JP2002215078A - 家電機器 - Google Patents

家電機器

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JP2002215078A
JP2002215078A JP2001015085A JP2001015085A JP2002215078A JP 2002215078 A JP2002215078 A JP 2002215078A JP 2001015085 A JP2001015085 A JP 2001015085A JP 2001015085 A JP2001015085 A JP 2001015085A JP 2002215078 A JP2002215078 A JP 2002215078A
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Kazuya Miyake
一也 三宅
Koichi Tamaki
宏一 田巻
Hiroaki Kawaguchi
弘昭 川口
Kenji Umado
健次 馬戸
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Toshiba Home Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Home Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実用性を低下させることなく、発光素子によ
る電力消費を減らして省エネルギー化を図る。 【解決手段】 発光素子35と非発光素子34で操作状況を
表示し、操作後所定時間が経過した後に、発光素子35に
よる操作状況の表示を表示切替スイッチ42で切替えでき
るようにする。操作時には発光素子35からの光で操作状
況が見やすく、実用性が低下しない。また、最後に操作
してから、操作をし直す必要がない場合には、発光素子
35の表示を表示切替スイッチ42により任意に切替えるこ
とができる。よって、発光素子35による必要以上の表示
を自主的に抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、どのような操作を
行なったのかを表示する操作表示として、例えばLED
やネオンランプなどの発光素子と、例えばLCD(液晶
表示器)などの非発光素子とを備えた家電機器に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、炊飯器や電気ポ
ットなどの家電機器においては、表示の省エネルギー化
を図るために、LEDやネオンランプなどの消費電力の
大きい発光表示素子に代わって、消費電力の少ない非発
光のLCDを使用して、操作の状況や動作の状況を表示
するようにしたものが提案されている。ところが、こう
した非発光素子は、表示の見やすさが部屋の明るさに左
右され、暗いと表示が見にくく、また夜間照明がない場
合は表示を視認することができない。さらに、離れたと
ころからは表示が見にくいという欠点もある。このた
め、電気ポットや炊飯器などの加熱を伴なう家電機器に
おいては、特に加熱を開始したか否か、タイマー機能が
動作したか否か、あるいは加熱が保温であるか否かなど
の、主として加熱動作に関係する操作状況を発光素子で
表示することが多い。しかし、発光素子による必要以上
の表示は、前述のように消費電力の増大を招くことか
ら、実用性を低下させることなく省エネルギー化を図る
ことが、あらゆる家電機器における共通の課題となって
いる。
【0003】本発明は上記問題点を解決するために成さ
れたものであり、実用性を低下させることなく、電力消
費を減らして省エネルギー化を図ることが可能な家電機
器を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の家電
機器では、操作時には、発光素子からの光で従来と同様
に操作状況が離れたところからでも見やすく、実用性が
低下しない。また、最後に操作してから、操作をし直す
必要がない場合には、この操作に関わる表示を、切替手
段を用いて任意に切替える(例えば、消灯,点滅,照度
低減)ことができる。これにより、必要以上の表示を自
主的に抑制でき、電力消費を減らして省エネルギー化を
図ることができる。
【0005】本発明の請求項2の家電機器では、時限動
作後所定時間が経過したら、あるいは保温動作後所定時
間が経過したら、時限動作や保温に関わる表示を消灯さ
せることができる。これにより、必要以上の表示を自主
的に抑制でき、電力消費を減らして省エネルギー化を図
ることができる。
【0006】本発明の請求項3の家電機器では、時限動
作後所定時間が経過したら、あるいは保温動作後所定時
間が経過したら、時限動作や保温に関わる表示を点滅状
態に切替えることができる。したがって、暗い場所や遠
くの場所にいても、機器が現在どのような状態にあるの
かを、表示が切替わった後でも、点滅状態により理解す
ることができ、実用性が低下しない。また、点灯表示し
続ける場合に比べて、電力消費を減らして省エネルギー
化を図ることができる。
【0007】本発明の請求項4の家電機器では、時限動
作後所定時間が経過したら、あるいは保温動作後所定時
間が経過したら、時限動作や保温に関わる表示の照度を
それまでより低下させることができる。したがって、暗
い場所や遠くの場所にいても、機器が現在どのような状
態にあるのかを、表示が切替わった後でも、その表示に
より理解することができ、実用性が低下しない。また、
表示の照度をそれまでよりも低下させることで、電力消
費を減らして省エネルギー化を図ることができる。
【0008】本発明の請求項5の家電機器では、時限動
作のタイムアップ時に、使用者が機器に近付いて時限動
