JP2021018793A - 調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】調剤薬局が、患者が調剤薬局に来局するまでの最も適切なタイミングで当該患者の調剤の準備を行うことを可能にして、調剤薬局における患者の待ち時間を短縮して患者満足度を高めるシステム及び方法を提供する。【構成】医療機関側に配置された識別情報発信部(ビーコン端末)から近距離無線で発信された識別情報を患者側端末が受信するようにし、これに基づいて、患者が医療機関を訪問したこと、患者が医療機関内に所在していること又は患者が医療機関を出たことを取得し、これに基づいて、患者が医療機関を出て調剤薬局に来局する予想時間又は調剤薬局が患者の調剤を準備すべきタイミング等情報を生成若しくは取得して調剤薬局側に送信するようにした、調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法である。【選択図】 図6

Description

本発明は調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法に関する。
従来より、調剤薬局における患者の待ち時間を短縮するための方法として、例えば、医療機関が発行した処方箋を、患者が医療機関を出る前に、医療機関又は患者側から患者の行きつけの調剤薬局へFAX、メール又はWeb経由で送信することなどが行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2011−180859号公報
確かに、医療機関での診察終了後に、医療機関が発行した処方箋を患者の行きつけの調剤薬局へ事前に送信するようにした場合、調剤薬局側では当該患者が医療機関を出てから調剤薬局に到着するまでの間に当該処方箋による調剤を準備しておくことができるときは、当該患者が調剤薬局に来局したら直ぐに(ほとんど待ち時間なく)薬を渡すことができる。
しかしながら、まず第1に、調剤薬局が医療機関に対して例えば数m〜百五十mなどの近傍の地にある場合は、患者は医療機関を出てから僅か数十秒又は1〜2分で調剤薬局に到着してしまうため、調剤薬局側では、せっかく処方箋を事前に送信してもらっても調剤を準備する時間がほとんどなく、当該患者が来局した後も調剤のために待たせることになり、処方箋の事前送信による待ち時間短縮の効果が得られないという問題があった。
また、第2に、調剤薬局が医療機関に対して例えば約百五十m〜数kmなどの遠隔の地にある場合は、(特に医療機関側から処方箋を送信してもらった場合)当該患者が医療機関を出て調剤薬局に到着するまでの間に調剤薬局側で調剤等の準備をする時間を十分に確保できるが、逆に、当該患者が、医療機関を出てから調剤薬局に到着するまでの途中で寄り道したり知人と話し込んだりして予想外の時間が掛かったり調剤薬局に来局する予定を変更するなどの場合があり、そのような場合、調剤薬局側では、せっかく当該患者のために調剤の準備をしても、なかなか患者が来局しないため調剤が準備されたまま放置された状態となり、調剤薬局内の業務の流れが乱されてしまうなどの問題があった。
本発明はこのような従来技術の課題に着目して為されたものであって、仮に調剤薬局が医療機関に対して数m〜百五十mなどの近傍の地にある場合であっても、あるいは仮に調剤薬局が医療機関に対して約百五十m〜数kmなどの遠隔の地にある場合であっても、調剤薬局が、患者が調剤薬局に到着、来局するまでの間に、適切なタイミングで当該患者の調剤の準備を行うことを可能にし、患者の調剤薬局での待ち時間を大幅に短縮して、調剤薬局への患者満足度を高めることができる、調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム及び方法を提供することを目的とする。
以上のような課題を解決するための本発明による調剤薬局における患者の待ち時間短縮システムは、各患者に関する情報と各患者が利用する医療機関に関するその識別情報を含む情報とを、互いに対応付けて記録する情報記録部と、医療機関側に配置され、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信する識別情報発信部と、患者が携帯する患者側端末に備えられ、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得する受信関連情報生成部と、前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得する病院来訪等情報取得部と、前記病院来訪等情報取得部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得する(場合により調剤薬局側に送信する)タイミング等情報取得部とを備えたことを特徴とするものである。
また、本発明による調剤薬局における患者の待ち時間短縮システムは、各患者に関する情報と、各患者が利用する医療機関の識別情報と、各患者が利用する医療機関及び調剤薬局の各位置情報とを互いに対応付けて記録する情報記録部と、医療機関側に配置され、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信する識別情報発信部と、患者が携帯する患者側端末に備えられ、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得する受信関連情報生成部と、前記受信関連情報生成部からの情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得する病院来訪等情報取得部と、前記病院来訪等情報取得部からの情報及び前記情報記録部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するタイミング等情報取得部とを備え、前記タイミング等情報取得部は、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲内の近傍の地にある場合は、患者が医療機関を訪問し又は医療機関内で診察を受けているとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得し(場合により調剤薬局側に送信し)、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲外の遠隔の地にある場合は、患者が医療機関を出たとき又は医療機関を出てから所定時間が経過したとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得する(場合により調剤薬局側に送信する)ものであることを特徴とするものである。
