JP2002221308A - 燃焼制御方法及び廃棄物処理装置 - Google Patents

燃焼制御方法及び廃棄物処理装置

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JP2002221308A
JP2002221308A JP2001355819A JP2001355819A JP2002221308A JP 2002221308 A JP2002221308 A JP 2002221308A JP 2001355819 A JP2001355819 A JP 2001355819A JP 2001355819 A JP2001355819 A JP 2001355819A JP 2002221308 A JP2002221308 A JP 2002221308A
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成幸 中田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 漏れ込み空気量の変動による酸素濃度の計測
の外乱を補償して、有害物質の発生を抑制する。 【解決手段】 廃棄物などの焼却対象物を焼却する燃焼
室(4)から排出される排ガスの酸素濃度を燃焼室から
離れた排ガス流路の下流側で計測し(35)、計測され
た酸素濃度を予め定められた目標値又は目標範囲に保持
制御するにあたって(37、38)、排ガスのNOx濃
度を計測し(36)、計測されたNOx濃度が予め定め
られた設定範囲から外れたとき(40)、酸素濃度の目
標値又は目標範囲を増減補正することにより(41)、
漏れ込み空気量の変動による酸素濃度の計測の外乱を補
償する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物などの焼却
対象物を燃焼するのに好適な燃焼制御方法及び廃棄物焼
却装置に係り、特に燃焼用空気量の制御に関する。
【0002】
【従来の技術】廃棄物の焼却処理法としては、ストーカ
式焼却炉や流動床式焼却炉により直接焼却する方法の他
に、廃棄物を熱分解して生成される熱分解ガスを燃焼炉
で高温燃焼するとともに、この燃焼炉に熱分解残渣に含
まれる固体可燃性成分や一部の不燃性成分を投入して燃
焼及び溶融させるガス化溶融システムが知られている。
【0003】このガス化溶融システムの例として、特開
平3−63407号公報に、廃棄物を熱分解して発生す
る熱分解ガス及び熱分解残査からなる焼却対象物を、高
温で旋回流を形成しながら供給空気量を2段階で制御す
る2段燃焼方式が採用されている。つまり、1段目の燃
焼室に焼却対象物の化学量論比未満の空気量を投入し、
化学量論比の残余に一定の過剰率を加えた空気量を2段
目の燃焼室に供給する燃焼制御が行なわれている。この
燃焼制御において、燃焼空気量が過剰すぎると排ガス中
のNOxが増加し、不足するとCOが発生することか
ら、2段目の燃焼室へ供給する空気量を排ガスの酸素濃
度が所定値になるように調整して、それらの発生を抑制
することが行なわれている。
【0004】ところで、2段目の燃焼室から排出される
排ガスが高温でかつ粉塵などのダストが高い濃度で含ま
れるため、排ガスの酸素濃度を2段目の燃焼室の出口で
直接計測することができない。つまり、排ガスをサンプ
リングラインを通してガス分析計等の酸素濃度計測手段
に導いても、粉塵によるサンプリングラインの閉塞が起
き、安定した連続計測を行うことができない。また、温
度の高い2段目の燃焼室の出口に直接設置できる酸素濃
度計測手段も存在しない。
【0005】そこで、従来は、2段目の燃焼室から排出
される排ガスの熱を回収する熱回収装置の下流側であっ
て、かつ排ガス中の粉塵を捕集する集じん装置の下流側
の排ガスをサンプリングすることにより、減温されかつ
