JP2002222478A - 物品に対する計量または検査を行う装置およびそのメンテナンス方法 - Google Patents

物品に対する計量または検査を行う装置およびそのメンテナンス方法

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JP2002222478A
JP2002222478A JP2001016347A JP2001016347A JP2002222478A JP 2002222478 A JP2002222478 A JP 2002222478A JP 2001016347 A JP2001016347 A JP 2001016347A JP 2001016347 A JP2001016347 A JP 2001016347A JP 2002222478 A JP2002222478 A JP 2002222478A
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Yoshimitsu Takada
良光 高田
Takatsugu Nozaki
隆次 野崎
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Anritsu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新たな有線電話回線を増設する必要がなく、
洗浄や消毒の作業に悪影響を与えることなく、メンテナ
ンスできるようにする。 【解決手段】 飲食物等の物品に対する計量または検査
を行う装置20は、その内部に、計量または検査を自動
的に行う本体部21と、インタネット1にアクセス可能
な携帯無線端末機11の第2の無線送受信部11bとの
間で無線による通信が可能な無線送受信部22と、本体
部21の稼働情報を無線送受信部22から携帯無線端末
機11へ送信し、無線送受信部11が受信した携帯無線
端末機11からの情報に基づいて本体部21の稼働条件
を変更させる制御部23とを有しており、インタネット
1および移動無線サービス網2を介して携帯無線端末機
11に接続された情報処理装置10に対する稼働情報の
通知および情報処理装置10からの情報による稼働条件
の変更ができるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食物等の物品の
計量または検査を行う装置のメンテナンスを行うための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば飲食物の生産ラインでは、製造さ
れた飲食物を移送しながら計量や異物の混入の有無等の
検査を自動的に行い、不良品を排除して出荷している。
【0003】このように生産ラインで長時間にわたって
物品に対する計量や検査を連続的に行う計量装置や検査
装置では、例えば物品に対する移送力の変動等によって
稼働状態が変化してくる場合がある。
【0004】このような稼働状態の変化があった場合、
従来では、工場側から計量装置や検査装置の製造元のサ
ービス部署に連絡してその稼働状態等を口頭で説明し、
サービス部署からの指示にしたがって装置の制御パラメ
ータ等を変える等して対応していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに工場側とサービス部署との口頭によるやりとりで
は、計量装置や検査装置の稼働状態がサービス部署で正
確に把握できず、その稼働状態に適した処理が正しく行
えないという問題があった。
【0006】この問題を解決するために、計量装置や検
査装置にモデム装置を設けて電話回線にケーブル接続
し、サービス部署側の情報処理装置にも同様の通信装置
を設けて電話回線にケーブル接続しておき、サービス部
署側の情報処理装置と計量装置や検査装置との間でメン
テナンスに必要な情報の通信が行えるようにすることが
考えられる。
【0007】ところが、このようにモデム装置を設けて
電話回線にケーブル接続しようとすると、工場側で電話
回線を増設する必要があり、しかも、ケーブル引回しに
よるラインの環境への悪影響も生じる。
【0008】また、物品が飲食物の場合には、雑菌の繁
殖を抑えるために洗浄や消毒を頻繁に行う必要がある
が、装置外表部に前記したモデム装置のケーブル接続端
子等のような凹凸があると、洗浄や消毒を厳重に行うこ
とができない。
【0009】本発明は、このような問題を解決し、新た
な有線電話回線を増設する必要がなく、洗浄や消毒の作
業に悪影響を与えることなく、メンテナンスすることが
できる物品に対する計量または検査を行う装置およびそ
のメンテナンス方法を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の物品に対する計量または検査を
行う装置は、物品に対する計量または検査を行う装置に
おいて、移動無線サービス網(2)の基地局(4)との
間で電波による通信を行うための第1の無線送受信部
(11a)と近傍の他の機器と無線による通信を行うた
めの第2の無線送受信部(11b)とを有し前記第1の
無線送受信部と第2の無線送受信部との間で情報の中継
が可能で且つインタネット(1)にアクセス可能な携帯
無線端末機(11)に対し、前記第2の無線送受信部を
介して通信が可能な無線送受信部(22)と、前記計量
または検査の稼働情報を前記無線送受信部から前記携帯
無線端末機へ送信し、前記無線送受信部が受信した前記
携帯無線端末機からの情報に基づいて前記計量または検
査の稼働条件を変更させる制御手段(23)とが内部に
