JP2002222908A - リード切断金型 - Google Patents

リード切断金型

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JP2002222908A
JP2002222908A JP2001020510A JP2001020510A JP2002222908A JP 2002222908 A JP2002222908 A JP 2002222908A JP 2001020510 A JP2001020510 A JP 2001020510A JP 2001020510 A JP2001020510 A JP 2001020510A JP 2002222908 A JP2002222908 A JP 2002222908A
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Toshishige Chiba
敏成 千葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ワーク受けダイと切断ポンチとの隙間に入り込
む半田めっき屑の詰まりを防止してリードへの半田めっ
き屑の付着をなくし、かつ金型の寿命を延ばす。 【解決手段】リードフレームに半導体チップを樹脂封入
して半導体パッケージを形成し、次にリードフレームに
半田めっきを施し、次に樹脂バリやタイバー等の不要部
を切断除去し、さらにリード成形を行った後リード先端
部を切り揃えるリード切断金型において、半導体パッケ
ージ1を載せるワーク受けダイ4と、半導体パッケージ
1のリード2をワーク受けダイ4に押圧固定するリード
押え3と、ワーク受けダイ4の垂直側面との間に所定の
隙間8をあけて上下動しワーク受けダイ4のリード押え
面から水平に突出したリード先端部2aを切落とす切断
ポンチ5とを備え、隙間8を形成するワーク受けダイ4
の垂直側面には、リード切断の際に隙間8に入り込む半
田めっき屑7を取込む溝6を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は樹脂封入型半導体装
置の製造に使用するリード切断金型に関するもので、特
に半田めっきの施されたリードの先端部を切り揃える際
に使用するリード切断金型に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、IC等の樹脂封入型半導体装置
は、リードフレーム上に搭載した半導体チップをトラン
スファモールド法により樹脂封入し、次いでリードフレ
ーム部分に所定のめっき処理を施し、その後、樹脂バリ
やタイバーなどの不要部分を切断除去し、最後にリード
成形、リード切断を行って樹脂封入型半導体装置を完成
させている。
【0003】上記した従来の半導体装置の製造工程にお
いて、リードフレームに施されるめっき処理の一つに半
田めっきがある。この半田めっきは、金めっきなどに比
べて安価であり、かつプリント基板等へのリード半田付
け実装が確実に行えるなどの利点がある。しかし、材質
が脆いため、リード成形の際に成形金型との摩擦により
表面が削られ易いこと、あるいはリード切断金型による
リード切断の際にせん断部分においてめっき剥離が発生
し易いこと、などの問題点がある。
【0004】特にリード切断の際に発生するめっき剥離
は、同時に発生するめっきバリとともに半田めっき屑と
なって半導体装置のリードに付着し、その後半導体装置
のプリント基板等への実装工程の際に、リード間の短絡
不良を引き起こす原因ともなる。この半田めっき屑の発
生メカニズムに付いて図面を用いて説明する。
【0005】図5は、従来のリード切断金型を用いたリ
ード切断の概要を示す部分断面図である。ここで、図6
はリード成形後のQFP(クワッドフラットパッケー
ジ)のリードを切断する場合を示している。図6に示す
ように、リードフレームに搭載した半導体チップを樹脂
封入した後リードフレームに半田めっきを施し、その後
リード2をガルウィング型に成形してなる半導体パッケ
ージ1をワーク受けダイ4に載置し、上方からリード押
え3を降下させてリード2の水平部分を押さえてワーク
受けダイ4に固定する。次いで切断ポンチ5を上昇さ
せ、リード押え3に設けられている切刃とでリード2の
先端部2aを切り落とし、半導体パッケージ1のリード
2の長さ寸法を切り揃えるようになっている。
