JP2003299502A - 静電気帯電防止靴 - Google Patents

静電気帯電防止靴

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JP2003299502A
JP2003299502A JP2002145470A JP2002145470A JP2003299502A JP 2003299502 A JP2003299502 A JP 2003299502A JP 2002145470 A JP2002145470 A JP 2002145470A JP 2002145470 A JP2002145470 A JP 2002145470A JP 2003299502 A JP2003299502 A JP 2003299502A
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JP
Japan
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woven fabric
conductive
insole
conductive non
fixed
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JP2002145470A
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Yuichiro Matsunaga
祐一郎 松永
Yuichi Funahashi
裕一 舟橋
Haruo Yukioka
治雄 雪岡
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Hiroshima Kasei Ltd
Original Assignee
Hiroshima Kasei Ltd
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    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B7/00Footwear with health or hygienic arrangements
    • A43B7/36Footwear with health or hygienic arrangements with earthing or grounding means
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A43FOOTWEAR
    • A43BCHARACTERISTIC FEATURES OF FOOTWEAR; PARTS OF FOOTWEAR
    • A43B17/00Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined
    • A43B17/003Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined characterised by the material
    • A43B17/006Insoles for insertion, e.g. footbeds or inlays, for attachment to the shoe after the upper has been joined characterised by the material multilayered

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  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】甲皮、及びインソール、中底、及びアウトソー
ルの3層構造から成る靴底とから構成される靴、或いは
甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、及びアウ
トソールの4層構造から構成される靴底とから構成され
る靴の静電気帯電防止法の提供する。 【解決手段】甲皮、及びインソール、中底、及びアウト
ソールの3層構造から成る靴底とから構成される靴、或
いは甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、及び
アウトソールの4層構造から構成される靴底とから構成
される靴において、甲皮の腰裏に導電性不織布を固定
し、中底に甲皮の腰裏に固定した導電性不織布と接触さ
せて導電性不織布を固定し、インソールに中底に固定し
た導電性不織布と接触させて導電性不織布を固定し、甲
皮の腰の前記甲皮の腰裏に固定した導電性不織布と対応
する個所に導電性不織布を、前記甲皮の腰裏に固定した
導電性不織布と一緒に固定し、前記甲皮の腰に固定した
導電性不織布を、導電性ゴム成るアウトソールで被覆
し、全ての導電性不織布を接触状態にして導電性経路を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電気帯電防止靴に関
する。より詳細に述べると、本発明は、各種事業所はも