設けられ、インタネットおよび移動無線サービス網を介
して前記携帯無線端末機に接続された情報処理装置(1
0)に対する稼働情報の通知および該情報処理装置から
の情報による稼働条件の変更ができるように構成されて
いる。
【0011】また、本発明の請求項2の物品に対する計
量または検査を行う装置は、物品に対する計量または検
査を行う装置において、移動無線サービス網(2)の基
地局(4)との間で電波による通信を行うための第1の
無線送受信部(11a′)と近傍の他の機器と無線によ
る通信を行うための第2の無線送受信部(11b′)と
を有し前記第1の無線送受信部と第2の無線送受信部と
の間で情報の中継が可能な携帯無線端末機(11′)に
対し、前記第2の無線送受信部を介して通信が可能な無
線送受信部(22′)と、前記計量または検査の稼働情
報を前記無線送受信部から前記携帯無線端末機へ送信
し、前記無線送受信部が受信した前記携帯無線端末機か
らの情報に基づいて前記計量または検査の稼働条件を変
更させる制御手段(23′)とが内部に設けられ、公衆
回線網(5)および移動無線サービス網を介して前記携
帯無線端末機に接続された情報処理装置(10′)に対
する稼働情報の通知および該情報処理装置からの情報に
よる稼働条件の変更ができるように構成されている。
【0012】また、本発明の請求項3の物品に対する計
量または検査を行う装置のメンテナンス方法は、移動無
線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波による
通信を行うための第1の無線送受信部(11a)と近傍
の他の機器と無線による通信を行うための第2の無線送
受信部(11b)とを有し前記第1の無線送受信部と第
2の無線送受信部との間で情報の中継が可能で且つイン
タネット(1)にアクセス可能な携帯無線端末機(1
1)を用い、物品に対する計量または検査を行う装置
(20)に対するメンテナンスを行うためのメンテナン
ス方法であって、前記携帯無線端末機の前記第2の無線
送受信部と前記装置との間で通信が可能な状態にすると
ともに、前記携帯無線端末機とインタネットにアクセス
可能な情報処理装置(10)とを、移動無線サービス網
およびインタネットを介して情報の伝達が可能な状態に
接続する段階と、前記装置の計量または検査の稼働情報
を、前記携帯無線端末機、移動無線サービス網およびイ
ンタネットを介して前記情報処理装置に通知する段階
と、稼働情報を受けた前記情報処理装置が、前記装置の
稼働条件を決定する制御情報を、インタネット、移動無
線サービス網および前記携帯無線端末機を介して前記装
置に通知する段階と、通知された制御情報にしたがって
前記装置の稼働条件を変更する段階とを含むことを特徴
としている。
【0013】また、本発明の請求項4の物品に対する計
量または検査を行う装置のメンテナンス方法は、移動無
線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波による
通信を行うための第1の無線送受信部(11a′)と近
傍の他の機器と無線による通信を行うための第2の無線
送受信部(11b′)とを有し前記第1の無線送受信部
と第2の無線送受信部との間で情報の中継が可能な携帯
無線端末機(11′)を用い、物品に対する計量または
検査を行う装置(20′)に対するメンテナンスを行う
ためのメンテナンス方法であって、前記携帯無線端末機
と前記装置との間で通信が可能な状態にするとともに、
公衆回線網(5)に接続された情報処理装置(10′)
と前記携帯無線端末機との間で通信が可能な状態にする
段階と、前記装置の計量または検査の稼働情報を、前記
携帯無線端末機、移動無線サービス網および公衆回線網
を介して前記情報処理装置に通知する段階と、稼働情報
を受けた前記情報処理装置が、前記装置の稼働条件を決
定する制御情報を、公衆回線網、移動無線サービス網お
よび前記携帯無線端末機を介して前記装置に通知する段
階と、通知された制御情報にしたがって前記装置の稼働
条件を変更する段階とを含むことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1は、本発明の実施形態の物品
の計量または検査を行う装置(以下、計量検査装置と記
す)20の構成と、この計量検査装置20に対するメン
テナンスを行うための全体のシステムを示している。
【0015】図1において、サービス部署の情報処理装
置10(パーソナルコンピュータ)は、所定のプロバイ
ダ(図示せず)を介してインタネット1に接続可能にな
っている。
【0016】インタネット1には、携帯電話機やPHS
等の携帯無線端末機11の移動無線サービス網2を提供
している企業のサーバ3が接続されており、このサーバ
3を介してインタネット1と移動無線サービス網2とが
接続されている。
【0017】なお、この移動無線サービス網2は、他の
移動無線サービス網や公衆回線(アナログの加入者回線
やISDN回線)にも接続されている。
【0018】また、移動無線サービス網2の末端には、
携帯無線端末機11と電波による通信を行い、その携帯
無線端末機11を移動無線サービス網2に接続させる基
地局4が接続されている。
【0019】携帯無線端末機11は、前記したように携
帯電話機やPHSであり、基地局4との間で電波による
通信を行い、移動無線サービス網2に位置登録するとと
もに、基地局4からの着信に応答してその発呼元との間
で音声あるいはデータの通信を行い、また、発呼の信号
を基地局4へ送信して、移動無線サービス網2からアク
セス可能な端末機との間で音声あるいはデータの通信を
