JP2002223155A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2002223155A
JP2002223155A JP2001017024A JP2001017024A JP2002223155A JP 2002223155 A JP2002223155 A JP 2002223155A JP 2001017024 A JP2001017024 A JP 2001017024A JP 2001017024 A JP2001017024 A JP 2001017024A JP 2002223155 A JP2002223155 A JP 2002223155A
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JP
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circuit
latch
semiconductor device
output
power
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JP2001017024A
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Yasushi Kameda
靖 亀田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源投入時のラッチ出力を、外部から、ある
いは半導体チップを簡便に操作して任意にいずれかの状
態に固定できる半導体装置を提供すること。 【解決手段】 ラッチの出力には、電源投入時にハイレ
ベルを供給し得る回路エレメントとローレベルを供給し
得る回路エレメントとが両方備えられる。そして、これ
らの回路エレメントの一方を論理回路により非選択とし
てラッチ出力に対して作用しないようにし、他方の回路
エレメントの作用により電源投入時のラッチの出力をハ
イレベルまたはローレベルに固定する。したがって、こ
のように構成された半導体装置においては、いずれの回
路エレメントを作用させるかは、外部から選択信号を供
給することによりまたは内部で発生された選択信号によ
り容易に決定可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、論理ハイまたは論
理ローの状態を保持し得るラッチを回路エレメントとし
て有する半導体装置に係り、特に、電源投入時における
ラッチ出力状態を所望に設定するのに適する半導体装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】ラッチを回路エレメントとして有する半
導体装置、例えば各種のメモリやディジタル処理ICで
は、電源投入時においてラッチの出力状態がいずれの状
態になるかが不確定になることに起因して問題が生じる
場合がある。
【0003】例えば、デコーダであれば、そのデコード
出力にラッチが用いられている場合、そのラッチ出力の
2以上が同時にアクティブとなり得る。このような状態
は通常の動作時には生じないものであり、半導体が用い
られている装置やシステムの誤動作を引き起こす可能性
がある。また、最終出力がnMOSトランジスタとpM
OSトランジスタそれぞれのソースを結合したタイプの
ドライバであり、それらのトランジスタのゲートをラッ
チ出力で駆動する場合には、ラッチ出力が同時にそれら
のトランジスタをオン状態にし得る。この場合には、n
MOSトランジスタとpMOSトランジスタのソース・
ドレイン間を通して貫通電流が流れエレメントの破壊や
寿命低減につながる。
【0004】このような不都合を取り除くため、一般的
に、電源投入時におけるラッチの出力状態を確定させる
リセット回路(以下、パワーオンリセット回路とい
う。)が、メモリやディジタル処理ICには用いられて
いる。
【0005】図8は、このようなパワーオンリセット回
路の一例の構成およびその説明を示す図である。同図
(a)に示すように、ラッチ1の出力outには、nM
OSトランジスタQ3によるパワーオンリセット回路が
接続される。ラッチ1は、入力inのレベルをクロック
CKに同期してNOTゲートG1の入力側に伝えるスイ
ッチ(pMOSトランジスタQ1とnMOSトランジス
タQ2)と、このスイッチの出力側の巡回接続されたN
OTゲートG1、G2とからなる。
【0006】電源電圧が立ち上がるときには、クロック
CKのハイ・ローについては一般に不確定でありNOT
ゲートG1への入力が確定しないので、ラッチ1のみで
は、巡回接続されたNOTゲートG1出力のハイ・ロー
の状態はいずれになるか不定である。
【0007】電源電圧VDDの立ち上がる時間的経過を
示したものが同図(b)である。この図でロジック確定
電圧とは、電源電圧VDDがそのレベルになると、各論
理エレメント出力のハイ・ローを確定させることができ
るような電圧のことである。このレベルは、CMOS集
積回路では、ほぼVtn+Vtp(nMOSトランジス
タとpMOSトランジスタそれぞれがオンとなるゲート
ソース間電圧(しきい値電圧)の和)であり、例えば
0.6V程度である。
【0008】電源電圧VDDの立ち上がりでは、図8
(a)のnMOSトランジスタQ3によるパワーオンリ
セット回路において、そのゲート入力に信号Ponrs
tが入力される(同図(c))。信号Ponrstは、
