JP2002215469A - メモリのデータ管理装置およびメモリのデータ管理方法 - Google Patents

メモリのデータ管理装置およびメモリのデータ管理方法

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JP2002215469A JP2001013658A JP2001013658A JP2002215469A JP 2002215469 A JP2002215469 A JP 2002215469A JP 2001013658 A JP2001013658 A JP 2001013658A JP 2001013658 A JP2001013658 A JP 2001013658A JP 2002215469 A JP2002215469 A JP 2002215469A
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輝眞 西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メモリから読み込むデータの信頼性を高めるこ
とができるメモリのデータ管理装置およびメモリのデー
タ管理方法を提供する。 【解決手段】メモリ1と、外部機器に接続するためのイ
ンタフェース部3と、CPUよりなる制御部2とを備え
る。制御部2は、外部機器から送られてくるデータおよ
びデータの前後のフラグなどをメモリ1へ書き込む書き
込み手段4と、メモリ1に格納されたデータおよびデー
タの前後のフラグなどを読み込み可能な読み込み手段5
と、書き込み手段4および読み込み手段5などを制御す
る制御手段6とを備える。制御手段6は、データの前後
のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに
当該データを異常データと判定する判定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データの書き換え
が可能なメモリを備えたメモリのデータ管理装置および
メモリのデータ管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プログラマブルコントローラ
などの機器の動作状態を監視するための表示器が提供さ
れている。この種の表示器は、液晶表示装置のような表
示装置と、動作状態を監視する対象となる外部機器に接
続するためのインタフェース部と、インタフェース部で
授受したデータを格納するメモリと、メモリへのデータ
の書き込み機能およびメモリからのデータの読み込み機
能を有しメモリに格納されたデータを参照して表示装置
へ適宜の表示をさせるように動作するCPUよりなる制
御部とを備えている。ここにおいて、制御部とメモリと
からなるデータ管理装置は、メモリに格納されたデータ
の書き換えが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のデー
タ管理装置では、データの書き換え中に何らかの原因で
データの書き換えが中断された場合、そのデータは最後
まで書き換えが完了せずに信頼できないデータ(以下、
異常データと称す)となることがある。しかしながら、
上述の制御部では、メモリに格納されたデータの信頼性
を判定することができないので、上記異常データを参照
して動作する機会が発生した時に、誤動作し暴走してし
まうことがあった。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、メモリから読み込むデータの信頼性
を高めることができるメモリのデータ管理装置およびメ
モリのデータ管理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、データを格納するメモリと、外
部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それ
ぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み
手段と、前記メモリに格納されたデータおよび当該デー
タの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当
該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一
致しないときに当該データを異常データと判定する判定
手段とを備えることを特徴とするものであり、外部機器
から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに
付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段を
備えているので、前記メモリへの書込み処理が正常に行
われた場合には前記メモリにデータおよびデータの前後
それぞれに付加されたフラグが書き込まれ、また、前記
メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフ
ラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前
後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないとき
に当該データを異常データと判定する判定手段とを備え
ているので、前記外部機器から送るデータの前後に付加
するフラグを約束事として上記規定値に設定しておけ
ば、書込み処理が何らかの原因により中断して完了せず
に前記メモリに書き込まれたデータは前記判定手段によ
り異常データと判定されるから、異常データと判定され
たデータの読み込みを行わないようにすることで読み込
み手段により読み込むデータの信頼性を高めることがで
きる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記規定値には各フラグそれぞれについてデータが
有効であることを示す有効規定値とデータが無効である
ことを示す無効規定値とがあり、前記判定手段は、前記
読み込み手段により読み込まれた各フラグそれぞれが有
効規定値と一致するときに当該データを有効データと判
定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フラグそれぞ
れが無効規定値と一致するときに当該データを無効デー