行う。
【0020】この携帯無線端末機11には、基地局4と
の間で電波による通信を行うための第1の無線送受信部
11aの他に、近傍の他の機器との間で無線による通信
を行うための第2の無線送受信部11bが設けられてい
る。
【0021】第2の無線送受信部11bは、赤外線ある
いは基地局4との通信に使用する電波と周波数帯が異な
る電波を利用している。赤外線を利用する場合には、例
えばIrDAの規格に準じたもの等が使用され、また、
電波を利用する場合には、例えばブルートゥース(Bl
uetooth)の規格に準じたもの等が使用される。
【0022】このように基地局4との通信と近傍の他の
機器との間の通信とが可能な携帯無線端末機11は、基
地局4からの情報を近傍の他の機器へ伝達し、近傍の他
の機器からの情報を基地局4に伝達する中継モードを有
している。
【0023】計量検査装置20は、飲食物等の物品に対
する計量または異物の有無の検査を、その物品を移送し
ながら自動的に行うものである。
【0024】ここで、物品の計量を行う装置としては、
計量用のコンベアを計量器で支持し、そのコンベア上に
搬入された物品の重量を計量器の出力から検出する搬送
型の計量装置や、物品を複数の計量部に分散供給してそ
れぞれの重量を検出し、その組合せ重量が所定範囲内と
なる物品をひとまとめにして後続ライン等へ搬出する組
合せ計量装置がある。
【0025】また、物品に対する検査を行う装置として
は、物品の重量や異物の混入の有無を検査するものがあ
り、重量の検査を行う装置としては、前記した搬送型の
計量装置と一体化され、検出した物品の重量が許容範囲
内にあるか否かを調べる重量検査装置がある。また、異
物の検査を行う装置としては、磁界中に物品を通過させ
て物品内の金属の異物による磁界の変化を検出する金属
検出装置や、X線を用いて物品内を透視画像を求め、そ
の透視画像のパターン認識によって異物を検出するX線
異物検査装置等がある。
【0026】本発明の物品に対する計量または検査を行
う装置とは、上記した計量装置や検査装置のいずれか一
つ、あるいはこれらを任意に組合せたシステムであって
もよい。
【0027】この計量検査装置20には、計量や検査を
行うための本体部21の他に、無線送受信部22および
制御部23が内蔵されている。
【0028】本体部21は、前記したように、物品に対
する計量や検査を物品を移送しながら自動的に行う。
【0029】無線送受信部22は、携帯無線端末機11
の第2の無線送受信部11bに対応したものであり、赤
外線あるいは電波によって第2の無線送受信部11bと
の間で情報の授受を行う。
【0030】制御部23は、本体部21の稼働情報を無
線送受信部22を介して携帯無線端末機11へ送信し、
無線送受信部22が受信した携帯無線端末機11からの
情報を制御情報として受けて本体部21に設定し、本体
部21の稼働条件を変更させる。
【0031】このように構成されたシステムで計量検査
装置20に対するメンテナンスを行う方法として種々の
方法が考えられるが、ここでは2種類の方法について説
明する。
【0032】始めに、移動無線サービス網2とサーバ3
が、インタネット1側からの携帯無線端末機11に対す
る発呼要求を受け付けて携帯無線端末機11を発呼し、
この発呼に対する携帯無線端末機11からの応答を受け
たときに、発呼要求元と携帯無線端末機11との間で情
報を双方向に中継するサービスを提供している場合につ
いて説明する。
【0033】このようなサービスが提供されている場
合、計量検査装置20の制御部23は、発呼要求元の情
報処理装置10に対してウェブサーバーとして機能させ
ることができる。
【0034】即ち、HTML(ハイパーテキストマーク
アップ言語)や画像等を含み本体部21の稼働情報が挿
入され、且つ稼働条件を変更するための制御パラメータ
等の入力が可能なホームページを、HTTP(ハイパー
テキストトランスファプロトコル)にしたがってアクセ
ス元の情報処理装置10へ送信し、情報処理装置10側
から入力した情報を制御情報として受けて、本体部21
の稼働条件を変更する。
【0035】図2は、上記のように制御部23がウェブ
サーバーとしての機能を有している場合のメンテンナス
手順を示すフローチャートである。
【0036】この図2に示しているように、予めサービ
ス部署側から携帯無線端末機11を所持している者にメ
ンテナンスの開始を通知し、携帯無線端末機11をメン
テナンス対象の計量検査装置20の近傍の位置にもって
きてもらい、携帯無線端末機11と計量検査装置20と
の間のリンクを形成させるとともに、携帯無線端末機1
1を自動着信モードおよび中継モードに設定してもらう
(S1、S2)。
【0037】次に、サービス部署側の情報処理装置10
から携帯無線端末機11に発呼要求する(S3)。
【0038】この発呼要求を受けた移動無線サービス網
2は、携帯無線端末機11を発呼する。携帯無線端末機
11はこの発呼に対して自動着信して中継モードとなる
ので、発呼元の情報処理装置10と計量検査装置20と
は、インタネット1および移動無線サービス網2を介し
て、情報を双方向に伝達できるように接続される。
【0039】そしてこの接続を確認した発呼元の情報処
理装置10から稼働情報ページの閲覧を要求すると、計
量検査装置20の制御部23は、この要求に対して本体
部21の稼働情報等を情報処理装置10へ送信する(S
4〜S6)。
【0040】計量検査装置20からの稼働情報を受信し
た情報処理装置10は、HTMLで記載された情報をウ
ェブブラウザによって解析して、ディスプレイに表示す
