JP2010037767A - 自動ドア装置 - Google Patents

自動ドア装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010037767A
JP2010037767A JP2008200243A JP2008200243A JP2010037767A JP 2010037767 A JP2010037767 A JP 2010037767A JP 2008200243 A JP2008200243 A JP 2008200243A JP 2008200243 A JP2008200243 A JP 2008200243A JP 2010037767 A JP2010037767 A JP 2010037767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
speed
closing
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008200243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5222656B2 (ja
Inventor
Yoshifumi Murata
良文 村田
Taiji Tominaga
泰司 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Automatic Door Co Ltd
Original Assignee
Japan Automatic Door Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Automatic Door Co Ltd filed Critical Japan Automatic Door Co Ltd
Priority to JP2008200243A priority Critical patent/JP5222656B2/ja
Publication of JP2010037767A publication Critical patent/JP2010037767A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5222656B2 publication Critical patent/JP5222656B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】特定の人間あるいは移動体に対して自動扉の開閉速度を変更して制御する。また、特定の人間が移動中のドアに衝突したり挟まれたりすることを防止する自動ドア装置を提供する。
【解決手段】開閉駆動部5によって開閉動作可能なドア3と、ドア3の近傍の所定の領域6に侵入する移動体を検知する検知部8と、検知部8からの開放指示信号に基づいて開閉駆動部5を制御する制御部9と、移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号を受信する受信機11と、受信機11によって所定の信号が受信されている間と受信機11によって所定の信号が受信されていない間とのそれぞれに対応して異なる動作速度でドア3を開閉動作させる速度切替手段12とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動ドア装置に関する。
従来から、建物等の出入り口に設けられるドア本体に、電動モータ等からなる開閉駆動部を備え、ドア本体近傍の所定の領域内へ人体等が侵入した際に開閉駆動部によってドア本体が開駆動される自動ドア装置が知られている。このような自動ドア装置において、自動ドア装置を通過する者のドア本体への接近を検知して自動的にドアを開駆動する自動ドア装置が知られている。
ここで、特許文献1には、自動扉の開扉速度を変更することができる自動ドア装置が提案されている。この特許文献1に記載の自動ドア装置は、自動ドアの少なくとも一方の側に人を検知する第1センサと第2センサを設け、前記第2センサの前記自動ドアからa[m]離して設け、前記第1センサを前記第2センサからb[m]離して設け、前記第1センサが人を検知してから前記第2センサが人を検知するまでの時間tを計測する計測手段を設け、前記計測時間tとb[m]とから人の歩行速度Vを計算する歩行速度計算手段を設け、前記計算した歩行速度Vが速いほど前記自動ドアの開扉速度を早くするように前記モータの速度を制御する開閉手段を設けることを特徴としている。この特許文献に記載の自動ドア装置によれば、歩行速度に合わせて自動扉の開閉速度を変更することができる。
特開2004−263435号公報