また、本発明による調剤薬局における患者の待ち時間短縮方法は、コンピュータシステムにより実行される患者の待ち時間短縮方法であって、各患者に関する情報と各患者が利用する医療機関に関するその識別情報を含む情報とを、互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、医療機関側に配置された識別情報発信部が、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信し、患者側端末に備えられた受信関連情報生成部が、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得し、病院来訪等情報取得部が、前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得し、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得する(場合により調剤薬局側に送信する)ようにした、ことを特徴とするものである。
さらに、本発明による調剤薬局における患者の待ち時間短縮方法は、コンピュータシステムにより実行される患者の待ち時間短縮方法であって、各患者に関する情報と、各患者が利用する医療機関の識別情報と、各患者が利用する医療機関及び調剤薬局の各位置情報とを互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、医療機関側に配置された識別情報発信部が、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信し、患者側端末に備えられた受信関連情報生成部が、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得し、病院来訪等情報取得部が、前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得し、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部からの情報及び前記情報記録部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するようにし、前記タイミング等情報取得部は、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲内の近傍の地にある場合は、患者が医療機関を訪問し又は医療機関内で診察を受けているとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得し(場合により調剤薬局側に送信し)、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲外の遠隔の地にある場合は、患者が医療機関を出たとき又は医療機関を出てから所定時間が経過したとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得する(場合により調剤薬局側に送信する)ようにしたことを特徴とするものである。
本発明においては、各患者に関する情報及び各医療機間の識別情報などの情報(さらには医療機関及び調剤薬局の各位置情報など)を互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、患者側端末に備えられた受信関連情報生成部が、医療機関側の識別情報発信部(ビーコン端末等)からの医療機関識別情報を受信したこと又はその有無に関する受信関連情報(例えば、前記識別情報発信部から発信された識別情報を、患者側が受信していない状態から受信した状態になったこと又は患者側が受信していた状態から受信しない状態になったことを示す情報)を、生成又は取得するようにし、病院来訪等情報取得部が、前記受信関連情報生成部からの前記受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことなどを示す情報を検知若しくは取得するようにし、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報、又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得する(場合により調剤薬局側に送信する)ようにしている。このような本発明によれば、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にある場合であっても、あるいは同所定範囲外の遠隔の地にある場合であっても、いずれでも、前記タイミング等情報取得部が、調剤薬局側にとって患者の調剤の準備を行うのに適したタイミングを示す又はこれに関する情報(例えば当該患者の来局予想時間などの調剤準備のタイミングを決めるのに有用な情報)を調剤薬局側に役立つ情報として生成又は取得できるようにしたので、調剤薬局側では、患者が来局する前の最適なタイミング(患者の待ち時間を確実に短縮することができ且つ調剤薬局内の業務の流れを乱すこともない最適なタイミング)で患者の調剤の準備を行うことができる。よって、本発明によるときは、調剤薬局は、患者が調剤薬局に到着、来局するまでの間に当該患者の調剤の準備を適切に行うことができるので、患者の調剤薬局での待ち時間を短縮し、調剤薬局への患者満足度を大きく高めることができる。