る(S7)。情報処理装置10側のオペレータは、この
表示された稼働情報に基づいて計量検査装置20に問題
がないか否かを判断し、問題がある場合には、その問題
に関連する制御パラメータ等を変更するための情報を入
力する(S8)。
【0041】情報処理装置10から入力された情報は、
インタネット1、移動無線サービス網2および携帯無線
端末機11を介して計量検査装置20に入力される。
【0042】計量検査装置20の制御部23は、この入
力された情報を制御情報として本体部21に設定して、
本体部21の稼働条件を変更させ、その稼働条件によっ
て稼働する本体部21の稼働情報を前記同様に情報処理
装置10へ送信する(S9、S10)。
【0043】情報処理装置10側では、入力した制御情
報に対して計量検査装置20から通知された稼働情報が
どのように変化するかを確認し、動作に問題なければ携
帯無線端末機11へのアクセスを切断し、別の問題があ
れば前記同様に制御パラメータ等を変更してその動作を
確認するという処理を全ての問題がなくなるまで行い、
メンテナンスを終了する(S11)。
【0044】このように、計量検査装置20の稼働情報
がサービス部署の情報処理装置10に通知され、また情
報処理装置10が入力した情報で計量検査装置20の稼
働条件を変更することができるので、サービス部署のオ
ペレータは計量検査装置20の稼働状態を正確に把握す
ることができ、その稼働状態に応じた適切なメンテナン
ス処理が行える。
【0045】なお、このように移動無線サービス網2と
サーバ3とがインタネット1を介しての情報中継サービ
スを提供し、計量検査装置20の制御部23がサーバと
して機能するようにした場合、サービス部署の情報処理
装置10が計量検査装置20にアクセスしている間は携
帯無線端末機11の回線がビジー状態となるので、イン
タネット1に接続された他の情報処理装置から計量検査
装置20にアクセスすることはできず、計量検査装置2
0の稼働情報を無関係な者に知られる恐れはない。
【0046】次に、移動無線サービス網2とサーバ3と
が、前記したようなインタネット1を介しての情報中継
サービスを提供していない場合について説明する。
【0047】この場合には、サービス部署側の情報処理
装置10が計量検査装置20に対して直接アクセスする
ことができないので、サーバ3上に開設したホームペー
ジを利用して情報処理装置10と計量検査装置20との
間で情報の伝達を行う。
【0048】即ち、図3に示すように、メンテナンスを
行う前にサービス部署から携帯無線端末機11の所持者
に対してメンテナンスの開始を通知し、携帯無線端末機
11をメンテナンス対象の計量検査装置20の近傍の位
置にもってきてもらい、携帯無線端末機11と計量検査
装置20との間のリンクを形成させるとともに、携帯無
線端末機11を中継モードに設定してもらう(S21、
S22)。
【0049】このリンクの形成を検知した制御部23
は、携帯無線端末機11に割り当てられたサーバー3上
のディスク領域に対して本体部21の稼働情報等を含む
ホームページの書き込みを、FTP(ファイルトランス
ファプロトコル)にしたがって行う(SS23)。
【0050】一方、情報処理装置10側では、携帯無線
端末機11に対して割り当てられたホームページにアク
セスしてサーバ3からの稼働情報をウェブブラウザによ
って閲覧する(S24〜S26)。
【0051】なお、この場合、サーバ3は、アクセスし
てきた者に対してIDとパスワードによる認証を行い、
予め登録されているサービス部署の者のIDとパスワー
ドが入力されたときのみ、稼働情報を送信するようにし
ている。
【0052】そして情報処理装置10に表示された稼働
情報を確認したオペレータが制御パラメータ等の情報を
変更あるいは入力すると、その情報が計量検査装置20
側の制御部23で検知され、制御部23は、その情報を
制御情報として本体部21に設定し、本体部21の稼働
条件を変更し、さらに、その変更された稼働条件によっ
て稼働した本体部21の稼働情報を携帯無線端末機11
を介してサーバ3に送り、ホームページの稼働情報を更
新する(S27〜S29)。
【0053】この更新された稼働情報はサーバ3から情
報処理装置10側に送信される。情報処理装置10側で
は、入力した情報に対してサーバ3から送られてくる稼
働情報がどのように変化するかを確認し、動作に問題な
ければ携帯無線端末機11へのアクセスを切断し、別の
問題があれば前記同様に制御パラメータ等を変更してそ
の動作を確認するという処理を全ての問題がなくなるま
で行い、メンテナンスを終了する(S30)。
【0054】このように、移動無線サービス網2とサー
バ3とがインタネット1を介しての情報中継サービスを
提供していない場合であっても、ホームページの更新と
閲覧を双方から行うことで、計量検査装置20の稼働情
報がサービス部署の情報処理装置10に通知され、情報
処理装置10が入力した情報で計量検査装置20の稼働
条件を変更することができるので、サービス部署のオペ
レータは計量検査装置20の稼働状態を正確に把握する
ことができ、その稼働状態に応じた適切なメンテナンス
処理が行える。
【0055】なお、ここでは、一台の計量検査装置20
に対するメンテナンスの方法について説明したが、図4
に示すように、計量検査装置20が複数台ある場合で
も、携帯無線端末機11をメンテナンス対象の計量検査
装置20の近くにもっていくだけで、その計量検査装置
20に対するメンテナンスを前記同様に行うことができ
る。
【0056】また、前記したようにインタネット1を介
