JPH06101774A - ダイヤフラムバルブ - Google Patents

ダイヤフラムバルブ

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JPH06101774A
JPH06101774A JP25024892A JP25024892A JPH06101774A JP H06101774 A JPH06101774 A JP H06101774A JP 25024892 A JP25024892 A JP 25024892A JP 25024892 A JP25024892 A JP 25024892A JP H06101774 A JPH06101774 A JP H06101774A
Authority
JP
Japan
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valve
diaphragm valve
fluid
diaphragm
space
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP25024892A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Maeda
昭彦 前田
Hiroaki Sonoda
浩明 園田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyushu Fujitsu Electronics Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Kyushu Fujitsu Electronics Ltd
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Publication of JPH06101774A publication Critical patent/JPH06101774A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,ダイヤフラムバルブに付加する機
能に関し,ダイヤフラムパルブの弁膜の破損による流体
の漏出を検知する手段を得ることを目的とする。 【構成】 ダイヤフラムバルブ1の弁膜2とコンプレッ
サ3の間の空間4に漏水センサ5の二個の電極6を設け
て,弁膜2の破損により, ダイヤフラムバルブ1の流体
7の流路8より空間4に漏出した流体7を,二個の該電
極6の導通により検知する機能を具備するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイヤフラムバルブに付
加する機能に関する。半導体製造産業で必要とされる超
純水製造設備において,ダイヤフラムバルブはその構造
上,超純水と触れる部分にねじや摺動部分がなく,材質
的にも耐薬品性の高純度プラスチック等が用いられてい
るので,純粋や超純水等の流体の開閉制御には必要不可
欠なバルブとなっている。
【0002】
【従来の技術】図4はダイヤフラムバルブの説明図であ
る。図において,1はダイヤフラムバルブ,2は弁膜,
3はコンプレッサ,4は空間,5は漏水センサ,8は流
路,9は基台,10は開閉ハンドルである。
【0003】従来,一般的に使用されているダイヤフラ
ムバルブ1の開閉構造は同心円状であり,従って,図4
に示す開閉構造の断面図は左右対象となっているため,
図4の左半分に外形図,右半分に断面図で示す。
【0004】例えば,図2の状態では,例えば,純水等
の流体7は送水管に連結されたダイヤフラムバルブ1の
左側から流路8を通って右側に送水されている。流体7
の送水を停止するときには,上方の開閉ハンドル10を回
して,コンプレッサ3によって弁膜2の全体を押圧する
と,コンプレッサ3の外面の形に弁膜2が下方に押し下
げられて,弁膜2の中心部先端が基台9に密着して,流
体7の流路8を閉じて,送水が停止する。
【0005】そこで,若し,ダイヤフラムバルブ1の弁
膜2が破損した場合には,純水等の流体7が弁膜2の破
損箇所より上方の空間4に浸水して,超純水等の流体7
中に,ダイヤフラムバルブ1の弁膜2上の稼働部分であ
るコンプレッサ3構成部品等に用いられているグリース
等の不純物が混入することになる。
【0006】その場合,半導体製造工程で超純水を使用
しているマスク基板やウエハ等の洗浄,リンスのリソグ
ラフィやエッチング工程に影響を与え,半導体デバイス
の品質低下や欠陥不良をもたらすこととなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように,従来の
ダイヤフラムバルブにおいては,弁膜の破損障害を検知
できる手段がない。そのため,弁膜が破損した状態でダ
イヤフラムバルブを引続き使用する事態が生じ,上記内
容の障害問題を引き起こし,超純水を製造工程に使用す
る半導体デバイスの品質低下を招く。
【0008】本発明は,以上の点を鑑み,弁膜が破損し
ても,超純水が汚染されて半導体デバイスの製造に支障
が起こらない手段を得ることを目的として提供される。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図において,1はダイヤフラムバルブ,2は
弁膜,3はコンプレッサ,4は空間,5は漏水センサ,
6は電極,7は流体,8は流路,9は基台,10は開閉ハ
ンドルである。
【0010】問題解決の手段として,本発明では,図1
に示すように,手動型ダイヤフラムバルブ1のコンプレ