また、特に本発明においては、医療機関側に配置された識別情報発信部(ビーコン端末など)により、所定の近距離の領域(ビーコン領域)のみに当該医療機関の識別情報等を電波で発信するようにし、患者側の端末がその電波又はその強度を検出するだけで、患者側が医療機関を訪問したこと、受診したこと又は医療機関を出たことを(サーバー側などで)検知又は取得し、これに基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得するようにした。よって、本発明によれば、極めて簡単な構成だけで、しかも低コストで、調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成等して、調剤薬局への患者満足度を高めることができるようになる。
さらに、特に本発明において、前記タイミング等情報取得部が、前記情報記録部に記録された医療機関の位置情報及び調剤薬局の位置情報をも利用して、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲内の近傍の地にある場合には、患者が医療機関を訪問し又は医療機関内に所在し若しくは診察を受けているとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得し(又は調剤薬局側に送信し)、他方、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲外の遠隔の地にある場合には、患者が医療機関を出たとき又は医療機関を出てから所定時間が経過したとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得する(又は調剤薬局側に送信する)ようにしたときは、仮に調剤薬局が医療機関に対して数m〜百五十mなどの近傍の地にある場合であっても、あるいは仮に調剤薬局が医療機関に対して約百五十m〜数kmなどの遠隔の地にある場合であっても、いずれであっても、当該患者用の調剤準備のための最適なタイミング等に関する情報(当該患者の来局予想時間などの調剤準備のタイミングを決めるのに有用な情報)を、調剤薬局側に役立つ情報として生成又は取得する(又は調剤薬局側に送信する)ことができる。よって、本発明によれば、調剤薬局側は、患者が来局する前の最適なタイミングで患者の調剤の準備を行うことができ、その結果、調剤薬局における患者の待ち時間の短縮を確実に実現して、患者の調剤薬局に関する満足度をより高めさせることができる。
本発明の実施形態1の全体構成を説明するための概念ブロック図である。 本実施形態1においてサーバー側のデータベースに記録される各患者の行きつけ(かかりつけ)の医療機関に関する情報(位置情報を含む)の登録内容の一例を示す図である。 本実施形態1においてサーバー側が患者の現在位置から患者と病院及び/又は調剤薬局との位置関係を検知するときの動作の一例を示す図である。 調剤薬局が医療機関の近傍の地に位置する場合において、本実施形態1のサーバー側が患者の調剤の準備に適したタイミング等情報(患者が調剤薬局に来局する予想時刻等)を生成して薬局側端末に送信した後、薬局側端末に当該タイミング等情報が表示されたときの表示画面の一例を示す図である。 調剤薬局が医療機関に対して遠隔の地に位置する場合において、本実施形態1のサーバー側が患者の調剤の準備に適したタイミング等情報(患者が調剤薬局に来局する予想時刻等)を生成して薬局側端末に送信した後、薬局側端末に当該タイミング等情報が表示されたときの表示画面の一例を示す図である。 本発明の実施形態2による調剤薬局における患者の待ち時間短縮システムの全体構成の概略を説明するための概念ブロック図である。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1は、患者の現在位置情報に基づいて、当該患者が病院に来訪したか、当該患者が病院内に所在している(診察中である)か、当該患者が病院を出た(若しくは病院を出て調剤薬局の方に移動している)か、当該患者が調剤薬局の近傍に近づいたかなどの情報をサーバー側で取得し、これらの各情報の全部又は一部及び調剤薬局が当該患者の調剤を準備するのに適したタイミングを調剤薬局側に知らせるようにし、これにより、患者が調剤薬局に到着してから薬を受け取るまでの待ち時間を短縮できるようにしたシステム及び方法である。以下、このような本実施形態1について、図面を参照して説明する。
図1は本実施形態1の全体構成を説明するための概念ブロック図である。図1において、1は各患者が保有するスマートフォンなどの携帯型の患者側端末(GPS衛星からの電波を受信及び処理して自らの現在位置情報を所定時間毎に取得する機能を備えた端末)、2は調剤薬局側に配置された通信機能付き情報端末(薬局側端末。パソコンなど)、3は医療機関(病院など)側に配置された通信機能付き情報端末(病院側端末)、4は患者側端末1及び前記端末2,3と携帯電話事業者が提供する無線通信回線網及び/又はインターネットを介して接続されたサーバー、5は前記サーバー4に接続された患者及び病院データベースである。
前記薬局側端末2は、調剤薬局内で入力、作成等された、各患者毎の薬歴、過去の処方内容、及び病院から送信された処方箋データなどの各患者に関する情報を記録した記録装置(図示省略)を備えている。前記患者及び病院データベース5には、例えば、各患者のID、氏名、当該各患者の行きつけの医療機関に関する情報、各医療機関に関するID、名称、緯度及び経度情報からなる位置情報などの情報、並びに、調剤薬局のID、名称、緯度及び経度情報からなる位置情報などの情報が、互いに各患者毎に紐付けされて記録されている。
前記サーバー4は、所定時間毎に前記患者側端末1と通信して当該患者側端末1(GPS受信及び処理機能を備えている端末)が取得した時々の現在位置情報を受信する患者位置受信部11、前記患者位置受信部11からの現在位置情報などに基づいて当該患者が行きつけの病院を訪れたかどうか、当該病院に滞在している(診察中である)かどうか、当該病院を離れた(若しくは病院を離れて調剤薬局の方に移動した)かどうか、調剤薬局の近傍まで近づいたかどうかなどの患者の時々の移動又は所在場所等に関する情報を取得する病院来訪等情報取得部12、並びに、前記病院来訪等情報取得部12からの情報に基づいて当該患者の移動若しくは所在に関する情報、及び調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミング等に関する情報を生成して前記薬局側端末2に送信するタイミング等情報送信部13を含んでいる。