してメンテナンスを行うシステムでは、メンテナンス対
象の計量検査装置20が、携帯無線端末機10のインタ
ネット接続サービスを受けられる地域に設置されていれ
ば、同様にメンテナンス処理ができ、しかも、インタネ
ット1で汎用的に用いられるHTTPやFTPを利用し
ているので、専用の通信プロトコルが不要となり、シス
テムの構築費が僅少で済むという利点がある。
【0057】また、上記したように、携帯電話機のよう
な既存の携帯無線端末機11を利用して、メンテナンス
対象の計量検査装置20とサービス部署の情報処理装置
10との間で情報の授受ができるようにしているので、
有線電話回線を新たに増設する必要がなくなり、ケーブ
ルの引回しによるライン環境への悪影響もない。
【0058】また、計量検査装置20は、携帯無線端末
機11と赤外線や電波による通信を行うので、その通信
波の入発射のために計量検査装置20の外表部に凹凸を
設ける必要なく、通信波の入発射部分を平坦化でき、洗
浄や消毒を厳重に行うことができ、雑菌の繁殖を確実に
防止できる。
【0059】上記説明は、インタネット1を介してメン
テナンスを行う場合の例であったが、図5に示すシステ
ムのように、公衆回線5を介してメンテナンスを行うこ
ともできる。
【0060】図5において、サービス部署の情報処理装
置10′(パーソナルコンピュータ)は、アナログある
いはディジタル(ISDN)の公衆回線網5にモデム装
置等を介して接続されている。
【0061】公衆回線網5は、携帯電話機やPHS等の
携帯無線端末機11′の移動無線サービス網2との間で
音声やデータ等の情報の通信が行えるように接続されて
いる。
【0062】また、移動無線サービス網2の末端には、
携帯無線端末機11′と電波による通信を行い、その携
帯無線端末機11′を移動無線サービス網2に接続させ
る基地局4が接続されている。
【0063】携帯無線端末機11′は、前記したように
携帯電話機やPHSであり、基地局4との間で電波によ
る通信を行い、移動無線サービス網2に位置登録すると
ともに、基地局4からの着信に応答してその発呼元との
間で音声あるいはデータの通信を行い、また、発呼の信
号を基地局4へ送信して、移動無線サービス網2からア
クセス可能な端末機との間で音声あるいはデータの通信
を行う。
【0064】この携帯無線端末機11′には、基地局4
との間で電波による通信を行うための第1の無線送受信
部11a′の他に、近傍の他の機器との間で無線による
通信を行うための第2の無線送受信部11b′が設けら
れている。
【0065】第2の無線送受信部11b′は、赤外線あ
るいは基地局4との通信に使用する電波と周波数帯が異
なる電波を利用している。赤外線を利用する場合には例
えばIrDAの規格に準じたもの等が使用され、また、
電波を利用する場合には、ブルートゥース(Bluet
ooth)の規格に準じたもの等が使用される。
【0066】このように基地局4との通信と近傍の他の
機器との間の通信とが可能な携帯無線端末機11′は、
基地局4からの情報を近傍の他の機器へ伝達し、近傍の
他の機器からの情報を基地局4に伝達する中継モードを
有している。
【0067】計量検査装置20′は、物品に対する計量
または異物の有無の検査を物品を移送しながら自動的に
行うものであり、前記したように、搬送型の計量装置や
組合せ計量装置あるいは重量検査装置、金属検出装置、
X線異物検査装置等があり、これらの計量装置や検査装
置のいずれか一つであってもよく、あるいはこれらを任
意に組合せたシステムであってもよい。
【0068】この計量検査装置20′には、物品を移送
しながら計量や検査を自動的に行うための本体部21′
の他に、無線送受信部22′および制御部23′が内蔵
されている。
【0069】無線送受信部22′は、携帯無線端末機1
1′の第2の無線送受信部11b′に対応したものであ
り、赤外線(IrDA等)あるいは電波(ブルートゥー
ス等)によって第2の無線送受信部11b′との間で情
報の授受を行う。
【0070】制御部23′は、本体部21′の稼働情報
を無線送受信部22′を介して携帯無線端末機11′へ
送信し、無線送受信部22′が受信した携帯無線端末機
11′からの情報を制御情報として受けて本体部21′
に設定し、本体部21′の稼働条件を変更させる。
【0071】ここで、前記したように、携帯無線端末機
11′は、第1の無線送受信部11a′と第2の無線送
受信部11b′との間で情報中継が可能になっているの
で、計量検査装置20′からの稼働情報は、公衆回線網
5および移動無線サービス網2を介してこの無線携帯端
末機11′に接続された情報処理装置10′に通知する
ことができ、逆に、情報処理装置10′からの情報を計
量検査装置20′に通知することがきる。
【0072】このように構成されたシステムで計量検査
装置20′に対するメンテナンスは、例えば図6に示す
フローチャートにしたがって行うことができる。
【0073】即ち、予めサービス部署側から携帯無線端
末機11′を所持している者にメンテナンスの開始を通
知し、携帯無線端末機11′をメンテナンス対象の計量
検査装置20′の近傍の位置にもってきてもらい、携帯
無線端末機11′と計量検査装置20′との間のリンク
を形成させるとともに、携帯無線端末機11′を自動着
信モードおよび中継モードに設定してもらう(S41、
S42)。
【0074】次に、サービス部署側の情報処理装置1
0′から携帯無線端末機11′に発呼要求する(S4
3)。
【0075】この発呼要求を受けた移動無線サービス網
2は、携帯無線端末機11′を発呼する。携帯無線端末
機11′はこの発呼に対して自動着信して中継モードと