除じんされた排ガスを酸素濃度計測手段に導くようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、廃棄物焼却
プロセスは、一般に、燃焼室から排出される排ガスを誘
引送風機により吸引して煙突から排出する負圧系で構成
されることから、燃焼室から排ガスサンプリング点まで
の間に設けられた各種の装置(例えば、集じん装置な
ど)から外気が漏れ込むため、酸素濃度計測手段で計測
される排ガスの酸素濃度は、燃焼室出口の酸素濃度より
も高めになる。したがって、2段目の燃焼室の空気量を
制御する基準となる酸素濃度の目標値(含む、上下限範
囲)は、漏れ込み空気による誤差を考慮して高めに設定
している。
【0007】しかしながら、燃焼室出口からサンプリン
グ点までの漏れ込み空気量は、廃棄物焼却装置の運転状
態や経時変化によって変動することから、酸素濃度の目
標値を適切に設定することが困難なため、NOx又はC
Oの発生を十分に抑制することができない場合があると
いう問題があった。
【0008】本発明は、漏れ込み空気量の変動による酸
素濃度の計測の外乱を補償して、有害物質の発生を抑制
する燃焼制御方法及び装置を提供することを課題とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、廃棄物などの焼却対象物を焼却する燃焼室
から排出される排ガスの酸素濃度を前記燃焼室から離れ
た排ガス流路の下流側で計測し、計測された酸素濃度を
予め定められた目標値又は目標範囲に保持制御するにあ
たって、前記排ガスのNOx濃度を計測し、計測された
NOx濃度が予め定められた設定範囲から外れたとき、
前記酸素濃度の目標値又は目標範囲を増減補正すること
を特徴とする。
【0010】特に、本発明は、排ガスの酸素濃度の目標
値又は目標範囲を、燃焼室と酸素濃度の計測位置との間
で排ガスに漏れ込む空気を考慮して設定する場合に好適
である。
【0011】すなわち、排ガスのNOx濃度と燃焼室出
口の酸素濃度には正の相関があり、排ガスのNOx濃度
は漏れ込み空気量によって変動するものではないから、
NOx濃度によって燃焼室出口の酸素濃度をおよそ知る
ことができる。したがって、NOx濃度が設定範囲を超
える場合は、燃焼室における酸素濃度が高いものとし
て、酸素濃度の目標値又は目標範囲を所定量下げること
により、燃焼室へ供給する空気量を減少させる。逆に、
NOx濃度が設定範囲を下回る場合は、燃焼室における
酸素濃度が低過ぎるおそれがあることから、酸素濃度の
目標値又は目標範囲を所定量上げることにより、燃焼室
へ供給する空気量を増加させる。これによって、燃焼室
と酸素濃度計測手段のサンプリング点までの間の装置か
ら漏れ込む空気量の変動による酸素濃度計測の外乱を補
償して、有害物質の発生を抑制することができる。
【0012】ところで、排ガスの酸素濃度とNOx濃度
には正の相関関係が有るが、排ガスの酸素濃度に対して
NOx濃度はある幅をもって分布する関係になっている
(例えば、図6参照)。このような幅を有するのは、燃
焼室内が完全に均一な燃焼となっておらず、燃焼ムラが
存在するためである。したがって、単にNOx濃度の変
動によって、燃焼室の空気の過不足を断定することはで
きない。例えば、局部的な燃焼温度の上昇によるNOx
の増加を、酸素過多と判断して空気量を絞れば、COの
発生につながることになる。
【0013】そこで、本発明は、漏れ込み空気量を何ら
かの方法で計測し、その計測値を加味して排ガスの酸素
濃度を適正に評価することにより、NOx濃度の変動に
よる外乱をも補償して、燃焼制御の信頼性を向上するこ
とを特徴とする。具体的には、NOx濃度が設定範囲を
下回る場合であって、かつ漏れ込み空気量が増加した場
合は、酸素不足と判断して酸素濃度の目標値又は目標範
囲を所定量上げることにより、燃焼室へ供給する空気量
を増加させる。一方、NOx濃度が設定範囲を超える場
合であって、かつ漏れ込み空気量が減少した場合は、酸
素過多と判断して酸素濃度の目標値又は目標範囲を所定