しかしながら、特許文献1に記載の自動ドア装置では、自動ドア装置に接近する人間等を移動速度のみに対応して自動扉の開閉速度を変更するものであるため、通行する人の属性によらず一律に自動扉の開閉速度が制御される。その結果、動きが早い子供等が自動扉に激突したり、自動扉に挟まれる危険性を回避することはできず、さらに、自動扉の近傍に子供がいた際に別の者が自動扉に高速に接近すると自動扉が高速に駆動されることになり、このような場合には自動扉の近傍にいる子供に自動扉が衝突する危険性を回避することができないという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その第一の目的は特定の人間あるいは前記移動体に対して自動扉の開閉速度を変更して制御する自動ドア装置を提供することにある。さらに本発明の第二の目的は、大人等がドアに速い速度で接近した際にも特定の人間がドアに衝突したり挟まれたりすることを防止する自動ドア装置を提供することである。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の自動ドア装置は、開閉駆動部によって開閉動作可能なドアと、該ドアの近傍の所定の領域に侵入する移動体を検知する検知部と、該検知部からの開放指示信号に基づいて前記開閉駆動部を制御する制御部と、前記移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号を受信する受信機と、該受信機によって前記所定の信号が受信されている間と前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない間とのそれぞれに対応して異なる動作速度で前記ドアを開閉動作させる速度切替手段とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、前記移動体が前記受信器によって所定の信号を受信可能な範囲外にある時と前記移動体が前記受信機によって所定の信号を受信可能な範囲内にある時とのそれぞれの状態に応じて前記ドアの移動速度を変更する。前記移動速度の変更はドアの移動位置によらず所定の信号が受信された時点で行われる。
また、本発明の自動ドア装置は、前記速度切替手段が前記受信機によって前記所定の信号が受信されている間には前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない場合と比較して相対的に低速で前記ドアを開閉動作させることが好ましい。
この場合、前記発信機を取り付けられた移動体が前記ドアに挟まれることが防止される。
また、本発明の自動ドア装置は、前記受信機が前記ドアによって仕切られる複数の領域の一方のみの領域内にある前記発信機が発する前記所定の信号を受信することが好ましい。
この場合、一方側から前記ドアに接近する前記発信機を取り付けられた移動体が前記ドアに挟まれることが防止されると共に、他方側から接近した前記発信機を取り付けられた移動体に対しては前記ドアの移動速度を変化させずに前記ドアを開閉させることができる。
また、本発明の自動ドア装置は、前記受信機が前記ドアが開動作した際に収納される戸袋の近傍における所定の範囲内にある前記発信機が発する前記所定の信号を受信することが好ましい。
この場合、前記発信機が取り付けられた移動体が前記ドアの戸袋側に接近した際に前記ドアの移動速度を変化させることができる。
また、本発明の自動ドア装置は、前記検知部が、前記所定の領域へ照射した光線の反射光を検出して前記移動体の有無を検知する光センサであることが好ましい。
この場合、前記所定の領域に侵入した前記移動体を精度良く検出することができる。
本発明に係る自動ドア装置によれば、移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号が受信機において検知された際にドアの開閉速度を変化させることで、特定の人間あるいは前記移動体に対して自動扉の開閉速度を変更して制御することができる。さらに、大人等がドアに速い速度で接近した際にも特定の人間がドアに衝突したり挟まれたりすることを防止する自動ドア装置を提供することである。
以下、本発明の1実施形態の自動ドア装置について図1から図3を参照して説明する。図1は、自動ドア装置の構成を説明するための正面図である。また、図2は、自動ドア装置の構成を説明するための左側面図である。また、図3は、発信機の一部の構成を説明するための説明図である。
図1に示すように、本実施形態の自動ドア装置1は、建物の内外を連通する開口部に取り付けられた枠部2と、枠部2に進退自在に配置された板状のドア3と、ドア3を進退移動させる進退移動機構4とを備える。
進退移動機構4は、ドア3を開閉動作させる開閉駆動部5と、ドア3の近傍の所定の領域に侵入する移動体を検知する検知部8と、検知部8からの開放指示信号7(図6参照)に基づいて開閉駆動部5を制御する制御部9と、制御部9に電気的に接続されると共に発信機10が発する所定の信号25(図6参照)を受信する受信機11と、受信機11が受信した所定の信号25の有無に対応してドア3を開閉動作させる速度切替手段12とを備える。
開閉駆動部5は枠部2の内部に格納された電気モータ等からなる周知の駆動機構14と、駆動機構14とドア3とのそれぞれに接続されて駆動機構14によって生じる動力をドア3の直線運動に変換する図示しない連結機構と、ドア3と枠部2との相対位置を測定する位置センサ17とを備える、開閉駆動部5は制御部9に電気的に接続されてその動作が制御されている。