とより日常履用できる静電気帯電防止靴に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明で使用する用語「静電気帯電防止
靴」は、JIS T8103に規定する狭義の静電気帯
電防止用安全・作業靴を兼用した日常履用に適した静電
気帯電防止靴と広義に定義する。
【0003】人体が歩行などの運動をした際、帯電列が
異なる物質が摩擦した場合は、摩擦静電気が発生し、或
いは衣服を着脱する時には、剥離静電気が発生して人体
に帯電する。この人体の静電気帯電が、各種可燃性ガ
ス、蒸気、液体、粉体、粉塵、或いはそれらの混合物、
フィルム、各種塗装機、電子部品等を取り扱う事業所に
おいて放電すると、その火花により爆発、火災や人体シ
ョックによる事故などを引き起こす。また、埃や花粉を
体に引き寄せ、肌荒れやアレルギーの原因にもなる。ま
た、ドアノブ等の金属に触れると放電ショックを受ける
原因にもなる。
【0004】このような事故や人体への影響を防止する
目的で帯電防止靴或いは静電靴が開発されている。この
種の帯電防止靴は、(イ)200V級の活線に接触して
も1mA以上の電流が流れないようにすること。(ロ)
人体の帯電を大地へ逃がすこと。(ハ)可燃性気体中
で、人体と大地間で放電しても放電エネルギーが最小着
火エネルギーより小さくして、爆発、火災、電撃などの
事故を防止すること(ニ)人体への放電ショックや肌荒
れやアレルギーを防止する目的とするものである。
【0005】このような目的の静電気帯電防止靴に関し
てJIS8103−2001(静電気帯電防止靴)は、
その抵抗値を下記のとおりに規定している。 1.0×10≦R*≦1.0×10 *:静電気帯電防止靴としての性能(1個当たりの電気
抵抗R(Ω))
【0006】従来から、このJIS規格に適合する静電
気帯電防止靴が各種提案されている。その多くが、デザ
インよりも、安全・作業靴という本来の目的を一層重視
したもので、靴底にアース機能がある突起物を設けた
り、或いは金属、カーボン、帯電防止剤を配合した導電
性ゴムを本底或いは本底の1部に使用するものである。
【0007】たとえば、特開昭60−158802号
は、中底に導電体を使用した静電靴において、中底の導
電体に一端が接し、他端が表底の底外面に露出するよう
細繊維状の金属線又は導電性を必要本数表底を貫通する
よう埋設した静電靴を開示している。
【0008】また、特開昭58−136302号は、靴
底に貫通穴を設け、コイルバネを通し、人体側電極を靴
底上面に取り付け、コイルバネの上部と接続した静電ア
ース電路を開示している。
【0009】特開平8−154704号は、本底を帯電
防止性を有する加流ゴムとし、部分底をエポキシ化天然
ゴムを必須成分とする加流ゴムとし、その下面を主本底
の接地面に現出させた靴底を開示している。
【0010】特開昭62−201101号は、導電性ゴ
ムから成る外底の一部を高導電性の加硫ゴムとした導電
性履物底を開示している。
【0011】上述した靴底は、主として事業所内で使用
する静電気帯電防止用安全・作業靴で、デザインより
も、機能を重視したもので、底も、1層或いは2層から
成る比較的単純な構成である。
【0012】ところで、人間が走る時の着地時の衝撃は
体重の約2倍と云われ、ハイジャンプでは6倍の衝撃が
足に加わると云われている。このため、ランニングシュ
ーズは、身体に有害な衝撃力を吸収し、発散し、有効利
用できる力を次の動作に移すための反発弾性として活用
するというシステムが求められている。この要求を可能
とするために、各種新素材の開発と、底の構成の改良が
おこなわれている。
【0013】近年、ランニングシューズを日常カジュア
ルシューズとして使用する生活習慣が定着している。そ
の結果、いわゆるカジュアルシューズの底が複雑な構成
となり、主として、インソール、中底、及びアウトソー
ルの3層構造、或いはインソール、中底、ミッドソー
ル、及びアウトソールの4層構造が主流になっている。
【0014】靴の種類によっても異なるが、通常、イン
ソールは2.0〜6.0mm、中底は0.8〜2.5m
m、ミッドソールは8.0〜20.0mm、そしてアウ
トソールは5.0〜9.0mmである。さらに、インソ
ール、中底、ミッドソール、及びアウトソールはそれぞ
れ材質、即ち、帯電列が異なっている。従って、インソ
ール、中底、及びアウトソールの3層構造、及びインソ
ール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4層構
造から構成される靴底の静電気帯電メカニズムは、1層
或いは2層の単純な構成の靴底に比べて複雑であり、従
って、その防止法も1層或いは2層の単純な構成のよう
に単純ではない。斯界では、インソール、中底、及びア
ウトソールの3層構造から構成される靴底、及びインソ
ール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4層か
ら構成される靴底の静電気帯電防止法が望まれていた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】発明が解決しようとす
る課題は、甲皮、及びインソール、中底、及びアウトソ
ールの3層構造から構成される靴底とから構成される