量下げることにより、燃焼室へ供給する空気量を減少さ
せる。これによって、燃焼室と酸素濃度計測手段のサン
プリング点までの間の装置から漏れ込む空気量の変動に
よる酸素濃度計測の外乱を補償するとともに、NOx濃
度の変動による外乱をも補償して、有害物質の発生を抑
制することができる。
【0014】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明を廃棄物処理装置に適
用した一実施形態の全体構成図を示している。図に示す
ように、処理対象の廃棄物は熱分解反応器1に投入さ
れ、ここにおいて熱分解された廃棄物の熱分解ガスGと
熱分解残査Aは排出装置2により分離され、熱分解ガス
Gはガスライン3を通って燃焼溶融炉4に導かれる。一
方、熱分解残渣Aは冷却器6、分別器7、粉砕機8を経
て、冷却と分別と細粒化処理がなされた後、搬送ライン
9により燃焼溶融炉4に供給される。燃焼溶融炉4は、
頂部に設けられたバーナ5と、バーナ5の下方の炉壁に
設けられた複数の第1の空気ノズル10と、この空気ノ
ズル10の下方の炉壁に設けられた複数の第2の空気ノ
ズル11とを備え、炉底に設けられた溶融スラグ排出口
12は水槽13の水面下に位置させて、開口されてい
る。そして、バーナ5から第2の空気ノズル11に至る
間の空間が第1の燃焼域又は燃焼室と称され、第2の空
気ノズル11の下流側が第2の燃焼域又は燃焼室と称さ
れる。燃焼溶融炉4の燃焼排ガスは、空気加熱器20と
廃熱ボイラ21に導かれて熱回収された後、減温装置2
2で冷却され、集じん装置23とガス浄化装置24で浄
化処理され、誘引送風機25により煙突26から排出さ
れるようになっている。
【0015】燃焼用空気は送風機26から、空気供給ラ
イン27を介してバーナ5に、空気供給ライン28を介
して第1の空気ノズル10に、空気供給ライン29を介
して第2の空気ノズル11に供給されている。
【0016】燃焼用空気の制御系は、第1の燃焼室用と
第2の燃焼室用とに分けられている。 第1の燃焼室用
の空気制御系は、バーナ5と第1の空気ノズル10に連
通された空気供給ライン27、28の上流側に設けられ
た流量制御弁30と、この流量制御弁30を制御する第
1の制御装置31を備えて構成される。第1の制御装置
31は、第1の燃焼室に供給される焼却対象物に対し
て、予め定められた化学量論比未満の空気量を投入する
ように形成されている。また、第1の制御装置31は、
燃焼溶融炉4の第1燃焼域の温度を計測する温度センサ
32の出力を取り込んで、その燃焼ガス温度を所定の温
度範囲に保持すべく、空気量を補正するように形成され
ている。
【0017】第2の燃焼室用の空気制御系は、空気供給
ライン29に設けられた流量制御弁33と、この流量制
御弁33を制御する第2の制御装置34と、酸素濃度計
測手段としての酸素分析計35と、NOx濃度計測手段
としてのNOx分析計36とを備えて構成されている。
酸素分析計35は、集じん装置23から排出される除じ
んされた燃焼排ガスをサンプリングして排ガス中の酸素
濃度を計測する。酸素濃度の計測値Sは制御装置34の
減算器37に入力され、酸素濃度の目標値Sと差ΔS
が求められる。その差ΔSはPIDなどからなる制御器
38に入力され、その差を低減する空気量の指令値Fが
加算器39を介して流量制御弁33に入力される。
【0018】本発明の特徴に係るNOx分析計36は、
酸素分析計35と同様に、集じん装置23から排出され
る除じんされた燃焼排ガスを周期的にサンプリングして
排ガス中のNOx濃度を計測する。NOx濃度の計測値
Nはサンプリング周期ごとに制御装置34の加算器40
に入力され、予め定められた設定値の上限値Nと下限
値Nとからなる設定範囲と比較され、比較結果が酸素
濃度の目標値設定器41に入力される。目標値設定器4
1は入力される比較結果がN>Nのときは、現在の酸
素濃度の目標値Sを一定量減少させた目標値Sを減