本実施形態1では、前記サーバー4の患者位置取得部11は、所定時間毎に患者側端末1と交信して患者側現在位置を取得し、前記病院来訪等情報取得部12に送信する。前記病院来訪等情報取得部12は、前記患者位置取得部11から患者側現在位置を受信したら、これと前記データベース5から参照した病院位置情報とを比較する。そして、前記病院来訪等情報取得部12は、当該患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動したことを検知したとき、そのこと及び関連する情報、例えば当該患者の現在位置、病院の位置、調剤薬局の位置などの情報を、前記タイミング等情報送信部13に送信する。
次に、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にある場合の本実施形態1の動作について説明する。上記のように、前記病院来訪等情報取得部12が、当該患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動したことを検知して、そのこと及び関連する情報を前記タイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12からの前記各情報(調剤薬局及び病院の位置情報を含む)を受けて、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にあるかどうかを判断し、当該近傍の地にあると判断した場合、上記の患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動した段階で、当該患者の病院来訪時間から導かれる薬局への来局予想時間などを算出・取得し、前記薬局への来局予想時間などの患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を、前記薬局側端末2に送信する。
このように、前記サーバー4のタイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12から送信された病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行い、その結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の「近傍の地」にあると判断した場合、特に例えば、患者が病院を出たら直ぐに調剤薬局に到着してしまうため患者が病院を出た時点(病院から処方箋データが調剤薬局に送信された時点)から調剤の準備を開始したのでは調剤が間に合わない(その結果、来局した患者を待たせてしまう)と判断した場合は、上記の当該患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動した段階で、当該患者の薬局への来局予想時間などを含む、調剤準備に関するタイミング情報(例えば図4に示すような、病院に来訪した時間及び来局予想時間などの情報)を生成し、これを前記薬局側端末2に送信する。これにより、調剤薬局側では、患者が病院に来訪した又は所在している時間帯をも含めた最適なタイミングで、薬局側端末2などに記録されている当該患者の前回の処方内容のデータなどに基づいて、当該患者の調剤の準備を行うことができるようになる。
なお、上記の例では、前記サーバー4の病院来訪等情報取得部12が「患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動したこと」を検知してこれに関する情報を前記タイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13が、当該患者の病院来訪時間とこれに基づいて予測される薬局への来局予想時間を生成して前記薬局側端末2(パソコンなど)に送信するようにしたが、本実施形態1では、過去において当該患者の病院での滞在時間が長いことを示す情報などが前記データベース5に記録されているときは、前記タイミング等情報送信部13がこれらの情報に基づいて当該患者が病院に所在している(診察中である)時間とそれに基づいて予測される薬局への来局予想時間を生成して前記薬局側端末2に送信するようにしてもよい。
次に、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の遠隔の地にある場合の本実施形態1の動作について説明する。上記のように、前記病院来訪等情報取得部12が、当該患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動したことを検知して、そのこと及び関連する情報を前記タイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12から送信された病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行った結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の遠隔地にある(調剤薬局が医療機関の近傍の地にはない)と判断した場合は、上記の患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば半径150m)まで移動した段階では、調剤準備に関するタイミング情報の生成及び送信は行わないで、前記病院来訪等情報取得部12からの次の情報送信を待つ。
その後も、前記サーバー4の患者位置取得部11は、所定時間毎に患者側端末1と交信して患者側現在位置を取得し、前記病院来訪等情報取得部12に送信する。前記病院来訪等情報取得部12は、前記患者位置取得部11から患者側現在位置を受信したら、これと前記データベース5から参照した病院位置情報とを比較する。そして、当該患者が病院を出た又は病院を出て調剤薬局の方に移動した(又は調剤薬局の近傍まで移動した)段階になったら、前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12からの情報に基づいて、当該患者の病院を出た時間などから導かれる薬局への来局予想時間などを算出・取得し、前記薬局への来局予想時間などの情報を、当該患者の調剤を準備すべきタイミング等に関する情報として、前記薬局側端末2に送信する。