電源電圧VDDが立ち上がるとこれに伴って電圧が上昇
し、電源電圧VDDがロジック確定電圧よりある程度上
の電圧(これをパワーオンリセット電圧という。)まで
達したときにローに落ちるような信号である。
【0009】このような信号Ponrstにより、トラ
ンジスタQ3は、そのゲートソース間に印加された電圧
でオンし、このオン状態は、上記のロジック確定電圧に
よるロジック確定後も、電源電圧VDDがパワーオンリ
セット電圧に達するまでは持続する。トランジスタQ3
がオンするとラッチ1の出力outのノードにローレベ
ルが供給され、これがNOTゲートG2に入力される。
このときNOTゲートG2の動作としてロジック確定が
なされているので、NOTゲートG2の出力はハイレベ
ル、したがって、NOTゲートG1の出力はローレベル
となり、ラッチ1として出力outはローの状態が確定
する。
【0010】この確定した状態は、NOTゲートG1、
G2が巡回接続されているので、信号Ponrstがロ
ーレベルに落ちトランジスタQ3がオフになった後も、
入力inのレベルがクロックCKにより伝達されるまで
少なくとも変わらない。また、信号Ponrstがロー
レベルに落ちた以降はトランジスタQ3のドレインはハ
イインピーダンス状態となりこれがラッチ1の出力ou
tに接続されていても何ら作用を及ぼさない。
【0011】以上のようにして電源投入時のラッチ1の
出力状態を確定することができる。電源電圧VDDが完
全に立ち上がると、例えば図8(d)に示すように、ク
ロックCKが供給されラッチとしての動作を開始する。
【0012】なお、信号Ponrstの発生方法につい
て補足する。信号Ponrstの発生回路は、一例とし
て、図8(e)のようなものを用いることができる。こ
の回路によれば、電源電圧VDDが上昇し始めると、最
初は、nMOSトランジスタQ4はオフであり、抵抗R
3に電流が流れないので、Ponrstは、上昇するV
DDと同じ電圧となる。VDDがある程度上昇すると抵
抗R1、R2を流れる電流により抵抗R2の両端電圧が
トランジスタQ4をオンさせ、これによりPonrst
は、ローレベルに落ちる。したがって、図8(c)に示
すような波形の信号となる。
【0013】以上説明したパワーオンリセット回路は、
電源投入時のラッチ1の出力状態をローレベルに確定さ
せるものであったが、同様な考えの下、ラッチの出力状
態をハイレベルに確定させるものもある。
【0014】図9は、このようなパワーオンリセット回
路の一例の構成およびその説明を示す図である。同図に
おいて、図8において説明したものと同じものには同一
番号を付してある。図9(a)に示すように、ラッチ1
の出力outには、pMOSトランジスタQ5によるパ
ワーオンリセット回路が接続される。ラッチ1は、図8
(a)に示したものと同じである。図9(b)について
も図8(b)の説明と同様である。
【0015】電源電圧VDDの立ち上がりでは、図9
(a)のpMOSトランジスタQ4によるパワーオンリ
セット回路において、そのゲート入力に信号Ponrs
tbが入力される(同図(c))。信号Ponrstb
は、電源電圧VDDが立ち上がり始めてもしばらくはロ
ーレベルを維持し、電源電圧VDDがロジック確定電圧
よりある程度上のパワーオンリセット電圧まで達したと
き以降において電源電圧VDDに倣うような電圧の信号
である。
【0016】このような信号Ponrstbのローレベ
ル状態により、トランジスタQ4は、そのゲートソース
間に印加された電圧でオンし、このオン状態は、ロジッ
ク確定電圧によるロジック確定後も、電源電圧VDDが
パワーオンリセット電圧に達するまでは持続する。トラ
ンジスタQ4がオンするとラッチ1の出力outのノー
ドにハイレベルが供給され、これがNOTゲートG2に
入力される。このときNOTゲートG2の動作としてロ
ジック確定がなされるているので、NOTゲートG2の
出力はローレベル、したがって、NOTゲートG1の出
力はハイレベルとなり、ラッチ1として出力outはハ
イの状態が確定する。
【0017】この確定した状態は、NOTゲートG1、
G2が巡回接続されているので、信号Ponrstbが
電源電圧VDDに倣うようになりトランジスタQ4がオ
フになった後も、入力inのレベルがクロックCKによ
り伝達されるまで少なくとも変わらない。また、信号P
onrstbが電源電圧VDDに倣うようになった以降
はトランジスタQ4のドレインはハイインピーダンス状
態となりこれがラッチ1の出力outに接続されていて
も何ら作用を及ぼさない。
【0018】以上のようにして電源投入時のラッチ1の
出力状態をハイレベルに確定することができる。電源電
圧VDDが完全に立ち上がると、例えば図9(d)に示
すように、クロックCKが供給されラッチとしての動作
を開始する。
【0019】なお、信号Ponrstbの発生方法につ
いて補足する。信号Ponrstbの発生回路は、一例
として、図9(e)のようなものを用いることができ
る。この回路によれば、電源電圧VDDが上昇し始める
と、最初は、pMOSトランジスタQ6はオフであり、
抵抗R6に電流が流れないので、Ponrstbは、ロ
ーレベル電圧となる。VDDがある程度上昇すると抵抗
R4、R5を流れる電流により抵抗R4の両端電圧がト
ランジスタQ6をオンさせ、これによりPonrstb
は、電源電圧VDDに倣うようになる。したがって、図
9(c)に示すような波形の信号となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したような従
