JP2002227505A - 上吊り引き戸枠 - Google Patents
上吊り引き戸枠Info
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- JP2002227505A JP2002227505A JP2001022585A JP2001022585A JP2002227505A JP 2002227505 A JP2002227505 A JP 2002227505A JP 2001022585 A JP2001022585 A JP 2001022585A JP 2001022585 A JP2001022585 A JP 2001022585A JP 2002227505 A JP2002227505 A JP 2002227505A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 家屋に変形が生じた場合にも、縦
枠3、縦枠4と引き戸5の木口部との間に隙間を生じる
ことのない引き戸であって加工や取り付けが容易で部品
数も少ない部材の提供。 【解決手段】 鴨居2下面に戸車レール6が設け
られ、上吊り引き戸5が戸車レール6上を開閉自在に走
行する上吊り引き戸構造において、縦枠3、縦枠4の内
面にその長さ方向にわたって戸决り溝7を形成し、鴨居
2下面には開口部長さに縦枠3、縦枠4の戸决り溝深さ
の寸法が加えられた戸車レール6が固着され、戸車レー
ル6が縦枠3、縦枠4の内面の戸决り溝7と嵌合して鴨
居2と縦枠3、縦枠4を組み立てることを特徴とする上
吊り引き戸構造。
枠3、縦枠4と引き戸5の木口部との間に隙間を生じる
ことのない引き戸であって加工や取り付けが容易で部品
数も少ない部材の提供。 【解決手段】 鴨居2下面に戸車レール6が設け
られ、上吊り引き戸5が戸車レール6上を開閉自在に走
行する上吊り引き戸構造において、縦枠3、縦枠4の内
面にその長さ方向にわたって戸决り溝7を形成し、鴨居
2下面には開口部長さに縦枠3、縦枠4の戸决り溝深さ
の寸法が加えられた戸車レール6が固着され、戸車レー
ル6が縦枠3、縦枠4の内面の戸决り溝7と嵌合して鴨
居2と縦枠3、縦枠4を組み立てることを特徴とする上
吊り引き戸構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋の開口部に設
けられる上吊り引き戸構造に関する。
けられる上吊り引き戸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上記上吊り引き戸構造は、開口部に鴨居
および左右一対の縦枠による三方枠体または敷居を加え
た四方枠体が設けられ、該枠体内に開閉自在に上吊り引
き戸が設けられてなる。上吊り引き戸には必要に応じて
戸車を有し、鴨居に固着された戸車レールに沿って水平
方向に移動可能とされる。引き戸の閉塞時には、引き戸
の木口部が枠体の縦枠に接するように構成される。
および左右一対の縦枠による三方枠体または敷居を加え
た四方枠体が設けられ、該枠体内に開閉自在に上吊り引
き戸が設けられてなる。上吊り引き戸には必要に応じて
戸車を有し、鴨居に固着された戸車レールに沿って水平
方向に移動可能とされる。引き戸の閉塞時には、引き戸
の木口部が枠体の縦枠に接するように構成される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、家屋におい
て建築後に躯体の沈み込みや馴染み等により変形が生ず
ると、縦枠と引き戸木口縁部との間に隙間が発生し、見
かけが悪くなる。
て建築後に躯体の沈み込みや馴染み等により変形が生ず
ると、縦枠と引き戸木口縁部との間に隙間が発生し、見
かけが悪くなる。
【0004】このような問題を回避するためには、引き
戸の上端部や下端部を削り調整したり、戸車に高さ調整
機能を持たせて、縦枠と引き戸木口部との間の隙間を隠
蔽しなければならないが、引き戸の削り調整には熟練技
術を要し、また、高さ調整機能を有する戸車は高価なた
め引き戸構造全体のコストアップとなっていた。さら
に、いずれにしても調整代が小さいため、変形の程度が
大きくなると隙間を完全に隠蔽することができないとい
う問題があった。
戸の上端部や下端部を削り調整したり、戸車に高さ調整
機能を持たせて、縦枠と引き戸木口部との間の隙間を隠
蔽しなければならないが、引き戸の削り調整には熟練技
術を要し、また、高さ調整機能を有する戸車は高価なた
め引き戸構造全体のコストアップとなっていた。さら
に、いずれにしても調整代が小さいため、変形の程度が
