JP2002223805A - 導電性靴 - Google Patents

導電性靴

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JP2002223805A JP2001124483A JP2001124483A JP2002223805A JP 2002223805 A JP2002223805 A JP 2002223805A JP 2001124483 A JP2001124483 A JP 2001124483A JP 2001124483 A JP2001124483 A JP 2001124483A JP 2002223805 A JP2002223805 A JP 2002223805A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 履き心地のよい、導電性能を有する靴底をも
つ靴の提供。 【解決手段】 導電化部位を有する中底3が接足面側に
配置され、導電性を有するアウトソール7が接地面側に
配置され、前記中底3および前記アウトソール7の間に
はミッドソール4が配置された、靴内面ないし底面まで
を3層以上の部材にて構成してなる靴1であって、前記
ミッドソール4の任意の箇所には、1)その上面と下面
との間にわたり導電糸5が通し縫われ、該上面側と下面
側の縫い目部分に導電性接着剤46又は導電性シート1
6により接点部分47、48を形成し;前記ミッドソー
ル4の上面側と下面側の各接点部分47、48において
それぞれ前記中底3の導電化部位と前記アウトソール7
に接触させることにより、前記中底3からアウトソール
7にわたって導電性を与えたことを特徴とする靴1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主に、静電気を嫌う
作業環境内において使用するための、例えばLSI製造
用クリーンルーム内で、あるいは引火性、発火性の石
油、ガソリン及び有機溶剤等を取り扱う場所で使用する
ための静電気帯電防止特性を有する靴、即ち導電性靴に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多くの衣料品や靴には高絶縁物質
である、合成樹脂、合成繊維及び合成ゴム等の素材が使
用されているため、着用した場合には、自然に静電気が
発生する。そこでLSIや超LSI等の電子機器を製造
または取り扱う環境内では、静電気帯電によるLSI、
超LSIの破損を防止するため、また、静電気により衣
類に付着した塵芥を作業環境内に持ち込まないようにす
るため、適切な帯電防止措置をとる必要がある。また石
油、ガソリン及び有機溶剤等の引火性、発火性の物質を
取り扱う環境においても静電気によって火災や爆発等の
危険があるので、帯電防止措置を講じる必要がある。上
記のような厳密に静電気を排除しなければならない環境
のみならず、特に空気の乾燥する時期における静電気の
スパークは人体にしばしば不快感を与える。かかる問題
を解決するために、従来より靴底に導電性を与えて人体
の静電気帯電を防止する靴について、様々な研究、開発
がなされている。
【0003】靴底に導電性を与える方法としては靴底を
構成する樹脂自体に添加剤を加えて導電性の靴底とする
方法がある。例えば実公昭59−32324号、実公平
2−28721号、特開昭59−62003号公報には
帯電防止剤として、カチオン系、ノニオン系、アニオン
系又は両性の各種界面活性剤またはそれらの併用品等を
加えたポリ塩化ビニル系樹脂配合物を用いて射出成形さ
れた靴底からなる導電性履物が提案されている。またこ
れらの文献では、さらにこの導電性靴底材として、カー
ボンブラックを混入した樹脂配合物、ポリウレタンに帯
電防止剤を加えた樹脂についても言及している(実公昭
59−32324号、実公平2−28721号)。ま
た、特開2000−14404号公報には、特定のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体、あるいは特定のエチレン−
酢酸ビニル共重合体とアクリルニトリルブタジエンゴム
からなるポリマー成分のいずれかで構成されるポリマー
成分100重量部に対して、帯電防止剤(例えば第四ア
ンモニウム塩、ステアロアミドプロピルジメチル−β−
