量Cc)の算
出のため、次式のごとく、図9のルーチンで求めたシリ
ンダ部体積空気量Vcに、マニホールド部質量空気量C
mを掛算し、また、マニホールド部容積Vm(一定値)
で除算して、シリンダ部質量空気量Cc(g)を求め
る。
【0044】 Cc=Vc・Cm/Vm ・・・(1) この(1)式は、次のように求められる。気体の状態方
程式P・V=C・R・Tより、C=P・V/(R・T)
であるので、シリンダ部について、 Cc=Pc・Vc/(R・Tc) ・・・(2) となる。
【0045】ここで、Pc=Pm、Tc=Tmと仮定す
るので、 Cc=Pm・Vc/(R・Tm) ・・・(3) となる。一方、気体の状態方程式P・V=C・R・Tよ
り、P/(R・T)=C/Vであるので、マニホールド
部について、 Pm/(R・Tm)=Cm/Vm ・・・(4) となる。
【0046】この(4)式を(3)式に代入すれば、 Cc=Vc・〔Pm/(R・Tm)〕=Vc・〔Cm/
Vm〕 となり、上記(6)式が得られる。以上のように、ステ
ップ21,22を繰り返し実行することにより、すなわ
ち図11に示すように連続計算することにより、シリン
ダ吸入空気量であるシリンダ部質量空気量Cc(g)を
求めて、出力することができる。尚、ステップ21,2
2の処理順序は逆でもよい。
【0047】図12は、後処理ルーチンのフローチャー
トである。ステップ31では、次式のごとく、シリンダ
部質量空気量Cc(g)を加重平均処理して、Cck
(g)を算出する。 Cck=Cck×(1−M)+Cc×M Mは加重平均定数であり、0<M<1である。
【0048】ステップ32では、加重平均処理後のシリ
ンダ部質量空気量Cck(g)をサイクル周期に対応さ
せるため、エンジン回転数Ne(rpm)を用いて、 Cck(g/cycle )=Cck/(120/Ne) により、1サイクル(2回転=720deg)毎のシリンダ部
質量空気量(g/cycle)に変換する。
【0049】尚、加重平均処理は、スロットル弁が大き
く開いている(全開)時等の吸気の脈動が大きいときに
限定して行うと、制御精度と制御応答性を両立させるこ
とができる。図13は、この場合の後処理ルーチンのフ
ローチャートである。ステップ35でシリンダ部質量空
気量Cc(g)の変化量△Ccを算出する。続いてステ
ップ36でこの変化量△Ccが所定範囲内(所定値Aよ
り大きく所定値Bより小さい)か否かを判定する。所定
範囲内の場合は、加重平均処理をする必要ないので、ス
テップ37でCck(g)=Cc(g)とした後、ステ
ップ32で図12のステップ32と同じに1サイクル
(2回転=720deg)毎のシリンダ部質量空気量Cck
(g/cycle )に変換する。変化量△Ccが所定範囲外
である場合は、ステップ31で図12のステップ31と
同じにシリンダ部質量空気量Cc(g)を加重平均処理
してCck(g)を算出し、ステップ32へ進む。
【0050】以上のようにしてシリンダ吸入空気量(シ
リンダ部質量空気量Cc、Cck)を算出することによ
り、VTC位相が検出されない場合であっても精度よく
シリンダ吸入空気量を算出できる。また、これにより、
燃料噴射量制御、ひいては、空燃比制御も精度よく実行
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施形態を示す可変動弁エンジンのシ
ステム図。
【図2】第1実施形態におけるVTC位相検出値設定の
フローチャート。
【図3】第1実施形態におけるVTC位相検出値の説明
図。
【図4】第2実施形態におけるVTC位相検出値設定の
フローチャート。
【図5】第2実施形態におけるVTC位相検出値の説明
図。
【図6】第2実施形態におけるVTC位相検出値設定の
フローチャート。
【図7】シリンダ吸入空気量算出の制御ブロック図。
【図8】吸気マニホールド部流入空気量算出ルーチンの
フローチャート
【図9】シリンダ部空気体積量算出ルーチンのフローチ
ャート。
【図10】連続計算(吸気マニホールド部吸気収支計算
及びシリンダ部空気体積量算出)ルーチンのフローチャ
ート。
【図11】連続計算部のブロック図。
【図12】後処理ルーチンのフローチャート。
【図13】後処理ルーチンの他の例のフローチャート。
【符号の説明】
