JP2002220693A - 基板メッキ装置 - Google Patents

基板メッキ装置

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JP2002220693A
JP2002220693A JP2001018035A JP2001018035A JP2002220693A JP 2002220693 A JP2002220693 A JP 2002220693A JP 2001018035 A JP2001018035 A JP 2001018035A JP 2001018035 A JP2001018035 A JP 2001018035A JP 2002220693 A JP2002220693 A JP 2002220693A
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英明 松原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスク部材側に漏れ出たメッキ液による基板
の汚染を防止することができる基板メッキ装置を提供す
る。 【解決手段】 基板Wの処理面Wsのうち周辺部をマス
ク部材3でマスクし、基板Wの非処理面を押圧部材15
で押圧したまま、マスク部材3に配設された電極11を
介して通電することによりメッキ処理を施す基板メッキ
装置において、基板Wの非処理面側から周縁部を経て処
理面Ws側に向けて気体gを供給する。これにより漏れ
出たメッキ液が基板の周縁部を伝って非処理面側に向か
うのを阻止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶表示装置用のガラス基板など(以下、単に基板と称す
る)に対して電解メッキによるメッキ処理を施す基板メ
ッキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の基板メッキ装置として、
例えば、基板の処理面を下向きにし、処理面の周辺部を
マスク部材でマスクし、非処理面を押圧部材で押圧した
状態でメッキ液を貯留したチャンバに対して基板を下降
させ、マスク部材に配備された電極に通電することによ
り処理面にメッキを施すように構成されたものが挙げら
れる。
【0003】このような構成の基板メッキ装置では、基
板を押圧している押圧部材と、基板の処理面周辺をマス
クしているマスク部材とをチャンバに対して回転させな
がら、基板の処理面に対してメッキ処理を施すようにな
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する従来例の場合には、次のような問題が
ある。すなわち、マスク部材の内周側には、基板の処理
面に当接してメッキ液が処理面周辺部に浸入することを
防止する、基板の処理面側に突起したシール部分と、こ
のシール部分よりも外側で処理面に当接して通電するた
めの電極とがある。しかしながら、シール部分で漏れが
生じると、メッキ液がマスク部材の電極側に浸入して拡
がり、基板の周縁部を伝って非処理面側にまで回り込ん
で、基板を汚染するという問題がある。このような状態
になると、一般的にシール部分の形状が凹凸を含む複雑
な形状であることもあって、人手によらなければ漏れ拡
がったメッキ液を除去することができないという問題が
ある。
【0005】上記のようにマスク部材に漏れたメッキ液
を放置しておくと、マスク部分にメッキ液が溜まり、処
理するために順次に基板メッキ装置に搬送されてくる基
板の周縁部及び非処理面が次々と汚染されてしまうとい
った相互汚染を生じることになる。
【0006】なお、メッキ液がマスク部材側に漏れ出た
か否かが判らないので、メッキ処理を終えた基板につい
ては、念のために非処理面の周縁部を洗浄するエッジ洗
浄処理を行うのが一般的である。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、マスク部材側に漏れ出たメッキ液が基
板の非処理面側に回り込まないように積極的に流体を供
給することにより、マスク部材側に漏れ出たメッキ液に
よる基板の汚染を防止することができる基板メッキ装置
を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明のもう一つの目的は、流体が
排出されるカップ内における基準流体の導電率を監視す
ることにより、マスク部材側にメッキ液が漏れ出たこと
