JP4506608B2 - エンジンのシリンダ吸入空気量検出装置及びエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

エンジンのシリンダ吸入空気量検出装置及びエンジンの燃料噴射装置 Download PDF

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本発明は、エンジンのシリンダ吸入空気量検出装置及びこれを含んで構成されるエンジンの燃料噴射装置に関し、詳細には、エンジン制御の基礎情報として採用されるシリンダ吸入空気量を、吸気マニホールドにおける空気の出入りの収支計算により算出する吸入空気量の計測技術に関する。
エンジンのシリンダ吸入空気量検出装置として、次のものが知られている。すなわち、吸気マニホールドに流入する空気の量と、吸気マニホールドからシリンダに流出した空気の量との収支計算により吸気マニホールド内の空気の量を算出する。算出した空気の量と吸気マニホールドの容積とに基づいて算出される吸入空気の密度により、シリンダ内の空気の密度を近似して、シリンダに流出した空気の量であるシリンダ吸入空気量を算出するものである(特許文献1)。
特開2001−050091号公報(段落番号0034〜0042)
シリンダ吸入空気量は、燃料噴射制御等のエンジン制御に採用される基礎的な運転パラメータであるため、高い検出精度が要求される。
しかしながら、前掲特許文献1に記載のシリンダ吸入空気量検出装置では、吸入空気の密度を算出する際に用いられる吸気マニホールドの容積として、エンジンに固有のものとして幾何学的に特定される幾何マニホールド容積(吸気マニホールドの入口から吸気ポートまでの容積)を採用しており、これに起因して、次のような問題がある。すなわち、吸気マニホールドに流入した吸入空気は、吸気マニホールド内のみに留まらず、吸気マニホールド及びシリンダを含む系内に充填される。このため、収支計算の結果として得られる空気の量は、この系内に充填された空気の量として算出されるものと考えられるのであるが、吸気マニホールドの容積として幾何マニホールド容積を採用した場合は、収支計算により得られた空気の量と、この量の空気が占める容積とが対応せず(概して実際の充填容積よりも小さい。)、高めの値として得られた密度によりシリンダ吸入空気量が算出されることになる。このため、結果としてのシリンダ吸入空気量に誤差が生じ、燃料噴射制御に精度の低下を来すことである。
本発明は、収支計算の対象とする系の適正化を図り、シリンダ吸入空気量を正確に検出することを目的とする。
本発明は、エンジンのシリンダ吸入空気量検出装置を提供する。本発明に係る装置は、検出対象としての対象シリンダに吸入された空気の量(すなわち、シリンダ吸入空気量)を検出する装置であって、吸気マニホールドに流入する空気の量であるマニホールド流入空気量を検出するとともに、検出したマニホールド流入空気量、及び吸気マニホールドから対象シリンダに流出した空気の量であるシリンダ吸入空気量の収支計算により、吸気マニホールド内の空気の量であるマニホールド内空気量を算出する。吸気マニホールドの入口から吸気ポートまでの容積として幾何学的に算出される幾何マニホールド容積に、吸気弁閉時期における対象シリンダの容積を加算して、実効マニホールド容積を算出する。算出したマニホールド内空気量及び実効マニホールド容積、ならびに対象シリンダの容積に基づいてシリンダ吸入空気量を算出する。
本発明によれば、幾何マニホールド容積に対象シリンダの容積を加算した実効マニホールド容積を採用し、この実効マニホールド容積に基づいてシリンダ吸入空気量を算出することとしたので、収支計算により得られる空気の量と、この量の空気が占める容積とが対応し、シリンダ吸入空気量を正確に検出することができる。
以下に図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るエンジン1の構成を示している。
エンジン1は、可変動弁型の火花点火エンジンであり、クランクシャフトに対する吸気カムシャフトの位相角を変更することができる。動弁装置には、一般的な油圧シリンダによるものを採用するほか、電磁アクチュエータによるものを採用することができる。本実施形態では、説明の便宜上、吸気カムシャフトのみの位相角を可変としたものを採用するが、吸気及び排気の双方のカムシャフトに同様な動弁装置を設置し、双方の位相角を可変としてもよい。