靴、及び甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、
及びアウトソールの4層から構成される靴底とから構成
される靴の静電気帯電防止法を提供することである。
【0016】発明が解決しようとする別の課題は、甲
皮、及びインソール、中底、及びアウトソールの3層構
造から構成される靴底とから構成される靴、及び甲皮、
及びインソール、中底、ミッドソール、及びアウトソー
ルの4層から構成される靴底とから構成される靴の静電
気帯電防止法に適した材料を提供することである。発明
が解決しようとするさらに別の課題及び利点は以下逐次
明らかにされる。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者は、甲皮、及び
インソール、中底、及びアウトソールの3層構造から構
成される靴底とから構成される靴、及び甲皮、及びイン
ソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4層
構造から成る靴底とから構成される靴の踵部と、爪先部
を積極的に活用し、甲皮を介して体内に帯電した静電気
を接地面に逃がすことを検討した。即ち、甲皮→アウト
ソールの踵部→大地(床面)、及びインソール→中底→
甲皮→アウトソールの踵部→大地(床面)、或いは甲皮
→アウトソールの爪先部→大地(床面)、及びインソー
ルの爪先部→中底の爪先部→甲皮→アウトソールの爪先
部→大地(床面)、及びインソールの爪先部→甲皮→ア
ウトソールの爪先部→大地(床面)へと通じる導電経路
を形成することにより、甲皮を介して体内に帯電した静
電気を接地面に逃がすことを検討した。
【0018】従来、靴に導電性を付与する代表的な方法
は、靴底材料に予め、金属繊維或いは金属粉やカーボン
を配合することである。ところで、インソール、中底、
ミッドソール、及びアウトソールの4層構造から成る靴
底に使用するインソールは、「中敷」とも呼称される。
靴全体の製造コストの点から、通常、表材とスポンジで
予め製造された物を使用する。
【0019】また、インソールと、ミッドソールの間に
介挿される中底は、通常、不織布或いは紙製造された物
を使用する。
【0020】従って、インソール及び中底に静電気帯電
防止性能を付与するには、靴全体の製造コスト、及び製
造技術の点から、金属やカーボンを配合することは困難
である。
【0021】現在、各種の導電性繊維、及び導電性繊維
で製造した不織布、織布が提案されている。これらは、
いずれも、高価である。従って、靴に、静電気帯電防止
性能を付与するには、靴全体の製造コストを抑え、換言
すれば、導電性繊維の使用量を抑え、且つ靴の強度等物
性低下を起こさずに、最も効率よく静電気帯電防止性能
を付与する工夫が必要である。
【0022】上記の課題を解決するために、本発明者
は、下記の技術的事項を検討した。 (イ)甲皮の腰裏の一部に導電性不織布を導電性糸で取
付けること。 (ロ)甲皮の腰裏の導電性不織布を取付けた個所と接触
するように中底に導電性不織布を取付けること。 (ハ)中底の導電性不織布を取り付けた個所と接触する
ようにインソールに導電性不織布を取付けること。 (ニ)甲皮の腰が、前記導電性不織布を取付けた個所と
対応する個所に、導電性不織布を取付け、前記甲皮の腰
裏に取付けた導電性不織布に導電性糸で縫着すること。 (ホ)導電性ゴム製アウトソールと、甲皮の腰に取り付
けた導電性不織布を接触させて、甲皮の腰裏の導電性不
織布→甲皮腰の導電性不織布→導電性ゴム製アウトソー
ル→接地面、及びインソールの導電性不織布→中底の導
電性不織布→甲皮の腰裏の導電性不織布→甲皮腰の導電
性不織布→導電性ゴム製アウトソール→接地面へと導電
経路を形成すること。
【0023】さらに、上記の課題を解決するために、本
発明者は、下記の技術的事項を検討した。 (イ)甲皮爪先部裏側の一部に導電性不織布を導電性糸
で取付けること。 (ロ)甲皮爪先部裏側の一部に導電性不織布を取付けた
個所と接触するように中底の爪先部に導電性不織布を取
付けること。 (ハ)中底の爪先部の導電性不織布を取り付けた個所と
接触するようにインソールの爪先部に導電性不織布を取
付けること。 (ニ)甲皮爪先部表側の、前記甲皮爪先部裏側の爪先部
の一部に前記導電性不織布を取付けた個所と対応する個
所に、導電性不織布を取付け、前記甲皮爪先部裏側に取
付けた導電性不織布に導電性糸で縫着すること。 (ホ)導電性ゴム製アウトソールと、甲皮爪先部表側に
取り付けた導電性不織布を接触させて、甲皮爪先部裏側
の導電性不織布→甲皮爪先部表側の導電性不織布→導電
性ゴム製アウトソールの爪先部→接地面、及びインソー
ルの導電性不織布→中底の導電性不織布→甲皮爪先部裏
側の導電性不織布→甲皮爪先部表側の導電性不織布→導
電性ゴム製アウトソールの爪先部→接地面へと導電経路
を形成すること。
【0024】さらに、上記の課題を解決するために、本
発明者は、下記の技術的事項を検討した。 (イ)甲皮爪先部裏側の一部に導電性不織布を導電性糸
で取付けること。 (ロ)甲皮爪先部裏側の一部に導電性不織布を取付けた
個所と接触するようにインソール及び中底の爪先部にそ