大きくなると隙間を完全に隠蔽することができないとい
う問題があった。
【0005】また、上記の問題点を解消するため、特開
平9−13822や特開平9−13823に開示された
枠構造のように縦枠の内面にその長さ方向にわたって戸
决り溝を形成し、戸决り溝は鴨居のエンド木口端に形成
される凸部と嵌合し枠体を構成することも検討されたが
加工が煩雑になり、しかも戸車レールを鴨居のエンド木
口端の凸部近くに固着すると強度不足になるという問題
があった。
平9−13822や特開平9−13823に開示された
枠構造のように縦枠の内面にその長さ方向にわたって戸
决り溝を形成し、戸决り溝は鴨居のエンド木口端に形成
される凸部と嵌合し枠体を構成することも検討されたが
加工が煩雑になり、しかも戸車レールを鴨居のエンド木
口端の凸部近くに固着すると強度不足になるという問題
があった。
【0006】さらに加工上の煩雑さを解消するため、縦
枠の内面にその長さ方向にわたって戸决り溝を形成し、
鴨居2のエンド木口端は凸部を形成せず、戸决り溝に嵌
合する別部材を作ることも検討されたが、部品点数が多
くなり、施工が煩雑になるという問題があった。
枠の内面にその長さ方向にわたって戸决り溝を形成し、
鴨居2のエンド木口端は凸部を形成せず、戸决り溝に嵌
合する別部材を作ることも検討されたが、部品点数が多
くなり、施工が煩雑になるという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明による上吊り引き戸構造は、開口部に鴨居2
および左右一対の縦枠3、縦枠4による三方枠体1また
は敷居を加えた四方枠体1が設けられ、鴨居2下面には
その長さ方向にわたって戸車レール6が設置され、引き
戸5の上端面に付けた戸車付き部材9を戸車レール6に
嵌合した状態で戸車レール6上を走行させることにより
枠体1内に開閉自在に設けられてなる上吊り引き戸構造
において、縦枠3、縦枠4の内面にはその長さ方向にわ
たって戸决り溝7が形成され、鴨居2の長さは開口部長
さで平面部矩形とし、鴨居2下面には開口部長さに縦枠
3、縦枠4に形成された戸决り溝深さの寸法が加えられ
た戸車レール6が戸决り溝深さに相当する長さだけ突出
するように固着され、戸車レール6が縦枠3、縦枠4の
内面の戸决り溝7と嵌合して鴨居2と縦枠3、縦枠4を
組み立てることを特徴とする。
め、本発明による上吊り引き戸構造は、開口部に鴨居2
および左右一対の縦枠3、縦枠4による三方枠体1また
は敷居を加えた四方枠体1が設けられ、鴨居2下面には
その長さ方向にわたって戸車レール6が設置され、引き
戸5の上端面に付けた戸車付き部材9を戸車レール6に
嵌合した状態で戸車レール6上を走行させることにより
枠体1内に開閉自在に設けられてなる上吊り引き戸構造
において、縦枠3、縦枠4の内面にはその長さ方向にわ
たって戸决り溝7が形成され、鴨居2の長さは開口部長
さで平面部矩形とし、鴨居2下面には開口部長さに縦枠
3、縦枠4に形成された戸决り溝深さの寸法が加えられ
た戸車レール6が戸决り溝深さに相当する長さだけ突出
するように固着され、戸車レール6が縦枠3、縦枠4の
内面の戸决り溝7と嵌合して鴨居2と縦枠3、縦枠4を
組み立てることを特徴とする。
【0008】本発明の上吊り引き戸構造を構成する鴨
居、縦枠、縦枠および上吊り引き戸はいずれも公知の木
質材を使用することができる。
居、縦枠、縦枠および上吊り引き戸はいずれも公知の木
質材を使用することができる。
【0009】たとえば、鴨居および縦枠の基材には、挽
材、合板、繊維板、削片板、OSB、集成材、単板積層
材等の基材が単独であるいはそれらを任意積層した積層
材として用いられる。鴨居および縦枠は、これら基材を
そのまま用いて構成することもできるが、少なくとも施
工後において外部に露出される部分には、単板や化粧
紙、化粧合成樹脂シート等の化粧材を貼着したり、ある
いは模様印刷、着色塗装等による任意化粧を施してもよ
い。
材、合板、繊維板、削片板、OSB、集成材、単板積層
材等の基材が単独であるいはそれらを任意積層した積層
材として用いられる。鴨居および縦枠は、これら基材を
そのまま用いて構成することもできるが、少なくとも施
工後において外部に露出される部分には、単板や化粧
紙、化粧合成樹脂シート等の化粧材を貼着したり、ある
いは模様印刷、着色塗装等による任意化粧を施してもよ
い。
【0010】枠体1を構成したときに下面側となる鴨居
2の一面にはその長さ方向にわたって鴨居溝が形成さ
れ、引き戸5の上端部に設けられる戸車付き部材9を嵌
合し案内するための戸車レール6が嵌合固着されるか、