このように、前記サーバー4のタイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12から送信された病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行い、その結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の「遠隔の地」にあると判断した場合、特に例えば、患者が病院を出た時点(病院から処方箋データが調剤薬局に送信された時点)から調剤の準備を開始したのでは準備では早すぎてしまう(例えば調剤薬局側において調剤準備中のものが多数散乱して現場が混乱してしまう)と判断した場合は、上記の患者が病院を出て調剤薬局の方に移動した(又は調剤薬局の半径150mの範囲内などの調剤薬局の近傍まで移動した)段階で、当該患者の薬局への来局予想時間などを含む、調剤準備に関するタイミング等情報(例えば図5に示すような、病院を出た時間及び来局予想時間などの情報)を生成し、これを前記薬局側端末2に送信する。これにより、調剤薬局側では、患者が病院を出てから調剤薬局に移動している途中の最適なタイミングで、例えば病院側(又は患者側)から送信された処方箋データなどに基づいて、当該患者の調剤の準備を行うことができるようになる。
以上のように、本実施形態1においては、前記サーバー4の病院来訪等情報取得部12が、病院の位置情報と患者側端末1からの現在位置情報と調剤薬局の位置情報とを所定時間毎に比較することにより、患者が病院を来訪し若しくはその近傍(例えば半径150m)まで移動したこと又は患者が病院を出たこと若しくは病院を出て調剤薬局の近傍まで移動したことを検知したとき、その情報を受けた前記タイミング等情報送信部13が、当該患者の病院来訪時間と薬局への来局予想時間などを生成・取得し、これらの各情報を前記薬局側端末2に送信するようにした。よって、調剤薬局側は、前記送信されてきた患者の薬局への来局予想時間などの情報を、当該患者の調剤を準備すべきタイミング情報として利用することができる。
このように本実施形態1では、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にある場合には、患者が病院を来訪し若しくはその近傍(例えば半径150m)まで移動しただけの段階から、調剤薬局は、例えば前記サーバー4側から送信されてきた患者の薬局への来局予想時間よりも所定時間だけ前の時点(例えば患者の薬局への来局予想時間よりも10分だけ前の時点)から、当該患者の調剤の準備に着手することができる。なお、上記患者が病院を来訪し若しくはその近傍(例えば半径150m)まで移動しただけの段階の時点では、当該患者はまだ診察が終了していないため、病院が発行する今回の診察による処方箋データはまだ存在していないが、実情として慢性患者などの場合、診察後の処方箋データは毎回ほとんど同じ内容であることから、調剤薬局内の記録装置に記録されている当該患者の過去の処方データ等から今回予想される処方内容に基づいて調剤の準備を行うことができる。
他方、本実施形態1では、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の遠隔の地にある場合には、患者が病院を出た(若しくは病院を出て調剤薬局の方に移動した)段階又は調剤薬局の近傍(例えば半径150m)まで移動した段階で、調剤薬局は、例えば前記サーバー4側から送信されてきた患者の薬局への来局予想時間を参照して、当該患者の調剤の準備に着手することができる。上記患者が病院を出て調剤薬局の方に移動した以降の段階では、通常は今回の診察後の処方箋データが病院側から調剤薬局側に送信されていることが多いため、調剤薬局は当該処方箋データに基づいて調剤の準備を行うことができる。
以上のように、本実施形態1においては、仮に調剤薬局が医療機関に対して数十m〜百五十mなどの近傍の地にある場合であっても、あるいは仮に調剤薬局が医療機関に対して約百五十m〜数kmなどの遠隔の地にある場合であっても、いずれであっても、前記サーバー4側(タイミング等情報送信部)から、当該患者と医療機関及び/又は調剤薬局との時々の位置関係に即応した患者の調剤準備のための最適なタイミング等に関する情報(当該患者の来局予想時間などの調剤準備のタイミングを決めるのに有用な情報)を、調剤薬局側に送信するようにした。よって、本実施形態1によれば、調剤薬局側は、患者が来局する前の最適なタイミングで患者の調剤の準備を行うことができるようになり、その結果、調剤薬局における患者の待ち時間を短縮し、調剤薬局に対する患者満足度をより一層高めることができるようになる。
〔実施形態2〕
次に本発明の実施形態2による調剤薬局における患者の待ち時間短縮システムの構成及び動作の概略を図6などを参照して説明する。図6において、図1と共通又は類似する部分には同一の符号を付している(また前記共通又は類似する部分については説明を一部省略することもある)。図6において、1は各患者が保有するスマートフォンなどの携帯型の患者側端末、2は調剤薬局側に配置された通信機能付き情報端末(薬局側端末。パソコンなど)、3は医療機関(病院など)側に配置された通信機能付き情報端末(病院側端末)、22は患者側端末1及び前記端末2,3とネットワーク20(携帯電話事業者が提供する無線通信回線網及び/又はインターネットなどのネットワーク)を介して接続されたサーバー、5は前記サーバー22に接続された患者及び病院関連データベースである。
前記薬局側端末2は、調剤薬局内で入力、作成等された、各患者毎の薬歴、過去の処方内容、及び病院から送信された処方箋データなどの各患者に関する情報を記録した記録装置(図示省略)を備えている。また前記サーバー22側の前記データベース5には、例えば、各患者のID、氏名、当該各患者の行きつけの医療機関に関する情報、各医療機関に関するID、名称、緯度及び経度情報からなる位置情報などの情報、並びに、調剤薬局のID、名称、緯度及び経度情報からなる位置情報などの情報が、互いに各患者毎に紐付けされて記録されている。