ヒドロキシエチル・アンモニウム・ニトロレート等のカ
チオン系活性剤、アニオン系またはノニオン系活性剤、
両面界面活性剤金属塩、多価アルコール誘導体、アルキ
ルアミン誘導体等)1〜10重量部、発泡剤、架橋剤を
含む混合物を加熱発泡硬化して得た帯電防止靴底材が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、靴底樹脂自体
に添加剤を加えて導電性を与える方法では、その添加量
によっては成形不良や、部材の接着不良等の不具合を生
じる場合があるため、素材の成形性、接着性等の物性と
の関係を考慮に入れる必要がある。また、これらの方法
では靴底の主要部分に帯電防止剤等の添加剤を別途材料
として加えるため、素材自体のコストが高くなる。
【0005】このように靴底素材に添加剤を加える方法
は素材の物性を変化させるため、その要求機能(成形
性、製造後のクッション性等)の面から、その添加量に
は限界があり、また、靴底はその機能上、一定以上の厚
さが必要とされるため、靴底の厚みを薄くして帯電防止
剤の添加量を抑える方法も限界がある。これらのことか
ら、靴底に別途導電性の部分を与える方法も数多く検討
されている。特開昭63−46101号公報には導電性
を向上させる添加剤(カーボンブラックや、第4級アン
モニウム塩のような金属微粉帯電防止剤)を加えたポリ
ウレタン樹脂を使用したポリウレタンダイレクトソール
の静電気帯電防止靴において、二つのシート電極を、そ
の一方の電極を中底に付着させかつその他方の電極を導
電性靴底の内部に埋め込み上下に並設し、該両シート電
極を導電性素材で接続するかまたは同じ電極で連接させ
た構造を提案している。電極が靴底の上下二シートに並
設されることで、電極と靴底下面の間隔が実質的に短縮
され、その結果足が接触する電極部分と靴底表面との間
の導電性の確保を容易にしている。従って靴底素材のポ
リウレタン樹脂は電気抵抗値は高いが、靴底の厚さを薄
くして履き心地を犠牲にすることなく、特に靴底の厚い
靴底であっても十分高い導電性を有する靴が提供できる
ことが開示されている。しかし、シート電極を導電性靴
底の内部に有する構造のため慣用の射出成形による靴底
製造法では対応できず、靴底成形が煩雑なものとなるこ
とが考えられ、また、靴底デザインの多様化にもうまく
対応できない。
【0006】一方、特開2000−102401公報
は、中底の上面および下面に接触面をもつ、導電糸の縫
着よりなる線状ないし帯状に細長い導電部を設け、該細
長導電部の上面に接する中敷と、前記細長導電部の下面
に接するミッドソールとに、それぞれ前記細長導電部の
一部に接触して接点となる接点部を設けた帯電防止靴を
提案している。そして中敷の接点部は導電糸で縫着され
てなり、ミッドソールの接点部はミッドソールを構成す
る部材(例えばEVA発泡体)を打ち抜き、該打抜部を
導電布で巻きつけた部材、または導電性の単体材からな
る。この帯電防止靴はミッドソールが導電性をもたない
EVAよりなる場合であっても、接点部を持たせている
ため導電性の靴底を提供できる。しかし、この接点部は
部材を打ち抜いたあと、導電布を巻きつけた打抜部を再
度その打ち抜き穴に挿入するか、または導電性の異部材
を挿入しているため、製造工程が煩雑であり、また、ミ
ッドソールを打ち抜いた部分はミッドソール本体とはも
はや一体でないためそれと接する足裏に違和感を与える
と考えられる。また、ミッドソールに穴を打ち抜く方法
を使用しているのでミッドソールの表面積に対してあま
り広い導電域は提供できない。その他、靴底材やミッド
ソール中に、例えば金属等の導電性部材を設けて足裏か
ら接地面までの導電性をもたせた、いわゆるアース構造
を有する導電性靴については、非常に多くの提案がなさ
れている。しかし、これらは、十分な導電効果が得られ
ない、構造が複雑である、または靴を履いた場合の足当
たりが悪い等のいずれかの不利な点を有するものであ
る。
【0007】本発明の目的は上記従来技術で解決し得な
かった課題を解決するところの、靴底の厚みや形の制限
なしに、また、足当たり等の履き心地に影響を与えるこ
となく靴底の導電性を容易に調整できる導電性靴を提供
することにある。また、本発明の目的は製造上、複雑な
工程を設けることなくより簡単な方法によって、従来か
ら使用されているクッション性の優れた靴用非導電性素
