JP5173658B2 - 自動ドア装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動ドア装置に関する。
従来から、建物等の出入り口に設けられるドア本体に、電動モータ等からなる開閉駆動部を備え、ドア本体近傍の所定の領域内へ人体等が侵入した際に開閉駆動部によってドア本体が開駆動される自動ドア装置が知られている。このような自動ドア装置において、自動ドア装置を通過する者のドア本体への接近を検知して自動的にドアを開駆動する自動ドア装置が知られている。
ここで、特許文献1には、特定の人間によるドアを介した通行を防止する通行制御装置が記載されている。この通行制御装置は、建物の出入口扉の開閉制御をID判別装置を用いて行う通行制御装置において、建物内部の出口付近にタグを介して老人を検知する老人検知センサと老人を建物外へ出さないように報知する報知手段とを設けると共に、上記ID判別装置によるID判別時に上記老人検知センサにより老人を検知した場合に上記報知手段により建物から退館する通行者に老人を建物外に出さないように報知制御する制御手段を備えている。この通行制御装置によれば、老人検知センサのタグを携帯した徘徊性痴呆老人が建物から外部へ出て行かないようにし、かつ他の通常の人の自由な入退館を可能にすることができる
また、特許文献1に記載の通行制御装置は、徘徊性痴呆老人にタグを携帯させると共にドアを通行する可能性のある者に対して個別にIDを付与して入館あるいは退館時に識別を行うもので、IDの識別にはIDが記録されたIDカード等の記録媒体による識別や指紋認証による識別が挙げられている。
特開平9−326092号公報
しかしながら、特許文献1に記載の通行制御装置では、IDを付与された者のみが通行できる装置であるため、不特定多数が通行する可能性のある場所にこの通行制御装置を設置して特定の人間によるドアを介した通行を防止するのは困難であった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は幼児等の子供が単独でドアを介して通行するのを防止することができ、かつ、幼児と親とが一緒に通行する等の必要に応じてドアを開くこともできる自動ドア装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の自動ドア装置は、開閉駆動部によって開閉動作可能なドアと、該ドアの近傍の所定の領域に侵入する移動体を検知する検知部と、該検知部からの開放指示信号に基づいて前記開閉駆動部を開駆動させるように制御する制御部と、前記移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号を検知する受信機と、該受信機によって前記所定の信号が受信されている間には前記開放指示信号に基づく制御を禁止する禁止手段と、前記ドアを通行しようとする操作者の操作に基づいて前記禁止手段を解除して前記開閉駆動部を制御する解除手段とを備える。
この発明によれば、前記発信機が発する前記所定の信号が前記受信機によって受信されていない間は、前記移動体が前記ドアの近傍の所定の領域に侵入したことが前記検知部によって検知されると前記検知部から前記開放指示信号が前記制御部へ送信され、前記制御部から前記開閉駆動部へ駆動信号が送信されて前記ドアが開駆動される。
一方、前記発信機が発する前記所定の信号が前記受信機によって受信されると、前記禁止手段によって前記検知部からの開放指示信号が前記開閉駆動部に到達せず、前記所定の領域に前記移動体が侵入してもドアは開動作されない。
さらに前記発信機が発する信号が前記受信機によって受信されている間に操作者が前記解除手段を操作すると、前記禁止手段による禁止が解除されて前記検知部によって前記開閉駆動部へ前記開放指示信号が送信され、前記ドアが開動作する。
また、前記操作者による前記解除手段の操作が終了すると前記禁止手段が再び動作して前記ドアの開閉動作の制御を禁止する。その結果、前記発信機及び前記発信機を有する前記移動体が前記ドアを通じて移動するのを抑制することができる。
また、前記解除手段が前記ドアに取り付けられていてもよい。
また、前記受信機によって前記所定の信号が受信されている間と前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない間とのそれぞれに対応して、前記ドアが開閉動作している間および前記ドアが開放されている間に、前記ドアを開閉動作させるための動作速度を切り替える速度切替手段を備えていてもよい。
本発明に係る自動ドア装置によれば、前記発信機が発する前記所定の信号に基づいて前記検知部による前記ドアの動作を禁止すると共に前記解除手段によって一時的に前記ドアが動作されることで、幼児等の子供が単独でドアを介して通行するのを防止することができ、かつ、幼児と親とが一緒に通行する等の必要に応じてドアを開くこともできる。