来のパワーオンリセット回路は、エレメントの作り込み
により電源投入時のラッチの出力状態をハイかローかの
いずれかに固定できるのみである。
【0021】しかしながら、このように固定する場合の
ほかに、電源投入時のラッチ出力を、外部から、あるい
は半導体チップを簡便に操作して任意にいずれかの状態
にしたい場合もある。例えば、半導体が用いられるシス
テムとしての仕様としていずれかが要求される場合や、
ラッチの出力状態によりその半導体チップ内のある回路
ブロックの機能を指定することを可能としたい場合など
である。
【0022】この「ある回路ブロックの機能を指定する
ことを可能としたい」というような要求は、一つには、
近年におけるメモリ等のディジタルデバイスの高速動作
化が背景にある。同期型のメモリでは、読み出し増幅回
路(センスアンプ)をそのチップ内に必要とする。メモ
リの高速動作化に伴い、センスアンプのクロックに対す
る動作タイミングの合わせ込みがより厳しい状況となっ
ている。動作タイミングの指定(合わせ込み)は、例え
ば、遅延線である縦列のNOTゲートの個数を、メタル
配線で調整したり、外部から値を可変できるレジスタの
出力により調整指定したりして行うことができる。
【0023】ここで、一般的に、センスアンプの動作タ
イミングの指定は、特に、実仕様よりごく遅い速度で動
作させて不良品をあらかじめ除去する半導体チップのス
クリーニングの場合と実仕様で動作させる製品としての
場合とで異なる。
【0024】これは、スクリーニングの段階は、多くは
ダイシング前のウエハの状態で行うため、半導体テスタ
のプローブを適用する関係上高速ではテスティングしな
いからである。このような低速のテスティングにおいて
は、センスアンプの動作タイミングも低速動作対応に設
定する方がテスティングがやり易くなる。
【0025】逆に、実仕様で動作させる製品としての場
合は、センスアンプの動作タイミングを高速動作対応に
する必要がある。
【0026】すなわち、メモリ等のディジタルICで
は、センスアンプについて少なくとも2通りの動作タイ
ミングを簡便に設定できると好都合である。
【0027】本発明は、上記した状況を考慮してなされ
たもので、半導体が用いられるシステムとして電源投入
時のラッチ出力状態が指定される場合に対応して、電源
投入時のラッチ出力を、外部から、あるいは半導体チッ
プを簡便に操作して任意にいずれかの状態に固定できる
半導体装置を提供することを目的とする。
【0028】また、本発明は、ラッチの出力状態により
その半導体チップ内にあるセンスアンプなどのような回
路ブロックの機能を少なくとも2通り指定するように、
電源投入時のラッチ出力を、外部から、あるいは半導体
チップを簡便に操作して任意にいずれかの状態に固定で
きる半導体装置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、ラッチを回路エレメントとして有する半
導体装置において、第1の制御信号に応じて前記ラッチ
出力にハイレベルを供給する第1の回路エレメントと、
第2の制御信号に応じて前記ラッチ出力にローレベルを
供給する第2の回路エレメントと、電源投入時に前記第
1の回路エレメントが前記ラッチ出力に対してハイレベ
ルを供給した後ハイインピーダンス状態を保つように前
記第1の制御信号を発生させる第1の制御、または、電
源投入時に前記第2の回路エレメントが前記ラッチ出力
に対してローレベルを供給した後ハイインピーダンス状
態を保つように前記第2の制御信号を発生させる第2の
制御、のいずれか一方を選択する選択回路とを具備する
ことを特徴とする(請求項1)。
【0030】すなわち、ラッチの出力には、電源投入時
にハイレベルを供給し得る回路エレメントとローレベル
を供給し得る回路エレメントとが両方備えられる。そし
て、これらの回路エレメントの一方を非選択としてラッ
チ出力に対して作用しないようにし、他方の回路エレメ
ントの作用により電源投入時のラッチの出力をハイレベ
ルまたはローレベルに固定する。したがって、このよう
に構成された半導体装置においては、いずれの回路エレ
メントを作用させるかは、外部から選択信号を供給する
ことによりまたは内部で発生された選択信号により容易
に決定可能になる。
【0031】よって、半導体装置(半導体チップ)が用
いられるシステムとして電源投入時のラッチ出力状態が
指定される場合に対応して、電源投入時のラッチ出力
を、外部から、あるいは半導体チップを簡便に操作して
任意にいずれかの状態に固定できるようになる。
【0032】また、請求項1記載の半導体装置におい
て、前記ラッチの出力が供給されてその論理レベルによ
り遅延量が制御され、クロック信号が入力される遅延エ
レメントと、この遅延エレメントにより遅延されたクロ
ック信号が入力されそのタイミングにより読み出し動作
するセンスアンプとをさらに具備することを特徴とする
(請求項6)。
【0033】上記のように電源投入時のラッチ出力を外
部から、あるいは半導体チップを簡便に操作して任意に
いずれかの状態に固定した上で、このラッチ出力状態に
よって遅延エレメントを制御し、センスアンプの動作タ
イミングを可変する。
【0034】したがって、ラッチの出力状態によりその
半導体チップ内にあるセンスアンプの機能を少なくとも
2通り指定するように、電源投入時のラッチ出力を、外
部から、あるいは半導体チップを簡便に操作して任意に
