JP2018195897A - 電界強度情報収集システム、電界強度地図更新システム及び位置計測システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電界強度地図を更新を容易に行える「電界強度情報収集システム、電界強度地図更新システム及び位置計測システム」を提供する。【解決手段】モバイル装置3は、NFCインタフェースがスマートポスター4のNFCタグからタグデータを読み出した時点におけるWiFiインタフェースによって検出されている各アクセスポイントの電界強度の状況を、タグデータに含まれるタグIDと共に電界強度地図更新装置25に送信する。電界強度地図更新装置25は、受信したタグIDからNFCタグの配置地点を算出し、受信した電界強度の状況を算出した配置地点の検出電界強度データとして保存する。そして、保存した検出電界強度データを用いて、電界強度地図データベース21の電界強度地図を更新する。【選択図】図1
Description
本発明は、電界強度地図を用いて位置を測定する技術に関するものである。
電界強度地図を用いて位置を測定する技術としては、無線基地局の送出する電波の電界強度の地理的分布を表す電界強度地図を予め作成し、モバイル装置において検出した電界強度と、電界強度地図とを照らし合わせて、当該モバイル装置の位置を測定する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
上述した電界強度地図を用いて位置を測定する技術において、モバイル装置で電界強度を検出する電波の送信元の無線基地局としてWi-Fiのアクセスポイントを用いる場合等には、無線基地局の一時停止や移動や廃止や新規設置などにより、電界強度の地理的分布が比較的頻繁に変化することがある。
そして、このような電界強度の地理的分布の変化の有無を把握したり、電界強度の地理的分布の変化の発生時に実際の電界強度の地理的分布に整合するように電界強度地図を更新するためには、電界強度地図の管理者が、現地に赴いて電界強度を計測して電界強度地図を作成し直す比較的負荷の大きい作業が必要となる。
そこで、本発明は、電界強度の地理的分布の変化の発生時における電界強度地図の更新を容易に行えるようにすることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、無線局が送出する電波の各地点における電界強度の情報を収集する電界強度情報収集システムとして、電界強度情報収集装置と、各地点に配置された、近距離無線通信を行うNFCタグと、無線通信を介して前記電界強度情報収集装置に接続可能なモバイル装置とを備えた電界強度情報収集システムを提供する。ここで、前記モバイル装置には、前記タグと近接したときに当該近接したNFCタグと近距離無線通信を行う近距離無線通信手段と、前記無線局の電界強度を検出する電界強度検出手段と、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、前記電界強度情報収集装置に送信する電界強度情報送信手段とを設ける。そして、前記電界強度情報収集装置において、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、当該モバイル装置が近距離無線通信を行ったNFCタグが配置されている地点における前記無線局の前記電界強度として収集する。
ここで、このような電界強度情報収集システムにおいて、前記NFCタグは、スマートポスターのNFCタグとすることが好ましい。
また、以上のような界強度情報収集システムは、前記電界強度情報収集装置に、前記各NFCタグの識別情報に対応づけて当該NFCタグが配置されている地点を登録したタグテーブルを設け、前記モバイル装置の電界強度情報送信手段において、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、当該近距離無線通信を行ったNFCタグから取得した当該NFCタグの識別情報と共に前記電界強度情報収集装置に送信し、前記電界強度情報収集装置において、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、前記モバイル装置から送信されたNFCタグの識別情報と対応づけて前記タグテーブルに登録されている地点における前記無線局の前記電界強度として収集するように構成してもよい。
また、以上のような界強度情報収集システムは、前記電界強度情報収集装置に、前記各NFCタグの識別情報に対応づけて当該NFCタグが配置されている地点を登録したタグテーブルを設け、前記モバイル装置の電界強度情報送信手段において、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、当該近距離無線通信を行ったNFCタグから取得した当該NFCタグの識別情報と共に前記電界強度情報収集装置に送信し、前記電界強度情報収集装置において、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、前記モバイル装置から送信されたNFCタグの識別情報と対応づけて前記タグテーブルに登録されている地点における前記無線局の前記電界強度として収集するように構成してもよい。