(第一実施形態)
以下、本発明の第一実施形態の自動ドア装置について図1から図4を参照して説明する。図1は、自動ドア装置の構成を説明するための正面図である。また、図2は、自動ドア装置の構成を説明するための左側面図である。また、図3は、発信機の一部の構成を説明するための上面図である。また、図4は自動ドア装置の一部の構成を説明するための上面図である。
図1に示すように、本実施形態の自動ドア装置1は、建物の内外を連通する開口部に取り付けられた枠部2と、枠部2に進退自在に配置された板状のドア3と、ドア3を進退移動させる進退移動機構4とを備える。
進退移動機構4は、ドア3を開閉動作させる開閉駆動部5と、ドア3の近傍の所定の領域6に侵入する移動体を検知して開放指示信号7(図6参照)を発する検知部8と、検知部8からの開放指示信号7に基づいて開閉駆動部5を制御する制御部9と、発信機10が発する所定の信号25(図6参照)を検知する受信機11と、受信機11によって所定の信号25が受信されている間には開放指示信号7に基づく制御を禁止する禁止手段12と、操作者による所定動作に基づいて禁止手段12を一時的に解除して開閉駆動部5を制御する解除手段13とを備える。
開閉駆動部5は枠部2の内部に格納された電気モータ等からなる周知の駆動機構14と、駆動機構14とドア3とのそれぞれに接続されて駆動機構14によって生じる動力をドア3の直線運動に変換する図示しない連結機構と、ドア3と枠部2との相対位置を測定する位置センサ17を備える。開閉駆動部5は制御部9に電気的に接続されてその動作が制御されている。
図1及び図2に示すように、検知部8は、枠部2から所定の領域6に向かって光線Lを照射する発光部及び所定の領域6で反射した光線を受光する受光部からなる光センサ15を備える。光センサ15は制御部9に電気的に接続されている。また光センサ15は、発光部から所定の領域6に至るまでの空間Xに侵入する移動体による光線Lの反射の変化を検知して開放指示信号7を制御部に送信するようになっている。
図3に示すように、発信機10は、自動ドア装置1の通行を禁止する対象となる幼児等によって携帯されるものである。発信機10は、筐体16の内部に電源21と、所定の信号を生成する電波発信回路22と、所定の信号を発信するアンテナ23とを備える。また、発信機10はアンテナ23を中心に放射状に所定の信号を発信し、その到達距離が少なくとも図2に示す空間Xよりも広い空間Yの辺縁部Y1から受信機11まで到達する距離となると共に人体に傷害を与えないように出力が調整されて設定されている。
図2に示すように、受信機11は、枠部2に配置され発信機10が発する所定の信号25を受信するものである。受信機11は制御部9に電気的に接続され、所定の信号25の有無に基づいて開放禁止信号Iを制御部9に送信するようになっている。(図6参照)
また、図2及び図4に示すように、受信機11は指向性を有し、受信機11の設置位置を中心として水平角180度の範囲から発せられる所定の信号25を受信するようになっており、発信機10の出力の調整とあわせて少なくともドア3の可動域を覆う空間Yの内部にある発信機10が発する所定の信号25が検出できる感度に調整されている。
さらに図4に示すように受信機11はドアの一方の領域A側の面に配置され、ドア3によって仕切られる複数の領域A、Bのうち領域Aのみが受信範囲になっている。また、本実施形態では領域B側には図示しない適宜の構成のセンサを有し、領域Bからドア3に接近する人及び物に反応して開閉駆動部5を駆動させる信号を発してドア3を開閉動作するようになっている。
図1及び図2に示すように、解除手段13はドア3の領域A側の面に取り付けられた操作部18を有し、操作部18は制御部9に接続されている。操作部18は操作者による押圧動作を検知する押しボタン式の接触センサ20を有し、接触センサ20が幼児Cの身体が接触しない高さになるように調整して固定されている。接触センサ20は操作者による押圧動作に対応して解除信号Rを発し、解除信号Rは制御部9へ無線信号として送信されるようになっている。
次に、上記の構成の自動ドア装置1のドア3の移動制御について図5を参照して詳述する。図5は、自動ドア装置1のドア3の移動位置と移動速度との関係を説明するためのグラフである。
制御部9は開閉駆動部5に異なる駆動信号を送信してドア3の駆動速度を変化させている。ドア3は位置30と位置35との間を往復移動するようになっている。まず、ドア3が完全に閉鎖された状態で停止された状態ではドア3の端は位置30にあり、ドア速度が0となるように制御されている。