作が設定通り行なわれているか否かを、復帰した表示状
態によって容易に確認することができ、時限動作時にお
ける使用性の低下を防ぎつつも、電力消費を減らして省
エネルギー化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、添付図面に基づき、本発明に
おける家電機器の一実施例を説明する。なお、本実施例
に示す家電機器は、加熱機能を有する調理器の一種であ
る炊飯器に用いられるものである。
【0010】炊飯器の全体構成を示す図1において、1
は炊飯器本体で、この炊飯器本体1は、ほぼ筒状の外枠
2と、この外枠2の下面開口を塞いで固定された外板3
とにより外殻が形成される。また、炊飯器本体1の内部
には、上面を開口した鍋収容部4が形成される。この鍋
収容部4は、外枠2の上部内周側に一体に垂設された筒
部5と、この筒部5の下面開口を塞いで固定された椀状
の内枠6とにより構成される。そして鍋収容部4には、
被調理物を収容する容器としての鍋8が着脱自在に収容
される。この鍋8は、前記筒部5上に載って支持される
フランジ部9を上部に有している。
【0011】鍋8は、熱伝導性のよいアルミニウムを主
体にした鍋本体10と、この鍋本体10の外面の側面下部か
ら底面部にかけて接合されたフェライト系ステンレスな
どの磁性金属板からなる発熱層11とにより構成される。
また、鍋8の発熱層11に対向して位置する内枠6の側面
下部および底面部には、鍋8の少なくとも側面下部を電
磁誘導加熱する鍋加熱手段としての加熱コイル12が設け
られる。さらに、鍋収容部4の底部中央には、前記鍋8
の底面に弾発的に接触してこの底面の温度を検知する鍋
温度検知手段としての鍋温度センサ13が設けられる。
【0012】炊飯器本体1内の後方の位置には、加熱コ
イル12による加熱調節などの制御を行なう加熱制御手段
としての制御ユニット15が配設される。この制御ユニッ
ト15は、各種基板などを実装したものであり、鍋収容部
4の外面に近接して位置している。そして、制御ユニッ
ト15から加熱コイル12に高周波電流を供給すると、加熱
コイル12から発生する交番磁界によって鍋8の発熱層11
が加熱し、鍋8ひいては鍋8内の被調理物が加熱される
ようになっている。なお、16は同じく炊飯器本体1内に
設けられた電源供給用のコードリール、17は外枠2の外
側面に枢着されるハンドルである。
【0013】21は、炊飯器本体1の上面開口部を開閉自
在に覆う蓋に相当する蓋体である。この蓋体21は、炊飯
器本体1の上方後部においてヒンジ22により回動可能に
枢設され、炊飯器本体1の前上部に設けられたクランプ
23により閉じた状態に保持される。そして、蓋体21は、
その上面をなす外蓋24と、外蓋24の内側すなわち下側に
固定された外蓋カバー25と、外蓋カバー25の下側に固定
され蓋体21の下面を構成する放熱板26と、放熱板26の下
側にあって、鍋8の上面開口部を直接覆う着脱自在な内
蓋27とにより概ね構成される。このなかで、蓋体21の外
面に露出する外蓋24と、放熱板26を装着するための外蓋
カバー25は、いずれもポリプロピレン樹脂などのプラス
チックで形成される。また放熱板26は、ステンレスまた
はアルミニウムからなる板材料の表面にアルマイト皮膜
処理を施して形成され、鍋8の上面とは反対側の上側す
なわち裏側には、この放熱板26ひいては放熱板26に近接
する内蓋27を加熱するためのコード状の蓋ヒータ28が、
蓋加熱手段として配設される。さらに蓋体21の内面部材
である内蓋27は、被炊飯物を収容する鍋8の上面開口部
に直接対向することから、耐食性および清掃性に優れた
ステンレス材料(オーステナイト系またはフェライト
系)を選定するのが好ましく、その他、軽量でかつ強度
の高いチタンやチタン合金を選定してもよい。
【0014】31は、蓋体21の上面より着脱可能に設けら
れ、炊飯加熱時に鍋8内の蒸気を外部に放出する蒸気口
である。また32は、蒸気口31よりも前方に位置して蓋体
21の上面に設けられた操作パネルである。この操作パネ
ル32の構成は、後程詳しく説明する。33は、放熱板26の
裏側に接触してこの放熱板26ひいては内蓋27の温度を検
知する蓋温度検知手段としての蓋温度センサである。こ
こでの蓋温度センサ33は、特に内蓋27の温度監視により
鍋8内の沸騰状態を検知する沸騰検知手段として設けら
れている。
【0015】次に、操作パネル32の構成を図2に基づい
て説明する。操作パネル32の略中央内部には、LCDす
なわち液晶表示器などの非発光素子34が設けられると共
に、この非発光素子34の上辺側には、LEDやネオンラ
ンプなどで構成される発光素子35が設けられる。また、
これらの表示手段を構成する非発光素子34や発光素子35
の左右両側には、複数のスイッチからなる操作手段36が
設けられる。この操作手段36として、本実施例では、時
刻調整スイッチ41と、表示切替スイッチ42と、切スイッ
チ43と、保温スイッチ44と、炊飯スイッチ45と、予約ス
イッチ46とを各々操作パネル32に設けている。
【0016】前記非発光素子34は、文字や数字や記号と
なる液晶表示部をガラス部材に封入して構成され、具体
的には、現在時刻や予約動作時における炊き上がり予定
時刻(タイマー予約時刻)を表示したり、あるいはむら
し期間の残時間などを表示する時計表示部48と、予約動
作すなわちタイマー(時限)動作が操作設定されたこ
と、またはタイマー動作が行なわれていることを表示す
る予約表示部50と、炊飯動作が操作設定されたこと、ま
たは炊飯動作が行なわれていることを表示する炊飯表示
部51と、保温動作が操作設定されたこと、または保温動
作が行なわれていることを表示する保温表示部52と、こ
うしたタイマー動作,炊飯動作または保温動作を強制的
に終了させる切状態が操作設定されたこと、またはこの