【0006】ここで、切り落とされたリード2の先端部
2aは、切断屑として自然落下あるいは吸引装置(例え
ば特開平3−169056号公報)によって排除される
が、半田めっき層はリード切断部においてめっきバリと
なったり、あるいは摩擦によってめっき剥離片となる。
このバリや剥離片がリードから分離して半田めっき屑と
なる。この半田めっき屑7は、通常は吸引装置等によっ
て一部はリード切断屑とともに除去されるが、大部分は
ワーク受けダイ4と切断ポンチ5との間に設けられた隙
間8に落ち込み、次々に発生する半田めっき屑7によっ
て順に下方に押し込まれ、この隙間8の下方から押し出
されるようにして半田めっき屑7の排出が行われてい
る。
【0007】しかし、長時間リード切断金型を使用して
いるうちに半田めっき屑の量が増えてワーク受けダイ4
と切断ポンチ5との隙間8に詰まりが発生し、半田めっ
き屑7が下に落ちきれずに隙間8に蓄積してしまう現象
が発生する。その結果、隣り合うリードとリードの間な
どに半田めっき屑7が溜まるようになり、これがリード
2に付着して半導体製品の歩留り低下を招くばかりでな
く、切断ポンチ5がスムーズに摺動しなくなって金型の
破損を引き起こす原因ともなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の半
導体装置の製造に用いるリード切断金型は、リード切断
時に発生する半田めっき屑の大部分をワーク受けダイと
切断ポンチとの隙間に落とし込んで、次々に発生する半
田めっき屑を順に押し出すようにして下方から排出する
手段をとっていた。そのため、時間の経過とともに半田
めっき屑が隙間に詰まり始め、隙間に落ち込めなくなっ
た半田めっき屑がリード間などに溢れ出しリードに付着
して半導体製品の歩留りを低下させ、さらには切断ポン
チの摺動性を悪化させて金型の破損を引き起こす原因と
なっていた。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、ワーク受けダイと切断ポンチとの
隙間に入り込む半田めっき屑の詰まりを防止することに
よって半田めっき屑の排出をスムーズに行い、リードへ
の半田めっき屑の付着をなくし、さらには金型自身の寿
命を延ばすことのできるリード切断金型を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、リードフレー
ム上に搭載した半導体チップをトランスファモールド法
により樹脂封入して半導体パッケージを形成し、次いで
リードフレーム部分に半田めっき処理を施し、次いで樹
脂バリやタイバーなどの不要部分を切断除去し、さらに
リード成形を行った後、リード先端部を切り揃える際に
使用するリード切断金型において、前記半導体パッケー
ジを載置するワーク受けダイと、半導体パッケージのリ
ードをワーク受けダイに押圧して固定するリード押え
と、ワーク受けダイの垂直側面との間に所定の隙間をあ
けて上下動しワーク受けダイのリード押え面から水平に
突き出したリード先端部を切り落とす切断ポンチとを備
え、対向して前記隙間を形成するワーク受けダイの垂直
側面および切断ポンチの垂直側面のいずれか一方または
両方の垂直側面には、リード切断の際に隙間に入り込む
半田めっき屑を取り込むための溝を設けている。
【0011】また、本発明は、対向して前記隙間を形成
するワーク受けダイの垂直側面および切断ポンチの垂直
側面のいずれか一方または両方に複数の溝を設けてい
る。また、これらの溝の上側面を傾斜面とし、溝の開口
面積を広げた構造としている。
【0012】また、本発明は、対向して前記隙間を形成
するワーク受けダイの垂直側面および切断ポンチの垂直
側面の両方に形成されたそれぞれの溝を、ワーク受けダ
イのリード押え面と切断ポンチの先端面とを一致させた
時に両側面の溝同士が対向しない位置となるように互い
にずらして設けている。
【0013】また、本発明は、前記ワーク受けダイの垂
直側面に設けられる溝を、リード押え面から最初の溝の
上側面までの距離がリード厚の最大寸法に等しい距離と
なる位置に設けている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態に付い
て図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実
施の形態のリード切断金型を用いたリード切断の概要を