続いて、ドア3が開駆動を開始する際には、ドア速度を所定の開放高速度26まで加速させる。ドア3は位置30から位置31まで加速駆動されて位置31において開放高速度26に達するように制御される。ドア3が位置31に達したらドア3の速度は開放高速度26で一定に制御されて位置32まで移動される。ドア3が位置32に達したらドア3の速度は減速制御される。ドア3は位置32から位置33まで減速駆動されて位置33において開放高速度26よりも低速な開放微速度27に達するように制御される。ドア3が位置33に達したらドア3の速度は開放微速度27で一定に制御されて位置34まで移動される。ドア3が位置34に達したらドア3はさらに減速駆動されてドア3が完全に開放された位置35においてドア3の速度が0となるように制御される。
続いて、ドア3が完全に開放された状態から閉駆動を開始する際には、ドア3の速度を所定の閉鎖高速度28まで加速させる。ドア3は位置35から位置36まで加速駆動されて位置36において閉鎖高速度28に達するように制御される。ドア3が位置36に達したらドア3の速度は閉鎖高速度28で一定に制御されて位置37まで移動される。ドア3が位置37に達したらドア3の速度は減速制御される。ドア3は位置37から位置38まで減速駆動されて位置38において閉鎖高速度28より低速な閉鎖微速度29に達するように制御される。ドア3が位置38に達したらドア3の速度は閉鎖微速度29で一定に制御されて位置39まで移動される。ドア3が位置39に達したらドア3はさらに減速駆動されてドア3が完全に閉鎖された位置30においてドア3の速度が0となるように制御される。
さらに、制御部9においては、ドア3の移動位置を複数の区間に分けて、ドア3の位置に基づいて制御している。詳しくは、位置30と位置31との間を開放加速区間40、位置31と位置32との間を開放高速区間41、位置32と位置33との間を開放高速減速区間42、位置33と位置34との間を開放微速区間43、位置34と位置35との間を開放端停止区間44、位置35と位置36との間を閉鎖加速区間45、位置36と位置37との間を閉鎖高速区間46、位置37と位置38との間を閉鎖高速減速区間47、位置38と位置39との間を閉鎖減速区間48、位置39と位置30との間を閉鎖端停止区間49とされている。
また、ドア3は、位置30と位置35との間の任意の位置において開放指示信号7の入力に応じて開駆動されるようになっている。ドア3の開閉駆動に関する信号の送受信については後述する。
次に、上記の構成の自動ドア装置1の信号の送受信について、図6を参照して詳述する。図6は自動ドア装置1の制御部9における信号の流れを示すブロック図である。
自動ドア装置1に装備された検知部8と、受信機11と、解除手段13とのそれぞれから送信された信号は、全て制御部9において受信されるようになっている。制御部9では、これらの信号に基づいてドア3の開閉動作を制御する駆動信号Mを開閉駆動部5に向けて送信している。
次に、自動ドア装置1のドア3の開閉駆動の流れを図7〜図11の各フローチャートを参照して詳述する。
まず、自動ドア装置1が起動されると、図7に示すチャイルドガードドア制御S10が開始される。チャイルドガードドア制御S10が開始されると、開閉駆動部5に駆動信号Mを発する各処理を呼び出す条件分岐が開始されて処理が決定される。
この条件分岐は、ドア閉鎖端停止中処理S30を呼び出す分岐工程S13と、ドア開放中処理S40を呼び出す分岐工程S14と、ドア開放端停止中処理S50を呼び出す分岐工程S15とを備える。
自動ドア装置1の起動時にはドア閉鎖端停止中処理S30、ドア開放中処理S40、ドア開放端停止中処理S50のいずれの状態でもないので、分岐工程S13、S14、S15の全ての条件分岐においてNOが選択され、ドア閉鎖中処理S20に決定される。
図8に示すように、ドア閉鎖中処理S20は、ドア3を閉鎖するための処理であり、ドア3が閉駆動を開始されてからドア3が閉鎖されるまでの間の処理を受け持つ。ドア閉鎖中処理S20が開始されると、ドア3の移動位置を測定する位置センサ17からの位置情報を基にドア3が閉鎖された状態で停止しているか否かを判断する(処理S21)。
ドア3が閉鎖された状態で停止している(YES)と判断された場合はドア3の移動速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後に後述するドア閉鎖端停止中処理S30へ移行する(処理S27)。ドア3が閉鎖された状態で停止していない(NO)と判断された場合は、続いて開放指示信号7の入力があるか否かを判断する(処理S22)。
開放指示信号7は人間P1あるいは幼児C等の人間や、その他移動体が空間Xへ侵入したことによって光センサ15が発する信号である。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合には閉駆動中の開閉駆動部5に対してドア速度を0とする駆動信号を送信した後に後述のドア開放中処理S40へ移行する(処理S26)。開放指示信号7が受信されていない(NO)と判断された場合には、続いてドア3の位置が閉鎖高速区間46にあるか否かを判断する(処理S23)。