なるので、発呼元の情報処理装置10′と計量検査装置
20′とは、公衆回線網5および移動無線サービス網2
を介して、情報を双方向に伝達できるように接続される
(ダイヤルアップ接続)。
【0076】そしてこの接続を確認した発呼元の情報処
理装置10′から稼働情報を要求すると、計量検査装置
20′の制御部23′は、この要求に対して本体部2
1′の稼働情報等を情報処理装置10′へ送信する(S
44〜S46)。
【0077】計量検査装置20′からの稼働情報を受信
した情報処理装置10′は、その稼働情報をディスプレ
イに表示する(S47)。
【0078】情報処理装置10′側のオペレータは、こ
の表示された稼働情報に基づいて計量検査装置20′に
問題がないか否かを判断し、問題がある場合には、その
問題に関連する制御パラメータ等を変更するための情報
を入力する(S48)。
【0079】情報処理装置10′から入力された情報
は、公衆回線網5、移動無線サービス網2および携帯無
線端末機11′を介して計量検査装置20′に入力され
る。
【0080】計量検査装置20′の制御部23′は、こ
の入力された情報を制御情報として本体部21′に設定
して、本体部21′の稼働条件を変更させ、その稼働条
件によって稼働する本体部21′の稼働情報を前記同様
に情報処理装置10′へ送信する(S49、S50)。
【0081】情報処理装置10′側では、入力した制御
情報に対して計量検査装置20′から通知された稼働情
報がどのように変化するかを確認し、動作に問題なけれ
ば携帯無線端末機11′へのアクセスを切断し、別の問
題があれば前記同様に制御パラメータ等を変更してその
動作を確認するという処理を全ての問題がなくなるまで
行い、メンテナンスを終了する(S51)。
【0082】なお、計量検査装置20′の制御部23′
とサービス部署の情報処理装置10′との間の稼働情報
や制御情報の通信は、このシステムのための専用プロト
コルにしたがって行ってもよいが、インタネットに使用
されている汎用のプロトコルを利用することもできる。
【0083】この場合、計量検査装置20′の制御部2
3′をインタネットのウェブサーバと同等に構成し、情
報処理装置10′側ではウェブブラウザを用いて稼働情
報の閲覧や制御情報の入力を行う。
【0084】即ち、HTML(ハイパーテキストマーク
アップ言語)や画像等を含み本体部21′の稼働情報が
挿入され、且つ稼働条件を変更するための制御パラメー
タ等の入力が可能なホームページの情報を、HTTP
(ハイパーテキストトランスファプロトコル)にしたが
ってアクセス元の情報処理装置10′へ送信し、情報処
理装置10′側から入力した情報を制御情報として受け
て、本体部21′の稼働条件を変更する。
【0085】この場合のメンテナンス手順は、インタネ
ット1の代わりに公衆回線5を用いている以外は、前記
図2に示したフローチャートで説明した通りである。
【0086】なお、ここでは、一台の計量検査装置2
0′に対するメンテナンスの方法について説明したが、
図7に示すように、計量検査装置20′が複数台ある場
合でも、携帯無線端末機11′をメンテナンス対象の計
量検査装置20′の近くにもっていくだけで、その計量
検査装置20′に対するメンテナンスを前記同様に行う
ことができる。
【0087】また、前記したようにインタネットで汎用
的に用いられるHTTP等のプロトコルを利用した場合
には、専用プロトコルを新たに設ける必要がなく、シス
テム全体の構築費が僅少で済むという利点がある。
【0088】また、上記したように、携帯電話機やPH
Sのような既存の携帯無線端末機11′を利用して、メ
ンテナンス対象の計量検査装置20′とサービス部署の
情報処理装置10′との間で情報の授受ができるように
しているので、有線電話回線を新たに増設する必要がな
くなり、ケーブルの引回しによるライン環境への悪影響
もない。
【0089】また、計量検査装置20′は、携帯無線端
末機11′と赤外線や電波による通信を行うので、その
通信波の入発射のために計量検査装置20′の外表部に
凹凸を設ける必要なく、通信波の入発射部分を平坦化で
き、洗浄や消毒を厳重に行うことができ、雑菌の繁殖を
確実に防止できる。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の物品に対する計量または検査を行う装置は、物品に対
する計量または検査を行う装置において、移動無線サー
ビス網(2)の基地局(4)との間で電波による通信を
行うための第1の無線送受信部(11a)と近傍の他の
機器と無線による通信を行うための第2の無線送受信部
(11b)とを有し前記第1の無線送受信部と第2の無
線送受信部との間で情報の中継が可能で且つインタネッ
ト(1)にアクセス可能な携帯無線端末機(11)に対
し、前記第2の無線送受信部を介して通信が可能な無線
送受信部(22)と、前記計量または検査の稼働情報を
前記無線送受信部から前記携帯無線端末機へ送信し、前
記無線送受信部が受信した前記携帯無線端末機からの情
報に基づいて前記計量または検査の稼働条件を変更させ
る制御手段(23)とが内部に設けられ、インタネット
および移動無線サービス網を介して前記携帯無線端末機
に接続された情報処理装置(10)に対する稼働情報の
通知および該情報処理装置からの情報による稼働条件の
変更ができるように構成されている。
【0091】また、本発明の請求項2の物品に対する計
量または検査を行う装置は、物品に対する計量または検
査を行う装置において、移動無線サービス網(2)の基
地局(4)との間で電波による通信を行うための第1の