示す部分断面図である。ここでは、リード成形後のQF
P(クワッドフラットパッケージ)のリードを切断する
場合を例にとって説明する。図1に示すように、まず、
板厚が0.15mm程度の鉄−ニッケル系合金のリード
フレームに半導体チップを搭載し、樹脂封止して半導体
パッケージ1を形成した後リードフレームに半田めっき
を施し、その後、樹脂バリやタイバーなどの不要部分を
切断除去し、最後にリード2をガルウィング型に成形し
てなる半導体パッケージ1を準備する。
【0015】この半導体パッケージ1を、リード切断金
型を構成するワーク受けダイ4に載置し、上方からリー
ド押え3を降下させてリード2の水平部分をワーク受け
ダイ4に押圧して固定する。次いで切断ポンチ5を上昇
させ、切断ポンチ5とリード押え3の先端部外側に設け
られた切刃とで、ワーク受けダイ4のリード押え面から
水平に突出したリード2の先端部2aを切り落とし、半
導体パッケージ1のリード2の先端部における長さ寸法
を切り揃える。
【0016】この際、切り落とされたリード2の先端部
2aは、切断屑として自然落下あるいは吸引装置によっ
て排除されるが、リード2に施された半田めっき層はリ
ード切断部においてめっきバリとなったり、あるいは摩
擦によってめっき剥離片となる。これらのバリや剥離片
がリードから分離して半田めっき屑が発生する。この半
田めっき屑7は、従来技術で説明したように、吸引装置
等によって一部はリード切断屑とともに除去されるが、
大部分はワーク受けダイ4の垂直側面と切断ポンチ5の
垂直側面とで形成される所定寸法の隙間8に落ち込み、
後から発生した半田めっき屑7によって順に下方に押し
込まれ、この隙間8の下方から押し出されるようにして
半田めっき屑7は排除される。通常この隙間8の間隔
は、半導体パッケージの種類にもよるがほぼリード2の
厚み程度であり、ここでは0.15mm程度としてい
る。
【0017】そこで、本実施の形態では、従来技術の問
題点である隙間8における半田めっき屑7の詰まりを防
止する手段として、隙間8を構成するワーク受けダイ4
の垂直側面に溝6を形成している。この溝6を設けたこ
とによって、隙間8に落ち込んできた半田めっき屑7は
溝6内に誘い込まれ、隙間8内に残留する分が少なくな
る。
【0018】この溝6を設ける位置あるいは溝6の寸法
は、実験を重ねた結果、次に示すような寸法とすること
によって、半田めっき屑7のリード2への付着が少なく
なることが確認された。すなわち、隙間8を構成するワ
ーク受けダイ4の垂直側面に、リード押さえ面からの寸
法が0.17mmの位置から0.32mmにかけて水平
方向に幅0.15mmの溝6を設ける。溝6の位置は、
隙間8に落ち込んでくる半田めっき屑7を直ちに取り込
めるように、できるだけリード押え面に近い位置に設け
るのが好ましいが、ここでは、ワーク受けダイ4に変形
が起こらない強度を考慮して、半田めっき厚を含むリー
ド2の厚さ0.15±0.02mmの最大値の寸法から
求めている。また、溝6の幅も半田めっき屑7の大きさ
から判断して、リード厚と同一としている。また、溝6
の深さもワーク受けダイ4の変形を考慮して、リード厚
程度にすることが好ましい。
【0019】次に、上記のようなワーク受けダイ4に溝
6を設けたリード切断金型を用いてリード切断を行い、
リード2への半田めっき屑7の付着状況を調べた結果を
図5のグラフを用いて説明する。図5は、従来技術にお
ける溝の無いリード切断金型を2週連続で使用した場合
の半田めっき屑の付着不良率と、本発明の溝を有するリ
ード切断金型を2週連続で使用した場合の半田めっき屑
の付着不良率とを比較したものである。すなわち、従来
技術のリード切断金型を使用した場合には、第1週目に
発生した付着不良率は0.30%、第2週目に発生した
付着不良率は0.28%であった。そして、2週間経過
後、従来技術のリード切断金型を本発明のリード切断金
型に交換し、引き続き2週連続で使用した場合の半田め
っき屑の付着不良率は、第3週目が0.14%、第4週
目が0.13%となり、従来技術の付着不良率の半分以
下となった。
【0020】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を用いて説明する。図2は、第2の実施の形態のリ
ード切断金型を用いたリード切断の概要を示す部分断面