また、以上のような界強度情報収集システムは、前記NFCタグを、前記近距離無線通信によって当該NFCタグが配置されている地点を表す配置地点情報を送信するものし、前記モバイル装置の前記電界強度情報送信手段において、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、当該近距離無線通信を行ったNFCタグから送信された前記配置地点情報と共に前記電界強度情報収集装置に送信し、前記電界強度情報収集装置において、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、前記モバイル装置から送信された前記配置地点情報が示す地点における前記無線局の前記電界強度として収集するように構成してもよい。
ここで、以上の電界強度情報収集システムにおいて、前記無線局は、WiFiのアクセスポイント、または、Bluetooth(登録商標)による無線通信を行う装置であってよい。
以上のような電界強度情報収集システムによれば、不特定の多くの人が所持しているモバイル装置をプローブとして用いて、随時に、NFCタグを配置した各地点の電界強度を収集することができる。よって、電界強度の地理的分布の変化の発生や発生後の各地点の電界強度を速やかかつ容易に収集することができる。また、この結果、電界強度の地理的分布の変化の発生時における電界強度地図の更新を容易に行うことができるようになる。
以上のような電界強度情報収集システムによれば、不特定の多くの人が所持しているモバイル装置をプローブとして用いて、随時に、NFCタグを配置した各地点の電界強度を収集することができる。よって、電界強度の地理的分布の変化の発生や発生後の各地点の電界強度を速やかかつ容易に収集することができる。また、この結果、電界強度の地理的分布の変化の発生時における電界強度地図の更新を容易に行うことができるようになる。
ここで、併せて本発明は、以上のような電界強度情報収集システムと、電界強度の地理的分布を表す電界強度地図を記憶した記憶手段と、前記電界強度情報収集システムが収集した各地点における前記無線局の前記電界強度に整合する電界強度の分布を表すように前記記憶手段に記憶されている電界強度地図を更新する電界強度地図更新手段とを備えた電界強度地図更新システムを提供する。
また、併せて、本発明は、以上のような電界強度地図更新システムと、前記モバイル装置に前記記憶手段に記憶されている電界強度地図を無線通信を介して提供する電界強度地図提供手段とを備えた位置計測システムを提供する。ここで、当該位置計測システムにおいては、前記モバイル装置は、前記電界強度地図提供手段から提供された電界強度地図が表す電界強度が、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度に整合する地点を現在位置として算出する現在位置算出手段を設ける。
以上のように、本発明によれば、電界強度の地理的分布の変化の発生時における電界強度地図の更新を容易に行えるようになる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る位置計測システムの構成を示す。
図示するように位置計測システムは、インターネット1に接続された電界強度地図提供システム2と、移動通信網や無線LANを介してインターネット1に接続可能なモバイル装置3と、スマートポスター4とを含んで構成される。
図1に、本実施形態に係る位置計測システムの構成を示す。
図示するように位置計測システムは、インターネット1に接続された電界強度地図提供システム2と、移動通信網や無線LANを介してインターネット1に接続可能なモバイル装置3と、スマートポスター4とを含んで構成される。
ここで、スマートポスター4は、図2aに示すように、NFCタグ41が埋め込まれたポスターであり、スマートポスター4は、たとえば、図2bに示すように、施設屋内の通路の壁の面や通路中にある柱の面上に当該面と平行に上方を上として掲示される。
さて、図1に戻り、電界強度地図提供システム2は、電界強度地図データベース21(電界強度地図DB21)、検出電界履歴テーブル22、NFCタグテーブル23、電界強度地図サーバ24と、電界強度地図更新装置25とを備えている。
そして、電界強度地図データベース21は、各地の電界強度地図が格納されている。
ここで、電界強度地図は、Wi-Fiのアクセスポイントが送出する電波の電界強度の地理的分布を表す地図であり、たとえば、ある施設屋内に図3aのようにアクセスポイントAPが配置されている場合には、当該施設屋内の電界強度地図は図3bに示すような各アクセスポイントの電波の電界強度の地理的分布を表すものとなる。