ッサ3と弁膜2の間の空間4に漏水センサ5を挿入し,
弁膜2が破損した場合,流体8がその空間4に浸水し
て,漏水センサ5にてただちに漏水を検知する。
【0011】本発明のダイヤフラムバルブ1を採用する
ことにより,超純水中への不純物混入の問題を解決する
ことが可能となる。即ち,本発明の目的は,ダイヤフラ
ムバルブ1の弁膜2とコンプレッサ3の間の空間4に漏
水センサ5の二個の電極6を設けて,該弁膜2の破損に
より, 該ダイヤフラムバルブ1の流体7の流路8より該
空間4に漏出した該流体7を,二個の該電極6の導通に
より検知する機能を具備することにより達成される。
【0012】
【作用】本発明において,ダイヤフラムポンプ内の空間
に設置する漏水センサは,二つの電極間を導通させ,電
気的出力を発するものである。従って,前述したコンプ
レッサと弁膜との空間に漏洩した超純水等の流体が浸水
して,二つの電極を濡らした時点で導通し,漏水センサ
が作動する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の原理説明図,図2は超純水製
造設備におけるダイヤフラムバルブの配置図,図3は超
純水のランニング時間と全有機体炭素濃度である。
【0014】図において,1は1はダイヤフラムバル
ブ,2は弁膜,3はコンプレッサ,4は空間,5は漏水
センサ,6は電極,7は流体,8は流路,9は基台,10
は開閉ハンドル,11は制御部, 12は第1の自動弁,13は
第2の自動弁,14は第3の自動弁,15は純水装置, 16は
純水タンク,17は紫外線殺菌装置, 18はイオン交換装
置, 19は限外濾過装置, 20は切り換えバルブ, 21はユー
スポイントである。
【0015】図2により,本発明の漏水サンサ付きダイ
ヤフラムポンプの働きについて説明する。図2に示すよ
うに,純粋装置15より超純水製造設備内への入口の他,
同設備からユースポイント迄の送水管, 或いは循環用送
水管の要所に本発明のダイヤフラムバルブが用いられて
いる。
【0016】例えば,純水装置15から超純水製造設備へ
の入口のダイヤフラムバルブ1の弁膜2が破損した場合
について説明すると,図1のコンプレッサ3と弁膜2と
の空間4に漏洩した流体7,すなわち純水が侵入して,
二つの電極6を濡らした時点で導通し,漏水センサ5が
作動する。すると,漏水センサ5から出力した警報信号
を制御部11が受信し,受信後,ダイヤフラムバルブ1の
前後にある第1の自動弁12と第2の自動弁13に対して
「閉」の信号を,また,バイパスにある第3の自動弁14
に対して「開」の信号を出力する。
【0017】この制御部11の作動により,瞬時に第1の
自動弁12と第2の自動弁13が閉じられ,同時にバイパス
にある第3の自動弁14が開いて,純水は断水することな
く,その流路を切り換えて, 超純水製造設備の各装置を
通り, 超純水となってユースポイント21に送られる。
【0018】これにより,超純水中にグリース等の混入
がなくなり,マスク基板やウエハの汚染が防がれる。
【0019】
【発明の効果】従来,使用していたダイヤフラムバルブ
が長い間の上下動等により劣化して,破損した時点で,
超純水中のTOC(全有機体炭素)濃度が図3のように
上昇して,半導体プロセスに悪影響を与えていたが,本
発明のダイヤフラムバルブの採用により,超純水のラン
ニング時間中,ダイヤフラムバルブの破損によるTOC
濃度の上昇は見られなくなった。
【0020】このように,マスク基板やウエハの汚染が
防止でき,半導体デバイスの品質や信頼性の向上る寄与
するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 超純水製造設備におけるダイヤフラムバルブ
の配置図
【図3】 超純水のランニング時間とTOC濃度
【図4】 ダイヤフラムバルブの説明図
【符号の説明】
1 ダイヤフラムバルブ 2 弁膜 3 コンプレッサ 4 空間 5 漏水センサ 6 電極 7 流体 8 流路 9 基台 10 開閉ハンドル 11 制御部 12 第1の自動弁 13 第2の自動弁 14 第3の自動弁 15 純水装置 16 純水タンク 17 紫外線殺菌装置 18 イオン交換装置 19 限外濾過装置 20 切替バルブ 21 ユースポイント

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダイヤフラムバルブ(1) の弁膜(2) とコ
    ンプレッサ(3) の間の空間(4) に漏水センサ(5) の二個
    の電極(6) を設けて,該弁膜(2) の破損により, 該ダイ
    ヤフラムバルブ(1) の流体(7) の流路(8) より該空間
    (4) に漏出した該流体(7) を,二個の該電極(6) の導通
    により検知する機能を具備することを特徴とするダイヤ
    フラムバルブ。
JP25024892A 1992-09-18 1992-09-18 ダイヤフラムバルブ Withdrawn JPH06101774A (ja)

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JP25024892A JPH06101774A (ja) 1992-09-18 1992-09-18 ダイヤフラムバルブ

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Cited By (4)

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Effective date: 19991130