タと判定する機能を有するので、前記メモリに格納され
たデータの前後のフラグの値を前記書き込み手段により
書き換えることによってデータを有効データとしたり無
効データとしたりすることができ、データ管理が容易に
なる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記外部機器から送られてくるデー
タとその前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が
付加されており、前記書込み手段は前記データおよび前
記データの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を
前記メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前
記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前
記メモリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当
該データを異常データと判定する機能を有するので、前
記外部機器から送るデータのバイト数の情報を上記初期
値以外に設定しておけば、前記読み込み手段により読み
込まれたバイト数の情報が上記初期値と一致するか否か
前記判定手段により判定され、上記初期値と一致すると
きには異常データと判定されるから、異常データと判定
されたデータの読み込みを行わないようにすることで読
み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めること
ができる。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記メモリとして全ビットが初期状
態においてあらかじめ1に設定されており1から0への
書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いるので、
上記規定値などを適宜設定することができるとともに停
電などによって上記データなどが失われるのを防止する
ことができる。
【0009】請求項5の発明は、請求項1記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込
み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前
に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込ん
で、前記判定手段によりそのフラグが規定値と一致する
か判断され一致しないときとにはデータが異常データで
あると判定して読み込み処理を終了させ、データの前に
付加されたフラグが規定値と一致するときにはデータの
後に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込
んで、前記判定手段によりそのフラグが規定値と一致す
るか判断され一致しないときにはデータが異常データで
あると判定して読み込み処理を終了させることを特徴と
し、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフラ
グを約束事として規定値に設定しておけば、前記メモリ
に格納されたデータを読み込む読み込み処理において、
前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグ
が前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段によ
り異常データであると判定された場合には読み込み処理
が終了し、且つ、前記メモリに格納されたデータの後に
付加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ
前記判定手段により異常データであると判定された場合
には読み込み処理が終了するから、異常データが前記読
み込み手段により読み込まれるのを防止でき、前記読み
込み手段により読み込むデータの信頼性の高いメモリの
データ管理装置を実現することができる。
【0010】請求項6の発明は、請求項2記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込
み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前
に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込ん
で、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致
するか判断され一致しないときとには読み込み処理を終
了させ、データの前に付加されたフラグが前記有効規定
値と一致するときには前記データの後に付加されたフラ
グを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段
によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一
致しないときには読み込み処理を終了させ、データの後
に付加されたフラグが有効規定値と一致するときには前
記読み込み手段によりデータを読み込ませることを特徴
とし、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフ
ラグを約束事として有効規定値に設定しておけば、前記
メモリからデータを読み込む読み込み処理において、前
記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグが
前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段により
異常データであると判定された場合には読み込み処理が
終了し、且つ、前記メモリに格納されたデータの後に付
加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ前
記判定手段により異常データであると判定された場合に
は読み込み処理が終了するから、異常データが前記読み
込み手段により読み込まれるのを防止でき有効データの
みを正常データとして読み込むようにすることができ、
前記読み込み手段により読み込むデータの信頼性の高い