知ることが可能な基板メッキ装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、次のような構成をとる。すなわ
ち、請求項1に記載の基板メッキ装置は、基板の処理面
のうち周辺部をマスク部材でマスクし、基板の非処理面
を押圧部材で押圧したまま、前記マスク部材に配設され
た電極を介して基板の処理面に通電することによりメッ
キ処理を施す基板メッキ装置において、基板の非処理面
側から周縁部を経て処理面側に向けて流体を供給するよ
うにしたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2に記載の基板メッキ装置
は、請求項1に記載の基板メッキ装置において、前記マ
スク部材に第1流路を形成し、かつ、前記押圧部材に第
2流路を形成するとともに、前記第1流路と前記第2流
路とを、前記マスク部材と基板の周縁部との隙間を介し
て連通接続したことを特徴とするものである。
【0011】また、請求項3に記載の基板メッキ装置
は、請求項1または2に記載の基板メッキ装置におい
て、基板の処理中に、前記流体として気体を供給するこ
とを特徴とするものである。
【0012】また、請求項4に記載の基板メッキ装置
は、請求項1または2に記載の基板メッキ装置におい
て、基板の処理中に、前記流体として液体を供給した
後、前記流体として気体を供給することを特徴とするも
のである。
【0013】また、請求項5に記載の基板メッキ装置
は、請求項2ないし4のいずれかに記載の基板メッキ装
置において、前記第2流路は、押圧部材の回転軸に形成
された縦流路と、押圧部材の円板状を呈する当接部材の
中央部から周縁部に向けて平面視放射状に複数本形成さ
れ、前記縦流路に連通した横流路とを備えていることを
特徴とするものである。
【0014】また、請求項6に記載の基板メッキ装置
は、請求項2ないし5のいずれかに記載の基板メッキ装
置において、前記第1流路は、電極付近と外部とを連通
するように形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0015】また、請求項7に記載の基板メッキ装置
は、請求項2ないし6のいずれかに記載の基板メッキ装
置において、前記第1流路から排出された流体にメッキ
液が混入したことを検知する検知手段を備えていること
を特徴とするものである。
【0016】また、請求項8に記載の基板メッキ装置
は、請求項7に記載の基板メッキ装置において、前記検
知手段は、基準流体を貯留し、前記第1流路から排出さ
れた流体を受ける平面視環状のカップと、このカップ内
の一部位において基準流体の導電率またはpHを測定す
る測定手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0017】また、請求項9に記載の基板メッキ装置
は、請求項8に記載の基板メッキ装置において、前記カ
ップ内の基準流体に対して、前記測定手段に向かう流れ
を付与する流動付与手段を備えていることを特徴とする
ものである。
【0018】また、請求項10に記載の基板メッキ装置
は、基板の処理面のうち周辺部をマスク部材でマスク
し、基板の非処理面を押圧部材で押圧したまま、前記マ
スク部材に配設された電極を介して基板の処理面に通電
することによりメッキ処理を施す基板メッキ装置におい
て、前記マスク部材に第1流路を形成し、かつ、前記押
圧部材に第2流路を形成するとともに、前記第1流路と
前記第2流路とを、前記マスク部材と基板の周縁部との
隙間を介して連通接続し、かつ、基板の非処理面側から
周縁部を経て処理面側に向けて流体を供給し、前記第1
流路から排出された流体にメッキ液が混入したことを検
知する検知手段を備え、前記検出手段がメッキ液の混入
を検知した場合に警報を発することを特徴とするもので
ある。
【0019】また、請求項11に記載の基板メッキ装置
は、請求項10に記載の基板メッキ装置において、前記
検知手段は、基準流体を貯留し、前記第1流路から排出
された流体を受ける平面視環状のカップと、このカップ
内の一部位において基準流体の導電率またはpHを測定
する測定手段とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0020】また、請求項12に記載の基板メッキ装置
は、請求項11に記載の基板メッキ装置において、前記
カップ内の基準流体に対して、前記測定手段に向かう流
れを付与する流動付与手段を備えていることを特徴とす
るものである。
