JP2008228850A - 静電気帯電防止靴 - Google Patents
静電気帯電防止靴 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008228850A JP2008228850A JP2007069857A JP2007069857A JP2008228850A JP 2008228850 A JP2008228850 A JP 2008228850A JP 2007069857 A JP2007069857 A JP 2007069857A JP 2007069857 A JP2007069857 A JP 2007069857A JP 2008228850 A JP2008228850 A JP 2008228850A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outsole
- midsole
- insole
- conductive
- shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 15
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims abstract description 4
- 210000004744 fore-foot Anatomy 0.000 claims description 23
- 230000005611 electricity Effects 0.000 abstract description 12
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 11
- 230000006378 damage Effects 0.000 abstract description 3
- 239000003814 drug Substances 0.000 abstract 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 9
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 7
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 description 7
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 229920000049 Carbon (fiber) Polymers 0.000 description 5
- 239000004917 carbon fiber Substances 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 5
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 5
- 229920000459 Nitrile rubber Polymers 0.000 description 4
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 4
- 230000000474 nursing effect Effects 0.000 description 4
- 230000035699 permeability Effects 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N methane Chemical compound C VNWKTOKETHGBQD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N Ethene Chemical compound C=C VGGSQFUCUMXWEO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000005977 Ethylene Substances 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000002216 antistatic agent Substances 0.000 description 2
- 229920001577 copolymer Polymers 0.000 description 2
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 2
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 description 1
- 239000006258 conductive agent Substances 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 description 1
- 230000000116 mitigating effect Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000010068 moulding (rubber) Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 210000003813 thumb Anatomy 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