ドア3の位置が閉鎖高速区間46にある(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を閉鎖高速度28とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にチャイルドガードドア制御S10へ戻る(処理S24)。一方、ドア3の位置が閉鎖高速区間46にない(NO)と判断された場合は、すなわちドア3の位置が閉鎖高速減速区間47あるいは閉鎖微速区間48にあるので、ドア3の速度を閉鎖微速度29とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信した後にチャイルドガードドア制御S10へ戻る(処理S25)。
処理S24及び処理S25からチャイルドガードドア制御S10へ戻った後、分岐工程S13、S14、S15においてすべてNOが選択され、ドア閉鎖中処理S20が再び呼び出される。その結果、ドア3が完全に閉鎖されてドア閉鎖端停止中処理S30へ移行するか、あるいは開放指示信号7を受信してドア開放中処理S40へ移行するまでドア閉鎖中処理S20が繰り返される。
図9に示すように、ドア閉鎖端停止中処理S30は、ドア3が閉鎖状態にありかつドア3の移動速度が0である状態での処理である。ドア閉鎖端停止中処理S30が開始されると、制御部において解除信号Rが受信されたか否かを判定する(処理S31)。解除信号Rが受信されている(YES)と判断されると、開放禁止信号Iの有無によらずドア開放中処理S40へ移行してドア3を強制的に開放するように制御される。一方、解除信号Rが受信されていない(NO)と判断されると、続いて開放指示信号7が受信されたかを判定する(処理S32)。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合には、続いて発信機10による所定の信号25が受信されることによって受信機11から発せられる開放禁止信号Iが解除されているかを判断する(処理S33)。
開放禁止信号Iが解除されている場合(YES)には、ドア3を開駆動させるために後述のドア開放中処理S40へ移行する(処理S35)。処理S32において開放指示信号7が受信されない(NO)か、処理S32において開放指示信号7が受信され(YES)かつ処理S33において開放禁止信号Iが解除されていない(NO)と判断された場合には、ドア3の停止状態を維持するためにドア3の速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5に送信した後にチャイルドガードドア制御S10に戻る(処理S34)。
処理S34からチャイルドガードドア制御S10に戻った後、分岐工程S13からの工程によってドア閉鎖端停止中処理S30が再び呼び出されるので、開放指示信号7が受信されかつ開放禁止信号Iが解除されてドア開放中処理S40へ移行するまでドア閉鎖端停止中処理S30が繰り返される。
図10に示すように、ドア開放中処理S40は、ドア3を開駆動させるための処理である。ドア開放中処理S40が開始されると、ドア3の位置が開放停止区間44にあるか否かが判定される(処理S41)。ドア3の位置が開放停止区間にある(YES)と判断された場合にはドア3の速度を0とする制御信号を開閉駆動部5に送信して位置35でドア3が停止するように制御した後にドア開放端停止中処理S50へ移行する(処理S45)。一方、ドア3の位置が開放停止区間44にない(NO)と判断された場合には、ドア3の位置が開放高速区間41にあるか否かを判定する(処理S42)。
ドア3の位置が開放高速区間41にある(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を開放高速度26にする駆動信号を開閉駆動部5に送信してチャイルドガードドア制御S10に戻る(処理S44)。ドア3の位置が開放高速区間41にない(NO)と判断された場合は、すなわちドア3が位置32から位置35までの間にある場合で、ドア3の速度を開放微速度27とする駆動信号を開閉駆動部に送信してチャイルドガードドア制御に戻る(処理S43)。
処理S43及び処理S44からチャイルドガードドア制御S10へ戻った後、分岐工程S14からの工程によってドア開放中処理S40が再び呼び出されるので、ドア3が完全に解放されてドア開放端停止中処理S50へ移行するまでドア開放中処理S40が繰り返される。
図11に示すように、ドア開放端停止中処理S50は、ドア3が完全に開放した状態でドア3の速度が0である状態での処理である。ドア開放端停止中処理S50が開始されると、まず、開放指示信号7が受信されたか否かが判定される(処理S51)。開放指示信号7が受信されている(YES)と判断された場合では、ドア3の開放状態を維持するため、ドア速度を0とする駆動信号を開閉駆動部5に送信すると共に、ドア3の開放時間をカウントするタイマーをリセットしてチャイルドガードドア制御S10に戻る(処理S55)。