算器37に出力する。逆に、比較結果がN<Nのとき
は、現在の酸素濃度の目標値Sを一定量増加させた目
標値Sを減算器37に出力する。
【0019】一方、温度センサ32により検出された第
1燃焼域の燃焼ガス温度Tは、制御装置34の減算器4
2に入力され、燃焼ガス温度Tの基準値Tとの差ΔT
が求められる。その差ΔTはPIなどからなる制御器4
3に入力され、空気量の補正値fが加算器39に入力さ
れ、空気量の指令値Fが補正される。
【0020】このように構成される廃棄物処理プラント
の動作を次に説明する。熱分解反応器1に投入された廃
棄物は、空気加熱器20などにより加熱された高温空気
などの熱媒体で加熱されて熱分解される。ここで、廃棄
物としては、都市ごみ等の一般ごみ、カーシュレッダー
ダスト、家電品ごみ、電子機器ごみ、等の廃棄物を含
む。これらの廃棄物を熱分解して生成される熱分解ガス
(乾留ガス)及び熱分解残渣(固形物)は排出装置2に
より分けられ、熱分解ガスGは燃焼溶融炉4のバーナ5
に供給される。一方の熱分解残渣Aは冷却器6により冷
却され、分別器7において金属などを分別し、残りの熱
分解残渣が粉砕機8において細粒に粉砕されて燃焼溶融
炉4のバーナ5に供給される。すなわち、バーナ5に供
給される焼却対象物には、熱分解ガスの他に、熱分解ガ
スに浮遊して同伴するチャーなどの可燃物、灰分などの
熱分解残渣の粉粒体、及び熱分解により生成される比較
的大きな可燃性固形物を破砕又は粉砕してなる熱分解残
渣の粉粒体が含まれる。また、熱分解残渣に含まれる不
燃固形物の粉粒体をバーナ5に供給して溶融処理するこ
とができるバーナ5に供給された熱分解ガスと熱分解残
渣は、空気供給ライン27,28から供給される燃焼用
空気により第1の燃焼域で旋回しながら燃焼される。第
1燃焼域の燃焼ガスは第2燃焼域に導かれ、第2の空気
ノズル11から供給される燃焼用空気により完全燃焼さ
れる。この燃焼により、熱分解残渣に含まれていた灰分
などの不燃固形物が燃焼熱により溶融され、炉底部に流
下して溶融スラグ排出口12から水槽13にスラグとし
て排出される。
【0021】一方、燃焼溶融炉4から排出される燃焼排
ガスは、空気加熱器20と廃熱ボイラ21で熱回収さ
れ、減温装置22で冷却された後、さらに集じん装置2
3にて排ガス中に含まれている粉塵などのダストが捕集
される。集じん装置23から排出される排ガスは、ガス
浄化装置24で例えば脱硫、脱硝等の処理がなされた
後、誘引送風機25により煙突26から排出される。
【0022】ここで、本発明の特徴に係る燃焼用空気の
制御について説明する。第1燃焼域における燃焼は、燃
焼用空気供給ライン27,28から供給される化学量論
比以下の不足空気で行われ、これによりフュエールNO
xの発生を低減する。ここで、 第1燃焼域における化
学量論比は0.3〜0.9、好ましくは0.4〜0.7
の範囲内に設定され、これにより第1燃焼域の温度は1
000〜1200℃程度の高温に調整される。一方、第
2の空気ノズル11から供給される燃焼用空気の量は、
熱分解ガスと熱分解残渣の完全燃焼に必要な化学量論比
に一定の過剰空気量を加えた量から、第1燃焼域で供給
された空気量を差し引いた量に制御する。このように燃
焼を制御することにより、可燃物を含む燃焼処理対象の
熱分解ガス及び残渣の燃焼によるNOxの発生を抑制
し、かつCOの発生を抑制して燃焼処理する。
【0023】第2の燃焼域の空気量の制御は、基本的に
燃焼排ガスの酸素濃度を目標値(又は目標範囲)S
調整することにより行われる。燃焼排ガスの酸素濃度は
集じん装置23で処理されたダストが捕集された清浄な
排ガスを、酸素分析計35に導いて行う。制御装置34
は、酸素分析計35で計測された酸素濃度の計測値Sと
その目標値Sとの差ΔSを求め、酸素不足のときは空
気量を増加させる指令値Fを流量制御弁33に出力し
て、第2の燃焼域の空気量を増加して完全燃焼させる。