【解決手段】静電気帯電防止靴であって、アウトソールとミッドソールと中底を備えたアッパー部を有し、前記アウトソールは電気抵抗が約1.0×105〜1.0×107Ωに形成されるとともに、踏みつけ部である前足底部の上面に導電性物質の塗布による導電部が設けられ、前記ミッドソールは、前足底部に前後方向に対して80°〜60°の角度範囲内で表裏貫通した2本の平行なスリットを設けるとともに、当該両スリットに導電テープを挿通させることで当該両スリットによって囲まれる部位を内包するように環状の導電体を形成し、前記中底の少なくとも前足底部は、表裏において導電性を有するように形成されており、当該中底の前足底部とアウトソールが前記導電体を介して電気的に導通していること。
【選択図】図1
Description
また、近年では医療機器の精密化によって、電磁ノイズ(EMI)による故障や誤動作防止の対策が重要となっており、その中でも、人体に帯電した静電気による医療機器の誤動作が重要な問題となっている。
裏面に床面との接触面を有するアウトソールと、当該アウトソールの上面に設けられた弾力性のあるミッドソールと、当該ミッドソール上に設けられた中底を備えたアッパー部を有し、
前記アウトソールは、前記接触面と上面の間における電気抵抗が約1.0×105〜1.0×107Ωに形成されるとともに、踏みつけ部である前足底部の上面に導電性物質の塗布による導電部が設けられ、
前記ミッドソールは、前後方向に対して60°〜80°の角度範囲内で傾斜する表裏貫通した2本の平行なスリットを前足底部に設けるとともに、当該両スリットに導電テープを挿通させることで当該両スリットによって囲まれる部位を内包するように環状の導電体を形成し、
前記中底の少なくとも前足底部は、表裏において導電性を有するように形成されており、当該中底の前足底部とアウトソールが前記導電体を介して電気的に導通していることを特徴とする静電気帯電防止靴。
前記環状の導電体は、環状に形成するために必要な最小長さよりも、1〜5mm程度長く形成されていることを特徴とする請求項1記載の静電気帯電防止靴。
また、本願発明に係る静電気帯電防止靴は、履き心地を考慮して、ミッドソールに軽量で弾力性のあるEVAを使用しているが、当該部分は伸縮や屈曲を繰り返す部位でもある。したがって、中敷きとアウトソール間の電気的な接続は、当該伸縮や屈曲が発生しても破断しない構造によって行われる必要がある。本願発明に係る静電気帯電防止靴は、ミッドソールに歩行方向と角度を変えて環状(筒状)に形成した導電テープを設けることにより、電気的な導通を確実なものとし、かつ導電テープ自体が切れないようになっている。これにより、静電気帯電防止靴としての寿命を延ばすことができるので、人体に帯電する静電気を常に確実に除去できるとともに、静電気による医療機器の誤作動を防止することができる。
また、ミッドソールに筒状の導電テープを設ける場合には、ミッドソールに表裏貫通した一対のスリットを設ける必要があるが、これを靴の屈曲線(歩行方向と直角を成す方向に生じる折れ曲がり線)と一致させたのでは切断部であるスリットの端部に応力を集中させることになり、ミッドソールの破断を助長することになる。これに対して本願発明に係る静電気帯電防止靴は、靴の屈曲線とスリットの長手方向が一致していないので、屈曲を原因としたミッドソールの破断を防止する効果がある。
また、本願発明に用いる中底は、前足底部にのみ電気的に導通可能なカーボン繊維を入れた不織布を用いている。カーボン繊維を入れた不織布は比較的高価であるため、導電効率の高い踏みつけ部(前足底部)にのみ当該不織布を設けることにより、安価な靴を提供できるという効果を有している。
図1は、本願発明を用いた靴1の断面図である。当該靴1は、主な構成としてアッパー部2と靴底部3より形成されている。なお、当該靴1は医療や介護の分野で使用されることを前提とした靴として形成されている。アッパー部2は、主として足首から足の甲までを覆うアッパー体4と当該アッパー体4の底面を塞ぐ中底5より構成されている。
当該アッパー部2は、アッパー体4と中底5を構成する所定形状に裁断された合成皮革、メッシュ状の布等を、各足のサイズ毎に用意された靴型(図示せず)を利用して形状を定め、縫製または接着によって結合することで袋状に立体的に形成したものである。また、アッパー部2内には、カップインソールと称する中敷き18が装着される。
アウトソール6の土踏まず部10は、前足底部9および踵部11の幅に比べて幅が細く形成されており、当該部分に前後方向に長い楕円形状の穴12が設けられている。当該穴12は、詳細には後述するミッドソール7に形成した楕円形状の穴13と連通している。
当該穴13の形状は前後方向に長い楕円形状(図3b参照)であり、底面側の開口面積よりも上面側の開口面積が小さく形成されている。
また、穴13の上面側開口の外周には、詳細には後述するシャンク14を装着するための凹部19が形成されている。
また、ミッドソール7の上部外周にはアッパー部2の下端外周を包み込む周壁16が設けられており、当該周壁16内面とミッドソール7の上面が接着剤によってアッパー体4と結合している。
また、本実施の形態では、中底5の土踏まずの部分に通気性を確保するための表裏貫通する複数の小孔17が設けられている。当該小孔17は、ミッドソール7に形成された穴13の開口とほぼ一致する位置に設けられている。
シャンク14は、楕円形状の外形を有するフランジ状の円板20(板状部)と、当該円板20の下面中央から下方に向かって突出した筒状部21を有し、円板20の上面に樹脂製の網22が一体的に設けられたものであり、円板20が接着剤を介して凹部19内に接着されるとともに、筒状部21が穴13の上縁に嵌合してミッドソールに固定されるものである。
円板20の全長は約50mm、全幅は約30mmであり、厚みは約2mmである。また、中央に設けた筒状部21の開口形状は、長手方向約28mm、幅が約6mmの楕円形であり、筒状を成す外周壁部の厚みは約1.5mmであり、円板20底面からの突出高さは約2mmである。円板20上面の網22は、線径の細い合成樹脂糸によって形成されたものであり、シャンク14を成形型を用いて射出成形する際に当該網とともに一体化させたものである。網目の大きさは、一辺が1mm四方以下であり、かつ通気性を有する程度の大きさを有したものである。当該網22は、砂粒程度以上の大きさの異物の通過を防止する作用を有している。また、前述したように網22は樹脂製であるため、靴内の蒸れた空気が通過する条件下においても、水分が付着して腐食するようなことがない。さらに、シャンク14も樹脂で形成されていることから、シャンク14を廃棄する際に網22と分別する手間が不要である。