れぞれ導電性不織布を取付けること。 (ハ)甲皮爪先部表側の、前記甲皮爪先部裏側の爪先部
の一部に前記導電性不織布を取付けた個所と対応する個
所に、導電性不織布を取付け、前記甲皮爪先部裏側に取
付けた導電性不織布に導電性糸で縫着すること。 (ニ)導電性ゴム製アウトソールと、甲皮爪先部表側に
取り付けた導電性不織布を接触させて、甲皮爪先部裏側
の導電性不織布→甲皮爪先部表側の導電性不織布→導電
性ゴム製アウトソールの爪先部→接地面、及びインソー
ルの導電性不織布→甲皮爪先部裏側の導電性不織布→甲
皮爪先部表側の導電性不織布→導電性ゴム製アウトソー
ルの爪先部→接地面、及びインソールの導電性不織布→
中底の導電性不織布→甲皮爪先部裏側の導電性不織布→
甲皮爪先部表側の導電性不織布→導電性ゴム製アウトソ
ールの爪先部→接地面へと導電経路を形成すること。
【0025】従って、課題を解決するための手段は、甲
皮、及びインソール、中底、及びアウトソールの3層構
造から成る靴底とから構成される靴、及び甲皮、及びイ
ンソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4
層構造から成る靴底とから構成される靴において、
(1)甲皮の腰裏の所定個所に導電性不織布を導電性糸
で固定し、(2)中底の所定個所に前記甲皮の腰裏に固
定した導電性不織布と接触させて導電性不織布を固定
し、(3)インソールの所定個所に前記中底の所定個所
に固定した導電性不織布と接触させて導電性不織布を固
定し、(4)甲皮の腰の前記甲皮の腰裏の所定個所に固
定した導電性不織布と対応する個所に導電性不織布を、
前記甲皮の腰裏の所定個所に固定した導電性不織布と一
緒に導電性糸で固定し、(5)前記甲皮の腰に固定した
導電性不織布を、導電性ゴムから成るアウトソールで被
覆することにより、全ての導電性不織布を接触状態にし
て導電性経路を形成し、体内に帯電した静電気をアウト
ソールを介して接地面に逃がすことを特徴とする静電気
帯電防止靴である。
【0026】さらに、課題を解決するための手段は、甲
皮、及びインソール、中底、及びアウトソールの3層構
造から成る靴底とから構成される靴、及び甲皮、及びイ
ンソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4
層構造から成る靴底とから構成される靴において、
(1)インソールの爪先部の所定箇所に導電性不織布を
固定し、(2)中底の爪先部に前記インソールの爪先部
の所定箇所に固定した導電性不織布と接触させて導電性
不織布を固定し、(3)甲皮爪先部裏側に、前記中底の
爪先部の所定箇所に固定した導電性不織布と接触させて
導電性不織布を固定し、(4)甲皮爪先部表側の、前記
甲皮爪先部裏側に固定した導電性不織布と対応する個所
において、導電性不織布を、前記甲皮爪先部裏側に固定
した導電性不織布と導電性糸で固定し、(5)次いで前
記甲皮爪先部表側に固定した導電性不織布を導電性ゴム
から成るアウトソールで被覆し、全ての導電性不織布を
接触状態にして導電性経路を形成し、体内に帯電した静
電気をアウトソールを介して接地面に逃がすことを特徴
とする静電気帯電防止靴である。
【0027】さらに、課題を解決するための手段は、甲
皮、及びインソール、中底、及びアウトソールの3層構
造から成る靴底とから構成される靴、及び甲皮、及びイ
ンソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの4
層構造から成る靴底とから構成される靴において、
(1)インソールの爪先部の所定箇所に導電性不織布を
固定し、(2)中底の爪先部に前記インソールの爪先部
の所定箇所に固定した導電性不織布と接触させて導電性
不織布を固定し、(3)甲皮爪先部裏側に、前記インソ
ール及び中底の爪先部の所定箇所に固定した導電性不織
布と接触させて導電性不織布を固定し、(4)甲皮爪先
部表側の、前記甲皮爪先部裏側に固定した導電性不織布
と対応する個所において、導電性不織布を、前記甲皮爪
先部裏側に固定した導電性不織布と導電性糸で固定し、
(5)次いで前記甲皮爪先部表側に固定した導電性不織
布を導電性ゴムから成るアウトソールで被覆し、全ての
導電性不織布を接触状態にして導電性経路を形成し、体
内に帯電した静電気をアウトソールを介して接地面に逃
がすことを特徴とする静電気帯電防止靴である。
【0028】本発明で使用できる導電性繊維の例は導電
性成分均一型繊維である。この型の繊維には、ステンレ
ススチール等金属線を繰り返しダイスに通して細線化し
た金属繊維、並びにアクリル繊維、レーヨン、ピッチ繊
維を焼成炭素化した炭素繊維、及びアクリル繊維、レー
ヨン、カイノール繊維、ビニロン繊維を炭化、賦活させ
た活性炭素繊維がある。
【0029】本発明で使用できる導電性繊維の他の例は
導電性成分被覆型繊維である。この型の繊維には、有機
繊維表面にメッキ、或いは真空蒸着法により金属を被覆
した金属被覆繊維、有機繊維表面に導電性微粒子を分散
させた有機層を形成させた導電性樹脂被覆有機繊維、複
合紡糸技術を用いて導電性微粒子を表面に被覆した同心
円状複合繊維、有機繊維表面に金属化合物を含浸透させ
た後、化学反応により固着処理した金属化合物表層含有
繊維がある。
