JP2013123191A - 中継装置システム、中継装置、管理サーバ及び中継装置管理方法 - Google Patents

中継装置システム、中継装置、管理サーバ及び中継装置管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の中継装置で構成される中継装置システムであって、中継装置の位置を把握可能であり中継装置の位置情報に基づいた制御を行う構成を提供する。
【解決手段】アクセスポイント装置システムは、複数のアクセスポイント装置を含んで構成され、接続中継部と、GNSS受信機と、位置情報通信部と、制御部と、を備える。接続中継部は、通信端末をインターネットに接続する。GNSS受信機は、GNSS衛星からの信号に基づいてアクセスポイント装置の位置情報を求める。位置情報通信部は、GNSS受信機が求めた位置情報を送信する。制御部は、位置情報通信部が送信した位置情報を用いて、複数のアクセスポイント装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、主要には、通信端末をインターネットに接続可能な複数の中継装置で構成される中継通信システムに関する。
従来から、中継装置として、無線又は有線のルータやアクセスポイント装置が知られている。ルータは、ネットワーク同士を接続する装置であり、例えばLANとWAN(インターネット)とを接続する。アクセスポイント装置は、ノートパソコンやスマートフォン等の通信端末をインターネットに接続するための装置である。具体的には、アクセスポイント装置は、通信端末と無線で接続されるとともに、ルータと有線又は無線で接続される。この構成により、アクセスポイント装置は、通信端末をインターネットに接続できる。特許文献1及び2は、アクセスポイント装置を用いた発明を開示する。
特許文献1には、アクセスポイント装置(無線LANアクセスポイント)を用いてインターネット接続を提供するサービスを行うシステムが開示されている。また、特許文献1は、正当な利用者のみがアクセスポイント装置を利用できるように、SSID及びパスワードを設定する構成や、ログインID及びパスワードによって利用者を認証する構成を開示する。
特許文献2は、複数のアクセスポイント装置と、位置管理DBと、顧客DBと、を備える位置情報管理システムを開示する。位置情報管理システムは、インターネット接続を提供するサービスを行うためのシステムである。各アクセスポイント装置には、予め自機の設置位置が記憶されている。また、アクセスポイント装置は、通信端末(無線LAN移動端末)をインターネットに接続した後に、当該通信端末のMACアドレスと、自機(アクセスポイント装置)の設置位置と、を位置管理DBへ送信する。また、顧客DBには、利用者のIDと、MACアドレスと、が対応付けて記憶されている。従って、位置管理DBは、受信したMACアドレスに対応する利用者のIDを顧客DBから取得することができる。位置情報管理システムは、以上のようにして、利用者がどの位置にいるかを把握することができる。従って、例えば利用者の位置に応じた情報を当該利用者に提供することができる。
特開2003−318991号公報 特開2004−88440号公報
ところで、インターネット接続を提供するサービスを行う場合、中継装置の配置が重要となる。具体的には、中継装置は、サービスを提供する範囲が互いに被らないように配置されることが好ましい。特に、無線で通信を行う中継装置(無線LANルータ、アクセスポイント装置)を用いる場合、中継装置同士を近づけ過ぎると、信号(電波)が互いに干渉してしまい、回線速度が低下したり接続が不安定になったりする。
この点、特許文献2のアクセスポイント装置は自機の設置位置を記憶している。しかし、特許文献2は、通信端末の位置(利用者の位置)を特定するために設置位置を利用する構成を開示するにとどまり、アクセスポイント装置の位置を利用した処理を行うために設置位置を用いる構成は開示していない。また、特許文献2のアクセスポイント装置は、予め設置位置が登録される構成である。従って、例えばアクセスポイント装置を移動させた場合には、設置位置を再登録する必要がある。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、複数の中継装置で構成される中継装置システムであって、中継装置の位置を把握可能であり、中継装置の位置情報に基づいた制御を行う構成を提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の第1の観点によれば、以下の構成の中継装置システムが提供される。即ち、中継装置システムは、複数の中継装置を含んで構成され、接続中継部と、GNSS受信機と、位置情報通信部と、制御部と、を備える。前記接続中継部は、通信端末をインターネットに接続する。前記GNSS受信機は、GNSS衛星からの信号に基づいて中継装置の位置情報を求める。前記位置情報通信部は、前記GNSS受信機が求めた位置情報を送信する。前記制御部は、前記位置情報通信部が送信した位置情報を用いて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。