これとは逆に、酸素過剰のときは、空気量を減少させる
指令値Fを流量制御弁33に出力してNOxの発生を抑
える。
【0024】しかしながら、指令値Fにより燃焼用空気
量を制御した結果が酸素濃度に現れるには、燃焼排ガス
が酸素分析計35に達するまでの時間が少なくとも必要
であり、例えば1〜2分程度かかることがあり、制御の
遅れが生ずる。このような制御遅れは、燃焼溶融炉4内
の燃焼負荷が安定している状態のときは、それほど問題
にならない。しかし、廃棄物の投入量が変動したり、熱
分解ガスの発熱量に関わる可燃物の組成又は量が変動し
たりすると、必要な空気量に変動が生ずるが、上記の基
本制御系によるとその変動に追従できず、COやNOx
の発生を十分に抑制できない場合が生ずる。
【0025】そこで、本実施の形態では、そのような変
動を第1燃焼域の温度により検出し、その検出値Tが基
準値(又は、基準範囲)Tからずれた場合に、そのず
れ量に応じて第2燃焼域の供給空気を増減補正すること
により、COやNOxの発生を速やかに抑制するように
している。すなわち、第1燃焼域の温度に関わる可燃物
の組成及び量が安定している場合は、第1燃焼域の燃焼
ガス温度Tは、一定の基準値Tに収まる。しかし、例
えば、第1燃焼域に投入される空気量が一定のままで、
焼却対象物の可燃物の組成又は量が低下すると、相対的
な化学量論比が高くなるので、燃焼ガス温度Tが上昇す
る。逆に、焼却対象物の可燃物の組成又は量が増加する
と、焼却対象物の増加分の温度を高めるのに必要な顕熱
分に応じて、燃焼ガス温度Tが低下する。そこで、燃焼
ガス温度TがTより低いときは、第2燃焼域の空気量
を増加する補正値fを指令値Fに加算して、投入空気量
を増加させる。逆に、燃焼ガス温度TがTより高いと
きは、第2燃焼域の空気量を低減する補正値fを指令値
Fに加算して、投入空気量を減少させる。これにより、
第1燃焼域の温度に関わる可燃物の組成及び量が変動し
ても、その変動の直後に投入空気量が補正されることに
なり、時間遅れがないという効果がある。
【0026】なお、第1燃焼域の燃焼ガス温度に基づい
て燃焼用空気の補正値fを決めることに代えて、熱分解
ガスGの流量又は廃棄物の量を検出し、それらの基準値
と比較して補正値fを決めるようにしてもよい。この場
合は、熱分解ガスGの流量又は廃棄物の量が基準値より
も増加したら、その増加量に応じて燃焼用空気の補正値
fを増加し、減少した場合はその減少量に応じて燃焼用
空気の補正値fを低減する。
【0027】次に、本発明の特徴に係るNOx濃度によ
り酸素濃度の目標値(又は範囲)S を補正することに
ついて説明する。NOx分析計36により燃焼排ガスを
周期的にサンプリングして計測されるNOx濃度の計測
値Nは、サンプリング周期ごとに加算器40に入力され
る。この加算器40によるNOx濃度の計測値Nと上限
値N又は下限値Nとの比較結果は目標値設定器41
に入力される。目標値設定器41は、図2に示すよう
に、酸素濃度の目標値Sを調節するように構成されて
いる。すなわち、加算器40による比較結果がN>N
のときは、燃焼溶融炉4における空気量が過剰であると
して、現在の酸素濃度の目標値Sを一定量減少させた
目標値Sを減算器37に出力する。一方、比較結果が
N<Nのときは、燃焼溶融炉4における空気量が不足
であるとして、現在の酸素濃度の目標値Sを一定量増
加させた目標値Sを減算器37に出力する。なお、N
≦N≦Nの範囲内のときは、現在の目標値Sを保
持する。
【0028】このように、本実施の形態によれば、排ガ
スのNOx濃度を計測し、計測されたNOx濃度が予め
定められた設定範囲から外れたとき、酸素濃度の目標値
又は目標範囲を増減補正するようにしていることから、
漏れ込み空気による酸素濃度計測の外乱にかかわらず、
燃焼用空気の制御を適正化してNOxやCOなどの有害
物質の発生を抑制することができる。つまり、燃焼溶融
炉4と酸素分析計35のサンプリング点までに設けられ