【0021】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、マスク部材か
ら基板の周縁部側にメッキ液が漏れ出たとしても、基板
の非処理面側から周縁部を経て処理面側に向けて流体が
供給されているので、漏れ出たメッキ液は基板の周縁部
を伝って非処理面側に向かうことがない。
【0022】また、請求項2に記載の発明によれば、マ
スク部材に形成された第1流路と、押圧部材に形成され
た第2流路とを、マスク部材と基板の周縁部との隙間を
介して連通接続することにより、基板の非処理面側から
周縁部を経て処理面側に流体を流通させることが可能と
なる。
【0023】また、請求項3に記載の発明によれば、気
体を供給することで、漏れ出たメッキ液は基板の周縁部
を経て非処理面側に伝うことがない。
【0024】また、請求項4に記載の発明によれば、液
体を供給することでメッキ液の回り込みを阻止し、これ
によって濡れた部分を、その後の気体供給によって乾燥
させる。
【0025】また、請求項5に記載の発明によれば、押
圧部材の回転軸に縦流路を形成し、押圧部材の円板状の
部分に横流路を形成し、これらを連通接続させること
で、処理中には回転されている押圧部材を介して基板の
周縁部にまで流体を供給することができる。
【0026】また、請求項6に記載の発明によれば、マ
スク部材の第1流路を、電極付近と外部とを連通するよ
うに形成すると、漏れ出たメッキ液を流体に乗せて外部
に排出できる。
【0027】また、請求項7に記載の発明によれば、検
知手段によりメッキ液がマスク部材から漏れたことを知
ることができる。
【0028】また、請求項8に記載の発明によれば、カ
ップの基準流体に、漏れ出たメッキ液が流体とともに混
入すると導電率またはpHが変位するので、これを測定
手段で測定することでメッキ液の漏れを検知できる。
【0029】また、請求項9に記載の発明によれば、測
定手段から離れた位置にメッキ液が混入した流体が入っ
た場合でも、流動付与手段の流れにより測定手段の位置
にまで素早く流される。
【0030】また、請求項10に記載の発明によれば、
マスク部材と基板の周縁部との隙間を、基板の非処理面
側から処理面側に向かって流体が流通するので、漏れ出
たメッキ液が基板の非処理面側に回り込まない。さら
に、メッキ液が漏れ出た場合には、検知手段により検知
して警報を発する。
【0031】また、請求項11に記載の発明によれば、
上述した請求項8と同等の作用を生じる。
【0032】また、請求項12に記載の発明によれば、
上述した請求項9と同等の作用を生じる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。 <第1実施例>図1は、本実施例に係る基板メッキ装置
の概略構成を示す縦断面図であり、図2は、マスク部材
及び押圧部材の一部拡大図である。
【0034】基板Wは、図示しないシード層が形成され
た処理面Wsを下方に向けてスピンベース1によって水
平姿勢となるように保持されている。このスピンベース
1は、平面視環状を呈するマスク部材3と、このマスク
部材3の上部に連結された3本(図示の関係上2本だけ
を示す)の支柱5と、これら3本の支柱5が連結された
中空の回転軸7とを備えている。
【0035】回転軸7は、図1に示すような高さの待機
位置と、この待機位置よりも下方に位置する処理位置と
にわたって図示しない昇降機構により昇降駆動される。
また、図示しない回転駆動機構によって鉛直軸回りに回
転駆動される。
【0036】マスク部材3は、内周側上部に、下向きに
傾斜した当接面3aと、内周面に開口したスリット状の
電極取り付け穴3bと、この電極取り付け穴3bよりも
内周側の位置で中心に向かって突出した内周凸部3c
と、この内周凸部3cの上面に形成された凹部3dと、
この凹部3dとマスク部材3の外周面とに連通した複数
本の第1流路3eとを備えている。また、電極取り付け
穴3bの中心部側(開口側)は、外周側よりも開口面積
が大きく形成されている。
【0037】マスク部材3の電極取り付け穴3bには、
処理面Ws側に形成されているシード層に当接して負電
圧を印加するためのカソード電極11が取り付けられて
いる。このカソード電極11は、シード層に確実に当接
するように、内周側が僅かに上方に向けて傾斜するよう
に成形されているとともに、内周側が櫛形に形成されて
いる。なお、上述したように電極取り付け穴3bの内周
側は奥側よりも開口面積が大きくされているので、カソ
ード電極11を取り付けると内周側が上方に傾斜し、基