これにより、複数の中継装置の位置情報に基づいて、各中継装置の位置情報を地図上に表示したり、中継装置同士の距離が近い場合にその旨を通知したりすることができる。従って、例えば中継装置を設置してインターネット接続を提供する業者は、設置済みの中継装置の位置を考慮しながら、新たな中継装置を設置することができる。また、中継装置がGNSS受信機を備えているため、中継装置の設置箇所を変更した場合であっても手動で位置情報の設定を行う必要がないので、手間を軽減することができる。
前記の中継装置システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この中継装置システムは、複数の中継装置から受信した位置情報を含んで構成されるデータベースを記憶する管理サーバを備える。前記制御部は、前記管理サーバのデータベースのデータに基づいて、前記位置関連制御を行う。
これにより、複数の中継装置の位置情報を一括して管理できるので、個々の中継装置に位置情報を要求することなく管理サーバにアクセスするだけで、多数の中継装置の位置情報を把握することができる。
前記の中継装置システムにおいては、以下の構成とすることもできる。即ち、前記位置情報通信部は、中継装置同士で位置情報の交換を行う。前記制御部は各中継装置に設けられており、当該制御部は、中継装置同士で交換した位置情報に基づいて、前記位置関連制御を行う。
これにより、管理サーバを設けることなく中継装置システムを構築できるので、システムの構成をシンプルにすることができる。また、管理サーバを備える構成の中継装置システムは、当該管理サーバに障害が発生したときに中継装置システムが機能しなくなる。この点、上記の構成は、管理サーバを必要としないので、障害に耐性のある中継装置システムが実現できる。
前記の中継装置システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、中継装置は、通信端末と無線で通信可能である。前記位置関連制御は、前記位置情報通信部が送信した位置情報に基づいて、通信端末と無線通信するために中継装置が出力する電波を調整する制御である。
これにより、中継装置の位置情報に応じて、電波の強度や帯域等を柔軟に変更することができる。
前記の中継装置システムにおいては、前記位置関連制御は、中継装置間の距離が近いと判定したときに、前記電波を調整する制御であることが好ましい。
これにより、電波の干渉による通信速度の低下や接続の不安定化等を防止できる。
前記の中継装置システムにおいては、少なくとも1つの中継装置は、移動体に搭載されることが好ましい。
即ち、中継装置が移動体に搭載される場合は、移動体が移動することで他の中継装置と位置が近くなってしまうことが考えられる。この点、上記の構成は、他の中継装置の位置を把握することができるので、中継装置同士が近づいた場合等において適切に対応することができる。
前記の中継システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、少なくとも1つの中継装置は、自機の高さ情報を検出する高さ検出部を備える。前記位置情報には、高さ情報が含まれる。
これにより、高層ビル等に中継装置が複数設置されて、中継装置の緯度及び経度が互いに近い場合であっても、高さ情報に基づいて、中継装置間の実際の距離を把握することができる。
前記の中継装置システムにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、この中継装置システムは、地図を表示可能な表示部を備える。前記位置関連制御は、複数の中継装置の位置を地図と重ね合わせて前記表示部に表示する制御である。
これにより、表示部の表示内容を参照することで、複数の中継装置の設置位置を視覚的に把握することができる。
本発明の第2の観点によれば、以下の構成の中継装置が提供される。即ち、この中継装置は、接続中継部と、GNSS受信機と、位置情報通信部と、制御部と、を備える。前記接続中継部は、自機(中継装置)に接続を要求した通信端末をインターネットに接続する。前記GNSS受信機は、GNSS衛星からの信号に基づいて自機の位置情報を求める。前記位置情報通信部は、前記GNSS受信機が求めた位置情報を、中継装置の管理を行う管理サーバへ送信するとともに、当該管理サーバから他の中継装置の位置情報を受信する。前記制御部は、前記管理サーバから受信した他の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。