前記病院側端末3が備えられた病院の施設又はその敷地内の1つ又は複数箇所には、当該病院の識別情報(ID)及び(特にビーコン端末が複数存在する場合における)各ビーコン端末を互いに識別する情報などを含む情報を、所定時間毎に(例えば数秒間毎に)、ブルートュース、WiFi、赤外線通信などの近距離無線通信により発信するビーコン端末21が、備えられている。
また、前記患者側端末1には、当該端末1が前記ビーコン端末21からの電波が届く範囲である例えば半径1〜数十mの近距離の領域(ビーコン領域)内に入って前記ビーコン端末21からの情報を受信したとき、当該情報、当該情報を受信したこと若しくは当該ビーコン領域に入ったことを示す情報(又はこれにより得られる、例えば、当該患者側端末1が当該病院の施設内若しくは敷地内に入ったことを示す情報などの関連情報)を、前記サーバー22に送信する受信関連情報生成部(アプリケーションソフトにより構成される)が、備えられている。
また、前記サーバー22の送受信部23は、所定時間毎に、前記患者側端末1から、当該患者側端末1が取得又は生成した受信関連情報を、ネットワーク20を介して受信する。前記サーバー22の送受信部23は、前記患者側端末1からの前記受信関連情報を受信すると、これを病院来訪等情報取得部12に送信する。前記病院来訪等情報取得部12は、この情報に基づき、さらに前記データベース5をも参照して、当該患者が当該患者が行きつけの病院を訪れたかどうか、当該病院に滞在している(診察中である)かどうか、及び当該病院を出た(離れた)かどうかなどの情報を取得し、タイミング等情報送信部13に送信する。前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12からの情報に基づいて当該患者の所在等に関する情報、及び調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミング等に関する情報を生成、取得して前記薬局側端末2に送信する。調剤薬局側では、前記タイミング等に関する情報を受信すると、その情報に示されるタイミングに対応して、これから来局が予想される患者のための調剤の準備等を行う。
次に、前記サーバー22側では、前記データベース5に記録されている医療機関及び調剤薬局のそれぞれの位置情報に基づいて、各医療機関と各調剤薬局との距離に関する情報を知ることができる。そこで、この情報に基づき、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にある場合の本実施形態2の動作について説明する。本実施形態2では、前記病院来訪等情報取得部12が、当該患者が病院を来訪し又はその近傍(例えば前記ビーコン端末21からの電波が届く半径約150mの範囲・領域内)まで移動したことを検知して、そのこと及び関連する情報を前記タイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12及び前記データベース5からの各情報(調剤薬局及び病院の各位置情報を含む)を受けて、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にあるかどうかを判断し、当該近傍の地にあると判断した場合、そのことをも含めて、当該患者の病院来訪時間から導かれる薬局への来局予想時間などを算出・取得し、前記薬局への来局予想時間などの患者の調剤を準備すべきタイミング等に関する情報を生成して前記薬局側端末2に送信する。
このように、前記サーバー22のタイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12又は前記データベース5からの病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行い、その結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の「近傍の地」にあると判断した場合、特に、例えば、患者が病院を出たら直ぐに調剤薬局に到着してしまうため患者が病院を出た時点(病院から処方箋データが調剤薬局に送信された時点)から調剤の準備を開始したのでは調剤が間に合わない(その結果、来局した患者を待たせてしまう)と判断した場合は、上記の当該患者が病院を来訪した又は受診中の段階で、当該患者の薬局への来局予想時間などを含む、調剤準備に関するタイミング情報(例えば図4中に示すような、病院に来訪した時間及び来局予想時間などの情報)を生成し、これを前記薬局側端末2に送信する。これにより、調剤薬局側では、患者が病院に来訪した又は所在している時間帯をも含めた最適なタイミングで、薬局側端末2などに記録されている当該患者の前回の処方内容のデータなどに基づいて、当該患者の調剤の準備を行うことができるようになる。
なお、上記の例では、前記サーバー22側の病院来訪等情報取得部12が「患者が病院を来訪した又は受診中であること」を検知してこれに関する情報を前記サーバー22側のタイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13が、当該患者の病院来訪時間とこれに基づいて予測される薬局への来局予想時間を生成して前記薬局側端末2(パソコンなど)に送信するようにしたが、本実施形態2においては、過去において当該患者の病院での滞在時間が長いことを示す情報などが前記データベース5に記録されているときは、前記タイミング等情報送信部13がこれらの情報に基づいて当該患者が病院に所在している(診察中である)時間とそれに基づいて予測される薬局への来局予想時間を生成して前記薬局側端末2に送信するようにしてもよい。
次に、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の遠隔の地にある場合の本実施形態2の動作について説明する。前述のように、前記病院来訪等情報取得部12が、当該患者が病院を来訪したことを検知して、そのこと及び関連する情報を前記タイミング等情報送信部13に送信したとき、前記タイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12又は前記データベース5からの病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行った結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の遠隔地にある(調剤薬局が医療機関の近傍の地にはない)と判断した場合は、そのことをも含めて、上記の患者が病院を来訪しただけの段階では、薬局での調剤準備に関するタイミング情報の生成及び送信は行わないで、その後、例えば所定の時間が経過してから、前記薬局への来局予想時間などの情報を、当該患者の調剤を準備すべきタイミング等に関する情報として生成して前記薬局側端末2に送信する。