【0030】本発明で使用できる導電性繊維の他の例は
導電性成分複合型繊維である。この型の繊維には、導電
性微粒子を分散した重合体をコア成分として複合紡糸し
た導電体含有重合体を複合成分とした複合繊維、導電性
微粒子分散重合体をブレンド、或いは、多芯複合紡糸し
た有機配列体繊維、低融点金属を複合紡糸した低融点金
属を複合成分とした複合繊維がある。
【0031】本発明で使用できるその他の導電性繊維と
しては、アルミニウムなどの金属箔をポリマー、フィル
ムなどでサンドイッチしてスリットした金属箔を含むス
リットヤーンがある。
【0032】本発明において、甲皮の腰裏の所定個所に
導電性不織布を固定する場合、甲皮の左右の腰裏の少な
くとも一方の腰裏でよい。導電性不織布は、腰裏の全面
に固定する必要はなく、その大きさは、幅5.0〜4
0.0mmで、長さは靴のサイズ、種類によって変動す
るが、腰裏の高さより約20mm程度長くして、折り曲
げて先端を中底とミッドソールの間に20mm程度食い
込むようにすることが好ましい。
【0033】本発明において、甲皮の腰裏に導電性不織
布を固定する方法は、特段に限定されないが、最も好ま
しい方法は、甲皮の腰裏に導電性不織布を導電性接着剤
で貼付け、導電性糸で縫い付ける方法である。
【0034】次に、中底が腰裏と接触している端部に導
電性不織布を固定する。この固定方法は、特段に限定さ
れないが、最も好ましい方法は、中底が腰裏と接触して
いる端部に導電性不織布を巻き付け導電性接着剤で接着
するか、或いは導電性糸で縫い付ける方法である。
【0035】次に、甲皮の腰の、甲皮の腰裏の導電性不
織布に対応する個所に、導電性不織布を固定する。この
方法は、特段に限定されない。たとえば、先ず、導電性
不織布を任意の形状、たとえば、縦5.0〜20.0m
m、横5.0〜40.0mmの矩形、或いは直径5.0
〜20.0mmの円形、その他任意の形状に裁断する。
この、裁断した導電性不織布を、前記腰裏に固定した導
電性不織布に対応させて腰に貼付け、導電性糸で、甲皮
の腰裏の導電性不織布に縫い付ける。
【0036】次いで、導電性ゴムで製造したアウトソー
ルの側部が、前記腰に固定した導電性不織布を完全に被
覆するように、アウトソールを接合して、甲皮と一体化
する。この一体化方法は、特段に限定されないが、最も
好ましい方法は、導電性接着剤で接着する方法である。
尚、本発明の場合、ミッドソールを導電性にする必要は
ない。
【0037】前述した方法により、腰裏に固定した導電
性不織布、インソールに固定した導電性不織布、中底に
固定した導電性不織布、腰に固定した導電性不織布、及
びアウトソールがそれぞれ接触した状態になり、いわゆ
る導電性経路が形成される。
【0038】従って、体内に帯電した静電気が、足の甲
及び足裏の両方から、腰裏に固定した導電性不織布、イ
ンソールに固定した導電性不織布、中底に固定した導電
性不織布、腰に固定した導電性不織布を経て、アウトソ
ールから絶えず接地面へ逃がされ、静電気が体内に滞留
するのが防止される。
【0039】本発明において、インソールの爪先部に導
電性不織布を固定させる方法は特段に限定されない。最
も好ましい方法は、インソールの爪先部に導電性不織布
を導電性接着剤で貼付け、導電性糸で縫い付ける方法で
ある。
【0040】本発明において、中底の爪先部に導電性不
織布を固定させる方法は特段に限定されない。最も好ま
しい方法は、中底の爪先部に導電性不織布を導電性接着
剤で貼付け、導電性糸で縫い付ける方法である。
【0041】本発明において、甲皮裏側の爪先部に導電
性不織布を固定させる方法は特段に限定されない。最も
好ましい方法は、甲皮裏側の爪先部に導電性不織布を導
電性接着剤で貼付け、導電性糸で縫い付ける方法であ
る。
【0042】本発明において、甲皮爪先部表側の、前記
甲皮爪先部裏側に固定した導電性不織布に対応する個所
に、導電性不織布を固定させる方法は特段に限定されな
い。最も好ましい方法は、甲皮爪先部表側の、前記甲皮
爪先部裏側に固定した導電性不織布に対応する個所に、
導電性不織布を導電性接着剤で貼付け、導電性糸で前記
甲皮爪先部裏側の導電性不織布に縫い付ける方法であ
る。
【0043】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例1を説明す
る一部透視斜視図である。実施例1の静電気帯電防止靴
1は、足の甲全体を覆う甲皮2と、爪先部3と、後部を
覆う腰4と、踵全体を覆うヒールカウンター5と、アウ
トソール6と、ミッドソール7から構成されている。腰
4の裏側を腰裏8と呼称する。
【0044】図2は図1の線II−IIに沿った断面図
である。11はインソールで、別名中敷とも呼称され、
一種の衝撃吸収材である。12は中底で、ミッドソール
7の直上に載置されている。インソールと中底は分離で
きるようになっている靴もあるが、本発明では、この両
者を接着させることによって、静電気帯電防止効果を上
げるようにしている。尚、図2では、構成を理解しやす
くするために、インソール11と中底12が分離して描
いてあるが、靴の完成後は、この両者は接着して一体化
される。
【0045】図2に示すように、甲皮2の左右の腰裏
8,8’のどちらか一方の腰裏8に、幅5.0〜40.