あるいは鴨居溝を形成せず戸車レール6が鴨居2下面に
直接固着されてもよい。
2の一面にはその長さ方向にわたって鴨居溝が形成さ
れ、引き戸5の上端部に設けられる戸車付き部材9を嵌
合し案内するための戸車レール6が嵌合固着されるか、
あるいは鴨居溝を形成せず戸車レール6が鴨居2下面に
直接固着されてもよい。
【0011】さらに、本発明においては、枠体1を構成
したときに内面側となる縦枠3、縦枠4の一面にはその
長さ方向にわたって、閉塞時に上吊り引き戸5の木口縁
部を収納するための戸决り溝7が形成される。
したときに内面側となる縦枠3、縦枠4の一面にはその
長さ方向にわたって、閉塞時に上吊り引き戸5の木口縁
部を収納するための戸决り溝7が形成される。
【0012】これら敷居、鴨居2および一対の縦枠3、
縦枠4は、相互の突き付け部をビス、釘、接着剤等によ
り固定されることにより、三方枠体または四方枠体が得
られる。
縦枠4は、相互の突き付け部をビス、釘、接着剤等によ
り固定されることにより、三方枠体または四方枠体が得
られる。
【0013】引き戸5としては障子、ふすま、ガラス
戸、格子戸、フラッシュ戸等の任意のものを用いること
ができる。本発明で用いられる上吊り引き戸5は、その
上端部に戸車などの走行具を有するものである。
戸、格子戸、フラッシュ戸等の任意のものを用いること
ができる。本発明で用いられる上吊り引き戸5は、その
上端部に戸車などの走行具を有するものである。
【0014】本発明はあらゆるタイプの上吊り引き戸構
造に適用可能であり、いわゆる片引きタイプや複数枚引
き戸の上吊り引き戸構造として構成することができる。
造に適用可能であり、いわゆる片引きタイプや複数枚引
き戸の上吊り引き戸構造として構成することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその好ましい実施
形態に則して説明する。
形態に則して説明する。
【0016】
【実施例】図1ないし図6は本発明の一実施例による上
吊り引き戸構造と部材を示す。図1の上吊り引き戸は、
鴨居2および左右一対の縦枠3、縦枠4よりなる枠体1
内に開閉自在に上吊り引き戸5が設けられる引き違いタ
イプのものとして構成されている。
吊り引き戸構造と部材を示す。図1の上吊り引き戸は、
鴨居2および左右一対の縦枠3、縦枠4よりなる枠体1
内に開閉自在に上吊り引き戸5が設けられる引き違いタ
イプのものとして構成されている。
【0017】図1の水平断面図である図2に示されるよ
うに、一方の縦枠3には上吊り引き戸5が当たる部分に
長さ方向にわたる戸决り溝7が形成されている。この戸
决り溝7は、建築後に躯体の沈み込みや馴染み等により
変形が生じた場合に縦枠3と上吊り引き戸木口縁部との
間に発生する隙間を隠蔽するために該上吊り引き戸5の
木口縁部の厚さ寸法に対応する幅寸法を有している。
うに、一方の縦枠3には上吊り引き戸5が当たる部分に
長さ方向にわたる戸决り溝7が形成されている。この戸
决り溝7は、建築後に躯体の沈み込みや馴染み等により
変形が生じた場合に縦枠3と上吊り引き戸木口縁部との
間に発生する隙間を隠蔽するために該上吊り引き戸5の
木口縁部の厚さ寸法に対応する幅寸法を有している。
【0018】また、戸决り溝7は、鴨居2に形成されて
いる戸車レール6のうちの奥方の戸車レールと対応する
位置に形成されている。
いる戸車レール6のうちの奥方の戸車レールと対応する
位置に形成されている。
【0019】鴨居2下部には引き戸5を上吊りするため
の戸車レール6が固着され、戸車レール6の長さは開口
部長さに縦枠3に形成された戸决り溝深さの寸法が加え
られた長さであり、縦枠戸决り溝7に嵌合可能に鴨居2
のエンド木口から縦枠戸决り溝深さの寸法が突出してい
る。
の戸車レール6が固着され、戸車レール6の長さは開口
部長さに縦枠3に形成された戸决り溝深さの寸法が加え
られた長さであり、縦枠戸决り溝7に嵌合可能に鴨居2
のエンド木口から縦枠戸决り溝深さの寸法が突出してい
る。
【0020】他方の縦枠4においても同様であり、上吊
り引き戸5が当たる部分に長さ方向にわたる戸决り溝7
が形成されている。この戸决り溝7は、建築後に躯体の
沈み込みや馴染み等により変形が生じた場合に縦枠4と
上吊り引き戸木口縁部との間に発生する隙間を隠蔽する
ために該上吊り引き戸5の木口縁部の厚さ寸法に対応す
る幅寸法を有している。
り引き戸5が当たる部分に長さ方向にわたる戸决り溝7
が形成されている。この戸决り溝7は、建築後に躯体の
沈み込みや馴染み等により変形が生じた場合に縦枠4と