吸気通路11の導入部には、図示しないエアクリーナが取り付けられるとともに、スロットル弁12が設置されており、このスロットル弁12によりエンジン1に吸入される空気の量が制御される。スロットル弁12の下流には、サージタンク13が設置され、このサージタンク13から各シリンダc1〜c4に分岐管14が伸び、本体のシリンダヘッドに接続して、吸気ポート14aが形成されている。この吸気ポート14aには、上記の通り弁特性が可変とされた吸気弁15が設置されている。また、各シリンダc1〜c4の分岐管14には、吸気ポート14aに指向させて燃料噴射弁25が設置されており、この燃料噴射弁25によりエンジン1の運転状態に応じた量の燃料が噴射される。
エンジン1の本体において、シリンダブロックには、ピストン16が挿入されており、シリンダヘッドとこのピストン16とにより挟まれる空間が燃焼室となる。図示しない点火プラグ(シリンダヘッドにおいて、気筒中心線上に設置される。)による点火後、燃焼により生じた排ガスは、排気弁17の開駆動に伴い排気通路に掃出される。
スロットル弁12の開度、燃料噴射弁25による燃料噴射量、吸気カムシャフトの位相角、及び点火プラグの点火時期等は、エンジンコントロールユニット(以下「ECU」という。)21により制御される。ECU21には、スロットル弁12の上流における空気の流量を検出するエアフローメータ31からの信号が入力されるほか、クランク角センサ32からの単位クランク角POS及び基準クランク角REF毎の信号、サージタンク13内の圧力(以下「吸気圧力」という。)VOOSTを検出するブーストセンサ33からの信号、及びサージタンク13内の温度(以下「吸気温度」という。)TMANIを検出する吸気温度センサ34からの信号等が入力される。ECU21は、入力した各信号に基づいて所定の演算を行い、燃料噴射弁25等のエンジン制御デバイスに制御信号を出力する。なお、ECU21は、クランク角センサ32からの信号POS,REFに基づいてクランク角θ及びエンジン回転数NEを算出する。
本実施形態において、ECU21は、エアフローメータ31からの信号をもとに、吸気マニホールドにおける空気の出入りの収支計算により吸気マニホールド内の空気の量(すなわち、マニホールド内空気量)MAMANIを算出するとともに、算出したマニホールド内空気量MAMANI、実効マニホールド容積VMANI及び対象シリンダの容積VCYL1に基づいてシリンダ吸入空気量QCYLを算出する。以下に、本実施形態に係るシリンダ吸入空気量検出装置について説明する。
本実施形態において、シリンダ吸入空気量検出装置としての機能は、ECU21に組み込まれている。すなわち、ECU21は、吸入空気量検出部201a及び燃料噴射量設定部202を含んで構成され、吸入空気量検出部201aにおいて、マニホールド流入空気量QTRMとしてエアフローメータ31からの信号を入力し、これに基づいて以下に示す演算によりシリンダ吸入空気量QCYLを算出する。このQCYLの演算は、所定のクランク角毎(ここでは、各シリンダc1〜c4の吸気弁閉時期IVC毎)に実行される。ECU21は、算出したQCYL(ここでは、単位換算の関係でMACYL)を燃料噴射量設定部202に出力し、燃料噴射量TPを算出及び設定する。なお、以下の説明では、対象シリンダをc1とし、このc1についてのシリンダ吸入空気量QCYLを検出するものとする。
図2は、吸入空気量検出部201aの構成をブロック毎に示している。
マニホールド内空気量算出部211aでは、マニホールド流入空気量QTRM、及び前回の検出時に得られたシリンダ吸入空気量QCYLzをもとに、下式(1)による収支計算を行い、マニホールド内空気量MAMANIを算出する。なお、前回の検出時に得られたマニホールド内空気量をMAMANIzと、この演算の実行周期をΔtとする。
MAMANI=MAMANIz+(QTRM−QCYLz)×Δt ・・・(1)
