JP2002214339A - 物体検知装置 - Google Patents

物体検知装置

Info

Publication number
JP2002214339A
JP2002214339A JP2001011072A JP2001011072A JP2002214339A JP 2002214339 A JP2002214339 A JP 2002214339A JP 2001011072 A JP2001011072 A JP 2001011072A JP 2001011072 A JP2001011072 A JP 2001011072A JP 2002214339 A JP2002214339 A JP 2002214339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
controller
door
sensor
human body
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001011072A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Mori
和彦 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Electric Co Ltd
Original Assignee
Aichi Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Electric Co Ltd filed Critical Aichi Electric Co Ltd
Priority to JP2001011072A priority Critical patent/JP2002214339A/ja
Publication of JP2002214339A publication Critical patent/JP2002214339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波を送受信するセンサを複数備えた場合
でも、受信波から対象物の有無を判別する回路を1構成
だけ用意すればよい物体検知装置を提供する。 【解決手段】 複数備えたセンサ3のうち、動作させる
センサ3をコントローラ2からの指令信号により順次切
り替える切換器8を備えて物体検知装置を構成したの
で、低コストの装置の提供が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動扉の
開閉制御装置に用いられる物体検知装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から、センサによって人体の有無を
検知して防犯等に利用する、所謂、人体検知装置は一般
的に知られている。前記人体検知装置を利用した装置の
中で、我々の生活に最も普及し、利用する機会が多いも
のの1つに、自動扉に取付けられた人体検知装置があ
る。
【0003】これらの人体検知装置はその多くが光電式
や超音波式と言われるものであり、光電式の人体検知装
置としては、例えば、扉前に対向して配置したセンサと
反射板間に赤外線を放射し、人体が前記赤外線を遮断す
ることにより人体の有無を検知するものが存在する。
【0004】また、超音波式の人体検知装置としては、
放射した超音波を人体により反射させ、この反射波が予
め設定した時間帯で受信できるか、否かによって人体の
有無を検知するものや、前記反射波の振幅の変化により
人体の有無を検知するものがよく知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、前記光電式や
超音波式の人体検知装置は、赤外線や超音波(以下、超
音波等という)を外部に放射して、その反射波を受信す
ることにより、人体の有無を検出するので、当然、前記
超音波等を送受信する機能が必要不可欠な構成要素とな
る。
【0006】そして、前記人体検知装置を自動扉に利用
する場合は、扉の表側と裏側における人体の有無を検知
するために、通常、扉の表側と裏側とにそれぞれ1機づ
つ人体検知装置を設置し、扉の表側から扉に接近してく
る人と、扉の裏側から扉に接近してくる人を検知して、
前記扉を自動開閉するように構成している場合が多い。
【0007】したがって、前記扉の表側と裏側に1機づ
つ備えた人体検知装置は、それぞれ個々に人体を検知す
る超音波等の送受信機能、および、受信した超音波より
人体の有無を検出する機能を具現する回路要素が別々に
必要となり、人体検知装置のコストが必然的に上昇して
しまうという問題があった。
【0008】そこで、本発明は前述した問題点を解消す
るために、簡易な構成で確実に対象物の検出が可能な物
体検知装置を提供する。
【0009】
【問題を解決するための手段】請求項1記載の物体検知
装置は、扉付近の一定領域に超音波を照射し、前記一定
領域内の物体にて反射した反射波を受信する複数のセン
サと、前記反射波より扉の利用者の有無を検出するコン
トローラからの指令信号により、前記複数のセンサの動
作切り替えを行う切替器とを備えて構成した。
【0010】請求項2記載の物体検知装置は、請求項1
記載の物体検知装置において、コントローラは、反射波
を受信する毎に前記切替器に切替指令信号を送信するよ
うに構成した。
【0011】本発明の物体検知装置は、複数備えたセン
サを順次切換えて動作させるように構成したので、複数
のセンサにより受信した反射波から人体の有無を検出す
る回路は、1構成分だけ準備すればよく、装置のコスト
を容易に低減することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図4により説明する。図1は本発明の物体検知装
置の1構成例をブロック図にて示したものであり、図1
において、1は例えば、マイクロコンピュータからなる
コントローラ2から、ある一定の周期で送信された基本
パルスに基づいて動作する超音波発生回路である。
【0013】3は前記超音波発生回路1の動作によって
前記基本パルスと同一周期で外部に超音波を発振する送
波機能と、物体にて反射した前記超音波を受信する受波
機能を備えたセンサである。
【0014】4は前記センサ3により受信した超音波の
振幅を増幅する増幅回路であり、5は増幅した超音波を
AM検波するとともに、予め設定した規定値と比較する
比較・検波回路である。6は増幅回路4にて増幅した超
音波の周波数に応じた電圧値を出力する周波数−電圧変
換回路(以下、F−V変換回路という)であり、前記比
較・検波回路5と、このF−V変換回路6の出力はとも
に前記コントローラ2に送信され、コントローラ2はこ
の信号を基にして、例えば、扉を自動開放する動力部7
を駆動制御するのである。
【0015】8は前記センサ3を複数備えた場合に、前
記コントローラ2からの指令信号によって、動作させる
センサ3を切替えるための切替器である。
【0016】次に、前記物体検知装置の動作を図2ない
し図4に示すフローチャートを用いて説明する。まず最
初に、ステップS1 において、図1に示すコントローラ
2からある一定の周期で基本パルスが超音波発生回路1
に入力されると、これを受信した超音波発生回路1は動
作して、センサ3より前記基本パルスと同一周期で超音
波を外部に発振する(ステップS2 )。
【0017】このとき、前記コントローラ2はステップ
3 で、発振された超音波の周波数を基準周波数として
記憶する。そして、センサ3より発振された超音波は最
初、静止した物体に反射させることにより、その周波数
を変化させることなく、センサ3によって受信される
(ステップS4 )。
【0018】受信された超音波は、ステップS5 におい
て、増幅回路4により増幅され、その後、F−V変換回
路6に送信される。前記F−V変換回路6は、受信した
信号の周波数に応じた電圧値(ステップS6 )を、コン
トローラ2に出力(ステップS7 )することにより、コ
ントローラ2はこの電圧値を基準電圧値として記憶する
(ステップS8 )。
【0019】このように、基準周波数と基準電圧がコン
トローラ2に記憶された時点で、前記物体検知装置は初