上吊り引き戸木口縁部との間に発生する隙間を隠蔽する
ために該上吊り引き戸5の木口縁部の厚さ寸法に対応す
る幅寸法を有している。
【0021】また、戸决り溝7は、鴨居2に形成されて
いる戸車レール6のうちの前方の戸車レールと対応する
位置に形成されている。
いる戸車レール6のうちの前方の戸車レールと対応する
位置に形成されている。
【0022】鴨居2下部には引き戸5を上吊りするため
の戸車レールが固着され、戸車レールの長さは開口部長
さに縦枠4に形成された戸决り溝深さの寸法が加えられ
た長さであり、縦枠戸决り溝7に嵌合可能に鴨居2のエ
ンド木口から縦枠戸决り溝深さの寸法が突出している。
の戸車レールが固着され、戸車レールの長さは開口部長
さに縦枠4に形成された戸决り溝深さの寸法が加えられ
た長さであり、縦枠戸决り溝7に嵌合可能に鴨居2のエ
ンド木口から縦枠戸决り溝深さの寸法が突出している。
【0023】枠体1は、鴨居2に固着された戸車レール
6を縦枠3、縦枠4の戸决り溝7内に嵌合し、さらに鴨
居2と縦枠3、縦枠4を枠組みして構成される。
6を縦枠3、縦枠4の戸决り溝7内に嵌合し、さらに鴨
居2と縦枠3、縦枠4を枠組みして構成される。
【0024】得られた枠体1においては、後方の戸車レ
ールは、戸决り溝7内に嵌合された戸車レールと連続し
て縦枠3の内部にまで延長されており、同様に、前方の
戸車レールは、戸决り溝7内に嵌合された戸車レールと
連続して縦枠4の内部にまで延長されている。
ールは、戸决り溝7内に嵌合された戸車レールと連続し
て縦枠3の内部にまで延長されており、同様に、前方の
戸車レールは、戸决り溝7内に嵌合された戸車レールと
連続して縦枠4の内部にまで延長されている。
【0025】したがって、図2に示されるように、上吊
り引き戸5の木口縁部は閉塞時に縦枠3、縦枠4の戸决
り溝7内に収納され、同様に、上吊り引き戸5の木口縁
部は閉塞時に縦枠3、縦枠4の戸决り溝7内に収納され
る。
り引き戸5の木口縁部は閉塞時に縦枠3、縦枠4の戸决
り溝7内に収納され、同様に、上吊り引き戸5の木口縁
部は閉塞時に縦枠3、縦枠4の戸决り溝7内に収納され
る。
【0026】この場合、戸車レール6と縦枠3、縦枠4
の嵌合部分は戸車レール6の形状と縦枠戸决り形状とが
完全に一致しなくても外観上や機構上の不都合はない。
の嵌合部分は戸車レール6の形状と縦枠戸决り形状とが
完全に一致しなくても外観上や機構上の不都合はない。
【0027】図3は図1の垂直断面図で、図4は鴨居2
と縦枠4の組立前の外観図である。図4は納まりを容易
にするための額縁8を省略した枠幅固定形状で図示し、
その他の図は額縁8を付けた枠幅可変形状で図示してい
るが、本発明の上吊り引き戸構造はあらゆる公知の納ま
りを使用することができる。
と縦枠4の組立前の外観図である。図4は納まりを容易
にするための額縁8を省略した枠幅固定形状で図示し、
その他の図は額縁8を付けた枠幅可変形状で図示してい
るが、本発明の上吊り引き戸構造はあらゆる公知の納ま
りを使用することができる。
【0028】片引き戸タイプの場合、図5に示されるよ
うに、一方の縦枠12には戸决り溝を設けず引き戸の閉
塞時に引き戸5と縦枠12が接するように構成されても
後ろ側に壁面があるため隙間が発生して見かけが悪くこ
とは無い。しかし、図6に示されるように外観上や施工
上の同一性を考慮して縦枠13の如く戸决り溝7を設け
ても良い。
うに、一方の縦枠12には戸决り溝を設けず引き戸の閉
塞時に引き戸5と縦枠12が接するように構成されても
後ろ側に壁面があるため隙間が発生して見かけが悪くこ
とは無い。しかし、図6に示されるように外観上や施工
上の同一性を考慮して縦枠13の如く戸决り溝7を設け
ても良い。
【0029】また、図2では引き違いタイプの場合、戸
决り溝7を片方の引き戸が通常閉塞時に接する部分のみ
に設けているが外観上や施工上の同一性を考慮して両方
の引き戸が接する部分の2箇所に設けても良い。
决り溝7を片方の引き戸が通常閉塞時に接する部分のみ
に設けているが外観上や施工上の同一性を考慮して両方
の引き戸が接する部分の2箇所に設けても良い。
【0030】このように戸决り溝7が片側または両側に
設けられる場合、戸車レール6は設けられた戸决り溝の
数に応じて長さを変更する。
設けられる場合、戸車レール6は設けられた戸决り溝の
数に応じて長さを変更する。
【0031】このため、家屋の変形等により縦枠と鴨居
との間の垂直関係が損なわれたとしても、引き戸の閉塞
時には、引き戸の木口縁部と縦枠との間に生ずる隙間は