前述の通り、シャンクは、全長は約50mm、全幅は約30mm、厚みは約2mmの前後方向に長い板状部として円板20を有している。しかし、当該合成樹脂製の薄い円板のみで歩行時の加重を受け止め、土踏まず部分の変形を適度に防ぐことはできない。そこで、本実施の形態に係るシャンクは、円板の下面に前後方向(長手方向)に長い楕円形状を成した筒状部分を設け、当該筒状部分を変形防止用のリブとして作用させている。そして、さらに、該筒状部分を靴内に通じる換気口としている。
このように、本実施の形態に係るシャンクは、軽量な合成樹脂製でありながらシャンクとしての適度な弾力と強度を有し、さらに通気性を備えたものである。また、当該シャンクを備えた靴は、軽量化を実現できるとともに、土踏まず部分の変形を防止しかつ通気性を備えたものである。
また、本実施の形態に係るシャンクを楕円形状にしたことにより、歩行時における靴底の前後方向の曲がりだけでなく、左右方向や斜め方向の曲がりにも対応できる。またシャンクの外周は楕円形状になっているため外周に角となる部分がなく、靴底を曲げてもシャンクがミッドソールを傷付けないようになっている。
アウトソール6は、ニトリルゴム(NBR)に帯電防止剤(導電剤)を混入した素材で形成
されている。本実施の形態に係るアウトソール6をニトリルゴムのみで作成した場合には、接地ブロック8の接地面とアウトソールの上面(ミッドソールとの境界面)間の電気抵抗は約1.0×1010〜1013Ωであるが、本実施の形態に係るアウトソール6の
場合、ニトリルゴムに帯電防止剤を混入することにより電気抵抗が約1.0×106Ωとなるように調整されている。当該抵抗値は、人体に帯電した電気が、一挙に放電されるのではなく、微量な電流として序々に放出することを考慮した際に理想的な抵抗値であり、概ね約1.0×105Ω〜約1.0×107Ωが理想とされている。また、当該抵抗値
は、人体が他の機器からの漏電を受けた場合や、帯電していた機器の静電気を人体が接地部(床、地表)に対して放電する状況になった場合に、人体を流れる電流量を制限し機器や人体への影響を緩和する効果があるものである。
て無視できる程度に低い抵抗値に設定されている。
また、前述の通り導電被膜30は3×4cmの長方形状であり、当該導電被膜30の長手方向がアウトソール6底面に設けた接地ブロック8の縦(前後)の配列方向とほぼ一致するように設けられている。接地ブロック8は、直進時の歩行方向とほぼ一致するように配列されているので、接地ブロック8の配列方向に合わせて導電被膜30を設けることは、ほぼ歩行方向と一致するように導電被膜30を設けていることになる。
前記靴の前後方向とは、前足底部においては大凡アウトソール6底面に設けた接地ブロック8の前後に亘る配列方向である。すなわち、導電テープ31の長手方向は、大凡接地ブロック8の前後方向に亘る配列方向に対して約15°〜20°程度の角度で先端が他足側(親指側)に傾斜した配置となっている。
さらに、導電テープ31は、スリット32、32の中間に位置するミッドソール部分を芯として内包するように筒状に配置されているが、導電テープ31はミッドソール7に対して接着されておらず、内周長は最小限必要な長さよりも数mm(1〜5mm程度)長く、遊度をもって形成されている。(図6(a)参照)
導電テープ31を靴の前後方向に対して約15°〜20°程度の角度に傾けて配置するということは、屈曲時に生じる靴底の折れ曲がり線とスリット32、32の方向を一致させないという作用を有する。スリット32、32はミッドソール7を分断している部位であるため、当該部分に屈曲させようとする力が作用すると、この力がスリット32、32両端の分断されていない領域によって受け止められる。そして、歩行時に生じる屈曲の繰り返しによって当該領域がストレスを受け続けると、疲労によって、スリットの端部が切り込みを拡張するように亀裂を広げ、ミッドソール7が破断してしまう。このような現象を防止するために、スリット32、32は歩行方向と直角ではない(歩行時の屈曲方向と同一ではない)他の角度に設定されている。
破断するという現象が生じる。
この場合、ミッドソール7が歩行によって屈曲すると、スリット内に位置する導電テープ31には、当該導電テープ31を図6(b)に示すような変形によって長手方向に伸展等させるのではなく、スリットの内壁で挟持された部分を同一面内で屈曲させるような力が作用する。すなわち、導電テープ31の側縁には、図6(c)のようにテープを引き裂くような張力が繰り返し生じることとなり、この結果早期に導電テープ31は破断する。
これに対して、本実施の形態に係るミッドソール7は、スリット32、32の長手方向と歩行方向が一致していないので、歩行時(ミッドソール屈曲時)に導電テープ31の側縁に引き裂くような張力を発生させず、破断を起こしにくいものとなっている。これにより、静電気帯電防止靴としての寿命を延ばすことができるので、人体に帯電する静電気を常に確実に除去できるとともに、静電気による医療機器の誤作動を防止することができる。
上記のように、前足底部33は導通性を有し、ミッドソール7の導電テープ31と接触して電流が流れるようになっている。
は、ウレタン系接着剤にカーボンを含有させたものであり、導電部35の表裏で約1.0×102〜1.0×103Ωの電気抵抗を有するようになっている。
そして、当該中敷き18底面の前足底部36から踵部37には、それぞれ導電体として導電性のテープ38、39が導電性を有する導電糸40による縫製によって固定されている。