実効マニホールド容積算出部212aでは、対象シリンダc1の吸気弁閉時期IVCを読み込み、そのクランク角θivcにおける対象シリンダc1の容積VCYL1、及び連通シリンダc4の容積VCYL2を算出する。幾何マニホールド容積VMANI#にこのVCYL1,VCYL2を加算し、実効マニホールド容積VMANIを算出する(下式(2))。VCYL1,VCYL2は、IVC毎に対応させてECU21に記憶されており、IVCによる検索により読み出される。IVCは、吸気カムシャフトの位相角に基づいて算出することができる。なお、連通シリンダは、IVCのクランク角θivcで吸気弁15が開弁し、筒内が吸気マニホールド内と連通するシリンダとして特定され、ここでは、c4が該当する。また、VMANI#は、スロットル弁12の回転軸の位置(吸気マニホールドの入口を定める。)から吸気ポート14aまでの容積として幾何学的に算出され、ECU21に記憶されている。
VMANI=VMANI#+VCYL1+VCYL2 ・・・(2)
除算部213では、マニホールド内空気量MAMANI及び実効マニホールド容積VMANIをもとに、下式(3)により吸入空気の密度DMANIを算出する。ここでは、吸気マニホールド内と筒内とで空気の密度に実質的な差がない(温度及び圧力がほぼ一致する。)ものとして扱う。
DMANI=MAMANI/VMAVI ・・・(3)
積算部214では、密度DMANIに対象シリンダc1の容積VCYL1を乗算し、シリンダ吸入空気量MACYLを算出する。なお、ここでは、後述する燃料噴射量設定部21bへの出力を考慮し、MACYLをQCYLとは異なり、1シリンダ、かつ1サイクル当たりの量として算出する。このため、QCYLの出力に際し、積算部216において、係数設定部215により設定された単位換算係数Kにより単位を変換している。なお、エンジン回転数をNEと、エンジン1の気筒数をNREF(ここでは、4)とする。
MACYL=DMANI×VCYL1 ・・・(4)
K=NE×NREF×60/1000 ・・・(5)
QCYL=MACYL×K ・・・(6)
他方、積算部217では、1サイクル当たりのシリンダ吸入空気量MACYLに係数Kconstを乗算して、対象シリンダc1に対する燃料噴射量TPを算出し、燃料噴射弁25に出力する。なお、Kconstは、エンジン1の負荷に対応する基本噴射量を与えるものであり、エンジン1の運転状態毎に設定され、ECU21に記憶されている。このTPに対し、始動後の時間及び加速等の特定の運転状態に関する補正が行われるが、ここではその説明を省略する。
TP=Kconst×MACYL ・・・(7)
本実施形態に関し、エアフローメータ31が「マニホールド流入空気量検出手段」を、マニホールド内空気量算出部211が「マニホールド内空気量算出手段」を、実効マニホールド容積算出部212aが「実効マニホールド容積算出手段」を、除算部213及び乗算部214が「シリンダ吸入空気量算出手段」を構成する。
本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
すなわち、幾何マニホールド容積VMANI#に対象シリンダc1の容積VCYL1を加算した実効マニホールド容積VMANIを採用し、このVMANIにより吸入空気の密度DMANIを算出し、シリンダ吸入空気量QCYLを算出することとした。このため、収支計算により得られる空気の量(すなわち、MAMANI)と、この量の空気が占める容積VMANIとが対応し、QCYLを正確に検出することができる。
また、対象シリンダc1の容積VCYL1に加え、吸気弁閉時期IVCにおける連通シリンダc4の容積VCYL2を加算することとしたので、実効マニホールド容積VMANIをより正確なものとし、シリンダ吸入空気量QCYLの検出精度を向上させることができる。
以下に、本発明の他の実施形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施形態に係る実効マニホールド容積算出部212bの構成を示している。実効マニホールド容積算出部212b以外の構成は、第1の実施形態に係るエンジン1及びECU21と同様である。本実施形態では、排気後の筒内に残される残ガスを考慮し、この残ガスが対象シリンダc1及び連通シリンダc4内に占める容積VRESを除いたものとして、各シリンダc1,c4の容積VCYL1,VCYL2及び実効マニホールド容積VMANIを算出する。
第1の行程容積算出部221では、吸気弁閉時期IVCに基づいて対象シリンダc1の行程容積VC1を算出する。VC1は、対象シリンダc1のピストン16が上死点の時期からIVCまでに移動した距離STR1に、ピストン16の断面積Aを乗算して得られる容積である。なお、STR1、及び後述する距離STR2は、吸気カムシャフトの位相角の関数としてECU21に記憶されている。