切状態を表示する切表示部53をそれぞれ備えている。本
実施例の非発光素子34は、予約(タイマー),炊飯,保
温,タイマー時刻,現在時刻の各操作状況や各動作状況
を表示するように構成しているが、それ以外にも、例え
ば白米を短時間で炊き上げる早炊きや、その他の炊飯コ
ースの操作設定状況や動作状況も、同じ非発光素子34で
表示させるようにしてよい。
【0017】一方、発光素子35は、タイマー動作が操作
設定されたこと、またはタイマー動作が行なわれている
ことを光で表示する予約光表示部55と、炊飯が操作設定
されたこと、または炊飯が行なわれていることを光で表
示する炊飯光表示部56と、保温が操作設定されたこと、
または保温が行なわれていることを光で表示する保温光
表示部57を備えて構成される。このように本実施例にお
ける発光素子35は、予約(タイマー),炊飯,保温の各
操作状況や各動作状況を光で表示するものであるが、そ
れ以外にも、例えば白米を短時間で炊き上げる早炊き
や、その他の炊飯コースの操作設定状況や動作状況も、
同じ発光素子35で表示させるようにしてよい。
【0018】一方、前記操作手段36のなかで、切操作手
段である切スイッチ43は、これを押して操作すると、タ
イマー,炊飯または保温に関わる全ての設定および動作
を強制的に中止して切状態にする。その際、全ての発光
素子35は消灯すると共に、非発光素子34の切表示部53で
「切」の表示を行ない、炊飯器が非動作中であることを
使用者に知らせる。
【0019】炊飯スイッチ45は、切状態の時にこれを押
して操作すると、炊飯が直ぐに開始されるもので、この
炊飯開始時および炊飯中は、非発光素子34の炊飯表示部
51が炊飯を例えば文字などで表示すると共に、発光素子
35の炊飯光表示部56が点灯する。予約スイッチ46は、切
状態の時にこれを押して操作すると、予約時刻の呼出し
状態となるもので、記憶された炊き上がりの予約時刻が
非発光素子34の時計表示部48に表示されると共に、同じ
非発光素子34の予約表示部50が予約を例えば文字などで
表示し、さらに発光素子35の予約光表示部55が点灯する
ようになっている。なお、別の発光素子で予約時刻を表
示するようにしてもよい。
【0020】前記予約時刻の呼出し状態に炊飯スイッチ
45を操作すると、タイマー動作が開始され、炊き上がり
の予約時刻と予約を示す文字が非発光素子34の時計表示
部48および予約表示部50にそれぞれ表示されると共に、
発光素子35の予約光表示部55が点灯する。この場合も、
別の発光素子を利用して予約時刻を表示してもよい。そ
して、所定の予約時刻の1時間前になると炊飯を開始
し、予約時刻に炊飯が終了して保温に自動的に移行す
る。但し、予約表示部50による炊き上がり予約時刻の表
示は、内蔵で計時する現在時刻が予約時刻になるまで行
ない、保温になると保温経過時間の表示に自動的に切替
わるようになっている。
【0021】予約を行なわない通常の炊飯、またはタイ
マー動作による炊飯が終了し、鍋8内の被保温物を所定
温度に維持する保温になると、非発光素子34の保温表示
部52が保温を例えば文字などで表示すると共に、発光素
子35の保温光表示部57が点灯する。切状態のときに保温
スイッチ44を押動操作して保温にしたときにも、同様に
非発光素子34の保温表示部52が保温を文字などで表示
し、発光素子35の保温光表示部57が点灯する。
【0022】時刻調整スイッチ41は時刻合わせ時に用い
るもので、時刻調整スイッチ41を押して時計合わせモー
ドにすると、非発光素子34の時計表示部48に表示される
現在時刻の調整を行なうことができ、その後時刻調整ス
イッチ41を押して時計合わせモードを解除すると、現在
時刻の計時が開始するようになっている。また、予約ス
イッチ46を押して予約時刻の呼出し状態にした後、時刻
調整スイッチ41を押すと、炊き上がりの予約時刻の調整
を行なうことができ、その後炊飯スイッチ45を押すと、
タイマー動作が開始するようになっている。
【0023】表示切替スイッチ42は、これを押して操作
すると、発光素子35による表示を消灯または点灯に切替
え可能にする表示切替手段に相当するものである。ま
た、この表示切替スイッチ42の操作とは別に、予約スイ
ッチ46,炊飯スイッチ45または保温スイッチ44を最後に
押してから所定時間(例えば、炊飯スイッチ45を押して
通常の炊飯を開始してから5分後、または予約スイッチ
46や保温スイッチ44を押してタイマー動作や保温を開始
してから30分後)が経過し、再操作の必要がなくなった
ら、操作した設定状況や動作状況(炊飯,保温,タイマ
ー動作など)の発光素子35による表示を消灯にし、非発
光素子34の予約表示部50,炊飯表示部51若しくは保温表
示部52のいずれかで表示を継続するか、発光素子34から
非発光素子35の表示に切替えるように構成している。な
おこの場合の所定時間は、実際の使用状況に応じて任意
に設定してよい。
【0024】また、表示切替スイッチ42の操作や前記所
定時間後に発光素子35を消灯せず、点滅させるようにし
てもよい。ここでの発光素子35の点滅は、例えば炊飯時
においては、1秒オン/0.5秒オフの繰り返しとし、そ
れ以外のタイマー動作時や保温時は1秒オン/5秒オフ
の繰り返しとする。さらに、表示切替スイッチ42の操作
や前記所定時間後に発光素子35を消灯せず、発光素子35
の照度をそれまでよりも低下させてもよい。例えば炊飯
時においては、それまでの発光素子35の照度に対し約半
減させ、それ以外のタイマー動作時や保温時には、約1
/3に照度を減少させてもよい。このように、動作状況
に応じて発光素子35の点滅や照度の度合いを変えるよう
にすれば、暗い場所や遠くの場所にいても、機器が現在
どのような状態にあるのかをある程度理解することがで
きる。