た空気加熱器20、廃熱ボイラ21、減温装置22、集
じん装置23などの装置から漏れ込む空気量の変動によ
る酸素濃度計測の外乱を補償し、有害物質の発生を抑制
することができる。
【0029】上述した実施形態による燃焼制御の効果
を、図3に示した実測例により説明する。同図の横軸は
時間を示し、縦軸の左側下部は酸素濃度(%)、左側上
部は酸素濃度の目標値S(%)、右側はNOx濃度
(ppm)を表わしている。図示のように、空気加熱器
20の出口におけるO濃度の計測値S’と、酸素分析
計35で計測した集じん装置23の出口におけるO
度の計測値Sと、NOx分析計36で計測したNOx濃
度の計測値Nと、酸素濃度の目標値Sの変化を実測し
た。なお、NOxの設定範囲の上限値をNに、下限値
をNに設定した。図から判るように、例えば、時間1
7:00の前にNOx濃度の計測値NがNを超えると酸素
濃度の目標値Sが一定量減少され、時間18:00過ぎに
計測値NがN を下回ると目標値Sが一定量増加され
ている。特に、図中〇で囲った部分における酸素濃度の
目標値Sの変更によって、空気加熱器20の出口にお
けるO 濃度の計測値S’が矢印で示した部分におい
て、所定の値(例えば、5%)を中心にした一定の範囲
に抑えるように調整されている。
【0030】上述した実施形態においては、サンプリン
グ周期ごとに計測値Nと上下限値N 、Nと比較し、
その比較結果に応じて酸素濃度の目標値Sを増減又は
保持するようにしたが、サンプリング周期よりも長く設
定された周期で比較して、酸素濃度の目標値Sを調整
するようにしてもよい。また、NOxの計測値Nと上下
限値N、Nとを連続的に比較して、酸素濃度の目標
値Sを調整するようにしてもよい。 (実施の形態2)図4は、本発明を廃棄物処理装置に適
用した他の実施形態の全体構成図を示している。図1の
実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付して説明
を省略する。本実施形態が図1の実施形態と異なる点
は、漏れ込み空気量を計測し、その計測値に応じて酸素
濃度の目標値又は目標範囲を制御するようにしたことに
ある。すなわち、酸素分析計35が接続された排ガスの
サンプリング点と燃焼溶融炉4との間に設けられた空気
加熱器20、廃熱ボイラ21、減温装置22及び集じん
装置23に、それぞれ圧力検出端51-1〜51-4を設
け、これらにより検出された圧力検出信号P〜P
漏れ込み空気量演算器52に入力している。漏れ込み空
気量演算器52は、入力される圧力検出信号P〜P
と、圧力検出信号P〜Pに対応付けて予め設定され
た抵抗係数とに基づいて、空気加熱器20、廃熱ボイラ
21、減温装置22及び集じん装置23から排ガス系に
漏れ込む漏れ込み空気量Gを演算により求める。この漏
れ込み空気量Gは、第2の制御装置53に入力されてい
る。第2の制御装置53には、図1の実施形態と同様
に、酸素分析計35から酸素濃度の計測値Sと、NOx
分析計36からNOx濃度の計測値Nと、温度センサ3
2により検出された第1燃焼域の燃焼ガス温度Tが、サ
ンプリング周期ごとに制御装置53に入力されている。
【0031】制御装置53は、図5に示すように構成さ
れている。NOx濃度の計測値Nはサンプリング周期ご
とに、制御装置53の減算器54、55に入力され、予
め定められた設定値の上限値Nと下限値Nとの差が
求められ、それぞれ関数発生器56、57に入力され
る。関数発生器56は、N−N>0のとき予め定めら
れた負の補正値を出力し、関数発生器57はN−N
0のとき予め定められた正の補正値を出力する。関数発
生器56、57から出力される補正値は加算器58で加
算される。加算器58から出力される補正値は、加算器
51において予め設定された酸素濃度の初期設定値S
に加算され、NOx濃度に応じた酸素濃度の補正が行わ
れる。
【0032】一方、漏れ込み空気量演算器52から出力
される漏れ込み空気量Gは減算器61に導かれ、ここに