これにより、中継装置の位置情報を利用した様々な制御を行うことができる。また、中継装置がGNSS受信機を備えているため、中継装置の設置箇所を変更した場合であっても手動で位置情報の設定を行う必要がないので、手間を軽減することができる。また、管理サーバを設けることなく中継装置システムを構築できるので、システムの構成をシンプルにすることができる。
本発明の第3の観点によれば、以下の構成の管理サーバが提供される。即ち、この管理サーバは、受信部と、記憶部と、制御部と、を備える。前記受信部は、通信端末をインターネットに接続可能な複数の中継装置から、当該通信端末に設けられたGNSS受信機によって求められた当該中継装置の位置情報を受信する。前記記憶部は、前記受信部が受信した前記中継装置の位置情報を記憶する。前記制御部は、前記記憶部の記憶内容に基づいて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。
これにより、中継装置の位置情報を利用した様々な制御を行うことができる。また、中継装置がGNSS受信機を備えているため、中継装置の設置箇所を変更した場合であっても手動で位置情報の設定を行う必要がないので、手間を軽減することができる。また、複数の中継装置の位置情報を一括して管理できる。
本発明の第4の観点によれば、以下の中継装置管理方法が提供される。即ち、この中継装置管理方法は、通信端末をインターネットに接続可能な複数の中継装置を管理するための方法であって、位置算出工程と、位置情報送信工程と、制御工程と、を含む。前記位置算出工程では、GNSS受信機が設けられた中継装置の位置情報を、GNSS衛星からの信号に基づいて求める。前記位置情報送信工程では、前記位置算出工程で求めた位置情報を送信する。前記制御工程では、前記位置情報送信工程で送信された位置情報を用いて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。
これにより、中継装置の位置情報を利用した様々な制御を行うことができる。また、中継装置がGNSS受信機を備えているため、中継装置の設置箇所を変更した場合であっても手動で位置情報の設定を行う必要がないので、手間を軽減することができる。
本発明の一実施形態に係る中継装置システムの全体的な構成を示すブロック図。 記憶部に記憶される管理データベースの内容を示す図。 アクセスポイント装置の設置位置が表示されたときの表示部を示す図。 中継装置システムによって行われる処理の流れを示すシーケンス図。 変形例に係る中継装置システムを示すブロック図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る中継装置システム1の全体的な構成を示すブロック図である。図2は、記憶部32に記憶される管理データベース32aの内容を示す図である。図3は、アクセスポイント装置12の設置位置が表示されたときの表示部を示す図である。
初めに、中継装置システム1の概略について説明する。中継装置システム1は、図1に示すように、複数のアクセスポイント装置(中継装置)12と、アクセスポイント装置12を管理する管理サーバ16と、で構成されている。図1には、3つのアクセスポイント装置12だけが示されているが、実際にはより多くのアクセスポイント装置12によって中継装置システム1が構成されるものとする。なお、複数のアクセスポイント装置12は、設定される情報を除いてそれぞれ略同じ構成であるので、以下では、代表して1つのアクセスポイント装置12についてのみ説明することがある。
以下、アクセスポイント装置12について説明する。
アクセスポイント装置12は、インターネット接続を提供するサービスを行う業者(以下、回線提供業者)によって設置されている。回線提供業者は、例えば駅や飲食店等にアクセスポイント装置12を配置する。駅や飲食店等にいる人(利用者)は、このアクセスポイント装置12を介して、自身のスマートフォンやノートパソコン等の通信端末11をインターネット14に接続可能である。なお、アクセスポイント装置12の設置箇所は建物に限られず、自動車等の移動体にアクセスポイント装置12を設置しても良い。例えば、回線提供業者は、移動販売を行う自動車にアクセスポイント装置12を設置することで、商品の販売中に自動車の周りにいる利用者に、サービスを提供することができる。