VC1=STR1×A ・・・(8)
第2の行程容積算出部222では、下式(9)により連通シリンダc4の行程容積VC2を算出する。連通シリンダc4のピストン16が上死点の時期から、前記IVCまでに移動した距離をSTR2とする。なお、ピストン16の断面積は、対象シリンダc1のものAに等しいとする。
VC2=STR2×A ・・・(9)
残ガス率算出部223では、吸気弁閉時期IVC、エンジン回転数NE及び吸気圧力VOOSTをもとに、対象シリンダc1について残ガス率VRESRを算出する。このVRESRは、吸気弁閉時期IVCの筒内(燃焼室部分を含む。)に存在するガスの総量に対する残ガス量の比として扱われる。NE,VOOSTに応じたマップデータの検索によりVRESRの基本値を算出し、IVCによりこの基本値を補正してVRESRを算出する。更に、吸気温度TMANIによる補正を行うこととしてもよい。IVCは、吸気弁15及び排気弁17の各弁開期間が重なり合う期間(以下「オーバーラップ期間」という。)の長さを示すものとして考慮する。
乗算部224では、残ガス率VRESRをもとに、下式(10)により対象シリンダc1内に占める残ガスの容積(「第1の残ガス分容積」に相当する。)VRESを算出する。なお、筒内全体のうち、ピストン16が移動する空間を除く燃焼室部分の容積をVPROOF#とする。VPROOF#は、エンジン1に固有のものとしてECU21に記憶されている。
VRES=(VC1+VPROOF#)×VRESR ・・・(10)
以上のVC1,VC2,VRESをもとに、下式(11)〜(13)により対象シリンダc1の容積VCYL1、連通シリンダc4の容積VCYL2、及び実効マニホールド容積VMANIを算出する。なお、ここでは、連通シリンダc4内に占める残ガスの容積(「第2の残ガス分容積」に相当する。)をVRESにより近似する。
VCYL1=VC1+VPROOF#−VRES ・・・(11)
VCYL2=VC2+VPROOF#−VRES ・・・(12)
VMANI=VMANI#+VCYL1+VCYL2 ・・・(13)
本実施形態に係る実効マニホールド容積算出部212bにより算出された実効マニホールド容積VMANI、及び対象シリンダc1の容積VCYL1は、吸入空気量検出部21a(図2)の除算部213、乗算部214に夫々出力され、シリンダ吸入空気量QCYLの演算に反映される。
本実施形態に関し、図3に示すブロック全体が「実効マニホールド容積算出手段」を構成する。
本実施形態によれば、特に、対象シリンダc1及び連通シリンダc4の各容積VCYL1,VCYL2として、残ガスが占める容積VRESを除いた容積を採用し、VRESを除いた実効マニホールド容積VMANIを算出することとした。このため、新たに筒内に吸入された空気のみを評価の対象とし、シリンダ吸入空気量QCYLをより正確に算出することができる。
図4は、本実施形態に係る実効マニホールド容積算出部の他の例212cの構成を示している。本実施形態では、先の例における残ガス量VRESに代えて筒内における新気割合ITAを採用し、このITAにより、残ガス分を除く対象シリンダc1及び連通シリンダc4の容積VCYL1,VCYL2を算出する。
第1の行程容積算出部221、第2の行程容積算出部222では、先の例と同様に、吸気弁閉時期IVCをもとに、(8)及び(9)式により対象シリンダc1、連通シリンダc4の各行程容積VC1,VC2を算出する。
新気割合算出部231では、吸気弁閉時期IVC、エンジン回転数NE及び吸気圧力VOOSTをもとに、対象シリンダc1及び連通シリンダc4について新気割合ITA1,ITA2を算出する。ITA(ITA1,ITA2)は、吸気弁閉時期IVCの筒内に存在するガスの総量に対する吸入空気量の比として扱われ、NE等の運転状態に応じたマップデータの検索により算出した基本値に、IVC(すなわち、オーバーラップ期間の長さ)による補正を行い、算出する。
以上のVC1,VC2,ITA1,ITA2をもとに、下式(14)〜(16)により対象シリンダc1の容積VCYL1、連通シリンダc4の容積VCYL2、及び実効マニホールド容積VMANIを算出する。
VCYL1=(VC1+VPROOF#)×ITA1 ・・・(14)
VCYL2=(VC2+VPROOF#)×ITA2 ・・・(15)
