JP4144182B2 - メモリのデータ管理装置およびメモリのデータ管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、データの書き換えが可能なメモリを備えたメモリのデータ管理装置およびメモリのデータ管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、プログラマブルコントローラなどの機器の動作状態を監視するための表示器が提供されている。この種の表示器は、液晶表示装置のような表示装置と、動作状態を監視する対象となる外部機器に接続するためのインタフェース部と、インタフェース部で授受したデータを格納するメモリと、メモリへのデータの書き込み機能およびメモリからのデータの読み込み機能を有しメモリに格納されたデータを参照して表示装置へ適宜の表示をさせるように動作するCPUよりなる制御部とを備えている。ここにおいて、制御部とメモリとからなるデータ管理装置は、メモリに格納されたデータの書き換えが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のデータ管理装置では、データの書き換え中に何らかの原因でデータの書き換えが中断された場合、そのデータは最後まで書き換えが完了せずに信頼できないデータ(以下、異常データと称す)となることがある。しかしながら、上述の制御部では、メモリに格納されたデータの信頼性を判定することができないので、上記異常データを参照して動作する機会が発生した時に、誤動作し暴走してしまうことがあった。
【0004】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、メモリから読み込むデータの信頼性を高めることができるメモリのデータ管理装置およびメモリのデータ管理方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、データを格納するメモリと、外部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段と、前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段とを備えることを特徴とするものであり、外部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段を備え、前記規定値には各フラグそれぞれについてデータが有効であることを示す有効規定値とデータが無効であることを示す無効規定値とがあり、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれた各フラグそれぞれが有効規定値と一致するときに当該データを有効データと判定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フラグそれぞれが無効規定値と一致するときに当該データを無効データと判定する機能を有しているので、前記メモリへの書込み処理が正常に行われた場合には前記メモリにデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグが書き込まれ、また、前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段とを備えているので、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束事として上記規定値に設定しておけば、書込み処理が何らかの原因により中断して完了せずに前記メモリに書き込まれたデータは前記判定手段により異常データと判定されるから、異常データと判定されたデータの読み込みを行わないようにすることで読み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めることができる。さらに、前記メモリに格納されたデータの前後のフラグの値を前記書き込み手段により書き換えることによってデータを有効データとしたり無効データとしたりすることができ、データ管理が容易になる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記外部機器から送られてくるデータとその前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が付加されており、前記書込み手段は前記データおよび前記データの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を前記メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前記メモリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当該データを異常データと判定する機能を有するので、前記外部機器から送るデータのバイト数の情報を上記初期値以外に設定しておけば、前記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が上記初期値と一致するか否か前記判定手段により判定され、上記初期値と一致するときには異常データと判定されるから、異常データと判定されたデータの読み込みを行わないようにすることで読み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めることができる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記メモリとして全ビットが初期状態においてあらかじめ1に設定されており1から0への書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いるので、上記規定値などを適宜設定することができるとともに停電などによって上記データなどが失われるのを防止することができる。