アクセスポイント装置12は、図1に示すように、装置ID記憶部21と、GNSS受信機22と、高さ検出部23と、接続中継部24と、位置情報通信部25と、を備える。
接続中継部24は、通信端末11をインターネット14に接続する処理(通信端末11の通信を中継する処理)を行う。接続中継部24は、図1に示すように、端末側通信部24aと、WAN側通信部24bと、で構成されている。
端末側通信部24aは、通信端末11をアクセスポイント装置12に無線で接続するための処理を行う。具体的には、アクセスポイント装置12にはSSID及びパスワードが設定されている。回線提供業者は、SSID及びパスワードをアクセスポイント装置12毎に異ならせても良いし、一部のアクセスポイント装置12に設定するSSID及びパスワードを同一にしても良い。また、利用者は、回線提供業者と契約することにより、回線提供業者が設定したSSID及びパスワードを入手することができる。これにより、利用者は、回線提供業者から入手したSSID及びパスワードを、通信端末11を操作して入力することで、通信端末11をアクセスポイント装置12に接続することができる。
WAN側通信部24bは、図略のルータを介して、インターネット14に接続されている。なお、インターネット14は、有線を利用したものだけでなく、無線を利用したもの(携帯電話回線網、WiMAX(登録商標)等)を用いることができる。以上の構成により、接続中継部24は、通信端末11をインターネット14に接続することができる。従って、利用者は、アクセスポイント装置12を介して、例えばWebサーバ15にアクセスして、所定の情報を取得することができる。
装置ID記憶部21は、アクセスポイント装置12の装置IDを記憶する。装置IDは、アクセスポイント装置12毎に一意に定められている。管理サーバ16は、この装置IDによりアクセスポイント装置12を識別することができる。
GNSS受信機22は、GNSSアンテナによってGNSS衛星からの測位信号を受信して演算を行うことにより、アクセスポイント装置12の経度及び緯度(詳細にはGNSSアンテナの経度及び緯度、以下経度緯度情報と称する)を求める。なお、GNSS受信機22は、経度緯度情報だけでなく、高度についても求めることができる。なお、GNSSとしては、具体的には、GPS、GALILEO、及びGLONASS等を用いることができる。
高さ検出部23は、周囲の気圧を測定可能に構成されている。高さ検出部23は、測定した気圧と、GNSS受信機22が検出した高度と、に基づいて、アクセスポイント装置12の高度を示す高さ情報を求める。なお、以下の説明では、GNSS受信機22が検出した経度緯度情報と、高さ検出部23が検出した高度情報と、を合わせて「位置情報」と称することがある。
位置情報通信部25は、装置ID記憶部21に記憶された装置IDとともに、位置情報を管理サーバ16へ送信する。
次に、管理サーバ16について説明する。図1に示すように、管理サーバ16は、通信部(受信部)31と、記憶部32と、制御部33と、表示部34と、を備える。
通信部31は、アクセスポイント装置12と所定のデータを送受信可能に構成されている。例えば、通信部31は、アクセスポイント装置12から位置情報を受信したり、設定させるSSID及びパスワードをアクセスポイント装置12へ送信したりする。
記憶部32は、アクセスポイント装置12に関する情報で構成される管理データベース32aを記憶する。図2に示すように、管理データベース32aには、装置ID、最終更新時刻、位置情報、SSID、パスワードの項目が記述されている。装置IDは、各アクセスポイント装置12の装置ID記憶部21が記憶する装置IDである。最終更新時刻は、各アクセスポイント装置12の位置情報やSSID等が最後に更新された時刻を示している。位置情報は、各アクセスポイント装置12のGNSS受信機22及び高さ検出部23によって検出され、位置情報通信部25によって送信された位置情報が記述されている。SSID及びパスワードは、アクセスポイント装置12に設定されたSSID及びパスワードが記述されている。
制御部33は、管理サーバ16の全体的な制御を行う。また、本実施形態の制御部33は、管理データベース32aの位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。位置関連制御としては、地図上にアクセスポイント装置12の位置を表示した映像(図3を参照)を作成して表示する制御や、アクセスポイント装置12同士の位置が近いことを検出して通知を行う制御等が考えられる(詳細は後述)。