メモリのデータ管理装置を実現することができる。
【0011】請求項7の発明は、請求項2記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されているデータの前後のフラ
グを前記書込み手段により書き換えることで前記メモリ
に格納されているデータの有効/無効を切り換えること
を特徴とし、前記メモリに格納されているデータを有効
データと無効データとで区別して管理することができ前
記メモリから読み込むデータの信頼性を高めることがで
きる。
【0012】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本実施形態のメモ
リのデータ管理装置は、図1に示すように、後述の外部
機器から送られてくるデータなどが格納されるメモリ1
と、メモリ1へのデータの書き込み機能およびメモリ1
からのデータの読み込み機能を有しメモリ1に格納され
たデータを参照して動作するCPUよりなる制御部2
と、制御部2を外部機器に接続するためのインタフェー
ス部3とを備えている。なお、制御部2の動作はCPU
に格納されたプログラムによって決定される。
【0013】上述の外部機器からデータ管理装置へは図
2に示すフォーマットのデータが送られてくる。すなわ
ち、外部機器からデータ管理装置へは、データの書き込
み開始を判定するフラグ1、データのバイト数の情報、
使用するデータ、データの書き込み終了を判定するフラ
グ2からなる信号が送られるようになっている。要する
に、外部機器から送られてくるデータの前後にはフラグ
(フラグ1、フラグ2)が付加されている。
【0014】一方、制御部2は、メモリ1へフラグ1、
バイト数、データ、フラグ2を書き込む書き込み手段4
と、メモリ1に格納されたフラグ1、バイト数、デー
タ、フラグ2を読み込み可能な読み込み手段5と、イン
タフェース3を介して外部機器に接続され書き込み手段
4および読み込み手段5などを制御する制御手段6とを
備えている。
【0015】制御手段6は、外部機器から送られてきた
フラグ1、バイト数、データ、フラグ2をメモリ1へ図
4(a)に示すよう1つのデータブロックとして格納す
るように書き込み手段4を制御する。メモリ1としては
フラッシュROMのようなデータの書き換えが可能な不
揮発性メモリを用いれば、データを適宜書き換える(設
定する)ことができるとともに停電などによってデータ
などが失われるのを防止することができる。
【0016】以下、メモリ1への書き込み処理について
図3を参照しながら説明する。
【0017】データの書き込み処理が開始されると、ま
ずメモリ1へのフラグ1の書き込みが行われ(S1)、
その後、データのバイト数の書き込みが行われ(S
2)、次に、データの書き込みが行われ(S3)、最後
にフラグ2の書き込みが行われる(S4)。
【0018】図4(a)に示す例では、メモリ1に4つ
のデータD1〜D4が各データD1〜D4ごとにフラグ
1、バイト数、フラグ2と合わせて格納されている。要
するに、図4(a)に示した例では、メモリ1に4つの
データブロックが格納されており、残りが空き領域とな
っている。ところで、上述の外部機器から送られてくる
データに付加されるフラグ1の値がA1に設定され、フ
ラグ2の値がA2に設定されているものとし、上述の4
つのデータブロックがメモリ1へ正常に書き込まれた状
態では、図4(a)中の各フラグ1の値は括弧内に示す
ようにA1となり、各フラグ2の値は括弧内に示すよう
にA2となっている。また、図4(a)に示すような状
態から、データD2およびデータD4が不要となってデ
ータD2,D4を無効なデータとしたい場合には、メモ
リ1上でデータD2,D4のフラグ1の値をB1(≠A
1)に書き換え、フラグ2の値をB2(≠A2)に書き
換えることで、有効なデータ(有効データ)D1,D3
と無効なデータ(無効データ)D2,D4とを区別して
管理するようになっている。図4(b)はこのような書
き換えを行った後のメモリ1の使用形態を示しており、
データD2,D4それぞれのフラグ1の値は括弧内に示
すようにB1となり、フラグ2の値は括弧内に示すよう
にB2となっている。ここにおいて、A1,A2はデー
タが有効であることを示す有効規定値として設定されて
おり、B1,B2はデータが無効であることを示す無効
規定値として設定されている。なお、説明の都合上、有
効規定値と無効規定値とを特に区別する必要がない場合
には単に規定値と呼ぶことにする。
【0019】ところで、制御手段6は、データの前後の
フラグ1およびフラグ2の少なくとも一方が規定値と一
致しないときに当該データを異常データと判定する判定
手段(図示せず)を備えており、読み込み手段5による
データの読み込み処理を制御するにあたって、判定手段
により異常データと判定されたデータに関しての読み込
みを禁止するようになっている。なお、判定手段は、フ
ラグ1、フラグ2が無効規定値B1、B2と一致すると
きにデータを無効データと判定する機能を有している。
また、制御手段6、書き込み手段4、読み込み手段5、
判定手段は制御部2のCPUに適宜のプログラムを格納
することにより実現される。
【0020】以下、メモリ1からのデータの読み込み処
理について図5を参照しながら説明する。ただし、メモ
リ1はデータが全く格納されていない初期状態では全て
のバイトが同じ値Xになっているものとする。
【0021】データの読み込み処理が開始されると、ま
ず、読み込むデータの先頭のアドレスをセットし(S1
1)、その後、データ有効・無効判定処理が行われる
(S12)。
【0022】データ有効・無効判定処理では、フラグ1
の値が有効規定値Aに一致するか否かが判定され(S2
1)、フラグ1の値が有効規定値A1と一致しない場合
にはフラグ1の値がXに一致するか否かが判定される
(S22)。S22においてフラグ1の値がXに一致し
ない場合には(hantei)=NGとし(S24)、データ
有効・無効判定処理を終了する。一方、S22において
フラグ1がXに一致する場合には(hantei)=ENDと
し(S24)、データ有効・無効判定処理を終了する。
【0023】また、S21においてフラグ1の値が有効
規定値A1に一致する場合にはバイト数がXに一致しな
いか否かが判定され(S25)、バイト数がXに一致す
る場合には(hantei)=NGとし(S23)、データ有
効・無効判定処理を終了する。一方、S25において、