板Wのシード層に確実に当接するようになっている。
【0038】マスク部材3の凹部3dには弾性を有する
シール部材13が装着されている。このシール部材13
は、メッキ液が基板Wの周縁部に達することを防止する
ものであり、基板Wの処理面Wsのうち周辺部のみに当
接するように平面視環状に形成されている。
【0039】スピンベース1の内部には、基板Wの非処
理面にあたる裏面周辺部を押圧する押圧部材15が配備
されている。この押圧部材15は、回転軸7に沿って昇
降可能および回転自在に構成されており、スピンベース
1内に搬入された基板Wをマスク部材3に対して押圧し
て基板Wを挟持する。
【0040】押圧部材15は、円板状の当接部材17
と、この回転中心部に立設された回転軸19とを備えて
いる。回転軸19には、縦流路19aが形成されてい
る。また、当接部材17は、その外周面上部が外方に突
出した鍔部17aを備えるとともに、この鍔部17aの
外周面は下方に向けられて当接面17bが形成されてい
る。当接部材17の下面周辺部には、下方に突出した環
状の押圧部17cが形成されている。また、当接部材1
7には、押圧部17cの外周面に開口し、回転軸19の
直下まで連通した複数本の横流路17dが放射状に形成
されている。これらの複数本の横流路17dは、縦流路
19aに連通接続されている。
【0041】なお、上記の横流路17dと縦流路19a
が本発明における第2流路に相当するものである。
【0042】押圧部材15は、図示しない回転機構によ
って、上述したスピンベース1と同様に鉛直軸回りに回
転可能に構成されているとともに、図示しない昇降機構
によってスピンベース1に対して昇降するようになって
いる。
【0043】押圧部材15の縦流路19には、開閉弁2
1と、三方弁23と、開閉弁25,27とを介して気体
供給源29と液体供給源31とが連通接続されている。
気体供給源29は、例えば、窒素やドライエアーを供給
するものであり、液体供給源31は、例えば、純水を供
給するものである。これらの供給・遮断は、図示しない
制御部によって制御される。
【0044】スピンベース1の下方には、基板Wの直径
よりもやや小径のメッキ槽33が備えられ、このメッキ
槽33を囲うように回収槽35が配備されている。メッ
キ槽33の底面には開口部33aが形成されており、そ
の周囲には正電圧を印加するためのアノード電極37が
配設されている。このアノード電極37は、例えば、外
観形状が環状になっている。回収槽35からメッキ槽3
3の開口部33aには配管39が連通接続されており、
配管39に取り付けられたポンプ41によって回収槽3
5のメッキ液Lがメッキ槽33の上方に向けて供給され
るようになっている。
【0045】回収槽35のさらに外側には、メッキ槽3
3と回収槽35よりも周縁部が高い排液槽43が配備さ
れている。この排液槽43は、排気によって液体を排出
する排液ラインに接続されている。
【0046】次に、図3を参照しながら、上述したよう
に構成された基板メッキ装置について動作説明を行う。
なお、この図3は、メッキ処理中の状態を説明するため
の図である。
【0047】まず、図2に示す待機位置にスピンベース
1が位置している状態で、図示しない基板搬送機構がス
ピンベース1内に基板Wを搬入する。このとき、基板W
は、その処理面Wsが下向きの姿勢である。スピンベー
ス1内に基板Wが搬入されると、基板Wをマスク部材3
に向けて下降させ、基板Wをカソード電極11及びシー
ル部材13の上に載置する。
【0048】次に、押圧部材15を基板Wの非処理面に
向けて下降させ、当接部材17の押圧部17cが基板W
の非処理面に当接するまで下降させるとともに、一定圧
力で基板Wを押圧するように付勢する。
【0049】さらに、開閉弁21,25を開放して気体
供給源29から気体(例えば、窒素)の供給を開始す
る。このようにして供給された気体gは、図3中に点線
矢印で示すように、当接部材17の横流路17dを通
り、基板Wの非処理面を伝って周縁部に達する。基板W
の周縁部は、当接部材17の鍔部17aに形成された当
接面17bと、マスク部材3の当接面3aとが当接して
密着して形成された気密室45内に位置しているが、基
板Wの周縁部とマスク部材3の内周面とは僅かな隙間が
あるので、この隙間と、電極11と、凹部3dとを経
て、マスク部材3の第1流路3eを通って排液槽43に
排出される。
【0050】そして、スピンベース1を回転させつつ基
板Wごと処理位置にまで下降させるとともに、ポンプ4