VMANI=VMANI#+VCYL1+VCYL2 ・・・(16)
この例の実効マニホールド容積算出部212cにより算出された実効マニホールド容積VMANI、対象シリンダc1の容積VCYL1も、先の例におけると同様に、吸入空気量検出部201a(図2)の除算部213等に夫々出力され、シリンダ吸入空気量QCYLの演算に反映される。
本実施形態に関し、図4に示すブロック全体が「実効マニホールド容積算出手段」を構成する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る吸入空気量検出部201b(第1の実施形態におけると同様に、ECU21に組み込まれる。)の構成をブロック毎に示している。本実施形態では、残ガスを考慮することに加え、この残ガスの量MRESをマニホールド内空気量MAMANIの収支計算に反映させる。
マニホールド内空気量算出部211bでは、マニホールド流入空気量QTRM、前回の検出時に得られたシリンダ吸入空気量QCYLz、及び総残ガス量MRESTTLをもとに、下式(17)による収支計算を行い、マニホールド内空気量MAMANIを算出する。MRESTTLは、対象シリンダc1及び連通シリンダc4の筒内に残される残ガスの総量(=MRES1+MRES2)であり、後述する残ガス量算出部242により算出される。
MAMANI=MAMANIz+(QTRM−QCYLz)×Δt
+MRESTTL ・・・(17)
実効マニホールド容積算出部212dでは、対象シリンダc1の吸気弁閉時期IVCを読み込み、このIVCをもとに、IVCにおける対象シリンダc1及び連通シリンダc4の、吸気効率ITAVを考慮した実効容積(残ガス分容積を含む。)VCYL1’,VCYL2’を算出し、下式(18)により実効マニホールド容積VMANIを算出する。
VMANI=VMANI#+VCYL1’+VCYL2’ ・・・(18)
除算部213、積算部214及び減算部241では、マニホールド内空気量MAMANI、実効マニホールド容積VMANI、及び対象シリンダc1の実効容積VCYL1’をもとに、下式(19)及び(20)によりシリンダ吸入空気量MACYLを算出する。なお、減算部241では、吸気弁閉時期IVCの筒内全体に占める実質的なガスの総量から残ガス量MRES1を減算することで、MACYLとして新たに吸入された空気の量を算出する。
DMANI=MAMANI/VMAVI ・・・(19)
MACYL=DMANI×VCYL1’−MRES1 ・・・(20)
算出したMACYL(1シリンダ、かつ1サイクル当たりのシリンダ吸入空気量)に単位換算係数Kを乗算し、単位時間当たりの流量としてシリンダ吸入空気量QCYLを算出し、出力する。
QCYL=MACYL×K ・・・(21)
他方、燃料噴射量設定部202では、シリンダ吸入空気量MACYLに係数Kconstを乗算して、対象シリンダc1に対する燃料噴射量TPを算出し、燃料噴射弁25に出力する(乗算部217)。
図6は、実効マニホールド容積算出部212dの構成を示している。
吸気効率算出部251,252では、吸気弁閉時期IVC、エンジン回転数NE及び吸気圧力VOOSTをもとに、対象シリンダc1及び連通シリンダc4について吸気効率ITAV1,ITAV2を算出する。積算部232では、燃焼室部分を含む対象シリンダc1の容積(=VC1+VPROOF#)にITAV1を積算して、対象シリンダc1の実効容積VCYL1’を算出し、他方、積算部233では、IVCにおける連通シリンダc4の容積(=VC2+VPROOF#)にITAV2を積算して、連通シリンダc4の実効容積VCYL2’を算出する。算出したVCYL1’,VCYL2’に幾何マニホールド容積VMANI#を加算し、実効マニホールド容積VMANIを算出する。このVMANIは、吸気マニホールド、対象シリンダc1及び連通シリンダc4を含む系内に存在するガス(残ガスを含む。)の総量として算出され、吸入空気量検出部201bの除算部213に出力される。
VCYL1’=(VC1+VPROOF#)×ITAV1 ・・・(22)
VCYL2’=(VC2+VPROOF#)×ITAV2 ・・・(23)
VMANI=VMANI#+VCYL1’+VCYL2’ ・・・(24)