期設定を完了し、実際に対象物を検知可能な状態とな
る。
【0020】そして、前記対象物の検知が可能な状態に
おいて、図3のステップS11でコントローラ2から基本
パルスが超音波発生回路1に出力されると、前記超音波
発生回路1は動作して、センサ3より自動扉の、例え
ば、表側の所定範囲に超音波が発振される(ステップS
12)。
【0021】前記超音波は照射範囲に何らかの物体が存
在すれば、その物体によって反射し物体が存在しなけれ
ば、床面等に反射してセンサ3に受信される(ステップ
13)。前記センサ3により受信された超音波は振幅
を、ステップS14で増幅回路4によって増幅させる。そ
して、ステップS15に示す所定の演算処理に移行する。
【0022】この演算処理とは、図4のフローチャート
に示すように行われるものであり、ステップS21にて、
図1に示すF−V変換回路6で変換した超音波の周波数
に応じた電圧値を、ステップS22でコントローラ2に出
力する。
【0023】前記コントローラ2はこの電圧値を入力す
ることにより、図1に示す切替器8に切替指令信号を送
信(ステップS23)して、動作させるセンサ3の切替え
を行う。即ち、扉の表側と裏側にセンサ3を設置した場
合は、動作させるセンサを扉の表側から裏側のセンサ3
に切替えるのである。
【0024】また、前記コントローラ2はF−V変換回
路6より入力した電圧値から物体に反射した超音波の周
波数を検出する。言い換えれば、ドップラ効果による反
射波の周波数変化をF−V変換回路6によって電圧値の
変化に変換するのである。
【0025】そして、この電圧値の変化を基に、物体ま
での距離と、物体の移動速度および移動方向をステップ
24にて算出する。さらに、前記コントローラ2はこの
算出結果を基にして扉を自動開放するタイミングをステ
ップS25において算出する。なお、具体的な算出手段
は、本発明の趣旨ではないので割愛する。
【0026】一方、ステップS14で増幅された超音波
は、ステップS16において、比較・検波回路5にてAM
検波され、ステップS17で予め設定した電圧値(以下、
規定電圧値という)と比較される。
【0027】前記検波した電圧値が規定電圧値以上であ
れば、前記超音波の基準周波数に相当するパルス幅を有
するパルス信号がコントローラ2に送信される(ステッ
プS 18)。
【0028】また、前記ステップS17で、検波した電圧
値が規定電圧値以下である場合は、コントローラ2には
何ら信号は送信されない。そして、前記コントローラ2
は、比較・検波回路5から出力(パルス信号)があった
ときのみ、超音波の照射範囲(扉の表側)に物体が存在
すると判断して、ステップS19で、受信したパルス幅が
充分なパルス幅(F−V変換回路6による変換が可能な
パルス幅)を有しているかどうかを判定する。
【0029】その結果、パルス信号のパルス幅が充分で
ない場合は、比較・検波回路5からパルス信号の出力が
なかったときと同様に、自動扉の利用者は存在しないも
のとして、ステップS11まで戻り、前述したと同様の動
作を繰り返す。また、パルス信号のパルス幅が充分であ
る場合は、ステップS20に移行して、前記所定の演算処
理(ステップS15)にて算出した扉の開放タイミング
で、前記扉を自動開放する。
【0030】そして、前述した動作を、図4に示すステ
ップS23の切替器8の切替をしつつ実行することによ
り、例えば、扉の表側と裏側に備えたセンサ3を交互に
動作させて、扉の表裏両側における物体(人体)の検出
を確実に行って、扉を適切なタイミングで良好に自動開
閉させることができるのである。
【0031】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例になんら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で、種々の改良変
形が可能であることは容易に推察できるものである。
【0032】例えば、受信した超音波の反射波より対象
物(人体等)の有無を判別する回路は、図1に示す回路
構成に限定するものではなく、物体検知装置の利用目的
に応じた検出情報が得られるのであれば、どのように構
成してもよい。
【0033】即ち、複数のセンサに対し、切替器を1つ
設け、個々のセンサにより受信した反射波より、対象物
の有無を検出できる回路を1構成用意することにより、
本発明の物体検知装置は構成されればよいのである。
【0034】また、前記物体検知装置の回路構成が変化
すれば、コントローラ2が切換器8に切替指令信号を送
信するタイミングも、図4に示すように、F−V変換さ
れた電圧値がコントローラ2に入力されたときに限定さ
れないことは当然であり、例えば、前記物体検知装置の
利用目的に応じた検出情報が得られたとき等、場合に応
じて変化させればよい。
【0035】以上のように、本発明の物体検知装置は、
センサ3を除く構成要素(物体の有無を判別する回路)
は、センサ3の個数に関係なく1構成用意すればよく、
この結果、装置のコストが容易に低減できるとともに、
設置スペースの削減も可能となる等、種々の利点を具備
しており利便である。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の物体検知装置において
は、対象物を検出するセンサを複数備えた場合でも、動
作させるセンサを切替器によって1つとすることによ
り、受信波から対象物の有無を検出する回路は1構成だ
け用意すればよいので、この種装置のコストを確実に低
減できるとともに、設置スペースも容易に削減でき、利
便である。
【0037】請求項2記載の物体検知装置においては、
前記切替器によるセンサの切替えを、コントローラが反
射波を検出した際に出力する指令信号によって行うよう
に構成したので、センサによる超音波の送受信と、受信
波による対象物の検出動作を円滑に繰り返し実行するこ
とができるという、利点も備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の物体検知装置の構成を示すブロック図
である。
【図2】前記物体検知装置の初期設定動作を示すフロー
チャートである。
【図3】前記物体検知装置において物体の有無を判別す
る動作を示すフローチャートである。
【図4】前記物体検知装置における所定の演算処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 超音波発生回路 2 コントローラ 3 センサ 4 増幅回路 5 比較・検波回路 6 F−V変換回路 7 動力部 8 切替器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉付近の一定領域に超音波を照射し、前
    記一定領域内の物体にて反射した反射波を受信する複数
    のセンサと、前記反射波より扉の利用者の有無を検出す
    るコントローラの指令信号によって、前記複数のセンサ
    の動作切り替えを行うための切替器とを備えて構成した
    ことを特徴とする物体検知装置。
  2. 【請求項2】 前記コントローラは、反射波を受信する
    毎に前記切替器に切替指令信号を送信するように構成し
    たことを特徴とする請求項1記載の物体検知装置。
JP2001011072A 2001-01-19 2001-01-19 物体検知装置 Pending JP2002214339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011072A JP2002214339A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 物体検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001011072A JP2002214339A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 物体検知装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002214339A true JP2002214339A (ja) 2002-07-31