いずれかの状態に固定できるようになる。ここで、機能
が指定される回路はセンスアンプに限らず、機能を指定
したい回路がある場合には、ラッチ出力を機能選択信号
として供給することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態とし
て、請求項1記載の半導体装置において、前記選択回路
は、電圧が供給され得る入力端子を有し、この入力端子
に供給された電圧に基づいて前記第1の制御または前記
第2の制御のいずれか一方を選択する(請求項2)。
【0036】これにより、電源投入時のラッチ出力状態
を外部から指定することができる。
【0037】また、好ましい形態として、請求項1記載
の半導体装置において、前記選択回路は、低電位点また
は高電位点に一端が導電的に接続されたヒューズを有
し、このヒューズの溶断/非溶断に基づいて前記第1の
制御または前記第2の制御のいずれか一方を選択する
(請求項3)。
【0038】これにより、ヒューズを溶断するかそのま
まにするかにより、電源投入時のラッチ出力状態をいず
れにも指定することができる。
【0039】また、好ましい形態として、請求項1記載
の半導体装置において、前記選択回路は、CMOSトラ
ンジスタを構成として含み、このCMOSトランジスタ
は、前記ラッチを構成する回路エレメントのCMOSト
ランジスタのしきい値電圧より小さい値のしきい値電圧
を有する(請求項4)。
【0040】これにより、ラッチの論理レベルの確定よ
り早く第1および第2の回路エレメントへの制御信号の
論理レベルの確定がなされるため、より確実にパワーオ
ンリセットを機能させることができる。
【0041】また、好ましい形態として、請求項1記載
の半導体装置において、前記ラッチを構成する回路エレ
メントに供給する電源電圧とは異なる電源電圧を、前記
選択回路に供給するための電源入力端をさらに具備する
(請求項5)。
【0042】これにより、ラッチの論理レベルの確定と
は別にあらかじめ第1および第2の回路エレメントへの
制御信号の論理レベルの確定がなされ得るため、より確
実にパワーオンリセットを機能させることができる。
【0043】また、好ましい形態として、請求項1記載
の半導体装置において、前記選択回路は、電圧が供給さ
れ得る2以上の入力端子と、これら入力端子に供給され
た電圧に基づく論理レベルを入力とし、この入力された
論理レベルにより論理演算を行う組み合わせ回路とを有
し、前記論理演算の結果に基づいて前記第1の制御また
は前記第2の制御のいずれか一方を選択する(請求項
7)。
【0044】これにより、ラッチが複数あり、そのラッ
チにより電源投入時の出力状態を変えたい場合に、より
少ない入力信号数(対象とするラッチの数より少ない信
号数)によりこれが可能になる。
【0045】また、好ましい形態として、請求項1記載
の半導体装置において、前記ラッチを複数具備し、前記
複数のラッチの出力をデコードするデコード回路と、前
記デコード回路の出力が供給されて遅延量が制御され、
クロック信号が入力される遅延エレメントと、前記遅延
エレメントにより遅延されたクロック信号が入力されそ
のタイミングにより読み出し動作するセンスアンプとを
さらに具備する(請求項8)。
【0046】これにより、電源投入時の複数のラッチそ
れぞれの出力状態を任意に固定することによってその半
導体装置内にある例えばセンスアンプの機能を3通り以
上指定することができる。
【0047】以下、本発明の実施形態を図面を参照しな
がら説明する。
【0048】図1は、本発明のひとつの実施形態たる半
導体装置の構成を示す図である。同図に示すように、ラ
ッチ1の出力outには、パワーオンリセット回路13
が接続される。パワーオンリセット回路13には、この
回路が電源投入時におけるラッチ1の出力outの状態
をいずれに設定するのかを選択するための入力端子(パ
ッド)12が接続される。なお、この図の回路は、例え
ば動作周波数500MHz程度のCMOSによるSRA
M(static random access me
mory)半導体装置に適用可能なものである。
【0049】ラッチ1については、図8または図9にお
いて説明したものと同様に動作説明され得る。また、パ
ワーオンリセット回路13中の信号Ponrstは、図
8に示された信号Ponrstと同じと考えてよいもの
であり、その発生についても、例えば、図8(e)の回
路によることができる。同様に、パワーオンリセット回
路13中の信号Ponrstbも図9に示された信号P
onrstbと同じと考えてよいものであり、その発生
は、例えば図9(e)の回路によることができる。
【0050】パワーオンリセット回路13は、正側電源
VDDにソースが、ラッチ1の出力outにドレイン
が、それぞれ接続されたpMOSトランジスタQ11
(第1の回路エレメントに相当する。)と、負側電源V
SSにソースが、ラッチ1の出力outにドレインが、
それぞれ接続されたnMOSトランジスタQ12(第2
の回路エレメントに相当する。)と、トランジスタQ1
1のゲートに制御信号を供給するNANDゲートG11
と、トランジスタQ12のゲートに制御信号を供給する
NORゲートG12とを有する。ここで、NANDゲー
トG11とNORゲートG12の部分をまとめて論理回
路部11(選択回路に相当する)と称する。
【0051】入力端子12に供給される信号ePonr
stの電圧レベルにより、NANDゲートG11または