一方、開放指示信号7が受信されていない(NO)と判断された場合には、続いてドア3の開放時間をカウントするタイマーを参照して予め設定された開放保持時間に達したか否かを判定する(処理S52)。ドア3の開放時間が開放保持時間に達した場合(YES)には、ドア3を閉駆動させるためにドア閉鎖中処理S20へ移行する(処理S54)。ドア3の開放時間が開放保持時間に達していない(NO)と判断された場合にはドア3の開放状態を維持するためにドア3の速度を0とする駆動信号を開閉駆動部へ送信した後にチャイルドガードドア制御S10へ戻る(処理S53)。
処理S53及び処理S55からチャイルドガードドア制御S10に戻った後、分岐工程S15からの工程によってドア開放端停止中処理S50が再び呼び出されるので、開放保持時間が経過してドア閉鎖中処理S20へ移行するまでドア開放端停止中処理S50が繰り返される。
以上に説明する構成の自動ドア装置1の動作について、ドア3に接近する人間や物等の移動体との関係を中心に図12から図14を参照しながら説明を行う。
まず、発信機10を携帯しない人間P1に対する自動ドア装置1の動作について図12を参照して説明する。人間P1が閉鎖された自動ドア装置1の領域A側からドア3に接近する。人間P1が空間Yの外部にいる時は、自動ドア装置1は、ドア閉鎖端停止中処理S30を繰り返し実行している。
人間P1は、ドア3にさらに接近し、空間Yに侵入し、続いて空間Xに接近する。人間P1は発信機10を所持していないため、受信機11で所定の信号25が受信されることはない。そのため開放禁止信号Iは発せられていない。さらに人間P1がドア3に接近し、人間P1が空間Xに侵入すると、光センサ15から制御部9へ開放指示信号7が送信されることによってドア開放中処理S40が実行されてドア3が開駆動される。このようにして人間P1はドア3を通行することができる。
次に、発信機10を携帯した幼児Cに対する自動ドア装置1の動作について図13を参照して説明する。
発信機10を携帯する幼児Cが空間Yの外部にいる時は、自動ドア装置1は、前述と同様にドア閉鎖端停止中処理S30を繰り返し実行している。発信機10を携帯した幼児Cがドア3に接近し、空間Yに侵入すると、発信機10から発せられる所定の信号25が受信機11によって検知される。
すると、受信機11から制御部9に対して開放禁止信号Iが送信されるようになる。幼児Cがさらにドア3に接近し、空間Xに侵入すると、光センサ15によって空間Xへの移動体の侵入が検知されて開放指示信号7が制御部9へ送信されて処理S32は(YES)と判定される。
続いて処理S53において開放禁止信号Iが解除されたか否かが判定されるが、幼児Cは開放禁止信号Iを解除するための接触センサを押すことができないので処理S33においては(NO)と判定されてドア3は閉鎖状態のまま維持される。その結果、発信機10を携帯した幼児Cがドア3を通行することはできない。
次に、発信機10を携帯した幼児Cとその保護者P2とに対する自動ドア装置1の動作について図14を参照して説明する。
本実施形態の自動ドア装置1は上述の通り発信機10を携帯する幼児Cが単独でドア3を通行することができない構造になっている。このとき、幼児Cの保護者等で幼児Cの監督を行う保護者P2が幼児Cを通行させるあるいは幼児Cと保護者P2とが同時にドア3を通行する場合がある。
保護者P2も発信機10を携帯しない点で上述の人間P1と同様である。また、発信機10を携帯する幼児Cが空間Yの内部に存在している間は発信機10が発する所定の信号25によって受信機11から制御部9へ開放禁止信号Iが発せられており、このため保護者P2及び幼児Cが空間Xに侵入した際にはドア3は開放されない。
この時、保護者P2は接触センサ20に人体の一部(たとえば指)を接触させる。すると、接触センサ20は押しボタンの操作を感知して解除信号Rを制御部9に送信し、開放禁止信号Iが解除される。制御部9では開放指示信号7の受信と開放禁止信号Iの解除とが共に起こっているため、処理S32と処理S33ではともに(YES)が選択されてドア開放中処理S40へ移行してドア3が開放される。これによって保護者P2及び幼児Cがドア3を通行することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態に係る自動ドア装置1によれば、発信機10が空間Yの内部にある間はドア3が閉位置で停止しているため、幼児等の子供が単独でドアを介して通行するのを防止することができる。
また、接触センサ20による解除手段13を備えたことで保護者P2が禁止手段12を解除してドア3を開駆動させることができるため、幼児と親とが一緒に通行する等の必要に応じてドアを開くこともでき、幼児Cを安全に通行させることができる。