ここで、電界強度地図は、Wi-Fiのアクセスポイントが送出する電波の電界強度の地理的分布を表す地図であり、たとえば、ある施設屋内に図3aのようにアクセスポイントAPが配置されている場合には、当該施設屋内の電界強度地図は図3bに示すような各アクセスポイントの電波の電界強度の地理的分布を表すものとなる。
次に、図4に示すように、NFCタグテーブル23には、各スマートポスター4について、当該スマートポスター4に埋め込まれているNFCタグ41の識別子となるタグIDと、当該スマートポスター4が掲示されている位置の座標を示す配置座標とが登録されている。
次に、モバイル装置3は、スマートフォンやタブレットなどの個々のユーザによって携帯される装置である。
図5に、このようなモバイル装置3の構成を示す。
図示するようにモバイル装置3は、操作部301、ディスプレイ302、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力部303、NFCタグ41と近距離無線通信を行うNFCインタフェース304、WiFiのアクセスポイントと無線通信を行うWiFiインタフェース305、モバイル装置3のOSであるところのモバイルオペレーティングシステム306、モバイルオペレーティングシステム306上で稼働するアプリケーションであるモバイルアプリケーション、移動電話網にアクセスするための移動通信装置307、記憶部308、その他の周辺デバイス309を備えている。
図5に、このようなモバイル装置3の構成を示す。
図示するようにモバイル装置3は、操作部301、ディスプレイ302、マイクやスピーカなどを備えた音声入出力部303、NFCタグ41と近距離無線通信を行うNFCインタフェース304、WiFiのアクセスポイントと無線通信を行うWiFiインタフェース305、モバイル装置3のOSであるところのモバイルオペレーティングシステム306、モバイルオペレーティングシステム306上で稼働するアプリケーションであるモバイルアプリケーション、移動電話網にアクセスするための移動通信装置307、記憶部308、その他の周辺デバイス309を備えている。
ここで、モバイル装置3は、上述したモバイルアプリケーションとして、移動通信装置307や音声入出力部303や操作部301を用いた移動電話機能を提供する移動電話APP311と、Webの閲覧を行うWebブラウザAPP312と、電界強度地図を用いて現在位置の検出を行う位置検出APP313と、電界強度報告APP314等を備えている。
なお、モバイル装置3は、ハードウエア的には、CPUやメモリなどを備えた携帯型のコンピュータを用いて構成されるものあり、モバイルオペレーティングシステム306や、モバイルアプリケーションなどは、当該コンピュータが、所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである。
さて、このような位置計測システムにおいて、図2cに示すように、モバイル装置3をスマートポスター4のNFCタグ41にタッチしたりかざしたりすると、モバイル装置3のモバイルオペレーティングシステム306は、NFCインタフェース304を介してNFCタグ41と近距離無線通信を自動的に行い、NFCタグ41に予め書き込まれているデータであるタグデータをNFCタグ41から受信する。
ここで、各スマートポスタのNFCタグ41には、タグデータとして、NFCタグ41の識別子であるタグIDと、タグデータが電界強度報告APP向けであることのAPP識別情報が予め書き込まれている。
なお、NFCタグ41には、タグデータとして、タグIDとAPP識別情報以外の他の情報も含めることができる。この他の情報は、スマートポスター4の提示内容に関わるWebサイトや懸賞サイトのURLなどの、スマートポスター4のNFCタグ41の読み取りをユーザに動機づける情報とすることが好ましい。
さて、モバイル装置3のモバイルオペレーティングシステム306は、スマートポスター4のNFCタグ41からNFCインタフェース304を介してタグデータを受信したならば、タグデータのAPP識別情報に従って、電界強度報告APP314にタグデータを引き渡す。
一方、タグデータを引き渡された電界強度報告APP314は、引き渡されたタグデータに対して、図6に示す電界強度報告処理を行う。
図示するように、電界強度報告APP314は、電界強度報告処理において、タグデータに他のモバイルアプリケーションで処理されるべき情報が含まれているかどうかを調べ(ステップ602)、含まれていなければステップ606に進む。
図示するように、電界強度報告APP314は、電界強度報告処理において、タグデータに他のモバイルアプリケーションで処理されるべき情報が含まれているかどうかを調べ(ステップ602)、含まれていなければステップ606に進む。