表示部34は、例えば、管理データベース32aの内容を表示したり、制御部33が作成した映像(地図上にアクセスポイント装置12の位置を表示した映像)を表示したりする(図3を参照)。図3には、アクセスポイント装置12の位置が装置位置表示マーク51a〜51dによって表されている。このようにアクセスポイント装置12を地図上に表示することで、アクセスポイント装置12の設置位置の偏り等を容易に見つけ出すことができる。従って、新たにアクセスポイント装置12を設置するときに、理想的な位置に当該アクセスポイント装置12を設置することができる。
次に、図3及び図4を参照して、アクセスポイント装置12及び管理サーバ16が行う処理の流れについて説明する。図4は、中継装置システムによって行われる処理の流れを示すシーケンス図である。
初めに、管理データベース32aの位置情報が更新されるときの流れについて説明する。アクセスポイント装置12のGNSS受信機22及び高さ検出部23は、所定のタイミング(例えば数秒毎)に位置情報を検出している。アクセスポイント装置12は、装置IDとともに、GNSS受信機22及び高さ検出部23が検出した最新の位置情報を管理サーバ16へ送信する(シーケンス番号1)。アクセスポイント装置12が位置情報を送信するタイミングとしては、例えば、アクセスポイント装置12が起動した直後、所定時間毎、管理サーバ16からの通知があったとき等が考えられる。
アクセスポイント装置12から位置情報を受信した管理サーバ16は、受信した装置IDに対応する位置情報を最新の位置情報に置き換えることで、管理データベース32aを更新する(シーケンス番号2)。
次に、アクセスポイント装置12に設定されたSSID及びパスワード等が変更されるときの流れについて説明する。管理サーバ16は、回線提供業者によって設定が変更されると(シーケンス番号3)、変更後のSSID及びパスワードをアクセスポイント装置12へ送信して、SSID及びパスワードの変更を指示する(シーケンス番号4)。
SSID及びパスワードの変更指示を受信したアクセスポイント装置12は、管理サーバ16から送信された内容に基づいて、SSID及びパスワードの設定を変更する(シーケンス番号5)。そして、アクセスポイント装置12は、変更が完了した旨を管理サーバ16へ送信する(シーケンス番号6)。
SSID及びパスワードの変更の完了を受けた管理サーバ16は、管理データベース32aを変更後のSSID及びパスワードに更新する(シーケンス番号7)。
次に、アクセスポイント装置12同士の位置が近くなったときに行われる処理の流れについて説明する。
管理サーバ16の制御部33は、管理データベース32aに基づいて各アクセスポイント装置12の位置を把握することができる。従って、制御部33は、アクセスポイント装置12同士の位置が所定の閾値よりも近くなったことを検出することができる。なお、本実施形態では、位置情報に高さ情報が含まれているので、緯度経度情報が同一であるが高さ情報が異なる場合(ビル等に複数のアクセスポイント装置12が配置される場合)であっても、高さ情報に基づいて中継装置間の実際の距離を把握することができる。
以下では、図3に示すように、装置位置表示マーク51bで示したアクセスポイント装置12が移動して、装置位置表示マーク51cで示したアクセスポイント装置12に接近したとする。この場合、管理サーバ16は、装置位置表示マーク51cで示したアクセスポイント装置12から位置情報を受信して、管理データベース32aを更新する(シーケンス番号8)。これにより、制御部33は、アクセスポイント装置12間の距離が所定の閾値よりも近くなったことを検出する(シーケンス番号9)。
その結果、制御部33は、アクセスポイント装置12の位置が近いことを回線提供業者等に通知する(シーケンス番号10、位置関連制御)。この通知は、メールや通知音等によって行われても良いし、表示部34の表示形態を変更することによって行われても良い。表示形態を変更する具体例としては、図3(b)に示すように、位置が近いアクセスポイント装置12をハイライト表示する構成が考えられる。
そして、制御部33は、例えば通知から所定時間経過後に、位置が近い2つのアクセスポイント装置12へ、通信端末11と接続するための電波を調整するように指示を行う(シーケンス番号11、位置関連制御)。