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときとには読み込み処理を終了させ、データの前に付加されたフラグが前記有効規定値と一致するときには前記データの後に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときには読み込み処理を終了させ、データの後に付加されたフラグが有効規定値と一致するときには前記読み込み手段によりデータを読み込ませることを特徴とし、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束事として有効規定値に設定しておけば、前記メモリからデータを読み込む読み込み処理において、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段により異常データであると判定された場合には読み込み処理が終了し、且つ、前記メモリに格納されたデータの後に付加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段により異常データであると判定された場合には読み込み処理が終了するから、異常データが前記読み込み手段により読み込まれるのを防止でき有効データのみを正常データとして読み込むようにすることができ、前記読み込み手段により読み込むデータの信頼性の高いメモリのデータ管理装置を実現することができる。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されているデータの前後のフラグを前記書込み手段により書き換えることで前記メモリに格納されているデータの有効/無効を切り換えることを特徴とし、前記メモリに格納されているデータを有効データと無効データとで区別して管理することができ前記メモリから読み込むデータの信頼性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
本実施形態のメモリのデータ管理装置は、図1に示すように、後述の外部機器から送られてくるデータなどが格納されるメモリ1と、メモリ1へのデータの書き込み機能およびメモリ1からのデータの読み込み機能を有しメモリ1に格納されたデータを参照して動作するCPUよりなる制御部2と、制御部2を外部機器に接続するためのインタフェース部3とを備えている。なお、制御部2の動作はCPUに格納されたプログラムによって決定される。
【0013】
上述の外部機器からデータ管理装置へは図2に示すフォーマットのデータが送られてくる。すなわち、外部機器からデータ管理装置へは、データの書き込み開始を判定するフラグ1、データのバイト数の情報、使用するデータ、データの書き込み終了を判定するフラグ2からなる信号が送られるようになっている。要するに、外部機器から送られてくるデータの前後にはフラグ(フラグ1、フラグ2)が付加されている。
【0014】
一方、制御部2は、メモリ1へフラグ1、バイト数、データ、フラグ2を書き込む書き込み手段4と、メモリ1に格納されたフラグ1、バイト数、データ、フラグ2を読み込み可能な読み込み手段5と、インタフェース3を介して外部機器に接続され書き込み手段4および読み込み手段5などを制御する制御手段6とを備えている。
【0015】
制御手段6は、外部機器から送られてきたフラグ1、バイト数、データ、フラグ2をメモリ1へ図4(a)に示すよう1つのデータブロックとして格納するように書き込み手段4を制御する。メモリ1としてはフラッシュROMのようなデータの書き換えが可能な不揮発性メモリを用いれば、データを適宜書き換える(設定する)ことができるとともに停電などによってデータなどが失われるのを防止することができる。
【0016】
以下、メモリ1への書き込み処理について図3を参照しながら説明する。
【0017】
データの書き込み処理が開始されると、まずメモリ1へのフラグ1の書き込みが行われ(S1)、その後、データのバイト数の書き込みが行われ(S2)、次に、データの書き込みが行われ(S3)、最後にフラグ2の書き込みが行われる(S4)。
【0018】
図4(a)に示す例では、メモリ1に4つのデータD1〜D4が各データD1〜D4ごとにフラグ1、バイト数、フラグ2と合わせて格納されている。要するに、図4(a)に示した例では、メモリ1に4つのデータブロックが格納されており、残りが空き領域となっている。ところで、上述の外部機器から送られてくるデータに付加されるフラグ1の値がA1に設定され、フラグ2の値がA2に設定されているものとし、上述の4つのデータブロックがメモリ1へ正常に書き込まれた状態では、図4(a)中の各フラグ1の値は括弧内に示すようにA1となり、各フラグ2の値は括弧内に示すようにA2となっている。また、図4(a)に示すような状態から、データD2およびデータD4が不要となってデータD2,D4を無効なデータとしたい場合には、メモリ1上でデータD2,D4のフラグ1の値をB1(≠A1)に書き換え、フラグ2の値をB2(≠A2)に書き換えることで、有効なデータ(有効データ)D1,D3と無効なデータ(無効データ)D2,D4とを区別して管理するようになっている。図4(b)はこのような書き換えを行った後のメモリ1の使用形態を示しており、データD2,D4それぞれのフラグ1の値は括弧内に示すようにB1となり、フラグ2の値は括弧内に示すようにB2となっている。ここにおいて、A1,A2はデータが有効であることを示す有効規定値として設定されており、B1,B2はデータが無効であることを示す無効規定値として設定されている。なお、説明の都合上、有効規定値と無効規定値とを特に区別する必要がない場合には単に規定値と呼ぶことにする。
【0019】
ところで、制御手段6は、データの前後のフラグ1およびフラグ2の少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段(図示せず)を備えており、読み込み手段5によるデータの読み込み処理を制御するにあたって、判定手段により異常データと判定されたデータに関しての読み込みを禁止するようになっている。なお、判定手段は、フラグ1、フラグ2が無効規定値B1、B2と一致するときにデータを無効データと判定する機能を有している。また、制御手段6、書き込み手段4、読み込み手段5、判定手段は制御部2のCPUに適宜のプログラムを格納することにより実現される。
【0020】
以下、メモリ1からのデータの読み込み処理について図5を参照しながら説明する。ただし、メモリ1はデータが全く格納されていない初期状態では全てのバイトが同じ値Xになっているものとする。
【0021】
データの読み込み処理が開始されると、まず、読み込むデータの先頭のアドレスをセットし(S11)、その後、データ有効・無効判定処理が行われる(S12)。
【0022】