図7は、残ガス量算出部242の構成を示している。本実施形態では、残ガス量MRESを、オーバーラップ期間中に排気通路から吸気通路に吹き返す排ガスの量(以下「吹返ガス量」という。)MRESOLと、排気時に掃出されずに筒内に滞留する排ガスの量(以下「滞留ガス量」という。)MRESEVCとの合計として算出する。なお、本実施形態でも、吸気弁15の弁特性(吸気カムシャフトの位相角)のみを可変とし、排気弁17の弁特性は一定とする。
吹返ガス量算出部261では、吸気弁閉時期IVC、ならびに排ガスの温度及び圧力TEX,PEXをもとに、下式(25)〜(29)により吹返ガス量MRESOLを算出する。TEX,PEXは、排気マニホールド等に設置した排気温度センサ、排気圧力センサにより検出することができる。MRESOLtmpは、排ガスが吹き返す際の平均流速であり、吸気弁15又は排気弁17により各ポートに形成される微笑な隙間をオリフィスとみなして、下式(26)により算出する。ASUMOLは、前記オリフィスの積算開口面積であり、吸気弁15又は排気弁17のうちリフト量の小さい方の弁が形成するクランク角Δθ毎の区間開口面積ASIITAを、オーバーラップ期間全体に渡り積算して算出する(下式(27))。
また、(26)式において、PEVCは、排気弁閉時期EVCにおける筒内圧力であり、EVC直前における排気圧力PEXにより近似する。MRSOLDは、流量密度項であり、排ガスのガス定数REX、及びEVCにおける筒内温度TEVCをもとに、下式(28)により算出する。REXは、目標当量比に基づいて算出することができ、本実施形態では、これを示すものとして係数Kconstを採用することができる。TEVCは、EVC直前における排気温度TEXにより近似する。MRSOLPは、流量圧力項であり、吸気マニホールド内と排気マニホールド内との間の圧力比PINBYEX(=PIN/PEX)をもとに、下式(29)により算出する。SHEATRは、比熱比であり、目標当量比に基づいて算出することができる。
MRESOL=(MRESOLtmp×ASUMOL×60)/(NE×360) ・・・(25)
MREStmp=1.4×PEVC×MRSOLD×MRSOLP ・・・(26)
ASUMOL=Σ(ASIITA×Δθ) ・・・(27)
MRSOLD=√{1/(REX×TEVC)} ・・・(28)
MRSOLP=√[SHEATR/(SHEATR−1)×{PINBYEX^(2/SHEATR)−PINBYEX^((SHEATR+1)/SHEATR)}] ・・・(29)
他方、滞留ガス量算出部262では、排ガスの温度及び圧力TEX,PEXをもとに、下式(30)により滞留ガス量MRESEVCを算出する。筒内圧力PEVC、筒内温度TEVCをEVC直前における排気圧力PEX及び温度TEXにより近似することができ、ガス定数REXを目標当量比に基づいて算出することができるのは、上記の通りである。また、VEVCは、排気弁閉時期EVCにおけるシリンダ(燃焼室部分を含む。)の容積であるが、本実施形態では、排気弁17の弁特性が不変であるため、予め算出し、ECU21に記憶させておく。
MRESEVC=(PEVC×VEVC)/(REX×TEVC) ・・・(30)
残ガス量算出部242では、更に、吹返ガス量MRESOL及び滞留ガス量MRESEVCをもとに、対象シリンダc1について下式(31)により第1の残ガス量MRES1を算出する。また、MRESOL,MRESEVCをもとに、連通シリンダc4について下式(32)により第2の残ガス量MRES2を算出する。OLRATIOは、開口面積比であり、連通シリンダc4について算出される、クランク角θivcまでの積算開口面積SIGMAAと、対象シリンダc1について算出される、オーバーラップ期間全体に亘る積算開口面積ASUMOLとの比として、下式(33)により算出する。図8は、オーバーラップ期間における吸気弁15及び排気弁17の弁特性を示しており、斜線で示す部分の面積がSIGMAAに相当する。図9は、クランク角θivcにおける対象シリンダc1及び連通シリンダc4のピストン16の位置を示しており、4気筒エンジンの場合を(a)に、6気筒エンジンの場合を(b)に示している。4気筒エンジンの場合は、対象シリンダc1が吸気弁閉時期IVCにあるθivcにおいて、連通シリンダc4が排気弁閉時期EVCを過ぎているため、OLRATIOは、1に設定される。他方、6気筒エンジンの場合は、θivcにおいて、2つの連通シリンダc2,c3のうち一方c2がEVCを過ぎているが、他方c3がオーバーラップ期間内にあるため、連通シリンダc2についてOLRATIOが1に、連通シリンダc3についてOLRATIOが(33)式により1未満の値に設定される。なお、吸気カムシャフトの位相角の大きく遅れ、オーバーラップ期間が存在しない場合は、MRESOLが0となり、残ガス量としてMRESEVCが出力される。