NORゲートG12は、信号Ponrstbまたは信号
Ponrstがそれらゲートの出力においてアンイネー
ブル状態にされる。
【0052】すなわち、入力端子12がローレベルにさ
れる場合は、ゲートG11の出力は常にハイレベルとな
り、トランジスタQ11はオンしないので、トランジス
タQ11はラッチ1の出力outに対してハイインピー
ダンス状態となる。このとき、ゲートG12は、アンイ
ネーブルではない。
【0053】また、入力端子12がハイレベルにされる
場合は、ゲートG12の出力は常にローレベルとなり、
トランジスタQ12はオンしないので、トランジスタQ
12はラッチ1の出力outに対してハイインピーダン
ス状態となる。このときは、ゲートG11がアンイネー
ブルとはならない。
【0054】したがって、入力端子12をローレベルに
した場合は、信号PonrstがゲートG12を介して
トランジスタQ12のゲートに入力され、かつトランジ
スタQ11は存在しないのと同様となり図8の説明をそ
のまま援用することができる。また、入力端子12をハ
イレベルにした場合は、信号PonrstbがゲートG
11を介してトランジスタQ11のゲートに入力され、
かつトランジスタQ12は存在しないのと同様となり図
9の説明をそのまま援用することができる。
【0055】よって、入力端子12にハイかローかを与
えることによって、ラッチ1の出力outの電源投入時
における状態を任意に設定することができる。すなわ
ち、半導体装置(半導体チップ)が用いられるシステム
として電源投入時のラッチ出力状態が指定される場合に
対応して、電源投入時のラッチ出力を、外部から任意に
いずれかの状態に固定できる。
【0056】なお、この実施形態の場合、論理回路部1
1のロジック確定電圧は、論理回路部11に用いられる
トランジスタなどの回路エレメントがラッチ1のものと
同様であれば、ラッチ1のロジック確定電圧と同様であ
る。したがって、電源投入時に電源電圧VDDがロジッ
ク確定電圧に達すると論理回路部11の論理出力は確定
し、このとき以後VDDがパワーオンリセット電圧に達
するまで信号Ponrstまたは信号Ponrstbが
ゲートG11またはG12を介してトランジスタQ11
またはトランジスタQ12のソースに制御信号として入
力される。これにより、図8または図9において説明し
たトランジスタQ3またはQ5と同様に、トランジスタ
Q12またはQ11が動作する。
【0057】しかしながら、論理回路部11のロジック
確定電圧を、ラッチ1のそれよりも下げるようにしても
よい。このようにすれば、電源電圧VDDの立ち上がり
に際して論理回路部11のロジック確定がラッチ1のロ
ジック確定に先んじて生じ、一層確実に長い時間トラン
ジスタQ11またはQ12の動作が制御される。
【0058】論理回路部11のロジック確定電圧を、ラ
ッチ1のそれよりも下げるには、論理回路部11を構成
するトランジスタの製造プロセスをラッチ1を構成する
製造プロセスと多少変えることにより可能である。ロジ
ック確定電圧は、ほぼVtn+Vtp(nMOSトラン
ジスタとpMOSトランジスタそれぞれがオンとなるゲ
ートソース間電圧(しきい値電圧)の和)であり、Vt
n、Vtpは、不純物イオンの注入により制御可能だか
らである。
【0059】次に、本発明の別の実施形態を図2を参照
して説明する。図2は、図1に示したものとは異なる本
発明の実施形態たる半導体装置の構成を示す図である。
同図において、すでに説明した構成要素については同一
番号または符号を付し、以下では、それ以外の構成につ
いて特に説明する。
【0060】この実施の形態は、図1における論理回路
部11に代えて、他の部分とは別の電源VDD1で動作
され得る論理回路部21を設けたものである。このよう
な論理回路部21を含んでパワーオンリセット回路22
が構成される。
【0061】別電源VDD1で論理回路部21を動作可
能としたのは、電源VDDの投入に先立ちあらかじめ論
理回路部21に電源VDD1を供給して、そのロジック
動作を確保しておくためである。このようにすれば、電
源電圧VDDの立ち上がりに際して論理回路部21のロ
ジック確定がラッチ1のロジック確定に先んじて生じ、
一層確実に長い時間トランジスタQ11またはQ12の
動作が制御される。
【0062】なお、信号ePonrstは、例えば図1
の実施形態と同様に入力端子を設けてこれから得るよう
にすればよい。
【0063】また、この実施形態では、正側電源のみ論
理回路部21用のものを印加可能としているが、負側電
源VSSについても論理回路部21用のものを印加可能
としてもよい。
【0064】別電源を印加可能とするためには、電源電
圧を加えるパッドを複数作り電源入力端として用いるよ
うにすればよい。
【0065】次に、本発明のさらに別の実施形態を図3
を参照して説明する。図3は、図1、図2に示したもの
とは異なる本発明の実施形態たる半導体装置の構成を示
す図である。同図において、すでに説明した構成要素に
ついては同一番号または符号を付し、以下では、それ以
外の構成について特に説明する。
【0066】この実施の形態は、ゲートG11、G12
に入力される信号ePonrstの発生を、入力端子に
よるのではなく半導体チップ内の回路31によって行う
ようにしたものである。ここで、信号ePonrst
は、上記でも述べたように、電源投入時のラッチ1の出
力状態をハイかローかに選択するための信号である。し