図である。第1の実施の形態では、溝をワーク受けダイ
側に設けていたが、本実施の形態では、図2に示すよう
に、ワーク受けダイ4側ではなく切断ポンチ5側に溝6
aを設けている。切断ポンチ5側に設ける溝6aの位置
としては、できるだけ切断ポンチ5の上面に近い位置に
設けるのが好ましいが、ここでは、少なくとも切断ポン
チ5の切刃に影響を与えない程度の距離を置いて設けて
いる。この溝6aを設けたことによって、発生した半田
めっき屑7を溝6aに取り込むことができるので第1の
実施の形態と同様の効果が得られる。
【0021】次に、本発明の第3の実施の形態について
図3を用いて説明する。図3は、第3の実施の形態のリ
ード切断金型を用いたリード切断の概要を示す部分断面
図である。第1の実施の形態では、溝をワーク受けダイ
側にだけ設け、また第2の実施の形態では溝を切断ポン
チ側にだけ設けていたが、本実施の形態では、図3に示
すように、ワーク受けダイ4側および切断ポンチ5側の
両方に、それぞれ溝を設けている。また、ワーク受けダ
イ4の溝6および切断ポンチ5の溝6aの数はそれぞれ
1個ずつでもよいが、それぞれ複数個ずつ設けることに
よって、半田めっき屑の取り込み量を更に増やすことが
できる。また、ワーク受けダイ4のリード押え面と切断
ポンチ5の上端面とを一致させた状態で、対向する両方
の溝6と6aとの位置が一致しないように、ワーク受け
ダイ4の溝6と切断ポンチの溝6aとの位置をずらして
設けることが好ましい。また、図4の部分断面図に示す
ように、それぞれの溝6および6aの上側面を傾斜面9
とし、溝6および6aの開口面積を広げて半田めっき屑
を取り込み易い構造としてもよい。
【0022】このように、第3の実施の形態によれば、
溝を複数設けたことによってワーク受けダイ4の溝6に
入りそこなった半田めっき屑を切断ポンチ5の溝6aで
拾うことが可能となり、また、溝の開口を広げたことに
よって半田めっき屑がさらに溝に入り易くなり、ワーク
受けダイ4と切断ポンチ5との隙間における半田めっき
屑の詰まりによる負荷がなくなったことから切断ポンチ
5の摺動性を維持することができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の半導体装置
の製造に用いるリード切断金型によれば、半導体パッケ
ージを載置するワーク受けダイと、半導体パッケージの
リードをワーク受けダイに押し付けて固定するリード押
えと、ワーク受けダイの垂直側面との間に所定の隙間を
あけて上下動しワーク受けダイのリード押え面から水平
に突き出したリード先端部を切り落とす切断ポンチとを
備え、この隙間を形成するワーク受けダイの垂直側面ま
たは切断ポンチの垂直側面、あるいはその両側面に、リ
ード切断の際に隙間に入り込む半田めっき屑を取り込む
ための溝を設けたことによって、ワーク受けダイと切断
ポンチとの隙間に入り込む半田めっき屑の詰まりを防止
することができる。
【0024】その結果、隙間に落ち込みきれなかった半
田めっき屑があふれてリードに付着するという事態がな
くなって半導体製品の歩留りが向上し、さらに、切断ポ
ンチの摺動性を維持することができるので金型破損の要
因がなくなって金型の寿命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のリード切断金型を
示す部分断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のリード切断金型を
示す部分断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のリード切断金型を
示す部分断面図である。
【図4】図3で示すリード切断金型の一部を改良した部
分断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態のリード切断金型の
効果を説明するグラフである。
【図6】従来技術におけるリード切断金型を示す部分断
面図である。
【符号の説明】
1 半導体パッケージ 2 リード 2a 先端部 3 リード押え 4 ワーク受けダイ 5 切断ポンチ 6、6a 溝 7 半田めっき屑 8 隙間 9 傾斜面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リードフレーム上に搭載した半導体チッ
    プをトランスファモールド法により樹脂封入して半導体