また、発信機10が空間Y内部にない間は光センサ15によってドア3が開駆動されるため、ドア3を駆動させる操作が簡略化される。
(第二実施形態)
次に、本発明の第2実施形態の自動ドア装置について図15から図17を参照して説明する。図15から図16は第二実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。また、図17は第二実施形態に自動ドア装置のドアの動作を説明するためのグラフである。なお、以下に説明する各実施形態において、上述した第1実施形態に係る自動ドア装置1と構成を共通とする箇所には同一符号を付けて、説明を省略することにする。
本実施形態の自動ドア装置100は、ドア3の開閉動作において、ドア3の開閉速度を変化させる速度切替手段113を備える点において第一実施形態と異なっている。
速度切替手段113は、制御部9における信号処理であり、第二実施形態の自動ドア装置100は、受信機11からの開放禁止信号Iおよび位置センサ17からのドア3の位置情報に基づいてドア3の開閉速度を変化させるものであり、ドア閉鎖中処理S20と、ドア開放中処理S40とのそれぞれにおいて第一実施形態と異なる処理工程を有する。
図15に示すように第二実施形態のドア閉鎖中処理S20は処理S23においてYESと判断された後に続いて、制御部9において開放禁止信号Iが受信されているか否かを判定する(処理S28)。開放禁止信号Iが受信されている(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を閉鎖高速度28よりも低速な開放切替速度28A(図17参照)に切替えてドア3を駆動させる駆動信号を開閉駆動部5へ送信してチャイルドガードドア制御へ戻る(処理S29)。一方、開放禁止信号Iが受信されていない(NO)と判断された場合には、第一実施形態と同様にドア3の移動速度を閉鎖高速度28とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信してチャイルドガードドア制御S10へ戻る(処理S25)。
図16に示すように、第二実施形態のドア開放中処理S40は、処理S42でYESと判断された後に続いて、制御部9において開放禁止信号Iが受信されているか否かを判定する(処理S46)、開放禁止信号Iが受信されている(YES)と判断された場合には、ドア3の速度を開放高速度26よりも低速な開放切替速度26A(図17参照)に切替えてドア3を駆動させる駆動信号を開閉駆動部5へ送信してチャイルドガードドア制御へ戻る(処理S47)。一方、開放禁止信号Iが受信されていない(NO)と判断された場合には、第一実施形態と同様にドア3の移動速度を開放高速度26とする駆動信号を開閉駆動部5へ送信してチャイルドガードドア制御S10へ戻る(処理S44)。
第二実施形態においては、ドア3が完全に閉鎖されている状態で発信機10の存在が受信機によって検知された場合には第一実施形態と同様にドア3の開放を禁止することができるとともに、ドア3が開閉動作中の場合に空間Y内に発信機が侵入した場合にはドア3の移動速度を低下させるようになっている。このような構成としても、本発明の効果を奏することができる。さらに、本実施形態においては、移動中のドア3に幼児等が衝突した際の怪我を防止することもできる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、本実施形態においては発信機10は幼児Cに携帯されるものとしたが、これに限らず、乳児に対して使用することも可能である。この場合、発信機10は乳児に携帯させるだけではなく、乳児が搭乗するベビーカー等の移動体に固定される構成とすることができる。この場合にも乳児あるいは前記移動体が自動ドア装置1に接近した際に本実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、発信機10の筐体16の形状は使用形態に応じて適宜の構成、特に幼児に使用されることに配慮した構成を採用することができる。例えば、突起部を持たない略球形とすることで人体に衝突した際の怪我を防止することができる。あるいは、表面に軟質の素材を採用することで人体に衝突した際の怪我を防止できるとともに発信機10にかかる衝撃が吸収されるため発信機10の故障を防止することができる。また、筐体16には、発信機10を幼児Cの身体あるいは衣服等の一部に固定可能な固定部を設けても良い。この場合、発信機10の紛失を防止することができる。
また、本実施形態では発信機10は設定された一定の出力で所定の信号25を発信する構成を採用したが、これに限らず空間Yに侵入している間のみ所定の信号25を発し、空間Yの外部にある際には所定の信号25を出力しない構成とすることも可能である。この場合には、電源21にかかる負担を低減して省電力化を図ることができるとともに、発信機10から発せられる電磁波による人体への影響を抑えることができる。ここで、発信機10が空間Yに入ったことを検知する構成には、受信機11が所定の空間Y1まで到達する信号S2を発信し、発信機10が信号S2を受信する構成を採用することもできる。
また、本実施形態では接触センサ20の配置位置は幼児Cの身体が接触しない位置としたが、本発明の自動ドア装置1が使用される状況に応じて通行を禁止する対象となる幼児の身長に対応するように適宜の設計変更が可能である。また、接触センサの高さ方向の位置を変えて位置決めする可変構造とすることも可能である。
また、本実施形態では接触センサ20は押しボタン式で無線方式の接触センサを採用したが、これに限らず、幼児Cの身体が接触しない位置に配置されて操作者による操作を検出する適宜のセンサ等の入力装置を採用することができる。たとえば、接触センサ20は制御部9と電気的に接続された有線方式を採用してもよい。また、たとえば静電気を入力に使用したタッチスイッチを採用することもでき、この場合には幼児が長尺な棒等を介してタッチスイッチに触れても解除手段が作動しないため、いたずらに起因するドアの開閉を防止することができる。
また、本発明の第一実施形態の自動ドア装置1において、ドア閉鎖端停止中処理S30は解除信号Rによってドア3を強制的に開放するためにドア開放中処理S40へ移行する処理S31を有する構成としたが、これに限らず、たとえば図18のフローチャートに示すように処理S31を備えず、処理S32に代えて制御部9において開放禁止信号Iが受信されているか否かを判断してさらに解除信号Rによって開放禁止信号Iが解除されたかを判断する処理S36を備えても本発明と同様の効果を奏することができる。
本発明の第一実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための正面図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための左側面図である。 本発明の第一実施形態の発信機の構成を説明するための上面図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の構成を説明するための上面図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置のドアの移動を説明するための図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置における信号の流れを示すブロック図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するための説明図である。 本発明の第一実施形態の自動ドア装置の動作を説明するための説明図である。 本発明の第二実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二実施形態の自動ドア装置の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第二実施形態の自動ドア装置のドアの移動を説明するための図である。 本発明の実施形態の自動ドア装置の変形例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 自動ドア装置
3 ドア
5 開閉駆動部
6 所定の領域
7 開放指示信号
8 検知部
9 制御部
10 発信機
11 受信機
12 禁止手段
13 解除手段
15 光センサ
20 接触センサ
25 所定の信号
C 幼児(移動体)
P1 人間(移動体)
P2 保護者(移動体)

Claims (3)

  1. 開閉駆動部によって開閉動作可能なドアと、
    該ドアの近傍の所定の領域に侵入する移動体を検知する検知部と、
    該検知部からの開放指示信号に基づいて前記開閉駆動部を開駆動させるように制御する制御部と、
    前記移動体に取り付けられた発信機が発する所定の信号を検知する受信機と、
    該受信機によって前記所定の信号が受信されている間には前記開放指示信号に基づく制御を禁止する禁止手段と、
    前記ドアを通行しようとする操作者の操作に基づいて前記禁止手段を解除して前記開閉駆動部を制御する解除手段とを備える自動ドア装置。
  2. 前記解除手段が前記ドアに取り付けられている請求項1に記載の自動ドア装置。
  3. 前記受信機によって前記所定の信号が受信されている間と前記受信機によって前記所定の信号が受信されていない間とのそれぞれに対応して、前記ドアが開閉動作している間および前記ドアが開放されている間に、前記ドアを開閉動作させるための動作速度を切り替える速度切替手段を備える請求項1または2に記載の自動ドア装置。
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