JPH10102934A - 障子枠 - Google Patents

障子枠

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Publication number
JPH10102934A
JPH10102934A JP26277096A JP26277096A JPH10102934A JP H10102934 A JPH10102934 A JP H10102934A JP 26277096 A JP26277096 A JP 26277096A JP 26277096 A JP26277096 A JP 26277096A JP H10102934 A JPH10102934 A JP H10102934A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
paper
shoji
rectangular frame
peripheral edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26277096A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoko Shidara
良子 設楽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP26277096A priority Critical patent/JPH10102934A/ja
Publication of JPH10102934A publication Critical patent/JPH10102934A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Wing Frames And Configurations (AREA)
  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で十分な採光ができる障子枠を提
供する。 【解決手段】 方形枠2の内側に格子材3を設けてなる
障子枠1において、方形枠2の内周縁2a付近に、方形
枠2の内周縁2a付近と格子材3の正面を覆って貼り付
ける障子紙4の外周縁4aを没入する段差5を形成す
る。 【効果】 少ない部品点数から構成できる上、方形枠2
の内側も十分に広く設けられるために採光性に優れてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、和室の出入口や
窓等を開閉する障子の障子枠に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5及び図6に示すように、和室
の出入口や窓等を開閉する障子の障子枠14は、2枚が
引き違いとなるように設置されるのが一般的である。前
記障子枠14としては、上下部をそれぞれ敷居11と鴨
居15のそれぞれの溝12,16に案内されてスライド
自在に移動可能な縦框と横框からなる方形枠2の内側に
格子材3を設け、これら方形枠2の内周縁2a付近と格
子材3の正面を覆って障子紙4を貼り付けてなるものが
周知である。
【0003】このように方形枠2に障子紙4を貼り付け
るには、図7に示すように、方形枠2の正面より障子紙
4の厚み分、当該方形枠2の厚み方向の奥方へ位置する
ように桟材17を固定し、該桟材17に障子紙4の外周
縁4aを接着することにより行っている。或いは、桟材
17を省略し、図8に示すように、障子紙4の外周縁4
aを方形枠2の正面に直接に接着することにより行って
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すように、方形枠2に桟材17を固定すると、障子枠
14を構成する部品点数が増加する上、方形枠14の内
側の広さが桟材17によって制限され、採光が僅かなが
ら妨げられるという問題がある。また、図8に示すよう
に、障子紙4を方形枠14に直接に接着すると、障子紙
4の外周縁を真っ直ぐに揃えるためにカッター等を用い
て障子紙4の外周縁4aを一直線状に裁断する際に、方
形枠14の正面をカッター等で損傷するという問題があ
る。
【0005】この発明の目的は、上記の問題に鑑みてな
されたものであり、構造が簡単で十分な採光ができる障
子枠を提供しすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の障子枠は、方
形枠の内側に格子材を設けてなる障子枠において、前記
方形枠の内周縁付近に、前記方形枠の内周縁付近と前記
格子材の正面を覆って貼り付ける障子紙の外周縁を没入
する段差を形成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態に係
る障子枠について、図1乃至図4に基づいて説明する
が、当該障子枠1の側面図は、従来例の障子枠と略同様
に表れるため図示を省略する。
【0008】前記障子枠1は、正面図を図1に表しその
縦断面図を図2に表したように、方形枠2の内側に格子
材3を設け、前記方形枠2の内周縁2a付近に、前記方
形枠2の内周縁2a付近と前記格子材3の正面を覆って
貼り付ける障子紙4の外周縁4aを没入するための段差
5を形成したものである。
【0009】図3は、2枚の障子枠1を引き違いに設置
した状態を水平断面視したものであり、図4は、図3の
要部を表している。前記方形枠2は、図3示すように、
間仕切り又は壁パネル6で支持された戸当たり枠7の間
をスライド自在に移動するものであり、図1に示すよう
に、相互に所定間隔を開けて上下方向へ延びる一対の縦