導電性のテープ38、39に使用する素材は、ナイロン繊維の織り物又は編み物として形成された生地に、導電性のカーボンを含有するカーボン樹脂を含浸させることにより形成されたものである。導電性のテープ38、39の表裏間の電気抵抗は、カーボンの作用によって約1.0×102〜1.0×103Ωとなっている。
また、導電糸40は、中敷き18裏面に設けた導電性のテープ38、39と接触しており、さらに導電性のテープ38、39は、前述した中底5上面の帯状の導電部35表面と接触するようになっている。
なお、本願発明に係る静電気帯電防止靴としての電気抵抗は、ほぼアウトソール6が有する電気抵抗によって決定される。すなわち、中底5からアウトソール6の接地ブロック8に至る経路の中で抵抗値が一番高いのがアウトソール6であり約1.0×106Ω(範囲としては1.0×105〜1.0×107 Ω程度)である。
靴全体としての電気抵抗値は、アウトソール6を含めた他の部位が有する電気抵抗値の総合計になる。しかし、アウトソール6の電気抵抗値は他の部位の電気抵抗値と比較して10倍以上であるから、他の部位の電気抵抗値はアウトソール6の抵抗値と比較して小さい値となっている。従って、上記のように、本願発明に係る靴の電気抵抗は、主としてアウトソール6が有する電気抵抗によって調整されている。
また、導電テープ31は図6(a)のように、ミッドソール7の上面において上方へやや湾曲した状態で前足底部33に接触するとともに、下面において下方へやや湾曲した状態で導電被膜30に接触するため、靴底全体が屈曲した場合にアウトソール6または中底5とミッドソール7との間に少しくらいの隙間ができたとしても、導電テープ31と導電被膜30または導電塗料との接触が解かれることがない
2 アッパー部
3 靴底部
4 アッパー体
5 中底
6 アウトソール
7 ミッドソール
8 接地ブロック
9 前足底部
10 土踏まず部
11 踵部
12 穴
13 穴
14 シャンク
16 周壁
17 小孔
18 中敷き
19 凹部
20 円板
21 筒状部
22 網
30 導電被膜
31 導電テープ(導電体)
32 スリット
33 前足底部
34 踵部
35 導電部
36 前足底部
37 踵部
38、39 導電性のテープ
40 導電糸
Claims (2)
- 裏面に床面との接触面を有するアウトソールと、当該アウトソールの上面に設けられた弾力性のあるミッドソールと、当該ミッドソール上に設けられた中底を備えたアッパー部を有し、
前記アウトソールは、前記接触面と上面の間における電気抵抗が約1.0×105〜1.0×107Ωに形成されるとともに、踏みつけ部である前足底部の上面に導電性物質の塗布による導電部が設けられ、
前記ミッドソールは、前後方向に対して60°〜80°の角度範囲内で傾斜する表裏貫通した2本の平行なスリットを前足底部に設けるとともに、当該両スリットに導電テープを挿通させることで当該両スリットによって囲まれる部位を内包するように環状の導電体を形成し、
前記中底の少なくとも前足底部は、表裏において導電性を有するように形成されており、当該中底の前足底部とアウトソールが前記導電体を介して電気的に導通していることを特徴とする静電気帯電防止靴。 - 前記環状の導電体は、環状に形成するために必要な最小長さよりも、1〜5mm程度長く形成されていることを特徴とする請求項1記載の静電気帯電防止靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007069857A JP4949095B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 静電気帯電防止靴 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007069857A JP4949095B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 静電気帯電防止靴 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008228850A true JP2008228850A (ja) | 2008-10-02 |
JP4949095B2 JP4949095B2 (ja) | 2012-06-06 |
Family
ID=39902397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007069857A Active JP4949095B2 (ja) | 2007-03-19 | 2007-03-19 | 静電気帯電防止靴 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4949095B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102845922A (zh) * | 2012-08-31 | 2013-01-02 | 周恩洪 | 防静电保健鞋 |
JP2013059412A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 帯電防止靴 |
CN108567195A (zh) * | 2017-03-07 | 2018-09-25 | 阿创工程科技(深圳)有限公司 | 防静电鞋 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09276002A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Noguchi Gomme Kogyo Kk | 帯電防止用靴およびその製造方法 |
JP2000102401A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-11 | Asics Corp | 帯電防止靴 |