戸决り溝内に吸収されて、外部に露見することがない。
との間の垂直関係が損なわれたとしても、引き戸の閉塞
時には、引き戸の木口縁部と縦枠との間に生ずる隙間は
戸决り溝内に吸収されて、外部に露見することがない。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、引き戸の閉塞時には、
引き戸の木口部が縦枠3、縦枠4の内面側に形成した戸
决り溝7に収納されるため、家屋の変形等により上吊り
引き戸5の木口縁部と縦枠3、縦枠4との間に隙間が生
じたとしても、該隙間は戸决り溝内に吸収されて、外部
に露見されることがない。
引き戸の木口部が縦枠3、縦枠4の内面側に形成した戸
决り溝7に収納されるため、家屋の変形等により上吊り
引き戸5の木口縁部と縦枠3、縦枠4との間に隙間が生
じたとしても、該隙間は戸决り溝内に吸収されて、外部
に露見されることがない。
【0033】また、戸决り溝7の上端部を戸車レール6
が嵌入されて覆っているため、別部材を嵌合する必要も
なく、部材点数も少なく施工が容易で部材の加工も簡単
になる。
が嵌入されて覆っているため、別部材を嵌合する必要も
なく、部材点数も少なく施工が容易で部材の加工も簡単
になる。
【図1】本発明の引き違いタイプの実施例による正面
図。
図。
【図2】本発明の引き違いタイプの実施例による水平断
面図。
面図。
【図3】本発明の引き違いタイプの実施例による垂直断
面図。
面図。
【図4】本発明の引き違いタイプの実施例による組立外
観図。
観図。
【図5】本発明の片引きタイプの実施例による水平断面
図。
図。
【図6】本発明の片引きタイプの実施例による縦枠水平
断面図。
断面図。
1 枠体 2 鴨居 3 縦枠 4 縦枠 5 引き戸 6 戸車レール 7 戸决り 8 額縁 9 戸車部材 10 縦枠 11 方立て 12 片引き戸用縦枠戸决り無し 13 片引き戸用縦枠戸决り有り
Claims (1)
- 【請求項1】開口部に鴨居(2)および左右一対の縦枠
(3)、縦枠(4)による三方枠体(1)または敷居を
加えた四方枠体(1)が設けられ、鴨居(2)下面には
その長さ方向にわたって戸車レール(6)が設置され、
引き戸(5)の上端面に付けた戸車付き部材(9)を戸
車レール(6)に嵌合した状態で戸車レール(6)上を
走行させることにより枠体(1)内に開閉自在に設けら
れてなる上吊り引き戸構造において、縦枠(3)、縦枠
(4)の内面にはその長さ方向にわたって戸决り溝
(7)が形成され、鴨居(2)の長さは開口部長さで平
面部矩形とし、鴨居(2)下面には開口部長さに縦枠
(3)、縦枠(4)に形成された戸决り溝深さの寸法が
加えられた戸車レール(6)が戸决り溝深さに相当する
長さだけ突出するように固着され、戸車レール(6)が
縦枠(3)、縦枠(4)の内面の戸决り溝(7)と嵌合
して鴨居(2)と縦枠(3)、縦枠(4)を組み立てる
ことを特徴とする上吊り引き戸構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022585A JP2002227505A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 上吊り引き戸枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001022585A JP2002227505A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 上吊り引き戸枠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002227505A true JP2002227505A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18887979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001022585A Pending JP2002227505A (ja) | 2001-01-31 | 2001-01-31 | 上吊り引き戸枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002227505A (ja) |
-
2001
- 2001-01-31 JP JP2001022585A patent/JP2002227505A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20041129 |