框8のそれぞれの上下端部に下枠桟9及び上枠桟10を
各々掛け渡して枠組みしたものである。これら縦框8,
下枠桟9及び上枠桟10は断面方形の木材又はアルミニ
ューム等の軽合金からなるサッシバーに木目調等の表面
処理を施したものである。前記段差5は、方形枠2の正
面側の内周面付近を切り欠く等することにより、方形枠
2の厚み方向に0.1乃至2mm程度落ち込ませた入隅部で
ある。
【0010】前記下枠桟9の下端は、図2及び図3に示
すように、敷居11の溝12に係合するために、一対の
縦框8の下端よりも下方へ突出し、更に、上枠桟10の
下面には、方形枠2全体の高さ調整ができるように、高
さ調整金物13が出没自在に螺合している。また、一方
の縦框8の上下方向の中央付近には引手となる凹部又は
把手8aが付加されている。そして、前記上枠桟10の
上端は、図外の鴨居の溝に係合するために、一対の縦框
8の上端よりも上方へ突出している。
【0011】前記格子材3は、図2に示すように、前記
方形枠2より細身の断面方形の木材又はアルミニューム
等の軽合金からなるサッシバーに木目調等の表面処理を
施してなる縦組子3a及び横組子3bを、それぞれ縦横
に所定間隔を開けて格子状に配列し、これらを相互に接
合すると共に、縦組子3aの上下端をそれぞれ前記下枠
桟9及び上枠桟10の内面に接合し、横組子3bの両端
をそれぞれ前記一対の縦框8の内面に接合したものであ
る。
【0012】
【発明の効果】この発明の障子枠によれば、方形枠の内
周縁付近に障子紙の外周縁を没入する段差を形成してい
るので、少ない部品点数から構成できる上、方形枠の内
側も十分に広く設けられるために採光性に優れている。
更に、障子紙の外周縁を真っ直ぐに揃えるためにカッタ
ー等を用いて障子紙の外周縁を一直線状に裁断するに際
して、段差に沿ってカッター等を一直線状に案内できる
ので、定規等を用いることなく障子紙の外周縁を真っ直
ぐに裁断できるという利点がある。
【0013】また、障子紙を裁断する際のカッター等に
よる方形枠の損傷は段差内にのみ生じるので、損傷した
部分は障子紙で覆われて露出することがない。このた
め、外観の見栄えが損なわれることはない。また、障子
紙の外周縁に爪等が引っ掛かる等して障子紙の反り返り
が起こらないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る障子枠の正面図。
【図2】この発明の実施の形態に係る障子枠の縦断面
図。
【図3】この発明の実施の形態に係る障子枠を設置した
状態を表す水平断面図。
【図4】この発明の実施の形態に係る障子枠の要部の水
平断面図。
【図5】従来例の障子枠の正面図。
【図6】従来例の障子枠を設置した状態を表す側面図。
【図7】従来例の障子枠の要部の一の例を示す水平断面
図。
【図8】従来例の障子枠の要部の他の例を示す水平断面
図。
【符号の説明】
1 障子枠 2 方形枠 2a 内周縁 3 格子材 4 障子紙 4a 外周縁 5 段差

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形枠の内側に格子材を設けてなる障子
    枠において、前記方形枠の内周縁付近に、前記方形枠の
    内周縁付近と前記格子材の正面を覆って貼り付ける障子
    紙の外周縁を没入する段差を形成したことを特徴とする
    障子枠。
JP26277096A 1996-10-03 1996-10-03 障子枠 Pending JPH10102934A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26277096A JPH10102934A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 障子枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26277096A JPH10102934A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 障子枠

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10102934A true JPH10102934A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17380354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26277096A Pending JPH10102934A (ja) 1996-10-03 1996-10-03 障子枠

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JP (1) JPH10102934A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014526624A (ja) * 2011-09-21 2014-10-06 エルジー・ハウシス・リミテッド 韓紙窓およびこれを備えた窓戸

Cited By (1)

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JP2014526624A (ja) * 2011-09-21 2014-10-06 エルジー・ハウシス・リミテッド 韓紙窓およびこれを備えた窓戸

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