1 エンジン 2 吸気通路 3 エアフローメータ 4 スロットル弁 7 燃料噴射弁 9 吸気弁 10 排気弁 12 吸気側カム軸 13 排気側カム軸 15 クランク角センサ 18 カム角センサ 20 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩▲崎▼ 鉄也 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G084 AA00 BA23 CA01 DA04 EB02 FA00 FA07 FA20 FA38 3G092 AA11 AC03 DA08 DG05 EA04 EA09 EA13 EA17 GA01 GA10 HA01Z HA13X HA13Z HE01Z HE08Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸に対するカム軸の回転位相を変
    化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタ
    イミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装
    置であって、 カム軸回転位相が検出されない状態では、エンジン温度
    に基づいて設定される所定時間が経過するまでの間、直
    前に検出したカム軸回転位相を保持して検出値とし、所
    定時間経過後は、カム軸回転位相の制御目標値を検出値
    とすることを特徴とするエンジンのカム軸回転位相検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記所定時間経過後のカム軸回転位相の制
    御目標値が、カム軸回転位相の最遅角位置であることを
    特徴とする請求項1に記載のエンジンのカム軸回転位相
    検出装置。
  3. 【請求項3】クランク軸に対するカム軸の回転位相を変
    化させてバルブタイミングを可変制御する可変バルブタ
    イミング機構を備えたエンジンのカム軸回転位相検出装
    置であって、 カム軸回転位相が検出されない状態では、直前に検出し
    たカム軸回転位相をエンジン温度と経過時間とに基づい
    て補正し、該補正後のカム軸回転位相を検出値とするこ
    とを特徴とするエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  4. 【請求項4】前記エンジン温度として、水温又は油温を
    用いることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1つに記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  5. 【請求項5】前記カム軸回転位相が検出されない状態
    が、エンジン停止状態であることを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれか1つに記載のエンジンのカム軸
    回転位相検出装置。
  6. 【請求項6】油圧によってクランク軸に対するカム軸の
    回転位相を変化させてバルブタイミングを可変制御する
    可変バルブタイミング機構を備えたエンジンのカム軸回
    転位相検出装置であって、 エンジン回転速度が所定値より低下した場合には、直前
    に検出したカム軸回転位相を検出値とすることを特徴と
    するエンジンのカム軸回転位相検出装置。
  7. 【請求項7】前記請求項1から請求項6のいずれか1つ
    に記載のエンジンのカム軸回転位相検出装置によるカム
    軸回転位相検出値を用いてシリンダ吸入空気量を算出す
    ることを特徴とするエンジンのシリンダ吸入空気量算出
    装置。
  8. 【請求項8】前記カム軸回転位相検出装置からの出力に
    基づいて吸気弁及び排気弁の開閉時期を検出し、 吸気弁の閉時期から算出するシリンダ容積と、吸気弁及
    び排気弁の開閉時期に応じたシリンダ内新気割合と、に
    基づいてシリンダ内の体積空気量を算出すると共に、吸
    気マニホールド内への質量空気の流入、流出量の収支計
    算を行って吸気マニホールド内の質量空気量を算出し、 該シリンダ内の体積空気量と、吸気マニホールド内の質
    量空気量と、吸気マニホールド容積と、に基づいてシリ
    ンダ内に吸入される質量空気量を算出することを特徴と
    する請求項7に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量算
    出装置。
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