図1及び図2に示すように、検知部8は、枠部2から所定の領域6に向かって光線Lを照射する発光部及び所定の領域6で反射した光線を受光する受光部からなる光センサ15を備える。光センサ15は制御部9に電気的に接続されている。また光センサ15は、発光部から所定の領域6に至るまでの空間Xに侵入する移動体による光線Lの反射の変化を検知して開放指示信号7を制御部9に送信するようになっている。
図3に示すように、発信機10は、ドア3の開閉速度を変更する対象者となる幼児等によって携帯されるものである。発信機10は、筐体16の内部に電源21と、所定の信号25を生成する電波発信回路22と、所定の信号25を発信するアンテナ23とを備える。また、発信機10はアンテナ23を中心に放射状に所定の信号25を発信し、その到達距離が自動ドア装置1の近傍の空間Yの辺縁部Y1から受信機11まで到達する距離(図4参照)となると共に人体に傷害を与えないように出力が調整されて設定されている。
図2に示すように、受信機11は、枠部2に配置され発信機10が発する所定の信号25を受信するものである。受信機11は制御部9に電気的に接続され、所定の信号25の有無に基づいて速度切替信号Iを制御部9に送信するようになっている(図6参照)。
また、図2及び図4に示すように、受信機11は受信機の設置位置を中心として水平角180度の範囲から発せられる所定の信号25を受信するようになっており、枠部2の両側の面に取り付けられてドア3を挟んでA側及びB側のそれぞれが検知領域になっている。また、受信機11の感度は、発信機10の出力の調整とあわせて少なくともドア3の可動域の範囲を覆う空間Yの内部にある発信機10が発する所定の信号25が検出できる感度に調整されている。
次に、上記の構成の自動ドア装置1のドア3の移動制御について図5を参照して詳述する。制御部9は開閉駆動部5に異なる駆動信号を送信してドア3の駆動速度を変化させている。ドア3は位置30と位置35との間を往復移動するようになっている。まず、ドア3が完全に閉鎖された状態で停止された状態ではドア3の端は位置30にあり、ドア速度が0となるように制御されている。
続いて、ドア3が開駆動を開始する際には、ドア速度を所定の開放高速度26まで加速させる。ドア3は位置30から位置31まで加速駆動されて位置31において開放高速度26に達するように制御される。ドア3が位置31に達したらドア3の速度は開放高速度26で一定に制御されて位置32まで移動される。ドア3が位置32に達したらドア3の速度は減速制御される。ドア3は位置32から位置33まで減速駆動されて位置33において開放高速度26よりも低速な開放微速度27に達するように制御される。ドア3が位置33に達したらドア3の速度は開放微速度27で一定に制御されて位置34まで移動される。ドア3が位置34に達したらドア3はさらに減速駆動されてドア3が完全に開放された位置35においてドア3の速度が0となるように制御される。
続いて、ドア3が完全に開放された状態から閉駆動を開始する際には、ドア3の速度を所定の閉鎖高速度28まで加速させる。ドア3は位置35から位置36まで加速駆動されて位置36において閉鎖高速度28に達するように制御される。ドア3が位置36に達したらドア3の速度は閉鎖高速度28で一定に制御されて位置37まで移動される。ドア3が位置37に達したらドア3の速度は減速制御される。ドア3は位置37から位置38まで減速駆動されて位置38において閉鎖高速度28より低速な閉鎖微速度29に達するように制御される。ドア3が位置38に達したらドア3の速度は閉鎖微速度29で一定に制御されて位置39まで移動される。ドア3が位置39に達したらドア3はさらに減速駆動されてドア3が完全に閉鎖された位置30においてドア3の速度が0となるように制御される。
また、本実施形態の自動ドア装置1では、受信機11によって所定の信号が受信された時には、開放高速度26を開放高速度26より低速な開放切替速度26Aへ、また閉鎖高速度28を閉鎖高速度28より低速な閉鎖切替速度28Aへと変更するようになっている。速度切替信号Iに基づくドア3の速度の切替はドア3の移動位置によらず位置30から位置35の間のどの位置においても切替が実行されるようになっている。また、ドア3が開放切替速度26Aあるいは閉鎖切替速度38Aで開放あるいは閉鎖駆動されてドア3が完全に開放あるいは完全に閉鎖されたところでドア3の速度の切替状態は解消されるようになっている。
さらに、制御部9においては、ドア3の移動位置を複数の区間に分けて、ドア3の位置に基づいて制御している。詳しくは、位置30と位置31との間を開放加速区間40、位置31と位置32との間を開放高速区間41、位置32と位置33との間を開放高速減速区間42、位置33と位置34との間を開放微速区間43、位置34と位置35との間を開放端停止区間44、位置35と位置36との間を閉鎖加速区間45、位置36と位置37との間を閉鎖高速区間46、位置37と位置38との間を閉鎖高速減速区間47、位置38と位置39との間を閉鎖微速区間48、位置39と位置30との間を閉鎖端停止区間49とされている。