材(一般EVA等)を、帯電防止剤等の添加剤を加える
ことなくそのまま用いて製造できる導電性靴を提供する
ことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明者らは鋭意検討した。その結果、通常のクッ
ション性の優れたEVA等の靴用非導電素材よりなるミ
ッドソールに、従来技術による方法よりもより簡単な方
法によって導電路を設け、ミッドソールより上側の導電
化処理された中底からミッドソールより下側の導電性を
有するアウトソールまでの間に導電性を与える靴底構造
を備えた導電性靴を提供できることが見いだされた。
【0009】即ち、本発明は、第一に導電化部位を有す
る中底が接足面側に配置され、導電性を有するアウトソ
ールが接地面側に配置され、前記中底および前記アウト
ソールの間にはミッドソールが配置された、靴内面ない
し底面までを3層以上の部材にて構成してなる靴であっ
て、前記ミッドソールの任意の箇所には、導電糸が前記
ミッドソール自体にその上面と下面との間にわたって通
し縫われ、そして前記ミッドソールの表面における前記
縫い目部分に導電性接着剤が塗布されることにより接点
部分が形成されるか、または柔軟又は可撓な導電性シー
トが、前記ミッドソールの表面上に重ねられそして前記
導電糸により一緒に縫着されることにより接点部分が形
成され、よって、前記ミッドソールの上面側の前記接点
部分を前記中底の導電化部位と接触させ、さらに前記ミ
ッドソールの下面側の前記接点部分を前記アウトソール
に接触させることにより、前記中底からアウトソールに
わたって導電性を与えたことを特徴とする靴に関する。
また、本発明の第二の態様は導電化部位を有する中底が
接足面側に配置され、導電性を有するアウトソールが接
地面側に配置され、前記中底および前記アウトソールの
間にはミッドソールが配置された、靴内面ないし底面ま
でを3層以上の部材にて構成してなる靴であって、前記
ミッドソールの任意の箇所には、前記ミッドソールの上
面から下面に貫通する切込みが形成され、前記切込みに
柔軟又は可撓な導電性シートが挿入され、そして前記切
込みより挿出した前記導電性シートの双方の端部によ
り、接点部分が形成され、よって、前記ミッドソールの
上面側の前記接点部分を前記中底の導電化部位と接触さ
せ、さらに前記ミッドソールの下面側の前記接点部分を
前記アウトソールに接触させることにより、前記中底か
らアウトソールにわたって導電性を与えたことを特徴と
する靴に関するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によれば非導電性のミッド
ソール素材に導電性能を与えるための手段として、以下
の方法を採用している。 (1) ミッドソールの任意の箇所に、導電糸を該ミッ
ドソール自体の上面から下面との間にわたって通し縫わ
せることによってミッドソール素材に導電性能を与え、
そしてミッドソールの上面及び下面において、該ミッド
ソールの表面における縫い目部分に導電性接着剤を塗布
することによって接点部分が形成されるか、もしくは該
ミッドソールの表面上に柔軟又は可撓な導電性シートを
重ね前記導電糸によって同時に縫着することにより接点
部分が形成される。 (2)ミッドソールの任意の箇所に該ミッドソールの上
面から下面に貫通する切込みを形成し、柔軟又は可撓な
導電性シートを切込み内に挿入することによってミッド
ソール素材に導電性能を与え、そしてミッドソールの上
面及び下面において該切込みより挿出した該導電性シー
トの双方の端部により接点部分が形成される。 ミッドソール素材に導電性能を与えるための方法が、上
記のように簡単な方法であるため、ミッドソールを構成
する材料には通常ミッドソールに使用されている素材を
そのまま制限なく利用できる。このことは靴底厚さや靴
底の形を任意に設計できることを意味し、デザイン的に
も制限のない靴を提供することができる。また、靴の機
能や靴のデザインによってはミッドソールは一層以上と
することも可能である。また、上記のような本発明の方
法は、従来のようなミッドソールを打ち抜いて、導電性
媒体を巻きつけた打抜部や導電性の単体材を再度挿入す
る方法よりもより製造工程が簡単である。また、打抜き
ほど大きな加工をしないため足当たりへの影響は殆どな
い。
【0011】加えて、上述のようにミッドソールへの導