データ有効・無効判定処理では、フラグ1の値が有効規定値A1に一致するか否かが判定され(S21)、フラグ1の値が有効規定値A1と一致しない場合にはフラグ1の値がXに一致するか否かが判定される(S22)。S22においてフラグ1の値がXに一致しない場合には(hantei)=NGとし(S24)、データ有効・無効判定処理を終了する。一方、S22においてフラグ1がXに一致する場合には(hantei)=ENDとし(S24)、データ有効・無効判定処理を終了する。
【0023】
また、S21においてフラグ1の値が有効規定値A1に一致する場合にはバイト数がXに一致しないか否かが判定され(S25)、バイト数がXに一致する場合には(hantei)=NGとし(S23)、データ有効・無効判定処理を終了する。一方、S25において、バイト数がXに一致しない場合にはフラグ2が有効規定値A2に一致するか否かが判定され(S26)、フラグ2が有効規定値A2に一致しない場合には(hantei)=NGとし(S23)、データ有効・無効判定処理を終了する。一方、S26においてフラグ2が有効規定値A2に一致する場合には(hantei)=OKとし(S27)、データ有効・無効判定処理を終了する。
【0024】
そして、S12のデータ有効・無効処理が終了した後には、(hantei)=ENDであるか否かが判定され(S13)、(hantei)=ENDの場合にはデータの読み込み処理が終了する。一方、S13において(hantei)=ENDでない場合には、(hantei)=OKであるか否かが判定され(S14)、(hantei)=OKでない場合にはデータが異常データであると判定してデータの読み込みを行わず(S16)、S11に戻る。一方、S14において(hantei)=OKである場合にはデータが正常データであると判定されてデータの読み込みが行われ(S15)、S11に戻る。
【0025】
以上の説明から分かるように読み込み処理においては、書き込み処理が何らかの原因により中断して完了せずにメモリ1に書き込まれたデータは異常データと判定され、読み込まれないので、読み込み手段5により読み込むデータの信頼性を高めることができる。
【0026】
ところで、上述のメモリ1として全ビットが初期状態においてあらかじめ1に設定されており1から0への書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いる場合には、全てのバイトがFF(HEX)となっている。なお、(HEX)は16進数であることを示す。
【0027】
したがって、メモリ1として上述のフラッシュROMを用いる場合には、上記Xの値をFF(HEX)として、上述の図2に示したフォーマットを図6に示すような構成とすればよい。すなわち、図6の上段に示すように、フラグ1を1バイト、バイト数を2バイト、データを0〜FFFE(HEX)バイト、フラグ2を1バイトとし、約束事として同図の下段に示すように、フラグ1の有効規定値A1をAA(HEX)、フラグ1の無効規定値B1を00(HEX)、バイト数を0〜FFFE(HEX)、フラグ2の有効規定値A2をBB(HEX)、フラグ2の無効規定値B2を00(HEX)とする。しかして、外部機器からデータ管理装置に送るデータの前後のフラグ1、フラグ2それぞれの値をAA(HEX)、BB(HEX)に設定しておけば、メモリ1に書き込まれたデータを後で無効なデータとすることができる。
【0028】
【発明の効果】
請求項1の発明は、データを格納するメモリと、外部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段と、前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段とを備えるものであり、外部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段を備え、前記規定値には各フラグそれぞれについてデータが有効であることを示す有効規定値とデータが無効であることを示す無効規定値とがあり、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれた各フラグそれぞれが有効規定値と一致するときに当該データを有効データと判定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フラグそれぞれが無効規定値と一致するときに当該データを無効データと判定する機能を有しているので、前記メモリへの書込み処理が正常に行われた場合には前記メモリにデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグが書き込まれ、また、前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段とを備えているので、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束事として上記規定値に設定しておけば、書込み処理が何らかの原因により中断して完了せずに前記メモリに書き込まれたデータは前記判定手段により異常データと判定されるから、異常データと判定されたデータの読み込みを行わないようにすることで読み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めることができるという効果がある。さらに、前記メモリに格納されたデータの前後のフラグの値を前記書き込み手段により書き換えることによってデータを有効データとしたり無効データとしたりすることができ、データ管理が容易になるという効果がある。
【0030】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記外部機器から送られてくるデータとその前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が付加されており、前記書込み手段は前記データおよび前記データの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を前記メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前記メモリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当該データを異常データと判定する機能を有するので、前記外部機器から送るデータのバイト数の情報を上記初期値以外に設定しておけば、前記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が上記初期値と一致するか否か前記判定手段により判定され、上記初期値と一致するときには異常データと判定されるから、異常データと判定されたデータの読み込みを行わないようにすることで読み込み手段により読み込むデータの信頼性を高めることができるという効果がある。