この指示を受けたアクセスポイント装置12は、電波の調整を行う(シーケンス番号12)。アクセスポイント装置12が行う電波の調整とは、具体的には、占有帯域を変更すること(例えば40MHzから20MHzに変更する等)、電波の出力(強度)を弱くすること、電波のチャネルを変更すること等を例として挙げることができる。上記の処理かを行うことにより、アクセスポイント装置12同士の電波の干渉を防ぐことができるので、通信速度の低下や接続の不安定化を防止できる。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。なお、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一又は類似の構成については、上記実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。図5は、変形例に係る中継装置システム1aを示すブロック図である。
上記実施形態では、管理サーバ16を含んで構成される中継装置システム1を説明したが、本変形例の中継装置システム1aは、管理サーバ16を含まない構成である。そのため、本変形例では、アクセスポイント装置12の位置情報通信部25が必要に応じて位置情報を交換する。従って、本変形例の位置情報通信部25は、位置情報を送信するだけでなく、位置情報を受信する処理も行う。
また、本変形例のアクセスポイント装置12は、上記実施形態のアクセスポイント装置12が有する構成に加え、制御部26と、表示部27を備える。制御部26は、制御部33と同様に、位置関連制御を行う。表示部27は、表示部34と同様に、制御部26が作成した映像等を表示する。
なお、本変形例では、データベースを作成せずに、他のアクセスポイント装置12の位置情報が必要となった場合に、当該アクセスポイント装置12から位置情報を受信する構成である。従って、上記実施形態では管理サーバ16に障害が発生しただけで中継装置システム1を利用できなくなるのに対し、本変形例では、仮にあるアクセスポイント装置12に障害が発生した場合であっても、他のアクセスポイント装置12で中継装置システム1を維持できる。従って、本変形例の中継装置システム1aは、障害に強い構成を実現している。
以上に説明したように、上記の中継装置システム1は、複数のアクセスポイント装置12を含んで構成され、接続中継部24と、GNSS受信機22と、位置情報通信部25と、制御部33と、を備える。接続中継部24は、通信端末11をインターネットに接続する。GNSS受信機22は、GNSS衛星からの信号に基づいてアクセスポイント装置12の位置情報を求める。位置情報通信部25は、GNSS受信機22が求めた位置情報を送信する。制御部33は、位置情報通信部25から受信した位置情報に基づいて、複数のアクセスポイント装置12の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う。なお、本実施形態では、接続中継部24、GNSS受信機22、及び位置情報通信部25は、アクセスポイント装置12に設けられ、制御部33が管理サーバ16に設けられる。
これにより、複数のアクセスポイント装置12の位置情報に基づいて、各アクセスポイント装置12の位置を地図上に表示したり、アクセスポイント装置12同士の距離が近い場合にその旨を通知したりすることができる。従って、インターネット接続を提供する業者は、設置済みのアクセスポイント装置12の位置を考慮しながら、新たな中継装置を設置することができる。また、アクセスポイント装置12がGNSS受信機22を備えているため、アクセスポイント装置12の設置箇所を変更した場合であっても手動で位置情報の設定を行う必要がないので、手間を軽減することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
位置情報のデータベースを有する記憶部、位置関連制御を行う制御部、アクセスポイント装置12の位置を表示する表示部は、アクセスポイント装置12側に配置されていても良いし、管理サーバ16側に配置されていても良い。また、その組み合わせも任意である。
上記実施形態では、2つのアクセスポイント装置12間の距離が近いと管理サーバ16が判定したときに、電波を調整する制御を行う構成である。しかし、電波の調整は、2つのアクセスポイント装置12間の距離が近い場合だけでなく、適宜の条件に基づいて行うことができる。
高さ情報を検出する情報は、上記実施形態等で説明した例に限られない。例えば、GNSS受信機22又は高さ検出部23が単独で高さ情報を求める構成であっても良い。また、高さ検出部23が検出した高さに基づいて、GNSS受信機22が高さ情報を求める構成であっても良い。
位置関連制御は、位置情報に基づいた制御であれば、上記で挙げた例に限られない。
上記実施形態及び変形例では、中継装置としてアクセスポイント装置を用いた例を示したが、中継装置として、無線又は有線のルータを用いても良い。また、中継装置システム1を構成する中継装置の数も任意である。
1 中継装置システム
11 通信端末
12 アクセスポイント装置(中継装置)