【0025】このような発光素子35の消灯,点滅,照度
低下は、最後に操作してから所定時間経過後に自動的に
行なうのではなく、前記表示切替スイッチ42により手動
で行なえるようにしてもよい。すなわち、予約スイッチ
46,炊飯スイッチ45または保温スイッチ44を最後に押し
てから所定時間が経過し、操作のし直しの必要がなくな
った時点で、表示切替スイッチ42を押して操作すると、
それまで連続点灯していた発光素子35(予約光表示部5
5,炊飯光表示部56または保温光表示部57のいずれか)
が消灯し、非発光素子34での表示(予約表示部50,炊飯
表示部51または保温表示部52)のみに切替わるか、ある
いは発光素子35が点滅または照度減少する。この場合の
発光素子35の点滅も、例えば炊飯時においては、1秒オ
ン/0.5秒オフの繰り返しとし、それ以外のタイマー動
作時や保温時は1秒オン/5秒オフの繰り返しとする。
なお、発光素子35を点滅させる際のオン・オフの各時間
設定は、発光素子35の見やすさを考慮して任意に設定す
ればよい。
【0026】またタイマー動作の開始後、所定時間が経
過したら、発光素子35による予約表示部55の表示を消
灯,点滅または発光素子35の照度を低減し、このタイマ
ー動作に従って行なわれる例えば炊飯などの動作の開始
の所定時間前、あるいは動作開始時に、発光素子35によ
る予約表示部55の表示を、前記消灯,点滅または照度低
減の状態から元の点灯状態に復帰させる構成にしてもよ
い。
【0027】次に、LCDからなる非発光素子34を有す
る表示基板組立の構成を、図3および図4に基づき説明
する。図3において、61は操作パネル32に内部にあっ
て、非発光素子34を表示基板62に実装してなる表示基板
組立で、表示基板62には他に非発光素子34の駆動用とし
てのマイクロコンピュータ(以下、マイコンという)63
と、この非発光素子34の表示制御に関する操作を行なう
操作手段36のキー64と、負荷である発光素子35の表示制
御に関する操作を行なう操作手段36のキー65が搭載され
る。非発光素子34には外部接続用のリードピン66が複数
本並設され、このリードピン66を表示基板62のメッキス
ルーホール67に挿通半田付けすることで、非発光素子34
と表示基板62との電気的接続が図られる。また、前記L
CD駆動用のマイコン63は、表示基板62の非発光素子34
とは反対側の面に半田付け接続され、表示基板62に形成
した配線パターン(図示せず)により、非発光素子34や
前記各キー64,65と結線される。
【0028】図4は電気的構成を示すものである。同図
において、68はマイコン63や発光素子35に動作電圧を供
給する直流電源で、マイコン63の入力側ポートに前記キ
ー64,65が接続されると共に、マイコン63の出力側ポー
トに非発光素子34や発光素子35が接続される。
【0029】そして、表示基板62に搭載した非発光素子
34は、通常のキー64の操作に基づき、LCD駆動用のマ
イコン63から86Hzの低い駆動周波数で非発光素子34の
各表示部を点灯させている。これに対して、例えば一定
時間キー64を押すなどして、特定の手順でキー64,65を
操作すると、マイコン63はそれまでの86Hzから340H
zの高い駆動周波数に駆動信号を切替えて、この駆動信
号を非発光素子34に供給する。非発光素子34への駆動信
号の駆動周波数を高くすると、非発光素子34を点灯させ
る印加電圧時間が短くなり、リードピン67の接触抵抗が
他よりも高くなると、そのリードピン67に対応する非発
光素子34の表示が、他の部分の表示よりも薄く見えるよ
うになる。これによって、リードピン67の接触抵抗が増
加した場合の不良判別を、非発光素子34の表示により容
易に行なうことができる。
【0030】一般に、前記表示基板組立61を組立てる場
合には、発光素子34を表示基板62の所定位置に載置し
て、自動半田装置より非発光素子34のリードピン66を表
示基板62に半田付け接続しているが、この半田付け接続
時には、熱により表示基板62が変形して反り、その状態
で非発光素子34のリードピン66が半田付けされ、表示基
板62が冷えると反りが戻るため、リードピン66に力が加
わる。また、半田付けの際にも、熱により非発光素子34
に熱ストレスが加わる。このように、上記半田付けを行
なう過程では、非発光素子34の変形や、非発光素子34と
リードピン66の接触不良が発生する可能性があるが、完
全に接触不良の状態になっていれば、その部分に相当す
る非発光素子34の表示が行なわれなくなるために、直ぐ
に確認することができるが、接触抵抗が増えている程度
の状態では、非発光素子34の表示そのものには異常が見
られないため、従来は不良判別が困難だった。
【0031】そこで本実施例では、特定の手順でキー6
4,65を操作すると、マイコン63はそれまでよりも高い
駆動周波数に駆動信号を切替えて、この駆動信号を非発
光素子34に供給するように構成している。したがって、
特定の手順でキー64,65を操作すれば、リードピン67の
接触抵抗が増加しているか否かを、非発光素子34の表示
で直ぐに判別することができ、表示基板組立61ひいては
家電機器の信頼性を高めることが可能になる。
【0032】次に、前記マイコン63の電源回路に関する
好ましい構成を図5および図6にそれぞれ示す。なお、
これらの各図に共通する箇所には共通の符号を付し、そ
の共通する部分の構成は重複するため省略する。図5に
おいて、71は商用電源、72はこの商用電源71からの交流
電圧を整流する整流回路で、この整流回路72からの整流
電圧はコンデンサ73により平滑された後に、スイッチン
グ電源74により所定の直流電圧に変換される。スイッチ
ング電源74は、スイッチング素子(図示せず)を含む制
御回路75と、ダイオード76と、チョークコイル77と、コ