無線送受信部(11a′)と近傍の他の機器と無線によ
る通信を行うための第2の無線送受信部(11b′)と
を有し前記第1の無線送受信部と第2の無線送受信部と
の間で情報の中継が可能な携帯無線端末機(11′)に
対し、前記第2の無線送受信部を介して通信が可能な無
線送受信部(22′)と、前記計量または検査の稼働情
報を前記無線送受信部から前記携帯無線端末機へ送信
し、前記無線送受信部が受信した前記携帯無線端末機か
らの情報に基づいて前記計量または検査の稼働条件を変
更させる制御手段(23′)とが内部に設けられ、公衆
回線網(5)および移動無線サービス網を介して前記携
帯無線端末機に接続された情報処理装置(10′)に対
する稼働情報の通知および該情報処理装置からの情報に
よる稼働条件の変更ができるように構成されている。
【0092】また、本発明の請求項3の物品に対する計
量または検査を行う装置のメンテナンス方法は、移動無
線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波による
通信を行うための第1の無線送受信部(11a)と近傍
の他の機器と無線による通信を行うための第2の無線送
受信部(11b)とを有し前記第1の無線送受信部と第
2の無線送受信部との間で情報の中継が可能で且つイン
タネット(1)にアクセス可能な携帯無線端末機(1
1)を用い、物品に対する計量または検査を行う装置
(20)に対するメンテナンスを行うためのメンテナン
ス方法であって、前記携帯無線端末機の前記第2の無線
送受信部と前記装置との間で通信が可能な状態にすると
ともに、前記携帯無線端末機とインタネットにアクセス
可能な情報処理装置(10)とを、移動無線サービス網
およびインタネットを介して情報の伝達が可能な状態に
接続する段階と、前記装置の計量または検査の稼働情報
を、前記携帯無線端末機、移動無線サービス網およびイ
ンタネットを介して前記情報処理装置に通知する段階
と、稼働情報を受けた前記情報処理装置が、前記装置の
稼働条件を決定する制御情報を、インタネット、移動無
線サービス網および前記携帯無線端末機を介して前記装
置に通知する段階と、通知された制御情報にしたがって
前記装置の稼働条件を変更する段階とを含むことを特徴
としている。
【0093】また、本発明の請求項4の物品に対する計
量または検査を行う装置のメンテナンス方法は、移動無
線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波による
通信を行うための第1の無線送受信部(11a′)と近
傍の他の機器と無線による通信を行うための第2の無線
送受信部(11b′)とを有し前記第1の無線送受信部
と第2の無線送受信部との間で情報の中継が可能な携帯
無線端末機(11′)を用い、物品に対する計量または
検査を行う装置(20′)に対するメンテナンスを行う
ためのメンテナンス方法であって、前記携帯無線端末機
と前記装置との間で通信が可能な状態にするとともに、
公衆回線網(5)に接続された情報処理装置(10′)
と前記携帯無線端末機との間で通信が可能な状態にする
段階と、前記装置の計量または検査の稼働情報を、前記
携帯無線端末機、移動無線サービス網および公衆回線網
を介して前記情報処理装置に通知する段階と、稼働情報
を受けた前記情報処理装置が、前記装置の稼働条件を決
定する制御情報を、公衆回線網、移動無線サービス網お
よび前記携帯無線端末機を介して前記装置に通知する段
階と、通知された制御情報にしたがって前記装置の稼働
条件を変更する段階とを含むことを特徴としている。
【0094】このため、インタネットや公衆回線網から
移動無線サービス網の携帯無線端末機に接続された情報
処理装置に対し、計量や検査の稼働情報を正確に通知す
ることができ、また、その情報処理装置からの情報によ
って計量または検査の稼働条件を変更できるので、遠隔
地からのメンテナンスを的確に行うことができる。
【0095】また、既存の携帯無線端末機を利用できる
ので、有線電話回線の増設が不要となり、ケーブルの引
回しによるライン環境への悪影響のもなく、さらに、洗
浄や消毒の作業を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体構成図
【図2】本発明のメンテナンス方法の一例を示すフロー
チャート
【図3】本発明のメンテナンス方法の一例を示すフロー
チャート
【図4】メンテナンス対象装置が複数ある場合の動作を
説明するための構成図
【図5】本発明の他の実施の形態の全体構成図
【図6】本発明のメンテナンス方法の一例を示すフロー
チャート
【図7】メンテナンス対象装置が複数ある場合の動作を
説明するための構成図
【符号の説明】
1 インタネット 2 移動無線サービス網 3 サーバ 4 基地局 5 公衆回線 10、10′ 情報処理装置 11 携帯無線端末機 11a 第1の無線送受信部 11b 第2の無線送受信部 20、20′ 計量または検査を行う装置 21、21′ 本体部 22、22′ 無線送受信部 23、23′ 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F073 AA40 AB01 BB01 BB20 BC02 CC05 DD01 GG01 GG08 5H223 AA15 DD07 EE02 5K048 AA06 BA21 BA26 DB01 DB04 DC01 DC07 EB10 EB12 HA01 HA02 HA03 5K101 KK12 LL01 LL11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物品に対する計量または検査を行う装置に