たがって、この場合は半導体チップを簡便に操作して任
意にいずれかの状態に固定できるのが好ましい。
【0067】このような回路31としては、図4の各図
(a)、(b)、(c)に示すようなものを用いること
ができる。図4は、図3に示す実施形態で用いられるe
Ponrst信号発生回路31の例を示す図である。
【0068】図4(a)は、正側電源VDDと負側電源
VSSとの間に、ヒューズF41を正側電源VDDに接
続してこれと抵抗R41とで電流ポールを構成したもの
である。
【0069】図4(b)は、正側電源VDDと負側電源
VSSとの間に、ヒューズF42を負側電源VSSに接
続してこれと抵抗R42とで電流ポールを構成したもの
である。
【0070】これらの回路では、ヒューズF41、F4
2を溶断する場合としない場合とで、ヒューズと抵抗と
の接続点の電圧が変化する。したがって、半導体チップ
を簡便に操作して任意論理レベルのePonrst信号
を発生させることができる。
【0071】図4(c)は、正側電源VDDと負側電源
VSSとの間に、ヒューズF43とヒューズF44とで
電流ポールを構成したものである。
【0072】この回路では、ヒューズF43、F44の
いずれかを溶断することによってそれらの接続点の電圧
が変化する。したがって、半導体チップを簡便に操作し
て任意論理レベルのePonrst信号を発生させるこ
とができる。
【0073】なお、これらは例であり、ePonrst
信号発生回路31としては、要は、ヒューズのような半
導体チップ上で簡便に操作できるエレメントにより論理
ハイ・ローの電位を発生できるものであればよい。
【0074】また、ePonrst信号発生回路31の
正側電源VDDは、図2に示した実施形態で述べたよう
な別電源VDD1を用いるようにしてもよいことはいう
までもない。また、図3において、論理回路部11は、
論理回路部21に代えてもよいこともいうまでもない。
これらは、負側電源VSSについても同様である。
【0075】次に、本発明のさらに別の実施形態を図5
を参照して説明する。図5は、図1、図2、図3に示し
たものとは異なる本発明の実施形態たる半導体装置の構
成を示す図である。同図において、すでに説明した構成
要素については同一番号または符号を付し、以下では、
それ以外の構成について特に説明する。
【0076】この実施形態は、ラッチ1、パワーオンリ
セット回路13の他に、ラッチ1の出力状態により遅延
量が変化する可変遅延エレメント51と、その出力であ
るクロックにより読み出し動作を行うセンスアンプ52
とを設けたものである。
【0077】ここで、可変遅延エレメント51は、入力
されたクロックCKを遅延させて遅れたクロックCKD
を発生するものである。遅延量は2通りの変化をし、第
1の遅延量は遅延線53で規定され、第2の遅延量は遅
延線54で規定される。これらの遅延線により遅延され
たクロックは、セレクタ55でラッチ1の出力状態によ
り一方が選択されて出力されクロックCKDになる。な
お、遅延線53、54は、例えば縦列接続されたインバ
ータにより構成することができる。
【0078】センスアンプ52は、記憶された内容によ
る微弱な出力信号を読み出すための高性能な増幅器であ
り、一般にメモリなどでは必須に近い構成回路である。
この実施形態では、ラッチ1の電源投入時の出力状態が
パワーオンリセット回路13により任意に設定可能であ
ることを利用して、センスアンプの動作タイミングを2
通りに変化させられることに特徴がある。
【0079】すなわち、端子56に信号ePonrst
を供給することで、その論理レベルによりラッチ1の電
源投入時の出力状態は任意に設定できる。設定されたそ
の状態による論理レベルは、セレクタ55に導かれ、遅
延線53、54の一方の側の遅延クロック信号を選択す
る。選択されたクロック信号によりセンスアンプ52の
読み出し動作のタイミングが決定する。
【0080】つまり、ラッチ1の出力状態によりその半
導体チップ内にあるセンスアンプ52の機能を2通りに
指定するようしたものである。よって、例えば、スクリ
ーニングの段階では、低速のテスティングを行い、実仕
様で動作させる製品としての場合は、センスアンプの動
作タイミングを高速動作対応にすることが容易にでき
る。
【0081】次に、本発明のさらに別の実施形態を図6
を参照して説明する。図6は、図1、図2、図3、図5
に示したものとは異なる本発明の実施形態たる半導体装
置の構成を示す図である。同図において、すでに説明し
た構成要素については同一番号または符号を付し、以下
では、それ以外の構成について特に説明する。
【0082】この実施形態は、ラッチを複数(図6の場
合は3つ)用いこれに対応してパワーオンリセット回路
も複数用いるようにして、それらラッチの出力状態をデ
コードし可変遅延エレメントに導くようにしたものであ
る。
【0083】すなわち、ラッチ1a、1b、1cの出力
には、それぞれパワーオンリセット回路13a、13
b、13cが設けられ、それらの出力は、デコーダ61
に導かれる。この場合は、パワーオンリセット回路13
a、13b、13cへの入力信号ePonrstは、同
一のものが入力されるので、デコーダ61への入力状態
は、3つの入力(3ビットの入力)にかかわらず2通り
しかない。したがって、デコーダ61の出力は、2
8のうち最大と最小の2つが選択の上アクティブとなり
得る。
【0084】デコーダ61のアクティブ出力により、可
変遅延エレメント62の遅延量が決定する。すなわち、