電性能の付与が、その上面と下面にわたって導電糸が貫
通して縫われることによるものであるか、又はその上面
から下面にかけての切込みの形成と導電性シートの挿入
によるものであるため、本発明においては靴底面の任意
の部位に広域にわたって導電域を容易に形成することが
できる。また、ミッドソールに設けられるその上面と下
面にわたって導電糸が通し縫われた部分ならびに、切込
み即ち、導電性シートの挿入部分は、ミッドソールに少
なくとも1箇所あれば良い。しかしながら、例えば足の
つま先部分、特に中足指節付近の部分と、踵部分に相当
する2箇所にそれぞれ、導電糸の通し縫われた部分を形
成するか、あるいは、切込みを形成して導電性シートを
挿入することにより、より大きい導電化部分の面積が得
られ、その結果より良好な導電性能が得られるので好ま
しい。また、本発明の靴の靴底の導電性能の調整は、第
一の態様の場合では、導電糸によりミッドソールの上面
と下面との間にわたって通し縫わせた部分の大きさ(導
電糸の断面積および縫付け密度)および/またはミッド
ソールの導電糸の縫い目部分に形成される接点部分の面
積(即ち、塗布された導電性接着剤又は縫着される導電
性シートの面積)を変更することにより容易に行うこと
ができる。また、第二の態様の場合では、使用する導電
性シートの断面積および該シート端部の接点部分の面積
を変更して行うことができる。
【0012】次に、中底の導電化部位に接触される、ミ
ッドソールの上面側の接点部分と、アウトソールに接触
される、ミッドソールの下面側の前記接点部分について
さらに説明する。本発明の第一の態様においては、前記
ミッドソールの上面と下面との間に渡って通し縫われた
導電糸の該ミッドソ−ルの表面に露出した縫い目部分
は、そのまま導電処理を施した中底およびアウトソール
に接する接点部分として利用できる。しかし、縫い目部
分に、導電性接着剤を所定面積となるよう塗布するか、
または、ミッドーソールを導電糸で通し縫う際に柔軟又
は可撓な導電性シートを同時に縫着することにより接点
部分を形成すれば導電性能が高められ、その調整も容易
になり好ましいので、本発明ではこの方法を採用してい
る。導電性接着剤を使用する場合、それは、ミッドソー
ルの表面上の通し縫われた導電糸の縫い目部分に塗布な
いし含浸させることにより導電糸と接触させ接点部分を
形成する。また、柔軟又は可撓な導電性シートは、ミッ
ドソールの上面及び下面にわたって導電糸で通し縫う前
に該ミッドソールの表面に重ね、前記通し縫いと同時に
縫着させるようにして接点部分を形成すれば、製造工程
を簡略化できる。ミッドソールの上面と下面の各々に、
導電性接着剤と導電性シートのいずれかを採用して接点
部分を形成することももちろん可能である。一方、本発
明の第二の態様ではミッドソールの切込みに挿入された
導電性シートの、ミッドソールの上面および下面の切込
みから挿出した端部が、接点部分となる。この導電性シ
ートの端部のミッドソールの上面および下面への固定は
導電性接着剤による接着かまたは導電糸による縫着によ
ってなされる。上記の場合、導電性接着剤または導電糸
を使用することは好ましいが、これらの接着および縫着
は単に導電性シートを固定するために行われるので、通
常の靴縫合用の接着剤や糸を使用することも可能であ
る。いずれの場合もミッドソールの上面側の前記接点部
分は中底の導電化部位と接触させ、さらにミッドソール
の下面側の前記接点部分はアウトソールに接触させるこ
とにより、前記中底からアウトソールにわたって導電性
を与えている。
【0013】なお本発明による、縫着のための導電糸は
従来から使用されている種々のカーボン塗布糸等の導電
性を有する糸が制限なく使用できる。例えば、日本蚕毛
染色(株)製の登録商標サンダーロン、帝国繊維(株)製の
登録商標エレクテイ等が好ましい。また、導電性接着剤
は、例えば、坂井化学工業(株)製のEC−9650、
クロロプレンに導電性ハイストラクチャーカーボン(ケ
ッチャンブラック等)を練り込んで溶剤に溶解させた接
着剤等が使用できるが、導電性を有するものであれば、
これらに限定されるものではない。さらに、導電性シー
トは柔軟性又は可撓性をもつものであり、プラスチッ
ク、繊維、金属等の素材からなるものが挙げられる。フ
ィルムタイプ、不織布タイプ、金属糸織り込みタイプ等
がよい。具体的には導電性シートは、例えば、導電性物