1を作動させてメッキ槽33のメッキ液Lを循環させ
る。さらに、カソード電極11とアノード電極37とに
所定時間通電してメッキ処理を行う。このときメッキ液
Lは、メッキ槽33から溢れて回収槽35に回収され
る。
【0051】本実施例のように構成された基板メッキ装
置では、上記のようなメッキ処理中にメッキ液Lが処理
面Wsを伝ってシール部材13より基板Wの周縁側に浸
入しようとしても、図3中に点線矢印で示す気体gの流
れによるセルフクリーニングにより、メッキ液Lが第1
流路3eから排出される。したがって、メッキ液Lが基
板Wの周縁部を伝って非処理面側にまで浸入することが
阻止され、マスク部材13から漏れ出たメッキ液Lが基
板Wの周縁部及び非処理面を汚染することを防止でき
る。その結果、順次に搬入される基板W間で起きる相互
汚染を防止できる。
【0052】上記のようにして気体gに乗せられて排出
されたメッキ液Lは、ミストとなって排液槽43に排出
される。
【0053】また、上記の説明では、気体gだけを使っ
て汚染防止を図ったが、開閉弁21,27を開放して液
体供給源31より液体を供給した後、開閉弁27を閉止
するとともに開閉弁25を開放して気体gを流通させる
ようにしてもよい。これにより液体によりメッキ液の回
り込みを阻止し、これによって濡れた部分を、その後の
気体供給により乾燥させることが可能であり、上述した
効果と同等の効果を得ることができる。
【0054】なお、上記のように構成した基板メッキ装
置を図4に示すように構成してもよい。
【0055】すなわち、上述した押圧部材15のように
当接部材17内にトンネル状の横流路17dを形成する
のに代えて、当接部材17Aの下面を横流路17Adと
して利用する。そして、当接部材17の下面周辺に形成
してあるリング状の押圧部17cに代えて、櫛状に一部
開口した押圧部流路17Aeを形成して、これを押圧部
17Acとする。また、マスク部材3Aの下面に開口し
て外部に連通した第1流路3Aeを形成する。
【0056】このように構成することにより、基板Wの
非処理面に対する押圧部材15の接触面積を少なくする
ことができ、押圧部材15の汚れなどによる非処理面の
汚染が防止できる。また、横流路17Adは、トンネル
状に横流路17dを形成するのに比較して製作が容易で
あるので、当接部材17Aを簡単に製造することが可能
となる。また、排液槽43を省略して回収槽35で兼用
することができるので、装置の小型化を図ることができ
る。
【0057】<第2実施例>図5及び図6を参照して本
実施例装置について説明する。なお、図5は本実施例に
係る基板メッキ装置の概略構成を示した縦断面図であ
り、図6は排液槽を示す平面図である。また、本実施例
装置において上述した第1実施例と同じ構成については
同符号を付すことで詳細な説明については省略する。
【0058】本実施例装置は、上述した第1実施例の排
液槽43に代えて平面視環状の排液槽51を備えてい
る。本発明のカップに相当する排液槽51は、その底面
の一部位に一個の排液口53が形成されているととも
に、中心を挟んでその反対側に、基準流体に相当する純
水を排液槽51に供給するための注水口55が形成され
ている。排液口53には、1個の導電率測定器57が、
測定部57aをその中に挿入された状態で排液槽51に
取り付けられている。
【0059】導電率測定器57の出力は、導電率測定部
59に与えられている。この導電率測定部59では、導
電率測定器57の出力に基づき純水の導電率が求めら
れ、変位量や基準値との比較等に基づき警報部61に警
報出力の指示を与える。この警報部61は、警報やラン
プを作動させてオペレータにメッキ液漏れを報知するた
めのものである。
【0060】なお、上述した排液槽51と、導電率測定
器57と、導電率測定部59とが本発明における検知手
段に相当する。また、導電率測定器57が導電率の測定
手段に相当する。
【0061】注水口55には、純水を排液槽51内に供
給して流れを生じさせる注水ノズル63が立設されてい
る。この注水ノズル63は、吐出口63aが二箇所に対
向して形成されており、それぞれが排水槽51の側壁に
沿うように取り付けられている。また、注水ノズル63
には、開閉弁65を介して純水供給源67が連通接続さ
れている。図示省略しているが、注水ノズル63からの
純水の供給量は、純水を排液槽51内に満たすための
「大流量」や、流れを付与するための「小流量」の少な
くとも二段階に調節可能となっている。
【0062】注水ノズル63から純水を排液槽51内に