可変遅延エレメント62は、この場合8通りの遅延量を
選択され得るように構成されている。このような、可変
遅延エレメント62は、図5で説明した可変遅延エレメ
ント51よりは複雑であるが、同様に遅延線とセレクタ
により構成することができる。ここで、実際には、8通
りのうち2つの場合のみが選択され得る。
【0085】つまり、この実施形態では、ラッチ1a、
1b、1cの出力状態によりその半導体チップ内にある
センスアンプ52の機能を2通りに指定するようしたも
のであり、図5に示した場合と同様の機能である。よっ
て、例えば、スクリーニングの段階では、低速のテステ
ィングを行い、実仕様で動作させる製品としての場合
は、センスアンプの動作タイミングを高速動作対応にす
ることが容易にできる。
【0086】なお、このような構成は、一見、図5に示
した場合に比較して複雑なだけであるように見えるが、
半導体チップとしてこのような回路を埋め込むように用
意しておけばわずかな変更(例えば、パワーオンリセッ
ト回路13a、13b、13cのいずれか入力前段にイ
ンバータを挿入するなど)のみで、いろいろな遅延量
(すなわちセンスアンプ52の動作タイミング)を得る
ことができるメリットがある。
【0087】次に、本発明のさらに別の実施形態を図7
を参照して説明する。図7は、図1、図2、図3、図
5、図6に示したものとは異なる本発明の実施形態たる
半導体装置の構成を示す図である。同図において、すで
に説明した構成要素については同一番号または符号を付
し、以下では、それ以外の構成について特に説明する。
【0088】この実施形態は、図6に示した実施の形態
における信号ePonrstの与え方を各パワーオンリ
セット回路13a、13b、13cについて別々にする
ことを可能にしたものである。このような別々の信号e
Ponrstを与える場合は、簡単には、それらがそれ
ぞれに外部に導電されるようにすればよい。しかし、そ
の場合には、パワーオンリセット回路の数だけ外部入力
端子(パッド)を要することになり効率が悪い。
【0089】そこで、組み合わせ回路71を設け、各パ
ワーオンリセット回路13a、13b、13cへの信号
ePonrstについてすべての組み合わせは実現でき
ないものの、その一部の組み合わせを実現するようにし
たものである。
【0090】すなわち、この実施形態では、信号ePo
nrst1と信号ePonrst2の入力端子72、7
3を設け、これらを入力にして組み合わせ演算を行い各
パワーオンリセット回路13a、13b、13cへの信
号ePonrstを発生する。これにより、入力端子7
2、73の入力は2ビットであるので、各パワーオンリ
セット回路13a、13b、13cへの信号ePonr
stは、4通りの状態をとり得、さらに、デコーダ61
の出力は8つのうち4つがアクティブになり得るもので
ある。
【0091】つまり、この実施形態では、ラッチ1a、
1b、1cの出力状態によりその半導体チップ内にある
センスアンプ52の機能を4通りに指定するようしたも
のである。よって、例えば、スクリーニングの段階で
は、低速のテスティングを行い、実仕様で動作させる製
品としての場合は、センスアンプの動作タイミングを高
速動作対応にすることが容易にできる以外に、さらに、
例えばスクリーニングが多段階ある場合にそのスクリー
ニングに最適な動作周波数条件でこれを行うことができ
る。
【0092】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ラッチの出力には、電源投入時にハイレベルを供給し得
る回路エレメントとローレベルを供給し得る回路エレメ
ントとが両方備えられ、これらの回路エレメントの一方
を非選択としてラッチ出力に対して作用しないように
し、他方の回路エレメントの作用により電源投入時のラ
ッチの出力をハイレベルまたはローレベルに固定でき
る。よって、半導体装置(半導体チップ)が用いられる
システムとして電源投入時のラッチ出力状態が指定され
る場合に対応して、電源投入時のラッチ出力を、外部か
ら、あるいは半導体チップを簡便に操作して任意にいず
れかの状態に固定できるようになる。また、上記のよう
に電源投入時のラッチ出力を外部から、あるいは半導体
チップを簡便に操作して任意にいずれかの状態に固定し
た上で、このラッチ出力状態によって遅延エレメントを
制御し、センスアンプの動作タイミングを可変するの
で、ラッチの出力状態によりその半導体チップ内にある
センスアンプの機能を少なくとも2通り指定するよう
に、電源投入時のラッチ出力を、外部から、あるいは半
導体チップを簡便に操作して任意にいずれかの状態に固
定できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のひとつの実施形態たる半導体装置の構
成を示す図。
【図2】図1に示したものとは異なる本発明の実施形態
たる半導体装置の構成を示す図。
【図3】図1、図2に示したものとは異なる本発明の実
施形態たる半導体装置の構成を示す図。
【図4】図3に示す実施形態で用いられるePonrs
t信号発生回路31の例を示す図。
【図5】図1、図2、図3に示したものとは異なる本発
明の実施形態たる半導体装置の構成を示す図。
【図6】図1、図2、図3、図5に示したものとは異な
る本発明の実施形態たる半導体装置の構成を示す図。
【図7】図1、図2、図3、図5、図6に示したものと
は異なる本発明の実施形態たる半導体装置の構成を示す