また、ドア3は、位置30と位置35との間の任意の位置において開放指示信号7及び速度切替信号Iの入力に応じて開駆動されるようになっている。ドア3の開閉駆動に関する信号の送受信については後述する。
次に、上記の構成の自動ドア装置1の信号の送受信について、図6を参照して詳述する。図6は自動ドア装置1の制御部9における信号の流れを示すブロック図である。
自動ドア装置1に装備された検知部8と、受信機11とのそれぞれから送信された信号は、いずれも制御部9において受信されるようになっている。制御部9では、これらの信号に基づいてドア3の開閉動作を制御する駆動信号Mを開閉駆動部5に向けて送信している。
次に、自動ドア装置のドア3の開閉駆動の流れを図7〜図11の各フローチャートを参照して詳述する。
まず、自動ドア装置1が起動されると、図7に示すスローダウンドア制御S10が開始される。スローダウンドア制御S10が開始されると、図6に示す開閉駆動部5に駆動信号Mを発する各処理を呼び出す条件分岐が開始されて処理が決定される。
この条件分岐は、図7に示すようにドア閉鎖端停止中処理S30を呼び出す分岐工程S13と、ドア開放中処理S40を呼び出す分岐工程S14と、ドア開放端停止中処理S50を呼び出す分岐工程S15とを備える。
自動ドア装置1の起動時にはドア閉鎖端停止中処理S30、ドア開放中処理S40、ドア開放端停止中処理S50のいずれの状態でもないので、分岐工程S13、S14、S15の全ての条件分岐においてNOが選択され、ドア閉鎖中処理S20に決定される。
図8に示すように、ドア閉鎖中処理S20は、ドア3を閉鎖するための処理であり、ドア3が閉駆動を開始されてからドア3が閉鎖されるまでの間の処理を受け持つ。ドア閉鎖中処理S20が開始されると、ドア3の移動位置を測定する位置センサ17からの位置情報を基にドア3が閉鎖された状態で停止しているか否かを判断する(処理S21)。
ドア3が閉鎖された状態で停止している(YES)と判断された場合はドア3の移動速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後に後述するドア閉鎖端停止中処理S30へ移行する(処理S29)。ドア3が閉鎖された状態で停止していない(NO)と判断された場合は、続いて開放指示信号7の入力があるか否かを判断する(処理S22)。
開放指示信号7は人間P1あるいは幼児C等の人間や、その他移動体が空間Xへ侵入したことによって光センサ15が発する信号である。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合には閉駆動中の開閉駆動部5に対してドア速度を0とする駆動信号を送信した後に後述のドア開放中処理S40へ移行する(処理S28)。開放指示信号7が受信されていない(NO)と判断された場合には、続いてドア3の位置が閉鎖高速区間46にあるか否かを判断する(処理S23)。
ドア3の位置が閉鎖高速区間46にある(YES)と判断された場合には、続いて速度切替信号Iが受信されているかを判定する(処理S24)。速度切替信号Iが受信されている(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を閉鎖切替速度28Aとする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S27)。一方、速度切替信号Iが受信されていない(NO)と判断された場合には、ドア3の速度を閉鎖高速度28とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S26)。
また、処理S23においてドア3の位置が閉鎖高速区間46にない(NO)と判断された場合は、すなわちドア3の位置が閉鎖高速減速区間47あるいは閉鎖微速区間48にあるので、ドア3の速度を閉鎖微速度29とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S25)。
処理S25、S26、S27からスローダウンドア制御S10へ戻った後、分岐工程S13、S14、S15のすべての分岐においてNOが選択されてドア閉鎖中処理S20が再び呼び出されるので、ドア3が完全に閉鎖されてドア閉鎖端停止中処理S30へ移行するか、あるいは開放指示信号7を受信してドア開放中処理S40へ移行するまでドア閉鎖中処理S20が繰り返される。
図9に示すように、ドア閉鎖端停止中処理S30は、ドア3が閉鎖状態にありかつドア3の移動速度が0である状態での処理である。ドア閉鎖端停止中処理S30が開始されると、開放指示信号7が受信されたかを判定する(処理S31)。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合には、ドア3を開放するためのドア開放中処理S40へ移行した後にスローダウンドア制御S10に戻る(処理S32)。一方、開放指示信号7が受信されていない(NO)と判断された場合には、ドア3の閉鎖状態を維持するためにドア3の速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10に戻る(S33)。