ンデンサ78とにより構成されるいわゆる非絶縁降圧形の
もので、ここで得られた直流電圧が、抵抗79と、ツェナ
ーダイオード80と、トランジスタ81とにより構成される
電圧制御型のシリーズレギュレータ82を通して安定化さ
れ、マイコン63に動作電圧として供給される。
【0033】前記スイッチング電源74は、外部からの制
御信号により自身の出力をオン・オフできる制御端子84
を備えており、本実施例ではこの制御端子84がH(高)
レベルのときに、制御回路75の動作が停止してスイッチ
ング電源74からの出力がオフし、制御端子84がL(低)
レベルのときに、制御回路75が動作してスイッチング電
源74からの出力がオンするようになっている。
【0034】85は、商用電源71から交流電圧が供給され
ているときに、制御端子84をLレベルにしてスイッチン
グ電源74の制御回路75を動作させる電源制御回路であ
り、この電源制御回路85は、マイコン63からの制御信号
によっても制御されるようになっている。具体的には、
スイッチング電源74の入力側ラインにベース抵抗86を介
してスイッチ素子であるNPN型トランジスタ87のベー
スを接続し、このトランジスタ87のコレクタを制御端子
84すると共に、エミッタを設置する。さらに、マイコン
63の制御信号を出力するポートを、トランジスタ87のベ
ースに直接接続する。このマイコン63からの制御信号
は、操作手段36の特定のキーを操作することにより、そ
の電圧レベルがLまたはHに切替わるようになってい
る。
【0035】88は、スイッチング電源74からの出力がオ
フしているときに、スイッチング電源74に代わってマイ
コン63に動作電圧を供給するバックアップ回路である。
このバックアップ回路88は、電池90と、抵抗91と、逆流
防止用のダイオード92とにより構成される。
【0036】そして、操作手段36の負荷(例えばリレー
や発光素子35)をオンさせるキーを押すと、マイコン63
は電源制御回路85にHレベルの制御信号を供給してトラ
ンジスタ87をオンさせ、スイッチング電源74の制御端子
84をLレベルにする。これにより、制御回路75は動作し
てスイッチング電源74からの出力がオンし、このスイッ
チング電源74からマイコン63に動作電圧が供給されると
共に、キー操作に応じた負荷も作動する。
【0037】一方、操作手段36の負荷をオフさせる別の
切キーを押すと、マイコン63は電源制御回路85にLレベ
ルの制御信号を供給してトランジスタ87をオフさせ、ス
イッチング電源74の制御端子84をHレベルにする。これ
により、制御回路75は動作しなくなってスイッチング電
源74からの出力はオフし、マイコン63はバックアップ回
路88を構成する電池90からの電圧供給により、それまで
の状態を保持する。
【0038】また、電池90が放電して容量がなくなった
場合は、商用電源71から交流電圧が供給されると、ベー
ス抵抗86を介してトランジスタ87のベースがHレベルに
なり、このトランジスタ87がオンして、制御端子84がL
レベルになる。これにより、制御回路75は動作してスイ
ッチング電源74からの出力がオンし、スイッチング電源
74からマイコン63に動作電圧が供給される。すなわち、
電池90の容量がなくなり、スイッチング電源74の制御端
子84をマイコン63が制御できない状態に陥っても、商用
電源71から交流電圧が供給される限り、電源制御回路85
はスイッチング電源74を強制的に動作させることができ
る。
【0039】ところで、従来この種の家電機器に使用す
る電源回路は、切状態において電源回路をオフにし、待
機時における電源回路の電力消費を抑えるようにしたオ
ン・オフ制御端子付きのものが知られている。しかし、
こうした電源回路では、出力オフ時においても電源回路
の制御端子を制御するマイコンなどを電池などで動作さ
せる必要があり、電池などがなくなると、再度商用電源
を投入しても、マイコンには動作電圧が供給されていな
いので、制御端子を介して電源回路をオンに立ち上げる
ことができないという問題があった。
【0040】この点に関し、図5における回路構成で
は、商用電源71が投入されたときに、電源回路に相当す
るスイッチング電源74の制御端子を強制的に制御して、
スイッチング電源74の出力をオンに立ち上げる電源制御
回路85を備えているので、電池90の容量がなくなり、ス
イッチング電源74の制御端子84をマイコン63が制御でき
ない状態になっても、電源制御回路85によりスイッチン
グ電源74を強制的に動作させることが可能になる。
【0041】次に、図6の回路について説明する。本実
施例におけるスイッチング電源74も、制御端子84がHレ
ベルのときに、制御回路75の動作が停止してスイッチン
グ電源74からの出力がオフし、制御端子84がLレベルの
ときに、制御回路75が動作してスイッチング電源74から
の出力がオンするようになっている。また、前記図5に
おける電源制御回路85に代わり、制御端子84にアノード
を接続し、マイコン63の出力ポートにカソードを接続し
たマイコン制御信号用のダイオード93が接続されると共
に、制御端子84にアノードを接続し、マイコン63の動作
電源端子にカソードを接続したマイコンバックアップ動
作用のダイオード94が接続される。
【0042】そして、操作手段36の負荷(例えばリレー
や発光素子35)をオンさせるキーを押すと、マイコン63
はダイオード93を介してスイッチング電源74の制御端子
84をLレベルにする。これにより、制御回路75は動作し
てスイッチング電源74からの出力がオンし、このスイッ
チング電源74からマイコン63に動作電圧が供給されると
共に、キー操作に応じた負荷も作動する。
【0043】一方、操作手段36の負荷をオフさせる別の