図。
【図8】従来のパワーオンリセット回路の一例の構成お
よびその説明を示す図。
【図9】図8に示したものとは異なる従来のパワーオン
リセット回路の一例の構成およびその説明を示す図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c…ラッチ 11、21…論理回路
部 12…入力端子(パッド) 13、13a、13
b、13c、22…パワーオンリセット回路 31…e
Ponrst信号発生回路 51、62…可変遅延エレ
メント 52…センスアンプ 53、54…遅延線 5
5…セレクタ 61…デコーダ 71…組み合わせ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11C 29/00 671 G11C 11/34 305 H01L 27/04 H01L 27/04 M 21/822 H Fターム(参考) 2G132 AA08 AB03 AG08 AG09 AH04 AH07 AK12 AK15 AL00 5B015 HH05 KB22 KB23 KB84 MM07 NN02 QQ15 QQ18 5F038 AV15 BH01 BH07 BH19 CD06 CD09 DF16 EZ20 5J055 AX57 BX41 CX27 DX22 EX07 EY01 EY21 EZ07 EZ12 EZ25 EZ48 FX05 FX32 GX01 GX02 GX05 5L106 DD32 EE02 FF08 GG03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラッチを回路エレメントとして有する半
    導体装置において、 第1の制御信号に応じて前記ラッチ出力にハイレベルを
    供給する第1の回路エレメントと、 第2の制御信号に応じて前記ラッチ出力にローレベルを
    供給する第2の回路エレメントと、 電源投入時に前記第1の回路エレメントが前記ラッチ出
    力に対してハイレベルを供給した後ハイインピーダンス
    状態を保つように前記第1の制御信号を発生させる第1
    の制御、または、電源投入時に前記第2の回路エレメン
    トが前記ラッチ出力に対してローレベルを供給した後ハ
    イインピーダンス状態を保つように前記第2の制御信号
    を発生させる第2の制御、のいずれか一方を選択する選
    択回路とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記選択回路は、電圧が供給され得る入
    力端子を有し、この入力端子に供給された電圧に基づい
    て前記第1の制御または前記第2の制御のいずれか一方
    を選択することを特徴とする請求項1記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】 前記選択回路は、低電位点または高電位
    点に一端が導電的に接続されたヒューズを有し、このヒ
    ューズの溶断/非溶断に基づいて前記第1の制御または
    前記第2の制御のいずれか一方を選択することを特徴と
    する請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記選択回路は、CMOSトランジスタ
    を構成として含み、このCMOSトランジスタは、前記
    ラッチを構成する回路エレメントのCMOSトランジス
    タのしきい値電圧より小さい値のしきい値電圧を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記ラッチを構成する回路エレメントに
    供給する電源電圧とは異なる電源電圧を、前記選択回路
    に供給するための電源入力端をさらに具備することを特
    徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記ラッチの出力が供給されてその論理
    レベルにより遅延量が制御され、クロック信号が入力さ
    れる遅延エレメントと、 この遅延エレメントにより遅延されたクロック信号が入
    力されそのタイミングにより読み出し動作するセンスア
    ンプとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記選択回路は、電圧が供給され得る2
    以上の入力端子と、これら入力端子に供給された電圧に
    基づく論理レベルを入力とし、この入力された論理レベ
    ルにより論理演算を行う組み合わせ回路とを有し、前記
    論理演算の結果に基づいて前記第1の制御または前記第
    2の制御のいずれか一方を選択することを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記ラッチを複数具備し、 前記複数のラッチの出力をデコードするデコード回路
    と、 前記デコード回路の出力が供給されて遅延量が制御さ
    れ、クロック信号が入力される遅延エレメントと、 前記遅延エレメントにより遅延されたクロック信号が入
    力されそのタイミングにより読み出し動作するセンスア
    ンプとをさらに具備することを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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