おいて遅延メモリ62に格納されている1サンプリング
周期(τ秒)前の漏れ込み空気量G’との差ΔG、つま
り漏れ込み空気量の増減分が求められる。この漏れ込み
空気量の増減分ΔGは、比較器62、63にそれぞれ入
力され、予め設定された設定値−G、Gと大小が比
較される。ΔG<−G のときは比較器62から「1」
が出力され、ΔG>Gのときは比較器63から「1」
が出力される。一方、NOx濃度の計測値Nは比較器6
4、65にそれぞれ入力され、前述の上限値Nと下限
値Nと比較される。N>Nのときは比較器64から
「1」が出力され、N<Nのときは比較器65から
「1」が出力される。比較器62と比較器64の出力は
アンドゲート66で論理積が求められ、アンドゲート6
6からは、N>NかつΔG<−Gのときに「1」が
出力される。同様に、アンドゲート67からは、N<N
かつΔG>Gのときに「1」が出力される。これら
のアンドゲート66、67の出力は、オアゲート68に
よって論理和が求められる。つまり、N>NかつΔG
<−G、又はN<N かつΔG>Gが成立すると、
オアゲート68から「1」が出力され、判定器69はフ
ラグを立てるとともに、酸素濃度の設定値を加算器59
の出力である補正された設定理S’に書き替えて、減
算器37に出力する。なお、判定器69は、オアゲート
68から「1」が出力されないときはフラグを立てず、
前制御周期の酸素濃度の設定値S’を保持する。減算
器37では、酸素濃度の検出値Sと設定理S’との差
を求め、その差はPIDなどからなる制御器38に入力
され、その差を低減するように空気量の指令値Fが加算
器39を介して出力される。
【0033】一方、燃焼ガス温度Tに基づく空気量制御
は図1の実施形態と同じであり、減算器42により燃焼
ガス温度Tの基準値Tとの差ΔTが求められ、その差
ΔTがPI又はPなどからなる制御器43に入力され、
空気量の補正値fが加算器39に入力され、空気量の指
令値Fが補正される。
【0034】このように構成されることから、本実施形
態によれば、NOx濃度の計測値Nが上限値又は下限値
の範囲を越えても、漏れ込み空気量の計測値Gの変動が
設定範囲(―G,G)を越えて変動していない場合
は、NOx濃度の変動の要因が燃焼ムラであるとして空
気量を補正制御しない。一方、NOx濃度が設定範囲を
下回る場合(N<N)であって、かつ漏れ込み空気量
が増加(ΔG>G)した場合は、酸素不足と判断して酸
素濃度の目標値又は目標範囲を所定量上げることによ
り、燃焼室へ供給する空気量を増加させる。一方、NO
x濃度が設定範囲を超える場合(N>N)であって、か
つ漏れ込み空気量が減少した場合(ΔG<−G)は、酸
素過多と判断して酸素濃度の目標値又は目標範囲を所定
量下げることにより、燃焼室へ供給する空気量を減少さ
せる。これによって、燃焼室と酸素濃度計測手段のサン
プリング点までの間の装置から漏れ込む空気量の変動に
よる酸素濃度計測の外乱を補償するとともに、NOx濃
度の変動による外乱をも補償して、有害物質の発生を抑
制することができる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、漏
れ込み空気量の変動による酸素濃度の計測の外乱を補償
して、有害物質の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の廃棄物処理装置の全体
構成図を示す。
【図2】本発明に係るNOx濃度により酸素濃度の目標
値を変更する動作原理を説明する図である。
【図3】本発明の実施の形態による燃焼制御の効果を実
測値により説明する線図である。
【図4】本発明の他の実施の形態の廃棄物処理装置の全
体構成図を示す。
【図5】図4の実施形態の制御装置の詳細構成図を示
す。
【図6】燃焼器出口の酸素濃度とNOx及びCOの濃度
の関係を示す線図である。
【符号の説明】