切キーを押すと、マイコン63はダイオード93を介してス
イッチング電源74の制御端子84をHレベルにする。これ
により、制御回路75は動作しなくなってスイッチング電
源74からの出力はオフするが、制御端子84からダイオー
ド94を介してマイコン63に動作電圧が供給され、マイコ
ン63はそれまでの状態を保持する。
【0044】このように、図6の回路では、電源回路で
あるスイッチング電源74の制御端子84を、僅か2個のダ
イオード93,94により、出力のオン・オフ制御用と、マ
イコン63のバックアップ用に使い分けることができるの
で、回路構成を簡素化することができる。また制御端子
84を二種類の用途に使い分けることにより、従来問題と
なっていた待機時における電源回路の消費電流を少なく
することができる。
【0045】次に、本実施例における炊飯器の制御系統
に関する機能構成を、図7に基づき説明する。同図にお
いて、101は前記制御ユニット15などに搭載される制御
手段で、この制御手段101の記憶装置(図示せず)には
所定の制御シーケンスを実行するプログラムが記憶され
ており、このプログラムに従って、操作手段72からの操
作信号と、鍋温度センサ13および蓋温度センサ33からの
温度検知信号とに基づき、加熱コイル12および蓋ヒータ
28による加熱動作を制御するとともに、特に前述の非発
光素子34および発光素子35の各表示動作を、表示制御手
段102で制御するようになっている。
【0046】制御手段101は、鍋8内の被調理物を加熱
してひたし炊きから炊き上げに至るい一連の炊飯動作を
行なう炊飯制御手段105と、炊き上げからむらしを経た
後に、鍋8内のご飯を所定温度に保温する保温制御手段
106と、設定した予約時刻に鍋8内の被調理物を自動的
に炊き上げ、保温にする予約制御手段107とを備えてい
る。そして、これらの炊飯制御手段105,保温制御手段1
06および予約制御手段107の各動作中に、表示制御手段1
02を介して非発光素子34や発光素子35の各表示部が制御
されるようになっている。
【0047】本実施例では、操作手段36にて炊飯,保温
または予約の操作を行なったときに、その操作設定状態
を発光素子35の光で見ることができ、従来と同様に離れ
たところでも見やすくて実用性の低下を来すことがな
い。また、これらの操作を最後に行なってから所定時間
(例えば炊飯器の炊飯や電気ポットの湯沸し時では5
分、タイマー動作や保温時では30分)が経過し、操作
のし直しの必要がなくなったら、炊飯(または湯沸
し),保温,タイマー動作などの自動的に操作した設定
状況や動作状況は、LCDなどの非発光素子34だけで表
示し続けるか、あるいは表示切替スイッチ42により手動
で発光素子35から非発光素子34への表示に切替えること
ができる。したがって、発光素子35による操作状況や動
作状況の表示を消灯することで、発光素子35による電力
消費を減らして省エネルギー化を図ることができる。ま
た特に、表示切替スイッチ42を利用することで、発光素
子35から非発光素子34の表示のみに任意に手動で切替え
できることから、使用者の実用性に応じて発光素子35に
よる表示を消灯することができる。
【0048】さらに、炊飯(または湯沸し),保温,タ
イマー動作などの自動的に操作した設定状況や動作状況
を、発光素子35の点滅(例えば炊飯や湯沸し時において
は、1秒オン/0.5秒オフの繰り返しとし、それ以外の
タイマー動作時や保温時は1秒オン/5秒オフの繰り返
しとする)により表示させるようにしてもよい。こうす
れば、操作状況や動作状況を発光素子35の点滅光で見る
ことができ、従来と同様に離れたところでも見やすくて
実用性の低下を来すことがない。しかも、発光素子35を
連続点灯して表示する場合に比べて、発光素子35による
電力消費を減らして省エネルギー化を図ることができ
る。
【0049】また、炊飯(または湯沸し),保温,タイ
マー動作などの自動的に操作した設定状況や動作状況
は、従来と同じく発光素子35を連続点灯させてその表示
を行ない、これらの操作を最後に行なってから所定時間
が経過し、操作のし直しの必要がなくなったら、自動的
または表示切替スイッチ42によりその発光素子35を点滅
状態に切替えるようにすれば、暗い場所や遠くの場所に
いても、機器が現在どのような状態にあるのかを、発光
素子35の表示が切替わった後でも、発光素子35の点滅に
よりある程度理解することができ、実用性が低下しな
い。しかも、発光素子35を点灯表示し続ける場合に比べ
て、発光素子35による電力消費を減らして省エネルギー
化を図ることができる。なおこれは、発光素子35の照度
をそれまでより低下(例えば炊飯時や湯沸し時において
は約半減、それ以外のタイマー動作時や保温時には約1
/3に照度減少)させることでも同様の効果が得られ
る。
【0050】また、タイマー動作の開始後、所定時間が
経過したら、対応する発光素子35の表示を消灯,点滅ま
たは発光素子35の照度を低減し、このタイマー動作に従
って行なわれる動作(炊飯や湯沸し)の開始の所定時間
前、あるいは動作開始時に、発光素子35の表示を、前記
消灯,点滅または照度低減の状態から元の点灯状態に復
帰させるようにしてもよい。この場合、タイマー動作の
タイムアップ時に、使用者が機器に近付いてタイマー動
作が設定通り行なわれているか否かを、発光素子35の復
帰した点灯表示によって容易に確認することができ、タ
イマー動作時における使用性の低下を防ぎつつも、発光
素子35による電力消費を減らして省エネルギー化を図る
ことができる。
【0051】以上のように本実施例では、操作表示とし
て発光素子35と非発光素子34とを備え、操作に応じてこ
の発光素子35と非発光素子34でその操作状況を表示し、
操作後所定時間が経過した後に、発光素子35による操作