バイト数がXに一致しない場合にはフラグ2が有効規定
値A2に一致するか否かが判定され(S26)、フラグ
2が有効規定値A2に一致しない場合には(hantei)=
NGとし(S23)、データ有効・無効判定処理を終了
する。一方、S26においてフラグ2が有効規定値A2
に一致する場合には(hantei)=OKとし(S27)、
データ有効・無効判定処理を終了する。
【0024】そして、S12のデータ有効・無効処理が
終了した後には、(hantei)=ENDであるか否かが判
定され(S13)、(hantei)=ENDの場合にはデー
タの読み込み処理が終了する。一方、S13において
(hantei)=ENDでない場合には、(hantei)=OK
であるか否かが判定され(S14)、(hantei)=OK
でない場合にはデータが異常データであると判定してデ
ータの読み込みを行わず(S16)、S11に戻る。一
方、S14において(hantei)=OKである場合にはデ
ータが正常データであると判定されてデータの読み込み
が行われ(S15)、S11に戻る。
【0025】以上の説明から分かるように読み込み処理
においては、書き込み処理が何らかの原因により中断し
て完了せずにメモリ1に書き込まれたデータは異常デー
タと判定され、読み込まれないので、読み込み手段5に
より読み込むデータの信頼性を高めることができる。
【0026】ところで、上述のメモリ1として全ビット
が初期状態においてあらかじめ1に設定されており1か
ら0への書き込みのみが可能なフラッシュROMを用い
る場合には、全てのバイトがFF(HEX)となってい
る。なお、(HEX)は16進数であることを示す。
【0027】したがって、メモリ1として上述のフラッ
シュROMを用いる場合には、上記Xの値をFF(HE
X)として、上述の図2に示したフォーマットを図6に
示すような構成とすればよい。すなわち、図6の上段に
示すように、フラグ1を1バイト、バイト数を2バイ
ト、データを0〜FFFE(HEX)バイト、フラグ2
を1バイトとし、約束事として同図の下段に示すよう
に、フラグ1の有効規定値A1をAA(HEX)、フラ
グ1の無効規定値B1を00(HEX)、バイト数を0
〜FFFE(HEX)、フラグ2の有効規定値A2をB
B(HEX)、フラグ2の無効規定値B2を00(HE
X)とする。しかして、外部機器からデータ管理装置に
送るデータの前後のフラグ1、フラグ2それぞれの値を
AA(HEX)、BB(HEX)に設定しておけば、メ
モリ1に書き込まれたデータを後で無効なデータとする
ことができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明は、データを格納するメ
モリと、外部機器から送られてくるデータおよびデータ
の前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き
込む書込み手段と、前記メモリに格納されたデータおよ
び当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み
手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が
規定値と一致しないときに当該データを異常データと判
定する判定手段とを備えるものであり、外部機器から送
られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加さ
れたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段を備えて
いるので、前記メモリへの書込み処理が正常に行われた
場合には前記メモリにデータおよびデータの前後それぞ
れに付加されたフラグが書き込まれ、また、前記メモリ
に格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを
読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフ
ラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該
データを異常データと判定する判定手段とを備えている
ので、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフ
ラグを約束事として上記規定値に設定しておけば、書込
み処理が何らかの原因により中断して完了せずに前記メ
モリに書き込まれたデータは前記判定手段により異常デ
ータと判定されるから、異常データと判定されたデータ
の読み込みを行わないようにすることで読み込み手段に
より読み込むデータの信頼性を高めることができるとい
う効果がある。
【0029】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記規定値には各フラグそれぞれについてデータが
有効であることを示す有効規定値とデータが無効である
ことを示す無効規定値とがあり、前記判定手段は、前記
読み込み手段により読み込まれた各フラグそれぞれが有
効規定値と一致するときに当該データを有効データと判
定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フラグそれぞ
れが無効規定値と一致するときに当該データを無効デー
タと判定する機能を有するので、前記メモリに格納され
たデータの前後のフラグの値を前記書き込み手段により
書き換えることによってデータを有効データとしたり無
効データとしたりすることができ、データ管理が容易に
なるという効果がある。
【0030】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記外部機器から送られてくるデー
タとその前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が
付加されており、前記書込み手段は前記データおよび前
記データの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を
前記メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前
記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前
記メモリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当
該データを異常データと判定する機能を有するので、前
記外部機器から送るデータのバイト数の情報を上記初期
値以外に設定しておけば、前記読み込み手段により読み
込まれたバイト数の情報が上記初期値と一致するか否か
前記判定手段により判定され、上記初期値と一致すると
きには異常データと判定されるから、異常データと判定
されたデータの読み込みを行わないようにすることで読
み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めること
ができるという効果がある。
【0031】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記メモリとして全ビットが初期状
態においてあらかじめ1に設定されており1から0への
書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いるので、
上記規定値などを適宜設定することができるとともに停
電などによって上記データなどが失われるのを防止する
ことができるという効果がある。
【0032】請求項5の発明は、請求項1記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込
み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前
に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込ん
で、前記判定手段によりそのフラグが規定値と一致する
か判断され一致しないときとにはデータが異常データで
あると判定して読み込み処理を終了させ、データの前に
付加されたフラグが規定値と一致するときにはデータの
後に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込
んで、前記判定手段によりそのフラグが規定値と一致す
るか判断され一致しないときにはデータが異常データで
あると判定して読み込み処理を終了させるので、前記外
部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束事
として規定値に設定しておけば、前記メモリに格納され
たデータを読み込む読み込み処理において、前記メモリ
に格納されたデータの前に付加されたフラグが前記読み
込み手段により読み込まれ前記判定手段により異常デー
タであると判定された場合には読み込み処理が終了し、
且つ、前記メモリに格納されたデータの後に付加された
フラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手
段により異常データであると判定された場合には読み込
み処理が終了するから、異常データが前記読み込み手段
により読み込まれるのを防止でき、前記読み込み手段に
より読み込むデータの信頼性の高いメモリのデータ管理
装置を実現することができるという効果がある。
【0033】請求項6の発明は、請求項2記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込
み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前
に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込ん
で、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致
するか判断され一致しないときとには読み込み処理を終
了させ、データの前に付加されたフラグが前記有効規定
値と一致するときには前記データの後に付加されたフラ
グを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段
によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一
致しないときには読み込み処理を終了させ、データの後
に付加されたフラグが有効規定値と一致するときには前
記読み込み手段によりデータを読み込ませるので、前記
外部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束
事として有効規定値に設定しておけば、前記メモリから
データを読み込む読み込み処理において、前記メモリに
格納されたデータの前に付加されたフラグが前記読み込
み手段により読み込まれ前記判定手段により異常データ
であると判定された場合には読み込み処理が終了し、且
つ、前記メモリに格納されたデータの後に付加されたフ
ラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段
により異常データであると判定された場合には読み込み
処理が終了するから、異常データが前記読み込み手段に
より読み込まれるのを防止でき有効データのみを正常デ
ータとして読み込むようにすることができ、前記読み込
み手段により読み込むデータの信頼性の高いメモリのデ
ータ管理装置を実現することができるという効果があ
る。
【0034】請求項7の発明は、請求項2記載のメモリ
のデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であ
って、前記メモリに格納されているデータの前後のフラ
グを前記書込み手段により書き換えることで前記メモリ
に格納されているデータの有効/無効を切り換えること
を特徴とし、前記メモリに格納されているデータを有効
データと無効データとで区別して管理することができ前
記メモリから読み込むデータの信頼性を高めることがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】同上において外部機器から送られるデータのフ
ォーマットの説明図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上におけるメモリの使用形態の説明図であ
る。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 メモリ 2 制御部 3 インタフェース部 4 書き込み手段 5 読み込み手段 6 制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを格納するメモリと、外部機器か