処理S33からスローダウンドア制御S10に戻った後、分岐工程S12からの工程によってドア閉鎖端停止中処理S30が再び呼び出されるので、開放指示信号7が受信されてドア開放中処理S40へ移行するまでドア閉鎖端停止中処理S30が繰り返される。
図10に示すように、ドア開放中処理S40は、ドア3を開駆動させるための処理である。ドア開放中処理S40が開始されると、ドア3の位置が開放端停止区間44にあるか否かが判定される(処理S41)。ドア3の位置が開放端停止区間44にある(YES)と判断された場合にはドア3の速度を0とする制御信号を開閉駆動部5に送信して位置35でドア3が停止するように制御した後にドア開放端停止中処理S50へ移行する(処理S47)。一方、ドア3の位置が開放端停止区間44にない(NO)と判断された場合には、ドア3の位置が開放高速区間41にあるか否かを判定する(処理S42)。
ドア3の位置が開放高速区間41にある(YES)と判断された場合には、続いて速度切替信号Iが受信されているかを判定する(処理S43)。速度切替信号Iが受信されている(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を開放切替速度26Aとする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S46)。一方、速度切替信号Iが受信されていない(NO)と判断された場合には、ドア3の速度を開放高速度26とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S45)
また、処理S42においてドア3の位置が開放高速区間41にない(NO)と判断された場合は、すなわちドア3が位置32から位置35までの間にある場合で、ドア3の速度を開放微速度27とする駆動信号を開閉駆動部に送信してスローダウンドア制御に戻る(処理S44)。
処理S44、S45、S46からスローダウンドア制御S10へ戻った後、分岐工程S14からの工程によってドア開放中処理S40が再び呼び出されるので、ドア3が完全に解放されてドア開放端停止中処理S50へ移行するまでドア開放中処理S40が繰り返される。
図11に示すように、ドア開放端停止中処理S50は、ドア3が完全に開放した状態でドア3の速度が0である状態での処理である。ドア開放端停止中処理S50が開始されると、まず、開放指示信号7が受信されたか否かが判定される(処理S51)。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合では、ドア3の開放状態を維持するため、ドア速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5に送信すると共に、ドア3の開放時間をカウントするタイマーをリセットしてスローダウンドア制御S10に戻る(処理S55)。
一方、開放指示信号7が受信されていない(NO)と判断された場合には、続いてドア3の開放時間をカウントするタイマーを参照して予め設定された開放保持時間に達したか否かを判定する(処理S52)。ドア3の開放時間が開放保持時間に達した場合(YES)には、ドア3を閉駆動させるためにドア閉鎖中処理S20へ移行する(処理S54)。ドア3の開放時間が開放保持時間に達していない(NO)と判断された場合にはドア3の開放状態を維持するためにドア3の速度を0とする駆動信号を開閉駆動部へ送信した後にスローダウンドア制御S10へ戻る(処理S53)。
処理S53及び処理S55からスローダウンドア制御S10に戻った後、分岐工程S15からの工程によってドア開放端停止中処理S50が再び呼び出されるので、開放保持時間が経過してドア閉鎖中処理S20へ移行するまでドア開放端停止中処理S50が繰り返される。
以上に説明する構成の自動ドア装置1の動作について、ドア3に接近する人間や物等の移動体との関係を中心に図12及び図13を参照しながら説明を行う。
まず、発信機10を携帯しない人間P1に対する自動ドア装置1の動作について図12を参照して説明する。人間P1が閉鎖された自動ドア装置1の領域A側からドア3に接近する。人間P1が空間Yの外部にいる時は、自動ドア装置1は、ドア閉鎖端停止中処理S30を繰り返し実行している。
人間P1は、ドア3にさらに接近して空間Yに侵入し、続いて空間Xに接近する。人間P1は発信機10を所持していないため、受信機11で所定の信号25が受信されることはない。そのため速度切替信号Iは発せられていない。さらに人間P1がドア3に接近し、人間P1が空間Xに侵入すると、光センサ15から制御部9へ開放指示信号7が送信されることによってドア開放中処理S40へ移行してドア3が開駆動される。このようにして人間P1はドア3を通行することができる。
次に、発信機10を携帯した幼児Cに対する自動ドア装置1の動作について図13を参照して説明する。
発信機10を携帯する幼児Cが空間Yの外部にいる時は、自動ドア装置1は、前述と同様にドア閉鎖端停止中処理S30を繰り返し実行している。発信機10を携帯した幼児Cがドア3に接近し、空間Yに侵入すると、発信機10から発せられる所定の信号25が受信機11によって検知される。