状況の表示を切替え可能とする切替手段としての表示切
替スイッチ42を備えている。
【0052】この場合、操作時には発光素子35からの光
で従来と同様に操作状況が離れたところからでも見やす
く、実用性が低下しない。また、最後に操作してから、
操作をし直す必要がない場合には、この操作に関わる発
光素子35の表示を、表示切替スイッチ42を用いて任意に
切替える(例えば、消灯,点滅,照度低減)ことができ
る。これにより、発光素子35による必要以上の表示を自
主的に抑制でき、発光素子35による電力消費を減らして
省エネルギー化を図ることができる。
【0053】また本実施例では、予め設定した時間後ま
たは時刻に、動作開始,動作終了または動作状態を切替
える時限手段としての予約制御手段107と、被保温物を
所定温度に保温する保温手段としての保温制御手段106
とを備え、予約制御手段107によるタイマー動作中、若
しくは保温制御手段106による保温動作中であることを
示す表示として発光素子35と非発光素子34とを用い、タ
イマー動作後所定時間が経過したら、あるいは保温動作
後所定時間が経過したら、表示切替スイッチ42により発
光素子35による表示を消灯切替え可能とするように構成
している。
【0054】この場合、タイマー動作後所定時間が経過
したら、あるいは保温動作後所定時間が経過したら、表
示切替スイッチ42によって、タイマー動作や保温に関わ
る発光素子35の表示を消灯させることができる。これに
より、発光素子35による必要以上の表示を自主的に抑制
でき、発光素子による電力消費を減らして省エネルギー
化を図ることができる。
【0055】またこの場合は、タイマー動作後所定時間
が経過したら、あるいは保温動作後所定時間が経過した
ら、表示切替スイッチ42により発光素子35による表示を
点滅切替え可能とするように構成してもよい。
【0056】このようにすると、タイマー動作後所定時
間が経過したら、あるいは保温動作後所定時間が経過し
たら、表示切替スイッチ42によって、タイマー動作や保
温に関わる発光素子35の表示を点滅状態に切替えること
ができる。したがって、暗い場所や遠くの場所にいて
も、機器が現在どのような状態にあるのかを、発光素子
35の表示が切替わった後でも、発光素子35の点滅により
理解することができ、実用性が低下しない。また、発光
素子35を点灯表示し続ける場合に比べて、発光素子35に
よる電力消費を減らして省エネルギー化を図ることがで
きる。
【0057】さらにこの場合は、タイマー動作後所定時
間が経過したら、あるいは保温動作後所定時間が経過し
たら、表示切替スイッチ42により発光素子35による表示
の照度を低減切替え可能とするように構成してもよい。
【0058】このようにすると、タイマー動作後所定時
間が経過したら、あるいは保温動作後所定時間が経過し
たら、表示切替スイッチ42によって、タイマー動作や保
温に関わる発光素子35の表示の照度をそれまでより低下
させることができる。したがって、暗い場所や遠くの場
所にいても、機器が現在どのような状態にあるのかを、
発光素子35の表示が切替わった後でも、発光素子35の表
示により理解することができ、実用性が低下しない。ま
た、発光素子35をそれまでの照度よりも低下させること
で、発光素子35による電力消費を減らして省エネルギー
化を図ることができる。
【0059】さらに本実施例では、タイマー動作の開始
後、所定時間が経過したら、対応する発光素子35の表示
を消灯,点滅または発光素子35の照度を低減し、このタ
イマー動作に従って行なわれる動作開始の所定時間前、
あるいは動作開始時に、発光素子35の表示を、それまで
の消灯,点滅または照度低減の状態から元の点灯状態に
復帰させるようにしてもよい。
【0060】この場合、タイマー動作のタイムアップ時
に、使用者が機器に近付いてタイマー動作が設定通り行
なわれているか否かを、発光素子35の復帰した点灯表示
によって容易に確認することができ、タイマー動作時に
おける使用性の低下を防ぎつつも、発光素子35による電
力消費を減らして省エネルギー化を図ることができる。
【0061】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が
可能である。例えば、実施例では炊飯器について説明し
たが、他の家電機器、具体的には被加熱物として水を加
熱し所定温度に保温する電気ポットにも適用できる。そ
の場合、炊飯器では炊飯に相当する行程が、電気ポット
では湯を沸騰させる湯沸しに相当することになる。ま
た、非発光素子34の時間表示部48は、時計による時刻表
示式ではなく、残時間を設定表示する方式でもよい。ま
た時刻表示式においても、本実施例のような午前や午後
の表示を含まない24時間表示ではなく、午前と午後の表
示を含む12時間表示の形態でもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明の請求項1の家電機器によれば、
必要以上の表示を自主的に抑制することで、実用性を低
下させることなく、電力消費を減らして省エネルギー化
を図ることができる。
【0063】本発明の請求項2の家電機器によれば、時
限動作後や保温動作後に、必要以上の表示を自主的に抑
制することで、実用性を低下させることなく、電力消費
を減らして省エネルギー化を図ることができる。
【0064】本発明の請求項3の家電機器によれば、時
限動作後や保温動作後に、必要以上の表示を自主的に抑
制することで、特に表示が切替わった後も、実用性を低
下させることなく、電力消費を減らして省エネルギー化
を図ることができる。
【0065】本発明の請求項4の家電機器によれば、時
限動作後や保温動作後に、必要以上の表示を自主的に抑
制することで、特に表示が切替わった後も、実用性を低
下させることなく、電力消費を減らして省エネルギー化