供給することにより、図6に示すように純水に対して排
水口53に向かう流れを付与することができる。したが
って、注水ノズル63が本発明における流動付与手段に
相当する。
【0063】次に、このように構成された装置における
動作について説明する。なお、既に注水ノズル63から
純水が供給されて、排液槽51内には所要レベルの純水
が貯留された状態にあり、貯留されている純水に対して
排水口53に向かう流れが与えられているものとする。
【0064】まず、導電率測定部59が導電率を測定
し、これと基準導電率とを比較する。その結果、基準導
電率以下であることを確認した場合には、次の処理に進
む。この時点で基準導電率を上回った場合でも、警報部
61に対して警報を出力するように指示を与えるととも
に、注水ノズル63から純水を大流量で供給し、導電率
が基準導電率以下になるまで測定を繰り返す。
【0065】基準導電率以下であった場合には、注水ノ
ズル63の流量を小流量にした後、基板Wをスピンベー
ス1に搬入してメッキ処理を開始する。この間も導電率
の測定が繰り返し行われる。
【0066】シール部材13に漏れがない場合には、導
電率がほぼ一定であるので、警報が発せられることなく
メッキ処理が終了する。しかしながら、シール部材13
からメッキ液が漏れた場合には、第1流路3eから気体
あるいは液体とともにメッキ液が排液槽51に排出され
る。すると、導電率が急激に大きくなるので、導電率測
定部59がこれを検知し、警報部61に対して警報を発
するように指示を与える。その結果、警報を知ったオペ
レータが装置を停止させるか、図示しない制御部が処理
を自動的に停止させることにより、継続的に基板が汚染
されることが防止できる。
【0067】その後、シール部材13の確認を行い、必
要ならばその交換を行った後、一旦、排液槽51内の純
水を排出する。そして、新たに純水を供給する等の処理
を行い、導電率が基準導電率以下であることを確認して
から次なる基板に対する処理を再開する。
【0068】このようにメッキ液がマスク部材13から
漏れたことを知ることができるので、処理を停止すれば
汚染が継続することを防止できる。また、メンテナンス
の要否を確実に知ることが可能となる。また、排水槽5
1の純水の導電率を測定することでメッキ液の漏れを容
易に検知することができる。
【0069】さらに、導電率測定器57から離れた位置
にメッキ液が混入した流体が入った場合でも、注水ノズ
ル63の流れにより導電率測定器57の位置にまで素早
く流されるので、回転しているマスク部材13から排液
槽51内のどの位置に流体が入った場合であっても導電
率の変動を検知することが遅れないようにすることがで
きる。
【0070】また、図7に示すように、排水槽57に複
数個の導電率測定器57を配設して、上記のような注水
ノズル63を省略するとともに、単に排液槽57に純水
を供給するためだけの給水口を別途配備すればよい。こ
のように構成しても、排液槽51内のどの位置に流体が
入った場合でも導電率検知に遅れが生じないようにする
ことができる。
【0071】なお、本実施例では、排液槽51に貯留す
る基準流体として純水を挙げたが、その他に利用可能な
液体であればこれを代えてもよい。
【0072】また、メッキ液漏れの検知に導電率を用い
ているが、例えば、pH測定器とpH測定部等を用いて
漏れを検知するようにしてもよい。
【0073】また、本実施例では、弾性を有するシール
部材13がマスク部材3に取り付けられている構成を例
に挙げて説明したが、このような弾性を有するシール部
材13に代えて硬質部材を備えた構成のものであっても
本発明を適用できる。
【0074】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に記載の発明によれば、基板の非処理面側から周縁部
を経て処理面側に向けて流体が供給されているので、漏
れ出たメッキ液は基板の周縁部を伝って非処理面側に向
かうことがない。したがって、マスク部材から漏れ出た
メッキ液が基板を汚染することを防止できる。その結
果、相互汚染が防止できる。
【0075】また、請求項2に記載の発明によれば、第
1流路と第2流路とを、マスク部材と基板の周縁部との
隙間を介して連通接続することにより、基板の非処理面
側から周縁部を経て処理面側に流体を流通させることが
可能となるので、漏れ出たメッキ液が基板の周縁部を伝
って非処理面側に向かうことを阻止できる。
【0076】また、請求項3に記載の発明によれば、気