MRES1=MRESOL1+MRESEVC1 ・・・(31)
MRES2=MRESOL2+MRESEVC2=MRESOL1×OLRATIO+MRESEVC2 ・・・(32)
OLRATIO=SIGMAA/ASUMOL ・・・(33)
更に、残ガス量算出部242は、算出したMRES1,MRES2を加算し、総残ガス量MRESTTLを算出する。
MRESTTL=MRES1+MRES2 ・・・(34)
本実施形態に関し、エアフローメータ31が「マニホールド流入空気量検出手段」を、マニホールド内空気量算出部211bが「マニホールド内空気量算出手段」を、実効マニホールド容積算出部212dが「実効マニホールド容積算出手段」を、除算部213、乗算部214及び減算部241が「シリンダ吸入空気量算出手段」を、残ガス量算出部242が「第1の残ガス量算出手段」及び「第2の残ガス量算出手段」を構成する。
本発明によれば、特に、次のような効果を得ることができる。
すなわち、対象シリンダc1及び連通シリンダc4について残ガス量MRES1,MRES2を算出し、その合計である総残ガス量MRESTTLをマニホールド内空気量MAMANIの収支計算に反映させることとしたので、残ガスによる吸気マニホールド内の状態(主に、密度)の変化を考慮して、筒内のガスの密度、延いてはシリンダ吸入空気量QCYLを正確に算出することができる。
また、各残ガス量MRES1,MRES2を吹返ガス量MRESOL及び滞留ガス量MRESEVCの合計として扱うこととしたので、残ガス量をより正確に算出することができるとともに、オーバーラップ期間中にある連通シリンダ(図9(b)のc3)に関する残ガス量の的確な評価が可能となる。
なお、収支計算によるシリンダ吸入空気量QCYLの検出は、始動時又は加速時等の過渡時において、特に有効である。定常時には、この方法による検出を停止し、QCYLとしてエアフローメータ31の出力を採用することとしてもよい。作動遅れの影響が無視し得るほどに小さいため、収支計算の結果とエアフローメータ31の出力とがほぼ一致し、エアフローメータ31により同等な精度でQCYLを検出することができるからである。
また、以上の各実施形態において、乗算部217が「燃料噴射量設定手段」を構成する。
本発明の第1の実施形態に係るエンジン1の構成 同上実施形態に係るエンジンコントロールユニット21の吸入空気量検出部201aの構成 本発明の第2の実施形態に係る吸入空気量検出部の実効マニホールド容積算出部212bの構成 同上実効マニホールド容積算出部の他の例212cの構成 本発明の第3の実施形態に係るエンジンコントロールユニットの吸入空気量検出部201bの構成 同上吸入空気量検出部201bの実効マニホールド容積算出部212dの構成 同上吸入空気量検出部201bの残ガス量算出部242の構成 吸気弁閉時期IVCのクランク角θivcでオーバーラップ期間中にある連通シリンダに関する積算開口面積SIGMAA 同上クランク角θivcにおける対象シリンダc1及び連通シリンダc4の各ピストンの位置
符号の説明
1…エンジン、11…吸気通路、12…スロットル弁、13…サージタンク、14a…吸気ポート、15…吸気弁、16…ピストン、17…排気弁、21…エンジンコントロールユニット、25…インジェクタ、31…エアフローメータ、32…クランク角センサ、33…ブーストセンサ、34…吸気温度センサ、c1…圧縮行程シリンダ(対象シリンダ)、c2…膨張行程シリンダ、c3…排気行程シリンダ、c4…吸気行程シリンダ(連通シリンダ)、201a,201b…吸入空気量検出部、211a,211b…マニホールド内空気量算出部、212a〜212d…実効マニホールド容積算出部、242…残ガス量算出部、202…燃料噴射量設定部。

Claims (8)

  1. 検出対象としての対象シリンダに吸入された空気の量であるシリンダ吸入空気量を検出する装置であって、
    吸気マニホールドに流入する空気の量であるマニホールド流入空気量を検出するマニホールド流入空気量検出手段と、