0mm、長さは靴のサイズ、種類によって変動するが、
腰裏の高さより約20mm程度長い導電性不織布9が甲
皮2の腰裏8の外側甲皮13と、腰裏8の内側甲皮14
の間に、導電性糸15で、縫い付けてあり、その端部の
約20mmが、中底12とミッドソール7の間に挿入さ
れている。中底12の端部には、導電性不織布9と接触
するように、導電性不織布16が固定されている。イン
ソール11の端部には、導電性不織布16と接触するよ
うに、導電性不織布17が固定されている。甲皮2の腰
4には、長さ5.0〜20.0mm、幅5.0〜40.
0mmの短形、或いは直径5.0〜20.0mmの円
形、その他任意の形状の導電性不織布10が、導電性糸
18で、甲皮2の腰裏8に固定した導電性不織布9に縫
い付けてある。
【0046】導電性ゴムで成形したアウトソール6が、
導電性不織布10を被覆した状態で一体に接着されてい
る。
【0047】図3は、インソール11の側端部に導電性
不織布17を、中底12の側端部に導電性不織布16を
固定した状態を示す一部透斜視図である。図3に示した
ように、導電性不織布17は、インソール11の上下の
面を挟んで、インソール11の側端部から中間位置程度
又は全面にまで固定されている。また、導電性不織布1
6は、中底12の上下の面を挟んで、中底12の側端部
から中間位置程度又は全面にまで固定されていることが
分かる。
【0048】図4は、甲皮2の腰裏8に、導電性不織布
9を、完全に固定する前の状態を示す断面図である。
【0049】図5は、甲皮2の腰裏8に、導電性不織布
9を、完全に固定し、甲皮2の腰4に、長さ5.0〜2
0.0mm、幅5.0〜40.0mmの短形、或いは直
径5.0〜20.0mmの円形、その他任意の形状の導
電性不織布10を貼り付け、導電性糸18(図2)で、
導電性不織布9と縫着した状態を示す断面図である。図
5から、甲皮2の腰4に固定された導電性不織布10
と、甲皮2の腰裏8に固定された導電性不織布9が、縫
着されて一体化されていることが分かる。
【0050】上述した本発明の実施例1により、甲皮2
の腰裏8に固定された導電性不織布9と、インソール1
1の側端部に固定された導電性不織布17と、中底12
の側端部に固定された導電性不織布16と、甲皮2の腰
4に固定された導電性不織布10と、導電性ゴムで製造
されたアウトソール6が接触された状態になり、導電性
経路を形成する。従って、体内に帯電した静電気は、足
首及び足裏から、導電性糸15及び導電性不織布9及び
導電性糸18を経て導電性不織布9及び導電性ゴムで製
造されたアウトソール6から絶えず接地面に逃げ、或い
は導電性不織布17及び16及び9及び導電性糸18を
経て、導電性不織布10及び導電性ゴムで製造されたア
ウトソール6から絶えず接地面に逃げ、体内に滞留しな
い。
【0051】図6は本発明の実施例2を説明する断面図
である。図7は、図6の構成を理解し易いようにするた
めに拡大した模式図である。図6及び7に示すように、
実施例2の靴19は、導電性不織布24が、甲皮20の
爪先部21の外側甲皮25と、爪先部21の内側甲皮2
6の間に、導電性糸27で、縫い付けてあり、その端部
の約20mmが、中底28とミッドソール22の間に挿
入されている。中底28の爪先部には、導電性不織布2
4と接触するように、導電性不織布30が固定されてい
る。インソール29の爪先部には、導電性不織布30と
接触するように、導電性不織布31が固定されている。
甲皮20の爪先部21には、導電性不織布32が、導電
性糸33で、甲皮20の爪先部21に固定した導電性不
織布24に縫い付けてある。さらに導電性ゴムで成型し
たアウトソール23が導電性不織布32を被覆した状態
で一体に接着されている。
【0052】上述した本発明の実施例2により、インソ
ール29の爪先部端部に固定された導電性不織布31
と、中底28の爪先部端部に固定された導電性不織布3
0と、甲皮20の爪先部裏側に固定された導電性不織布
24と、導電性糸33を介して、甲皮20の爪先部裏側
に固定された導電性不織布24と縫着された甲皮20の
爪先部表側に固定された導電性不織布24と、導電性不
織布32を被覆する導電性ゴムで製造されたアウトソー
ル23の全てが接触された状態になり、導電性経路を形
成する。従って、体内に帯電した静電気は、爪先及び足
裏から、導電性糸27及び導電性不織布24及び導電性
糸33を経て導電性不織布32及び導電性ゴムで製造さ
れたアウトソール23から絶えず接地面に逃げ、或いは
導電性不織布31及び30及び24及び導電性糸33を
経て、導電性不織布32及び導電性ゴムで製造されたア
ウトソール23から絶えず接地面に逃げ、体内に滞留し
ない。