一方、タグデータに他のモバイルアプリケーションで処理されるべき情報が含まれている場合には(ステップ602)、当該情報の処理を、当該情報を処理すべきモバイルアプリケーションに要求した上で(ステップ604)、ステップ606に進む。
すなわち、ステップ602、604では、たとえば、タグデータにWebサイトのURLが含まれていれば、当該URLをWebブラウザAPP312で処理されるべき情報として検出し、WebブラウザAPP312に当該URLのWebサイトのブラウズを要求する処理を行う。
次に、以上のようにしてステップ606に進んだならば、WiFiインタフェース305から、電界強度の状況を取得する。ここで、WiFiインタフェース305は、電波を検出しているWiFiの各アクセスポイントについて、当該アクセスポイントのSSIDなどの識別子と、当該アクセスポイントが送信している電波の電界強度を検出する機能を備えている。そして、ステップ606では、その時点においてWiFiインタフェース305が電波を検出している各アクセスポイントについての、WiFiインタフェース305が検出しているアクセスポイントの識別子と電界強度を、電界強度の状況として、WiFiインタフェース305から取得する。
そして、次に、取得した電界強度の状況と、タグデータに含まれるタグIDとを、報告情報として電界強度地図更新装置25に送信する(ステップ608)。ここで、報告情報の送信は、WiFiインタフェース305がWiFiのアクセスポイントに接続している場合には、WiFiインタフェース305による無線通信によって行い、WiFiインタフェース305がWiFiのアクセスポイントに接続していない場合には移動通信装置307による移動通信によって行う。
そして、ステップ602からの処理に戻る。
以上、電界強度報告APP314が行う電界強度報告処理について説明した。
さて、次に、電界強度地図提供システム2の電界強度地図更新装置25が行う電界強度検出処理について説明する。
この電界強度検出処理の手順を図7に示す。
図示するように電界強度地図更新装置25は、モバイル装置3の電界強度報告APP314から報告情報を受信したならば(ステップ702)、報告情報に含まれるタグIDに対応する配置座標をNFCタグテーブル23から取得する(ステップ704)。
以上、電界強度報告APP314が行う電界強度報告処理について説明した。
さて、次に、電界強度地図提供システム2の電界強度地図更新装置25が行う電界強度検出処理について説明する。
この電界強度検出処理の手順を図7に示す。
図示するように電界強度地図更新装置25は、モバイル装置3の電界強度報告APP314から報告情報を受信したならば(ステップ702)、報告情報に含まれるタグIDに対応する配置座標をNFCタグテーブル23から取得する(ステップ704)。
そして、報告情報に含まれる電界強度状況を、取得した配置座標と共に検出電界強度データとして検出電界履歴テーブル22に保存する(ステップ706)。
そして、ステップ702からの処理に戻る。
以上、電界強度地図更新装置25が行う電界強度検出処理について説明した。
ここで、電界強度地図提供システム2の電界強度地図更新装置25は、以上のような電界強度検出処理の他に、電界強度検出処理によって検出電界履歴テーブル22に保存された検出電界強度データを用いて、電界強度地図データベース21の電界強度地図を更新する電界強度地図メンテナンス処理も行う。
そして、ステップ702からの処理に戻る。
以上、電界強度地図更新装置25が行う電界強度検出処理について説明した。
ここで、電界強度地図提供システム2の電界強度地図更新装置25は、以上のような電界強度検出処理の他に、電界強度検出処理によって検出電界履歴テーブル22に保存された検出電界強度データを用いて、電界強度地図データベース21の電界強度地図を更新する電界強度地図メンテナンス処理も行う。
電界強度地図メンテナンス処理は電界強度地図更新装置25が所定の期間間隔で定期的に行う処理であり、当該電界強度地図メンテナンス処理において、電界強度地図更新装置25は、検出電界履歴テーブル22に保存された各検出電界強度データに含まれる電界強度状況が表す各アクセスポイントの電波の電界強度が、当該検出電界強度データに含まれる配置座標が示す地点における各アクセスポイント電界強度を表しているものとして、電界強度の時間方向の平均化や空間方向の補間などを行って現在の電界強度の地理的分布を推定し、推定した地理的分布を表すように電界強度地図データベース21の電界強度地図を更新する。
次に、モバイル装置3の位置検出APP313が行う現在位置算出処理について説明する。
まず、位置検出APP313は、WiFiインタフェース305による無線通信、または、移動通信装置307による移動通信を介して、電界強度地図サーバ24に現在位置が含まれる地域や施設の電界強度地図を要求し、その要求の応答として電界強度地図サーバ24から送られた電界強度地図を受信して記憶部308に格納する。