質(カーボンブラック(粉状、繊維状)、または銅、ニ
ッケル、アルミニウム等の金属粉、金属繊維)を塗布又
は練り込んだ導電性フィルム材;導電性物質(例えばカ
ーボンインクのような導電性プリントインク等)を塗布
および/または含浸させた不織布材および織布材;金属
糸を織り込んだ不織布材および織布材よりなる群から選
択される。
【0014】ミッドソールの材料はその用途の材料とし
て通常使用されているものが制限なく使用できる。エチ
レン−酢酸ビニル共重合体(EVA)配合物、例えば靴
底用一般配合の所望の形にカットされたEVA、コンプ
レッションEVA、ゴム含有EVAおよびEVA含有ゴ
ム(ラバロン)、また一般靴底用ポリウレタン樹脂配合
物等である。もちろん、本発明のミッドソールには帯電
防止剤等の添加剤を加えた導電性樹脂や多少導電性を有
する素材も利用できる。中底の材料は慣用の材料、例え
ば不織布、パルプ様の素材からなり、その導電化処理
は、例えば、素材に前記のようなカーボン粉、カーボン
繊維、金属繊維、金属粉導電性物質を塗布、含浸または
混入したものを使用するか、あるいは特開昭59−62
003号に記載されたように、中底材料の両面にカーボ
ンインキ等の導電性物質を塗布含浸するか、非導電性素
材の中底材料の表面のみに導電性物質を塗布して上記の
ようなカーボン塗布糸等の導電糸をミッドソールと同様
に中底の上面から下面までを貫通して縫付けるのもよ
い。導電糸の一部または全部を導電糸を用いた織布また
は網布とした布帛形態の中底材料も使用できる。中底材
料の導電化処理はまた、その全体を処理する形態のみな
らず、例えば、中底の一部分に導電糸を縫付け処理する
等、その一部を導電化処理する形態であってもよい。導
電性のアウトソールの材料は例えばポリウレタン樹脂配
合物やジエン系ゴム樹脂などのゴム配合物又はエラスト
マー配合物にカーボン等の導電性物質を練り込み含有さ
せてなるものである。上記材料は必要に応じて発泡剤、
着色剤、帯電防止剤、触媒、架橋剤、安定剤等の添加剤
を含むことができる。
【0015】また、本発明の靴は、靴の履き心地をより
改善するために、中底の上にさらにクッション性のある
中敷を設けて足裏に接触させる構造が好ましい。中敷は
たとえば裏面は合成樹脂の発泡体からなり、表面は前足
裏を支持する支持面として、たとえば天然や合成繊維の
ように若干の導電性を持つ布と積層されているものも使
用できる。中敷の導電性は材料に上記中底に示したと同
様の導電化処理を施すことにより、例えば中敷の上面お
よび下面に縫目が露出するように導電糸を縫付けること
によって導電性を与えるのが望ましい。
【0016】上記のような、靴内面ないし底面までを中
底、ミッドソールおよびアウトソールにて構成してな
る、本発明の導電性靴は、射出成形または接着成形等に
より製造可能である。製造方法の一例としては、 − 靴の胛被と導電化処理された中底を縫着または接着
一体化して胛材を製造すること、 − 別にミッドソールを成形した後、成形したミッドソ
ールの上面と下面との間にわたって導電糸が通し縫わ
れ、その表面における縫い目部分に導電性接着剤を塗布
して接点部分を形成するか、または柔軟又は可撓な導電
性シートをミッドソールの表面に重ね、前記導電糸によ
り同時に縫着して接点部分を形成すること、 − 別にアウトソールを射出成形すること、 − 上記中底、ミッドソール、アウトソールの各部材を
加圧接着し、その際、該ミッドソールの上面側の上記接
点部分と中底の導電化部位とを接触させ、また該ミッド
ソールの下面側の上記接点部分とアウトソールを接触さ
せるように、例えば導電性接着剤で接着すること、によ
って製造するものが挙げられる。また、製造方法の別の
例としては、 − 靴の胛被と導電化処理された中底を縫着または接着
一体化して胛材を製造すること、 − 別にミッドソールを成形した後、成形したミッドソ
ールの上面から下面にかけて貫通させた切込みを形成し
て導電性シートを挿入して該切込みより挿出した前記導
電性シートの双方の端部を接点部分としてミッドソール
に固定すること、 − 別にアウトソールを射出成形すること、 − 上記中底、ミッドソール、アウトソールの各部材を
加圧接着し、その際、該ミッドソールの上面側の上記接
点部分と中底の導電化部位とを接触させ、また該ミッド
ソールの下面側の上記接点部分とアウトソールを接触さ
せるように、例えば導電性接着剤で接着すること、によ
って製造するものが挙げられる。
【0017】本発明の導電性靴は、また、上記通常の靴
構造の他、例えば、靴底部軽量化を目的として、中底を
含む胛被部をスラッシュ成形や射出成形によって一体成
形し、これの中底の下面に別成形した軽量のミッドソー
ルおよびアウトソールを接着させた構造を有する靴にも
応用できる。即ち、中底を含む胛被部を成形する樹脂と
して、カーボンブラック等の導電性物質を混入した合成
樹脂を使用して中底を胛被と一体に成形し、特に中底お
よび胛被部に加え、靴底を保護するガード部をも一体に
成形し、一方別成形され、その上面と下面との間にわた
って導電糸が通し縫われかつ、上記の如く接点部分が形
成されたミッドソール、または、その上面から下面にか
けて貫通させた切込みを形成して導電性シートが挿入さ
れ該シートの双方の端部により接点部分を形成したミッ
ドソールと、別に射出成形された導電性のアウトソール
とを準備し、中底を含む胛被部にミッドソールおよびア
ウトソールをそれぞれ接着させることによって製造され
る靴である。
【0018】さらにまた、本発明の導電性靴底を有する
靴は、特に制限なく様々な種類の靴に適用でき、例え
ば、作業用安全靴、運動靴、カジュアルシューズ、長
靴、サンダル等に利用できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を限定することを目的としな
い、本発明の一実施例を図面に従って説明する。 実施例1 図1は本発明の一実施例としての導電性靴1におけるつ
ま先部から踵部までの縦断面図である。図2は、本実施
例の導電性靴1の分解斜視図であり、図3はミッドソー
ル4において導電糸5がミッドソールの上面と下面との
間にわたって通し縫われた部分を説明する図である。図
1および図2に示すように、本実施例の導電性靴1は、
胛被2の底部に中敷8、導電化処理された中底3、非導
電性のミッドソール4および導電性のアウトソール7よ
りなる部材からなる靴底を有する。ミッドソール4は衝
撃を緩和し反発力を発揮するEVA発泡体を靴底形にカ
ットしたものよりなる。このミッドソール4には、足の
つま先側の中足指節付近に相当する部分と、踵に相当す
る部分との2箇所において、導電糸5が該ミッドソール
4の上面と下面との間にわたって、通し縫われている。
そしてこのミッドソール4の上面及び下面の縫い目部分
にはそれぞれ導電性接着剤46を塗布することにより接
点部分47、48が形成されている。そして、ミッドソ
ール4の上面側の接点部分47は導電化処理された中底
3と接触し、ならびにミッドソール4の下面側の接点部
分48は導電性のアウトソール7と接触している。従っ
て、靴1の靴底は、中底3からアウトソール7まで、導
電糸5により通し縫われた部分41ならびにミッドソー
ルの接点部分47、48を介して導電性を有する構造と
なっている。
【0020】ミッドソール4に導電糸5がその上面及び
下面にわたり通し縫われ、その縫い目部分に導電性接着
剤46を塗布して形成された接点部分47、48および
靴1の積層構造は図2の分解斜視図により明らかにされ
る。なお、図2におけるミッドソール4においては、つ
ま先に相当する側の導電糸5が通し縫われた部分のみを
図示し、踵に相当する側の導電糸5が通し縫われた部分
41については図示を省略している。また、図3はミッ
ドソール4のつま先に相当する側の部分を拡大して導電
糸5が通し縫われた状態を示す。この場合、ミッドソー
ル4の上面及び下面における接点部分47、48は、導
電糸5によりミッドソール4が通し縫われる際にミッド
ソール4の上面及び下面に導電性シート16が重ねられ
同時に縫着されて形成される。図2及び図3に示される
構造から明らかなように、本実施例における靴1の靴底
は、この導電糸5によりミッドソール4が通し縫われた
部分41の大きさならびに、ミッドソール4の上面側お
よび下面側に設けられた接点部分47、48の面積の大
きさを調整することにより導電性能を調整することがで
きる。なお、本実施例では中底3はカーボンインクを含
浸させ導電化処理された合成樹脂を使用し、またアウト
ソール7はカーボンブラックを練り込んだウレタン樹脂
を使用している。さらに、導電性シート16はカーボン
を塗布含浸させた不織布を使用している。中底3の上に