【0053】尚、実施例2において、各導電性不織布
を、インソール、中底、及び甲皮の爪先部にそれぞれ固
定する方法は、実施例1の方法と同じである。
【0054】図8は本発明の実施例3を説明する断面図
である。図9は、図8の構成を理解し易いようにするた
めに拡大した模式図である。図8及び9に示すように、
実施例3の靴34は、インソール39の爪先部端部に、
導電性不織布41が固定されている。中底40の爪先部
端部に、導電性不織布42が固定されている。さらに、
甲皮35の爪先部裏面においてインソール39の爪先部
端部と中底40の爪先部端部に対応する箇所に導電性不
織布43が固定されている。さらに、甲皮35の爪先部
表側において、前記甲皮35の爪先部裏側に固定した導
電性不織布43に対応する箇所に、導電性不織布44が
導電性糸45で、導電性不織布43に縫着されている。
さらに、導電性ゴムで成型したアウトソール38が導電
性不織布44を被覆した形状で一体に接着されている。
【0055】上述した本発明の実施例3により、インソ
ール39の爪先部端部に固定された導電性不織布41
と、中底40の爪先部端部に固定された導電性不織布4
2と、甲皮35の爪先部裏側に固定された導電性不織布
43と、導電性糸45を介して、甲皮35の爪先部裏側
に固定された導電性不織布43と縫着された甲皮35の
爪先部表側に固定された導電性不織布44と、導電性不
織布44を被覆する導電性ゴムで製造されたアウトソー
ル38の全てが接触された状態になり、導電性経路を形
成する。従って、体内に帯電した静電気は、爪先及び足
裏から、導電性不織布41及び42及び43及び導電性
糸45を経て、導電性不織布44及び導電性ゴムで製造
されたアウトソール38から絶えず接地面に逃げ、体内
に滞留しない。
【0056】尚、実施例3において、各導電性不織布
を、インソール、中底、及び甲皮の爪先部にそれぞれ固
定する方法は、実施例1の方法と同じである。
【0057】
【発明の効果】請求項1に記載した発明により、甲皮、
及びインソール、中底、及びアウトソールの3層構造か
ら構成される靴底とから構成される靴、或いは甲皮、及
びインソール、中底、ミッドソール、及びアウトソール
の4層構造から構成される靴底とから構成される靴を履
用した場合、体内に帯電した静電気を腰裏及び足裏か
ら、絶えず迅速に接地面に逃がすことができる。
【0058】請求項2に記載した発明により、甲皮、及
びインソール、中底、及びアウトソールの3層構造から
構成される靴底とから構成される靴、或いは甲皮、及び
インソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの
4層構造から構成される靴底とから構成される靴を履用
した場合、体内に帯電した静電気を爪先及び足裏から、
絶えず迅速に接地面に逃がすことができる。
【0059】請求項3に記載した発明により、甲皮、及
びインソール、中底、及びアウトソールの3層構造から
構成される靴底とから構成される靴、或いは甲皮、及び
インソール、中底、ミッドソール、及びアウトソールの
4層構造から構成される靴底とから構成される靴を履用
した場合、体内に帯電した静電気を爪先及び足裏から、
絶えず迅速に接地面に逃がすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】実施例1で使用するインソール及び中底の分解
組み立て図である。
【図4】実施例1の説明断面図である。
【図5】実施例1の要部断面図である。
【図6】実施例2の断面図である。
【図7】実施例2の説明分解図である。
【図8】実施例3の断面図である。
【図9】実施例3の説明分解図である。
【符号の説明】
1 静電気帯電防止靴 2 甲皮 3 爪先部 4 腰 5 ヒールカウンター 6 アウトソール 7 ミッドソール 8 腰裏 9 導電性不織布 10 導電性不織布 11 インソール 12 中底 13 外側甲皮 14 内側甲皮 15 導電性糸 16 導電性不織布 17 導電性不織布 18 導電性糸 19 静電気帯電防止靴 20 甲皮 21 爪先部 22 ミッドソール 23 アウトソール 24 導電性不織布 25 外側甲皮 26 内側甲皮 27 導電性糸 28 中底 29 インソール 30 導電性不織布 31 導電性不織布 32 導電性不織布 33 導電性糸 34 静電気帯電防止靴 35 甲皮 36 爪先部 37 ミッドソール 38 アウトソール 39 インソール 40 中底 41 導電性不織布 42 導電性不織布 43 導電性不織布 44 導電性不織布 45 導電性糸

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】甲皮、及びインソール、中底、及びアウト