JP2002223805A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-08-13 | Achilles Corp | 導電性靴 |
JP2003250601A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-09 | Hiroshima Kasei Ltd | 静電気帯電防止靴 |
US20040130848A1 (en) * | 2001-03-21 | 2004-07-08 | Chien Lee | Sole structure for electrostatic dissipative footwear and method of making same |
-
2007
- 2007-03-19 JP JP2007069857A patent/JP4949095B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09276002A (ja) * | 1996-04-10 | 1997-10-28 | Noguchi Gomme Kogyo Kk | 帯電防止用靴およびその製造方法 |
JP2000102401A (ja) * | 1998-09-28 | 2000-04-11 | Asics Corp | 帯電防止靴 |
JP2002223805A (ja) * | 2000-11-30 | 2002-08-13 | Achilles Corp | 導電性靴 |
US20040130848A1 (en) * | 2001-03-21 | 2004-07-08 | Chien Lee | Sole structure for electrostatic dissipative footwear and method of making same |
JP2003250601A (ja) * | 2002-03-01 | 2003-09-09 | Hiroshima Kasei Ltd | 静電気帯電防止靴 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013059412A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 帯電防止靴 |
CN102845922A (zh) * | 2012-08-31 | 2013-01-02 | 周恩洪 | 防静电保健鞋 |
CN108567195A (zh) * | 2017-03-07 | 2018-09-25 | 阿创工程科技(深圳)有限公司 | 防静电鞋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4949095B2 (ja) | 2012-06-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2775749T3 (es) | Un sensor de fuerza y / o de presión | |
JP6567111B2 (ja) | 履物用の柔軟な靴底(ソール)及びアッパー | |
US8914996B2 (en) | Antistatic insole | |
EP1758477B1 (en) | Antistatic footwear | |
EP3053460B1 (en) | Legwear | |
JP4949095B2 (ja) | 静電気帯電防止靴 | |
KR102136377B1 (ko) | 정전기방지기능을 갖는 신발 밑창 | |
EP3491957A1 (en) | Shoe with shoe eyelet structure | |
KR101265080B1 (ko) | 기능성 신발물품 | |
US7424782B2 (en) | Electrically conductive shoe and system | |
JP3521314B2 (ja) | 導電性靴 | |
CN214759487U (zh) | 一种踩踏舒适的高弹性鞋底 | |
CN209498720U (zh) | 一种舒适防水防静电鞋 | |
JP3217050U (ja) | 静電気防止用靴 | |
CN208510174U (zh) | 一种防静电导电安全鞋 | |
KR200230987Y1 (ko) | 통전, 통전차단작업화 | |
CN217906366U (zh) | 一种防静电袜 | |
JP3527643B2 (ja) | 帯電防止靴および絶縁抵抗の設定方法 | |
CN220898079U (zh) | 一种防静电的防砸鞋 | |
JP2000316603A (ja) | 履 物 | |
CN212185392U (zh) | 一种防沙军靴 | |
KR102602626B1 (ko) | 기능성 신발깔창 | |
CN100477935C (zh) | 防静电鞋 | |
SE531804C2 (sv) | Slitsulor för skyddande skodon av ESD-typ samt metoder för tillverkning av dem | |
JP2003339404A (ja) | 静電防止靴 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20091022 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120305 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120307 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4949095 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |