JP2002211520A - 容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 - Google Patents
容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法Info
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Abstract
線を照射させて確実に殺菌を行うことができる簡単な構
成の電子線殺菌装置を提供する。 【解決手段】 容器の内面及び外面に電子線を照射して
殺菌を行う電子線殺菌装置において、容器3の軸線Cに
対して所定角度A方向から電子線2を容器3に対して照
射する電子線照射手段と、容器3を軸線Cの周りに回転
させる回転手段とを有し、容器3の口部3aの内面の殺
菌を、口部3aの開口から入射させた電子線2によって
直接行い、容器3の底部3cの内面の殺菌を、主とし
て、容器3の胴部3bを透過した電子線2によって行
う。
Description
ことにより容器の内面及び外面の殺菌を行う電子線殺菌
装置及び電子線殺菌方法に関する。
おける飲料等の充填にあたり、予め殺菌しておく必要が
ある。殺菌処理にあたっては、容器に過酸化水素や次亜
塩素酸ソーダ等の殺菌用薬剤溶液をいったん注入した
後、その薬剤溶液を排出し、さらに、容器の内側を無菌
水で洗浄する作業が行われていた。
環境負荷が大きく、薬剤コストや廃液処理コストも高い
という問題があった。このため、殺菌用薬剤溶液や洗浄
水を用いない、種々の乾式の殺菌方法が提案されてい
る。そのような乾式の殺菌方法の一例として、特開平9
−150813号公報には、ペットボトルに電子線を照
射することにより、ペットボトルを殺菌する技術が開示
されている。また、例えば、特開平11−19190号
公報には、ペットボトル等の容器の側面から電子線を照
射しながら、容器を約25°回動させる技術が開示され
ている。
の技術においても、電子線は、容器の側壁を透過した
後、容器の内面に到達している。電子線の照射によって
殺菌を行う方式には、線状のフィラメントから帯状の電
子線を容器に向けて照射する非走査形(又はカーテン
形)と、楕円形のスポットを有する電子線(電子ビー
ム)を容器の表面に沿って走査させる走査形とがある。
することができる点では有利であるが、加速電圧が30
0kV程度までと高出力には不向きで、かつ、電子線を
効率良く取り出すために、電子線照射窓を可能な限り薄
くする必要があるという欠点がある。後者の方式は、幅
方向の電子線量の分布均一性が良く、加速電圧も容易に
高めることができ、かつ、容器に応じて走査幅を容易に
変更できるという点では有利であるが、走査機構が必要
で、加速電圧が大きくなるほど電子線発生源が大型化
し、さらに、より厳重なX線遮蔽機構を必要とするため
電子線殺菌装置が大型化するという欠点がある。
とにより減衰するため、内面に到達した電子線により十
分な殺菌を行うためには、電子線照射源から高出力の電
子線を照射させる必要がある。特に、口部は、キャップ
を締め込む必要性から、他の部位よりも側壁が厚く形成
されているため、加速電圧をかなり高くしても側壁を透
過させた電子線で口部内面の殺菌を行うことは容易では
ない。また、高出力のエネルギー線を照射すると、容器
が劣化するおそれもある。
点にかんがみてなされたもので、比較的低い加速電圧で
口部の内面をはじめ容器の内面及び外面の全体にまんべ
んなく電子線を照射させることができ、かつ、照射した
電子線で確実に殺菌を行うことができる簡単な構成の電
子線殺菌装置及び電子線殺菌方法を提供することを目的
とする。
に、請求項1に記載の発明は、容器の内面及び外面に電
子線を照射して殺菌を行う電子線殺菌装置において、前
記容器の軸線に対して所定角度方向から前記電子線を前
記容器に照射する電子線照射手段と、前記容器を前記軸
線の周りに回転させる回転手段とを有し、前記容器の口
部内面の殺菌を、前記口部の開口から入射させた前記電
子線によって行い、底部を含む前記容器の内面の殺菌
を、主として、前記容器の胴部の側壁を透過した電子線
によって行うように構成してある。
は、口部の開口から入射した電子線によって直接行うこ
とができる。また、容器の底部を含む内面の殺菌は、容
器の胴部を透過した電子線によって行うことができる。
もちろん、照射角度によっては、口部の開口から入射し
た電子線の直接照射によって容器の内面の殺菌を行うこ
とも可能である。このように、本発明では、電子線の照
射角度を適宜に設定するだけで、容器の内面及び外面の
全体にまんべんなく電子線を照射して確実に殺菌を行う
ことができるので、電子線殺菌装置の装置構成を簡素な
ものにすることができる。なお、本発明を適用すること
のできる容器は、電子線を透過させることができるもの
であれば、透明に限らず半透明であってもよく、一部又
は全体に着色が施されていてもよい。また、必ずしも全
体が透明である必要はなく、特に、口部は、外面及び内
面に電子線を直接照射して殺菌を行うため、透明又は半
透明である必要はない。
載するように、 tanA≦Dm/L (A:電子線の照射角度 L:口部の長さ Dm:口
部の開口径)の条件を満たすように選択するとよい。こ
のように構成することで、口部の内面に確実に電子線を
直接照射させることが可能になる。
電子線の前記軸線に対する角度Aが、 t/sinA×ρ1+(P1+P2)/cosA×ρ2<0.
407E1.38 (t:容器の側壁の壁厚 E:電子線の加速電圧
H:容器の底部内面から電子線の照射部までの鉛直距離
ρ1:容器を構成する材料の密度 ρ2:空気の
密度 P1:電子線照射窓から容器の外面までの距離
P2:容器の一方の内面から他方の内面までの距
離)の要件を常に満たすように選択するとよい。
側に前記電子線を前記底部に向けて反射する反射部材を
配置し、前記角度A又は前記反射部材と前記底部との距
離dが、 d×tanA≧Db/4 (Dbは底部の直径)の要件を満たすように設定した構
成としてある。このように構成すれば、容器の底部外面
の殺菌を、反射部材によって反射させた電子線によって
行うことが可能になる。
ットボトルである構成としてある。また、請求項6に記
載の発明は、前記壁厚tがt=0.2〜0.4mm、容
器の底部内面から電子線の照射部までの鉛直距離Hの最
大値が200〜350mmの範囲である構成としてあ
る。このように、本発明は、近年最も一般的かつ大量に
利用されている上記寸法範囲内のペットボトルの殺菌に
最適なものである。なお、容器に照射する電子線の加速
電圧は、請求項7に記載するように、300kV〜1M
Vであるのが好ましい。
外面に電子線を照射して殺菌を行う電子線殺菌方法にお
いて、前記容器の軸線に対して所定角度方向から前記電
子線を前記容器に対して照射しながら前記容器を前記軸
線の周りに回転させ、前記容器の口部内面の殺菌を、前
記口部の開口から入射させた前記電子線によって直接行
い、前記容器の胴部内面及び底部内面の殺菌を、主とし
て、前記容器の胴部を透過した電子線によって行い、前
記容器の底部外面の殺菌を、反射部材で反射させた電子
線によって行う方法である。この方法によれば、電子線
の照射角度を適宜に設定するだけで、容器の内面及び外
面の全てにまんべんなく電子線を照射して、確実に殺菌
を行うことができる。特に、本発明は、近年最も一般的
かつ大量に利用されているペットボトルの殺菌に最適に
実施することができる。
を、図面にしたがって詳細に説明する。図1は、本発明
の第一の実施形態にかかる電子線殺菌装置の概略図であ
る。図1に示すように、容器であるペットボトル3(以
下、単にボトル3と記載する)は、図示しない回転駆動
機構によって軸線Cを中心に回転自在に支持されてい
る。図示しない電子線照射装置の電子線照射窓1が、ボ
トル3の軸線Cに直交する面に対して角度Aで傾斜して
設けられている。これにより、電子線照射窓1から照射
された電子線2は、ボトル3の軸線Cに対して角度Aで
照射されることになる。また、ボトル3の底部3cの下
方には、底部3cに対面させて、反射板5が配置されて
いる。そして、この反射板5に反射した電子線2が、ボ
トル3の底部3cの外面に照射されるようになってい
る。
おりである。 (1)まず、角度Aは、ボトル3の口部3aの内面に、
電子線2が直接照射される角度である。これを、図2を
参照しながら説明する。口部3aの高さをL、口径をD
mとした場合に、角度Aは、 L×tanA≦Dm ・・・ の関係を満足するものでなければならない。
からボトル3の底部3cの内面までの最大透過距離が、
電子線2の届く範囲(最大飛程)内のものである。これ
を、図3を参照しながら説明する。電子線2の最大飛程
R[g/cm2]は、電子線加速電圧E[MV]に対し
て、R=0.407E1.38 の関係にあることが知ら
れている。
Ok1(以下、任意点を添え字1,2,3…k…nで表
す)から照射された電子線2kが、ボトル3の内面の対
応位置Ok2に到達したとき、両位置Ok1,Ok2の
透過距離をPk[g/cm2]とすると、全ての透過距
離P1〜nの中の最大値(これを、特にPmaxとす
る)が、上記の最大飛程Rに対して Pmax<R(=0.407E1.38) の関係になければならない。
求めることができるが、図1のように作図をすることに
よっても容易に求めることができる。図1に示す例で
は、「Pmax」で示す電子線2の透過距離が最大であ
る。ここで、図3(a)に示すように、透過距離P
kは、電子線照射窓1の位置O k1からボトル3の胴部
3bの外面までの距離Pk1と、電子線がボトル3の胴
部3bの壁内を透過する距離lkと、胴部3bの内面か
ら位置Ok2までの距離Pk2との和である。
(例えば、ペットボトルではρ 1=1.35g/c
m3)、ρ2は空気の密度(ρ2=1.293×10
−3g/cm3)である。電子線2の加速電圧として
は、300kV〜1MVであるのが好ましい。なお、ボ
トル3の胴部3bの側壁の壁厚をtとしたとき、距離l
kは、図3(b)からもわかるように、 lk=t/sinA で表すことができる。また、任意の位置Ok1,Ok2