    ソールの3層構造から成る靴底とから構成される靴、或
    いは甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、及び
    アウトソールの4層構造から成る靴底とから構成される
    靴において、甲皮の腰裏の所定個所に導電性糸で導電性
    不織布を固定し、中底の所定個所に前記甲皮の腰裏に固
    定した導電性不織布と接触させて導電性不織布を固定
    し、インソールの所定個所に前記中底の所定個所に固定
    した導電性不織布と接触させて導電性不織布を固定し、
    甲皮の腰の前記甲皮の腰裏の所定個所に固定した導電性
    不織布と対応する個所に導電性不織布を、前記甲皮の腰
    裏の所定個所に固定した導電性不織布と一緒に導電性糸
    で固定し、前記甲皮の腰に固定した導電性不織布を、導
    電性ゴムから成るアウトソールで被覆し、全ての導電性
    不織布を接触状態にして導電性経路を形成し、体内に帯
    電した静電気をアウトソールを介して接地面に逃がすこ
    とを特徴とする静電気帯電防止靴。
  2. 【請求項2】甲皮、及びインソール、中底、及びアウト
    ソールの3層構造から成る靴底とから構成される靴、或
    いは甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、及び
    アウトソールの4層構造から成る靴底とから構成される
    靴において、インソールの爪先部の所定箇所に導電性不
    織布を固定し、中底の爪先部に前記インソールの爪先部
    の所定箇所に固定した導電性不織布と接触させて導電性
    不織布を固定し、甲皮爪先部裏側に、前記中底の爪先部
    に固定した導電性不織布と接触させて導電性不織布を固
    定し、甲皮爪先部表側の、前記甲皮爪先部裏側に固定し
    た導電性不織布と対応する個所において、導電性不織布
    を、前記甲皮爪先部裏側に固定した導電性不織布と一緒
    に導電性糸で固定し、次いで前記甲皮爪先部表側に固定
    した導電性不織布を導電性ゴムから成るアウトソールで
    完全に被覆し、全ての導電性不織布を接触状態にして導
    電性経路を形成し、体内に帯電した静電気をアウトソー
    ルを介して接地面に逃がすことを特徴とする静電気帯電
    防止靴。
  3. 【請求項3】甲皮、及びインソール、中底、及びアウト
    ソールの3層構造から成る靴底とから構成される靴、或
    いは甲皮、及びインソール、中底、ミッドソール、及び
    アウトソールの4層構造から成る靴底とから構成される
    靴において、インソールの爪先部所定箇所に導電性不織
    布を固定し、中底の爪先部に前記インソールの爪先部所
    定箇所に固定した導電性不織布と接触させて導電性不織
    布を固定し、甲皮爪先部裏側に、前記インソール及び中
    底の爪先部に固定した導電性不織布と接触させて導電性
    不織布を固定し、甲皮爪先部表側の前記甲皮爪先部裏側
    に固定した導電性不織布と対応する個所に導電性不織布
    を、前記甲皮爪先部裏側に固定した導電性不織布と一緒
    に導電性糸で固定し、次いで前記甲皮爪先部表側に固定
    した導電性不織布を導電性ゴムから成るアウトソールで
    被覆し、全ての導電性不織布を接触状態にして導電性経
    路を形成し、体内に帯電した静電気をアウトソールを介
    して接地面に逃がすことを特徴とする静電気帯電防止
    靴。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004051929A1 (de) * 2004-10-25 2006-04-27 Trocellen Gmbh Elektrisch leitfähige Laminate aus Vliesen und einer elastischen Dämmschicht
CN101647619B (zh) * 2008-12-01 2012-06-13 高国兴 改进的防静电鞋套

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004051929A1 (de) * 2004-10-25 2006-04-27 Trocellen Gmbh Elektrisch leitfähige Laminate aus Vliesen und einer elastischen Dämmschicht
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