すると、受信機11から制御部9に対して速度切替信号Iが送信されるようになる。幼児Cがさらにドア3に接近し、空間Xに侵入すると、光センサ15によって空間Xへの移動体の侵入が検知されて開放指示信号7が制御部9へ送信されて処理S31は(YES)と判定される。すると、ドア開放中処理S40へ移行して処理S46が実行される。これによりドア3は開駆動される。続いてドア3は開放高速区間41まで移動する。この時、速度切替信号Iが受信されているため、ドア3の移動速度は開放切替速度26Aで動作する。
制御部9において速度切替信号Iが受信された時はドア3は切替速度で開駆動されて完全に開放されたところで停止して、ドア開放端停止中処理S50へ移行する。ここで、光センサ15によって移動体が検知されている間は開放指示信号7が制御部9に送信されているため、カウントがリセットされ続けるためドア3の閉駆動は開始されない。光センサ15によって移動体が検知されなくなった際には、所定の保持時間が経過した後にドア3の閉駆動が開始される。この際に、速度切替信号Iが受信された時にはドア3の移動速度は閉鎖切替速度28Aに設定されてドア3が閉駆動される。このようにして幼児Cが空間Yの外部に出るまで開放切替速度26Aあるいは閉鎖切替速度28Aでドア3が移動される。
以上説明したように、本実施形態に係る自動ドア装置によれば、発信機10が空間Yの内部にある間はドア3が閉位置で停止しているため、特定の人間あるいは移動体に対して自動扉の開閉速度を変更して制御することができる。さらに本実施形態では発信機10を携帯する幼児Cが移動中のドア3に挟まれるのを防止することができる。
さらに、本実施形態では発信機10が検知されたことに対応してドア3の速度を低下させる構成としたことで、たとえ幼児Cがドア3に接触しても衝撃が少ないので、移動中のドア3に衝突した際の怪我を低減することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、本実施形態においては発信機10は幼児Cに携帯されるものとしたが、これに限らず、乳児に対して使用することも可能である。この場合、発信機10は乳児に携帯させるだけではなく、乳児が搭乗するベビーカー等の移動体に固定される構成とすることができる。この場合にも乳児あるいは移動体が自動ドア装置1に接近した際に本実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、発信機10の筐体16の形状は使用形態に応じて適宜の構成、特に幼児に使用されることに配慮した構成を採用することができる。例えば、突起部を持たない略球形とすることで人体に衝突した際の怪我を防止することができる。あるいは、表面に軟質の素材を採用することで人体に衝突した際の怪我を防止できるとともに発信機10にかかる衝撃が吸収されるため発信機10の故障を防止することができる。また、筐体16には、発信機10を幼児Cの身体あるいは衣服等の一部に固定可能な固定部を設けても良い。この場合、発信機10の紛失を防止することができる。
また、本実施形態では発信機10は設定された一定の出力で所定の信号25を発信する構成を採用したが、これに限らず空間Yに侵入している間のみ所定の信号25を発し、空間Yの外部にある際には所定の信号25を出力しない構成とすることも可能である。この場合には、電源21にかかる負担を低減して省電力化を図ることができるとともに、発信機10から発せられる電磁波による人体への影響を抑えることができる。ここで、発信機10が空間Yに入ったことを検知する構成には、受信機11が所定の空間Yの辺縁部Y1まで到達する信号S2を発信し、発信機10が信号S2を受信する構成を採用することもできる。
また、本実施形態では受信機11は自動ドア装置1によって仕切られる領域のうちの領域Aと領域Bとの両方で発信機10が発する所定の信号25を検知する構成としたが、これに限らず、自動ドア装置1によって仕切られる領域の内の一方のみの領域から発せられる所定の信号25を受信する構成とすることもできる。さらに、受信機11がドア3の戸袋側の周囲のみを検知対象としても発信機10を携帯する幼児C等がドア3に挟まれる危険性を回避でき本発明の効果を奏することができる。さらに受信機11がドア3の戸当たり側の周囲のみを検知対象としても同様に本発明の効果を奏することができる。
また、本実施形態では、速度切替信号Iが受信されたときにドア3の移動速度が開放切替速度26Aあるいは閉鎖切替速度28Aに変更されてドア3が開放、あるいは閉鎖される構成としたが、これに限らず、たとえば、速度切替信号Iが受信されている間のみ開放切替速度26Aあるいは閉鎖切替速度28Aに切替を行い、速度切替信号Iが受信されなくなった際には開放高速度26あるいは閉鎖高速度28へ復帰する(図5の二点鎖線参照)ような構成とすることもできる。
また、本実施形態では受信機11によって所定の信号25が受信された際に開放切替速度26A及び閉鎖切替速度28Aが開放高速度26及び閉鎖高速度28よりも低速となるように設定された構成としたが、切替えた後のドア3の速度は任意の速度に設定することが可能である。例えば開放微速度27及び閉鎖微速度29よりも低速にすることも可能である。