    検出されたマニホールド流入空気量、及び吸気マニホールドから前記対象シリンダに流出した空気の量であるシリンダ吸入空気量の収支計算により、吸気マニホールド内の空気の量であるマニホールド内空気量を算出するマニホールド内空気量算出手段と、
    吸気マニホールドの入口から吸気ポートまでの容積として幾何学的に算出される幾何マニホールド容積に、吸気弁閉時期における前記対象シリンダの容積を加算して、実効マニホールド容積を算出する実効マニホールド容積算出手段と、
    算出されたマニホールド内空気量及び実効マニホールド容積、ならびに前記対象シリンダの容積に基づいて前記シリンダ吸入空気量を算出するシリンダ吸入空気量算出手段と、を含んで構成されるエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  2. 前記実効マニホールド容積算出手段は、排気後の筒内に残される残ガスが前記対象シリンダ内に占める第1の残ガス分容積以外の容積を前記対象シリンダの容積として、これを前記幾何マニホールド容積に加算する請求項1に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  3. 排気後の筒内に残される残ガスの量を前記対象シリンダについて算出する第1の残ガス量算出手段を更に含んで構成され、
    前記マニホールド内空気量算出手段は、前記第1の残ガス量算出手段により算出された残ガスの量を第1の残ガス量として、前記マニホールド流入空気量、前記シリンダ吸入空気量及び前記第1の残ガス量の収支計算により、前記マニホールド内空気量を算出し、
    前記シリンダ吸入空気量算出手段は、前記マニホールド内空気量、前記実効マニホールド容積及び前記第1の残ガス量に基づいて前記シリンダ吸入空気量を算出する請求項1に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  4. 前記実効マニホールド容積算出手段は、前記幾何マニホールド容積に、前記対象シリンダの容積、及び前記対象シリンダの吸気弁閉時期に筒内が吸気マニホールド内と連通する連通シリンダの、この吸気弁閉時期における容積を加算して、前記実効マニホールド容積を算出する請求項1に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  5. 前記実効マニホールド容積算出手段は、排気後の筒内に残される残ガスが前記対象シリンダ内に占める第1の残ガス分容積以外の容積を前記対象シリンダの容積とするとともに、残ガスが、前記吸気弁閉時期に前記連通シリンダ内に占める第2の残ガス分容積以外の容積を前記連通シリンダの容積として、これらを前記幾何マニホールド容積に加算する請求項4に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  6. 前記実効マニホールド容積算出手段は、前記第1の残ガス分容積により前記第2の残ガス分容積を近似して、前記実効マニホールド容積を算出する請求項5に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  7. 排気後の筒内に残される残ガスの量を前記対象シリンダについて算出する第1の残ガス量算出手段と、
    残ガスの量を、前記吸気弁閉時期における前記連通シリンダについて算出する第2の残ガス量算出手段と、を更に含んで構成され、
    前記マニホールド内空気量算出手段は、前記第1及び第2の残ガス量算出手段により算出された残ガスの量を夫々第1の残ガス量、第2の残ガス量として、前記マニホールド流入空気量、前記シリンダ吸入空気量、ならびに前記第1及び第2の残ガス量の収支計算により、前記マニホールド内空気量を算出し、
    前記シリンダ吸入空気量算出手段は、前記マニホールド内空気量、前記実効マニホールド容積及び前記第1の残ガス量に基づいて前記シリンダ吸入空気量を算出する請求項4に記載のエンジンのシリンダ吸入空気量検出装置。
  8. 請求項1〜7に記載のシリンダ吸入空気量検出装置と、
    検出されたシリンダ吸入空気量に基づいて前記対象シリンダに対する燃料噴射量を設定する燃料噴射量設定手段と、を含んで構成されるエンジンの燃料噴射装置。
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