このように、前記サーバー4のタイミング等情報送信部13は、前記病院来訪等情報取得部12から送信された病院側位置と調剤薬局側位置とを比較する動作をも行い、その結果、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲外の「遠隔の地」にあると判断した場合、特に、例えば、患者が病院を出た時点(病院から処方箋データが調剤薬局に送信された時点)から調剤の準備を開始したのでは調剤の準備が早すぎてしまう(例えば調剤薬局側において調剤準備中のものが多数散乱して現場が混乱してしまう)ため、上記の患者が病院を出てから後の例えば所定時間が経過した段階で、当該患者の薬局への来局予想時間などを含む調剤準備に関するタイミング等情報(例えば図5に示すような、病院を出た時間及び来局予想時間などの情報)を生成し、これを前記薬局側端末2に送信する。これにより、調剤薬局側では、患者が病院を出てから調剤薬局に移動している途中の最適なタイミングで、例えば病院側(又は患者側)から送信された処方箋データなどに基づいて、当該患者の調剤の準備を行うことができるようになる。
以上のように、本実施形態2においては、各患者に関する情報と各医療機間の識別情報(さらには、各医療機関及び調剤薬局の各位置情報など)を互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、患者側端末1にインストールされたアプリケーションソフト(受信関連情報生成部)が、病院側に配置されたビーコン端末21からの電波を受信すること(又は受信しないこと)に基づいて、患者が医療機関を訪問したとき、医療機関内に所在している(受診中である)とき、医療機関から出たとき、それらを示す又はそれらに関連する情報(例えば、前記ビーコン端末21から発信された識別情報に関して、患者側がそれを受信していない状態から受信した状態になったこと又は患者側がそれを受信していた状態から受信しない状態になったことを示す情報)を、患者側端末1からサーバー22側に送信するようにしている。サーバー22側では、病院来訪等情報取得部12が、患者側端末1からの前記情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことなどを示す情報を生成又は取得し、さらに、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部が生成又は取得した情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報、又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得して、薬局側端末2に送信するようにしている。
このように、本実施形態2によれば、調剤薬局が医療機関に対して所定範囲内の近傍の地にある場合であっても、あるいは同所定範囲外の遠隔の地にある場合であっても、いずれでも、前記タイミング等情報取得部が、調剤薬局側にとって患者の調剤の準備を行うのに適したタイミングを示す又はこれに関する情報(例えば当該患者の来局予想時間などの調剤準備のタイミングを決めるのに有用な情報)を調剤薬局側に役立つ情報として生成又は取得して調剤薬局側に送信するようにしたので、調剤薬局側では、患者が来局する前の最適なタイミング(患者の待ち時間を確実に短縮することができ且つ調剤薬局内の業務の流れを乱すこともない最適なタイミング)で患者の調剤の準備を行うことができる。よって、本実施形態2によるときは、調剤薬局は、患者が調剤薬局に到着、来局するまでの間に当該患者の調剤の準備を適切に行うことができるので、患者の調剤薬局での待ち時間を短縮し、調剤薬局への患者満足度を大きく高めることができる。
また特に、本実施形態2においては、医療機関側に配置されたビーコン端末21により、所定の近距離の領域(ビーコン領域)のみに当該医療機関の識別情報等を電波で発信するようにし、患者側端末1がその電波又はその強度を検出するだけで、患者側がビーコン領域に入ったこと又はビーコン領域から出たこと(すなわち、医療機関を訪問したこと、受診したこと又は医療機関を出たこと)を検知し、これに基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得するようにした。よって、本実施形態2によれば、極めて簡単な構成だけで、しかも低コストで、調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成等して、調剤薬局への患者満足度を高めることができるようになる。
以上、本発明の各実施形態1,2を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、様々な変更が可能である。例えば、前記実施形態2に関する図6では、ビーコン端末21は1個のみ図示されているが、本発明では病院の施設内及び敷地内に複数個配置してもよい。また、前記実施形態2では、基本的に、前記ビーコン端末21から発信された病院識別情報を患者側端末1が受信したかどうかにより前記受信関連情報を生成するようにしたが、本発明では、前記患者側端末1の受信関連情報生成部が、前記受信した前記ビーコン端末21からの電波の強度(患者側端末1が受信した信号の強度)を利用して複数の距離区分に分けるようにして患者と病院との間の位置関係をよりきめ細かく特定した受信関連情報を生成又は取得するようにしてもよい。さらに、前記実施形態2では、前記患者側端末1からの前記受信関連情報は、前記サーバー22にのみ送信するようにしたが、本発明では、前記患者側端末1の受信関連情報生成部が前記受信関連情報を前記サーバー22だけでなく前記薬局側端末2にも例えばメールなどで送信するようにしてもよい。
1 患者側端末(携帯可能な端末)
2 薬局側端末