体を供給することで、漏れ出たメッキ液が基板の周縁部
を経て非処理面側に伝うことを阻止できる。
【0077】また、請求項4に記載の発明によれば、液
体を供給することでメッキ液の回り込みを阻止し、これ
によって濡れた部分を、その後の気体供給により乾燥さ
せることが可能である。
【0078】また、請求項5に記載の発明によれば、縦
流路と横流路を連通接続させることにより、処理中に回
転されている押圧部材を介して基板の周縁部にまで流体
を供給することが可能である。
【0079】また、請求項6に記載の発明によれば、漏
れ出たメッキ液を第1流路から流体に乗せて外部に排出
できる。
【0080】また、請求項7に記載の発明によれば、検
知手段によりメッキ液がマスク部材から漏れたことを知
ることができるので、処理を停止すれば汚染が継続する
ことを防止できる。また、メンテナンスの要否を確実に
知ることが可能となる。
【0081】また、請求項8に記載の発明によれば、カ
ップの基準流体の導電率またはpHを測定することでメ
ッキ液の漏れを容易に検知することができる。
【0082】また、請求項9に記載の発明によれば、測
定手段から離れた位置にメッキ液が混入した流体が入っ
た場合でも、流動付与手段の流れにより測定手段の位置
にまで素早く流されるので、回転しているマスク部材か
らカップ内のどの位置に流体が入った場合であっても導
電率またはpHの変位検知が遅れることを防止できる。
【0083】また、請求項10に記載の発明によれば、
マスク部材と基板の周縁部との隙間に流体を流通させる
ので、漏れ出たメッキ液が基板の非処理面側に回り込む
のを防止でき、メッキ液が漏れ出た場合には警報を発す
るので、容易にメッキ液漏れを知ることができる。
【0084】また、請求項11に記載の発明によれば、
上記の請求項8と同等の効果を奏する。
【0085】また、請求項12に記載の発明によれば、
上記の請求項9と同等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る基板メッキ装置の概略構成を
示した縦断面図である。
【図2】マスク部材及び押圧部材の一部拡大図である。
【図3】メッキ処理中の状態を説明するための図であ
る。
【図4】第1実施例の変形例を示す縦断面図である。
【図5】第2実施例に係る基板メッキ装置の概略構成を
示した縦断面図である。
【図6】カップの平面図である。
【図7】変形例を示す図である。
【符号の説明】
W … 基板 3 … マスク部材 3e … 第1流路 11 … カソード電極 13 … シール部材 15 … 押圧部材 17 … 当接部材 17c … 押圧部 17d … 横流路(第1流路) 19 … 回転軸 19a … 縦流路(第1流路) 33 … メッキ槽 35 … 回収槽 51 … 排液槽(カップ) 57 … 導電率測定器 63 … 注水ノズル(流動付与手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 英明 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 4K024 BA15 BB11 BB12 CA03 CA06 CB12 CB15 CB19 CB24 FA00 GA16 4M104 DD52 HH20

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の処理面のうち周辺部をマスク部材
    でマスクし、基板の非処理面を押圧部材で押圧したま
    ま、前記マスク部材に配設された電極を介して基板の処
    理面に通電することによりメッキ処理を施す基板メッキ
    装置において、 基板の非処理面側から周縁部を経て処理面側に向けて流
    体を供給するようにしたことを特徴とする基板メッキ装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板メッキ装置におい
    て、 前記マスク部材に第1流路を形成し、かつ、前記押圧部
    材に第2流路を形成するとともに、前記第1流路と前記
    第2流路とを、前記マスク部材と基板の周縁部との隙間
    を介して連通接続したことを特徴とする基板メッキ装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の基板メッキ装
    置において、 基板の処理中に、前記流体として気体を供給することを