また、本実施形態では速度切替信号Iによって切り替わる速度は開放切替速度26Aあるいは閉鎖切替速度28Aとなる構成を採用したが、これに限らず、発信機10が発する所定の信号の内容に対応して複数の動作速度から選択する構成とすることも可能である。さらに、発信機10から発せられる所定の信号に基づいて移動体の移動速度を検知して発信機10を携帯する移動体の速度に応じてドア3の開閉駆動することも可能である。
また、本実施形態では受信機11によって所定の信号25が受信された際にドア3の移動速度を低下させる構成としたが、逆に受信機11によって所定の信号25が受信された際にドア3の移動速度を向上させる構成としても、発信機10を携帯する保護者と発信機を携帯しない幼児の組み合わせとすることで本発明と同様の効果を奏することもできる。
本発明の実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための正面図である。 本発明の実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための左側面図である。 本発明の実施形態の発信機の構成を説明するための説明図である。 本発明の実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための上面図である。 本発明の実施形態のドアの移動を説明するためのグラフである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の信号の流れを示すブロック図である。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するための説明図である。 本発明の実施形態の自動ドア装置の動作を説明するための説明図である。
符号の説明
1 自動ドア装置
3 ドア
5 開閉駆動部
6 所定の領域
7 開放指示信号
8 検知部
9 制御部
10 発信機
11 受信機
12 速度切替手段
15 光センサ
18 戸袋
25 所定の信号
L 光線
P1 人間(移動体)
C 幼児(移動体)

Claims (5)

  1. 開閉駆動部によって開閉動作可能なドアと、
    該ドアの近傍の所定の領域に侵入する移動体を検知する検知部と、
    該検知部からの開放指示信号に基づいて前記開閉駆動部を制御する制御部と、
    前記移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号を受信する受信機と、
    該受信機によって前記所定の信号が受信されている間と前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない間とのそれぞれに対応して異なる動作速度で前記ドアを開閉動作させる速度切替手段とを備える自動ドア装置。
  2. 前記速度切替手段が、前記受信機によって前記所定の信号が受信されている間には前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない場合と比較して相対的に低速で前記ドアを開閉動作させる請求項1に記載の自動ドア装置。
  3. 前記受信機が、前記ドアによって仕切られる複数の領域の一方のみの領域内にある前記発信機が発する前記所定の信号を受信する請求項1または2に記載の自動ドア装置。
  4. 前記受信機が、前記ドアが開動作した際に収納される戸袋の近傍における所定の範囲内にある前記発信機が発する前記所定の信号を受信する請求項1〜3に記載の自動ドア装置。
  5. 前記検知部が、前記所定の領域へ照射した光線の反射光を検出して前記移動体の有無を検知する光センサである請求項1〜4のいずれか一項に記載の自動ドア装置。
JP2008200243A 2008-08-01 2008-08-01 自動ドア装置 Active JP5222656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200243A JP5222656B2 (ja) 2008-08-01 2008-08-01 自動ドア装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008200243A JP5222656B2 (ja) 2008-08-01 2008-08-01 自動ドア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010037767A true JP2010037767A (ja) 2010-02-18
JP5222656B2 JP5222656B2 (ja) 2013-06-26

Family

ID=42010599