置かれる中敷8は合成樹脂の発泡体と合成繊維からなる
織布とが積層されているものである。さらに、中敷8は
その上面および下面に縫目が露出するように導電糸9を
縫付けている。この導電糸9を介して、中敷8と中底3
との間にも導電性が与えられる。なお、図2においては
中敷8は胛被2内に収められているものとして図示しな
い。以上に示したとおり、本実施例の靴におけるミッド
ソール4に導電性を与えるための手段としては、導電糸
5によりミッドソール4が通し縫われた部分41および
接点部分47、48を設けるのみであり、また、中底3
およびアウトソール7と接するミッドソール4の上面側
および下面側の接点部分47、48は導電性接着剤46
または薄い柔軟性又は可撓性を有する導電性シート16
により形成されているので、足当たりに影響しないこと
がわかる。
【0021】実施例2 ミッドソール4に切込み45を設け、それに柔軟又は可
撓な導電性シート6を挿入することによってミッドソー
ル4に導電性能を付与する本発明の第二の態様を説明す
る。図4は本発明の第二の態様としての導電性靴1’に
おけるつま先部から踵部までの縦断面図である。図5
は、本実施例の導電性靴1’の分解斜視図であり、図6
は導電性シート6を挿入したミッドソール4を説明する
図である。実施例1と同様、図4ないし図6に示すよう
に、本実施例の導電性靴1’は、胛被2の底部に中敷8
(実施例1と同様、導電糸9を縫付けて導電性が与えら
れている)、導電化処理された中底3、非導電性のミッ
ドソール4および導電性のアウトソール7よりなる部材
からなる靴底を有する。なお、本実施例における各部材
は実施例1と同じ材料からなる。EVA発泡体であるミ
ッドソール4には、足のつま先側の中足指節付近に相当
する部分と、踵に相当する部分との2箇所にその上面か
ら下面を貫通する切込み45が形成され、柔軟性又は可
撓性のある導電性シート6がその切込み45に挿入され
ている。そして、ミッドソール4の上面より挿出された
導電性シート6の端部および下面より挿出された導電性
シート6の端部は導電性接着剤で接着される、接点部分
47、48を形成し、ミッドソール4の上面側の接点部
分47は導電化処理された中底3と接触し、ならびにミ
ッドソール4の下面側の接点部分48は導電性のアウト
ソール7と接触している。このように、靴1’の靴底
は、中底3からアウトソール7まで、導電性シート6を
介して導電性を有する構造となっている。
【0022】導電性シート6がミッドソール4に挿入さ
れている様子および靴1’の積層構造は図4の分解斜視
図により明らかにされる。なお、図5におけるミッドソ
ール4においては踵に相当する部分の切込みと導電性シ
ートは図示を省略している。また、ミッドソール4のつ
ま先に相当する側の部分を拡大して、切込み45を介し
て導電性シート6がミッドソール4に挿入されている状
態を図6に示す。図5及び図6に示される構造から明ら
かなように、本実施例の靴1’の靴底は、この導電性シ
ート6の大きさ(断面積、接点部分の面積)、特にミッ
ドソール4の上面側および下面側に固定される接点部分
47、48の面積を調整することにより導電性能を調整
することができる。以上のように、本実施例の靴1’に
おける、ミッドソール4に導電性を与えるための手段と
しては、ミッドソール4に単に切込み45を設けて導電
性シート6を挿入するのみであり、また、中底3および
アウトソール7との接点部分となるミッドソール4の上
面側および下面側に挿出している導電性シート6の端部
よりなる接点部分47、48は薄く、柔軟性又は可撓性
をもつので、足当たりに影響しないことがわかる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、その導電化のためにミ
ッドソール自体には導電糸による通し縫いあるいは切込
みの形成以外の加工を施していないので、ミッドソール
の厚みに制限を受けることなく、従来からミッドソー
ル、アウトソールに使用されているクッション性の優れ
た非導電性素材(一般EVA等)をそのままミッドソー
ル材料に用いて靴を製造することができる。従って、従
来のように、素材自体に帯電防止剤等の添加剤を靴底用
成形樹脂に加えて導電性を与える場合と比較して、より
厚い靴底の靴をしかも低コストで提供することが可能で
あり、添加剤を加える場合における素材の成形性、接着
性等の物性との関係等の検討は不用となる。即ち、様々
な導電性靴のデザインや設計に自由対応できる。さら
に、本発明の靴は、ミッドソールに導電性を与える方法
として、1)導電糸をミッドソールの上面と下面との間
にわたって通し縫わせるか、または2)ミッドソールの
上面から下面を貫通する切込みを設けて導電性シートを
挿入するという非常に簡単な方法を採用しているので、
その製造工程も複雑な工程を必要としない。また、本発
明の靴においては、ミッドソールに導電性を与える部分
が導電糸、または薄手の柔軟性又は可撓性のある導電性
シートであるため、ミッドソールに挿入しても足当たり
等の履き心地に影響を与えずに所望の導電性能を得るこ
とができる。また、本発明の靴の導電性能は上記第一の
態様では導電糸によりミッドソールの上面と下面との間
にわたって通し縫わせた部分の大きさおよび/または接
点部分の面積を変更することにより、また、第二の態様
ではこの使用する導電性シートの断面積、接点部分の面
積を変更することによって容易に調整できる。従って本
発明によって、従来からの靴の製造工程の設備をさほど
変更することなく、また設計時のデザインに殆ど制限の
ない導電性を有する靴を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての導電性靴の縦断面図
である。
【図2】図1の導電性靴の分解斜視図である。
【図3】導電糸によりミッドソールの上面と下面との間
にわたって通し縫わせたミッドソールの部分を説明する
図である。
【図4】本発明の他の実施例としての導電性靴の縦断面
図である。
【図5】図4の導電性靴の分解斜視図である。
【図6】切込みに導電性シートを挿入したミッドソール
の部分を説明する図である。
【符号の説明】
1、1’:導電性靴 2:胛被 3:中底 4:ミッドソール 5、9:導電糸 6、16:導電性シート 7:アウトソール 8:中敷 41:導電糸で通し縫われた部分 45:切込み 46:導電性接着剤 47、48:接点部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電化部位を有する中底が接足面側に配
    置され、導電性を有するアウトソールが接地面側に配置
    され、前記中底および前記アウトソールの間にはミッド
    ソールが配置された、靴内面ないし底面までを3層以上
    の部材にて構成してなる靴であって、 前記ミッドソールの任意の箇所には、導電糸が前記ミッ
    ドソール自体にその上面と下面との間にわたって通し縫
    われ、 そして前記ミッドソールの表面における前記縫い目部分
    に導電性接着剤が塗布されることにより接点部分が形成
    されるか、または柔軟又は可撓な導電性シートが、前記
    ミッドソールの表面上に重ねられそして前記導電糸によ
    り一緒に縫着されることにより接点部分が形成され、 よって、前記ミッドソールの上面側の前記接点部分を前
    記中底の導電化部位と接触させ、さらに前記ミッドソー
    ルの下面側の前記接点部分を前記アウトソールに接触さ
    せることにより、前記中底からアウトソールにわたって
    導電性を与えたことを特徴とする靴。
  2. 【請求項2】 導電化部位を有する中底が接足面側に配
    置され、導電性を有するアウトソールが接地面側に配置
    され、前記中底および前記アウトソールの間にはミッド
    ソールが配置された、靴内面ないし底面までを3層以上
    の部材にて構成してなる靴であって、 前記ミッドソールの任意の箇所には、前記ミッドソール
    の上面から下面に貫通する切込みが形成され、前記切込
    みに柔軟又は可撓な導電性シートが挿入され、 そして前記切込みより挿出した前記導電性シートの双方
    の端部により、接点部分が形成され、よって、前記ミッ
    ドソールの上面側の前記接点部分を前記中底の導電化部
    位と接触させ、さらに前記ミッドソールの下面側の前記
    接点部分を前記アウトソールに接触させることにより、
    前記中底からアウトソールにわたって導電性を与えたこ
    とを特徴とする靴。
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