まず、位置検出APP313は、WiFiインタフェース305による無線通信、または、移動通信装置307による移動通信を介して、電界強度地図サーバ24に現在位置が含まれる地域や施設の電界強度地図を要求し、その要求の応答として電界強度地図サーバ24から送られた電界強度地図を受信して記憶部308に格納する。
一方、電界強度地図サーバ24は、電界強度地図の要求を受け取ると、電界強度地図を要求された地域や施設の電界強度地図を電界強度地図データベース21から読み出し、要求元のモバイル装置3の位置検出APP313に送信する。
ここで、モバイル装置3の位置検出APP313は、電界強度地図を要求する現在位置が含まれる地域や施設を、ユーザからの指定によって識別するようにしてもよい。または、モバイル装置3の位置検出APP313において、NFCインタフェース304がスマートポスター4のNFCタグ41からタグデータを受信したときに、電界強度報告APP314からタグデータのタグIDを取得し、取得したタグIDを現在位置が含まれる地域や施設を表す情報として含む電界強度地図の要求を電界強度地図サーバ24に送信すると共に、電界強度地図サーバ24において、NFCタグテーブル23に登録されているタグIDに対応する配置座標から、モバイル装置3の現在位置が含まれる地域や施設を算定し、算定した地域や施設の電界強度地図をモバイル装置3の電界強度報告APP314に送信するようにしてもよい。
そして、以降、モバイル装置3の位置検出APP313は、WiFiインタフェース305から上述した電界強度の状況を取得し、記憶部308に格納されている電界強度地図上の取得した電界強度の状況と整合する地点を現在位置として算出する処理を繰り返す。
以上、本発明の実施形態について説明した。
なお、以上の実施形態においては、モバイル装置3の電界強度報告APP314から、電界強度の状況と、NFCタグ41から取得したタグIDとを、報告情報として電界強度地図更新装置25に送信し、電界強度地図更新装置25において、モバイル装置3から受信した報告情報に含まれるタグIDに対応する配置座標をNFCタグテーブル23を参照して算定し、報告情報に含まれる電界強度状況を算定した配置座標と共に検出電界強度データとして検出電界履歴テーブル22に保存するようにしたが、検出電界強度データに含めるNFCタグ41の配置座標は以下のように求めるようにしてもよい。
なお、以上の実施形態においては、モバイル装置3の電界強度報告APP314から、電界強度の状況と、NFCタグ41から取得したタグIDとを、報告情報として電界強度地図更新装置25に送信し、電界強度地図更新装置25において、モバイル装置3から受信した報告情報に含まれるタグIDに対応する配置座標をNFCタグテーブル23を参照して算定し、報告情報に含まれる電界強度状況を算定した配置座標と共に検出電界強度データとして検出電界履歴テーブル22に保存するようにしたが、検出電界強度データに含めるNFCタグ41の配置座標は以下のように求めるようにしてもよい。
すなわち、NFCタグ41に、そのNFCタグ41が配置されている地点の座標を配置座標として含むタグデータを書き込んでおき、モバイル装置3の電界強度報告APP314において、電界強度の状況と、NFCタグ41から取得したタグデータに含まれる配置座標とを報告情報として電界強度地図更新装置25に送信し、電界強度地図更新装置25において報告情報に含まれる電界強度状況を、報告情報に含まれる配置座標と共に検出電界強度データとして検出電界履歴テーブル22に保存するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、不特定の多くの人が所持しているモバイル装置3をプローブとして用いて、随時に、NFCタグ41を配置した各地点の電界強度を収集することができる。よって、電界強度の地理的分布の変化の発生や発生後の各地点の電界強度を速やかかつ容易に収集することができ、この結果、電界強度の地理的分布の変化の発生時における電界強度地図の更新を容易に行うことができるようになる。
ここで、以上では、WiFiのアクセスポイントが送出する電波の電界強度地図を用いる場合について示したが、本実施形態は、Bluetooth(登録商標)の電波や、移動通信の基地局の電波や、IMESの送信機の電波の電界強度地図を用いる場合等にも同様に適用することができる。また、電界強度地図に代えて磁気強度地図を用いる場合等にも適用可能である。