    おいて、 移動無線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波
    による通信を行うための第1の無線送受信部(11a)
    と近傍の他の機器と無線による通信を行うための第2の
    無線送受信部(11b)とを有し前記第1の無線送受信
    部と第2の無線送受信部との間で情報の中継が可能で且
    つインタネット(1)にアクセス可能な携帯無線端末機
    (11)に対し、前記第2の無線送受信部を介して通信
    が可能な無線送受信部(22)と、 前記計量または検査の稼働情報を前記無線送受信部から
    前記携帯無線端末機へ送信し、前記無線送受信部が受信
    した前記携帯無線端末機からの情報に基づいて前記計量
    または検査の稼働条件を変更させる制御手段(23)と
    が内部に設けられ、 インタネットおよび移動無線サービス網を介して前記携
    帯無線端末機に接続された情報処理装置(10)に対す
    る稼働情報の通知および該情報処理装置からの情報によ
    る稼働条件の変更ができるように構成されていることを
    特徴とする物品に対する計量または検査を行う装置。
  2. 【請求項2】物品に対する計量または検査を行う装置に
    おいて、 移動無線サービス網(2)の基地局(4)との間で電波
    による通信を行うための第1の無線送受信部(11
    a′)と近傍の他の機器と無線による通信を行うための
    第2の無線送受信部(11b′)とを有し前記第1の無
    線送受信部と第2の無線送受信部との間で情報の中継が
    可能な携帯無線端末機(11′)に対し、前記第2の無
    線送受信部を介して通信が可能な無線送受信部(2
    2′)と、 前記計量または検査の稼働情報を前記無線送受信部から
    前記携帯無線端末機へ送信し、前記無線送受信部が受信
    した前記携帯無線端末機からの情報に基づいて前記計量
    または検査の稼働条件を変更させる制御手段(23′)
    とが内部に設けられ、 公衆回線網(5)および移動無線サービス網を介して前
    記携帯無線端末機に接続された情報処理装置(10′)
    に対する稼働情報の通知および該情報処理装置からの情
    報による稼働条件の変更ができるように構成されている
    ことを特徴とする物品に対する計量または検査を行う装
    置。
  3. 【請求項3】移動無線サービス網(2)の基地局(4)
    との間で電波による通信を行うための第1の無線送受信
    部(11a)と近傍の他の機器と無線による通信を行う
    ための第2の無線送受信部(11b)とを有し前記第1
    の無線送受信部と第2の無線送受信部との間で情報の中
    継が可能で且つインタネット(1)にアクセス可能な携
    帯無線端末機(11)を用い、物品に対する計量または
    検査を行う装置(20)に対するメンテナンスを行うた
    めのメンテナンス方法であって、 前記携帯無線端末機の前記第2の無線送受信部と前記装
    置との間で通信が可能な状態にするとともに、前記携帯
    無線端末機とインタネットにアクセス可能な情報処理装
    置(10)とを、移動無線サービス網およびインタネッ
    トを介して情報の伝達が可能な状態に接続する段階と、 前記装置の計量または検査の稼働情報を、前記携帯無線
    端末機、移動無線サービス網およびインタネットを介し
    て前記情報処理装置に通知する段階と、 稼働情報を受けた前記情報処理装置が、前記装置の稼働
    条件を決定する制御情報を、インタネット、移動無線サ
    ービス網および前記携帯無線端末機を介して前記装置に
    通知する段階と、 通知された制御情報にしたがって前記装置の稼働条件を
    変更する段階とを含むことを特徴とする物品に対する計
    量または検査を行う装置のメンテナンス方法。
  4. 【請求項4】移動無線サービス網(2)の基地局(4)
    との間で電波による通信を行うための第1の無線送受信
    部(11a′)と近傍の他の機器と無線による通信を行
    うための第2の無線送受信部(11b′)とを有し前記
    第1の無線送受信部と第2の無線送受信部との間で情報
    の中継が可能な携帯無線端末機(11′)を用い、物品
    に対する計量または検査を行う装置(20′)に対する
    メンテナンスを行うためのメンテナンス方法であって、 前記携帯無線端末機と前記装置との間で通信が可能な状
    態にするとともに、公衆回線網(5)に接続された情報
    処理装置(10′)と前記携帯無線端末機との間で通信
    が可能な状態にする段階と、 前記装置の計量または検査の稼働情報を、前記携帯無線
    端末機、移動無線サービス網および公衆回線網を介して
    前記情報処理装置に通知する段階と、 稼働情報を受けた前記情報処理装置が、前記装置の稼働
    条件を決定する制御情報を、公衆回線網、移動無線サー
    ビス網および前記携帯無線端末機を介して前記装置に通
    知する段階と、 通知された制御情報にしたがって前記装置の稼働条件を
    変更する段階とを含むことを特徴とする物品に対する計
    量または検査を行う装置のメンテナンス方法。
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