    パッケージを形成し、次いでリードフレーム部分に半田
    めっき処理を施し、次いで樹脂バリやタイバーなどの不
    要部分を切断除去し、さらにリード成形を行った後、リ
    ード先端部を切り揃える際に使用するリード切断金型に
    おいて、前記半導体パッケージを載置するワーク受けダ
    イと、半導体パッケージのリードをワーク受けダイに押
    圧して固定するリード押えと、ワーク受けダイの垂直側
    面との間に所定の隙間をあけて上下動しワーク受けダイ
    のリード押え面から水平に突き出したリード先端部を切
    り落とす切断ポンチとを備え、前記隙間を形成するワー
    ク受けダイの垂直側面には、リード切断の際に隙間に入
    り込む半田めっき屑を取り込むための溝を設けたことを
    特徴とするリード切断金型。
  2. 【請求項2】 リードフレーム上に搭載した半導体チッ
    プをトランスファモールド法により樹脂封入して半導体
    パッケージを形成し、次いでリードフレーム部分に半田
    めっき処理を施し、次いで樹脂バリやタイバーなどの不
    要部分を切断除去し、さらにリード成形を行った後、リ
    ード先端部を切り揃える際に使用するリード切断金型に
    おいて、前記半導体パッケージを載置するワーク受けダ
    イと、半導体パッケージのリードをワーク受けダイに押
    圧して固定するリード押えと、ワーク受けダイの垂直側
    面との間に所定の隙間をあけて上下動しワーク受けダイ
    のリード押え面から水平に突き出したリード先端部を切
    り落とす切断ポンチとを備え、前記隙間を形成する切断
    ポンチの垂直側面には、リード切断の際に隙間に入り込
    む半田めっき屑を取り込むための溝を設けたことを特徴
    とするリード切断金型。
  3. 【請求項3】 リードフレーム上に搭載した半導体チッ
    プをトランスファモールド法により樹脂封入して半導体
    パッケージを形成し、次いでリードフレーム部分に半田
    めっき処理を施し、次いで樹脂バリやタイバーなどの不
    要部分を切断除去し、さらにリード成形を行った後、リ
    ード先端部を切り揃える際に使用するリード切断金型に
    おいて、前記半導体パッケージを載置するワーク受けダ
    イと、半導体パッケージのリードをワーク受けダイに押
    圧して固定するリード押えと、ワーク受けダイの垂直側
    面との間に所定の隙間をあけて上下動しワーク受けダイ
    のリード押え面から水平に突き出したリード先端部を切
    り落とす切断ポンチとを備え、対向して前記隙間を形成
    するワーク受けダイの垂直側面および切断ポンチの垂直
    側面の両方に、それぞれリード切断の際に隙間に入り込
    む半田めっき屑を取り込むための溝を設けたことを特徴
    とするリード切断金型。
  4. 【請求項4】 対向して前記隙間を形成するワーク受け
    ダイの垂直側面および切断ポンチの垂直側面のいずれか
    一方または両方に、複数の溝が設けられていることを特
    徴とする請求項1又は2又は3記載のリード切断金型。
  5. 【請求項5】 対向して前記隙間を形成するワーク受け
    ダイの垂直側面および切断ポンチの垂直側面のいずれか
    一方あるいは両方に形成された溝の上側面を傾斜面と
    し、溝の開口面積を広げたことを特徴とする請求項1又
    は2又は3記載のリード切断金型。
  6. 【請求項6】 対向して前記隙間を形成するワーク受け
    ダイの垂直側面および切断ポンチの垂直側面の両方に形
    成されたそれぞれの溝は、ワーク受けダイのリード押え
    面と切断ポンチの先端面とを一致させた時に両側面の溝
    同士が対向しない位置となるように互いにずらして設け
    られていることを特徴とする請求項3記載のリード切断
    金型。
  7. 【請求項7】 前記ワーク受けダイの垂直側面に設けら
    れる溝は、リード押え面から最初の溝の上側面までの距
    離がリード厚の最大寸法に等しい距離となる位置に設け
    られていることを特徴とする請求項1又は3記載のリー
    ド切断金型。
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