1…インターネット、2…電界強度地図提供システム、3…モバイル装置、4…スマートポスター、21…電界強度地図データベース、22…検出電界履歴テーブル、23…NFCタグテーブル、24…電界強度地図サーバ、25…電界強度地図更新装置、41…NFCタグ、301…操作部、302…ディスプレイ、303…音声入出力部、304…NFCインタフェース、305…WiFiインタフェース、306…モバイルオペレーティングシステム、307…移動通信装置、308…記憶部、309…周辺デバイス、311…移動電話APP、312…WebブラウザAPP、313…位置検出APP、314…電界強度報告APP。
Claims (7)
- 無線局が送出する電波の各地点における電界強度の情報を収集する電界強度情報収集システムであって、
電界強度情報収集装置と、
各地点に配置された、近距離無線通信を行うNFCタグと、
無線通信を介して前記電界強度情報収集装置に接続可能なモバイル装置とを備え、
前記モバイル装置は、
前記タグと近接したときに当該近接したNFCタグと近距離無線通信を行う近距離無線通信手段と、
前記無線局の電界強度を検出する電界強度検出手段と、
前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、前記電界強度情報収集装置に送信する電界強度情報送信手段とを有し、
前記電界強度情報収集装置は、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、当該モバイル装置が近距離無線通信を行ったNFCタグが配置されている地点における前記無線局の前記電界強度として収集することを特徴とする電界強度情報収集システム。 - 請求項1記載の電界強度情報収集システムであって、
前記NFCタグは、スマートポスターのNFCタグであることを特徴とする電界強度情報収集システム。 - 請求項1または2記載の電界強度情報収集システムであって、
前記電界強度情報収集装置は、前記各NFCタグの識別情報に対応づけて当該NFCタグが配置されている地点を登録したタグテーブルを備え、
前記モバイル装置の電界強度情報送信手段は、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、当該近距離無線通信を行ったNFCタグから取得した当該NFCタグの識別情報と共に前記電界強度情報収集装置に送信し、
前記電界強度情報収集装置は、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、前記モバイル装置から送信されたNFCタグの識別情報と対応づけて前記タグテーブルに登録されている地点における前記無線局の前記電界強度として収集することを特徴とする電界強度情報収集システム。 - 請求項1または2記載の電界強度情報収集システムであって、
前記NFCタグは、前記近距離無線通信によって当該NFCタグが配置されている地点を表す配置地点情報を送信し、
前記モバイル装置の電界強度情報送信手段は、前記近距離無線通信手段が前記NFCタグと近距離無線通信を行ったときに、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度を、当該近距離無線通信を行ったNFCタグから送信された前記配置地点情報と共に前記電界強度情報収集装置に送信し、
前記電界強度情報収集装置は、前記モバイル装置から送信された前記無線局の電界強度を、前記モバイル装置から送信された前記配置地点情報が示す地点における前記無線局の前記電界強度として収集することを特徴とする電界強度情報収集システム。 - 請求項1、2、3または4記載の電界強度情報収集システムであって、
前記無線局は、WiFiのアクセスポイント、または、Bluetooth(登録商標)による無線通信を行う装置であることを特徴とする電界強度情報収集システム。 - 請求項1、2、3、4または5記載の電界強度情報収集システムと、
電界強度の地理的分布を表す電界強度地図を記憶した記憶手段と、
前記電界強度情報収集システムが収集した各地点における前記無線局の前記電界強度に整合する電界強度の分布を表すように前記記憶手段に記憶されている電界強度地図を更新する電界強度地図更新手段とを有することを特徴とする電界強度地図更新システム。 - 請求項6記載の電界強度地図更新システムと、
前記モバイル装置に前記記憶手段に記憶されている電界強度地図を無線通信を介して提供する電界強度地図提供手段とを備え、
前記モバイル装置は、前記電界強度地図提供手段から提供された電界強度地図が表す電界強度が、前記電界強度検出手段が検出している前記無線局の電界強度に整合する地点を現在位置として算出する現在位置算出手段を有することを特徴とする位置計測システム。
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2017
- 2017-05-12 JP JP2017096083A patent/JP2018195897A/ja active Pending
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