    ら送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付
    加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段と、
    前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後
    のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データ
    の前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しない
    ときに当該データを異常データと判定する判定手段とを
    備えることを特徴とするメモリのデータ管理装置。
  2. 【請求項2】 前記規定値には各フラグそれぞれについ
    てデータが有効であることを示す有効規定値とデータが
    無効であることを示す無効規定値とがあり、前記判定手
    段は、前記読み込み手段により読み込まれた各フラグそ
    れぞれが有効規定値と一致するときに当該データを有効
    データと判定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フ
    ラグそれぞれが無効規定値と一致するときに当該データ
    を無効データと判定する機能を有することを特徴とする
    請求項1記載のメモリのデータ管理装置。
  3. 【請求項3】 前記外部機器から送られてくるデータと
    その前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が付加
    されており、前記書込み手段は前記データおよび前記デ
    ータの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を前記
    メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前記読
    み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前記メ
    モリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当該デ
    ータを異常データと判定する機能を有することを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のメモリのデータ管理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリとして全ビットが初期状態に
    おいてあらかじめ1に設定されており1から0への書き
    込みのみが可能なフラッシュROMを用いることを特徴
    とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のメモ
    リのデータ管理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のメモリのデータ管理装置
    を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリ
    に格納されたデータを読み込む読み込み処理にあたっ
    て、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフ
    ラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手
    段によりそのフラグが規定値と一致するか判断され一致
    しないときとにはデータが異常データであると判定して
    読み込み処理を終了させ、データの前に付加されたフラ
    グが規定値と一致するときにはデータの後に付加された
    フラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定
    手段によりそのフラグが規定値と一致するか判断され一
    致しないときにはデータが異常データであると判定して
    読み込み処理を終了させることを特徴とするメモリのデ
    ータ管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項2記載のメモリのデータ管理装置
    を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリ
    に格納されたデータを読み込む読み込み処理にあたっ
    て、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフ
    ラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手
    段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され
    一致しないときとには読み込み処理を終了させ、データ
    の前に付加されたフラグが前記有効規定値と一致すると
    きには前記データの後に付加されたフラグを前記読み込
    み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラ
    グが有効規定値と一致するか判断され一致しないときに
    は読み込み処理を終了させ、データの後に付加されたフ
    ラグが有効規定値と一致するときには前記読み込み手段
    によりデータを読み込ませることを特徴とするメモリの
    データ管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項2記載のメモリのデータ管理装置
    を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリ
    に格納されているデータの前後のフラグを前記書込み手
    段により書き換えることで前記メモリに格納されている
    データの有効/無効を切り換えることを特徴とするメモ
    リのデータ管理方法。
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