3 病院側端末
4,22 サーバー
5 患者及び病院関連データベース
11 患者位置受信部
12 病院来訪等情報取得部
13 タイミング等情報送信部
14 処方箋受信部
15 処方箋送信部
20 ネットワーク
21 ビーコン端末
23 送受信部

Claims (4)

  1. 各患者に関する情報と各患者が利用する医療機関に関するその識別情報を含む情報とを、互いに対応付けて記録する情報記録部と、
    医療機関側に配置され、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信する識別情報発信部と、
    患者が携帯する患者側端末に備えられ、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得する受信関連情報生成部と、
    前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得する病院来訪等情報取得部と、
    前記病院来訪等情報取得部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するタイミング等情報取得部と
    を備えたことを特徴とする調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム。
  2. 各患者に関する情報と、各患者が利用する医療機関の識別情報と、各患者が利用する医療機関及び調剤薬局の各位置情報とを互いに対応付けて記録する情報記録部と、
    医療機関側に配置され、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信する識別情報発信部と、
    患者が携帯する患者側端末に備えられ、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得する受信関連情報生成部と、
    前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得する病院来訪等情報取得部と、
    前記病院来訪等情報取得部からの情報及び前記情報記録部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するタイミング等情報取得部とを備え、
    前記タイミング等情報取得部は、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲内の近傍の地にある場合は、患者が医療機関を訪問し又は医療機関内で診察を受けているとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得し、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲外の遠隔の地にある場合は、患者が医療機関を出たとき又は医療機関を出てから所定時間が経過したとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得するものであることを特徴とする調剤薬局における患者の待ち時間短縮システム。
  3. コンピュータシステムにより実行される患者の待ち時間短縮方法であって、各患者に関する情報と各患者が利用する医療機関に関するその識別情報を含む情報とを、互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、医療機関側に配置された識別情報発信部が、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信し、患者側端末に備えられた受信関連情報生成部が、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得し、病院来訪等情報取得部が、前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得し、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するようにした、ことを特徴とする調剤薬局における患者の待ち時間短縮方法。
  4. コンピュータシステムにより実行される患者の待ち時間短縮方法であって、各患者に関する情報と、各患者が利用する医療機関の識別情報と、各患者が利用する医療機関及び調剤薬局の各位置情報とを互いに対応付けて情報記録部に記録しておくと共に、医療機関側に配置された識別情報発信部が、当該医療機関を示す識別情報を近距離無線通信により発信し、患者側端末に備えられた受信関連情報生成部が、前記識別情報発信部からの識別情報の受信又はその有無に関する受信関連情報を生成又は取得し、病院来訪等情報取得部が、前記受信関連情報生成部からの受信関連情報に基づいて、患者が医療機関若しくはその近傍まで移動したこと、患者が医療機関内に所在していること、又は患者が医療機関を出たことを示す情報を検知若しくは取得し、タイミング等情報取得部が、前記病院来訪等情報取得部からの情報及び前記情報記録部からの情報に基づいて、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報であって調剤薬局における患者の待ち時間の短縮に役立つ情報を生成若しくは取得するようにし、前記タイミング等情報取得部は、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲内の近傍の地にある場合は、患者が医療機関を訪問し又は医療機関内で診察を受けているとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得し、調剤薬局が医療機関に対し所定範囲外の遠隔の地にある場合は、患者が医療機関を出たとき又は医療機関を出てから所定時間が経過したとき、当該患者が医療機関を出て調剤薬局に来局することが予想される時間若しくは時間帯に関する情報又は調剤薬局が当該患者の調剤を準備すべきタイミングに関する情報を生成若しくは取得するようにした、ことを特徴とする調剤薬局における患者の待ち時間短縮方法。
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