    特徴とする基板メッキ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の基板メッキ装
    置において、 基板の処理中に、前記流体として液体を供給した後、前
    記流体として気体を供給することを特徴とする基板メッ
    キ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし4のいずれかに記載の基
    板メッキ装置において、 前記第2流路は、押圧部材の回転軸に形成された縦流路
    と、押圧部材の円板状を呈する当接部材の中央部から周
    縁部に向けて平面視放射状に複数本形成され、前記縦流
    路に連通した横流路とを備えていることを特徴とする基
    板メッキ装置。
  6. 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の基
    板メッキ装置において、 前記第1流路は、電極付近と外部とを連通するように形
    成されていることを特徴とする基板メッキ装置。
  7. 【請求項7】 請求項2ないし6のいずれかに記載の基
    板メッキ装置において、 前記第1流路から排出された流体にメッキ液が混入した
    ことを検知する検知手段を備えていることを特徴とする
    基板メッキ装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の基板メッキ装置におい
    て、 前記検知手段は、基準流体を貯留し、前記第1流路から
    排出された流体を受ける平面視環状のカップと、このカ
    ップ内の一部位において基準流体の導電率またはpHを
    測定する測定手段とを備えていることを特徴とする基板
    メッキ装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の基板メッキ装置におい
    て、 前記カップ内の基準流体に対して、前記測定手段に向か
    う流れを付与する流動付与手段を備えていることを特徴
    とする基板メッキ装置。
  10. 【請求項10】 基板の処理面のうち周辺部をマスク部
    材でマスクし、基板の非処理面を押圧部材で押圧したま
    ま、前記マスク部材に配設された電極を介して基板の処
    理面に通電することによりメッキ処理を施す基板メッキ
    装置において、 前記マスク部材に第1流路を形成し、かつ、前記押圧部
    材に第2流路を形成するとともに、前記第1流路と前記
    第2流路とを、前記マスク部材と基板の周縁部との隙間
    を介して連通接続し、かつ、基板の非処理面側から周縁
    部を経て処理面側に向けて流体を供給し、 前記第1流路から排出された流体にメッキ液が混入した
    ことを検知する検知手段を備え、 前記検出手段がメッキ液の混入を検知した場合に警報を
    発することを特徴とする基板メッキ装置。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の基板メッキ装置に
    おいて、 前記検知手段は、基準流体を貯留し、前記第1流路から
    排出された流体を受ける平面視環状のカップと、このカ
    ップ内の一部位において基準流体の導電率またはpHを
    測定する測定手段とを備えていることを特徴とする基板
    メッキ装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の基板メッキ装置に
    おいて、 前記カップ内の基準流体に対して、前記測定手段に向か
    う流れを付与する流動付与手段を備えていることを特徴
    とする基板メッキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108344897A (zh) * 2017-01-24 2018-07-31 株式会社荏原制作所 镀覆装置、基板架以及电阻测定模块
JP2018145489A (ja) * 2017-03-07 2018-09-20 株式会社荏原製作所 めっき装置およびめっき方法

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CN108344897A (zh) * 2017-01-24 2018-07-31 株式会社荏原制作所 镀覆装置、基板架以及电阻测定模块
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