の鉛直方向距離をHkとすると、 Pk1+Pk2=Hk/cosA−t/sinA で表すことができる。
である場合、t=0.2〜0.4×10−1cmで、H
の最大値が200〜350×10−1cm程度であるか
ら、これを上記の式に代入して、上記式を満足する
角度Aを求めればよい。
1から照射された電子線2が、反射板5で反射されて、
少なくともボトル3の底部3cの半分を照射するもので
ある。これを、図4を参照しながら説明する。反射板5
に角度Aで入射した電子線2は、入射角に等しい角度A
で反射して底部3cに照射されるから、底部3cと反射
板5との距離をd、胴部3bの直径をDbとした場合
に、 d×tanA≧Db/4 … の関係を満たす必要がある。
(1)〜(3)の要件を満たすのであれば、ボトル3の
高さや口部3aの開口幅等によっては、口部3aの開口
から入射させた電子線2によって底部3cの内面の殺菌
を行うようにしてもよい。
成の電子線殺菌装置の作用とともに説明する。図1に示
すように、電子線照射窓1に対峙させてボトル3を配置
する。そして、電子線照射窓1からボトル3に向けて電
子線2を照射する。口部3aの開口からボトル3内に侵
入した電子線2は、口部3aの内面に照射されて殺菌を
行う。胴部3bに照射された電子線2は、外面の殺菌を
行うとともに、壁厚tの側壁を透過して、胴部3bの電
子線照射窓1側の内面の殺菌を行う。電子線2の照射角
度Aが、上記した(1)及び(2)の要件を満たすよう
に設定されているので、胴部3bの側壁を透過した電子
線2が対向側の内面に達し、当該内面の殺菌を行う。ま
た、胴部3bの下方の側壁を透過した電子線2が、底部
3cの内面に達して、当該部分の殺菌を行う。
入射角と等しい角度Aで反射して底部3cの外面に照射
される。角度A又は距離dが上記(3)の条件を満たす
ように設定されているので、反射板5で反射した電子線
2が底部3cの外周側から底部3cの中心まで達するこ
とができる。上記の状態で、ボトル3を軸線Cの回りに
回転させる。これにより、電子線2がボトル3の内面及
び外面の全体にわたってまんべんなく照射され、確実に
殺菌が行われる。
形態の電子線殺菌装置を図5及び図6に示す。図5は、
本発明の第二の実施形態にかかる電子線殺菌装置の概略
図、図6は、図5のX方向矢視図である。なお、図5及
び図6では、第一の実施形態と同一部位及び同一部材に
は同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。ボトル
3は、ベルトコンベア等の第一の搬送ベルト6上に胴部
3bが載置されて、図5の紙面に直交する方向に搬送さ
れる。ボトル3の底部3c側には、第一の搬送ベルト6
に直交する第二の搬送ベルト7が配置され、第一の搬送
ベルト6の速度(V)よりも遅い速度(v)で、第一の
搬送ベルト6と同方向に移動している。
ト6上でボトル3の胴部3bを両側から支持するガイド
8が設けられている。ボトル3に接触するガイド8の接
触面は、第一の搬送ベルト6と第二の搬送ベルト7との
速度差(V−v)によってボトル3が自由に回転できる
ように、滑らかに仕上げられている。すなわち、ボトル
3は、ガイド8によって両側を支持された状態で、図6
中矢印に示す方向に回転しながら、第二の搬送ベルト7
と同速度で搬送されるわけである。
れ、ボトル3との位置関係を一定に保った状態で第二の
搬送ベルト7とともに移動する。上記構成の電子線殺菌
装置では、第一の搬送ベルト6及び第二の搬送ベルト7
によって、ボトル3が電子線照射窓1に対峙する殺菌処
理位置まで搬送される。この殺菌処理位置で、ボトル3
には電子線2が照射される。ボトル3は、第一の搬送ベ
ルト6及び第二の搬送ベルト7の速度差及びガイド8に
よって回転しながら前記殺菌処理位置を通過するが、こ
のとき、電子線2の照射によって、ボトル3の外面及び
内面の殺菌が行われる。この実施形態では、殺菌処理位
置で第二の搬送ベルト7を停止させ、第一の搬送ベルト
6のみを移動させることによって、ボトル3を当該殺菌
処理位置に留めたまま回転させて殺菌を行うことも可能
である。
てきたが、本発明は上記の実施形態により何ら限定され
るものではない。例えば、上記の実施形態では、容器と
して特にペットボトルを例に挙げて説明したが、本発明
は、ペットボトル以外の他の容器にも適用が可能であ
る。また、容器は、電子線を透過させることができるも
のであれば、透明に限らず半透明であってもよく、一部
又は全体に着色が施されていてもよい。特に、口部は、
外面及び内面に電子線を直接照射して殺菌を行うため、
透明又は半透明である必要はない。さらに、上記第二の
実施形態では、第一の搬送ベルト6と第二の搬送ベルト
7の速度差によってボトル3を回転させるものとして説
明したが、前記殺菌処理位置で軸線Cの周りにボトル3
を回転させることができるのであれば、回転手段は上記
のものには限定されない。
ので、容器の全体に電子線をむらなく照射させることが
でき、容器の全体を確実に殺菌することができる。しか
も、電子線の照射方向をボトルの照射部位によって変化
させる必要がないので、装置構成を簡素にすることがで
きるほか、一回の殺菌作業でボトルの内面及び外面の全
体を確実に殺菌することができるので、殺菌作業を短時
間に終了させることができる。
置の概略図である。
る。
3(b)は図3(a)の部分拡大図である。
る。
置の概略図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 容器の内面及び外面に電子線を照射して
殺菌を行う電子線殺菌装置において、 前記容器の軸線に対して所定角度方向から前記電子線を
前記容器に照射する電子線照射手段と、 前記容器を前記軸線の周りに回転させる回転手段とを有
し、 前記容器の口部内面の殺菌を、前記口部の開口から入射
させた前記電子線によって行い、底部を含む前記容器の
内面の殺菌を、主として、前記容器の胴部の側壁を透過
した電子線によって行うこと、 を特徴とする容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項2】 前記電子線の前記軸線に対する角度A
が、 tanA≦Dm/L (A:電子線の照射角度 L:口部の長さ Dm:口
部の開口径)であることを特徴とする請求項1に記載の
容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項3】 前記電子線の前記軸線に対する角度A
が、 t/sinA×ρ1+(P1+P2)/cosA×ρ2<0.
407E1.38 (t:容器の側壁の壁厚 E:電子線の加速電圧
H:容器の底部内面から電子線の照射部までの鉛直距離
ρ1:容器を構成する材料の密度 ρ2:空気の
密度 P1:電子線照射窓から容器の外面までの距離
P2:容器の一方の内面から他方の内面までの距
離)の要件を常に満たすものであることを特徴とする請
求項1又は2に記載の容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項4】 前記容器の底部側に前記電子線を前記底
部に向けて反射する反射部材を配置し、前記角度A又は
前記反射部材と前記底部との距離dが、 d×tanA≧Db/4 (Dbは底部の直径)の要件を満たすように設定されて
いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項5】 前記容器が、ペットボトルであることを
特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器の電子
線殺菌装置。 - 【請求項6】 前記壁厚tがt=0.2〜0.4mm、
容器の底部内面から電子線の照射部までの鉛直距離Hの
最大値が200〜350mmの範囲であることを特徴と
する請求項3に記載の容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項7】 前記容器に照射する電子線の加速電圧
が、300kV〜1MVであることを特徴とする請求項
1〜6のいずれかに記載の容器の電子線殺菌装置。 - 【請求項8】 容器の内面及び外面に電子線を照射して
殺菌を行う電子線殺菌方法において、 前記容器の軸線に対して所定角度方向から前記電子線を
前記容器に対して照射しながら前記容器を前記軸線の周
りに回転させ、 前記容器の口部内面の殺菌を、前記口部の開口から入射
させた前記電子線によって直接行い、前記容器の胴部内
面及び底部内面の殺菌を、主として、前記容器の胴部を
透過した電子線によって行い、前記容器の底部外面の殺
菌を、反射部材で反射させた電子線によって行うこと、 を特徴とする容器の電子線殺菌方法。
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JP2001007064A JP4714993B2 (ja) | 2001-01-15 | 2001-01-15 | 容器の電子線殺菌装置及び電子線殺菌方法 |
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Publications (2)
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JP2002211520A true JP2002211520A (ja) | 2002-07-31 |
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