13 インターネット
16 管理サーバ
21 装置ID記憶部
22 GNSS受信機
23 高さ検出部
24 接続中継部
31 通信部(受信部)
32 記憶部
33 制御部
34 表示部

Claims (11)

  1. 複数の中継装置を含んで構成される中継装置システムであって、
    通信端末をインターネットに接続可能な接続中継部と、
    GNSS衛星からの信号に基づいて中継装置の位置情報を求めるGNSS受信機と、
    前記GNSS受信機が求めた位置情報を送信する位置情報通信部と、
    前記位置情報通信部が送信した位置情報を用いて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする中継装置システム。
  2. 請求項1に記載の中継装置システムであって、
    複数の中継装置から受信した位置情報を含んで構成されるデータベースを記憶する管理サーバを備え、
    前記制御部は、前記管理サーバのデータベースのデータに基づいて、前記位置関連制御を行うことを特徴とする中継装置システム。
  3. 請求項1に記載の中継装置システムであって、
    前記位置情報通信部は、中継装置同士で位置情報の交換を行い、
    前記制御部は各中継装置に設けられており、当該制御部は、中継装置同士で交換した位置情報に基づいて、前記位置関連制御を行うことを特徴とする中継装置システム。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の中継装置システムであって、
    中継装置は、通信端末と無線で通信可能であり、
    前記位置関連制御は、前記位置情報通信部が送信した位置情報に基づいて、通信端末と無線通信するために中継装置が出力する電波を調整する制御であることを特徴とする中継装置システム。
  5. 請求項4に記載の中継装置システムであって、
    前記位置関連制御は、中継装置間の距離が近いと判定したときに、前記電波を調整する制御であることを特徴とする中継装置システム。
  6. 請求項1から5までの何れか一項に記載の中継装置システムであって、
    少なくとも1つの中継装置は、移動体に搭載されることを特徴とする中継装置システム。
  7. 請求項1から6までの何れか一項に記載の中継装置システムであって、
    少なくとも1つの中継装置は、自機の高さ情報を検出する高さ検出部を備え、
    前記位置情報には、高さ情報が含まれることを特徴とする中継装置システム。
  8. 請求項1から7までの何れか一項に記載の中継装置システムであって、
    地図を表示可能な表示部を備え、
    前記位置関連制御は、複数の中継装置の位置を地図と重ね合わせて前記表示部に表示する制御であることを特徴とする中継装置システム。
  9. 自機に接続を要求した通信端末をインターネットに接続する接続中継部と、
    GNSS衛星からの信号に基づいて自機の位置情報を求めるGNSS受信機と、
    前記GNSS受信機が求めた位置情報を、中継装置の管理を行う管理サーバへ送信するとともに、当該管理サーバから他の中継装置の位置情報を受信する位置情報通信部と、
    前記管理サーバから受信した他の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする中継装置。
  10. 通信端末をインターネットに接続可能な複数の中継装置から、当該通信端末に設けられたGNSS受信機によって求められた当該中継装置の位置情報を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記中継装置の位置情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部の記憶内容に基づいて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う制御部と、
    を備えることを特徴とする管理サーバ。
  11. 通信端末をインターネットに接続可能な複数の中継装置を管理する中継装置管理方法であって、
    GNSS受信機が設けられた中継装置の位置情報を、GNSS衛星からの信号に基づいて求める位置算出工程と、
    前記位置算出工程で求めた位置情報を送信する位置情報送信工程と、
    前記位置情報送信工程で送信された位置情報を用いて、複数の中継装置の位置情報に基づいた制御である位置関連制御を行う制御工程と、
    を含むことを特徴とする中継装置管理方法。
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