【0031】
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記メモリとして全ビットが初期状態においてあらかじめ1に設定されており1から0への書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いるので、上記規定値などを適宜設定することができるとともに停電などによって上記データなどが失われるのを防止することができるという効果がある。
【0033】
請求項4の発明は、請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときとには読み込み処理を終了させ、データの前に付加されたフラグが前記有効規定値と一致するときには前記データの後に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときには読み込み処理を終了させ、データの後に付加されたフラグが有効規定値と一致するときには前記読み込み手段によりデータを読み込ませるので、前記外部機器から送るデータの前後に付加するフラグを約束事として有効規定値に設定しておけば、前記メモリからデータを読み込む読み込み処理において、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段により異常データであると判定された場合には読み込み処理が終了し、且つ、前記メモリに格納されたデータの後に付加されたフラグが前記読み込み手段により読み込まれ前記判定手段により異常データであると判定された場合には読み込み処理が終了するから、異常データが前記読み込み手段により読み込まれるのを防止でき有効データのみを正常データとして読み込むようにすることができ、前記読み込み手段により読み込むデータの信頼性の高いメモリのデータ管理装置を実現することができるという効果がある。
【0034】
請求項5の発明は、請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されているデータの前後のフラグを前記書込み手段により書き換えることで前記メモリに格納されているデータの有効/無効を切り換えることを特徴とし、前記メモリに格納されているデータを有効データと無効データとで区別して管理することができ前記メモリから読み込むデータの信頼性を高めることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す概略ブロック図である。
【図2】同上において外部機器から送られるデータのフォーマットの説明図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】同上におけるメモリの使用形態の説明図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】同上の動作説明図である。
【符号の説明】
1 メモリ
2 制御部
3 インタフェース部
4 書き込み手段
5 読み込み手段
6 制御手段
Claims (5)
- データを格納するメモリと、外部機器から送られてくるデータおよびデータの前後それぞれに付加されたフラグを前記メモリへ書き込む書込み手段と、前記メモリに格納されたデータおよび当該データの前後のフラグを読み込み可能な読み込み手段と、当該データの前後のフラグの少なくとも一方が規定値と一致しないときに当該データを異常データと判定する判定手段とを備え、前記規定値には各フラグそれぞれについてデータが有効であることを示す有効規定値とデータが無効であることを示す無効規定値とがあり、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれた各フラグそれぞれが有効規定値と一致するときに当該データを有効データと判定して前記読み込み手段に読み込ませ、各フラグそれぞれが無効規定値と一致するときに当該データを無効データと判定する機能を有することを特徴とするメモリのデータ管理装置。
- 前記外部機器から送られてくるデータとその前のフラグとの間にデータのバイト数の情報が付加されており、前記書込み手段は前記データおよび前記データの前後のフラグとともに前記バイト数の情報を前記メモリへ書き込む機能を有し、前記判定手段は、前記読み込み手段により読み込まれたバイト数の情報が前記メモリの全バイトに共通な初期値と一致するときに当該データを異常データと判定する機能を有することを特徴とする請求項1記載のメモリのデータ管理装置。
- 前記メモリとして全ビットが初期状態においてあらかじめ1に設定されており1から0への書き込みのみが可能なフラッシュROMを用いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のメモリのデータ管理装置。
- 請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されたデータを読み込む読み込み処理にあたって、前記メモリに格納されたデータの前に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときとには読み込み処理を終了させ、データの前に付加されたフラグが前記有効規定値と一致するときには前記データの後に付加されたフラグを前記読み込み手段により読み込んで、前記判定手段によりそのフラグが有効規定値と一致するか判断され一致しないときには読み込み処理を終了させ、データの後に付加されたフラグが有効規定値と一致するときには前記読み込み手段によりデータを読み込ませることを特徴とするメモリのデータ管理方法。
- 請求項1記載のメモリのデータ管理装置を用いたメモリのデータ管理方法であって、前記メモリに格納されているデータの前後のフラグを前記書込み手段により書き換えることで前記メモリに格納されているデータの有効/無効を切り換えることを特徴とするメモリのデータ管理方法。
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