を図ることができる。
【0066】本発明の請求項5の家電機器によれば、時
限動作時における使用性の低下を防ぎつつも、電力消費
を減らして省エネルギー化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す炊飯器の全体構造をあ
らわした断面図である。
【図2】同上操作パネルの正面図である。
【図3】同上表示基板組立の斜視図である。
【図4】同上マイコン周辺の回路図である。
【図5】同上マイコンの電源回路に関する好ましい構成
の回路図である。
【図6】同上マイコンの電源回路に関する別の好ましい
構成の回路図である。
【図7】同上制御系統の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
34 非発光素子 35 発光素子 42 表示切替スイッチ(切替手段) 106 保温制御手段(保温手段) 107 予約制御手段(時限手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 弘昭 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 (72)発明者 馬戸 健次 新潟県加茂市大字後須田2570番地1 東芝 ホームテクノ株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA03 AA34 BA27 BA42 CA62 CA65 CC05 CD32 CD41 CD80 DB14 GD01 GD06 5C080 AA07 AA10 BB01 BB09 DD26 FF08 JJ01 JJ02 JJ03 JJ06 KK42 5C082 AA13 BA02 BA27 BD00 CA76 CB03 MM02 5C094 AA22 AA52 AA56 BA21 BA41 BA43 DA02 DB01 DB02 FA01 GA10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子と非発光素子とを備え、操作状
    況を表示し、操作後所定時間が経過した後に表示を切替
    え可能とする切替手段を備えたことを特徴とする家電機
    器。
  2. 【請求項2】 予め設定した時間後または時刻に、動作
    開始,動作終了または動作状態を切替える時限手段と、
    所定温度に保温する保温手段とを備え、時限動作中若し
    くは保温動作中であることを示す表示として前記発光素
    子と前記非発光素子とを用い、前記時限動作後所定時間
    が経過したら、あるいは前記保温動作後所定時間が経過
    したら、表示を消灯切替え可能とするように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の家電機器。
  3. 【請求項3】 予め設定した時間後または時刻に、動作
    開始,動作終了または動作状態を切替える時限手段と、
    所定温度に保温する保温手段とを備え、時限動作中若し
    くは保温動作中であることを示す表示として前記発光素
    子と前記非発光素子とを用い、前記時限動作後所定時間
    が経過したら、あるいは前記保温動作後所定時間が経過
    したら、表示を点滅切替え可能とするように構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の家電機器。
  4. 【請求項4】 予め設定した時間後または時刻に、動作
    開始,動作終了または動作状態を切替える時限手段と、
    所定温度に保温する保温手段とを備え、時限動作中若し
    くは保温動作中であることを示す表示として前記発光素
    子と前記非発光素子とを用い、前記時限動作後所定時間
    が経過したら、あるいは前記保温動作後所定時間が経過
    したら、表示の照度を低減切替え可能とするように構成
    したことを特徴とする請求項1記載の家電機器。
  5. 【請求項5】 予め設定した時間後または時刻に、動作
    開始,動作終了または動作状態を切替える時限手段を備
    え、時限動作中であることを示す表示として前記発光素
    子と前記非発光素子とを用い、前記時限動作後所定時間
    が経過したら、表示を消灯,低減または照度低減に切替
    え可能とするように構成すると共に、前記時限動作に従
    った動作開始の所定時間前、あるいは動作開始時に、表
    示を前記消灯,点滅または照度低減の状態から元の状態
    に復帰させるように構成したことを特徴とする請求項1
    記載の家電機器。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009131430A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Panasonic Corp 炊飯器
ES2363698A1 (es) * 2009-04-29 2011-08-11 Bsh Electrodomesticos España S.A. Aparato doméstico con una pantalla con medios de introducción por contacto.
CN104424874A (zh) * 2013-08-19 2015-03-18 珠海格力电器股份有限公司 家用电器控制装置、家用电器及其显示控制方法
WO2016139867A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 三菱電機株式会社 加熱調理器

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