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008200243A Active JP5222656B2 (ja) 2008-08-01 2008-08-01 自動ドア装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5222656B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027059A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 トヨタ車体株式会社 車両用開閉体の制御装置
JP2019052468A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社デンソー 開閉体駆動装置
JP2021006674A (ja) * 2019-06-27 2021-01-21 文化シヤッター株式会社 開閉体装置及び開閉体制御方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104697A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nippon Jido Door Kk 自動ドア装置
JP2006321601A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Oki Techno Creation:Kk 通路装置の速度制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006104697A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Nippon Jido Door Kk 自動ドア装置
JP2006321601A (ja) * 2005-05-18 2006-11-30 Oki Techno Creation:Kk 通路装置の速度制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019027059A (ja) * 2017-07-26 2019-02-21 トヨタ車体株式会社 車両用開閉体の制御装置
JP2019052468A (ja) * 2017-09-14 2019-04-04 株式会社デンソー 開閉体駆動装置
JP2021006674A (ja) * 2019-06-27 2021-01-21 文化シヤッター株式会社 開閉体装置及び開閉体制御方法
JP7396822B2 (ja) 2019-06-27 2023-12-12 文化シヤッター株式会社 開閉体装置及び開閉体制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5222656B2 (ja) 2013-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5764284B2 (ja) 自動ドア装置
US9341013B2 (en) Automatic door sensor device
US9687130B2 (en) Control method for cleaning robots
EP2942650B1 (en) Active object detection sensor
JPH09185412A (ja) 自律移動装置
JP5222656B2 (ja) 自動ドア装置
JP2015021237A (ja) 車両ドア開閉装置及びその制御方法
JPWO2020170334A1 (ja) エレベーターの乗場操作盤装置
WO2009150982A1 (ja) ドアシステム
JP2011157161A (ja) エレベーター制御装置
JP2008150162A (ja) エレベータのドア安全装置及びドア安全運転方法
JP2011174368A (ja) ゲート及びゲートを制御並びに較正する方法
JP5173658B2 (ja) 自動ドア装置
JP4545047B2 (ja) 移動体用人検知器
JP5572175B2 (ja) エレベータ出入口の安全装置
JP2007314285A (ja) エレベータのドア制御装置
JP4238795B2 (ja) 非接触型検出装置及び制御装置
JP4482301B2 (ja) トイレ設備
JP4188362B2 (ja) スライド式自動ドア
JP2010235284A (ja) エレベータの安全装置
JP2005280900A (ja) エレベータシステム
JP2007063922A (ja) 開閉装置状態監視装置及び開閉装置
JPWO2014199517A1 (ja) エレベータードアの制御装置
JP6351406B2 (ja) エレベーターのドア制御装置
WO2023063248A1 (ja) 自動ドア装置、自動ドア用センサ、自動ドアの制御方法、自動ドア用制御プログラム、自動ドア用センサ制御方法、及び自動ドア用センサ制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160315

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5222656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250