Family

ID=18878255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001011072A Pending JP2002214339A (ja) 2001-01-19 2001-01-19 物体検知装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002214339A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033145A1 (ja) * 2004-09-22 2006-03-30 Rikiya Fukuda 自動開閉ドア装置
JP2013094923A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Sugiura Kikai Sekkei Jimusho:Kk サービスロボット
CN104005636A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 广东技术师范学院天河学院 自动门控制系统及其控制方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006033145A1 (ja) * 2004-09-22 2006-03-30 Rikiya Fukuda 自動開閉ドア装置
JP2013094923A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Sugiura Kikai Sekkei Jimusho:Kk サービスロボット
CN104005636A (zh) * 2014-06-12 2014-08-27 广东技术师范学院天河学院 自动门控制系统及其控制方法
CN104005636B (zh) * 2014-06-12 2016-05-04 广东技术师范学院天河学院 自动门控制系统及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8848486B1 (en) Ultrasonic transmitter having adjustable output
CN104868897A (zh) 动作感应开关的控制方法及装置
JP2002214339A (ja) 物体検知装置
JPH09113618A (ja) 車両用障害物監視装置
JPH04250388A (ja) 超音波式物体検知器
JPH0412835B2 (ja)
JP2010037767A (ja) 自動ドア装置
JPS63128278A (ja) 超音波等を用いた検知装置
JPH0689782A (ja) 照明自動点滅装置
JP2004233093A (ja) 人体検知方法
JP2573403B2 (ja) 超音波センサ
JPS635290A (ja) 物体検知センサ
JP2001194448A (ja) 物体検知装置
JPH06119978A (ja) 照明制御装置
JP2953182B2 (ja) 超音波センサ
JP2771892B2 (ja) 人体検知装置
JPS5855775A (ja) 物体検知装置
JP2004198117A (ja) 物体センサー
JPH08292257A (ja) 超音波センサ
JP2953181B2 (ja) 超音波センサ
JP2953809B2 (ja) 超音波センサー
JP2579359B2 (ja) リモコン信号送受信装置およびリモコン式便器洗浄装置
JPH0346584A (ja) 超音波検知器
JPH06120799A (ja) 非接触スイッチング制御装置
JPH05273343A (ja) 超音波センサ