4 燃焼溶融炉 5 バーナ 10 第1の空気供給ノズル 11 第2の空気供給ノズル 23 集じん装置 30 流量制御弁 31 第1の制御装置 32 温度センサ 33 流量制御弁 34 第2の制御装置 35 酸素分析計 37 減算器 36 NOx分析計 39 加算器 40 比較器 41 酸素濃度設定器 42 減算器 43 制御器 51−1〜51−4 圧力検出端 52 漏れ込み空気量演算器 53 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塚田 俊美 東京都中央区築地5丁目6番4号 三井造 船株式会社内 Fターム(参考) 3K062 AA16 AA24 AB02 AB03 AC01 AC20 BA02 CA00 CA01 CB03 CB08 DA01 DA07 DA11 DA22 DA25 DB06 DB08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物などの焼却対象物を焼却する燃焼
    室から排出される排ガスの酸素濃度を前記燃焼室から離
    れた排ガス流路の下流側で計測し、計測された酸素濃度
    を予め定められた目標値又は目標範囲に保持制御するに
    あたって、前記排ガスのNOx濃度を計測し、計測され
    たNOx濃度が予め定められた設定範囲から外れたと
    き、前記酸素濃度の目標値又は目標範囲を増減補正する
    ことを特徴とする燃焼制御方法。
  2. 【請求項2】 前記酸素濃度の目標値又は目標範囲は、
    前記燃焼室と前記酸素濃度の計測位置との間で前記排ガ
    スに漏れ込む空気量を考慮して設定されてなることを特
    徴とする請求項1に記載の燃焼制御方法。
  3. 【請求項3】 廃棄物を熱分解する熱分解反応器と、該
    熱分解反応器から発生する熱分解ガスと熱分解残渣の一
    部とを燃焼するとともに不燃成分を溶融する燃焼溶融炉
    と、該燃焼溶融炉から排出される排ガスの熱を回収する
    熱回収装置と、前記排ガス中に含まれる灰などの浮遊固
    形物を捕集する集じん装置と、該集じん装置から排出さ
    れる排ガスを吸引して大気に排出する誘引送風機と、前
    記熱回収装置又は前記集じん装置から排出される排ガス
    の酸素濃度を計測する酸素濃度計測手段と、該酸素濃度
    計測手段により計測された排ガスの酸素濃度を予め定め
    られた目標値又は目標範囲に保持するように前記燃焼溶
    融炉の燃焼用空気量を制御する燃焼制御手段とを備えた
    廃棄物処理装置において、 前記排ガスのNOx濃度を計測するNOx濃度計測手段
    を設け、該計測手段により計測されたNOx濃度が予め
    定められた設定範囲から外れたとき、前記酸素濃度の目
    標値又は目標範囲を増減補正することを特徴とする廃棄
    物処理装置。
  4. 【請求項4】 廃棄物などの焼却対象物を焼却する燃焼
    室から排出される排ガスの酸素濃度を前記燃焼室から離
    れた排ガス流路の下流側で計測し、計測された酸素濃度
    を予め定められた目標値又は目標範囲に保持制御するに
    あたって、前記排ガスのNOx濃度を計測するととも
    に、前記燃焼室から前記酸素濃度の計測位置まで前記排
    ガス流路中に漏れ込む空気量を求め、計測されたNOx
    濃度が予め定められた設定範囲から外れ、かつ漏れ込み
    空気量の変動量が予め定められた設定範囲から外れたと
    き、前記酸素濃度の目標値又は目標範囲を増減補正する
    ことを特徴とする燃焼制御方法。
  5. 【請求項5】 前記漏れ込み空気量は、前記排ガス流路
    の各部の圧力を検出し、該検出圧力に基づいて演算によ
    り求めることを特徴とする請求項4に記載の燃焼制御方
    法。
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